JPH0741331B2 - 熱交換器用溶接チユ−ブ及びその製造方法 - Google Patents
熱交換器用溶接チユ−ブ及びその製造方法Info
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- JPH0741331B2 JPH0741331B2 JP62078753A JP7875387A JPH0741331B2 JP H0741331 B2 JPH0741331 B2 JP H0741331B2 JP 62078753 A JP62078753 A JP 62078753A JP 7875387 A JP7875387 A JP 7875387A JP H0741331 B2 JPH0741331 B2 JP H0741331B2
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- Japan
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- heat exchanger
- aluminum
- welded tube
- brazing
- bending
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0391—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits a single plate being bent to form one or more conduits
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車用ラジエータ、コンデンサ等の
アルミニウム製熱交換器に用いる溶接チューブ及びその
製造方法に関するものである。
アルミニウム製熱交換器に用いる溶接チューブ及びその
製造方法に関するものである。
従来、この種の溶接チューブとしては、例えば特開昭55
−126365号公報に開示されるものが知られている。
−126365号公報に開示されるものが知られている。
これを第５図に基づいて説明する。図に於て、１は断面
形状が略θ状を為すアルミニウム製熱交換器用溶接チュ
ーブである。
形状が略θ状を為すアルミニウム製熱交換器用溶接チュ
ーブである。
このアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ１は、例え
ば次のようにして製造される。先ず、表面にろう材をク
ラッドしたアルミニウム製板材２を、例えば第６図
（ａ）及び（ｂ）に示すように、ロールホーミングによ
って、２段階に分けてその両側部3,3を同一方向に略90
度に折り曲げる。次いで、このアルミニウム製板体２を
図示しない曲げ加工機を用いて偏平チューブ状に折り曲
げ、上記両側部3,3を当接せしめた状態で内側に突出さ
せる。この状態で治具により固定する。或いは、フィン
とチューブを交互に組み付け座板に嵌合して熱交換器コ
アとして治具に固定する。そして、加熱炉中に搬入し、
加熱炉中で常法に従って加熱し、接合する部位をろう付
けする。
ば次のようにして製造される。先ず、表面にろう材をク
ラッドしたアルミニウム製板材２を、例えば第６図
（ａ）及び（ｂ）に示すように、ロールホーミングによ
って、２段階に分けてその両側部3,3を同一方向に略90
度に折り曲げる。次いで、このアルミニウム製板体２を
図示しない曲げ加工機を用いて偏平チューブ状に折り曲
げ、上記両側部3,3を当接せしめた状態で内側に突出さ
せる。この状態で治具により固定する。或いは、フィン
とチューブを交互に組み付け座板に嵌合して熱交換器コ
アとして治具に固定する。そして、加熱炉中に搬入し、
加熱炉中で常法に従って加熱し、接合する部位をろう付
けする。
尚、このろう付け方法は、非腐食性フラックスを用いる
方法が好適であるが、通常の真空ろう付け方法であって
も良い。
方法が好適であるが、通常の真空ろう付け方法であって
も良い。
斯くして、製造されたアルミニウム製熱交換器用溶接チ
ューブ１は、第５図に示すように、溶接部５がアルミニ
ウム製板体２の両側部3,3を内部に突出した形状を為
し、フィン材と組み合わせることによってアルミニウム
製熱交換器のコアを形成することが出来る。
ューブ１は、第５図に示すように、溶接部５がアルミニ
ウム製板体２の両側部3,3を内部に突出した形状を為
し、フィン材と組み合わせることによってアルミニウム
製熱交換器のコアを形成することが出来る。
［発明が解決しようとする問題点］ 然し、この従来方法によって製造されたアルミニウム製
熱交換器用溶接チューブ１は、第７図に示すように、両
側部3,3のＲ部4,4が、アルミニウム製板体２の板厚と同
じＲとなってしまうため、溶接部５の外側に断面形状が
略三角形状を為す凹溝６が形成される。
熱交換器用溶接チューブ１は、第７図に示すように、両
側部3,3のＲ部4,4が、アルミニウム製板体２の板厚と同
じＲとなってしまうため、溶接部５の外側に断面形状が
略三角形状を為す凹溝６が形成される。
従って、このアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ１
を用いて、熱交換器コアを形成すると、上記凹溝６があ
るために座板７の嵌合孔８との間に隙間が形成され、座
板７とのろう付け時にろう溜まりが形成されず、ろう付
け不良による液洩れを起こす虞がある。このため、第８
図に示す如く、座板７に凹溝６を塞ぐように突起９を設
け、アルミニウム製熱交換器用溶接チューブ１の形状に
沿った嵌合孔８′を形成すると、突起９が変形し、アル
ミニウム製熱交換器用溶接チューブ１が嵌合出来なくな
る虞がある。従って、突起９が変形しないようにするた
め、座板７の管理に手数が掛かる。
を用いて、熱交換器コアを形成すると、上記凹溝６があ
るために座板７の嵌合孔８との間に隙間が形成され、座
板７とのろう付け時にろう溜まりが形成されず、ろう付
け不良による液洩れを起こす虞がある。このため、第８
図に示す如く、座板７に凹溝６を塞ぐように突起９を設
け、アルミニウム製熱交換器用溶接チューブ１の形状に
沿った嵌合孔８′を形成すると、突起９が変形し、アル
ミニウム製熱交換器用溶接チューブ１が嵌合出来なくな
る虞がある。従って、突起９が変形しないようにするた
め、座板７の管理に手数が掛かる。
又、従来のアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ１
は、両側部3,3の先端が対向する壁面９から離れている
ため、第９図に示すように、壁面10が両側部3,3の先端
方向へ凹んでしまう。この凹みによって、座板７の嵌合
孔８とのろう付け不良が誘発され、座板部での液洩れが
発生し易くなる。
は、両側部3,3の先端が対向する壁面９から離れている
ため、第９図に示すように、壁面10が両側部3,3の先端
方向へ凹んでしまう。この凹みによって、座板７の嵌合
孔８とのろう付け不良が誘発され、座板部での液洩れが
発生し易くなる。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、溶接部でのＲ形状を略直角として
外側の凹溝を極力小さくしてろう溜まりを形成し易いも
のとすると共に、溶接部を対向する壁面と当接させるこ
とによって、対向する壁面の凹みを防止することが出来
るアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ及びその製造
方法を提供することにある。
もので、その目的は、溶接部でのＲ形状を略直角として
外側の凹溝を極力小さくしてろう溜まりを形成し易いも
のとすると共に、溶接部を対向する壁面と当接させるこ
とによって、対向する壁面の凹みを防止することが出来
るアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ及びその製造
方法を提供することにある。
本発明に係る熱交換器用溶接チューブは、表面にろう材
がクラッドされたアルミニウム製板材を、ロールホーミ
ングによってその両側部を同一方向に折り曲げ、次い
で、両側部を当接した状態で内側に突出させた後、該当
接部をろう付けして成る、断面形状が略θ状を為す熱交
換器用溶接チューブに於て、表面にろう材がクラッドさ
れたアルミニウム製板材の両側部を略直角に折曲すると
共に、その先端部を対向壁面に当接して一体的にろう付
けしたものである。
がクラッドされたアルミニウム製板材を、ロールホーミ
ングによってその両側部を同一方向に折り曲げ、次い
で、両側部を当接した状態で内側に突出させた後、該当
接部をろう付けして成る、断面形状が略θ状を為す熱交
換器用溶接チューブに於て、表面にろう材がクラッドさ
れたアルミニウム製板材の両側部を略直角に折曲すると
共に、その先端部を対向壁面に当接して一体的にろう付
けしたものである。
又、本発明に係る熱交換器用溶接チューブの製造方法
は、表面にろう材がクラッドされたアルミニウム製板材
を、ロールホーミングによってその両側部を同一方向に
折り曲げ、次いで、両側部を当接した状態で内側に突出
させた後、該当接部をろう付けして、断面形状が略θ状
を為す熱交換器用溶接チューブを製造する方法に於て、
表面にろう材がクラッドされたアルミニウム製板材を、
ロールホーミングによってその両側部を同一方向に略直
角に折り曲げるに際し、少なくとも３段階に分けてロー
ルホーミングするものである。
は、表面にろう材がクラッドされたアルミニウム製板材
を、ロールホーミングによってその両側部を同一方向に
折り曲げ、次いで、両側部を当接した状態で内側に突出
させた後、該当接部をろう付けして、断面形状が略θ状
を為す熱交換器用溶接チューブを製造する方法に於て、
表面にろう材がクラッドされたアルミニウム製板材を、
ロールホーミングによってその両側部を同一方向に略直
角に折り曲げるに際し、少なくとも３段階に分けてロー
ルホーミングするものである。
本発明に於ては、表面にろう材がクラッドされたアルミ
ニウム製板材の両側部を略直角に折曲したものであるか
ら、溶接部の外側に形成される凹溝が極めて小さくな
り、座板の嵌合孔に挿入した時に形成される隙間が小さ
くなり、座板とアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ
とのろう付け時に座板及びアルミニウム製板体にクラッ
ドされたろう材がこの部位に溜まり易くなる。そのた
め、ろう付け不良を起こす虞がなくなる。又、溶接部を
形成するアルミニウム製板体の両側部の先端が対向する
壁面に当接されているから、座板の嵌合孔に挿入した後
に、外力を受けて凹むことがなくなり、座板の嵌合孔と
のろう付け精度が向上する。
ニウム製板材の両側部を略直角に折曲したものであるか
ら、溶接部の外側に形成される凹溝が極めて小さくな
り、座板の嵌合孔に挿入した時に形成される隙間が小さ
くなり、座板とアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ
とのろう付け時に座板及びアルミニウム製板体にクラッ
ドされたろう材がこの部位に溜まり易くなる。そのた
め、ろう付け不良を起こす虞がなくなる。又、溶接部を
形成するアルミニウム製板体の両側部の先端が対向する
壁面に当接されているから、座板の嵌合孔に挿入した後
に、外力を受けて凹むことがなくなり、座板の嵌合孔と
のろう付け精度が向上する。
更に、本発明によれば、ロールホーミングに際し、少な
くとも３段階に分けて行なうため、アルミニウム製板体
の両側部に形成されるＲ部が略90度となり、両側部を接
合した時にその外側に出来る縦目部の隙間が殆どなくな
る。
くとも３段階に分けて行なうため、アルミニウム製板体
の両側部に形成されるＲ部が略90度となり、両側部を接
合した時にその外側に出来る縦目部の隙間が殆どなくな
る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本実施例に係るアルミニウム製熱交換器用溶接
チューブ20を示す。このアルミニウム製熱交換器溶接チ
ューブ20は、断面形状が略θ状を為し、両壁面22,23の
略中央部の内部に溶接部21が形成されている。この溶接
部21は、一方の壁面22を構成するアルミニウム製板体30
を同一方向に略90度に折り曲げると共に、両側部31,31
を接合し、且つ、その先端部32を対向する壁面23に当接
せしめることによって形成されている。尚。溶接部21
は、その先端部32と一体的にろう付けされている。
チューブ20を示す。このアルミニウム製熱交換器溶接チ
ューブ20は、断面形状が略θ状を為し、両壁面22,23の
略中央部の内部に溶接部21が形成されている。この溶接
部21は、一方の壁面22を構成するアルミニウム製板体30
を同一方向に略90度に折り曲げると共に、両側部31,31
を接合し、且つ、その先端部32を対向する壁面23に当接
せしめることによって形成されている。尚。溶接部21
は、その先端部32と一体的にろう付けされている。
斯くして構成されたアルミニウム製熱交換器用溶接チュ
ーブ20は、例えば第２図のように、座板25の嵌合孔26内
に挿入されると、溶接部21の外側に於ける継目部27が殆
ど面一となっているため、ろう付け時にろう材が十分に
行き渡ってろう付け不良を起こすことがない。又、溶接
部21が対向する壁面23と当接しているため、壁面23を内
側へ凹まないようにする。そのため、座板25の嵌合孔26
に挿入した時に外力によって壁面23が内側へ凹むのを阻
止することが出来る。
ーブ20は、例えば第２図のように、座板25の嵌合孔26内
に挿入されると、溶接部21の外側に於ける継目部27が殆
ど面一となっているため、ろう付け時にろう材が十分に
行き渡ってろう付け不良を起こすことがない。又、溶接
部21が対向する壁面23と当接しているため、壁面23を内
側へ凹まないようにする。そのため、座板25の嵌合孔26
に挿入した時に外力によって壁面23が内側へ凹むのを阻
止することが出来る。
次に、第１図に示すアルミニウム製熱交換器用溶接チュ
ーブ20の製造方法について説明する。
ーブ20の製造方法について説明する。
先ず、表面にろう材をクラッドした長尺のアルミニウム
製板体30を用意する。
製板体30を用意する。
次いで、このアルミニウム製板体30を、第３図（ａ）に
示すように、45度の曲げ角度を有するロールホーミング
用のロール40,40を用いてその両側部31,31を一次曲げ加
工する。次に、第３図（ｂ）に示すように、70度の曲げ
角度を有するロールホーミング用のロール41,41を用い
てその両側部31,31を二次曲げ加工する。更に、第３図
（ｃ）に示すように、90度の曲げ角度を有するロールホ
ーミング用のロール42,42を用いてその両側部31,31を略
90度に折り曲げる。
示すように、45度の曲げ角度を有するロールホーミング
用のロール40,40を用いてその両側部31,31を一次曲げ加
工する。次に、第３図（ｂ）に示すように、70度の曲げ
角度を有するロールホーミング用のロール41,41を用い
てその両側部31,31を二次曲げ加工する。更に、第３図
（ｃ）に示すように、90度の曲げ角度を有するロールホ
ーミング用のロール42,42を用いてその両側部31,31を略
90度に折り曲げる。
この３段階の迄加工によって、第４図に示すように、ア
ルミニウム製板体30の両側部31,31は、その曲げ部のＲ
が板厚以下となり、その曲がり部分が殆ど90度になって
いる。
ルミニウム製板体30の両側部31,31は、その曲げ部のＲ
が板厚以下となり、その曲がり部分が殆ど90度になって
いる。
次いで、このように曲げ加工されたアルミニウム製板体
30は、常法に従って両側部31,31を同一方向に折り曲げ
て、断面形状が略θ状を為すように両側部31,31を接合
する。
30は、常法に従って両側部31,31を同一方向に折り曲げ
て、断面形状が略θ状を為すように両側部31,31を接合
する。
そして、両側部31,31が接合すると共に、その先端部32,
32が対向する壁面23に当接した状態で治具によって固定
するか、或いはコア組みされ、座板の嵌合孔に嵌合した
状態で治具に固定される。
32が対向する壁面23に当接した状態で治具によって固定
するか、或いはコア組みされ、座板の嵌合孔に嵌合した
状態で治具に固定される。
その後、常法に従って、加熱炉中に搬入され、所望の温
度で加熱され、各接合部分をろう付けする。
度で加熱され、各接合部分をろう付けする。
斯くして、第１図に示すアルミニウム製熱交換器用溶接
チューブ20を得ることが出来る。
チューブ20を得ることが出来る。
このように、本実施例によれば、溶接部21の外側の継目
部27を小さくすることが出来るため、座板25の嵌合孔26
に挿入した時に、隙間を形成する虞がなくなり、ろう付
け不良を起こすことがない。又、溶接部21が対向する壁
面23と接しているため、対向する壁面23が凹むという不
具合がなくなる。
部27を小さくすることが出来るため、座板25の嵌合孔26
に挿入した時に、隙間を形成する虞がなくなり、ろう付
け不良を起こすことがない。又、溶接部21が対向する壁
面23と接しているため、対向する壁面23が凹むという不
具合がなくなる。
尚、上記実施例では、ろう付け方法を特に限定しない
が、非腐食性フラックスを用いたろう付け方法が簡便で
あるため望ましい。非腐食性フラックスを用いる場合に
は、それに応じてアルミニウム製板体、ろう材等につい
ては適宜選択すれば良い。
が、非腐食性フラックスを用いたろう付け方法が簡便で
あるため望ましい。非腐食性フラックスを用いる場合に
は、それに応じてアルミニウム製板体、ろう材等につい
ては適宜選択すれば良い。
［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、溶接部の外側に於ける
継目が小さく出来るため、座板の嵌合孔は普通の偏平チ
ューブの嵌合孔ですみ、通常の座板の管理で座板の嵌合
孔への嵌合性が良くなると共に、座板の嵌合孔との気密
性が良くなる。
継目が小さく出来るため、座板の嵌合孔は普通の偏平チ
ューブの嵌合孔ですみ、通常の座板の管理で座板の嵌合
孔への嵌合性が良くなると共に、座板の嵌合孔との気密
性が良くなる。
第１図は本発明に係る熱交換器用溶接チューブをアルミ
ニウム製熱交換器用溶接チューブに適用した一実施例を
示す端面図、第２図は同実施例に係るアルミニウム製熱
交換器用溶接チューブを座板の嵌合孔に挿入した状態を
示す拡大図、第３図（ａ）乃至（ｃ）は本発明に係る熱
交換器用溶接チューブの製造工程を示す説明図、第４図
は第３図（ｃ）にて製造された折曲部の拡大図、第５図
は従来に於けるアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ
の端面図、第６図（ａ）及び（ｂ）は同アルミニウム製
熱交換器用溶接チューブの製造工程を示す説明図、第７
図は同アルミニウム製熱交換器用溶接チューブを用いて
座板の嵌合孔に挿入した状態を示す拡大図、第８図は従
来のアルミニウム製熱交換器用溶接チューブの凹溝に対
応して座板の嵌合孔を変形した例を示す拡大図、第９図
は従来のアルミニウム製熱交換器用溶接チューブに於け
る凹みを示す拡大図である。 20……アルミニウム製熱交換器用溶接チューブ、21……
溶接部、22,23……壁面、25……座板、26……嵌合孔、2
7……継目部、30……アルミニウム製板体、31……側
部、32……先端部、40,41,42……ロールホーム用のロー
ラ。
ニウム製熱交換器用溶接チューブに適用した一実施例を
示す端面図、第２図は同実施例に係るアルミニウム製熱
交換器用溶接チューブを座板の嵌合孔に挿入した状態を
示す拡大図、第３図（ａ）乃至（ｃ）は本発明に係る熱
交換器用溶接チューブの製造工程を示す説明図、第４図
は第３図（ｃ）にて製造された折曲部の拡大図、第５図
は従来に於けるアルミニウム製熱交換器用溶接チューブ
の端面図、第６図（ａ）及び（ｂ）は同アルミニウム製
熱交換器用溶接チューブの製造工程を示す説明図、第７
図は同アルミニウム製熱交換器用溶接チューブを用いて
座板の嵌合孔に挿入した状態を示す拡大図、第８図は従
来のアルミニウム製熱交換器用溶接チューブの凹溝に対
応して座板の嵌合孔を変形した例を示す拡大図、第９図
は従来のアルミニウム製熱交換器用溶接チューブに於け
る凹みを示す拡大図である。 20……アルミニウム製熱交換器用溶接チューブ、21……
溶接部、22,23……壁面、25……座板、26……嵌合孔、2
7……継目部、30……アルミニウム製板体、31……側
部、32……先端部、40,41,42……ロールホーム用のロー
ラ。
Claims (3)
- 【請求項１】表面にろう材がクラッドされたアルミニウ
ム製板材を、ロールホーミングによってその両側部を同
一方向に折り曲げ、次いで、両側部を当接した状態で内
側に突出させた後、該当接部をろう付けして成る、断面
形状が略θ状を為す熱交換器用溶接チューブに於て、表
面にろう材がクラッドされたアルミニウム製板材の両側
部を略直角に折曲すると共に、その先端部を対向壁面に
当接して一体的にろう付けしたことを特徴とする熱交換
器用溶接チューブ。 - 【請求項２】表面にろう材がクラッドされたアルミニウ
ム製板材を、ロールホーミングによってその両側部を同
一方向に折り曲げ、次いで、両側部を当接した状態で内
側に突出させた後、該当接部をろう付けして、断面形状
が略θ状を為す熱交換器用溶接チューブを製造する方法
に於て、表面にろう材がクラッドされたアルミニウム製
板材を、ロールホーミングによってその両側部を同一方
向に略直角に折り曲げるに際し、少なくとも３段階に分
けてロールホーミングすることを特徴とする熱交換器用
溶接チューブの製造方法。 - 【請求項３】アルミニウム製板材を、ロールホーミング
によってその両側部を同一方向に略直角に折り曲げるに
際し、略45度に折り曲げる工程と、略70度に折り曲げる
工程と、略90度に折り曲げる工程とに分けて成形するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の熱交換器用
溶接チューブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078753A JPH0741331B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 熱交換器用溶接チユ−ブ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078753A JPH0741331B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 熱交換器用溶接チユ−ブ及びその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09155398A Division JP3206806B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | アルミニウム製熱交換器コア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242432A JPS63242432A (ja) | 1988-10-07 |
| JPH0741331B2 true JPH0741331B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=13670655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62078753A Expired - Lifetime JPH0741331B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 熱交換器用溶接チユ−ブ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741331B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0829316A2 (en) * | 1996-09-16 | 1998-03-18 | Denso Corporation | Roll forming method for forming flat tube and roll forming apparatus using the same |
| WO2001018472A1 (fr) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Zexel Valeo Climate Control Corporation | Echangeur de chaleur, tube pour echangeur de chaleur, procede de fabrication de l'echangeur de chaleur et du tube |
| JP2015134376A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | シャンハイ ジャオ トン ユニバーシティ | マイクロチャネル扁平管のロール成形機及び成形方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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