JPH0739072Y2 - 動力伝達切換装置 - Google Patents

動力伝達切換装置

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JPH0739072Y2
JPH0739072Y2 JP1958489U JP1958489U JPH0739072Y2 JP H0739072 Y2 JPH0739072 Y2 JP H0739072Y2 JP 1958489 U JP1958489 U JP 1958489U JP 1958489 U JP1958489 U JP 1958489U JP H0739072 Y2 JPH0739072 Y2 JP H0739072Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、テープレコーダにおいて、カセットローデ
ィング機構とモード切換装置を択一に駆動するための動
力伝達切換装置に関する。
(従来の技術) 従来の動力伝達切換機構は、夫々に専用の電磁ソレノイ
ド等を用いてカセットローディング機構とモード切換装
置の動力ギヤへの回転動力伝達切換を行っている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来装置では、電磁ソレノイドの作動子の直線運動
を、動力ギヤへの動力伝達切換動作に変換するための複
雑な機構が必要である。
その上、電磁ソレノイドを設置するための大きいスペー
スも必要となり、テープレコーダが大型となって、特に
小型化であることが強く要求されるカー用テープレコー
ダとしては、従来装置では問題となっている。
この考案は、上記従来装置の問題を解決するために、カ
セットローディング機構とモード切換装置の動力ギヤを
利用してこれによって動力伝達切換を行い、装置の構造
簡易化とスペースの減少を達成することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) この考案の動力伝達切換装置は、 ローディングシャーシ内のテープカセットをテープレコ
ーダのハブにセットするためのカットローディング機構
と、テープの記録再生走行又はテープの巻戻し、早送り
を行うモード切換装置が、択一に順次、駆動される構成
のテープレコーダにおいて、 カセットローディング機構を駆動する第1の動力ギヤ
と、モード切換装置を駆動する第2の動力ギヤと、第1
の動力ギヤに噛合いできる第1のギヤと、第2の動力ギ
ヤに噛合いできる第2のギヤと、上記第1、第2のギヤ
を駆動する駆動モータと、第1の動力ギヤが第1のギヤ
に噛合う位置では第2のギヤにのぞむように第2の動力
ギヤに設けられた欠歯部と、第2の動力ギヤが第2のギ
ヤに噛合う位置では第1のギヤにのぞむように第1の動
力ギヤに設けられた欠歯部と、第1の動力ギヤ、第2の
動力ギヤの夫々の駆動終り付近で他方の動力ギヤを上記
噛合い位置に押動回動するために夫々の動力ギヤに設け
られた突出部とを備えている。
上記突出部を、互いに係脱する歯形状を形成すれば、上
記押動回動する際に相互の突出部の滑り動作は円滑とな
る。
(作用) 第1のギヤに第1の動力ギヤが噛合ってカセットローデ
ィング機構が駆動されているときは、第2の動力ギヤは
その欠歯部が第2のギヤにのぞむのでモード切換装置は
停止している。
第2のギヤに第2の動力ギヤが噛合ってモード切換装置
が駆動されているときは、第1の動力ギヤはその欠歯部
が第1のギヤにのぞむのでカセットローディング機構は
停止している。
カセットローディング機構が駆動終り付近に到ると第1
の動力ギヤの突出部が第2の動力ギヤの突出部を押動し
てこれにより第2の動力ギヤが第2のギヤに噛合うこと
になり、モード切換装置は駆動可能となって、カセット
ローディング機構が停止するとモード切換装置への動力
伝達切換が行われる。
モード切換装置が駆動終り付近に到ると第2の動力ギヤ
の突出部が第1の動力ギヤの突出部を押動してこれによ
り第1の動力ギヤが第1のギヤに噛合うことになり、カ
セットローディング機構は駆動可能となって、モード切
換装置が停止するとカセットローディング機構への動力
伝達切換が行われる。
このように、カセットローディング機構とモード切換装
置の夫々への動力伝達切換操作は、切換の始まる直前
に、駆動中の駆動ギヤの突出部が停止中の駆動ギヤの突
出部を駆動して停止中の駆動ギヤを原動側のギヤに噛合
わせ、この後に駆動中の駆動ギヤの欠歯部が原動側のギ
ヤにのぞむことによって行われるので、動力伝達のため
に必要な2組のギヤ及び駆動ギヤ自身によって伝達切換
が行われて、別個の部材は不要となり、動力伝達切換装
置は極めて簡単となった。
上記夫々の駆動ギヤに設けた突出部を、互いに係脱する
歯形状に形成しているので、上記押動回動する際の相互
の突出部の滑り動作は円滑となって、動力ギヤは円滑に
回転できる。
(実施例) 次にこの考案の実施例を図に基づいて説明する。
テープレコーダのカセットローディング機構の要部正面
図を第4図、第5図、第6図、第7図に、要部側面図を
第8図に、要部平面図を第1図、第2図、第3図に夫々
示した。
シャーシ1の入口側(第1図〜第6図の左側、第7図の
右側)にカセット挿入口2がパネル3に開口され、挿入
されたテープカセット4を支承するローディングシャー
シ5の基部5aが、左右の支点ピン6、7によってシャー
シ1の奥側(第1図〜第6図の右側、第7図の左側)に
枢支され、ローディングシャーシ5のカセット受入部5b
は、基部5aに対し上下回動可能に蝶着されている。
シャーシ1の右側部には、駆動モータ8と、カットロー
ディング機構を駆動するための第1の動力ギヤとしての
ローディング駆動ギヤ9と、後述するモード切換装置を
駆動するための第2の動力ギヤとしてのモード切換駆動
ギヤ40と、駆動モータ8、ローディング駆動ギヤ9、モ
ード切換駆動ギヤ40を連動するためのウオームギヤ機構
10と平歯車機構11とが設けられる。
ローディング駆動ギヤ40とモード切換駆動ギヤ9には、
夫々、欠歯部40a、9aと突出部40b、9bが、夫々、設けら
れる。
平歯車機構11は、ローディング駆動ギヤ9に噛合いでき
る第1のギヤ38と、モード切換駆動ギヤ40に噛合いでき
る第2のギヤ39を有しており、ギヤ38と39は、互いに噛
合っている。
縦ピン12によりシャーシ1へ枢支されたローディングア
ーム13は、ピン14のある上位アーム15と、トルクばね16
の下端を係止する下位アーム17とを有し、トルクバネ16
の上端は、ローディングシャーシ5を持上げるように係
止され、第9図〜第11図に拡大平面図を示すように、ロ
ーディング駆動ギヤ9の下面部に形成された渦巻部20a
と同心円部20bのあるカム溝20にピン14が係合される。
上位アーム15が第2図と第11図に示す左回り極端位置の
ときはトルクばね16は第5図に示す右回り極端位置とな
ってローディングシャーシ5はカセット着脱位置(イゼ
クト位置)に保たれ、上記アーム15が第3図と第10図に
示す右回り極端位置のときは、トルクばね16は第6図に
示す左回り極端位置となってローディングシャーシ5は
記録再生待機位置(スタンバイ位置)となり、これらの
各位置は、ローディング駆動ギヤ9がイゼクト位置から
右回転することによりスタンバイ位置に移行し、スタン
バイ位置からローディング駆動ギヤ9が左回転すること
によりイゼクト位置に移行する。
縦ピン18にてシャーシ1へカセット移動アーム19が枢支
され、テープカセット4の左側のリールハブ62に係合で
きる係合片21がカセット移動アーム19に係止され、カセ
ット移動アーム19に設けたカム溝22に、ローディング駆
動ギヤ9のカムピン23を係合する。
ローディングシャーシ5に人手で挿入されたテープカセ
ット4はカセット移動アーム19が右回りすることにより
カセット受入部5bの所定位置に引込まれ、次に、スタン
バイ位置に向ってローディングシャーシ5が下降し、排
出動作では、スタンバイ位置からイゼクト位置に向って
ローディングシャーシ5が上昇し、次にカセット移動ア
ーム19が左回りしてテープカセット4はカセット挿入口
2に向って押し出され、これらの各動作は、ローディン
グ駆動ギヤ9が右回りすることによりカセット引込み動
作し、左回りするときはカセット押出し動作となる。
モード切換装置Mは、スタンバイ位置にセットされたテ
ープカセット4のテープ51を、左方向の順方向に、又は
右方向の逆方向に記録再生走行するためのテープ走行方
向切換装置と、テープ51を巻戻し又は早送りを行うため
のテープ送り切換装置とからなる。
上記イゼクト位置からスタンバイ位置の直前までの間
は、ローディング駆動ギヤ9は第1のギヤ38と噛合って
おり、モード切換駆動ギヤ40は、その欠歯部40aが第2
のギヤ39にのぞむように設定され、従って、モード切換
駆動ギヤ40は停止する(第1図、第2図、第11図)。
ローディング駆動ギヤ9が右回転してスタンバイ位置の
直前に到ると第9図のようにローディング駆動ギヤ9の
突出部9bはモード切換駆動ギヤ40の突出部40bを同上図
矢線方向に押し、これによってモード切換駆動ギヤ40は
左回りし、スタンバイ位置に到ると第3図、第10図のよ
うにモード切換駆動ギヤ40は第2のギヤ39に噛合い始
め、ローディング駆動ギヤ9は、欠歯部9aが第1のギヤ
38にのぞむことになる。
スタンバイ位置からのモード切換動作は、第10図の矢線
aで示す第2のギヤ39の右回転、即ち、モード切換駆動
ギヤ40の矢線Aで示す左回転によって行われ、このモー
ド切換状態ではローディング駆動ギヤ9は停止したまま
であって、モード切換駆動ギヤ40が右回転してスタンバ
イ位置に戻るまでの間、ローディング駆動ギヤ9の上記
停止は続く。
モード切換状態にあるとき、カセット排出が指示される
と、駆動モータ8は逆回転して第2のギヤ39は左回転
し、スタンバイ位置に到って第10図のようにモード切換
駆動ギヤ40の突出部40bはローディング駆動ギヤ9の突
出部9bに当接し、引続いて第2のギヤ39の矢線bで示す
左回転によりモード切換駆動ギヤ40は矢線Bの右回転し
てローディング駆動ギヤ40を矢線Cで示す左回転し、ス
タンバイ位置をわずかに過ぎた第9図の位置ではローデ
ィング駆動ギヤ9は第1のギヤ38に噛合い始め、モード
切換駆動ギヤ40は、欠歯部40aが第2のギヤ39にのぞむ
ことになる。
突出部9bと40bの夫々の係脱部9cと40cは、例えばインボ
リュート曲面又はサイクロイド曲面の如き歯形状に形成
して、上記押時における滑り動作を円滑としている。
次に、テープ走行方向切換装置とテープ送り切換装置の
夫々の一例を図に基いて説明する。
第12図〜第15図に、夫々の切換位置における装置の要部
平面図を、夫々、示した。
シャーシ1の左右部(第12図〜第15図では上方と下方)
に、左右1対のキャプスタン54、55が軸支され、夫々の
キャプスタン54、55には、ピニオン56、57とプーリー5
8、59、ギヤ60、61及び、図示省略したフライホイール
が一体に形成される。
シャーシ1に、左右1対のハブ62、63が軸支され、夫々
のリール62、63には、ギヤ64、65が一体に形成されてい
る。
シャーシ1に取付けた走行モータ66のプーリー68と、キ
ャプスタン54、55のプーリー58、59に、ベルト69を巻き
掛けて、プーリー58と59を、矢線で示すように互いに逆
方向に回転させる。
磁気ヘッド70を取付けたヘッドプレート71を、ガイドピ
ン72と、支点ピン73、74に沿ってテープ走行方向(第12
図〜第15図の上下方向)に直角な前後方向(第12図〜第
15図の左右方向)に、スライドできるようにシャーシ1
に設ける。
ピンチローラー75と76を夫々軸77、78にて軸支したピン
チローラーアーム79と80を、支点ピン73と74へ遊嵌して
ピンチローラーアーム79、80を搖動可能とする。
中間ギヤ81、82を夫々軸支した回動アーム83と84を、キ
ャプスタン54、55へ、回動可能に嵌合し、中間ギヤ81、
82を、キャプスタン54、55のピニオン56、57に噛合わ
せ、中間ギヤ81、82がハブ62のギヤ64とハブ63のギヤ65
に夫々、近づくように、ばね85、86により回動アーム8
3、84を付勢し、回動アーム83又は84が搖動して、中間
ギヤ81がギヤ64に(第12図)、中間ギヤ82がギヤ65に
(第13図)、夫々噛合うようにする。
送り切換アーム87を支点ピン88にてシャーシ1へ枢支
し、互いに一体としたピニオン89とギヤ90を送り切換ア
ーム87に軸支し、送り切換アーム87が左方に搖動すると
ピニオン89はハブ62のギヤ64に、ギヤ90はキャプスタン
54のギヤ60に、夫々噛合い(第15図)、送り切換アーム
87が右方に搖動するとピニオン89はハブ63のギヤ65に、
ギヤ90はキャプスタン55のギヤ61に、夫々噛合う(第14
図)ようにする。
記録再生走行と巻戻し、早送りの各位置では第12図〜第
15図のように、テープカセット4のリール92、93は、そ
のリールハブ34、35がハブ62、63に嵌合しリール92、93
から引き出されたテープ51は、テープカセット4のガイ
ド94、95を通って第12図〜第15図の経路となる。
テープ走行歩行切換装置は、夫々動作状態を、第12図、
第13図に全体平面図で、又、第16図、第17図に要部平面
図で、第20図に第12図の要部正面図で、夫々示した。
この装置は、上記中間ギヤ81、82を軸支した回動アーム
83及び84と、回動アーム83、84を左方又は右方に搖動さ
せるための次述の走行方向切換プレート97と、ピンチロ
ーラー75、76を軸支したピンチローラーアーム79、80
と、ピンチローラーアーム79、80を移動させるために、
第1のモード切換プレートとしての走行方向切換プレー
ト97に係合する次述の係合部材98とを主体に構成され
る。
走行方向切換プレート97(第12図、第13図、第16図〜第
19図及び第20図中、実線で図示した)は、左右のガイド
ピン100、101にガイド孔97a、97bがガイドされてシャー
シ1に対し左右方向にスライド可能に設けられ、走行方
向切換プレート97には、回動アーム83、84の係合部83
a、84aとこれらに係合する凹面部97cとからなる走行カ
ム機構Cと、ヘッドプレートプレート71のピン102に係
合するカム溝103と、走行切換ラック104(実線で図示)
及び、突部105とスリット106、107、108が、夫々設けら
れている。
シャーシ上板31の上方に位置するモード切換駆動ギヤ40
には、第4図〜第6図に示すように走行切換ギヤ109と
送り切換キヤ110が、共に1体に形成され、走行切換ラ
ック104に噛合う走行切換ギヤ109には欠歯部109aが設け
られている。
テープカセット4をローディングシャーシ5に挿入した
以後の動作説明において後述するように、スタンバイ位
置では欠歯部109aが走行切換ラック104にのぞむことに
なるが、テープ51が左方向(順方向)へ記録再生走行す
る第12図及び、右方向(逆方向)へ記録再生走行する第
13図では、走行方向切換ギヤ109は走行切換ラック104に
噛合って走行方向切換プレート97は夫々の位置に移動さ
れる。
即ち、第12図のように、左側の回動アーム83の係合部83
aが走行方向切換プレート97の凹面部97cに落込み、これ
により左側の中間ギヤ81は、巻取側となる左側のハブ62
のギヤ64に噛合い、ハブ62は矢線方向に回転する。
係合部材98(第12図、第13図中、点線で示した)は、ヘ
ッドプレート71のピン102を支点として搖動できる棒で
形成され、左端部98aは左側のピンチローラーアーム79
の突部79aに、右端部98bは右側のピンチローラーアーム
80の突部80aに、夫々、係合できる位置にある。
第12図の位置では、右側の回動アーム84の係合部84aは
走行方向切換プレート97の平滑部97dに乗上って左回り
極端位置に回動アーム84が保たれ、中間ギヤ82はギヤ65
から離れており、回動アーム84き突部84bが右側のピン
チローラーアーム80の軸78をシャーシ1の奥側に押し、
これにより突部80aが右端部98bを押して係合部材98は左
回りし、 左端部98aが突部79aをシャーシ1の入口側に向って押し
て左側のピンチローラーアーム79を右回り極端位置に移
動させ、ピンチローラー75は左側のキャプスタン54にテ
ープ51を介して接触する。
テープ51は、第12図の矢線で示す順方向に記録再生走行
をする。
走行方向切換プレート97が上記第12図の順方向記録再生
状態から右方へ移動して右側の回動アーム84の係合部84
aが凹面部97cに落込むと回動アーム84は右回りして左側
の中間ギヤ82は巻取側となる右側のハブ63のギヤ65に噛
合い、ハブ63は矢線方向に回転する(第13図)。
このとき、左側の回動アーム83の係合部83aは平滑部97d
に乗上げて回動アーム83は右回りし、左側の中間ギヤ81
はギヤ64から離れ、回動アーム83の突部83bが右側のピ
ンチローラーアーム79の軸77をシャーシ1の奥側に押
し、これにより突部79aが左端部98aを押して係合部材98
は右回りし、右端部98bが突部80aをシャーシ1の入口側
に向って押して右側のピンチローラーアーム80を左回り
極端位置に移動させ、ピンチローラー76はテープ51を介
して右側のキャプスタン55に接触する。
テープ51は、第13図の矢線で示す逆方向に記録再生走行
をすることになる。
上記第12図と第13図の位置への走行方向切換プレート97
の移動制御は、スリット106、107を後述のように透過型
の光センサSによって検出して、駆動モータ8を停止さ
せて行う。
テープ51の巻戻し又は早送りを行うテープ送り切換装置
は、夫々の動作状態を、第14図、第15図に全体平面図
で、第18図、第19図に要部平面図で、夫々示した。
この装置は、ピニオン89、ギヤ90を軸支した送り切換ア
ーム87と、送り切換アーム87を左方又は右方に搖動させ
るための第2のモード切換プレートとしての送り切換プ
レート112とを主体に構成される。
送り切換プレート112(第14図、第15図の実線で第16図
〜第19図では点線で図示)は、左右のガイドピン100、1
01にガイド孔112a、112bがガイドされて前記走行方向切
換プレート97と平行にスライド可能に設けられ、送り切
換プレート112には、送り切換アーム87の係合部87a、87
bとこれらに係合する凹面部112c、112d、凸面部112e、1
12fとからなる送りカム機構Fと、ヘッドプレート71の
ピン102に係合するカム溝113と、送り切換ラック114
(点線で図示)及び突部115とスリット116、117、118、
119が夫々設けられる。
走行方向切換プレート97と送り切換プレート112は、互
いに上下に大略、重なるように配置されている。
送り切換ラック114に噛合う送り切換ギヤ110には、欠歯
部110aが設けられ、前述した順方向及び逆方向記録再生
走行位置では、欠歯部110aが送り切換ラック114にのぞ
むことになり、切換アーム87の左右の係合部87a、87bは
何れも送り切換プレート112の平滑部112gに当接し(第1
6図、第17図)、切換アーム87は左右方向の何れにも傾
動せずにピニオン89とギヤ90は噛合いのない中立位置と
なる(第12図、第13図)。
モード切換駆動ギヤ40が上記第12図から右回りして送り
切換ギヤ110が送り切換ラック114に噛合い、走行切換ギ
ヤ109は欠歯部109aが走行切換ラック104にのぞみ、光セ
ンサSがスリット117を検知する第15図、第19図の位置
に送り切換プレート112が到ると、左側の係合部87aが送
り切換レバー112の左側の凹面部112cに落込み、右側の
係合部87bは右側の凸面部112fに乗り上げるので切換ア
ーム87は左に傾き、ピニオン89は左側のハブ62のギヤ64
に、ギヤ90は左側のキャプスタン54のギヤ60に噛合い、
ギヤ60、90、及びピニオン89、ギヤ64の動力伝達によっ
て巻取側のリール92は高速回転して第15図矢線方向にテ
ープ51は早送りされる。
左右の回動アーム83、84の係合部83a、84aは何れも走行
方向切換プレート97の平滑部97dに乗り上げていてシャ
ーシ1の左右中心線に対象であり、突部83a、84aは軸7
7、78を共に均等に奥側に押すのでピンチローラーアー
ム79、80とピンチローラー75、76は奥側の位置となり、
ヘッドプレート71のピン102は送り切換レバー112のカム
溝113の平滑部113a及び、走行方向切換レバー97のカム
溝103の遊動部103cに位置しており、この位置は、カム
溝103の最前位部103a、103b(第12図、第13図に示す記
録再生位置)よりも奥側となっているので、ヘッドプレ
ート71と磁気ヘッド70は上記第12図、第13図よりも引込
み、磁気ヘッド70はテープ51から離れている。
モード切換駆動ギヤ40がこの第15図、第19図からさらに
右回りして送り切換プレート112が左方へ移動し(走行
方向切換プレート97は第19図の位置に停止したままとな
っている)、光センサSがスリット118を検知する第14
図、第18図の位置に到ると、右側の係合部87bが送り切
換プレート112の右側の凹面部112dに落込み、左側の係
合部87aは左側の凸面部112eに乗り上げるので切換アー
ム87は右に傾き、ピニオン89は右側のハブ63のギヤ65
に、ギヤ90は右側のキャプスタン55のギヤ61に噛合い、
ギヤ61、90、及びピニオン89、ギヤ63の動力伝達によっ
て巻取側のリール93は高速回転して第14図矢線方向にテ
ープ51は巻戻しされる。
磁気ヘッド70とピンチローラー75、76は上記早送りの場
合と同様にテープ51から離れている。
スタンバイ位置にセットされたテープカセット4が、上
述した準方向及び逆方向記録再生位置、巻戻し及び早送
り位置に適宜、制御される途中における走行方向切換プ
レート97と送り切換プレート112及び、走行切換ギヤ10
9、送り切換ギヤ110の位置を、展開した状態で第21図
(イ)〜(ヘ)に夫々示した。
次にテープカセット4をローディングシャーシ5に挿入
した以後、夫々、所望のモードに切換えられるまでの動
作順序を概略、説明する。
テープカセット4をカセット挿入口2から挿入すると、
ドア25はテープカセット4の挿入前端部4bによって上方
へ押し開かれる。
図示外のローディングスイッチを押すと駆動モータ8が
回転してウオームギヤ機構10、平歯車機構11は、第2図
で第1のギヤ38を左回転し、このギヤ38はローディング
駆動ギヤ9を右回転させ、カセット移動アーム19が右回
りしてテープカセット4はローディングシャーシ5のカ
セット受入部5bに引込まれ、テープカセット4の挿入後
端部4aがドア25から離れると、ドア25は垂下してカセッ
ト挿入口2を閉じる。
上記引込み動作中はローディングアーム13のピン14はカ
ム溝20の同心円部20bに係合するのでローディングアー
ム13は回動せず、ローディングシャーシ5はアップ位置
のままとなっている。
上記引込みが終る位置ではピン14はカム溝20の渦巻部20
aに係合してこれによりピン14はローディングアーム13
を押動し、ローディングアーム13は右回りしてこれによ
りローディングシャーシ5は下降する。
テープカセット4がスタンバイ位置まで下降するとロー
ディングシャーシ5のカセット受入部5bは基部5aに対し
回動してシャーシ1に平行となり、テープカセット4の
左右のリールハブ34と35は、左側のハブ62と右側のハブ
63に夫々嵌合し、ローディング駆動ギヤ9の欠歯部9aが
平歯車機構11の第1のギヤ38にのぞむのでローディング
アーム13の右回りは停止し、第3図、第10図に示すスタ
ンバイ位置となる。
モード切換駆動ギヤ40の欠歯部40aは、イゼクト位置
(第2図、第11図)からスタンバイ位置の直前(第9
図)までの間、平歯車機構11の第2のギヤ39にのぞんで
いるので、テープ走行方向切換装置、テープ送り切換装
置は停止したままである。
スタンバイ位置の直前でローディング駆動ギヤ9の突出
部9bがモード切換駆動ギヤ40の突出部40bに衝突して
(第9図)モード切換駆動ギヤ40を少し左に回転するた
め第2のギヤ39にモード切換駆動ギヤ40が噛合い、以
後、このモード切換駆動ギヤ40の左回転によってモード
切換動作が行われる。
スタンバイ位置では走行方向切換プレート97のスリット
108と送り切換プレート112のスリット119が光センサS
によって検知され、走行方向切換プレート97は、上記第
14図、第15図の巻戻し及び早送りと同一位置にあって左
右のピンチローラー75、76はキャプスタン54、55から離
れ、走行切換ラック104は欠歯部109aにのぞむので引続
くモード切換駆動ギヤ40と走行切換ギヤ109の右回りに
対し、走行方向切換プレート97の位置は不変である。
送り切換プレート112については、ピン102はカム溝113
の傾斜部113bとカム溝103の遊動部103cに係合するので
(第21図(イ))、ヘッドプレート71と磁気ヘッド70は
引込み位置となり、切換アーム87は左右何れにも傾動せ
ずに中立位置となる。
これにより、テープカセット4がローディングシャーシ
5と共に上方へ移動すること及び、上方からこのスタン
バイ位置に下動することは、支障無く行われる。
送り切換ラック114は送り切換ギヤ110に噛合っているの
で、スタンバイ位置からモード切換駆動ギヤ40が左回転
してスリット118を光センサSが検知すると、第21図
(ロ)に示す巻戻し位置となり、切換アーム87は右に傾
いてギヤ61、90、ピニオン89、ギヤ65の動力伝達によっ
て巻取側の右のリール93は高速回転してテープ51は第14
図矢線方向に巻戻される。
磁気ヘッド70とピンチローラー75、76は、上記スタンバ
イ位置と同じく、テープ51から離れている。
第21図(ロ)の巻戻し位置からモード切換駆動ギヤ40が
さらに左回転して送り切換プレート112が移動し、スリ
ット117を光センサSが検知すると、第21図(ハ)に示
す早送り位置となり、切換アーム87は左に傾いてギヤ6
0、90、ピニオン89、ギヤ64の動力伝達によって巻取側
の左のリール92は高速回転してテープ51は第15図矢線方
向に早送りされる。
この早送り位置に送り切換プレート112が到達すると、
その突部115は、走行方向切換プレート97の突部105に衝
突し、それまで停止していた走行方向切換プレート97
は、突部115、105の係合動作によって送り切換プレート
112と一体に第21図(ハ)、第15図の夫々下方)へ移動
し、第21図(ニ)に示すように送り切換ギヤ110の欠歯
部110aが送り切換ラック114にのぞみ、走行方向切換レ
バー97の走行切換ラック104が走行切換ギヤ109に噛合い
始める位置となるまで、上記一体移動は続く。
第21図(ニ)の位置からさらにモード切換駆動ギヤ40が
左回転すると走行方向切換レバー97のみ移動し、スリッ
ト107を光センサSが検知すると第21図(ホ)に示す順
方向記録再生位置となり、左の回動アーム83は右回りし
てピニオン56、中間ギヤ81、ギヤ64の動力伝達によって
巻取側のリール92は低速駆動され、左のピンチローラー
アーム79の右回動によりピンチローラー75は左のキャプ
スタン54に接触し、テープ51は第12図で矢線方向に記録
再生走行する。
ピン102は、走行方向切換プレート97のカム溝103の最前
位部103aと送り切換プレート112のカム溝113の遊動部11
3cに係合してヘッドプレート71と磁気ヘッド70はテープ
51に向って突出し、テープ51に磁気ヘッド70が接触す
る。
第21図(ホ)の位置からさらにモード切換駆動ギヤ40か
左回転すると走行方向切換プレート97は引続き移動し、
スリット106を光センサSが検知すると第21図(ヘ)に
示す逆方向記録再生位置となり、右の回動アーム84は左
回りしてピニオン57、中間ギヤ82、ギヤ65の動力伝達に
よって巻取側のリール93は低速駆動され、右のピンチロ
ーラーアーム80の左回動によりピンチローラー76は右の
キャプスタン55に接触し、テープ51は第13図で矢線方向
に記録再生走行する。
走行方向切換プレート97の上記移動に伴い、ピン102
は、カム溝103の最前位部103aから後位部103dに係合
し、第21図(ヘ)の位置で左側の最前位部103bに係合す
るので、ヘッドプレート71と磁気ヘッド70は一たん引込
み、これによりピンチローラー75から76への接触切換の
際のテープ51のたるみを少なくしている。
テープカセット4が左右のハブ62、63にセットされてモ
ード切換状態にあるとき、カセット排出が図示外のイゼ
クトスイッチによって指示されると、駆動モータ8は、
平歯車機構11の第2のギヤ39を左回転し、第1のギヤ38
を右回転する。
第2のギヤ39と噛合い位置にあるモード切換駆動ギヤ40
は右回転して第21図(イ)〜(ヘ)において上記説明と
は逆順に(ヘ)→(イ)に動作し、スタンバイ位置に到
ると第10図のようにモード切換駆動ギヤ40の突出部40b
がローディング駆動ギヤ9の突出部9bに衝突し、モード
切換駆動ギヤ40の引続く右回転によりローディング駆動
ギヤ9は第1のギヤ38と噛合い、モード切換駆動ギヤ40
は欠歯部40aが第2のギヤ39にのぞむ(第9図)。
以後は第1のギヤ38の右回転によりローディング駆動ギ
ヤ9が左回転し、カム溝20の渦巻部20aに押されたロー
ディングアーム13は左回動してトルクばね16は右回動
し、トルクばね16の復元力によりローディングシャーシ
5は上昇回動する。
ローディングシャーシ5の上昇動作前に、ドア開きアー
ム26が右回りしてドア開きロッドRはドア25を開く(第
1図、第4図)。
ローディングシャーシ5の上昇が終る位置ではピン20は
カム溝20の同心円部20bに入り込み、以後、ローディン
グアーム13は動かず、カセット移動アーム19が左回りし
てテープカセット4はローディングシャーシ5内でカセ
ット挿入口2に向って押し出されてイゼクト位置(第2
図、第5図)となる。
カセットローディング機構とモード切換装置の夫々への
動力伝達切換操作は、切換の始まる直前に、駆動中の駆
動ギヤ(例えばローディング駆動ギヤ)の突出部9bが停
止中の駆動ギヤ(例えばモード切換駆動ギヤ40)の突出
部40bを押動して停止中の駆動ギヤ40を原動側のギヤ39
に噛合わせ、この後に駆動中の駆動ギヤ9の欠歯部9aが
原動側のギヤ38にのぞむことによって行われるので、動
力伝達のために必要な2組のギヤ38、39及び駆動ギヤ
9、40自身によって伝達切換が行われて、別個の部材は
不要となり、動力伝達切換装置は極めて簡単となった。
記録又は再生動作時におけるテープ51の走行方向を上記
第12図又は第13図に示した順方向に、又は逆方向に切換
えるための左右のピンチローラー75、76の移動と、巻取
側のハブ62又は63の駆動切換のための中間ギヤ81又は82
の移動とを、上記のように走行方向切換プレート97のス
ライド動作によって行われる構造としたので、テープ走
行方向切換装置は、構成部品点数が少なくなって簡単と
なった。
又、テープ51の巻戻し又は早送りを行うためのピニオン
89とギヤ90の移動を、上記のように送り切換プレート11
2のスライド動作によって行われる構造としたので、テ
ープ送り切換装置は、構成部品点数が減少された。
そして、テープレコーダとしての必要な機能である上記
テープ走行方向切換とテープ送り切換とを、2つに分
割、区別されている走行方向切換プレート97と送り切換
プレート112とによって行うようにし、これら2つの切
換プレート97、112を、上下方向で大略重なるように設
けたもので、これらの切換プレートの配置に必要な上下
方向でのスペースは、狭くて済むことになった。
しかも、かかる切換プレートを、仮に1個で構成した場
合に比べれば、モード切換プレートのスライドに必要な
ストロークは約1/2となり、これらにより、高さ方向と
長手方向の両方での小型化が実現できることになった。
例示した光センサSは、第20図のように、発光ダイオー
ドの如き投光部S1の光を、走行方向切換レバー97のスリ
ット、シャーシ1の孔121、送り切換レバー112のスリッ
トを通過させてフォトトランジスタの如き受光部S2に受
光させることにより、走行方向切換プレート97と送り切
換プレート112の夫々の位置を検出する構造である。
上記図示例の透過型の光センサSの代りに、反射型の光
センサを使用しても良い。
この反射型の光センサの場合では、スリット106、107、
108、116、117、118、119の夫々の位置に反射板を取付
け、上記投光部S1と受光部S2の夫々を、投光部と受光部
が隣合って配置される図示省略した光センサに置き換え
ることになる。
上記走行カム機構C、送りカム機構F、係合部材98、カ
ム溝103、113の形状、構造は、図示例に限らず、これら
と同様な機能を備えている他のものでも、この考案に支
障無く適用できる。
(考案の効果) この考案に係る動力伝達切換装置は上述のように構成し
たものであって、 カセットローディング機構とモード切換装置の夫々への
動力伝達切換装置は、切換動作の始まる直前に、駆動中
の駆動ギヤの突出部が停止中の駆動ギヤの突出部に衝
突、押動して停止中のこの駆動ギヤを原動側のギヤに噛
合わせ、この後に駆動中の駆動ギヤの欠歯部が原動側の
ギヤにのぞむことによって行われるので、動力伝達のた
めに必要な2組のギヤと駆動ギヤ自身によって伝達切換
が行われて別個な特別の切換部材は不要となり、動力伝
達切換装置は極めて簡単となった。
駆動ギヤの夫々の突出部を、互いに係脱する歯形状に形
成しているので、2つの突出部が当接して押動回動され
る際、相互の突出部の滑り動作は円滑となって駆動ギヤ
は衝撃無く円滑に回転できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図、第2図第3図
は、カセットローディング機構の夫々の動作位置を示す
要部平面図、第4図、第5図、第6図は上記夫々の要部
正面図、第7図はテープレコーダの要部正面図、第8図
は第7図の要部側面図、第9図、第10図、第11図は動力
ギヤと駆動ギヤの夫々の動作位置を示す平面図、第12
図、第13図、第14図、第15図はモード切換装置の夫々の
動作位置における要部平面図、第16図、第17図、第18
図、第19図は第12図から第15図までの要部平面図、第20
図は第12図の要部正面図、第21図(イ)から第21図
(ヘ)までは夫々の動作位置におけるモード切換プレー
トの展開図である。 1……シャーシ、2……カセット挿入口 3……パネル、4……テープカセット 4a……挿入後端部、4b……挿入前端部 5……ローディングシャーシ、5a……基部 5b……カセット受入部 6、7、73、74、88……支点ピン 8……駆動モータ 9……ローディング駆動ギヤ 9a、40a、109a、110a……欠歯部 9b、40b……突出部 10……ウオームギヤ機構 11……平歯車機構、12、18……縦ピン 13……ローディングアーム 14、102……ピン、15……上位アーム 16……トルクばね、17……下位アーム 19……カセット移動アーム 20、22、103、113……カム溝 21……係合片、23……カムピン 25……ドア、26……ドア開きアーム 31……シャーシ上板 34、35……リールハブ 40……モード切換駆動ギヤ、51……テープ 54、55……キャプスタン 56、57、89……ピニオン 58、59、68……プーリー 60、61、64、65、90……ギヤ 62、63……ハブ、66……走行モータ 69……ベルト、70……磁気ヘッド 71……ヘッドプレート 72、100、101……ガイドピン (75、76)……ピンチローラー 77、78……軸 79、80……ピンチローラーアーム 79a,80a,83b,84b,105,115……突部 81、82……中間ギヤ 83、84……回動アーム 83a,84a,87a,87b……係合部 85、86……ばね、87……送り切換アーム 92、93……リール、94、95……ガイド 97……走行方向切換プレート 97a,97b,112a,112b……ガイド孔 97c,112c,112d……凹面部 97d,112g,113a……平滑部 98……係合部材、98a……左端部 98b……右端部、103a,103b……最前位部 103c,113c……遊動部 103d……後位部、104……走行切換ラック 106、107、108、116、117、118、119……スリット 109……走行切換ギヤ 110……送り切換ギヤ 112……送り切換プレート 112e,112f……凸面部 113b……傾斜部 114……送り切換ラック C……走行カム機構、F……送りカム機構 R……ドア開きロッド、S……光センサ S1……投光部、S2……受光部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローディングシャーシ内のテープカセット
    をテープレコーダのハブにセットするためのカセットロ
    ーディング機構と、テープの記録再生走行又はテープの
    巻戻し、早送りを行うモード切換装置が、択一に順次、
    駆動される構成のテープレコーダにおいて、 カセットローディング機構を駆動する第1の動力ギヤ
    と、モード切換装置を駆動する第2の動力ギヤと、第1
    の動力ギヤに噛合いできる第1のギヤと、第2の動力ギ
    ヤに噛合いできる第2のギヤと、上記第1、第2のギヤ
    を駆動する駆動モータと、第1の動力ギヤが第1のギヤ
    に噛合う位置では第2のギヤにのぞむように第2の動力
    ギヤに設けられた欠歯部と、第2の動力ギヤが第2のギ
    ヤに噛合う位置では第1のギヤにのぞむように第1の動
    力ギヤに設けられた欠歯部と、第1の動力ギヤ、第2の
    動力ギヤの夫々の駆動終り付近で他方の動力ギヤを上記
    噛合い位置に押動回動するために夫々の動力ギヤに設け
    られた突出部とを備えていることを特徴とする動力伝達
    切換装置。
  2. 【請求項2】上記突出部は、互いに係脱する歯形状に形
    成したことを特徴とする請求項1記載の動力伝達切換装
    置。
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