JPH073949B2 - 利得制御回路 - Google Patents

利得制御回路

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JPH073949B2
JPH073949B2 JP61019504A JP1950486A JPH073949B2 JP H073949 B2 JPH073949 B2 JP H073949B2 JP 61019504 A JP61019504 A JP 61019504A JP 1950486 A JP1950486 A JP 1950486A JP H073949 B2 JPH073949 B2 JP H073949B2
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signal
circuit
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gain control
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高行 佐々木
秀木 深澤
ひろみ 高野
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は利得制御回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、デジタル制御信号により利得制御を行う場
合において、例えば、入力信号を、アナログ入力の利得
制御回路→A/Dコンバータ→デジタル入力の利得制御回
路に直列に供給することにより、全体として高ビット長
の利得制御回路と同等ないしそれ以上の性能を得るよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
8ミリビデオの音声信号系においては、記録時、音声信
号のレベルを所定の特性で圧縮するとともにデジタル信
号(PCM信号)に変換して記録し、再生時、再生された
デジタル信号をアナログ信号に変換するとともに記録時
とは相補な特性でレベルを伸張してもとの音声信号を得
るようにしている。
また、ビデオフロッピーに音声信号を記録及び再生する
場合も、同様にレベル圧伸,A/D変換,D/A変換を必要とす
る。
そこで、音声信号の記録処理回路として第3図に示すよ
うなものが考えられている。
すなわち、同図において、アナログの音声信号Saが、入
力端子(1)からアッテネータ(2)及びオペアンプ
(3)を有する可変利得回路を通じてA/Dコンバータ
(4)に供給されて所定のビット数のデジタル信号Sdに
変換され、この信号Sdが出力端子(5)に取り出され
る。また、このとき、信号Sdが検出回路(6)に供給さ
れて信号Sdの示すレベル(信号Sdをアナログ信号に変換
したとき、そのアナログ信号のもつレベル)の検出信号
Scがデジタル信号の状態で取り出され、この信号Scがア
ッテネータ(2)にその制御信号として供給される。
したがって、出力信号Sdは、音声信号Saがレベル圧縮さ
れ、かつ、A/D変換されたデジタル信号となる。
ところで、このような記録処理回路において、その1ス
テップの変化量を細かくしようとすれば、アッテネータ
(2)及び制御信号Scのビット数を増やさなければなら
ない。
しかし、人間の聴覚には検知限が存在し、ある程度以上
に細かく制御しても検知されず、むだである。すなわ
ち、検知限と同程度の細かさで制御すれば、十分であ
る。
そして、オーディオの場合、リニアに量子化すると、14
〜16ビット程度の分解能が必要であるが、上述のよう
に、レベル圧縮を併用してノンリニアに量子化すれば、
8ビット程度でもかなり良好な音質を得ることができ、
これは8ミリビデオにおいて規格化されていることから
も分かる。
したがって、ある音量に対し、その1/28程度の変化が人
間の検知限である。
そこで、特願昭60-278192号により第4図に示すような
利得制御回路が考えられている。
すなわち、同図において、アッテネータ(2)及びオペ
アンプ(3)は低ビット長のアッテネータ(21)及びオ
ペアンプ(31)と中ビット長のアッテネータ(22)及び
オペアンプ(32)とに分割される。また、検出信号Scが
変換回路(7)に供給されて制御信号S1,S2に変換さ
れ、この信号S1,S2がアッテネータ(21),(22)に供
給される。なお、この場合、信号Scのビット数を(m+
n)ビットとすると、信号S2はnビットである。そし
て、例えば、Sc=“001101",n=3とすると、信号Scに
ゼロサプレスして“1101"を得、この“1101"の上位3ビ
ット“110"が信号S2である。すなわち、信号S2は、信号
Scをゼロサプレスし、その結果の上位nビットを取り出
した信号である(ゼロサプレスした結果がnビットに満
たないときは、上位ビットに“0"が満たされてnビット
とされる)。また、信号S1は、信号Scのゼロサプレスさ
れた“0"の数に対応する。したがって、いわば、信号S1
は信号Scの指数部、信号S2は信号Scの仮数部のようなも
のである。
そして、信号S1,S2によりアッテネータ(21),(22)
の利得が、例えば第5図に示すように制御される。な
お、この図は、利得の可変幅が48dB(=256倍)の場合
である。すなわち、信号ScのMSBが“1"のときは、信号S
1によりアッテネータ(21)の利得は0dBとされ(直線
(21A))、信号S2によりアッテネータ(22)の利得は
0〜−6dBの間を2nステップで信号S2に対応して制御さ
れる(曲線(22A))。また、信号ScのMSBが“0",2SBが
“1"のときには、信号S1によりアッテネータ(21)の利
得は−6dBとされ(直線(21B),信号S2によりアッテネ
ータ(22)の利得は0〜−6dBの間を2nステップで信号S
2に対応して制御される(曲線(22B))。そして、以下
同様に、信号Scの示すレベル(ゼロサプレスされる“0"
の数)に対応してアッテネータ(21)の利得は、直線
(21C),(21D)で示すように6dBずつ小さくされ、か
つ、アッテネータ(22)の利得は、曲線(22C),(22
D)で示すように0〜−6dBの間で制御される。なお、信
号S2がnビット未満のときには、上位に“0"が付加され
てnビットとされ、曲線(21E),(22E)に示すとおり
である。
したがって、総合の利得特性は、曲線(20)のようにな
る。
こうして、上述の利得制御回路によれば、アッテネータ
(21),(22)及び信号Scのビット数が少なくても、必
要な検知限を確保してレベル制御を行うことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、この利得制御回路においては、アッテネータ
(21)の利得の変化する点で利得変化の単調性を確保す
るために、両方のアッテネータ(21),(22)に絶対的
な精度が要求される。
この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明においては、入力信号Saを、アナロ
グ入力の利得制御回路→A/Dコンバータ→デジタル入力
の利得制御回路の信号ラインに供給するようにしたもの
である。
〔作用〕 後段のデジタル入力の利得制御回路により細かいレベル
の演算が行われて全体として高ビット長の利得制御が行
われる。
〔実施例〕
第1図において、入力端子(1)と出力端子(5)との
間の信号ラインに、第1の可変利得回路(2A)と、A/D
コンバータ(4)と、第2の可変利得回路(2B)とが直
列接続される。この場合、可変利得回路(2A)は、アナ
ログの入力信号Saのレベルを、デジタルの制御信号S1
より制御する低ビット長の可変利得回路である。また、
可変利得回路(2B)は、デジタルの入力信号の示すレベ
ル(アナログ信号に変換したときのレベル)を、デジタ
ルの制御信号S2により制御する中ビット長の可変利得回
路である。
そして、可変利得回路(2B)の出力信号Sdが検出回路
(6)に供給されて検出信号Scが取り出され、この信号
Scが変換回路(7)に供給されて制御信号S1,S2とされ
る。
このような構成によれば、端子(1)の入力信号Saは、
第5図に直線(21A)〜(21E)として示すように、可変
利得回路(2A)により粗くレベル制御され、次にA/Dコ
ンバータ(4)によりデジタル信号に変換されてから同
図に曲線(22A)〜(22E)として示すように、可変利得
回路(2B)により細かくレベル制御される。したがっ
て、端子(5)にはレベル圧縮されるとともに、A/D変
換されたデジタル信号Sdが取り出される。
そして、この場合、特にこの発明によれば、可変利得回
路(2B)においては、デジタル入力信号をデジタル制御
信号S2によりレベル制御することになるので、誤差が十
分に少なくなり、きわめて高い精度を得ることができ
る。しかも、可変利得回路(2A),(2B)が高ビット長
でなくても十分な検知限を確保しつつレベル圧縮ができ
る。
さらに、可変利得回路(2B)の後段あるいは検出回路
(6)の前段に、ローパスフィルタ,プリエンファシス
回路,ウェイティングエンファシス回路などを挿入する
場合、それらの回路と可変利得回路(2B)とを共用で
き、コストダウンができる。
なお、上述においては、レベル圧縮の場合であるが、例
えば第2図に示すように、レベル伸張回路を構成するこ
ともでき、(9)はD/Aコンバータである。また、可変
利得回路(2A)は、抵抗アッテネータ,オペアンプを使
用した乗算型あるいは除算型レベル制御回路など、信号
S1により利得が変化するものであればよい。さらに、可
変利得回路(2B)はROMなどにより構成することもでき
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、可変利得回路(2B)においては、デ
ジタル入力信号をデジタル制御信号S2によりレベル制御
することになるので、誤差が十分に少なくなり、きわめ
て高い精度を得ることができる。しかも、可変利得回路
(2A),(2B)が高ビット長でなくても十分な検知限を
確保しつつレベル圧縮ができる。
さらに、可変利得回路(2B)の後段あるいは検出回路
(6)の前段に、ローパスフィルタ,プリエンファシス
回路,ウェイティングエンファシス回路などを挿入する
場合、それらの回路と可変利得回路(2B)とを共用で
き、コストダウンができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの発明の一例の接続図、第3図〜第
5図はその説明のための図である。 (2A),(2B)は可変利得回路、(8)は変換回路であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号と、このアナログ信号からA/
    D変換されたデジタル信号との一方の信号を第1の信
    号、他方の信号を第2の信号とするとき、 上記第1の信号が供給される第1の利得制御回路と、 上記第1の利得制御回路から得られる上記第1の信号を
    上記第2の信号に変換するコンバータと、 このコンバータの出力信号が供給される第2の利得制御
    回路と、 上記デジタル信号の示すレベルを検出してデジタルの検
    出信号を出力する検出回路と、 上記検出回路からの検出ビットデータをゼロサプレスし
    た上位nビットの第1の制御信号とゼロサプレスした零
    の数に対応した第2の制御信号に変換する変換回路とを
    有し、 上記第1の利得制御回路は低ビット長の上記第2の制御
    信号によって粗くレベル制御され、上記第2の制御回路
    は上記中ビット長の上記第1の制御信号によって細くレ
    ベル制御され、 上記第2の利得制御回路から利得制御された上記第2の
    信号が取り出されて成ることを特徴とする利得制御回
    路。
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JPS62178017A JPS62178017A (ja) 1987-08-05
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