JPH0741372Y2 - 弁当箱 - Google Patents

弁当箱

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Publication number
JPH0741372Y2
JPH0741372Y2 JP11014791U JP11014791U JPH0741372Y2 JP H0741372 Y2 JPH0741372 Y2 JP H0741372Y2 JP 11014791 U JP11014791 U JP 11014791U JP 11014791 U JP11014791 U JP 11014791U JP H0741372 Y2 JPH0741372 Y2 JP H0741372Y2
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JP
Japan
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lunch box
lid
edge
main body
box body
Prior art date
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Application number
JP11014791U
Other languages
English (en)
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JPH0548718U (ja
Inventor
照彦 竹田
Original Assignee
株式会社大阪ランチ
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Publication date
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は弁当箱に関し、特に、仕
切り壁で区画された複数の凹状収納部を有する弁当箱の
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の弁当箱の構成を示す斜視
図であり、図において、22は弁当箱本体、21は該弁
当箱本体22を覆う蓋であり、該弁当箱本体22には複
数の凹状収容部23a〜23d,24,25が仕切り壁
20によって仕切られて形成されている。
【0003】上記弁当箱は以下のようにして使用され
る。弁当箱本体22の収納容積の大きい凹状収納部2
4,25に例えば御飯,コロッケ等の嵩の大きいものを
収納し、収納容積の小さい凹状収納部23a〜23dに
例えば漬物,豆,サラダ等の嵩の小さいものを収納す
る。そして、弁当箱本体22の縁部22aに蓋21の縁
部21aを載置して弁当箱本体22に蓋21を覆い被
せ、必要に応じて蓋21の上面に箸を置き、輪ゴム等を
かけて弁当箱本体22と蓋21とを固定保持する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の弁当箱は以上の
ように構成されているので、上記のように弁当箱本体2
2に形成された複数の凹状収納部23a〜23d,2
4,25に複数種の食品を種分けして収納し、弁当箱本
体22に蓋21をし、これらを輪ゴム等で固定保持して
持ち運ぶようにする場合、弁当箱が振動したり、傾いた
りすると、収納した食品が凹状収納部内で移動して蓋2
1を持ち上げ、蓋21が弁当箱本体22から外れ、食品
が弁当箱から外部にこぼれてしまったり、また、所定の
凹状収納部に収納されていた食品が、仕切り壁20を乗
り越えて他の凹状収納部に移動してしまい、蓋を開けて
食べる際に、異なる種類のおかず等が混ざってしまって
食べにくく、また美観上もよくないという問題点があっ
た。
【0005】また、上記のように蓋21上に箸を添え、
箸ごと蓋21を弁当箱本体22に輪ゴムで固定保持して
弁当箱を持ち運ぶようにする場合、輪ゴムと蓋21の上
面との間に箸が挟まれているため、蓋21と弁当箱本体
22とを一体に固定保持する際、輪ゴムが蓋21と弁当
箱本体22とに密着して強固に固定保持できるという状
態が得られず、また添えられた箸が輪ゴムと蓋21の間
から離脱してしまったりし、箸の取扱いが煩雑となる等
の問題があった。
【0006】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、弁当箱本体から蓋が外れること
がなく、しかも、所定の凹状収納部に収納された食品が
所定の凹状収納部から他の凹状収納部に移動することな
く持ち運ぶことができる弁当箱を提供することを目的と
する。
【0007】更に、この考案の他の目的は、上記のよう
に複数種の食品が所定の収納部から移動せず、蓋が本体
から外れることなく持ち運ぶことができ、しかも、弁当
箱内に箸も収納することができる弁当箱を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる弁当箱
は、複数種の食品を収納する複数の凹状収納部が形成さ
れた弁当箱本体の縁部の4隅に突起を設け、蓋の縁部に
それぞれこの突起に嵌合する複数の凹部を設けるととも
に、上記突起に係合する係合凹部を有し、弁当箱本体と
蓋の両者の縁部で挟持される板状部材をこれら弁当箱本
体と蓋との間に挿設したものである。
【0009】また、この考案にかかる弁当箱は、上記弁
当箱本体内の一方の長辺側の側壁の内側に該長辺側側壁
との間で箸の収納部を形成する直線状突起部を設けたも
のである。
【0010】
【作用】この考案においては、弁当箱本体の縁部と蓋の
縁部とがこれらに設けられた突起と凹部によって嵌合さ
れ、しかも、この突起に係合し、これら両者の縁部で挟
持される板状部材を設けたので、弁当箱を持ち運ぶ際
に、弁当箱が振動したり、傾いたりしても、板状部材と
蓋が、収納された食品の移動によって持ち上げられるこ
とはなく、また、弁当箱本体の縁部と蓋の縁部に挟持さ
れた板状部材により、弁当箱本体の凹状収納部を区画す
る仕切り壁の上方の空間が狭くなるため、所定の収納部
に収納された食品はその収納部を区画する仕切り壁を越
えて他の収納部に移動しにくくなり、弁当箱本体から蓋
が外れたり、所定の収納部に収納された食品が他の収納
部に移動することが防止される。
【0011】更に、この考案においては、上記弁当箱本
体の一方の長辺側側壁の内側に箸の収納部を形成したの
で、弁当箱内に箸を収納することができ、このため、従
来のように蓋を固定する輪ゴム等に箸を挟む必要がない
ため、輪ゴム等により蓋と弁当箱本体とを締めつける力
が強くなって、蓋と弁当箱本体とをしっかりと固定保持
でき、しかも箸の取扱いに煩雑さを解消できる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。図1は本考案の一実施例による弁当箱の構成を示す
斜視図であり、図2は上記弁当箱本体3の構成を詳細に
示した図であり、図2(a) はその平面図、図2(b)は図
2(a) のa−a線における断面図、図2(c) は図2(a)
のb−b線における断面図である。図において3は弁当
箱本体、3aはその縁部、3bは弁当箱本体の側壁であ
り、該弁当箱本体3は樹脂による一体成形によって形成
され、収納部には仕切り壁10によって区画形成された
複数種の食品を収納する凹状収容部5a〜5d,6,7
と、弁当箱本体の側壁3aとの間で箸を収納する凹部を
形成する直線状突起部8が設けられ、縁部3aの四隅に
は突起4が設けられている。また、1は上記弁当箱本体
3を覆う蓋、1aはその縁部であり、該縁部1aの四隅
には上記弁当箱本体3の突起4に嵌合する凹部4aが設
けられている。また、2は上記弁当箱本体3の縁部3a
上に配置される平坦状の押さえ板、2cはその縁部であ
り、その四隅には切り欠き部2aが設けられている。
尚、上記蓋1は半透明状,押さえ板2は透明状のものと
なるようそれぞれ樹脂成形されてなるもので、蓋1を外
し、押さえ板2のみを弁当箱本体3の縁部3aに載置し
た状態では、弁当箱本体3内の収納状態が透明状の押さ
え板2を透して見えるようになっている。
【0013】以下、この弁当箱の使用方法を説明する。
弁当箱本体3の収納容積の大きい凹状収納部6,7に例
えば御飯,コロッケ等の嵩の大きいものを収納し、収納
容積の小さい凹状収納部5a〜5dに例えば漬物,豆,
サラダ等の嵩の小さいものを収納する。そして、各凹状
収納部5a〜5d,6,7に食品を収納した後、箸を直
線状突起部8と弁当箱本体3の側壁3bとの間に形成さ
れた凹部に収納する。そして、押さえ板2の切り欠き部
2aを弁当箱本体3の縁部3の突起4に係合させて該縁
部3上に載置し、この突起4に蓋1の縁部1aの凹部4
aを嵌合するように蓋1を被せて、押さえ板2の縁部2
bを弁当箱本体3の縁部3aと蓋1の縁部1aとで挟み
つける状態とし、輪ゴム等で弁当箱本体3と蓋1とを固
定保持する。そして、このようにして食品と箸とが所定
の収納部に収納され、押さえ板2が弁当箱本体3の縁部
3aと蓋1の縁部1aで挟持され、輪ゴムでこれらを固
定保持してなる弁当箱を持ち運ぶ際には、例えば、図3
に示すように、弁当箱が傾いても、凹状収納部5a,5
b内に収納されたそれぞれの食品は、仕切り壁10と押
さえ板との間隔が仕切り壁10と蓋1との間の間隔より
ずっと小さくなっているので、仕切り壁10を越えて通
過することはほとんどなくなり、また、この押さえ板2
が弁当箱本体3の縁部3aと蓋1の縁部1aとで強固に
はさまれて固定されているため、食品によって押さえ板
2が押し上げられることもなくなる。
【0014】このような本実施例の弁当箱は、複数の凹
状収納部5a〜5d,6,7を有する弁当箱本体と、該
縁部3aの四隅に形成された突起4と係合する切り欠き
部2aを有する押さえ板2と、その縁部1aに上記突起
4に嵌合する凹部4aを有する蓋とからなるものとした
ので、蓋1及び押さえ板2を弁当箱に安定に固定するこ
とができ、その結果、弁当箱の持ち運び時に弁当箱が傾
いたり、振動したりして、収納された食品が移動して
も、押さえ板2及び蓋1が弁当箱本体3から外れること
がなくなり、また、食品が押さえ板2で押圧され、しか
も、凹状収納部5a〜5d,6,7を区画する仕切り壁
10の上方の空間が狭くなるため、所定の凹状収納部に
収納された食品は仕切り壁10を越えて他の凹状収納部
に移動できなくなり、所定の収納部に収納された状態を
保持することができる。また、上記弁当箱本体3には側
壁3bと直線状突起部8とによって箸を収納する凹部を
形成し、箸をこの凹部に収納できるようにしたため、弁
当箱本体3と蓋1とをより強固に固定保持できるばかり
でなく、従来輪ゴムで箸を蓋に取りつけていた時のよう
に箸が弁当箱から離脱することがなく、箸の取扱いにお
ける煩雑さを解消できる。
【0015】また本実施例の弁当箱では蓋1は縁部1a
の内側の部分が位置を高く形成されており、弁当箱とし
て高級感を与えるものとなっているものである。
【0016】尚、上記実施例の弁当箱では箸の収納部を
形成したが、箸の収納部は必ずしも形成しなくてもよい
ものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この考案にかかる弁当箱
によれば、複数種の食品を収納する複数の凹状収納部が
形成された弁当箱本体の縁部の4隅に突起を設け、蓋の
縁部の4隅にそれぞれ各突起に嵌合する4つの凹部を設
けるとともに、上記突起に係合する切り欠き部を有し、
弁当箱本体と蓋の両者の縁部で挟持される板状部材を、
これら弁当箱本体と蓋との間に挿設したので、蓋が弁当
箱本体から外れることがなく、しかも、食品を所定の凹
状収納部に保持した状態で持ち運ぶことができるという
効果がある。
【0018】また、この考案にかかる弁当箱によれば、
上記弁当箱本体内の一方の長辺側側壁の内側に該側壁と
の間で箸の収納部を形成する直線状突起部を形成したの
で、箸を弁当箱内に収納することができ、しかも、従来
のように蓋と弁当箱とを固定する輪ゴムに箸を挟む必要
がなくなり、箸の取扱いの煩雑さを解消できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による弁当箱の構成を示す斜
視図である。
【図2】図1に示す弁当箱本体の詳細図であり、図2
(a) はその平面図、図2(b) は図2(a) のa−a線にお
ける断面図、図2(c) は図2(a) のb−b線における断
面図である。
【図3】本考案の一実施例による弁当箱の使用状態を説
明する断面図である。
【図4】従来の弁当箱の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 蓋 1a 縁部 2 押さえ板 2a 切り欠き部 2b 縁部 3 弁当箱本体 3a 縁部 3b 側壁 4 突起 4a 凹部 5a〜5d 凹状収納部 6 凹状収納部 7 凹状収納部 8 直線状突起部 10 仕切り壁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り壁によって区画された複数の凹状
    収納部を有する弁当箱本体と、該弁当箱本体の縁部にそ
    の縁部を載置して該弁当箱本体の収納部を覆う蓋とを含
    んでなる弁当箱において、 上記弁当箱本体の縁部の4隅に突起を形成し、且つ、上
    記弁当箱の蓋の縁部の4隅ににそれぞれ上記各突起に嵌
    合する4つの凹部を形成するとともに、 その縁部の4隅に上記4つの突起とそれぞれ係合する4
    つの切り欠き部を有し、上記弁当箱本体の縁部と上記蓋
    の縁部との間に挟持される平板状の板状部材を設けたこ
    とを特徴とする弁当箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の弁当箱において、 上記弁当箱本体の一方の長辺側側壁の内側に該側壁との
    間に箸の収納部を形成する直線状突起部を設けたことを
    特徴とする弁当箱。
JP11014791U 1991-12-13 1991-12-13 弁当箱 Expired - Lifetime JPH0741372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014791U JPH0741372Y2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁当箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP11014791U JPH0741372Y2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁当箱

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Publication Number Publication Date
JPH0548718U JPH0548718U (ja) 1993-06-29
JPH0741372Y2 true JPH0741372Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=14528241

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JP11014791U Expired - Lifetime JPH0741372Y2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁当箱

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JP (1) JPH0741372Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286450A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fp Corp 包装用容器
KR101249002B1 (ko) * 2011-09-28 2013-04-01 주식회사 다온에프앤씨 찬합식 도시락 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286450A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fp Corp 包装用容器
KR101249002B1 (ko) * 2011-09-28 2013-04-01 주식회사 다온에프앤씨 찬합식 도시락 용기

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JPH0548718U (ja) 1993-06-29

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