JPH0739184Y2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JPH0739184Y2
JPH0739184Y2 JP1990126793U JP12679390U JPH0739184Y2 JP H0739184 Y2 JPH0739184 Y2 JP H0739184Y2 JP 1990126793 U JP1990126793 U JP 1990126793U JP 12679390 U JP12679390 U JP 12679390U JP H0739184 Y2 JPH0739184 Y2 JP H0739184Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
connector
lead wire
cover box
coil
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990126793U
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JPH0485677U (ja
Inventor
泰久 進士
敏明 長谷川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シールド電線を用いたコネクタの防水及びノ
イズ防止を図ったシールド構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来のシールド構造を示す斜視図であり、第5
図は縦断面図である。
雄,雌コネクタd,eの外周に、基端部f,gにて編線cに接
続した導電性の合成ゴムから成るケース状のシールドカ
バーa,bを、先端部h,iが相互に嵌合するように構成して
ノイズ防止を図っている。
しかしながら、上記従来の構造にあつては、シールドカ
バーa,bがゴム製で柔軟であるために、嵌合作業性が悪
く、また嵌合後に先端部h,iに隙間が空いてシールド性
が悪くなつたり、水や塵等がコネクタ内に進入する危険
性があつた。さらに、本来のコネクタの外周に覆設する
ため全体の容積が大きくなりスペース効率が悪るかっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、嵌合作業性が良く、隙間
なく確実に嵌合できて、シールド性の劣化や水等の進入
を防止可能な、しかもコンパクトなコネクタに対するシ
ールド構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、シールド電線に
接続されたコネクタのシールド構造にあつて、リード線
の端末にターミナルを設けるとともに、該リード線を抱
持するコイル状の導電性連結筒を表皮に導電性を有する
コネクタの端部に配設し、前記リード線を一体に抱持し
たカバーボックスの内部に導電性ゲルを充填するととも
に、該カバーボックスの一端を前記シールド電線の編線
に接続し、他端に前記コイル状連結筒を接続したコネク
タのシールド構造を基本構成とする。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るコネクタに対するシールド構造
の一実施例を示す分解斜視図、第2図は同じく縦断面図
である。
シールド電線Dに接続されたカバーボックスCにコイル
状連結筒Eの一端が接続され、他端に雄ハウジングAを
有する雄コネクタと、同様に雌ハウジングBを有する雌
コネクタから構成されている。
雄コネクタの構造は、シールド電線Dの皮及び編線1を
むいたリード線2を、導電性を有するコイル状連結筒E
の端部2〜3巻を一端にかしめた金属から成る筒状体の
ソケット3内を挿通し、更にゴムからなる防水栓4を貫
通し、芯線5に雌端子6を圧着する。各ソケット3を一
体に抱持する環状体の金属プレート7には、ソケット3
の凸部8に係合する凹部9が設けられ、表面にメツキ処
理され、表皮に導電性を有する合成樹脂からなる雄ハウ
ジングAと一体成形されている。シールド電線Dとコイ
ル状連結筒Eの中継を行うカバーボックスCは、合成樹
脂から成り上下に2分割及び嵌着でき、一端Caは組み立
て時編線1に係合し、他端Cbはコイル状連結筒の一端に
係合する。また、カバーボックスCを組み立てるとき、
リード線2とカバーボックスCとの間の空間には導電性
のゲルシート10を充填する。
雌コネクタの構造は、シールド電線Dの皮及び編線1を
むいたリード線2を、金属からなるコイル状連結筒Eの
端部2〜3巻を一端にかしめた金属から成る筒状体のソ
ケット3内を挿通し、更にゴムからなる防水栓4を貫通
し、芯線5に雄端子6aを圧着する。各ソケット3を一体
に抱持する環状体の金属プレート7aには、ソケット3の
凸部8に係合する凹部9が設けられ、表面にメツキ処理
され、表皮に導電性を有する合成樹脂からなる雌ハウジ
ングBと一体成形されている。又、雌ハウジングBの雄
ハウジングAを受承する端部にも環状体の一部を切り欠
いた金属プレート11が一体成形されていて、内部には雄
ハウジングAの先端部Aaが当接する位置にリング状のパ
ッキン12が装着されている。シールド電線Dとコイル状
連結筒Eの中継を行うカバーボックスCは、合成樹脂か
ら成り上下に2分割及び嵌着でき、一端Caは組み立て時
編線1に係合し、他端Cbはコイル状連結筒の一端に係合
する。また、カバーボックスCを組み立てるとき、リー
ド線2とカバーボックスCとの間の空間には導電性のゲ
ルシート10を充填する。
なお、第2図におけるソケット3′は、コイル状連結筒
Eとお互いの端部でかしめる前の位置を示している。
次に、上記したような構造のため、いかにしてシーリン
グ及びシールドの機能を達成しているか第2図について
説明する。
先ず、シーリングに関して雌ハウジングBの中でリード
線2は防水線4と表面にメッキ処理された雌ハウジング
Bの電線D側はシールされていて、雌,雄両ハウジング
が嵌合した時、雄ハウジングAの先端部Aaはパッキン12
に当接し、この嵌合面はシールされている。雄ハウジン
グAの中リード線2は防水栓4と表面にめっき処理され
た雄ハウジングAの電線D側はシールされている。すな
わち、雌,雄両端子が露出して嵌合している空間の周囲
はすべてシールされている。
次いで、外来雑音等にたいするシールドについて雌ハウ
ジングBの方から説明する。カバーボックスCの中にお
いて、編線1とコイル状連結筒Eは導電性ゲルシート10
を介して導通し、金属のコイル状連結筒Eは金属のソケ
ット3にかしめられているのでソケット3まで導通し、
更にソケット3は金属プレート7aに当接し、金属プレー
ト7aは雌ハウジングBの表面のメッキ面に当接し、更に
このメッキ面を介して金属プレート11は編線1と同電位
となる。雄ハウジングA系統も同様にして金属プレート
7まで編線1の電位となる。ここで、第2図のように
雌,雄両ハウジングが嵌合すると、雌ハウジングB側の
金属プレート11と雄ハウジングAがわの金属プレート7
が接触し、そのため、雌,雄両コネクタハウジングの編
線は互いに導通し同じ電位となる。しかも、リード線2
の全周は同電位の金属体で覆われているので完全にシー
ルドされたことになる。
コイル状連結筒Eで覆われたリード線2の部分は、取扱
時柔軟性をもたせ、リード線2の局部に応力が集中する
ことを防ぎ折損の防止にもなつている。
次に、第2実施例について第3図で説明する。
合成樹脂から成り、上下に2分割できさらに互いに嵌着
できるカバーボックス13の一端には、電線Dの編線1に
周着できるようになつており、他端13aは金属からなる
リード線2の全部を横断面が小判型に一体に巻回したコ
イル状連結筒14の一端が周着できるようになつている。
更に、組み立てるときカバーボックス13の中には導電性
ゲルシートを充填することは第1実施例と同じである。
コイル状連結筒14の他端にはリード線2の全部を一体に
抱持する金属製のソケット15がかしめられる。雄コネク
タハウジングAに一体に成形されている金属プレート17
には凹部18がもうけてあり、ソケット15の凸部16と係合
する。
雌コネクタハウジングも同様な構造となつているので説
明は省略する。
シーリング及びシールドの機能についても第1実施例と
全く同様であるので説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、コネクタ系統全部がそ
れ自体シールドされているので、極めてコンパクトに構
成されているばかりでなく、雌,雄コネクタハウジング
が嵌合したとき雌,雄端子の接合部分は完全に形成され
た防水空間にあり、外力が加わっても防水及びシールド
の効果を損なわないことを特長とする。
また、ハーネスとして自由に曲げられることも見逃せな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、 第2図は縦断面図、 第3図は第2実施例の分解斜視図、 第4図は従来例の斜視図、 第5図は従来例の縦断面図である。 A…雄ハウジング、B…雌ハウジング、C…カバーボッ
クス、D…シールド電線、E…コイル状連結筒、1…編
線、2…リード線、3,15…ソケット、4…防水栓、5…
芯線、6…雌端子、6a…雄端子、7,11,17…金属プレー
ト、8…凸部、9…凹部、10…導電性ゲルシート、12…
パッキン、13…カバーボックス、14…コイル状連結筒。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド電線に接続されたコネクタのシー
    ルド構造にあつて、リード線の端末にターミナルを設け
    るとともに、該リード線を抱持するコイル状の導電性連
    結筒を表皮に導電性を有するコネクタの端部に配設し、
    前記リード線を一体に抱持したカバーボックスの内部に
    導電性ゲルを充填するとともに、該カバーボックスの一
    端を前記シールド電線の編線に接続し、他端に前記コイ
    ル状連結筒を接続したことを特徴とするコネクタのシー
    ルド構造。
  2. 【請求項2】各リード線を抱持した表皮に導電性を有す
    るコネクタと編線に接続したカバーボックスとを、各リ
    ード線を一体に捲回したコイル状の導電性連結筒にて接
    続して成る第1項記載のコネクタのシールド構造。
JP1990126793U 1990-11-30 1990-11-30 シールドコネクタ Expired - Lifetime JPH0739184Y2 (ja)

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JP1990126793U JPH0739184Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 シールドコネクタ

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JPH0485677U JPH0485677U (ja) 1992-07-24
JPH0739184Y2 true JPH0739184Y2 (ja) 1995-09-06

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ID=31874331

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JP1990126793U Expired - Lifetime JPH0739184Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 シールドコネクタ

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JPH0485677U (ja) 1992-07-24

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