JPH0235953Y2 - - Google Patents

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JPH0235953Y2
JPH0235953Y2 JP11203783U JP11203783U JPH0235953Y2 JP H0235953 Y2 JPH0235953 Y2 JP H0235953Y2 JP 11203783 U JP11203783 U JP 11203783U JP 11203783 U JP11203783 U JP 11203783U JP H0235953 Y2 JPH0235953 Y2 JP H0235953Y2
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JP
Japan
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ruler
notch
flint
square
center line
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JP11203783U
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JPS6019635U (ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は木造建造物における土台又は梁等の
直交角材の隅部に火打材を取付ける加工で使用す
る定規に関する。
〔従来技術〕
従来より、第4図に示すように、木造建造物に
おいて、土台又は梁等をなす直交角材Aに対し、
その内側隅部に火打材Bを傾斜して掛け渡し状に
取着することが行われている。
ここで使用される火打材Bはその両端を尖端
B′に加工し、これを直交角材Aの内側面に設け
た切込み部A′に嵌合し、火打材両端部において
固定用ボルトCによつて結合するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来より、上記するような直交角材に対して火
打材を取付けるのに、火打材両端部の尖端加工
は、火打材の形状に合わせた型板を作つてこの型
板を使用して加工することもあるが、角材面に火
打材端部が嵌合する切込み部を加工したり、固定
ボルト挿通孔の位置決めには、その一つ一つを寸
法を採つて加工する手法が採られているために、
作業は煩雑なものである。
この考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、直交角材に対する火打材の取付け加工が簡単
にできるようにした便利な定規を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、外形を火打材上面形状に合致させ
た透明板からなる定規であつて、火打材面に対し
て固定ボルト挿通孔の中心線を罫書くボルト孔中
心線罫書き用切欠きを定規端部両縁に相対して設
け、該定規を直交角材上面に置き、定規内側縁を
角材内側縁に合致させた状態で両方の角材中心線
に合致する基線を定規面に設け、角材内側面に対
して火打材端部が嵌合する切込み部を罫書く切込
み部罫書き用切欠きと、角材に対して固定ボルト
挿通孔の穿孔位置を決める穿孔位置決め用切欠き
を定規内側縁にそれぞれ設けたことを特徴とする
火打材用定規にある。
〔作用〕
この考案によれば、火打材に対しては、火打材
上面に定規を置き、定規端部に合わせて火打材両
端を尖端加工する。また、定規のボルト孔中心線
罫書き用切欠きに従つて火打材面にボルト孔中心
線を罫書き、このボルト孔中心線に合わせて固定
ボルト挿通孔を穿孔する。
直交角材に対しては、定規を角材端部上面に置
き、定規の内側縁を角材内側縁に合致させると共
に、定規面の基線を両方の角材中心線に合致さ
せ、切込み部罫引き用切欠きに従つて切込み部を
罫引き、これに従つて角材内側面に切込み部を加
工する。また、穿孔位置決め用切欠きに従つて固
定ボルト挿通孔の穿孔位置を決め、これに従つて
角材側面を直角に横切る方向にボルト挿通孔を穿
孔する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の定規の平面図である。
定規1は厚さ5mm程度のアクリル等の透明な合
成樹脂板材からなり、外形を火打材上面形状に合
致させたもので、火打材Bの尖端B′に合わせて
両端2を尖端に形成し、火打材Bに対して固定用
ボルト孔の中心線を罫書くボルト孔中心に線罫書
き用切欠き3を定規端部両縁に相対して設け、こ
の切欠き3の縁3′に合わせて定規面を斜めに横
切る直線3aが引いてある。
角材加工のために、定規1を角材A上面に置
き、定規内側縁1′を角材内側縁に合致させた状
態で直交する両方の角材中心線0(第3図)に合
致する基線4,5を定規面に設け、また、角材面
に火打材Bの尖端B′が嵌合する切込み部A′を罫
書くための切込み部罫書き用切欠き6と、固定ボ
ルト挿通孔の穿孔位置を位置決めする穿孔位置決
め用切欠き7を定規内側縁1′にそれぞれ設けら
れ、この穿孔位置決め用切欠き7の縁7′に合わ
せて定規内側縁1′に直角をなす直線7aが引い
てある。
次に上記構成からなるこの考案の定規1の使用
態様について説明する。
火打材Bの加工では第2図に示すように、火打
材B上面に定規1を置き、該定規1の端部2の形
状に合わせて火打材端部を尖端B′に加工する。
また、定規1のボルト孔中心線罫書き用切欠き
3に従つて火打材B面にボルト孔中心線を罫書
き、このボルト孔中心線に合わせて固定ボルトC
の挿通孔を穿孔する。
直交角材Aの加工では第3図に示すように、定
規1を片方の角材A上面に置き、定規内側縁1′
を角材内側縁に合致させると共に、定規面の基線
4,5を両方の角材中心線0に合致するようにし
て切込み部罫引き用切欠き6に従つて切込み部
A′を罫引き、これに合わせて角材内側面に火打
材端部が嵌合する切込み部A′を加工する。
また、定規内側縁1′の穿孔位置決め用切欠き
7に従つてボルト孔中心を位置決めし、これに合
わせて固定ボルトCの挿通孔を穿孔する。
尚、他方の角材Aに対する加工は定規1を裏返
して上記と同要領の下で行う。
〔効果〕
上述したこの考案の定規によれば、火打材の加
工には定規の全体形状とボルト孔中心線罫書き用
切欠きを用い、直交角材の加工には、定規面の基
線と定規内側縁に設けた切込み部罫引き用切欠き
及び穿孔位置決め用切欠きを用いることによつて
必要とされる全ての加工を正確に出来るから、直
交角材に対する火打材の取付け作業が能率良く簡
単確実にできる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の定規の平面図、第2図は火
打材への使用状態を示す平面図、第3図は角材へ
の使用状態を示す平面図、第4図は直交角材と火
打材の取付け構成を示す斜視図である。 1……定規、2……端部、3……ボルト孔中心
線罫書き用切欠き、4,5……基線、6……切込
み部罫書き用切欠き、7……穿孔位置決め用切欠
き、A……角材、B……火打材、C……固定用ボ
ルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外形を火打材上面形状に合致させた透明板から
    なる定規であつて、火打材面に対して固定ボルト
    挿通孔の中心線を罫書くボルト孔中心線罫書き用
    切欠きを定規端部両縁に相対して設け、該定規を
    直交角材上面に置き、定規内側縁を角材内側縁に
    合致させた状態で両方の角材中心線に合致する基
    線を定規面に設け、角材内側面に対して火打材端
    部が嵌合する切込み部を罫書く切込み部罫書き用
    切欠きと、角材に対して固定ボルト挿通孔の穿孔
    位置を決める穿孔位置決め用切欠きを定規内側縁
    にそれぞれ設けたことを特徴とする火打材用定
    規。
JP11203783U 1983-07-19 1983-07-19 火打材用定規 Granted JPS6019635U (ja)

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JP11203783U JPS6019635U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 火打材用定規

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JP11203783U JPS6019635U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 火打材用定規

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Publication Number Publication Date
JPS6019635U JPS6019635U (ja) 1985-02-09
JPH0235953Y2 true JPH0235953Y2 (ja) 1990-10-01

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