JPH0740347Y2 - 揚げ加工食品の油除去装置 - Google Patents

揚げ加工食品の油除去装置

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JPH0740347Y2
JPH0740347Y2 JP5650893U JP5650893U JPH0740347Y2 JP H0740347 Y2 JPH0740347 Y2 JP H0740347Y2 JP 5650893 U JP5650893 U JP 5650893U JP 5650893 U JP5650893 U JP 5650893U JP H0740347 Y2 JPH0740347 Y2 JP H0740347Y2
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drum
oil
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三男 浅野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油揚げした天ぷら、フ
ライ、薩摩揚げ等の揚げ加工食品に付着した油を除去す
る装置に関し、詳細には揚げ加工食品の油の除去処理を
極めて衛生的に行うことができると共にメンテナンス作
業が容易な揚げ加工食品の油除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、魚すり身をフライヤーで油揚
げした揚げ加工食品(以下、単に加工食品ということが
ある)の表面には、油が多量に付着しており、製造工程
の途中でこの油を取り除くための油除去処理が行われ
る。図8は従来の油除去装置の例を示す概略説明図であ
り、この油除去装置は、上下一対の吸油ベルト11、1
2を主構成要素とし、各吸油ベルト11、12はガイド
ロール13によってエンドレスに架設され、これらの吸
油ベルト11、12を矢印方向へ駆動し、これらの間に
加工食品Mを通過させ、その表面に付着している油を吸
油ベルト11、12に吸収させるように構成される。ま
た、一部のガイドロール13には絞りロール14が対面
して設けられ、吸油ベルト11、12はこの絞りロール
14によって圧縮され、しみ込んだ油が絞り出される。
なお、絞りロール14の表面にはスクレーパ15が当接
され、ロール表面に付着した油を掻き落として油受け1
6内に集めるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記吸油ベル
ト11、12は油を効率よく吸収する必要があることか
ら、タオル生地などの布製ベルトが使用されており、こ
れには食品衛生上大きな問題があった。すなわち、製造
作業を終了して翌日の製造開始時まで製造装置の稼動を
休止している場合などに、湿った布製ベルトに浮遊菌な
どが付着すると短時間のうちに容易に細菌が繁殖するお
それがあり、またカビも発生し易く、特に高温多湿で食
品が腐敗しやすい夏期には加工食品の衛生管理が製造者
にとって大きな負担となっていた。
【0004】また、布製ベルト(以下、単にベルトとい
うことがある)に油脂や揚げかす等がこびりつくと、ベ
ルトは黒ずんで非常に不衛生な感じをを与えるという不
都合があった。吸油ベルト11、12がこのように黒ず
んだり汚れたりするのを防ぐためには、ベルトを頻繁に
洗浄することが必要であり、その結果ベルトが極めて消
耗し易いという問題があった。従って洗浄のために装置
からベルトを頻繁に取り外したり、取り替えたりするの
に製造途中で余分な作業時間を費やすこととなって製造
工程が遅れるという問題もあり、メンテナンスに多くの
手間と費用が必要であった。
【0005】そしてまた、布製ベルトは頻繁に洗浄され
ることによりほつれや歪みを生じ、そのためにベルトは
走行の際に蛇行するようになり、その結果、処理する加
工食品に型崩れや表面傷が発生し易くなり、商品価値が
低下するという不具合を生じることにもなっていた。
【0006】さらにまた、上記従来の油除去装置におい
ては、加工食品の下面及び上面に吸油ベルト11及び1
2をそれぞれ接当して油の吸着を行うものであるから、
厚みの薄い平板状天ぷら(以下、平天という)を処理す
る場合はともかく、ごぼう天ぷらすなわちごぼう天等の
棒状の加工食品或いは球状の加工食品を処理する場合に
は、これらの側面部には吸油ベルト11、12が完全に
は接当され難く、側面部の油の除去を行うことが容易で
ないという問題があった。
【0007】そこで本考案の主たる目的は、加工食品の
油の除去を行うに当たり極めて衛生的に、しかも少ない
メンテナンス作業で完全に油の除去を行うことのできる
油除去装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本考
案は、加工食品の搬入部と搬出部を両端開口部に形成す
ると共に軸芯を中心として回転する回転ドラムを備え、
加工食品が上記搬入部から搬出部に向かって移動するよ
うに搬出部を搬入部より下方に位置させて回転ドラムを
傾斜して配設し、また該回転ドラム内側面の横断面形状
を多角形に形成し、さらに該回転ドラムの内側にはドラ
ム内側面に付着した油を掻取る軟弾性のスクレーパをド
ラム長手方向に沿って配設した点を、要旨とする。
【0009】また、加工食品の形状や大きさに応じて回
転ドラム(以下、単にドラムということがある)内の移
動速度を適切に調整できるように、ドラムの搬出部を上
下移動させることにより該ドラムの傾斜角度をは変更で
きるように構成するとよい。
【0010】また、平天のように平面部を有する形状の
加工食品であってその平面部に凹部や陥没部のような平
でない箇所が生じているものの処理を行うためには、回
転ドラム内側面に軸芯に向かって突出した突部を設ける
ことが効果的である。
【0011】回転ドラムの内側面には、加工食品を支持
することにより前記転ドラムの回転に伴う揚げ加工食品
の周方向上方への移動及び移動後の反転落下を補助する
ために反転用バーを回転ドラムの長手方向に沿って設け
るとよい。
【0012】
【作用】本考案の請求項1によれば、油除去装置の回転
ドラム内に加工食品を搬入すると、ドラムの回転運動に
伴って前記加工食品は前記ドラム内側面の周方向上方へ
移動しその後反転落下すると共にドラムの傾斜により搬
入部から搬出部へ移動しつつ上記の反転落下を数回繰り
返す。そして反転の都度その表裏面が交互にドラム内側
面と接触するから、前記加工食品に付着していた油はド
ラム内側面と接触する度毎にドラム内側面に付着される
ことにより加工食品から除去されることとなる。
【0013】また、ドラムは横断面形状が円形でなく多
角形に形成されているからドラム内側面は平板面を有
し、従って加工食品面とドラム内側面は空隙なく良好に
密着し油の除去効率が高められる。
【0014】加工食品からドラム内側面に転移した油は
ドラム内側面に設けられたスクレーパによりドラムが1
回転する毎に掻き取られて排出される。
【0015】本考案の請求項2によれば、加工食品の形
状や大きさに応じてドラム内の移動速度が適切に調整さ
れて油の除去処理が効率よく行われる。
【0016】本考案の請求項3によれば、ドラム内側面
に設けられた突部に、加工食品平面部の凹部や陥没部の
ような平でない箇所が接当されると、これらの箇所に付
着している油は前記突部に付着してドラム側に転移する
こととなる。
【0017】本考案の請求項4によれば、加工食品は反
転用バーに支持されることにより、回転ドラムの回転運
動に伴って前記加工食品が該ドラム内側面底部から周方
向に沿って上方に移動する途中で滑落するのを抑制さ
れ、上方部位まで移動した後前記ドラム内側面底部に反
転落下することとなる。
【0018】
【実施例】図1は本考案の代表的な実施例を示す側面図
である。この油除去装置は回転ドラム2を主として構成
され、この回転ドラム2の一方側開口を加工食品の搬入
部1とし、他方側開口を搬出部3とし、搬入部1の前方
には加工食品の導入コンベア19を配置し、さらに搬出
部3の後方には製品シュート5を設けている。なお前記
導入コンベア19にはメッシュ状のベルトを使用し、加
工食品の油切りができるものを用いることが好ましい。
【0019】上記回転ドラム2は、固定フレームFに対
して揺動自在に取付けられた駆動ギア23及びドラム受
け22a(図7参照)によって回転自在に支持され、固
定フレームF上に固定された電動機24により、動力伝
達機構を介して軸芯CLを中心にして回転するようにに
構成される。すなわち、回転ドラム2の外周には外歯ギ
ア21が形成されて前記駆動ギア23と噛合され、電動
機24の動力はチェーンやベルト等の動力伝達機構を介
して駆動ギア23に伝達され、外歯21を送り出すこと
によって回転ドラム2を回転させる。この回転ドラム2
は搬出部3が搬入部1より下方に位置するようにに配置
し、回転ドラム2が傾斜する様に配設され、ドラムの回
転及びこの傾斜により、ドラム内に導入された加工食品
は傾斜による滑りとドラム回転に起因する反転落下によ
り、搬入部1から搬出部3に向かって自走する。なお、
本実施例においては加工食品として平天を使用しその
際、回転ドラム2の直径は300mmのものを用い、回
転数は10回/分、傾斜角度は10度とした。
【0020】前記回転ドラム2の内面の横断面は図2、
図3に示す如く八角形に形成され、たとえば、柔軟性を
有し平板状である加工食品M1は回転ドラム2内側面の
平面部分に密着するようにに接触する。仮に回転ドラム
2の内側面が曲面であると、上記形状の加工食品の表面
はドラム内側面に密着しないので、加工食品に付着して
いる油はドラム内側面に転移しないことになる。なお、
本考案においてドラムの断面形状は、八角形に限定され
るものではなく、加工食品の形状、大きさ等に応じて三
角形以上の適宜の多角形とすることができる。また、こ
のドラム内側面の稜線部分(面と面の交差部分)は、図
4に示すように丸み2A1を付けて形成しておくことが
好ましく、これにより加工食品Mとは空隙を残さず密着
性を高めることができる。
【0021】さらにまた、好ましくは図例の様に回転ド
ラム2の内側面には、直径10ー35mmで高さ2ー7
mm程度の突部26を複数形成しておき、たとえば平板
状の加工食品で中央部に凹部や陥没部が存在するものを
処理する場合であっても、これらの凹部や陥没部が突部
26に密着することによりこれらの箇所の油が除去され
るようにすることが望ましい。この突部26の形状は特
に制限されるものではなく、たとえば図5の(A)ー
(D)に示される如く、半球形、円錐台形或いは円柱形
等であっても良い。
【0022】一方、上記回転ドラム2の内部には、図3
に示すように傾斜フレームF1に両端支持された樋状の
油受け29が回転ドラム2の長手方向に沿って設けら
れ、この油受け29の内部にはブラケット28aを介し
て板状のスクレーパ28が取付けられ、このスクレーパ
28の先端は回転移動する回転ドラム2の内側面と常時
接触するように構成される。このスクレーパ28の先端
はドラム内側面の変位に対応して変形し、ドラム内側面
に付着した油を掻き取って油受け29内へ落下させるこ
ととする。
【0023】なお本実施例においては、スクレーパ28
の素材としてシリコンゴムを用いたが、本考案の素材は
これに限定されるものではなく、軟弾性を有し且つ油を
掻き取ることができるものであればゴム、合成樹脂或い
はその他適宜の素材を使用することができる。
【0024】油受け29内に貯留した油は下流側に設け
た吸引パイプ4により適宜装置外へ排除することが望ま
しい。また、この油受け29とスクレーパ28は回転ド
ラム2の内側面と平行に配設し、後述するように回転ド
ラム2が傾斜角度の変更をする際は、このドラム2と平
行に傾斜変更するように構成することが好ましい。
【0025】また、図2の破線で示す反転用バー27
は、回転ドラム2の内側面にドラム長手方向に沿って着
脱自在に設けられる。反転用バー27の材質、断面形
状、大きさ等は特に限定されないが、たとえば図6に示
すように丸鋼形状のものを用いることができ、その一部
には小径部27aが形成され、この小径部27aの外周
を包み込むブラケット29によりドラム内側面2Aにビ
ス止めされる。反転用バー27は図2に示すように、加
工食品M1の側面を支持し、回転ドラム2の回転運動に
伴い加工食品M1が上方(M3の位置で示す方向)に移
動する際に滑落するのを抑制し、破線矢印に示すように
加工食品ができるだけ上方部位に位置するまで支持し、
加工食品が落下する際に表裏が確実に反転するのを補助
する。
【0026】反転用バー27は、上記のような加工食品
の支持作用を十分に発揮するためには回転ドラム2の内
側面の稜線部位(面と面の交差部位)に配設されること
が好ましい。その配設数は1本に限定されるものではな
く加工食品の種類、形状に応じて複数本配設してもよ
い。なお、加工食品の形状が球状、棒状等であってそれ
自体で反転が容易に行われるものである場合は、必ずし
も反転用バー27を配設しなくてもよい。
【0027】但し本考案の反転用バーは上記実施例に示
した着脱自在のものに限定されるものではなく、たとえ
ばドラム内側面に溶接固定してもよく或いはまたドラム
の側面自体を板金加工により軸芯方向に突出させドラム
長手方向に棒状の部位を形成してもよい。
【0028】図7は下方支持機構30の詳細を示す概略
説明図である。回転ドラム2の外周には円周ローラ部2
2が形成され、この円周ローラ22部はドラム受け22
aに回転自在に支持され、このドラム受け22aは昇降
フレームF3を介して昇降台32に取付けられる。この
昇降台32の下面には傾斜面32a,32aが形成され
る。この傾斜面32a,32aは対をなす支承ローラ3
5,35に支持され、この支承ローラ35は移動ブラケ
ット34a,34bに回転自在に支持される。そして移
動ブラケット34a,34bはレール39上を摺動自在
に係合されると共に、左右逆ねじ(33a,33b)が
刻切されたスクリュー軸33に螺合されて、このスクリ
ュー軸33はハンドル31に接続される。従ってハンド
ル31を矢印R1,R2方向に正逆回転させることによ
り、移動ブラケット34a,34bを近接移動(矢印L
3−L4方向)もしくは離反移動(矢印L1−L2方
向)させて回転ドラム2の一端側を矢印UーD方向に昇
降移動させ、回転ドラム2の傾斜角度を変更する(たと
えば、図1においてはフレームFの点Oを中心にして揺
動できるように構成する)。なお、回転ドラム2の傾斜
角度変更に合わせて、油受け29、駆動ギア23、製品
シュート5等がフレームFに対して傾斜変更する。
【0029】上記回転ドラム2はステンレス鋼、鋼鉄等
の金属または硬質の合成樹脂材料によって形成すること
が好ましく、その内側面は油が付着されやすいように粗
面のままとしておくことが好ましい。このように構成さ
れた油除去装置においては、油揚げされた加工食品は搬
入部1から回転ドラム2内に導入され、搬出部3に向か
って移動しながらその表裏面は回転ドラム2の内側面に
接触して油を回転ドラム2の内側面に付着させる。そし
てドラム内側面に付着した油はスクレーパ28により掻
き取られて油受け29内に回収され、適宜装置外へ排出
される。これによって油除去された加工食品は順次製品
シュート5から搬出される。
【0030】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、以下に記載される効果を奏する。
【0031】請求項1の油除去装置においては、回転ド
ラムの洗浄、乾燥が極めて簡単であり、付着菌が短時間
で繁殖するおそれがなく、カビも発生し難く、また汚れ
て黒ずんだりするおそれもないため四季を通じて極めて
衛生的に揚げ加工食品の生産を行うことができる。
【0032】また、回転ドラムの回転により揚げ加工食
品は搬入部から搬出部に移動する間に何度も反転し、そ
の都度揚げ加工食品の反転面の油が回転ドラムの内側面
に付着することとなり、従って揚げ加工食品の形状が球
状、棒状のものは勿論のこと平板状のもの等も効率よく
油の除去を行うことができる。
【0033】布製ベルト等の消耗部品、交換部品を一切
用いないので保守メンテナンス作業は回転ドラム内側面
の洗浄し乾燥するだけでよく、従って耐久性、作業性、
製造能率に優れ、ランニングコストも安価である。
【0034】回転ドラムは断面多角形状に形成されてい
るから平板状の揚げ加工食品であっても回転ドラム内側
面との接触性が高まり、従って油の除去を効率よく行う
ことができる。
【0035】加工食品の搬出部を搬入部より下方に位置
させて回転ドラムを傾斜して配設しているので搬入部か
ら搬出部に至るまで揚げ加工食品は自重により走行し、
外力による強い捻りや歪みを受けることがなく、従って
揚げ加工食品を損傷することが少なく商品価値の低下を
招かない。
【0036】請求項2の油除去装置においては、回転ド
ラムの傾斜角度は変更できるように構成されているの
で、加工食品の形状や大きさに応じてドラム内の移動速
度を適切に調整でき、油の除去効果を高く保つことがで
きる。
【0037】請求項3の油除去装置においては、平板状
の揚げ加工食品の平面部に凹部や陥没部等が存在する場
合であっても、回転ドラム内側面に形成された突部にこ
れらの凹部や陥没部が接当されることにより、これらの
部位の油を確実に除去することができる。
【0038】請求項4の油除去装置においては、反転が
行われにくい平板状の揚げ加工食品であっても、反転用
バーの反転補助力によって容易に反転が行われるから効
果的に油の除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的な実施例を示す側面説明図であ
る。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】図1の回転ドラムの詳細を示す斜視説明図であ
る。
【図4】図1の回転ドラム稜線部を示す断面拡大図であ
る。
【図5】(A)ー(D)は突部の形状例を示す側面図で
ある。
【図6】反転用バーの一例を示す一部破断説明図であ
る。
【図7】下方支持機構の実施例を示す概略説明図であ
る。
【図8】従来の油除去装置の例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 搬入部 2 回転ドラム 3 搬出部 26 突部 27 反転用バー 28 スクレーパ 30 下方支持機構

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油揚げされた加工食品の表面に付着した
    油を除去する揚げ加工食品の油除去装置であって、前記
    加工食品の搬入部と搬出部を両端開口部に形成すると共
    に軸芯を中心として回転する回転ドラムが備えられ、揚
    げ加工食品が上記搬入部から搬出部に向かって移動する
    ように搬出部が搬入部より下方に位置して該回転ドラム
    は傾斜して配設され、また該回転ドラム内側面の横断面
    形状は多角形に形成され、さらに該回転ドラムの内側に
    は該回転ドラム内側面に付着した油を掻取る軟弾性のス
    クレーパが該回転ドラム長手方向に沿って配設されてい
    ることを特徴とする揚げ加工食品の油除去装置。
  2. 【請求項2】 回転ドラムの傾斜角度は回転ドラムの搬
    出部を上下移動させることによって変更可能に構成され
    ている請求項1に記載の揚げ加工食品の油除去装置。
  3. 【請求項3】 回転ドラムの内側面には、軸芯に向かっ
    て突出した突部が形成されている請求項1または2のい
    ずれかに記載の揚げ加工食品の油除去装置。
  4. 【請求項4】 回転ドラムの内側面には、揚げ加工食品
    を支持することにより該回転ドラムの回転に伴う揚げ加
    工食品の周方向上方への移動及び移動後の反転落下を補
    助するための反転用バーが前記回転ドラムの長手方向に
    沿って設けられている請求項1ないし3のいずれかに記
    載の揚げ加工食品の油除去装置。
JP5650893U 1993-09-25 1993-09-25 揚げ加工食品の油除去装置 Expired - Lifetime JPH0740347Y2 (ja)

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JP5650893U JPH0740347Y2 (ja) 1993-09-25 1993-09-25 揚げ加工食品の油除去装置

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JPH0724237U JPH0724237U (ja) 1995-05-09
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