JPH0743715Y2 - 変倍複写装置 - Google Patents

変倍複写装置

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JPH0743715Y2
JPH0743715Y2 JP1987031570U JP3157087U JPH0743715Y2 JP H0743715 Y2 JPH0743715 Y2 JP H0743715Y2 JP 1987031570 U JP1987031570 U JP 1987031570U JP 3157087 U JP3157087 U JP 3157087U JP H0743715 Y2 JPH0743715 Y2 JP H0743715Y2
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JP
Japan
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magnification
switch
lens
imaging lens
moving
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賢三 伊藤
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Casio Computer Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、変倍複写を可能とする電子写真複写機に係
り、特に変倍時に移動させる結像レンズの位置を記憶す
る位置記憶装置に関する。
〔従来技術〕
変倍複写が行える電子写真複写機には、1.2倍、0.8倍な
どの固定倍率の他に例えば0.7倍〜1.2倍の範囲で倍率を
1%ステップで設定可能ないわゆるズーム変倍装置が一
般化している。ズーム変倍装置は結像レンズをパルスモ
ータ等により位置移動し上記のように倍率を1%ステッ
プで設定を行えるようにしたものである。このような装
置の一例として特開昭60-250339号公報に開示されるよ
うな装置がある。ズーム変倍装置では各倍率毎にレンズ
位置センサーを有さないので、例えば等倍の位置にレン
ズ位置センサーを設け装置の電源投入時にこのセンサー
を利用して必ず等倍に設定している。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら上述のようなズーム変倍装置では、装置の
電源投入時には必ず等倍に設定されてしまうので、例え
ば特定の倍率のみで複写を行うオフイースでは装置の電
源投入の都度に倍率の設定を行わなければならない。
また、装置の生産時においても、等倍でピント調整を行
った後に適正な位置にレンズ位置センサーを取り付けな
ければならず、甚だ生産性を悪くするものであった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点に鑑み、ズーム変倍複写装置にお
いて装置の電源投入時にも電源遮断時の倍率を維持し、
更にレンズ位置センサーを不要とする変倍複写装置を提
供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、結像レンズの位置
移動及び原稿と感光体の相対速度の変更により変倍複写
を行う変倍複写装置において、手動入力に従い前記結像
レンズを第1の方向へ移動させる指示を行う第1のスイ
ッチと、手動入力に従い前記結像レンズを前記第1の方
向とは逆方向の第2の方向へ移動させる指示を行う第2
のスイッチと、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイ
ッチの指示に基づき前記結像レンズを移動制御手段から
出力されるパルス信号に従って前記第1の方向及び前記
第2の方向へ移動させる移動手段と、前記第1のスイッ
チ及び前記第2のスイッチの操作指示に基づいて移動さ
れた前記結像レンズの位置を不揮発性記憶手段に記憶さ
せる記憶指示手段と、倍率を設定する設定手段と、該設
定された倍率に応じた位置に前記結像レンズを前記移動
手段により移動させ、前記パルス信号が出力される都度
に前記結像レンズの位置情報を前記不揮発性記憶手段に
記憶させる制御手段とを有することを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第2図は変倍光学系の模式図である。同図において1は
原稿ガラスであり原稿を載置して矢印A方向に所定速度
で移動することにより走査露光を行う。2乃至5は反射
ミラーであり原稿の像を矢印B方向へ回転する感光体6
へ投影する。7は焦点距離が可変可能なズームレンズで
あり、等倍複写時には原稿ガラス1上の原稿位置Oと感
光体6上の結像位置Iとの距離O−Iの中間に位置す
る。ズームレンズ7は拡大複写時には7Aで示す方向に移
動され、縮小複写時には7Bで示す方向に移動される。今
原稿位置Oとレンズ主点間距離をa、レンズ主点と結像
位置I間距離をb、原稿ガラス1の移動速度をVA、感光
体6の周速をVB、倍率をmとすると、これらの関係は次
式で示される。
1/a+1/b=1/f ……(1) m=b/a ……(2) VA=VB/m ……(3) (但しfはズームレンズ7の焦点距離) すなわち、ある倍率mが指定された時はa、b、fを上
記(1)及び(2)式を満足するような値に変更しなけ
ればならない。今O−Iが936mm、等倍における焦点距
離fが234mmであるレンズを用いた場合の0.7倍〜1.2倍
の5%毎の各倍率に対する上記m、a、b、fを表1に
示す。
表1においてa0は等倍時の原稿位置Oとレンズ主点間距
離すなわち468mmであり、a−a0はズームレンズ7の等
倍位置に対する移動量を示すものである。+は第2図の
7A(拡大)の方向、−は7B(縮小)の方向への移動量で
ある。
第3図はズームレンズ7の移動装置を示すものである。
なお、焦点距離の変更機構は省略している。同図におい
てズームレンズ7は固定バンド8により架台9に固定さ
れている。架台9は摺動軸10を案内軸として移動自在に
構成され摺動軸10は軸受11、11により装置本体に固定さ
れている。架台9の他側は0.5mmピッチのネジが形成さ
れ、外周に同様に0.5mmピッチのネジが形成された駆動
軸12と螺合している。駆動軸12はモータ13の軸と結合さ
れ、軸受14により回転自在にしかも軸の長さ方向には移
動不可能に支承されている。
前記ネジは右ネジであり駆動軸12を図示R方向に回転す
ることによりズームレンズ7を縮小方向(第2図7B方
向)に移動させ、図示E方向に回転することにより拡大
方向(同7A方向)に移動させる。なお、R方向を正転、
E方向を逆転と定義する。
前記モータ13はパルスモータであり5パルスの入力で1
回転するように構成されている。従って、前記ネジのピ
ッチとの関係でモータ13に1パルスの入力があるとレン
ズ7は0.1mm移動することになる。
第1図はズームレンズ7の移動制御回路である。同図に
おいて15はCPUでありズームレンズ7の移動制御の他、
複写装置全体の制御を司どるが本考案に関係のない回路
は省略してある。16は不図示の操作パネルに設けられた
各種の操作キーであり、倍率設定を行うテンキーを含ん
でいる。オペレータはテンキーにより倍率をパーセント
で設定する。現在設定されている倍率及び新たに設定さ
れた倍率は表示器17にて表示され、オペレータに知らし
める。18、19、20はそれぞれRAM、ROM、EEPROMであり詳
しくは後述するが倍率変更における各種データを記憶し
ている。S1はモータ13を正転させる為のスイッチであり
1回押すごとにモータ13は1/5回転する。またS2はモー
タ13を逆転させる為のスイッチであり1回押すごとにモ
ータ13は同様に1/5回転する。S3はピント調整完了時に
操作するスイッチでありポートI2の入力によりCPU15は
ズームレンズ7が等倍位置にあることを認知する。モー
タ制御部21はポート00の出力がハイ(H)の時はモータ
13を正転させ、ロー(L)の時は逆転させる。ポート01
からはモータ13を回転させるためのパルス信号が出力さ
れモータ13は上述のように1パルス当り1/5回転する。
次にROM19に記憶された各倍率値に対するデータを表1
と同様5%ごとに示す。
表2は倍率を0.7倍(70%)から1.2倍(120%)まで1
%単位で51段階に変化させるときのROMアドレス及びROM
データ(何れも10進数)の関係を示すものである。すな
わち、テンキーにより120%の倍率が指定されたとき
は、CPU50はROM19のアドレス50を指定し、ROMデータ125
1を読み出す。ROMデータは、表1に示されるa−a0の数
値に対して、下記式より求めた数値を記憶している。
ROMデータ={(a−a0)+82.6}×10 ……(4) すなわち、0.7倍のROMデータをゼロとして、以後ズーム
レンズ7を0.1mm移動させるのに必要な距離ごとに数値
1を加えてある。例えば表1において0.7倍と0.75倍の
間のズームレンズ7の移動距離は−66.9−(−82.6)=
15.7mmであるので0.75倍に対するROMアドレス5にはROM
データ157が記憶されている。
以上の構成において、まず工場生産時における初期設定
方法について説明する。等倍複写においてレンズ7は、
原稿位置Oと結像位置Iの中心に位置させる必要があ
る。ところがO−Iの距離あるいはレンズ7の焦点距離
には若干のバラツキがあるので、レンズ7を微動させて
実際にピント及び倍率を確認しながらレンズ7の位置を
決定する必要がある。このためS1、あるいはS2を操作し
てレンズ7を微動させ、ピント及び倍率を調整する。ピ
ント及び倍率の調整が完了した時点でS3を押すことによ
りEEPROMに表2に示す等倍のROMデータ826が書き込まれ
る。
次に第4図のフローチャートにより倍率設定の動作を説
明する。まず装置の電源を投入すると(ST1)RAM18のエ
リアにEEPROM20のデータを書き込む(ST2)。工場出荷
後、初めて電源を投入したときは等倍であるデータ826
が書き込まれる。次にST3にて倍率の指定があった場合C
PU15は表2に示す倍率に対するROMアドレスを指定しROM
データをRAM18のエリア2に書き込む。今仮に、0.75倍
が指定されたとするとCPU15はROM19のアドレス5を指定
しROMデータ157をRAM18のエリア2に書込む。次にST5に
てRAM18のエリア1のデータからRAM18のエリア2のデー
タを減算する。上述の場合は826−157=+669となる。S
T6はST5の結果がゼロか否か判断するものであり、もし
ゼロであれば現在設定されている倍率と同じ倍率が指定
されたこととなりST3へリターンする。ST7ではST5の正
負判断を行いモータ13を正転させるか逆転させるかの判
断を行う。上述の場合は、+669であるので正であり(S
T7がY)ST8にてポートO0をHにしてモータ制御部21に
モータ13を正転させる指示を行う。すなわち、モータ制
御部21はレンズ7を縮小方向へ移動する制御を行う。も
しST5が負であればST7はNでありポートO0をLにしてレ
ンズ7を拡大方向へ移動する制御を行う。ST10、11では
ポートO1からST5で演算した結果の絶対値のパルスを出
力する。すなわち、669パルスを出力しモータ7は669÷
5=133.8回転正転し、レンズ7は669×0.1=66.9mm縮
小方向へ移動する。この移動量は表1の等倍及び0.75倍
のa−a0に示すように0−(−66.9)=66.9mmであるこ
とは勿論である。669パルスの出力が完了するとモータ1
3は停止し(ST13)、RAM18のエリア2のデータ(157)
をEEPROMに書込み(ST14)、同様にRAM18のエリア1に
も書込む(ST15)。なお、フローチャートには倍率表示
を省略したがフロー中の適宜な箇所、例えばST2、ST4あ
るいはST13のそれぞれ直後に行えばよい。
倍率設定完了後はEEPROM20に倍率データが記憶されてい
るので装置の電源を遮断した場合も倍率データは消える
ことがなく、電源の再投入時も遮断前の倍率を維持でき
る。またST10にて1パルス出力する都度にEEPROM20にデ
ータを書き込んでいけばズームレンズ7の移動中に電源
を遮断されても、再投入時にズームレンズ7の位置を正
確に確認できる。あるいはRAM18をバッテリーバックア
ップすればEEPROM20を不要として同様の効果が得られ
る。
本考案は上述の実施例に限ることなく例えばズームレン
ズに換えて固定焦点レンズを用いたズーム変倍機構にも
適用できる。この場合、レンズの位置移動と同時にミラ
ーを移動させてO−Iを変更すればよい。また、原稿台
移動に限らず光学系移動にも適用できることは勿論であ
る。また、モータ13の制御はエンコーダを用いたクロー
ズド制御であればより位置精度が正確になる。更に等倍
復帰スイッチを設け該スイッチがオンのときは電源投入
時に等倍に設定するようにしてユーザーの選択に任せて
もよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案の変倍複写装置によれ
ば、ズーム変倍複写機において装置の電源投入時にも等
倍に復帰する必要がなく電源遮断前の倍率を維持するこ
とができる。更に光学系のレンズ位置センサーも不要と
なるので機構が簡単で安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のズームレンズの移動制御回路図、 第2図は等倍光学系の模式図、 第3図はズームレンズの移動装置を示す図、 第4図はズームレンズ移動のフローチャートである。 6……感光体、7……ズームレンズ、9……架台、12…
…駆動軸、13……モータ、15……CPU、16……操作キ
ー、18……RAM、19……ROM、20……EEPROM、21……モー
タ制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】結像レンズの位置移動及び原稿と感光体の
    相対速度の変更により変倍複写を行う変倍複写装置にお
    いて、 手動入力に従い前記結像レンズを第1の方向へ移動させ
    る指示を行う第1のスイッチと、 手動入力に従い前記結像レンズを前記第1の方向とは逆
    方向の第2の方向へ移動させる指示を行う第2のスイッ
    チと、 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの指示に基
    づき前記結像レンズを移動制御手段から出力されるパル
    ス信号に従って前記第1の方向及び前記第2の方向へ移
    動させる移動手段と、 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの操作指示
    に基づいて移動された前記結像レンズの位置を不揮発性
    記憶手段に記憶させる記憶指示手段と、 倍率を設定する設定手段と、該設定された倍率に応じた
    位置に前記結像レンズを前記移動手段により移動させ、
    前記パルス信号が出力される都度に前記結像レンズの位
    置情報を前記不揮発性記憶手段に記憶させる制御手段と
    を有することを特徴とする変倍複写装置。
JP1987031570U 1987-03-04 1987-03-04 変倍複写装置 Expired - Lifetime JPH0743715Y2 (ja)

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JP1987031570U JPH0743715Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04 変倍複写装置

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JPS63138535U JPS63138535U (ja) 1988-09-12
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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713859A (en) * 1980-06-30 1982-01-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Facsimile equipment
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JPS63138535U (ja) 1988-09-12

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