JPH0741605U - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JPH0741605U
JPH0741605U JP074918U JP7491893U JPH0741605U JP H0741605 U JPH0741605 U JP H0741605U JP 074918 U JP074918 U JP 074918U JP 7491893 U JP7491893 U JP 7491893U JP H0741605 U JPH0741605 U JP H0741605U
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    • G05D16/04Control of fluid pressure without auxiliary power
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    • G05D16/107Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger with a spring-loaded piston in combination with a spring-loaded slideable obturator that move together over range of motion during normal operation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ストッパの規制範囲を自在に可変とすることに
より、二次側に接続される各種流体圧機器の使用範囲に
対応して最高設定圧力を規制することができるととも
に、前記設定される最高設定圧力の誤差を抑制するこ
と。 【構成】供給ポート42並びに排出ポート44が画成さ
れたボデイ46と、ボンネット50に係着される調圧ハ
ンドル52と、前記調圧ハンドル52に固着され、該調
圧ハンドル52の回転作用下に螺回して調圧ナット68
を軸線方向に変位させる調圧スクリュー56と、前記調
圧スクリュー56の貫通孔57に螺入され、該調圧スク
リュー56の軸線に沿って変位することにより、前記調
圧ナット68の変位量を規制するストッパ58と、前記
ストッパ58を前記調圧スクリュー56に対して固定す
る止めねじ60とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、減圧弁に関し、一層詳細には二次側の設定圧力を自在に規制するこ とが可能な減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、流体圧供給源から流体圧機器に所望の設定圧力で圧力流体を供給する 場合、前記流体圧供給源と流体圧機器の間に減圧弁が配置される。この減圧弁は 、流体圧供給源から供給された一次側の圧力流体を、二次側に接続される流体圧 機器に対応するように所望の圧力に減圧して二次側に供給するものである。
【0003】 ここで、従来例に係る減圧弁を図5に示す。この減圧弁2は、基本的には、供 給ポート4と排出ポート6とが画成されたボデイ8と、前記ボデイ8に係着され て前記ボデイ8とともにダイヤフラム室10を画成するボンネット12とを含む 。
【0004】 さらに、前記減圧弁2は、ボデイ8の底部に嵌合されるプラグ部材14と、前 記ダイヤフラム室10の上部に延在する調圧スクリュー16が固着された調圧ハ ンドル18と、前記調圧スクリュー16の螺回作用下に矢印XまたはY方向に変 位する調圧ナット20と、前記調圧ナット20とダイヤフラム22との間に介装 され、調圧ハンドル18を回転させて弾性力を調節することによりダイヤフラム 22を矢印X−Y方向に撓曲させる調圧スプリング24とを有する。
【0005】 前記ボデイ8内には、先端部がダイヤフラム22を保持する保持部材26に当 接するとともに、環状突部28から着座部30が離間することにより前記供給ポ ート4と排出ポート6とを連通させる弁体32が配設されている。前記排出ポー ト6とダイヤフラム室10との間には、該排出ポート6とダイヤフラム室10と を連通する通路34が画成されている。なお、前記弁体32は、プラグ部材14 の環状溝に装着された弁ばね36によって、常時矢印Y方向に押圧保持されてい る。
【0006】 前記減圧弁2の動作については、調圧ハンドル18を回転させることにより、 調圧スクリュー16を螺回させ、前記螺回作用下に調圧スプリング24の弾性力 に抗して調圧ナット20を矢印X方向に変位させる。前記調圧ナット20は調圧 スプリング24を矢印X方向に押圧することにより、ダイヤフラム22が矢印X 方向に撓曲する。従って、前記ダイヤフラム22が変位することにより、保持部 材26を介して弁体32が矢印X方向に押圧される。前記押圧作用により弁体3 2が矢印X方向に変位して該弁体32の着座部30が環状突部28から離間し、 供給ポート4と排出ポート6とが連通する。この場合、前記供給ポート4から導 入された圧力流体は、ダイヤフラム室10に導入され、調圧スプリング24の弾 性力と対抗することにより、前記着座部30と環状突部28との離間距離が調節 され、所望の圧力に減圧されて排出ポート6から導出される。
【0007】 このように、作業者が調圧ハンドル18を回転させて調圧することにより、供 給ポート4から導入された一次側圧力は、二次側に接続される流体圧機器に対応 するように作業者が設定した所望の圧力に減圧され、排出ポート6から流体圧機 器に導入される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例に係る減圧弁2では、調圧ナット20の矢印X方 向に対する変位量が何ら規制されていないため、調圧スプリング24の弾性力の 限界を超えて調圧ナット20が該調圧スプリング24を押圧してしまう危険性が ある。このため、前記調圧スプリング24の弾性力が低下して、前記ダイヤフラ ム室10に導入された圧力流体と調圧スプリング24の弾性力とが対抗しなくな るおそれがある。結局、調圧スプリング24の調圧機能が低下し弁体32が矢印 X方向に変位したままの状態に保持されて、調圧不能となる。この結果、二次側 に接続される流体圧機器には、減圧されない一次側と同圧の圧力流体が導入され て該流体圧機器に損傷を与えるという不都合がある。
【0009】 そこで、調圧ナット20の矢印X方向に対する変位量を規制するために、スト ッパを設けることが考えられる。例えば、調圧スクリュー16の下端部をプレス 加工してストッパとして機能する膨出部を形成し、あるいは前記調圧スクリュー 16の下端部にボルトを螺合し、または前記調圧スクリュー16の下端部に止め 輪を取着する等により、調圧スクリューの所定範囲を超えた変位を規制する方法 がある。
【0010】 しかしながら、このように調圧スクリュー16に固定されたストッパでは、減 圧弁の製造工程において、予め、前記ストッパが固定された状態で組み付けられ ることから、前記減圧弁を構成する各種部品の寸法誤差や調圧スプリングのばね 定数の誤差等の要因により、目標とする最高設定圧力と実際に設定される最高設 定圧力との誤差が大きくなるという不都合がある(図6参照)。また、前記調圧 スクリュー16に固定されたストッパでは、最高設定圧力値が所定値に固定され るため、二次側に接続される各種流体圧機器の使用圧力範囲に対応して最高設定 圧力を自在に変更することができないという不都合がある。
【0011】 本考案は、前記不都合を克服するためになされたものであって、ストッパの規 制範囲を可変自在とすることにより、二次側に接続される各種流体圧機器の使用 範囲に対応して最高設定圧力を規制することができるとともに、前記設定される 最高設定圧力の誤差を抑制することが可能な減圧弁を提供することを目的とする 。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、一次側ポート並びに二次側ポートが 画成された減圧弁本体と、 前記減圧弁本体に係着されるハンドル部材と、 前記ハンドル部材に固着され、該ハンドル部材の回転作用下に螺回してナット 部材を軸線方向に変位させる調圧スクリューと、 前記調圧スクリューの孔部に螺入され、該調圧スクリューの軸線に沿って変位 することにより、前記ナット部材の変位量を規制する変位自在なストッパと、 前記ストッパを前記調圧スクリューに対して固定する固定手段と、 を備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】
本考案に係る減圧弁では、ハンドル部材を回転させて二次側の設定圧力を調節 する際、ストッパによりナット部材の変位量が規制される。
【0014】 すなわち、ハンドル部材の回転作用下に調圧スクリューが螺回し、この螺回作 用に沿って前記調圧スクリューの外周部に刻設された螺溝に螺合するナット部材 が軸線方向に沿って変位する。このナット部材が変位することによりスプリング 部材が押圧され、前記押圧作用によりピストンが変位する。この場合、前記スプ リング部材は、一次側ポートから導入された圧力流体と該スプリング部材の弾性 力とを対抗させることにより二次側圧力が調圧される。
【0015】 従って、前記ナット部材は、最高設定圧力の状態においてストッパのフランジ 部に当接する。この結果、前記ストッパがナット部材の変位量を規制することに より、スプリング部材に対する押圧力は制限され、最高設定圧力が規制される。
【0016】 さらに、前記ストッパを螺回して調圧スクリューの軸線方向に自在に変位させ ることにより、前記最高設定圧力の規制値を容易に変更することができる。この ようにして変位したストッパは、固定手段を介して所定の位置で固定される。
【0017】
【実施例】
本考案に係る減圧弁について、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが ら以下詳細に説明する。
【0018】 図1は、本考案の実施例に係る減圧弁を示す縦断面図である。この減圧弁40 は、基本的には、供給ポート42(一次側ポート)と排出ポート44(二次側ポ ート)とを画成したボデイ46と、前記ボデイ46に係着されて前記ボデイ46 とともにピストン室49を画成するボンネット50と、シール部材を介してボデ イ46の底部に嵌合されるプラグ部材48と、前記ボンネット50の上部に係着 された略円筒状の調圧ハンドル52(ハンドル部材)とから構成される。
【0019】 前記調圧ハンドル52の略中心部には孔部53が画成され、前記孔部53には 外周部に左ねじからなるねじ部54が刻設された調圧スクリュー56が固着され る。前記調圧スクリュー56には軸線方向に沿って貫通孔57(孔部)が画成さ れ、前記貫通孔57の内壁面には、右ねじが刻設された右ねじ部59aと左ねじ が刻設された左ねじ部59bとが夫々所定距離離間して形成される。前記右ねじ 部59aには縦断面略T字状を呈するストッパ58が螺合され、一方、前記左ね じ部59bには止めねじ60が夫々螺合される。この場合、前記ストッパ58は 外周面の所定範囲にねじが刻設されたシャフト部61とフランジ部64とが一体 成形され、該ストッパ58および止めねじ60が同一軸線上に配置されている。 前記ストッパ58の上端部にはねじ溝62が刻設され、一方、下端部には一旦半 径外方向に突出した後、矢印Y方向に折曲したフランジ部64が形成されている 。また、前記止めねじ60の上端部には、ねじ溝66が刻設されている。この場 合、前記フランジ部64は後述する調圧ナット68に対してストッパ機能を営む ものである。なお、本実施例では、ストッパ58を止めねじ60で固定する方法 を採用しているが、前記ストッパ58のシャフト部61を伸長して調圧ハンドル 52の孔部53から露呈させ、前記露呈した部分のシャフト部61をねじ止めし てもよい。
【0020】 前記ボンネット50内には、前記調圧スクリュー56の螺回作用下に矢印Xま たはY方向に変位する調圧ナット68(ナット部材)と、前記調圧ナット68と ピストン70との間に介装され、調圧ハンドル52を回転させて弾性力を調節す ることによりピストン70を矢印X方向に変位させる調圧スプリング72とが設 けられている。前記ピストン70の外周面に画成された環状溝には、ピストン室 49を気密に保持するOリング74、並びにピストン70を摺動させるウェアリ ング76が装着されている。さらに、前記ピストン70の中心部には、貫通孔7 8が画成されている。
【0021】 前記ボデイ46内には、先端部がピストン70の貫通孔78の一端部に当接し て該貫通孔78を閉塞するステム80と、前記ステム80に一体的に連結され、 環状突部82から着座部84が離間することにより供給ポート42と排出ポート 44とを連通させる弁体86が配設されている。前記排出ポート44とピストン 室49との間には、該排出ポート44とピストン室49とを連通する通路88が 画成されている。前記弁体86は、プラグ部材48の環状溝に装着された弁ばね 90によって、常時矢印Y方向に押圧保持されている。
【0022】 なお、前記貫通孔78とステム80の先端部は、設定圧力より二次側圧力が高 くなった場合に該二次側圧力を逃がすためのリリーフ弁として機能するものであ る。すなわち、前記二次側圧力によってピストン70が押圧されて矢印Y方向に 変位することにより、ステム80の先端部が貫通孔78の一端部から離間して開 成する。この結果、二次側圧力を、ピストン室49から連通する貫通孔78、並 びにリリーフポート92を介して大気中に排出させることができる。
【0023】 本考案の実施例に係る減圧弁40は、基本的には以上のように構成されるもの であり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0024】 先ず、作業者が調圧ハンドル52を左方向(矢印A方向)に回転させることに より調圧スクリュー56を螺回させ、前記螺回作用下に調圧スプリング72の弾 性力に抗して調圧ナット68を矢印X方向に変位させる。その際、ストッパ58 は止めねじ60を介して調圧スクリュー56に固定されているため、前記調圧ス クリュー56と同時に回転する。前記調圧ナット68が調圧スプリング72を矢 印X方向に押圧することにより、ピストン70は矢印X方向に変位する。
【0025】 この場合、前記調圧ナット68は、ストッパ58の下端部に形成されたフラン ジ部64に当接するため、矢印X方向に対する変位量が規制される。従って、前 記調圧ナット68は、図1に示す位置から矢印X方向に変位することがなく、調 圧スプリング72は弾性力の限界内でその弾性力を発揮させることができる。な お、調圧ナット68がストッパ58のフランジ部64に当接しても、前記調圧ナ ット68とストッパ58は逆方向にねじが切ってあるため、該ストッパ58の回 転が阻止される。
【0026】 前記ピストン70が矢印X方向に変位することにより、貫通孔78の開口部に 当接するステム80が矢印X方向に押圧される。この結果、前記ステム80と一 体的に連結された弁体86が矢印X方向に変位し、該弁体86の着座部84が環 状突部82から離間して供給ポート42と排出ポート44とが連通する。
【0027】 この場合、前記供給ポート42から導入された圧力流体は、通路88を介して ピストン室49に導入され、調圧スプリング72の弾性力と対抗することにより 、前記弁体86の着座部84と環状突部82との離間距離が調節され、所望の圧 力に減圧されて排出ポート44から導出される。排出ポート44側の二次側圧力 が設定圧力よりも高くなった場合には、前述したように、前記二次側圧力がピス トン70を矢印Y方向に押圧し、貫通孔78並びにリリーフポート92を介して 外部に排出される。このように、作業者が設定した二次側に接続される流体圧機 器に対応する圧力を排出ポート44から得ることができる。
【0028】 ところで、例えば、作業者が本実施例に係る減圧弁40に他の流体圧機器を接 続して最高設定圧力値を変更する場合には、図1の破線に示すように、調圧スク リュー56の左ねじ部59bに螺合された止めねじ60を螺回して取り外し、ス トッパ58のねじ溝62を露呈させる。次に、上端部にねじ溝62が刻設された ストッパ58を、例えば、マイナスのドライバ等を介して右側の方向に回転させ ることにより、前記ストッパ58は調圧スクリュー56に対して螺回され、右ね じ部59aに沿って矢印X方向に変位する(図2参照)。
【0029】 従って、前記ストッパ58の下端部に形成されたフランジ部64は、矢印X方 向に変位する。この結果、ストッパ機能を営むフランジ部64の位置が矢印X方 向に移動することにより、調圧ナット68の変位量が増加し、これに伴って調圧 スプリング72のピストン70に対する押圧力が増加する。
【0030】 前記ストッパ58が所定の位置に調節された後、該ストッパ58を固定するた めに前記取り外した止めねじ60を再び調圧スクリュー56の左ねじ部59bに 螺入し、例えば、ドライバ等によってねじ溝66を左方向に回転させる。この場 合、前記止めねじ60は、左ねじ部59bに沿って矢印X方向に螺入され、スト ッパ58に当接する位置で係止される。前記止めねじ60とストッパ58とは互 いに逆方向にねじが切られているため、該止めねじ60がストッパ58に当接す る際、ストッパ58が回転して変位することなく該ストッパ58を保持すること ができる。このようにして、二次側における最高設定圧力値を変更することがで きる。
【0031】 このようにして設定された二次側の最高設定圧力は、図3に示すように、目標 とする最高設定圧力に対し、実際の最高設定圧力の誤差が抑制される。従って、 従来と比較して最高設定圧力の範囲を拡大することができるとともに、設定され た圧力値の誤差を小さくすることが可能となる。
【0032】 なお、本実施例では、ストッパ58を一体成形したもので説明しているが、図 4に示す減圧弁40aのように、ストッパ94を長ねじ96にフランジ部材98 を嵌合して分離した構成にしてもよい。
【0033】
【考案の効果】
本考案に係る減圧弁によれば、以下の効果が得られる。
【0034】 すなわち、ストッパを介してナット部材の変位量を規制することにより、最高 設定圧力が規制される。従って、ナット部材の変位量が大きくなるのに伴い、ス プリング部材の弾性限界を超えて設定圧力が調節されることを防止することがで きる。この結果、一次側圧力と二次側圧力とが同圧になることを阻止することが でき、二次側に接続される流体圧機器を保守することが可能となる。
【0035】 また、従来においては最高設定圧力が固定して設定されていたのに対し、本考 案では前記ナット部材の変位量を規制するストッパを自在に変位させることによ り、二次側に接続される流体圧機器の使用圧力範囲に対応して最高設定圧力の範 囲を拡大することができるとともに、設定された圧力値の誤差を小さくすること が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る減圧弁を示す縦断面図で
ある。
【図2】本考案の実施例に係る減圧弁を示す縦断面図で
ある。
【図3】本考案の実施例に係る減圧弁において、目標と
する最高設定圧力と実際の最高設定圧力との関係を示す
説明図である。
【図4】本考案の変形例に係る減圧弁を示す縦断面図で
ある。
【図5】従来例に係る減圧弁を示す縦断面図である。
【図6】従来例に係る減圧弁において、目標とする最高
設定圧力と実際の最高設定圧力との関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
40、40a…減圧弁 42…供給ポー
ト 44…排出ポート 46…ボデイ 49…ピストン室 50…ボンネッ
ト 52…調圧ハンドル 56…調圧スク
リュー 58…ストッパ 59a…右ねじ
部 59b…左ねじ部 60…止めねじ 62、66…ねじ溝 64…フランジ
部 68…調圧ナット 70…ピストン 72…調圧スプリング 80…ステム 82…環状突部 84…着座部 86…弁体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次側ポート並びに二次側ポートが画成さ
    れた減圧弁本体と、 前記減圧弁本体に係着されるハンドル部材と、 前記ハンドル部材に固着され、該ハンドル部材の回転作
    用下に螺回してナット部材を軸線方向に変位させる調圧
    スクリューと、 前記調圧スクリューの孔部に螺入され、該調圧スクリュ
    ーの軸線に沿って変位することにより、前記ナット部材
    の変位量を規制する変位自在なストッパと、 前記ストッパを前記調圧スクリューに対して固定する固
    定手段と、 を備えることを特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】請求項1記載の減圧弁において、ストッパ
    は、シャフト部とフランジ部とからなり、前記フランジ
    部はナット側に折曲して形成されることを特徴とする減
    圧弁。
  3. 【請求項3】請求項1記載の減圧弁において、固定手段
    は、調圧スクリューの孔部に螺入される止めねじからな
    り、前記孔部にはストッパの所定範囲に形成されたねじ
    部に螺合する第1ねじ部と前記止めねじに螺合する第2
    ねじ部とが刻設され、前記第1ねじ部と第2ねじ部は互
    いに逆方向にねじが切られていることを特徴とする減圧
    弁。
  4. 【請求項4】請求項2記載の減圧弁において、シャフト
    部とフランジ部とが一体成形され、あるいは、シャフト
    部とフランジ部とが夫々別部材で構成されることを特徴
    とする減圧弁。
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