JPH0740827U - ローパーティションのスタッドとパネルの連結構造 - Google Patents

ローパーティションのスタッドとパネルの連結構造

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JPH0740827U JP7581593U JP7581593U JPH0740827U JP H0740827 U JPH0740827 U JP H0740827U JP 7581593 U JP7581593 U JP 7581593U JP 7581593 U JP7581593 U JP 7581593U JP H0740827 U JPH0740827 U JP H0740827U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローパーティションの組立て作業が簡単であ
り、又スタッドとパネルの連結強度が高く、さらにパネ
ル高さが異なる場合であっても何ら問題なく連結可能な
スタッドとパネルの連結構造の提供。 【構成】 スタッド1は角型断面で側面4には溝5を形
成し、この溝5に連結ツメ6を取着してパネル下コーナ
材の係止部10を係止して連結し、パネルの上端はレバ
ー型式の連結具23の係止片19をスタッドの溝5に嵌
入して連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はローパーティションを構成するスタッドとパネルの連結構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
ローパーティションの一般的な形態は、垂直に起立するスタッドにパネルを引 掛けて連結し、該スタッドの下端には高さ調整用のアジャスターボルトが螺合し ている。スタッドにパネルを引掛けて止着出来るように、スタッド側面にはスリ ット溝を形成し、一方のパネル側端には上記スリット溝に嵌入するためのツメを 設けている。そして、上記ツメを介して引掛けただけのパネルは安定しないため に、ジョイント金具を両パネルにまたがって取着している。又パネルの下端には 床面との間に残る空間をカバーするための巾木が、パネル上端には笠木がそれぞ れ取着される。
【0003】 又、ローパーティションには、パネル高さが同一でなく、段差を有している型 式のものも多く使用されているが、この段差部分にも同じ段差をもって形成した ジョイント金具が取着されている。そして、上記スタッドは金属製板材を曲げて ポール状に成形した長尺材であり、側面にはツメが嵌入するためのスリット溝が 所定の高さに穿設されたものであり、ローパーティションとして組立てられた状 態では、上記スタッドはパネル側端に形成した凹部に嵌入して外部には露出しな い構造となっている。しかし、スタッドを間にして互いに連結されるパネルは直 線状となる1ウェイ型式のみならず、L型を成して連結したり、又はT型を構成 する場合もあり、この型式の連結においてはスタッドがパネルの側端凹部に嵌入 することが出来ずして外側面が表に露出してしまう。そこで、外側面をカバーす るためのポストをスタッドに取着する。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】 このように従来のローパーティションでは、スタッドを間にして隣接するパネ ルをジョイント金具にて固定しているが決して十分なジョイント強度を得ること は出来ず、又スタッドが外に露出しない構造としているが、L型及びT型を成す ジョイント形態ではスタッドの外側面をカバーするポストを必要とする等の問題 がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、スタッドとパ ネルを強固に連結し、しかもスダッドには外側面をカバーするポストを必要とし ない連結構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が対象とするスタッドとパネルの連結形態は、隣接するパネルが直線状 にある場合も可能ではあるが、むしろL型、T型、及び十型等、隣接するパネル を連結するにおいて必ずスタッドを必要とする連結形態を対象とする。パネルが 直線状に連結する場合には、間にスタッドを介在しないでパネル同士を互いに当 接させて繋ぐことも可能である。
【0006】 そこで、本考案において用いるスタッドは角型断面の棒材であって、各側面に はT型断面の溝を長手方向に形成している。そしてパネル上端の両サイドにはツ メが形成され、又パネル側端下方には連結具が設けられる。上記スタッドの溝下 端には連結ツメが取着され、この連結ツメにパネルの連結具が係止して連結され 、パネル上端はレバー型式の連結具がスタッドとの間に介在して連結する。レバ ー型式の連結具とはレバーの一端に設けた軸にフックを連結し、フック先端には 円柱状の係止片を設け、又レバーからフックを間にして2本のアームを延ばし、 アーム先端にも円柱状の係止片を有したもので、フック先端の係止片はスタッド の溝に、又アーム先端の係止片はパネル上端のツメにそれぞれ係止して、上記レ バー操作にて締結される。パネルはスタッドに圧接状態となって締め付けられる 。ここで、パネル高さがスタッドより低い段差を形成している場合でも、レバー 型式の連結具はスタッドの溝に沿ってフックを降ろし、所定の高さにてパネルを 連結することが出来る。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明 する。
【0007】
【実施例】
図1はスタッド1を間にしてパネル2a,2bがL型を成して連結するローパ ーティションの分解図である。上記スタッド1は正方形断面の長尺材であり、下 端にはアジャスターネジ3が螺合してその高さを適度に調整可能とし、パネル1 aはその側端がスタッド1の側面4aに当接して連結し、他方のパネル1bはス タッド1の別の側面4bに当接して繋がれる。又、パネル2cはパネル2bと直 接連結する。
【0008】 ところで、上記スタッド1は図2a,bに示すごとく、正方形断面であって、 側面4a,4b…には断面T型の溝5a,5b…が長手方向に形成されている。 スタッド1の下端にはネジ孔を有すキャップを嵌着し、上記アジャスターネジ3 はネジ孔に螺合している。そしてこの溝5a,5bには図3に示す連結ツメ6a ,6bが取着されて、図1に示すようにスタッド1の下端にセットされる。スタ ッド1は溝5a,5b…及び中央の孔7を持つ押出し材であって、そのため連結 ツメ6をスタッド1の下端で止着するためには上記アジャスターネジ3を取着す るキャップを併用し、該キャップの1部が上記各溝5a,5b…に嵌入する形状 とすればよい。そして、スタッド1の下端に設けた連結ツメ6a,6bにはパネ ル側端下部に設けているコーナー材が係止する。
【0009】 図4はパネル2の側端部を表わしているが、パネル2の角部には上コーナー材 8と下コーナー材9がそれぞれ設けられている。下コーナー材9には連結ツメが 内装されていて、必要に応じて該連結ツメを引き出して隣接するパネル2b,2 c間を連結することになるが、スタッド1に取着した上記連結ツメ6が下コーナ ー材9下端に形成した係止部10と係止する。すなわち、該係止部10が連結ツ メ6のツメ部11に載って支持される状態となる。図5はスタッド1下端に設け た連結ツメ6に下コーナー材9の係止部10が載って連結した状態を示している 。下コーナー材9には上記連結ツメ6に相当する別の連結ツメ12が内装されて いる。そして下コーナー材9の表面に形成した凸部26はスタッド1の側面4に 設けている溝に嵌入し、パネル2とスタッド1の位置決め及びズレ防止を図る。
【0010】 一方の上コーナー材8はL型を成し、コーナーにはツメ13を形成し、ツメ1 3の中間には溝14を有し、又コーナー材8の上片には凹部15を形成している 。パネル2の上端はこのコーナー材8のツメ13にレバー型式の連結具23の係 止片が係止してスタッド1と連結される。図6はこのレバー型式の連結具を示す 具体例であり、レバー16の端部に設けた軸17にはフック18を連結し、フッ ク18の先端両側には円柱状の係止片19,19を有し、又該フック18を間に してレバーからアーム20,20を延ばし、アーム先端にも円柱状の係止片21 ,21を備えている。さらに、アーム20を外方向に湾曲させて、その外側には 凸部22を形成している。
【0011】 パネル2の上端に設けた上コーナー材8には上記レバー型式の連結具23をセ ットして、スタッド1とパネル2を互いに引き寄せた状態で連結する。すなわち 、上記フック18先端の係止片19,19はスタッド1の溝5に嵌入し、又アー ム20,20の係止片21,21は上コーナー材8のツメ13に係止する。この 場合、レバー16を持ち上げれば係止片19と係止片21間距離Lは拡大するた めにスタッド1の溝5に嵌入してツメ13に係止することが出来、そしてレバー 16を押し下げるならば距離Lは縮小してスタッド1とパネル2は圧接状態で連 結される。図7はスタッド1とパネル2がレバー型式の連結具によって互いに連 結した状態を示している。
【0012】 前記図1において、23はレバー型式の連結具であり、スタッド1とパネル2 aを連結した後で、該パネル上端には笠木24が、又スタッド上端にはキャップ 25が被覆される。一方、パネル2bとパネル2cとの連結構造は本考案の対象 外であるが、上端はレバー型式の連結具23を用い、下部は下コーナー材9の連 結ツメ12を用いて互いに連結される。ここで、上記レバー型式の連結具23の 形態は前記図6の場合に限定せず、テコの原理を用いた構造であって、レバー操 作によってスタッドとパネルが互いに圧接して連結されるものとする。以上述べ たように、本考案のスタッドとパネルの連結構造はスタッド下端に取着した連結 ツメにてパネルの下コーナー材を支持し、パネルの上端はレバー型式の連結具を 用いて連結するものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0013】
【考案の効果】
本考案の連結構造を採用することでローパーティションの組立て作業が簡略化 し、又部品点数も減少する。すなわち、スタッドに形成した溝に連結ツメを取着 し、該連結ツメのツメ部にパネルの下コーナー材を載せ、又スタッドの溝にレバ ー型式の連結具の係止片を嵌入し、アームの係止片を上コーナー材のツメに係止 してレバーを押し下げるだけでスタッドとパネルは互いに圧接状態となって連結 し、したがって連結強度は高くガタ付くことはない。又下コーナー材の凸部がス タッド側面に設けた溝に嵌合するためにスタッドとパネル間の位置ズレを起こさ ない。それに、スタッドは角型断面の押出し材であって、その外側面には連結ツ メや係止片が嵌入するための溝が長手方向に形成されているもので、外観的には スタッドが露出してもローパーティションの意匠を損うことはない。よって、従 来のような外側面をカバーするポストを必要としない。又、レバー型式の連結具 の係止片はスタッドの溝に嵌入して、いかなる位置(高さ)であってもパネルと 連結することが出来るため、段差を有すパネルの連結であっても何ら問題なく施 工出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローパーティションの解体図。
【図2】スタッドの実施例。
【図3】スタッドの下端に取着する連結ツメの実施例。
【図4】パネルの側端部。
【図5】スタッドとパネルの下端部の連結構造。
【図6】レバー型式の連結具の具体例。
【図7】スタッドとパネルの上端部の連結構造。
【符号の説明】 1 スタッド 2 パネル 3 アジャスターネジ 4 側面 5 溝 6 連結ツメ 7 孔 8 上コーナー材 9 下コーナー材 10 係止部 11 ツメ部 12 連結ツメ 13 ツメ 14 溝 15 凹部 16 レバー 17 軸 18 フック 19 係止片 20 アーム 21 係止片 22 凸部 23 レバー型式の連結具 24 笠木 25 キャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローパーティションにおけるスタッドと
    パネルの連結において、スタッドは角型断面の長尺材で
    その側面には溝を長手方向に形成し、該溝には連結ツメ
    を取着してパネル下端に設けた下コーナー材の係止部を
    ツメ部に載せて連結し、一方パネルの上端はレバー型式
    の連結具を介してスタッドと連結するもので、上記レバ
    ー型式の連結具はレバーの端に設けた軸にフックを連結
    し、フック先端には係止片を設け、又レバーから延びた
    アーム先端にも同じく係止片を有したもので、フック先
    端の係止片をスタッドの溝に嵌入し、アームの係止片を
    パネルの上コーナー材のツメに係止したことを特徴とす
    るローパーティションのスタッドとパネルの連結構造。
  2. 【請求項2】 上記下コーナー材の表面には凸部を形成
    し、この凸部をスタッド側面に設けた溝に嵌合した請求
    項1記載のローパーティションのスタッドとパネルの連
    結構造。
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