JPH074005Y2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JPH074005Y2
JPH074005Y2 JP1989035635U JP3563589U JPH074005Y2 JP H074005 Y2 JPH074005 Y2 JP H074005Y2 JP 1989035635 U JP1989035635 U JP 1989035635U JP 3563589 U JP3563589 U JP 3563589U JP H074005 Y2 JPH074005 Y2 JP H074005Y2
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cables
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光夫 近藤
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富士写真光機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、医療用や工業用として用いられる電子内視鏡
装置に関するものである。
[従来の技術] 電子内視鏡装置は、挿入部の先端にCCD等からなる固体
撮像素子を内蔵した内視鏡と、この固体撮像素子から伝
送される画像信号を処理するためのプロセッサと、該プ
ロセッサからの映像信号により観察対象部の映像を表示
するモニタ装置とから大略構成される。
固体撮像素子を駆動して、該固体撮像素子により画像信
号を形成させるために、またこのようにして形成した画
像信号をプロセッサに伝送するために、固体撮像素子に
はケーブルが接続されている。これらのケーブルは内視
鏡における挿入部から本体操作部を介してユニバーサル
コード内に延在せしめられて、該ユニバーサルコードの
先端に設けたコネクタ部によってプロセッサに接続する
ことができるようになっている。
ここで、固体撮像素子に接続されるケーブルとしては、
例えば、該固体撮像素子に電源を供給するための電源供
給線と、固体撮像素子を駆動するための素子駆動信号伝
送線及び該固体撮像素子からの画像信号を伝送するため
の画像信号伝送線や、グランド線等から構成される。ま
た、素子駆動信号伝送線としては、垂直駆動信号伝送線
及び水平駆動信号伝送線を有し、さらにこれら以外に
も、画質の向上を図るために、ブルーミング等の発生を
防止するアンチブルーミング信号伝送線等が設けられる
ようになっている。
而して、内視鏡には高周波ナイフ,高周波スネア等のよ
うに高周波電流を流す処置具が用いられること等から、
前述した各ケーブルのうち、信号の伝送を行う信号伝送
線にノイズが取り込まれないように保護する必要があ
る。このために、これら各ケーブルのうち、信号伝送線
は、その芯線を絶縁層で保護し、この絶縁層の外側にシ
ールド線を設け、さらにこのシールド線を電気絶縁性を
有する被覆チューブで被覆した、所謂シールドケーブル
を用いるようにしている。そして、このシールドケーブ
ルにおけるシールド線をグランド線に接続することによ
って、該シールド線に取り込まれた電荷をこのグランド
線を介して接地させるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、前述したシールドケーブルにおけるシールド
線とグランド線との間の接続は、固体撮像素子の端子へ
の接続部のように、固体撮像素子に近傍の位置とする必
要がある。然るに、内視鏡の挿入部における固体撮像素
子の装着部は最も充填率の高い部分であり、この位置に
おいてシールド線とグランド線とを接続するのは困難で
ある。特に、近年においては、焦点合せを行うために、
固体撮像素子を対物レンズの光軸方向に移動可能とした
ものが用いられるようになってきているが、この固体撮
像素子を移動させるためには、一般に、該固体撮像素子
の背面に押引用のワイヤを連結するようにしている。従
って、このように構成したものにあっては、固体撮像素
子の端子への接続部でシールド線とグランド線とを接続
させるのは実際上不可能である。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、簡単な構成により固体撮像素子の
近傍位置において、シールドケーブルにおけるシールド
線を確実にグランド線に接続することができるようにし
た電子内視鏡を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、固体撮像素
子に接続されるケーブルのうち、信号伝送用のケーブル
をシールドケーブルで形成し、該シールドケーブルを固
体撮像素子への接続部の近傍位置において被覆チューブ
を所定長さ分だけ除去してシールド線を露出させて、こ
れら各シールドケーブルのうちの2本のシールドケーブ
ルを組として、それぞれのシールド線を順次電気的に接
続すると共に、そのうちの1本のシールドケーブルのシ
ールド線をグランド線に接続し、かつこれら各接続部の
うち、少なくとも一部の接続部を他の接続部とは異なる
位置に設ける構成としたことをその特徴とするものであ
る。
[作用] このように、ケーブルの途中位置においてシールド線を
露出させるようにすることによって、該シールド線とグ
ランド線との間の接続を任意の位置において行うことが
できるようになり、挿入部のうち、比較的充填率の低い
部分で、しかも固体撮像素子の近傍位置においてシール
ド線を容易にグランド線に接続することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、第1図は内視鏡装置の全体構成を示す。図中にお
いて、1は内視鏡,2はプロセッサ,3はモニタ装置をそれ
ぞれ示し、内視鏡1は体腔等の内部に挿入される挿入部
4と、該挿入部4に連設した本体操作部5及び該本体操
作部5に連結したユニバーサルコード6とから構成さ
れ、該ユニバーサルコード6にはプロセッサ2への接続
コネクタ6aが設けられている。、また、挿入部4は、そ
の本体操作部5への連設部から大半の部分は挿入経路に
沿って自由に曲がる軟性部4aとなり、該軟性部4aにはア
ングル部4bが、また該アングル部4bには先端硬質部4cが
それぞれ連設されている。
次に、第2図に挿入部4の先端硬質部4cと、該先端硬質
部4cとアングル部4bとの連結部分の断面を示す。同図か
ら明らかなように、先端硬質部4cには、観察対象部に向
けて照明光を照射するライトガイド10が装着されてお
り、このライトガイド10は先端硬質部4cに設けた挿通孔
11に挿通されて、その出射端面10aは該先端硬質部4cの
先端面に取り付けたレンズ12に対面せしめられている。
そして、このライトガイド10から照射される照明による
観察対象部からの反射像は対物レンズ13を介してCCD等
からなる固体撮像素子14に入射されて、該固体撮像素子
14により光電交換されるようになっている。
固体撮像素子14は、第3図及び第4図に示したように、
基板15に素子16を搭載して、該素子16を覆うように保護
ガラス17を設けることにより構成される。また、素子16
を設けた側とは反対側の面には、端子18a〜18fが突設さ
れており、該各端子18a〜18fにはケーブル19a〜19f(第
6図及び第7図参照)が接続されている。これら各端子
のうち、端子18aはアンチブルーミング信号伝送線19a
と、端子18bはグランド線19bと、端子18cは電源供給線1
9cと、端子18dは画像信号伝送線19dと、端子18eはイメ
ージエリア駆動信号伝送線19eと、さらに端子18fは水平
転送部駆動信号伝送線19fとにそれぞれ接続されてい
る。
ここで、前述した各ケーブル19a〜19fのうち、端子18a
に接続されるアンチブルーミング信号伝送線19a,端子18
dに接続される画像信号伝送線19d,端子18eに接続される
イメージエリア駆動信号伝送線19e及び端子18fに接続さ
れる水平駆動信号伝送線19fは、外部からノイズが取り
込まれないように絶縁保護する必要がある。このため
に、これら各ケーブル19a,19d,19e,19fとしてはシール
ドケーブルが用いられる。このシールドケーブルは、第
5図に示したように、芯線20の周囲を絶縁層21で覆い、
この絶縁層21の外側にシールド線22を設け、さらにこれ
らを被覆チューブ23で被覆するようにしている。これに
よりたとえ外部から電荷がシールドケーブル内に入り込
んだとしても、この電荷はシールド線22に捕捉されるよ
うになり、この結果、芯線20は外部から電気的に絶縁さ
れた状態に保持される。
そして、このシールド線22に取り込まれた電荷は、該シ
ールド線22に滞留させることなく、外部に排出しなけれ
ばならない。このために、ケーブルを構成するグランド
線19bが用いられ、各ケーブル19a,19d,19e,19fにおける
シールド線22をグランド線19bに接続させている。而し
て、これらケーブル19a,19d,19e,19fのシールド線22と
グランド線19bとの接続箇所は可及的に端子18a,18d,18
e,18fに近い位置とするのがノイズ除去を行う上で最も
効果的である。
ところで、固体撮像素子14における端子18a〜18fの突設
側にはロッド24が設けられており、該ロッド24は操作ワ
イヤ25に接続されて、この操作ワイヤ21を押引操作する
ことにより、固体撮像素子14の結像面を対物レンズ13の
光軸方向に位置調整することができる構成となってい
る。また、この部位は挿入部4のうち最も充填率の高い
部分となっている。従って、前述したケーブルと端子と
の接続部分においてシールド線とグランド線とを接続す
ることはできない。
そこで、本考案においては、前述した各シールドケーブ
ルのシールド線22とケーブルを構成するグランド線19b
との間の接続を、第6図に示したように、固体撮像素子
14の端子への接続部から僅かに離れた位置、例えばこの
接続部から約200mm以内の距離だけ離した位置、即ちア
ングル部4bまたはこのアングル部4bと軟性部4aとの連設
部の位置において行うようにしている。
これによって、端子とケーブルとの接続位置に比較的に
近く、しかも充填率の低い位置でシールド線22をグラン
ド線19bに接続することができるようになり、信号伝送
用のケーブル19a,19d,19e,19fにノイズが取り込まれる
のを確実に防止することができることになる。なお、同
図において、26は固体撮像素子14を駆動するための固体
撮像素子の駆動回路を備えた基板であるが、ケーブル19
a,19d,19e,19fの基板26への接続部においても、各シー
ルド線22がグランド線19bに接続されている。
次に、第7図に各ケーブル19d,19e,19fのそれぞれのシ
ールド線22とグランド線19bとの接続状態を示す。同図
から明らかなように、ケーブル19fと19e、ケーブル19e
と19dが接続され、またケーブル19dをグランド線19bと
接続させることにより、各ケーブル19d,19e,19fを直接
または他のケーブルを介してグランド線19bに接続され
ることになる。また、ケーブル19aはグランド線19bに直
接接続されている。
而して、前述したケーブル19a,19d,19e,19fのシールド
線22同士及びシールド線22とグランド線19bとの接続を
行うためには、まずこれら各ケーブルのシールド線22を
外部に露出させる必要がある。このために、各ケーブル
19a,19d,19e,19fは、それぞれ所定の位置において、被
覆チューブ23を部分的に剥離することによりシールド線
22が露出する剥離部Bが形成され、このようにして外部
に露出したシールド線22同士、またはシールド線22とグ
ランド線19bとの間に導電線27を巻着して固定すること
により、それらの間を電気的に導通させることができる
ようになる。これら各ケーブル19a,19d,19e,19fの剥離
部Bの長さは、導電線27を当接させるに必要最小限度の
長さとなし、また各ケーブル接続部における剥離部Bの
位置をずらせることにより、ケーブル19a,19d,19e,19f
の強度を低下させることはない。
なお、前述の実施例においては、固体撮像素子に設けら
れる端子の数が6本のものとしたが、固体撮像素子の種
類によっては、これ以外の本数の端子が設けられ、これ
ら各端子にはそれぞれケーブルが接続されることになる
が、この場合には、各ケーブルのうち、固体撮像素子に
信号の授受を行うケーブルを直接または他のケーブルを
介して接地に連がるグランド線と接続させるようにすれ
ばよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、信号伝送用のケーブル
をシールドケーブルで形成して、これら各シールドケー
ブルを固体撮像素子への接続部近傍位置において被覆チ
ューブを所定長さ分だけ除去してシールド線を露出さ
せ、これら各シールド線を直接または他のシールドケー
ブルのシールド線を介してグランド線に接続する構成と
したので、挿入部の内部における充填率が低く、しかも
固体撮像素子に可及的に近接した位置において、信号伝
送用のケーブルを直接または他のケーブルを介してグラ
ンド線に容易に接続することができ、さらには各シール
ドケーブルのシールド線同士の接続部及びそのうちの1
本のシールドケーブルのシールド線とグランド線との接
続部のうちの、少なくとも一部の接続部の位置を他の接
続部の位置とを異ならしめるようにしているので、被覆
チューブを除去することにより強度が低下する部位を分
散させることができるので、強度的にも有利である等の
効果を奏するようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
電子内視鏡装置の全体構成図、第2図は挿入部の先端部
分の断面図、第3図は固体撮像素子の構成を示す分解斜
視図、第4図は固体撮像素子の背面図、第5図はシール
ドケーブルの断面図、第6図は内視鏡の配線部の構成説
明図、第7図は第6図の拡大図である。 1:内視鏡、2:プロセッサ、3:モニタ装置、4:挿入部、4
a:軟性部、4b:アングル部、4c:先端硬質部、13:対物レ
ンズ、14:固体撮像素子、15:基板、16:素子、18a〜18f:
端子、19a〜19f:ケーブル、20:芯線、21:絶縁層、22:シ
ールド線、23:被覆チュブ、27:導電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端に固体撮像素子を内蔵し、該
    固体撮像素子により観察対象部の撮像を行い、この固体
    撮像素子に接続したケーブルを介してプロセッサに画像
    信号を伝送して、該プロセッサで信号処理を行ってモニ
    タ装置に表示するようにしたものにおいて、前記固体撮
    像素子に接続されるケーブルのうち、信号伝送用のケー
    ブルをシールドケーブルで形成し、該シールドケーブル
    を固体撮像素子への接続部の近傍位置において被覆チュ
    ーブを所定長さ分だけ除去してシールド線を露出させ
    て、これら各シールドケーブルのうちの2本のシールド
    ケーブルを組として、それぞれのシールド線を順次電気
    的に接続すると共に、そのうちの1本のシールドケーブ
    ルのシールド線をグランド線に接続し、かつこれら各接
    続部のうち、少なくとも一部の接続部を他の接続部とは
    異なる位置に設ける構成としたことを特徴とする電子内
    視鏡装置。
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JPS6240414A (ja) * 1985-08-16 1987-02-21 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2519906B2 (ja) * 1986-10-13 1996-07-31 旭光学工業株式会社 固体撮像素子を内装した内視鏡
JPS63246135A (ja) * 1987-04-01 1988-10-13 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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