JPH0740627A - 媒体印字装置 - Google Patents
媒体印字装置Info
- Publication number
- JPH0740627A JPH0740627A JP20870493A JP20870493A JPH0740627A JP H0740627 A JPH0740627 A JP H0740627A JP 20870493 A JP20870493 A JP 20870493A JP 20870493 A JP20870493 A JP 20870493A JP H0740627 A JPH0740627 A JP H0740627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- print head
- printing
- sensing roller
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 媒体の部分的な厚さの変化による印字濃度の
変化をなくす。 【構成】 本発明に係る媒体印字装置は、媒体９に印字
するプリントヘッド１と、このプリントヘッド１の近く
に設けられると共に媒体９に乗って媒体９の厚さに応じ
て上下動するセンシングローラ５ｃと、センシングロー
ラ５ｃの上下動を検出する変位センサ７と、変位センサ
７によって検出されたセンシングローラ５ｃの上下動に
応じてプリントヘッド１を上下させるモータ機構４とを
備えたものである。
変化をなくす。 【構成】 本発明に係る媒体印字装置は、媒体９に印字
するプリントヘッド１と、このプリントヘッド１の近く
に設けられると共に媒体９に乗って媒体９の厚さに応じ
て上下動するセンシングローラ５ｃと、センシングロー
ラ５ｃの上下動を検出する変位センサ７と、変位センサ
７によって検出されたセンシングローラ５ｃの上下動に
応じてプリントヘッド１を上下させるモータ機構４とを
備えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の媒体印字
装置に係り、詳しくは、媒体の部分的な厚さの変化の影
響をなくして印字濃度を一定にした媒体印字装置に関す
る。
装置に係り、詳しくは、媒体の部分的な厚さの変化の影
響をなくして印字濃度を一定にした媒体印字装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の媒体印字装置では、まず媒体の特
定の位置で厚さの判定を行なう。そして、媒体の厚さに
応じた適正な印字ギャップを出すために、プリントヘッ
ドを逃がすか又はプラテンを逃がす。その後、媒体に印
字を始める。
定の位置で厚さの判定を行なう。そして、媒体の厚さに
応じた適正な印字ギャップを出すために、プリントヘッ
ドを逃がすか又はプラテンを逃がす。その後、媒体に印
字を始める。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の媒体印字装
置では、媒体の特定の位置のみで厚さの判定を行ってい
るため、その位置以外の部分で厚さが変化すると、プリ
ントヘッドのピン部分の適正ストロークが確保できなく
なる。そのため、媒体の部分的な厚さの変化により印字
濃度が変化するという問題点があった。
置では、媒体の特定の位置のみで厚さの判定を行ってい
るため、その位置以外の部分で厚さが変化すると、プリ
ントヘッドのピン部分の適正ストロークが確保できなく
なる。そのため、媒体の部分的な厚さの変化により印字
濃度が変化するという問題点があった。
【０００４】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、媒体の部分的
な厚さの変化に対しても印字濃度が変化しない媒体印字
装置を提供することにある。
な厚さの変化に対しても印字濃度が変化しない媒体印字
装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る媒体印字装
置は、上記目的を達成するためになされたものであり、
媒体に印字するプリントヘッドと、このプリントヘッド
の近くに設けられると共に前記媒体に乗って前記媒体の
厚さに応じて上下動するセンシングローラと、このセン
シングローラの上下動を検出する変位センサと、この変
位センサによって検出されたセンシングローラの上下動
に応じて前記プリントヘッドを上下させるモータ機構と
を備えたものである。
置は、上記目的を達成するためになされたものであり、
媒体に印字するプリントヘッドと、このプリントヘッド
の近くに設けられると共に前記媒体に乗って前記媒体の
厚さに応じて上下動するセンシングローラと、このセン
シングローラの上下動を検出する変位センサと、この変
位センサによって検出されたセンシングローラの上下動
に応じて前記プリントヘッドを上下させるモータ機構と
を備えたものである。
【０００６】これに加え、前記プリントヘッドの動きを
監視する監視センサを備えたものとしてもよい。
監視する監視センサを備えたものとしてもよい。
【０００７】
【作用】センシングローラは、プリントヘッドの近くに
設けられている。プリントヘッドが媒体に印字している
とき、センシングローラは媒体に乗って前記媒体の厚さ
に応じて上下動する。この上下動を変位センサが検出す
る。この検出信号はモータ機構へ出力される。モータ機
構は、センシングローラの上下動に応じてプリントヘッ
ドを上下させ、プリントヘッドと媒体表面との間隔を常
に一定に保つ。
設けられている。プリントヘッドが媒体に印字している
とき、センシングローラは媒体に乗って前記媒体の厚さ
に応じて上下動する。この上下動を変位センサが検出す
る。この検出信号はモータ機構へ出力される。モータ機
構は、センシングローラの上下動に応じてプリントヘッ
ドを上下させ、プリントヘッドと媒体表面との間隔を常
に一定に保つ。
【０００８】監視センサは、プリントヘッドの上下方向
の動きを監視して、異常等を検出する。
の動きを監視して、異常等を検出する。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示す側面図、図
２は図１における矢視IIから見た正面図である。
２は図１における矢視IIから見た正面図である。
【００１１】本発明に係る媒体印字装置は、媒体９に印
字するプリントヘッド１と、このプリントヘッド１の近
くに設けられると共に媒体９に乗って媒体９の厚さに応
じて上下動するセンシングローラ５ｃ，５ｄと、センシ
ングローラ５ｃ，５ｄの上下動を検出する変位センサ７
と、変位センサ７によって検出されたセンシングローラ
５ｃ，５ｄの上下動に応じてプリントヘッド１を上下さ
せるモータ機構４とを備えたものである。これに加え、
プリントヘッド１の動きを監視する監視センサ８を備え
ている。
字するプリントヘッド１と、このプリントヘッド１の近
くに設けられると共に媒体９に乗って媒体９の厚さに応
じて上下動するセンシングローラ５ｃ，５ｄと、センシ
ングローラ５ｃ，５ｄの上下動を検出する変位センサ７
と、変位センサ７によって検出されたセンシングローラ
５ｃ，５ｄの上下動に応じてプリントヘッド１を上下さ
せるモータ機構４とを備えたものである。これに加え、
プリントヘッド１の動きを監視する監視センサ８を備え
ている。
【００１２】また、プリントヘッド１を支持するキャリ
アフレーム２と、キャリアフレーム２を支持すると共に
キャリアフレーム２を左右に移動させるスペーシングシ
ャフト３ｅ，３ｆと、センシングローラ５ｃ，５ｄを上
下動可能に支持するブロック６と、ブロック６を支持す
ると共にブロック６を左右に移動させるスペーシングシ
ャフト３ｇと、モータ機構４の駆動力をプリントヘッド
１へ伝達する動力伝達部材４ｈとが付設されている。
アフレーム２と、キャリアフレーム２を支持すると共に
キャリアフレーム２を左右に移動させるスペーシングシ
ャフト３ｅ，３ｆと、センシングローラ５ｃ，５ｄを上
下動可能に支持するブロック６と、ブロック６を支持す
ると共にブロック６を左右に移動させるスペーシングシ
ャフト３ｇと、モータ機構４の駆動力をプリントヘッド
１へ伝達する動力伝達部材４ｈとが付設されている。
【００１３】次に、図１を参照して本実施例の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１４】媒体９は、搬送ローラ１０によりプリント
ヘッド１のノーズ１ｂの印字位置まで搬送される。この
とき、プリントヘッド１及びセンシングローラ５ｃ，５
ｄはモータ機構４により上側へ逃げており、プリントヘ
ッド１のノーズ１ｂとプラテン１１との間は媒体９が入
るだけのギャップを保っている。
ヘッド１のノーズ１ｂの印字位置まで搬送される。この
とき、プリントヘッド１及びセンシングローラ５ｃ，５
ｄはモータ機構４により上側へ逃げており、プリントヘ
ッド１のノーズ１ｂとプラテン１１との間は媒体９が入
るだけのギャップを保っている。
【００１５】次に、図示されていないモータ機構にてセ
ンシングローラ５ｃ，５ｄを媒体９の上に乗せる。この
とき、ブロック６のマーク６ａを変位センサ７が検出す
る。すなわち、媒体９の厚さに応じてマーク６ａが上下
するので、マーク６ａの位置を変位センサ７で検出する
ことにより媒体９の厚さがわかる。続いて、変位センサ
７の検出信号に応じて、印字のための適正ギャップを出
すようにモータ機構４によりキャリアフレーム２を下
げ、プリントヘッド１を下げる。このとき、モータ機構
４の動作ロス等を考え、監視センサ８にてキャリアフレ
ーム２のマーク部分２ａを検出して動作をチェックす
る。
ンシングローラ５ｃ，５ｄを媒体９の上に乗せる。この
とき、ブロック６のマーク６ａを変位センサ７が検出す
る。すなわち、媒体９の厚さに応じてマーク６ａが上下
するので、マーク６ａの位置を変位センサ７で検出する
ことにより媒体９の厚さがわかる。続いて、変位センサ
７の検出信号に応じて、印字のための適正ギャップを出
すようにモータ機構４によりキャリアフレーム２を下
げ、プリントヘッド１を下げる。このとき、モータ機構
４の動作ロス等を考え、監視センサ８にてキャリアフレ
ーム２のマーク部分２ａを検出して動作をチェックす
る。
【００１６】次に横方向に印字する場合、まずスペーシ
ングシャフト３ｅ等でキャリアフレーム２を案内し、プ
リントヘッド１を動かす。このとき、印字を行う前にセ
ンシングロータ５ｃ，５ｄにより厚さを認識する。厚さ
が変化した場合は、センシングローラ５ｃ，５ｄの高さ
が変化することによりブロック６の高さが変化し、それ
に付随しているマーク６ａが上下に変化する。そのマー
ク６ａの変化を変位センサ７が検出し変化量を換算し、
モータ機構４によりプリントヘッド１を上下させ、プリ
ントヘッド１と媒体９との印字のための適正ギャップを
常に一定に保つようにする。
ングシャフト３ｅ等でキャリアフレーム２を案内し、プ
リントヘッド１を動かす。このとき、印字を行う前にセ
ンシングロータ５ｃ，５ｄにより厚さを認識する。厚さ
が変化した場合は、センシングローラ５ｃ，５ｄの高さ
が変化することによりブロック６の高さが変化し、それ
に付随しているマーク６ａが上下に変化する。そのマー
ク６ａの変化を変位センサ７が検出し変化量を換算し、
モータ機構４によりプリントヘッド１を上下させ、プリ
ントヘッド１と媒体９との印字のための適正ギャップを
常に一定に保つようにする。
【００１７】また、センシングローラ５ｃ，５ｄとプリ
ントヘッド１の印字部分との間の距離Ｌを考慮し、セン
シングローラ５ｃ，５ｄで媒体９の厚さの変化を検出し
た後、プリントヘッド１を上下させることをプログラム
的に制御して連続した印字を行う。
ントヘッド１の印字部分との間の距離Ｌを考慮し、セン
シングローラ５ｃ，５ｄで媒体９の厚さの変化を検出し
た後、プリントヘッド１を上下させることをプログラム
的に制御して連続した印字を行う。
【００１８】さらに、改行時はセンシングローラ５ｃ，
５ｄを図示されていないモータ機構により待避させてお
くので、媒体９とセンシングローラ５ｃ，５ｄとは離れ
た状態で改行できる。
５ｄを図示されていないモータ機構により待避させてお
くので、媒体９とセンシングローラ５ｃ，５ｄとは離れ
た状態で改行できる。
【００１９】なお、プリントヘッド１の横方向の印字が
一方向のみであれば、センシングローラ５ｃ，５ｄのど
ちらか一方を省略してもよい。
一方向のみであれば、センシングローラ５ｃ，５ｄのど
ちらか一方を省略してもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による媒体
印字装置によれば、センシングローラにより媒体の厚さ
を印字動作中常に検出して、プリントヘッドと媒体表面
との間隔を一定にできるので、媒体の部分的な厚さの変
化に対しても一定の濃度で印字できる。
印字装置によれば、センシングローラにより媒体の厚さ
を印字動作中常に検出して、プリントヘッドと媒体表面
との間隔を一定にできるので、媒体の部分的な厚さの変
化に対しても一定の濃度で印字できる。
【図１】本発明の一実施例の側面図である。
【図２】図１における矢視IIから見た正面図である。
１ プリントヘッド ４ モータ機構 ５ｃ，５ｄ センシングローラ ７ 変位センサ ８ 監視センサ ９ 媒体
Claims (2)
- 【請求項１】 媒体に印字するプリントヘッドと、この
プリントヘッドの近くに設けられると共に前記媒体に乗
って前記媒体の厚さに応じて上下動するセンシングロー
ラと、このセンシングローラの上下動を検出する変位セ
ンサと、この変位センサによって検出された前記センシ
ングローラの上下動に応じて前記プリントヘッドを上下
させるモータ機構とを備えた媒体印字装置。 - 【請求項２】 媒体に印字するプリントヘッドと、この
プリントヘッドの近くに設けられると共に前記媒体に乗
って前記媒体の厚さに応じて上下動するセンシングロー
ラと、このセンシングローラの上下動を検出する変位セ
ンサと、この変位センサによって検出された前記センシ
ングローラの上下動に応じて前記プリントヘッドを上下
させるモータ機構と、前記プリントヘッドの動きを監視
する監視センサとを備えた媒体印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20870493A JPH0740627A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 媒体印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20870493A JPH0740627A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 媒体印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740627A true JPH0740627A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16560702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20870493A Pending JPH0740627A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 媒体印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740627A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01130965A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-23 | Nec Corp | 自動紙厚制御装置 |
| JPH04368871A (ja) * | 1991-06-18 | 1992-12-21 | Nec Corp | プリンタにおける印字ヘッド・媒体用紙間隔修正機構 |
| JPH0550699A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-03-02 | Pfu Ltd | プリンタのヘツドギヤツプ設定装置 |
| JPH05185688A (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-27 | Nec Corp | 測距離機構を有する印字ヘッド |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20870493A patent/JPH0740627A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01130965A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-23 | Nec Corp | 自動紙厚制御装置 |
| JPH04368871A (ja) * | 1991-06-18 | 1992-12-21 | Nec Corp | プリンタにおける印字ヘッド・媒体用紙間隔修正機構 |
| JPH0550699A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-03-02 | Pfu Ltd | プリンタのヘツドギヤツプ設定装置 |
| JPH05185688A (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-27 | Nec Corp | 測距離機構を有する印字ヘッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |