JPH0740300U - Gps受信機基板固定用金具 - Google Patents

Gps受信機基板固定用金具

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JPH0740300U
JPH0740300U JP7025393U JP7025393U JPH0740300U JP H0740300 U JPH0740300 U JP H0740300U JP 7025393 U JP7025393 U JP 7025393U JP 7025393 U JP7025393 U JP 7025393U JP H0740300 U JPH0740300 U JP H0740300U
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JP
Japan
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gps receiver
receiver board
board
plate
fixing
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Application number
JP7025393U
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English (en)
Inventor
友博 脇
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より制限されたスペースにおいてもGPS受
信機基板を組み込可能にする。 【構成】 2個の屈曲部14及び16を有する板状部材
12により構成された金具を使用する。板状部材12の
内面にはGPS受信機基板32を保持するためのスリッ
ト18〜24を設ける。屈曲部14及び16にはねじ5
8及び56によって部材54及び60に金具をねじ止め
するためのねじ孔を形成する。GPS受信機基板32上
にねじ止め固定のためのねじ孔を設ける必要がなくな
る。GPS受信機基板32を小型化可能になると共に単
一な基板として構成可能になるため、GPS受信機基板
32を制限されたスペースに組込み可能になる。GPS
受信機基板32の左右両端に取り付けられる金具の形状
を同一とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、GPS(Global Positioning Sytem)受信機を車載ナビゲーション 装置等の応用機器の装置基板又は板金部材に固定するために使用される金具、す なわちGPS受信機基板固定用金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
GPSは、地球周回軌道上に打ち上げられている所定個数の衛星(GPS衛星 )から信号を送信し、地球上の受信機によりこれを受信することにより、当該受 信機の位置を測定する(測位する)システムである。GPS受信機は、通常、車 両、船舶、航空機等の移動体に搭載され、当該移動体の運行に係るナビゲーショ ン装置の一部として使用される。例えば自動車等の陸上移動体においては、CD −ROM等から呼び出した地図を表示装置等の画面上に表示し、この画面上に、 GPS受信機により得られた位置情報をマーカ等として表示している。このよう な装置(車載ナビゲーション装置)によれば、移動体の位置を操縦者等に情報と してわかりやすく提供することができる。
【0003】 ところで、GPS受信機を車載ナビゲーション装置等の応用機器に組み込む際 には、GPS受信機がアセンブリとして使用される。すなわちGPS受信機を構 成する回路を搭載した所定枚数の基板(GPS受信機基板)、応用機器内部に配 置された装置基板又は応用機器の筐体や仕切板等の板金部材に固定される。GP S受信機を構成する回路は、GPS衛星からの信号を受信し処理するための高周 波回路(アナログ回路)と、アナログ回路によって処理された信号に基づき測位 演算等を行う回路(デジタル回路)から構成されるため、GPS受信機基板とし ては、アナログ回路を搭載する基板とデジタル回路を搭載する基板の2枚が用い られることが多い。また、これらの基板を応用機機内部で固定する際には、通常 、ねじ止めが行われる。このねじ止めのため、GPS受信機基板上にはねじ孔等 のスペースが必要となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
車載ナビゲーション装置等の応用機器に対しては、通常、厳しい寸法制限が課 せられる。その結果、GPS受信機基板を当該応用機器内に組み込むためのスペ ースも制限される。従って、GPS受信機基板に対しては、その小型化が求めら れる。しかし、GPS受信機基板上にねじ孔スペースを設けることは、GPS受 信機基板の基板面積を有効使用しその小型化を実現する上で支障となっていた。
【0005】 本考案は、このような問題点を解決することを課題としてなされたものであり 、GPS受信機基板上からねじ孔スペースをなくすことにより、この基板を小型 化し狭いスペースにおいて固定可能とし、搭載に係る車載ナビゲーション装置等 の応用機器を小型化可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案に係るGPS受信機基板固定用金具 は、板状部材と、GPS受信機基板を応用機器に固定する際にGPS受信機基板 の端部を保持するよう、板状部材上に形成された所定個数の保持部と、GPS受 信機基板を応用機器に固定する際に応用機器の装置基板又は板金部材に取付可能 に板状部材の端部から伸展された複数の屈曲部と、を備え、GPS受信機の回路 が搭載されているGPS受信機基板を保持部によって保持している状態で、車載 ナビゲーション装置等の応用機器の装置基板又は板金部材に屈曲部を取り付ける ことにより、GPS受信機基板を応用機器に固定することを特徴とする。
【0007】 なお、複数の屈曲部は、板状部材から見て同方向に伸展してもよいし、逆方向 に伸展してもよい。
【0008】
【作用】
本考案においては、板状部材上に形成された保持部によってGPS受信機が保 持されている状態で、板状部材の端部から伸展されている複数の屈曲部が応用機 器の装置基板又は板金部材に取付けされる。この結果、GPS受信機基板にねじ 孔等を設けることなく、GPS受信機基板が応用機器に固定されるため、GPS 受信機基板の基板面積を有効活用可能となり、GPS受信機基板の小型化が可能 となる。また、GPS受信機基板の各端部に取り付けられる金具の形状はまった く同一の形状とすることができるため、GPS受信機基板を応用機器内で固定す る際に必要とされる金具の仕様が単一となり、GPS受信機基板を固定するため の部品コストが低減される。
【0009】 なお、各屈曲部は、板状部材から見て同一方向に伸展されてもよいし逆方向に 伸展されてもよい。屈曲部を応用機器内部の装置基板又は板金部材に取り付ける 手段としてはねじ止めを使用することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について図面に基づき説明する。
【0011】 図1には、本考案の第1実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10の構成 が示されている。特に、図1(a)は側面図であり、図1(b)は背面図である 。
【0012】 この図に示されるように、本実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10は 、板状部材12の上下両端部を屈曲させた構成を有している。すなわち、板状部 材12の上下両端は図1(a)中の左方向にかつ板状部材12とほぼ直交するよ う屈曲されており、これにより2個の屈曲部14及び16が構成されている。ま た、板状部材12上には、保持スリット18〜24が形成されている。保持スリ ット18及び20は図1(b)に示されるように対をなして板状部材12の上部 に形成されており、また 保持スリット22及び24も対をなしながら板状部材 12の下部に形成されている。保持スリット18と20の間隔及び22と24の 間隔は、この金具10によって保持すべきGPS受信機基板の厚みに応じて設定 されている。さらに、板状部材12の屈曲部14及び16には、GPS受信機基 板の位置を規制するための突起26及び28が設けられている。2個の突起のう ち26は屈曲部14側に、突起28は屈曲部16側に、それぞれ形成されている 。なお、図中30は、GPS受信機基板上に配置されたRFコネクタに対応する 切欠きである。
【0013】 図2には、本実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10をGPS受信機基 板32に取り付けた状態を示す図であり、後述する図3中のC方向から見た端面 を示している。この図に示されるように、GPS受信機基板32の一面には、シ ールド34によって外部から電磁気的に遮断された状態でアナログ回路が搭載さ れており、また他面にはこのアナログ回路の一部を構成する電子部品36及び3 8が搭載されている。GPS受信機基板32には、さらに、デジタル回路を構成 する電子部品40〜47が搭載されている。加えて、GPS受信機基板32上に は、この基板32上のアナログ回路とGPS信号受信用のアンテナとを接続する RFコネクタ48や、アナログ回路と応用機器内部の外の回路と接続するための I/Oコネクタ50が搭載されている。
【0014】 本実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10は、GPS受信機基板32の 2個の短辺(図2及び図3(a)の左右)に取り付けられる。その際、GPS受 信機基板32の右側端面に取り付ける金具10と左側端面に取り付ける金具10 は、同一の形状のものとすることができる。さらに、図2に示されるように、G PS受信機固定用金具10の屈曲部14にはねじ孔52が設けられており、この ねじ孔52を用いて応用機器の筐体や基板等への取付けが行われる。図中は表れ ていなが、屈曲部16にも、同様の目的でねじ孔が設けられている。
【0015】 図3には、本実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10を用いてGPS受 信機基板32を応用機器内部の部材54と56の間に取り付けた状態が示されて いる。特に、図3(a)は、図2中のA方向側面であり、図3(b)は図3(a )中のB方向端面である。
【0016】 部材54、56は、GPS受信機基板32が収納される車載ナビゲーション装 置等の応用機器の筐体や、当該応用機器内部の回路を構成するプリント回路基板 等の部材である。本実施例に係るGPS受信機基板固定用金具10は、GPS受 信機基板32の両端に取り付けられており、GPS受信機基板32はこれら2個 の金具10の保持スリット18〜24によって挟持・保持されている。この状態 で、金具10の屈曲部14及び16はねじ58及び60により基板部材54及び 56にそれぞれねじ止めされている。すなわち、屈曲部14、16上に形成され たねじ孔52等を用いて部材54、56へのねじ止めが行われている。
【0017】 従って、本実施例によれば、GPS受信機基板32上にねじ孔を設ける必要が ない。従って、GPS受信機基板32の基板面積を有効活用し、その小型化を実 現することができる。これは、GPS受信機基板32のみならず、その搭載に係 る応用機器の小型化にも繋る。また、GPS受信機基板32の小型化は、当該G PS受信機基板32を、高さの制限された空間に配設することが可能となること を意味している。例えば、GPS受信機基板32の寸法は、40mm×130m m程度の寸法に小型化でき、いわゆるDINサイズに適合させることができる。 さらに、この実施例においては、GPS受信機基板32の両端に取り付けられる GPS受信機基板固定用金具10の同一形状のもので足りるため、GPS受信機 基板32を取り付けるためのスペースが小さくなると共に当該取り付けのために 必要な部品コストは低減される。GPS受信機基板32は、単一の基板とするこ とができる。
【0018】 図4には、本考案の第2実施例に係るGPS受信機基板固定用金具62の構成 が示されている。この実施例においては、屈曲部14が屈曲部16に対して逆方 向に伸展されている。図5には、本考案の第3実施例に係るGPS受信機基板固 定用金具64の構成が示されている。この実施例においては、屈曲部14及び1 6は第2実施例のそれと逆方向に伸展している。このような構成においても、前 述の第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0019】 なお、以上の説明においては、GPS受信機基板32を部材54及び56に対 して縦に配置しているが、配置方向は縦に限定されるものではない。また、屈曲 部14及び16を用いた部材54及び56への取付け方法は、ねじ止めに限定さ れるものではない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、板状部材上に所定個数の保持部を形成 してGPS受信機の端部を保持すると共に、板状部材の端部から伸展された屈曲 部によって当該板状部材を応用機器の装置基板又は板金部材(筐体等)に取り付 けるようにしたため、GPS受信機基板上にねじ孔等を設けることなく当該GP S受信機基板を応用機器に固定することが可能となり、GPS受信機基板の基板 面積の有効活用による小型化、GPS受信機基板の収納スペースの省スペース化 、ひいては応用機器の小型化が可能になる。さらにはGPS受信機基板を応用機 器に取り付けるための金具の構成が、GPS受信機基板への金具取付け部位に係 わらず同一でよいため、金具のために多大な部品コストが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るGPS受信機基板固
定用金具の構成を示す図であり、特に、図1(a)は側
面図、図1(b)は背面図である。
【図2】第1実施例に係るGPS受信機基板固定用金具
をGPS受信機基板に取り付けた状態を示すC方向端面
図である。
【図3】第1実施例に係るGPS受信機基板固定用金具
を用いてGPS受信機基板を応用機器の基板等に固定し
た状態を示す図であり、特に図3(a)はA方向側面
図、図3(b)はB方向端面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係るGPS受信機基板固
定用金具の構成を示す図であり、特に図4(a)は側面
図、図4(b)は背面図である。
【図5】本考案の第3実施例に係るGPS受信機基板固
定用金具の構成を示す図であり、特に図5(a)は側面
図、図5(b)は背面図である。
【符号の説明】
10,62,64 GPS受信機基板固定用金具 12 板状部材 14,16 屈曲部 18,20,22,24 保持スリット 26,28 突起 30 切欠き 32 GPS受信機基板 34 シールド 36,38,40,41,42,44,46,47 電
子部品 48 RFコネクタ 50 I/Oコネクタ 52 ねじ孔 54,56 基板等の部材 58,60 ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材と、 GPS受信機基板を応用機器に固定する際にGPS受信
    機基板の端部を保持するよう、板状部材上に形成された
    所定個数の保持部と、 GPS受信機基板を応用機器に固定する際に応用機器の
    装置基板又は板金部材に取付可能に板状部材の端部から
    伸展された複数の屈曲部と、 を備え、 GPS受信機の回路が搭載されているGPS受信機基板
    を保持部によって保持している状態で、車載ナビゲーシ
    ョン装置等の応用機器の装置基板又は板金部材に屈曲部
    を取り付けすることにより、GPS受信機基板を応用機
    器に固定することを特徴とするGPS受信機基板固定用
    金具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のGPS受信機基板固定用
    金具において、 複数の屈曲部が、板状部材から見て同方向に伸展されて
    いることを特徴とするGPS受信機基板固定用金具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のGPS受信機基板固定用
    金具において、 複数の屈曲部が、板状部材から見て逆方向に伸展されて
    いることを特徴とするGPS受信機基板固定用金具。
JP7025393U 1993-12-28 1993-12-28 Gps受信機基板固定用金具 Pending JPH0740300U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022183169A (ja) * 2017-10-06 2022-12-08 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 トラクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022183169A (ja) * 2017-10-06 2022-12-08 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 トラクタ

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