JPH0431478Y2 - - Google Patents

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JPH0431478Y2
JPH0431478Y2 JP7409888U JP7409888U JPH0431478Y2 JP H0431478 Y2 JPH0431478 Y2 JP H0431478Y2 JP 7409888 U JP7409888 U JP 7409888U JP 7409888 U JP7409888 U JP 7409888U JP H0431478 Y2 JPH0431478 Y2 JP H0431478Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は空気調和機用の加湿装置及び加湿装置
付き空気調和機に関する。
[従来技術とその欠点] 冬季の空気乾燥等を考慮し、空気調和機には加
湿装置が内蔵されている。
この加湿装置は加熱器や冷却器等の熱交換器の
後流に配設してあり、その加湿方法を第7図にも
とづいて説明する。
加湿装置付き空気調和機24本体の空気流入口
25側に加熱器26及び冷却器27を、空気流出
口28に送風機29を設けておき、加熱器26及
び冷却器27の後流に化学繊維系の材でできたエ
リミネータ30を配し、給水管31によつて給水
された水を、熱交換器側からエリミネータ30へ
噴霧ノズル32にて噴霧する。
噴霧ノズル32から噴霧された微細な水滴はエ
リミネータ30へ至り、下方へ流下しながらその
表面上で気化して空気流に混入し、空気を加湿す
る。
また、エリミネータ表面で蒸発しなかつた余剰
水分はそのまま流下し、エリミネータ下端からド
レンパン33へ滴下して、排水管34から空気調
和機外へ排出される。
なお、給水管の途中に設けた弁35を閉じるこ
とにより、空気への加湿を中止し、そのまま空気
調和機の運転を続けることも可能である。
従来の加湿装置付き空気調和機は上述したよう
なものであり、空気調和機用加湿装置には通常水
道水が用いられているが、水道水には微量のシリ
カやカルシウム等の不純物が含まれており、それ
ら不純物はエリミネータに付着残留するため、エ
リミネータの乾燥時に送風機を運転させると、エ
リミネータ表面に析出した不純物が飛散し、空気
流に混入したまま空気調和機から吐出されてしま
い、いわゆる白い粉が飛ぶ現象が発生してしま
う。
[本考案の目的] 本考案は、空気調和機に用いる加湿装置におい
て、析出した水道水中の不純物が空気調和機外へ
吐出されない、空気調和機用加湿装置及び加湿装
置付き空気調和機を提供できるようにした。
[手段] 本考案に係る空気調和機用加湿装置は、空気の
流入口及び流出口を有するケーシングの通風路に
加湿エレメントを設け、この加湿エレメント下部
に排水管を有するドレンパンを配するとともに、
ヒータを内蔵する水槽から前記加湿エレメントへ
水を供給するポンプと、この水槽へ水を供給する
給水管とを備え、しかもこの給水管の途中に設け
た開閉弁を制御する開閉器と、この開閉器と同時
に作動する遅延タイマとを有し、この遅延タイマ
によつて一定時間後に作動する送風機を前記ケー
シングの流入口又は、流出口に設けた構成として
あり、本考案に係る加湿装置付き空気調和機は、
空気の入口及び流流出口を有するケーシングの通
風路に熱交換器を配し、空気の流入口又は流出口
に送風機を設けた空気調和機において、熱交換器
の後流に前記(1)項記載の空気調和機用加湿装置を
設けた構成としてある。
[作用] 本考案においては、空気調和機に設ける加湿装
置をケーシングに納めたので、熱交換器から直後
空気流出口へ至る通風路と、熱交換器から加湿装
置を経て流出口へ至る通風路とができる。
また、加湿装置を作動させる際には、給水ポン
プが作動してから一定時間の後に、加湿装置の送
風機が作動するようにしてあるので、送風機の作
動までに加湿エレメントが十分に湿潤する。
更に、給水管から供給された水は、ヒータを設
けた水槽を経て加湿エレメントへ至るので、水槽
内で加熱された温水を加湿エレメントへ供給す
る。
[本考案の実施例] 次に、本考案の一実施例を第1図乃至第6図に
基づいて詳細に説明する。
符号1は本考案に係る加湿装置本体であり、空
気流入口2と空気流出口3を有するケーシング5
の、例えば空気流入口2に送風機4を設けてあ
る。
そして、例えば電磁弁6をその途中に設けた給
水管7にて、加湿用の水道水を加湿装置1内の例
えば空気流出口3の手前に配設した加湿パン8へ
供給できるようにしてある。
その加湿パン8内にはヒータ9を設けてあると
ともに、例えば空気流入口2側の側面に取り付け
たバイパス管10にてポンプ11の吸入口と接続
してある。
そのポンプ11の吐出口には水供給管12を例
えば上方へ垂直に取り付け、しかもその上部は加
湿装置1内の例えば上方で通風路に対して直交す
るように側方に伸びた水供給管上部12aを形成
しており、その終端部は閉口端としてある。
この水供給管上部12aからは、多数の出水孔
13を周面に有する給水枝管14を、例えば空気
流出口2側へ水平に多数設けてあり、例えば耐水
性に優れた下織布の如き材で布状に形成した加湿
エレメント15を各給水枝管14の軸方向周面に
巻き掛けて、給水枝管14の周面が加湿エレメン
ト15に包み込まれるようにしてある。
給水枝管14を包み込んだ加湿エレメント15
は、そのまま両内側面を貼り合わせて鉛直方向へ
板状に垂下させ、しかもその側辺15aが側辺1
5bよりも例えば長くなるように、底辺15cを
斜めにカツトしてある。
この、加湿エレメント15の下部には、排水管
16を接続したドレンパン17が設けてある。
加湿装置の制御回路は、例えば第6図に示すよ
うなものであり、加湿装置の起動スイツチSを閉
じると、例えば電磁リレーMCと時限リレーTR
が通電するように接続してある。
また、電磁弁6の開閉スイツチとなる電磁リレ
ーのa接点r1、ポンプ及びヒータそれぞれの作
動スイツチとなるr2,r3は、電磁リレーMC
の通電と同時に閉じられ、時限リレーTRはその
通電後、一定時間経過してから時限リレーのa接
点tを閉じるようにしてあり、しかもその時限リ
レーTRのa接点tが閉じると送風機Bが作動す
るように接続してある。
符号18は本考案に係る加湿装置付き空気調和
機であり、空気流入口19の後流に例えば加熱器
20a及び冷却器20bを支持台21aにて取り
付け、空気流出口22に空気調和機用送風機23
を設けてあり、冷却器20bと空気調和機用送風
機23との間の空間の適所に、加湿装置1を支持
台21bにて加湿装置付き空気調和機18本体に
設置してある。
上記のように構成した、本考案に係る加湿装置
及び加湿装置付き空気調和機において、加湿装置
1を作動させずに空調運転を行うとき、流入口1
9から入つて加熱器20aや冷却器20bにより
熱交換された空気は、空気調和機用送風機23へ
直接至る通風路Aを通つて、空気調和機用送風機
23から吐出される。
次に、加湿装置の起動スイツチSを閉じると、
電磁リレーMCのa接点r1,r2,r3が閉じ
て電磁弁6を開くとともにポンプPとヒータHを
作動させて、給水管7から加湿パン8内へ供給さ
れた水道水をヒータ9によつて加熱し、その加熱
された温水をポンプ11にて水供給管12から各
給水枝管14へ供給し、出水孔13から漏れ出し
た温水によつて加湿エレメント15を湿潤させ
る。
また、加湿エレメント15が十分湿るのに必要
な一定時間の経過後にa接点tを閉じるようにし
てある時限リレーTRは、加湿装置の起動スイツ
チSを閉じると同時にカウントを開始し、前記一
定時間の経過後にa接点tを閉じて送風機Bを作
動させる。
加湿装置用送風機4の作動後、空気流は通風路
A,B両方に分かれ、Bの通風路を通る空気流は
加湿装置1内を通過中に、加湿エレメント15の
表面で蒸発した水分及び加湿パン内の温水の表面
蒸発による蒸気の混入により、高温度の湿り空気
となつて加湿装置から吐出され、通風路Aを通つ
た空気と混じり合つて適度な加湿空気となる。
加湿エレメント15を流下中に蒸発しなかつた
余分な水は加湿エレメント15の下部まで流れて
ゆき、斜めにカツトしてある加湿エレメントの底
辺15cの最下部へと集中流下してドレンパン1
7へ滴下し、排水管16から外部へ排出される。
なお、加湿パンで加熱された温水の温度は60〜
80℃が望ましく、そのようにヒータ加熱と給水量
が調節してある。
[効果] 本考案に係る空気調和機用加湿装置及び加湿装
置付き空気調和機は、流入口と流出口を有するケ
ーシングに加湿装置を納めて空気調和機内に設置
するので、熱交換器を抜けて流出口に直接至る通
風路と、熱交換器を抜けて加湿装置内を経て流出
口に至る通風路とができる。
これによつて、加湿装置の作動しない時の空気
流は前者の通風路を通つて空気調和機外へ吐出さ
れることになり、加湿エレメント表面に析出した
水道水の不純物は空気流に混入せず、したがつて
白い粉のまじつた空気を吐出することはない。
また、加湿装置を作動させる際には、まず給水
によつて加湿エレメントを十分に湿潤させ、エレ
メント表面に析出した水道水中の不純物を再び水
道水中に溶解させた後に、送風機が作動するよう
にしてあるので、この時にも白い粉を吐出するこ
とはない。
更に、加湿エレメントへ供給する水は加湿パン
で加熱されているので、加湿エレメント表面での
蒸発量が大であり、しかも加湿パン内の温水表面
から表面蒸発する蒸気も空気流に混入するので、
高温度の湿り空気が得られる。
なお、空気調和機用送風機の出力が特に大であ
つたり、加湿装置の流入口、流出口が空気調和機
の通風路に比して大であつたりして、加湿装置の
停止中にも装置内へ空気流が流れ込む場合には、
加湿装置内の通風路が空気調和機の通風路と平行
にならぬよう、角度をつけて加湿装置を設置すれ
ば、加湿装置内への空気の流入を防ぐことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る加湿装置の正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第2図の
−線拡大断面図、第4図は第2図の−線
断面図、第5図は本考案に係る加湿装置付き空気
調和装置の概略図、第6図は加湿装置の起動制御
回路図、第7図は従来の加湿装置付き空気調和機
の概略図である。 図中、1……加湿装置、2……空気流入口、3
……空気流出口、4……加湿装置用送風機、5…
…ケーシング、6……電磁弁、7……給水管、8
……加湿パン、9……ヒータ、10……バイパス
管、11……ポンプ、12……水供給管、12a
……水供給管上部、13……出水孔、14……給
水枝管、15……加湿エレメント、15a,15
b……側辺、15c……底辺、16……排水管、
17……ドレンパン、18……空気調和機、19
……空気流入口、20a……加熱器、20b……
冷却器、21a,21b……支持台、22……空
気流入口、23……空気調和機用送風機、24…
…加湿装置付き空気調和機、25……空気流入
口、26……加熱器、27……冷却器、28……
空気流出口、29……送風機、30……エリミネ
ータ、31……給水管、32……噴霧ノズル、3
3……ドレンパン、34……排水管、35……
弁、A,B……通風路、S……加湿装置起動スイ
ツチ、MC……電磁リレー、r1,r2,r3…
…電磁リレーのa接点、TR……時限リレー、t
……時限リレーのa接点、P……ポンプ、H……
ヒータ、B……送風機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 空気の流入口及び流出口を有するケーシング
    の通風路に加湿エレメントを設け、この加湿エ
    レメント下部に排水管を有するドレンパンを配
    するとともに、ヒータを内蔵する水槽から前記
    加湿エレメントへ水を供給するポンプと、この
    水槽へ水を供給する給水管とを備え、しかもこ
    の給水管の途中に設けた開閉弁を制御する開閉
    器と、この開閉器と同時に作動する遅延タイマ
    とを有し、この遅延タイマによつて一定時間後
    に作動する送風機を、前記ケーシングの流入口
    又は流出口に設けた空気調和機用加湿装置。 (2) 空気の流入口及び流出口を有するケーシング
    の通風路に熱交換器を配し、空気の流入口又は
    流出口に送風機を設けた空気調和機において、
    熱交換器の後流に前記(1)項記載の空気調和機用
    加湿装置を設けた加湿装置付き空気調和機。
JP7409888U 1988-06-03 1988-06-03 Expired JPH0431478Y2 (ja)

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