JPH074116U - 車両用エアダクトの取付構造 - Google Patents

車両用エアダクトの取付構造

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JPH074116U
JPH074116U JP3847993U JP3847993U JPH074116U JP H074116 U JPH074116 U JP H074116U JP 3847993 U JP3847993 U JP 3847993U JP 3847993 U JP3847993 U JP 3847993U JP H074116 U JPH074116 U JP H074116U
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duct
lid
seal packing
locking
outer periphery
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輝 中村
哲也 井口
哲雄 内村
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトと蓋体とを組付けてなるエアダクトを
低コストで、作業性良好に車両のボデーパネルの取付穴
に取付け得る車両用エアダクトの取付構造を提供する。 【構成】 車室内に配設されるダクト11の排出口11
0の下縁に係止穴111を設け、係止穴111に、開閉
バルブ122を有する蓋体12の外周に突設した係止爪
121を挿通係止せしめるとともに、排出口110の上
縁の内面に蓋体12の外周に突設した係合突起123を
係止して、ダクト11に蓋体12を組付け、ダクト11
の上縁の係合突起123が係止される箇所に外方へ突出
するビード112を形成し、蓋体12の外周には、シー
ルパッキン3を固着して、ボデーパネル2の取付穴20
の開口縁フランジ部21を、シールパッキン3を押込み
つつ、係止爪121の係止穴111挿通端とこれに対向
するシールパッキン3との間、および、ビード112と
これに対向するシールパッキン3との間に圧入する構造
とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用エアダクトの取付構造、特にワンボックス車などに適用される エアダクトの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のリヤホイル後方にベンチレータの排出口を設ける場合には、従来、リヤ ホイル後方のボデーパネルに排出口を形成し、この排出口を開閉バルブを備えた 蓋体で覆っていた。ところが、ワンボックス車などの車両では、上記ボデーパネ ルに形成した排出口が車室に位置するため、蓋体の開閉バルブの換気作動時に発 生する騒音が直接車室内に伝わって好ましくない。そこで、従来より、車室内に 上記騒音が直接伝わるのを防止するために、ボデーパネル内にダクトを設け、そ の排出口をボデーパネルに形成したダクト取付穴に挿入し、ダクト排出口を、開 閉バルブを備えた蓋体で覆う手段がとられている。
【0003】 上記ダクトと蓋体とは、その構造上、一体に成形することは困難であるため、 従来、ダクトと蓋体とは別々に成形してボデーパネルに取付けていた。図3に、 上記エアダクトの取付構造の一従来例を示す。エアダクト1は、ダクト11と、 ダクト11の排出口110を開閉バルブ122にて開閉可能に覆う蓋体12とで 構成されている。そして、これらダクト11と蓋体12とは、ダクト11の排出 口110に沿う下縁に形成した係止穴111に、蓋体12の下縁に形成した係止 爪121の先端を挿通係止するとともに、ダクト11の排出口110に沿う上縁 内面に、蓋体12の外周に形成した係合突起123を係止することにより組付け るようになっている。
【0004】 そして、蓋体12の外周には、シールパッキン3を貼着し、ダクト11と蓋体 12とを組付けた状態で、リヤホイル後方のボデーパネル2に形成した取付穴2 0に挿入し、取付穴20の下方のフランジ部21を、係止爪部121の係止穴1 11への挿通端と、これに対向するシールパッキン3との間に圧入し、取付穴2 0の上方のフランジ部21に、タッピングスクリュー51とグロメット52によ り蓋体12の外周部を固定してエアダクト1を取付穴20に取付けていた。図に おいて、4は、リヤバンパである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記従来の車両用エアダクトの取付構造においては、タッピングスク リュー、グロメットを必要とするので、部品点数が多くなり、又、作業工数も多 くなる。従って、コスト及び作業性の点で問題がある。
【0006】 そこで、本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、ダクトと蓋体とを組付け てなるエアダクトを、低コストで、かつ、作業性良好に車両のボデーパネルの取 付穴に取付け得る車両用エアダクトの取付構造を提供することを課題としてなさ れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は図2に示すように、車室内に配設されたダクト11の排出口110の 下縁に係止穴111を設けて、これに開閉バルブ122を備えた蓋体12の外周 に突設した係止爪121を挿通係止せしめ、ダクト11の排出口110の上縁の 内面に蓋体12の外周に突設した係合突起123を係止せしめてダクト11に蓋 体12を組付けるようになし、ダクト11の排出口110の上縁の係合突起12 3が係止される箇所に、外方へ突出するビード112を形成するとともに、蓋体 12の外周には、シールパッキン3を設け、ダクト11に蓋体12を組付けた状 態で、係止爪121の係止穴111挿通端と、これに対向するシールバッキン3 との間、およびビード112とこれに対向するシールパッキン3との間にボデー パネル2の取付穴20に沿うフランジ部21をシールパッキン3を押込みつつ圧 入し、取付穴20にダクト11および蓋体12を一体に固定したことを特徴とす る。
【0008】
【作用】
しかして、ボデーパネル2の取付穴20の上縁側はダクト11のビード112 と蓋体12のシールパッキン3とで挟まれ、下縁側はダクト11に係合する蓋体 12の係止爪121とシールパッキン3とに挟まれ、取付穴20とダクト11お よび、蓋体12とがボルト等を用いることなく一体に固定される。
【0009】
【実施例】
図2において、ダクト11の下部には、ほぼ矩形形状(図略)をなす排出口1 10が設けてある。蓋体12は、ダクト11の排出口110の形状に沿ったほぼ 矩形の外形形状を有している。蓋体12はバタフライ式の開閉バルブ122を備 えている。
【0010】 蓋体12の下端部124には、先端が下方に折れ曲がった係止爪121が内方 に向けて突設してあり(本実施例では、左右2箇所)、この係止爪121の先端 は、ダクト11の排出口110に沿う下縁の係止爪121に対向する位置に設け た係止穴111に挿通係止せしめられる。一方、蓋体12の上縁には、突起12 3が上方に向けて形成してあり、この突起123はダクト11の上縁内面と係合 せしめられる。さらに、蓋体12上縁部は断面L字状をなして外方へ突出して受 け部125を構成している。受け部125はダクト11の上縁を外方へ延出せし めて設けた延出部113を支持する。ダクト11、蓋体12は、ともに合成樹脂 成形品である。
【0011】 下端部124、及び受け部125を含む蓋体12の外周部にはシールパッキン 3が貼着してある。
【0012】 さらに、ダクト11上縁の数箇所(本実施例では左右2箇所)には、ビード1 12が外方へ膨出するように形成してあり、シールパッキン3とダクト11上縁 外面との間隔は、この部分で狭められている。
【0013】 ダクト11と蓋体12とよりなるエアダクト1をボデーパネル2のリヤホイル 後方に設けた取付穴20に取付ける際には、蓋体12を組付けたダクト11を取 付穴20内に取付穴20の外部下方よりななめ上方に差込む。これにより、取付 穴20上方のフランジ部21は、ピード112と、これに対向するシールパッキ ン3との間に、シールパッキン3を押込みつつ圧入せしめられる。次に、上方の フランジ部21をビード112とシールパッキン3との間に圧入した状態で、蓋 体12を取付けたダクト11の下縁をさらに取付穴20内方に押込むことにより 、係止爪121の係止穴111挿通端は、取付穴20の下方のフランジ部21先 端部に当たって上方に押されて撓みながらフランジ部21先端を乗越える。この 結果、フランジ部21は原位置まで下がった係止爪121挿通端と、これに対向 するシールパッキン3との間でシールパッキン3を押込んだ状態で挟まれる。
【0014】 しかして、ボデーパネル2の取付穴20の上縁側はダクト11のビード112 と蓋体12のシールパッキン3で挟まれ、下縁側は、ダクト11に係合する蓋体 12の係止爪121とシールパッキン3とに挟まれ、取付穴20とダクト11お よび蓋体12とがボルト等を用いることなく一体に固定される。
【0015】 エアダクト1固定後、リヤバンパ4をボデーパネル2に取付ける。蓋体12の 下縁をインテグラルヒンジで折曲げて先端126をリヤバンパ4の内面に固着す る。
【0016】
【考案の効果】
かくして本考案のエアダクト取付構造によれば、ダクトの排出口周縁に蓋体の 外周部を組付けてなるエアダクトを、従来のようにタッピングスクリュー、グロ メットを用いることなく、ボデーパネルの取付穴に作業性よく、低コストで取付 けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアダクト取付構造を適用される車両
の斜視図である。
【図2】本考案の取付構造の図1のIIーII線に沿う位置
における断面図である。
【図3】従来の取付構造の図2と同じ位置における断面
図である。
【符号の説明】
11 ダクト 110 排出口 111 係止穴 112 ビード 12 蓋体 121 係止爪 122 開閉バルブ 123 係合突起 2 ボデーパネル 20 取付穴 21 フランジ部 3 シールパッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に配設されたダクトの排出口をボ
    デーパネルのダクト取付穴に挿入し、ダクトの排出口に
    開閉バルブを備えた蓋体を設けてなる車両用エアダクト
    において、上記ダクトの排出口の下縁に係止穴を設け
    て、蓋体の外周に突設した係止爪を挿通係止せしめると
    ともに、上記排出口の上縁の内面に蓋体の外周に突設し
    た係合突起を係止せしめてダクトに蓋体を組付けるよう
    になし、上記ダクトの上縁には、上記係合突起が係止さ
    れる箇所に外方へ突出するビードを形成するとともに、
    上記蓋体の外周には、シールパッキンを設け、上記ダク
    トに蓋体を組付けた状態で、上記係止爪の係止穴挿通端
    と、これに対向するシールパッキンとの間、および上記
    ビードとこれに対向するシールパッキンとの間に、上記
    ボデーパネルの取付穴の開口縁のフランジ部をシールパ
    ッキンを押込みつつ圧入し、上記取付穴にダクトおよび
    蓋体を一体に固定してなる車両用エアダクトの取付構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115246300A (zh) * 2021-04-28 2022-10-28 本田技研工业株式会社 车辆的通风设备结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115246300A (zh) * 2021-04-28 2022-10-28 本田技研工业株式会社 车辆的通风设备结构
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