JPH0741992B2 - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

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JPH0741992B2
JPH0741992B2 JP3127078A JP12707891A JPH0741992B2 JP H0741992 B2 JPH0741992 B2 JP H0741992B2 JP 3127078 A JP3127078 A JP 3127078A JP 12707891 A JP12707891 A JP 12707891A JP H0741992 B2 JPH0741992 B2 JP H0741992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気浮上搬送装置に関
し、特に、半導体製造工場などに設置されるような磁気
浮上搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体製造基準の進歩に伴い、超
LSI素子パターンの微細化がさらに進み、極めてクリ
ーン度の高い真空内製造設備が強く要求されてきてい
る。特に、16Mbit以上のDRAM製造工程におい
ては、ダストフリーであることが絶対条件である。しか
し、直線方向の搬送が不可欠である製造設備において、
摩擦,摩耗による塵埃の発生を防ぐことは、非常に困難
である。
【0003】一方、磁気浮上搬送装置は、磁力による非
接触の支持であるため、塵埃の発生はなく、潤滑媒体も
不要である。このため、極めてクリーン度の高い搬送装
置として注目されている。
【0004】図5は従来の磁気浮上搬送装置の縦断面図
である。図5を参照して、レール20上を浮上しながら
可動子17が走行する。可動子17はレール20の左右
下面に対向するように設けられた複数の浮上用電磁石2
3と、レール20とのギャップを検出する複数の変位セ
ンサ21と、レール20の側面に対向するように設けら
れた複数の案内用電磁石19と、図示しない案内用変位
センサの出力により浮上用電磁石23および案内用電磁
石19をフィードバック制御する制御回路18と、バッ
テリ22とを含む。
【0005】上述のごとく構成された従来の磁気浮上搬
送装置は,浮上用電磁石23によって可動子17がレー
ル20上を浮上しながら案内用電磁石19によって案内
され、図示しないリニアモータによって走行する。
【0006】しかしながら、図5に示した従来の磁気浮
上搬送装置においては、浮上用電磁石23は積層珪素鋼
板によって構成されており、モールド材やコード類など
の高分子材料が装置の外部に露出しており、高真空中に
おいてはガス放出による汚染が問題となる。さらに、制
御回路18を構成する電子回路やバッテリ22などを載
置しているため、高真空を得るために必要なベーキング
には耐えることができないという問題点がある。
【0007】そこで、上述の問題点を解消するために、
浮上用電磁石23や変位センサヘッド21などやコード
類などのガス発生源となるものをすべて固定子側に配置
し、それから発生するガスを封止するために、固定子の
表面にSUSの薄板を蝋付けしてキャン構造とし、かつ
可動子17側には電磁石継鉄やセンサターゲット類のみ
を配置する構成が考えられる。
【0008】図6および図7は電磁石やセンサなどを固
定子側に配置した従来の磁気浮上搬送装置におけるレー
ルと電磁石などの配置図であり、特に、図6は案内方向
とヨーイング方向の支持方法を説明するための平面図で
あり、図7は進行方向に対して直角方向の断面図であ
る。
【0009】図7を参照して、固定子36a,36bは
一定の間隔を隔てて対向するように配置され、固定子3
6aと36bとの間を可動子24が浮上しながら走行す
る。一方の固定子36aには可動子24に対向するよう
に、上下に案内用電磁石27a,27bが配置され、こ
れらの案内用電磁石27a,27bに対向するように、
可動子24には電磁石継鉄28が設けられる。他方の固
定子36bには可動子24に対向するように、上下に案
内用センサ30a,30bが設けられ、案内用センサ3
0aと30bとの間には、案内用永久磁石レール31が
設けられる。可動子24には、案内用センサ30aと3
0bとに対向するように案内用センサターゲット29
a,29bが設けられ、案内用センサターゲット29a
と29bとの間には吸引用永久磁石32と反発用永久磁
石33とが設けられる。可動子24の上部下面には反発
用永久磁石25a,25bが設けられ、これらの反発用
永久磁石25a,25bに対向するように、固定子36
aには浮上用永久磁石26aが設けられ、固定子36b
には浮上用永久磁石26bが設けられる。固定子36a
と36bとの下部にはモータコイル34が設けられ、こ
れに対向するように可動子24にモータ界磁用永久磁石
35が設けられる。
【0010】上述のごとく構成された磁気浮上搬送装置
において、案内方向の支持は可動子24の側面の一方が
案内用永久磁石レール31と吸引用永久磁石32によっ
て吸引され、可動子24の側面の他方が案内用電磁石2
7の磁気吸引力を制御することによって行なわれる。ヨ
ーイング方向は可動子24の進行方向の前後端に配置し
た反発用永久磁石33と案内用永久磁石レール31との
間に働く反発力で受動的に支持される。また、浮上方向
とピッチング方向の支持は浮上用永久磁石レール26と
反発用永久磁石25との間での反発力によってなされ
る。ローリング方向の支持は、側面の上下に配置された
案内用電磁石27a,27bの磁気吸引力を制御するこ
とによって行なわれる。上述の磁気浮上搬送装置は、永
久磁石による受動的な支持を採用しているため、電磁石
による能動的な制御軸数を減少でき、可動子24の進行
方向位置によって駆動する電磁石を切換えていく動作を
簡略化できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図6および図7に示した磁気浮上搬送装置においては、
電磁石継鉄28とセンサターゲット29との位置が接近
しており、案内用電磁石27による磁束がセンサターゲ
ット29までおよび、センサ出力に干渉を及ぼすという
問題点があった。また、吸引用永久磁石32による受動
剛性が弱いために、安定な浮上を行なうことができなか
った。
【0012】それゆえに、この発明の主たる目的は、受
動剛性を強くでき、安定に浮上し得る磁気浮上搬送装置
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上段と下段と
からなる固定子と、固定子の上段をまたぐように走行す
る可動子とを含む磁気浮上搬送装置であって、固定子の
上段の上部にはリニアモータ用コイルが設けられるとと
もに、リニアモータ用コイルの両側に進行方向に沿って
複数の浮上用センサヘッドが設けられ、固定子の上段の
下部には複数の浮上用センサヘッドの切換タイミングを
検出するための切換用センサヘッドと、リニアモータ位
置決め用センサヘッドとが設けられるとともに、切換用
センサヘッドとリニアモータ位置決め用センサヘッドと
の両側に進行方向に沿って延びるようにレールが設けら
れ、固定子の下段の上部には浮上制御用電磁石が設けら
れる。
【0014】可動子の上部にはリニアモータ用コイルに
対向するようにリニアモータ界磁用永久磁石が設けられ
るとともに、浮上用センサターゲットに対向するように
センサターゲットが設けられ、可動子の下部にはレール
に対向するように浮上用永久磁石が設けられる。可動子
は浮上用永久磁石の磁力により浮上しかつ浮上用センサ
ヘッドの検出出力に応じて、浮上制御用電磁石が制御さ
れて可動子と固定子との間のギャップが一定にされ、各
電磁石およびセンサヘッド類が配置された固定子の表面
がステンレスの薄板が蝋付けされてキャン構造とされ
る。
【0015】
【作用】この発明にかかる磁気浮上搬送装置は、固定子
の上段の上部に設けられている浮上用センサによって可
動子とのギャップが検出され、そのギャップが一定とな
るように固定子の下段の上部に設けられている浮上制御
用電磁石が制御され、切換用のセンサヘッドによって検
出された切換タイミングで複数の浮上用センサヘッドが
順次切換えられる。固定子側のリニアモータ用コイルと
可動子側のリニアモータ界磁用永久磁石との駆動力で可
動子が固定子から浮上しながら走行する。
【0016】
【発明の実施例】図1はこの発明の一実施例の縦断面図
であり、中央より左図Iと右図IIを進行方向に位置を
ずらして示す。
【0017】図1において、磁気浮上搬送装置は、可動
子1と固定子の上段2aと中段2bと下段2cとから構
成されている。可動子1は基材がSUS304あるいは
SUS316Lからなっており、その上部の中央部には
ヨーク3とリニアモータ界磁用永久磁石4とが設けら
れ、これらの左側にはセンサターゲット5が設けられて
いる。可動子1の下部左上側には浮上制御切換用センサ
ターゲット14が設けられ、下部右上側にはリニアモー
タ位置決め用センサターゲット13と浮上用永久磁石1
2とが設けられている。可動子1の下部左下側には浮上
制御用電磁石継鉄15が設けられる。
【0018】一方、固定子の上段2aと中段2bと下段
2cは可動子1と同様にして、SUS304あるいはS
US316で構成されている。固定子の上段2aの上部
には可動子1のリニアモータ界磁用永久磁石4に対向す
るようにヨーク8と、これに巻回されたリニアモータ用
コイル7とが設けられ、その左側には可動子1のセンサ
ターゲット5に対向するように、浮上用センサヘッド6
が設けられる。固定子の上段2aの下部左側にはレール
となる浮上用永久磁石継鉄11とその右側に可動子1の
浮上制御切換用センサターゲット14に対向するように
浮上制御切換用センサヘッド10が設けられる。
【0019】固定子の上段2aの下部右側には可動子1
の浮上用永久磁石12に対向するように、浮上用永久磁
石継鉄11が設けられ、その左側にはリニアモータ位置
決め用センサヘッド9が設けられる。
【0020】なお、リニアモータ,センサ類のコイル、
モールド材から発生するガスを封止するために、それぞ
れの表面にはSUS304などの薄板が蝋付けされ、ス
キャン構造とされる。
【0021】固定子の下段2c上部には、浮上制御用電
磁石継鉄15に対向するように浮上制御用電磁石16が
設けられている。固定子の下段2cも固定子の上段2a
と同様にしてキャン構造とされる。
【0022】図2は図1に示した浮上用センサヘッド6
とセンサターゲット5の進行方向における配置を示す図
である。
【0023】図1に示したセンサターゲット5と浮上用
センサターゲット6とからなる浮上用センサは、各壁の
SUS板を通して可動子1の浮上位置を検出しなければ
ならないので、搬送波数10kHz程度のリラクタンス
式センサが用いられる。可動子1の前後左右に合計4個
のセンサターゲット5a,5a,5b,5bが配置され
る。センサヘッド6は長形のものが進行方向に沿って左
右に複数個6a,6b,6c…が連続して配置される。
前部のセンサターゲット5a,5bの間隔は、その間に
センサヘッド6が少なくとも1個以上入るようにされ
る。センサヘッドコア,センサターゲットの材質は、渦
電流の影響を少なくするために、固有抵抗が大きくかつ
高周波透磁率の優れたフェライト材が使用される。
【0024】図3は進行方向における浮上用永久磁石と
浮上制御用電磁石継鉄と浮上制御用電磁石と浮上用永久
磁石継鉄との配置を示す図である。図3を参照して、浮
上用永久磁石12a,12bと浮上制御用電磁石継鉄1
5a,15bとは前後に位相ずらして並べられ、それぞ
れ可動子1の前後左右4か所に配置される。浮上用永久
磁石継鉄11は進行方向に切れ目なく連続に施設され
る。浮上制御用電磁石16は長形のものを左右に複数個
16a,16b,16c…が連続して配置され、浮上制
御用電磁石継鉄15の間隔は、その間に浮上制御用電磁
石16が少なくとも1個入るようにされる。前述の浮上
用センサターゲット5と浮上制御用電磁石継鉄15の可
動子1上における進行方向の位置は同じであり、浮上用
センサヘッド6と浮上制御用電磁石16の1個あたりの
長さは同じ寸法であり、進行方向に対する位相関係も同
じ、つまりエッジが揃えられている。
【0025】次に、この発明における磁気浮上搬送装置
の制御方式について説明する。まず、固定子の上段2a
に進行方向に沿って複数個配置された浮上制御切換用セ
ンサヘッド10によって、可動子1に取付けられている
浮上制御切換用センサターゲット14が検出され、可動
子1の位置が検知される。なお、このセンサはミニチュ
アポット型リラクタンス式センサである。
【0026】次に、可動子1の位置に応じて、複数個の
浮上用センサ信号の中から必要な信号のみが図示しない
マルチプレクサによって選択される。これらの信号は中
枢の制御回路に与えられ、演算処理されて制御信号が作
成される。デマルチプレクサにより、複数個の電磁石の
うち駆動すべきいくつかの電磁石のアンプ部にのみ信号
が与えられる。可動子1は浮上用永久磁石12によって
上方向に吸引され、一方制御用電磁石16によって下方
向への吸引力が働くようになっているので、この電磁石
の吸引力を制御することによって、浮上方向,ピッチン
グ方向,ローリング方向の制御を行なうことができる。
案内方向とヨーイング方向は、浮上用永久磁石12と浮
上用永久磁石継鉄11と浮上制御用電磁石16と浮上制
御用電磁石継鉄15とのスタガ力によって、受動的に制
御される。すなわち、基本的には、能動三軸制御方式で
ある。
【0027】可動子1の進行方向への駆動,位置決めは
ユニット化が容易であり、かつ磁気浮上制御系への外乱
を少なくできるという点で、コアレスDCブラシレスリ
ニアモータが適用される。可動子1にはリニアモータ界
磁用永久磁石4とヨーク3とが配置され、固定子2には
空芯コイル7とヨーク8とが配置されている。ブラシレ
スモータの場合、通常は通電タイミング用の位置検出素
子としてホールICなどが各コイルごとに取付けられる
が、ベーキング時における耐熱性が問題であり、かつ多
数個必要であるため、この実施例では用いられていな
い。
【0028】また、この実施例においては、可動子1に
能動部品を一切置かないという構成上、進行方向に絶対
位置を測定できるセンサは限られてくる。さらに、高温
かつ真空環境で使用できるものは現在見当たらない。そ
こで、駆動,位置決め制御をどのようにするかである
が、通常の駆動は通電タイミングをチャート化したもの
をコンピュータに入力しておき、原点復帰後それに従っ
て各モータコイルに通電を行ない、搬送波を形成して駆
動する。位置決めは予め設定した位置に位置決めセンサ
ヘッドを埋設しておき、可動子1がある位置まできた場
合に、通常の駆動から位置決め制御に切換え、PWM制
御などを用いて位置決め制御を行なう。
【0029】図4は位置決めセンサの一例を示す図であ
る。位置決めセンサとしては、リニアレゾルバ,インダ
クトシンなども考えられるが、位置決め精度が±0.5
mm程度の仕様であるならば、図4に示すようなごく簡
単な構造のものを適用できる。磁気浮上制御系により、
可動子1の浮上方向,ピッチング方向,ローリング方向
が制御されているため、位置決め用センサターゲット1
3の進行方向の傾斜をつけるだけで位置検出を行なうこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、固定
子の下段上部に浮上制御用電磁石を設け、可動子の下部
に浮上制御用電磁石継鉄を設け、可動子の上部にセンサ
ターゲットを設けるようにしたので、浮上制御用電磁石
の磁束がセンサターゲットにまでおよぶことがなく、セ
ンサ出力に干渉の問題を生じることがない。さらに、固
定子の上段の下部に設けられたレールに対向するように
可動子側に浮上用永久磁石を設け、固定子の下段に設け
られた浮上制御用電磁石を制御して可動子を浮上させて
いるので、受動剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】図1に示した浮上用センサヘッドとセンサター
ゲットの進行方向における配置を示す図である。
【図3】進行方向における浮上用永久磁石と浮上制御用
電磁石継鉄と浮上制御用電磁石と浮上用永久磁石継鉄の
配置を示す図である。
【図4】位置決めセンサの一例を示す図である。
【図5】従来の磁気浮上搬送装置の縦断面図である。
【図6】電磁石やセンサなどを固定子側に配置した従来
の磁気浮上搬送装置におけるレールと電磁石の間の配置
図であり、案内方向とヨーイング方向の支持方法を説明
するための平面図である。
【図7】従来の磁気浮上搬送装置における進行方向に対
して直角方向の断面図である。
【符号の説明】
1 可動子 2a 固定子上段 2b 固定子中段 2c 固定子下段 3 ヨーク 4 リニアモータ界磁用永久磁石 5 センサターゲット 6 浮上用センサヘッド 7 リニアモータ用コイル 8 ヨーク 9 リニアモータ位置決め用センサヘッド 10 浮上制御切換用センサヘッド 11 浮上用永久磁石継鉄 12 浮上用永久磁石 13 リニアモータ位置決め用センサターゲット 14 浮上制御切換用センサターゲット 15 浮上制御用電磁石継鉄 16 浮上制御用電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B61B 13/08 B H01F 7/20 E H02P 7/00 101 B 8625−5H B61B 13/08 B B65G 54/02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上段と下段とからなる固定子と、前記固
    定子の上段をまたぐように走行する可動子とを含む磁気
    浮上搬送装置であって、前記固定子の上段の上部には、
    リニアモータ用コイルが設けられるとともに、前記リニ
    アモータ用コイルの両側に進行方向に沿って複数の浮上
    用センサヘッドが設けられ、前記固定子の上段の下部に
    は、前記複数の浮上用センサヘッドの切換タイミングを
    検出するための切換用センサヘッドと、リニアモータ位
    置決め用センサヘッドとが設けられるとともに、前記切
    換用センサヘッドと前記リニアモータ位置決め用センサ
    ヘッドとの両側に進行方向に沿って延びるようにレール
    が設けられ、前記固定子の下段の上部には、浮上制御用
    電磁石が設けられ、前記可動子の上部には、前記リニア
    モータ用コイルに対向するようにリニアモータ界磁用永
    久磁石が設けられるとともに、前記浮上用センサに対向
    するようにセンサターゲットが設けられ、前記可動子の
    下部には、前記レールに対向するように浮上用永久磁石
    が設けられるとともに、前記浮上制御用電磁石に対向す
    るように浮上制御用電磁石継鉄が設けられ、前記可動子
    は前記浮上用永久磁石の磁力により浮上し、かつ前記浮
    上用センサヘッドの検出出力に応じて、前記浮上制御用
    電磁石が制御されて前記可動子と前記固定子との間のギ
    ャップが一定にされ、前記各電磁石およびセンサヘッド
    類が配置された固定子の表面にステンレスの薄板が蝋付
    けされていることを特徴とする、磁気浮上搬送装置。
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