JPH0741413A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0741413A
JPH0741413A JP5658093A JP5658093A JPH0741413A JP H0741413 A JPH0741413 A JP H0741413A JP 5658093 A JP5658093 A JP 5658093A JP 5658093 A JP5658093 A JP 5658093A JP H0741413 A JPH0741413 A JP H0741413A
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JP
Japan
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alkyl
modified silicone
formula
cosmetic
red
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JP5658093A
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English (en)
Inventor
Tomiyuki Nanba
難波富幸
Teruhiko Hineno
日根野照彦
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高温安定性、化粧持ちに優れ、のびが軽く、さ
っぱりとした使用感のメーキャップ化粧料の提供。 【構成】一般式A,B若しくはCで表されるアルキル変
性シリコーン油の一種または二種以上と、一般式Dで表
されるシリコーンワックスの一種または二種以上と、を
含有するメーキャップ化粧料。(式中、R1 はC
6 13,C8 17,C1021,C1225,C1429,C
1633,C1837,C2041、R2 はC6 13,C8
17を示し、mは1ないし2、nは0ないし1。R3 は炭
素数16〜30のアルキル基またはフェニル基。uは3
〜7の整数。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、更に詳し
くはアルキル変性シリコーン油およびアルキル変性シリ
コーンワックスとを含有することを特徴とし、化粧持ち
に優れ、のびが軽く、さっぱりとした独特の使用感を有
し、経時での系の高温安定性に優れた化粧料であり、主
にメーキャップ化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、メーキャップ化粧
料は、タルク、マイカ等の体質顔料、酸化鉄等の着色顔
料、油分、活性剤、香料、酸化防止剤、防腐防黴剤等よ
りなるが、そのメーキャップ化粧料としての機能につい
ては種々の特性が必要とされてきた。種々の特性の中で
も特に、化粧持ちについては最も重要な機能として従来
より数多くの研究がなされてきている。例えば、揮発性
油分を配合し、化粧後その油分が揮散することで化粧持
ちをよくする方法、水中油型の乳化基剤により化粧持ち
をよくする方法等があるが、化粧持ちに関しては、皮
脂、汗、物理的な摩擦等の問題が複雑に影響を与えるた
め、完全なものは得られていない。また、化粧料に配合
するワックスは、油っぽさやのびの重さ等の欠点を有す
るため、使用感触の点で改善が望まれていた。そこで、
これら化粧持ちを改善するため、シリコーンワックスを
配合する方法(特開平1-294612)が提案されているが経
時での系の安定性に劣ることがあり、また、軽い使用感
を付与する目的でシリコーン油を配合する方法(特開平
3-264510)が提案されているが化粧持ちについては完全
とは言えず経時での系の高温安定性が劣ることもある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記事情に
鑑み鋭意研究の結果、特定のシリコーン化合物を組み合
わせて配合することにより上記課題を解決し、化粧持ち
に優れ、のびが軽く、かつ、さっぱりとした、今までに
ない独特の使用感を持ち系の高温安定性に優れた化粧料
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、一般式(A):
【化5】 もしくは、一般式(B):
【化6】 もしくは、一般式(C):
【化7】 〔一般式(A),(B),(C)において、式中、R1
はC6 13,C8 17,C1021,C1225,C
1429,C1633,C1837,C2041、R2 はC6
13,C8 17を示し、mは1ないし2、nは0ないし1
を示す。〕で表されるアルキル変性シリコーン油の一種
または二種以上と、一般式(D):
【化8】 (ただし、式中R3 は炭素数16〜30のアルキル基ま
たはフェニル基を示し、繰り返し単位で異なってもかま
わない。uは3〜7の整数である。)で表されるシリコ
ーンワックスの一種または二種以上とを含有することを
特徴とする化粧料である。
【0005】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明に用いられるアルキル変性シリコーン油は、一般式
(A):
【化9】 もしくは、一般式(B):
【化10】 もしくは、一般式(C):
【化11】 〔一般式(A),(B),(C)において、式中、R1
はC6 13,C8 17,C1021,C1225,C
1429,C1633,C1837,C2041、R2 はC6
13,C8 17を示し、mは1ないし2、nは0ないし1
を示す。〕で表されるものであり、これらの群の中から
任意の一種または二種以上を化粧料中に含有することが
できる。
【0006】また、これら上記の化合物は分子中にSi
−H基を有する下記一般式にて表される化合物
【化12】
【化13】
【化14】 に1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1-
テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセン、1-エ
イコセン等のオレフィンを反応させるヒドロシリル化反
応によって得ることができ、オレフィンとして単一鎖長
のものを用いると、アルキル基の炭素鎖長に分布のない
化合物が得られ、オレフィンの混合物を用いると、アル
キル鎖長に分布があるアルキル変性シリコーン油が得ら
れる。
【0007】本発明に用いられるアルキル変性シリコー
ン油の含有量は、化粧料の形態によって異なるが、通常
1〜80重量%の範囲で配合可能である。また、のびが
軽く、さっぱりとした使用感触をより優れたものとする
ためには、5重量%以上含有することが好ましい。
【0008】本発明に用いられるアルキル変性シリコー
ンワックスは、一般式(D):
【化15】 (ただし、式中R3 は炭素数16〜30のアルキル基ま
たはフェニル基を示し、繰り返し単位で異なってもかま
わない。uは3〜7の整数である。)で表されるもので
あり、これらの群の中から任意の一種または二種以上を
化粧料中に含有することができる。
【0009】また、この上記の化合物は、分子中にSi
−H基を有する下記一般式にて表される化合物
【化16】 (但し、式中uは3ないし7の整数)にオレフィンを付
加反応させるヒドロシリル化反応によって得ることが出
来る。アルキル変性シリコーンワックスは、化粧持ち向
上効果を有効に発揮させるために融点が40℃以上であ
ることが好ましい。
【0010】本発明に用いられるアルキル変性シリコー
ンワックスの含有量は、化粧料の形態によって異なるが
通常1〜60重量%の範囲で配合可能である。また、よ
り優れた化粧持ちの向上をはかるためには、5重量%以
上配合することが好ましい。
【0011】本発明においては、上記アルキル変性シリ
コーン油とアルキル変性シリコーンワックスとを組み合
わせて、化粧料中に含有させることが必須となり、それ
ぞれ単独の場合、目的の効果を発揮できないこともあ
る。
【0012】本発明には、上記必須成分に加えて、通常
一般に化粧料に配合できる粉末を配合することができ
る。例えばタルク、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲
母、黒雲母、リチア雲母、セリサイト、パーミキュライ
ト、カオリン、二酸化チタン、酸化チタン被覆雲母、酸
化チタン被覆タルク、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマ
ス、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、着色酸化チタン被覆
雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、カッパー
パウダー等の金属粉末顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタ
ン酸鉄の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カ
ーボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫系顔料、酸化クロ
ム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔
料、群青、紺青等の無機青色系顔料、亜鉛華、ベントナ
イト、硫酸バリウム、金属石鹸、珪ソウ土、ケイ酸アル
ミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸
マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸
金属塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化クロ
ム、水酸化クロム、カーボンブラック、アルミナ、ヒド
ロキシアパタイト、窒化ホウ素、シリカ、ナイロンパウ
ダー、ゼオライト、ベンゾグアナミンパウダー、四弗化
エチレンパウダー、ポリアミドパウダー、ポリエステル
パウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウ
ダー、ポリスチレンパウダー、セルロースパウダー、赤
色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205
号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色
405号、橙色203号、橙色204号、黄色205
号、黄色401号及び青色404号等の有機顔料、赤色
3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤
色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203
号、緑色3号及び青色1号のジルコニウム、バリウム、
又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、
β−カロチン等の天然色素等が用いられる。また油分と
しては、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイ
クロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシン、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、セチルアルコール、ヘキサデシ
ルアルコール、オレイルアルコール、セチル−2−エチ
ルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、
2−オクチルドデシルミリステート、2−オクチルドデ
シルガムエステル、ネオペンチルグリコール−2−エチ
ルヘキサネート、トリイソオクタン酸グリセライド、2
−オクチルドデシルオレエート、イソプロピルミリステ
ート、トリイソステアリン酸グリセライド、トリヤシ油
脂肪酸グリセライド、オリーブ油、アボガド油、ミツロ
ウ、ミリスチルミリステート、ミンク油、ラノリン、ジ
メチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、シリコーンレジン、ポ
リエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等の
各種炭化水素、高級脂肪酸、油脂類、エステル類、高級
アルコール、ロウ類、シリコーンオイル等である。
【0013】本発明の化粧料には上記した成分に加え
て、必要に応じて、水、界面活性剤、保湿剤、低級アル
コール、増粘剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、防
腐防黴剤、体質顔料、着色顔料等、通常化粧料に用いら
れる成分を発明の効果を損なわない質的量的範囲内で配
合することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明を、実施例および比較例によ
り、さらに詳細に説明する。本発明は、これらにより限
定されるものではない。配合量は重量%である。
【0015】 実施例1 口紅 (1)ポリエチレンワックス 1.0 (2)アルキル変性シリコーンワックス(注1) 25.0 (3)アルキル変性シリコーン油(注2) 47.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン 5.0 (6)ベンガラ 0.2 (7)赤色202号 1.8 (8)チタンコーテッドマイカ 10.0 (9)香料 適量 製法 (1)〜(5)および(9)を加熱溶解し、(6)〜
(8)を分散後脱気する。その混合物を所定の金型に充
填冷却し口紅を得た。 (注1)下記化学式にて表される化合物。
【化17】 (注2)下記化学式にて表される化合物。
【化18】
【0016】 比較例1 口紅 (1)ポリエチレンワックス 1.0 (2)キャンデリラロウ 25.0 (3)流動パラフィン 57.0 (4)ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン 5.0 (5)ベンガラ 0.2 (6)赤色202号 1.8 (7)チタンコーテッドマイカ 10.0 (8)香料 適量 製法 実施例1と同様の方法にて比較例1の口紅を得た。
【0017】 比較例2 口紅 (1)ポリエチレンワックス 1.0 (2)キャンデリラロウ 25.0 (3)ジメチルポリシロキサン 5CS/25℃ 47.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン 5.0 (6)ベンガラ 0.2 (7)赤色202号 1.8 (8)チタンコーテッドマイカ 10.0 (9)香料 適量 製法 実施例1と同様の方法にて比較例2の口紅を得た。
【0018】実施例1と比較例1、2の口紅を製造し、
安定性試験及び官能試験を行い、結果を表1に示した。 評価方法及び評価基準 〔安定性試験〕各試料10個を、45℃、一ヵ月間保存
し、安定性の評価を目視により観察した。尚、評価基準
は下記に従った。 ○ ─────全く変化なし。 △ ─────わずかであるが、色むら、色の分離がみ
られる。 × ─────明らかに、色むら、色の分離がみられ
る。 〔官能試験〕女性専門パネル20名による実使用試験を
行い、使用性(化粧持ち、のびの軽さ、さっぱりさ、つ
や、の各々について)を官能により評価した。尚、評価
基準は下記に従った。 ◎ ─────15〜20名が使用性良好と判定。 ○ ─────10〜14名が使用性良好と判定。 △ ───── 5〜 9名が使用性良好と判定。 × ───── 0〜 4名が使用性良好と判定。
【0019】
【表1】
【0020】表1より明らかなように、本発明の口紅は
高温安定性、化粧持ち、のびの軽さ、肌へのさっぱり
さ、およびつやにおいて、比較例よりも優れていた。
【0021】 実施例2 固形ファンデーション (1)二酸化チタン 10.0 (2)タルク 30.0 (3)ナイロンパウダー 5.0 (4)マイカ 34.0 (5)酸化鉄 5.0 (6)アルキル変性シリコーン油(注3) 5.0 (7)アルキル変性シリコーン油(注4) 5.0 (8)アルキル変性シリコーンワックス(注5) 5.0 (9)ソルビタンセスキオレート 1.0 (10)パラベン 適量 (11)酸化防止剤 適量 (12)香料 適量 製法 (1)〜(5)を混合し、他方(6)〜(12)を80
℃で加熱溶解して上記(1)〜(5)の粉末に吹きつ
け、さらに混合する。ついで、粉砕,篩処理して圧縮成
型により中皿に成型し、固形ファンデーションを得た。
(注3)下記化学式で表される化合物。
【化19】 (注4)下記化学式で表される化合物。
【化20】 (注5)下記化学式で表される化合物。
【化21】
【0022】 比較例3 固形ファンデーション (1)二酸化チタン 10.0 (2)タルク 30.0 (3)ナイロンパウダー 5.0 (4)マイカ 34.0 (5)酸化鉄 5.0 (6)流動パラフィン 10.0 (7)固形パラフィン 5.0 (8)ソルビタンセスキオレート 1.0 (9)パラベン 適量 (10)酸化防止剤 適量 (11)香料 適量 製法 実施例2と同様の方法にて比較例3の固形ファンデーシ
ョンを得た。
【0023】 比較例4 固形ファンデーション (1)二酸化チタン 10.0 (2)タルク 30.0 (3)ナイロンパウダー 5.0 (4)マイカ 34.0 (5)酸化鉄 5.0 (6)アルキル変性シリコーン油(注6) 5.0 (7)アルキル変性シリコーン油(注7) 5.0 (8)固形パラフィン 5.0 (9)ソルビタンセスキオレート 1.0 (10)パラベン 適量 (11)酸化防止剤 適量 (12)香料 適量 製法 実施例2と同様の方法にて比較例4の固形ファンデーシ
ョンを得た。 (注6)下記一般式で表される化合物。
【化22】 (注7)下記一般式で表される化合物。
【化23】
【0024】 比較例5 固形ファンデーション (1)二酸化チタン 10.0 (2)タルク 30.0 (3)ナイロンパウダー 5.0 (4)マイカ 34.0 (5)酸化鉄 5.0 (6)流動パラフィン 10.0 (7)アルキル変性シリコーンワックス(注8) 5.0 (8)ソルビタンセスキオレート 1.0 (9)パラベン 適量 (10)酸化防止剤 適量 (11)香料 適量 製法 実施例2と同様に比較例5を得た。 (注8)下記化学式にて表される化合物。
【化24】
【0025】実施例2と比較例3〜5の固形ファンデー
ションを製造し、安定性試験及び官能試験を行い、結果
を表2に示した。 評価方法および評価基準 〔安定性試験〕前記安定性試験と同様の方法、基準に従
って行った。 〔官能試験〕女性専門パネル20名により実使用試験を
行い、使用性(化粧持ち、のびの軽さ、さっぱりさ、の
各々について)を官能により評価した。尚、評価基準は
下記に従った。 ◎ ─────15〜20名が使用性良好と判定。 ○ ─────10〜14名が使用性良好と判定。 △ ───── 5〜 9名が使用性良好と判定。 × ───── 0〜 4名が使用性良好と判定。
【0026】
【表2】
【0027】表2より明らかなように、本発明の固形フ
ァンデーションは、高温安定性、化粧持ち、のびの軽
さ、肌へのさっぱりさ、の点で比較例より優れていた。
【0028】 実施例3 アイシャドー (1)チタンコーテッドマイカ 30.0 (2)マイカ 30.0 (3)タルク 5.0 (4)群青 15.0 (5)アルキル変性シリコーン油(注9) 5.0 (6)アルキル変性シリコーンワックス(注10) 15.0 (7)パラベン 適量 (8)酸化防止剤 適量 (9)香料 適量 製法 実施例2と同様にしてアイシャドーを得た。 (注9)下記化学式で表される化合物。
【化25】 (注10)下記化学式で表される化合物。
【化26】
【0029】実施例3のアイシャドーは、高温安定性、
化粧持ち、のびの軽さ、さっぱりさ、において優れたア
イシャドーであった。
【0030】 実施例4 油性ファンデーション (1)マイカ 10.0 (2)タルク 15.0 (3)カオリン 10.0 (4)酸化鉄 5.0 (5)実施例1で用いたアルキル変性シリコーン油 12.5 (6)実施例1で用いたアルキル変性シリコーンワックス 45.0 (7)ソルビタンセスキオレート 2.0 (8)ビタミン E 0.5 (9)香料 適量 製法 (5)〜(9)を90℃で加熱したものに、(1)〜
(4)をあらかじめ混合した粉末部を添加し、ホモミキ
サーで攪拌混合した後、脱気,充填,冷却して油性ファ
ンデーションを得た。
【0031】実施例4の油性ファンデーションは、高温
安定性、化粧持ち、のびの軽さ、肌へのさっぱりさ、に
おいて優れたものであった。
【0032】 実施例5 両用ファンデーション (1)シリコーン処理マイカ 20.0 (2)シリコーン処理タルク 38.0 (3)シリコーン処理二酸化チタン 20.0 (4)シリコーン処理酸化鉄 5.0 (5)シリコーン処理炭酸カルシウム 1.0 (6)実施例1で用いたアルキル変性シリコーン油 8.0 (7)実施例1で用いたアルキル変性シリコーンワックス 8.0 (8)パラベン 適量 (9)酸化防止剤 適量 製法 実施例2と同様にして両用ファンデーションを得た。
【0033】実施例5の両用ファンデーションは、実施
例2と同様に化粧持ち、高温安定性、のびの軽さ、肌へ
のさっぱりさ、において優れたものであった。
【0034】 実施例6 油性サンケアスティック (1)超微粒子酸化チタン 10.0 (2)酸化鉄 3.0 (3)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 2.0 (4)実施例1で用いたアルキル変性シリコーン油 25.0 (5)実施例1で用いたアルキル変性シリコーンワックス 60.0 製法 実施例1と同様にして油性サンケアスティックを得た。
【0035】実施例6の油性サンケアスティックは、高
温安定性、化粧持ち、のびの軽さ、肌へのさっぱりさ、
において優れたものであった。
【0036】
【発明の効果】本発明のメーキャップ化粧料は、高温安
定性、化粧持ちに優れ、のびが軽く、さっぱりとした、
独特の使用感を有するメーキャップ化粧料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(A): 【化1】 もしくは、一般式(B): 【化2】 もしくは、一般式(C): 【化3】 〔一般式(A),(B),(C)において、式中、R1
    はC6 13,C8 17,C1021,C1225,C
    1429,C1633,C1837,C2041、R2 はC6
    13,C8 17を示し、mは1ないし2、nは0ないし1
    を示す。〕で表されるアルキル変性シリコーン油の一種
    または二種以上と、一般式(D): 【化4】 (ただし、式中R3 は炭素数16〜30のアルキル基ま
    たはフェニル基を示し、繰り返し単位で異なってもかま
    わない。uは3〜7の整数である。)で表されるシリコ
    ーンワックスの一種または二種以上とを含有することを
    特徴とする化粧料。
JP5658093A 1993-02-22 1993-02-22 化粧料 Pending JPH0741413A (ja)

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