JPH0740728B2 - テレビジヨン信号の受信装置 - Google Patents

テレビジヨン信号の受信装置

Info

Publication number
JPH0740728B2
JPH0740728B2 JP16580586A JP16580586A JPH0740728B2 JP H0740728 B2 JPH0740728 B2 JP H0740728B2 JP 16580586 A JP16580586 A JP 16580586A JP 16580586 A JP16580586 A JP 16580586A JP H0740728 B2 JPH0740728 B2 JP H0740728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
frequency
tuner
television signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16580586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6320981A (ja
Inventor
三男 磯辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16580586A priority Critical patent/JPH0740728B2/ja
Publication of JPS6320981A publication Critical patent/JPS6320981A/ja
Publication of JPH0740728B2 publication Critical patent/JPH0740728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン信号の受信装置に関し、詳細には
振幅変調され残留側波帯で伝送されるテレビジョン信号
の受信装置に関するものである。
従来の技術 本発明に関係する従来技術を以下第2図を参照して説明
する。第2図ではアンテナ1で受信した無線周波(RF)
テレビジョン信号を局発制御回路2で制御されるチュー
ナ3で所定の中間周波(IF)信号に変換した後IFフィル
タ4に供給することを示している。このIFフィルタ4は
到来入力信号であるRFテレビジョン信号が第3図(A)
に示すように搬送波周波数が1030迄の上側波帯成
分と20迄の下側波帯成分とが非対称ないわゆる残留側
波帯の信号であり、従ってチューナ2が下側ヘテロダイ
ンである場合には(B)に示すようにIF搬送周波数11
での利得を1/2とし両側波帯伝送部分の利得が略直線的
に変化するような特性とすることにより、総合の周波数
特性を補償しIF信号を処理する増幅,検波回路5で出力
するベースバンドの映像信号の振幅−周波数特性を第3
図(C)に示すように平坦なものとする目的のために配
置される。導線51に送出されたベースバンドの映像信号
は現在においてはA/D変換器6によりデジタル化され輝
度Yチャネル処理回路7、色度Cチャネル処理回路8で
所定の信号処理を行なった後、マトリクス,D/A回路9を
介してR,G,Bの原色信号を信号出力端子10に送出され
る。また増幅,検波回路5およびチューナ3はそれぞれ
増幅器の利得制御が可能なように構成されるとともに既
知のディレードAGCの形態で制御され到来入力信号の広
範囲な受信信号レベルの変化に対して導線51の映像信号
レベルを一定置に維持する。
発明が解決しようとする問題点 上述した従来装置においては残留側波帯のテレビジョン
信号の総合の振幅−周波数特性をIFフィルタ4で補償す
る構成であり、このためにIF信号の搬送波周波数成分を
IF帯域の中心に対して原理的に6dB減衰させておくこと
が必要である。従って、チューナ3および増幅,検波回
路5の総合の最大利得は上述した搬送波周波数成分に対
する6dBの減衰を補償することが必要でありRF−IF信号
の如き高周波信号を扱う増幅器の発振等の動作安定度を
劣化させる要因となっている。
また到来入力信号レベルが大きい場合、すなわち前述し
たディレードAGCの制御によってチューナ3の利得が減
少するような条件のもとではIFフィルタ4の電力損失が
導線51に送出される映像信号のS/Nを劣化させる要因と
なり、この場合上述したようにIF搬送波に対して6dB減
衰させる必要がある従来装置の構成では不所望にもS/N
が劣化する。
さらにIFフィルタ4の特性の中で特にIF搬送波の近傍を
所定の特性に調整あるいは維持することは実用上困難で
あり、従って画質劣化を生じさせている。
問題点を解決するための手段 本発明にもとずくテレビジョン信号の受信装置では到来
入力信号を所定のIF信号に変換するチューナとチューナ
が出力するIF信号の中より所望のチャネルの信号成分に
対してのみ実効的に振幅−周波数特性を変更せずに不所
望な妨害信号成分を減衰させるIFフィルタと、IFの出力
信号を入力としてベースバンドの映像信号を送出するIF
信号処理回路と、この回路の出力に結合されたA/D変換
回路と、デジタル化された映像信号の振幅−周波数特性
を変更するための補償フィルタとが少なくとも配置され
る。
作 用 上述の本発明による装置ではIFフィルタは所望のチャネ
ルの信号成分のみを実質的に広帯域処理によって選択
し、特にIF信号の搬送波近傍の振幅−周波数特性は略々
平坦なものとされ、隣接する不所望なチャネルの信号成
分に対してのみ除去するような所定のフィルタ特性が与
えられる。従ってこのIFフィルタはチューナとIF信号処
理回路との結合に際して残留側波帯テレビジョン信号の
処理のための特別な電力損失を発生させない。特性補償
フィルタはデジタル化されたベースバンドの映像信号に
対して、特に非対称な側波帯伝送と受信装置での広帯域
なIFフィルタ処理による振幅−周波数特性の補償を位相
ひずみを生じさせることなく行なう作用をもっている。
実施例 本発明の実施例につき以下図面を参照して詳細に説明す
るが従来装置と同一の動作をし特性の差異のないものに
ついては同符号を付し詳細な説明は省略することにす
る。第1図は本発明の実施例を示したブロック図であ
り、図においてチューナ3が出力するIF信号はIFフィル
タ41により所望チャネルの信号成分に対しては広帯域処
理を施こされ、隣接する不所望な信号は除去される。こ
のIFフィルタ41は第4図の(A)に示す如く10を搬送
波周波数とする到来入力信号に対してチューナ3が下側
ヘテロダインであると仮定すると同図(B)に示すよう
にIF搬送波110とその近傍の成分に対して実質的に減
衰を与えずに不所望な隣接チャネル成分を除去するよう
な特性に設定される。実質的にはIFフィルタ41は例えば
下側波帯成分が完全に伝送される周波数20乃至10IF
周波数では210乃至110の範囲で第4図(B)の実線
aで示すような遮断特性とすることが望ましいが同図の
破線bで示すような特性とすることも可能であり、図示
以外の特性も種々選択可能である。またIF搬送波成分
110とその近傍の成分に対するIFフィルタ41の減衰特性
は基本的には平坦であることが望ましいがこれに限定さ
れるものではない。IF信号処理回路52は可変利得の増幅
器と検波器とを含んでなり第4図(C)に示す如くの特
性をもつベースバンドの映像信号を導線53に送出するが
従来装置に比べてIF搬送波に対する減衰量の変化分、す
なわち原理的には6dBその利得を減じることが可能であ
る。A/D変換器6でデジタル化された映像信号は第4図
(D)に示す如くの特性補償フィルタ61で総合の周波数
特性が平坦とされ、230の周波数を境界とした高域増
強形の特性が与えられる。この特性補償フィルタ61は対
称形のトランスバーサルフィルタ等によって構成され位
相ひずみを発生することなく残留側波帯信号に対する振
幅−周波数特性の補償を良好に行なうことができる。チ
ューナの局部発振周波数を制御するための局発制御回路
21が破線で示した導線22を介して特性補償フィルタ61を
も制御する構成を示しているが、このように構成するこ
とにより、局部発振周波数の変化すなわちIF信号の搬送
波周波数の変化に対して総合の振幅−周波数特性が変化
しないようにすることができる。すなわち第4図の
(D)に示した特性補償フィルタ61の周波数230をIF
周波数の変化に追従させることにより略々一定の特性を
維持できる。
発明の効果 上述した如く本発明による受信装置では、残留側波帯で
伝送されるテレビジョン信号を実質的にベースバンドの
映像信号の振幅−周波数特性を変更しない広帯域のチュ
ーナおよびIFフィルタで処理して得たIF信号を検波する
構成であるのでIFフィルタによる不所望の損失を減少す
ることができる。従って、受信装置の中で高周波動作を
行うRF−IF増幅器の利得を減じることができるので装置
の動作安定性が向上するのみでなく特に到来入力信号レ
ベルが大である場合のS/Nが改善され、またベースバン
ドの映像信号をA/D変換した後デジタルフィルタで残留
側波帯の信号の受信に必要な振幅−周波数特性補償を行
なうので高品質のベースバンド映像信号を再生できるな
ど工業的価値大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるテレビジョン信号の
受信装置のブロック図、第2図は従来例におけるテレビ
ジョン信号の受信装置のブロック図、第3図は従来例の
受信装置の動作説明に用いる特性図、第4図は本発明に
よる受信装置の動作説明に用いる特性図である。 3……チューナ、41……IFフィルタ、52……IF信号処理
回路、6……A/D、61……補償フィルタ、21……局発制
御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振幅変調の残留側波帯で伝送されるテレビ
    ジョン信号の受信装置であって、この装置が少なくとも
    到来入力信号を所定の中間周波(IF)信号に変換するチ
    ューナと、このチューナの出力信号が供給されるIFフィ
    ルタと、このフィルタの出力信号を入力としてベースバ
    ンド信号を送出するIF信号処理回路と、このIF信号処理
    回路に結合されたA/D変換回路と、デジタル化されたテ
    レビジョン信号の中の少なくとも映像信号の振幅−周波
    数特性を変更するための補償フィルタとを備えてなり、
    前記のIFフィルタを所望チャネルの信号成分に対して実
    効的に広帯域処理となすとともに補償フィルタが前記の
    テレビジョン信号の中の両側波帯と片側波帯の夫々に対
    応するベースバンド映像信号帯域に対して相対利得を略
    同一となるよう補償してなるテレビジョン信号の受信装
    置。
JP16580586A 1986-07-15 1986-07-15 テレビジヨン信号の受信装置 Expired - Fee Related JPH0740728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16580586A JPH0740728B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 テレビジヨン信号の受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16580586A JPH0740728B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 テレビジヨン信号の受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6320981A JPS6320981A (ja) 1988-01-28
JPH0740728B2 true JPH0740728B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=15819327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16580586A Expired - Fee Related JPH0740728B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 テレビジヨン信号の受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740728B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6320981A (ja) 1988-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1299248C (en) Frequency converter
EP0903937B1 (en) Digital television signal receiving tuner system
JP4620872B2 (ja) If信号処理装置
US7317493B1 (en) Method and apparatus for providing dual automatic gain control delay settings in a television receiver
KR100662586B1 (ko) 텔레비전 수상기 내에서 이중 자동 이득 제어 지연 설정을제공하는 방법 및 장치
JPS5958979A (ja) テレビジヨン音声情報検波装置
US5523801A (en) Upper and lower adjacent picture signal traps
US7202910B1 (en) Signal processing apparatus
JPH0740728B2 (ja) テレビジヨン信号の受信装置
US5510855A (en) Satellite television broadcasting receiver including improved clamping circuit
US6078720A (en) Apparatus for copying a signal recorded on a video recording medium without demodulation
US5432557A (en) Extended television signal receiver
US3600514A (en) Solid-state luminance channel for color television receiver
JP2699582B2 (ja) 輪郭補正器
KR0152935B1 (ko) 가변 대역 디지탈 필터
JP3360364B2 (ja) バランス出力型チューナ装置の中間周波処理回路
US5194940A (en) Frequency multiplexed digital video processor
JP3495661B2 (ja) 受信装置
JP3435794B2 (ja) テレビチューナ
JPH06101851B2 (ja) カラ−映像信号処理装置
EP0587224A2 (en) Extended television signal receiver
KR930007374B1 (ko) 영상신호 복조기의 검파제어회로 및 방법
JP3495656B2 (ja) 受信装置
JPH0965236A (ja) デジタル放送受信装置
JPS58171190A (ja) カラ−テレビジヨン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees