JPH0739042A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JPH0739042A
JPH0739042A JP5176573A JP17657393A JPH0739042A JP H0739042 A JPH0739042 A JP H0739042A JP 5176573 A JP5176573 A JP 5176573A JP 17657393 A JP17657393 A JP 17657393A JP H0739042 A JPH0739042 A JP H0739042A
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JP
Japan
Prior art keywords
mounting
bolt
connection box
box body
nut
Prior art date
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Pending
Application number
JP5176573A
Other languages
English (en)
Inventor
Hayato Nakayama
早人 中山
Masaki Yamamoto
正樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業性を向上することが出来ると共に、
取付時間を短縮することが出来る電気接続箱の取付構造
を提供する。 【構成】 本発明に係る電気接続箱の取付構造では、ボ
ルト締め固定部側33に、ボルト締め時にブラケット5
と当接して接続箱本体31を取付位置へ案内する傾斜面
39を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱を車体等の
取付体へ取付ける電気接続箱の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、電気接続箱1を車体側のブラケ
ット3、5に取付ける取付構造を示す(実開昭64−5
4716号公報)。同図において、電気接続箱1の接続
箱本体7には、上部側に被係合部9が形成され、下部側
にボルト締め固定部11が設けられている。被係合部9
には、上面7aから係止ピン13、15が突設されてお
り、下端部のボルト締め固定部11には貫通穴17が形
成されている。係止ピン13、15は、図7に示すよう
に、六角柱の先端部が円錐状に形成されると共に、六角
柱の外周に縦方向に沿って細い係止隆条19が設けられ
ている。
【0003】一方、車体側のブラケット3には、係止ピ
ン13、15が係止される係止孔21、23が設けられ
ている。また、ブラケット5には取付ボルト25が突設
されている。
【0004】接続箱本体7をブラケット3、5に取付け
るには、図8(a)に示すように、係止ピン13、15
を係止孔21、23内に傾斜した状態で当てた後に、上
方へ押し上げつつ、ボルト締め固定部11をブラケット
5側へ回動させる。そして、図8(b)に示すように、
係止ピン13、15を係止孔21、23内に係止隆条1
9を押し潰すようにして強制的に嵌合し、貫通孔17内
にボルト25を挿入する。さらに、図8(c)に示すよ
うに、係止ピン13、15を係止孔21、23内に完全
に嵌合させ、貫通孔17内にボルト25を挿通させ、ナ
ット27を螺合して締め付ける。これにより、電気接続
箱1をブラケット3、5を介して車体に取付けることが
出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記取
付構造では、係止ピン13、15の係止隆条19を押し
潰すための大きな力を必要とするので、取付作業性が悪
い。また、貫通孔17にボルト25を挿通させるため
に、接続箱本体7の位置決めを行いつつ係止ピン13、
15を係止孔21、23内に嵌合させるため、取付に時
間がかかるという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、取付作業性
を向上することが出来ると共に、取付時間を短縮するこ
とが出来る電気接続箱の取付構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、接続箱本体の一側の被係合部
を取付体の係合部に係合すると共に、他側のボルト締め
固定部を被係合部を中心に回動させて取付体の取付部に
ボルト締め固定する電気接続箱の取付構造において、前
記ボルト締め固定部側に、ボルト締め時に取付体と当接
して接続箱本体を取付位置へ案内する案内部を設けたこ
とを特徴としている。
【0008】請求項2の発明では、接続箱本体の一側の
被係合部を取付体の係合部に係合すると共に、他側のボ
ルト締め固定部を被係合部を中心に回動させて取付体の
取付部にボルト締め固定する電気接続箱の取付構造にお
いて、前記被係合部側に、取付体の係合部への係合時に
当接してボルト締め固定部の回動時に回動中心となると
共に、接続箱本体を取付位置へ位置決めをする当接部を
設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、接続箱本体の一側の
被係合部を取付体の係合部に合わせてボルト締め作業を
行うと、案内部が取付体と当接して、接続箱本体を取付
位置へ案内される。この場合、ボルト締め作業を行うこ
とで、被係合部は係合部に強制的に係合されるので、従
来のように、手作業による係合部への被係合部の係合を
無くすことが出来る。
【0010】請求項2の発明によれば、接続箱本体の一
側の被係合部を取付体の係合部に合わせると、当接部が
係合部に当接し、この状態でボルト締め作業を行うと、
この当接部を中心に接続箱本体が回動すると共に、接続
箱本体を取付位置へ接続されると、接続箱本体は取付位
置へ位置決めされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る電気接続箱の取付構造の
実施例について説明する。
【0012】第1実施例 図1は、本発明の取付構造によりブラケット3、5に取
付けられる接続箱本体31を示し、(a)は接続箱本体
31を固定する前の状態であり、(b)は接続箱本体3
1を固定した状態を示す。
【0013】図1(a)、(b)に示すように、本実施
例の接続箱本体31のボルト締め固定部33側には、板
部35が突設されており、この板部35には、貫通孔3
7が形成されている。この貫通孔37にはブラケット5
から突設されたボルト25が挿通される。また、板部3
5と接続箱本体31の下端部との連結部分には、図2に
示すように、案内部としての傾斜面39が形成されてい
る。この傾斜面39は、図1(a)に示すように、接続
箱本体31をブラケット3、5間にセットした状態でブ
ラケット5の上端部5aと当接するようになっている。
【0014】接続箱本体31をブラケット3、5に取付
ける場合には、図1(a)に示すように、係止ピン1
3、15を係止孔21、23に合わせ、ボルト25を貫
通孔37内に挿通させる。そして、ボルト25にナット
27を螺合して締め付けると、傾斜面39がブラケット
5の上端面5aと当接し、ナット27を締め付けていく
に従い、傾斜面39上をブラケット5の上端面5aが摺
動して、接続箱本体31を上方へ押し上げる。これによ
り、係止ピン13、15が係止孔21、23内へ係止隆
条19を押し潰しながら強制的に嵌合される。そして、
図1(b)に示すように、ナット27が完全に締め付け
られると、係止ピン13、15は係止孔21、23内に
嵌合し、板部35がブラケット5にボルト25及びナッ
ト27により固定される。
【0015】このように、本実施例の取付構造では、ナ
ット27を回転させるだけで、接続箱本体31を押し上
げつつブラケット5側へ回動させることが出来、しか
も、係止ピン13、15を係止孔21、23内に強制的
に嵌合させることが出来るので、接続箱本体31をブラ
ケット3、5に容易に組み付けることが出来、取付作業
性を向上することが出来る。
【0016】第2実施例 次に図3を用いて第2実施例について説明する。本実施
例の接続箱本体41の被係合部43側には、係止ピン1
3、15の根元部分に当接部45が形成されている。こ
の当接部45は、図4に示すように、接続箱本体41の
上面より高く、係止ピン13、15より低く設定されて
いる。
【0017】そして、本実施例の接続箱本体41をブラ
ケット3、5に取付ける場合には、係止ピン13、15
を係止孔21、23に位置合わせすると、最初に当接部
45が係止孔21、23の開口縁部に当接する。この当
接部45を中心にして、被係合部43をブラケット5側
に回動させて、貫通孔17にボルト25を挿通させる。
このとき、当接部45は接続箱本体41の回動中心とな
ると共に、当接部45の上面がブラケット5の下面側に
当接した状態では、接続箱本体41を取付位置に位置決
めするので、ボルト25は貫通孔17に確実に挿通され
る。そして、このボルト25のナット27を螺合し、締
め付けることで、接続箱本体41をブラケット3、5間
に容易に接続することが出来、しかも、位置決めが容易
となるので、取付時間を短縮することが出来る。
【0018】上記当接部45は、図5に示すように上面
47側の面積が広い形状とすることにより、ブラケット
3の下面側との当接面積が多くなり、接続箱本体の位置
決め精度をより向上することが出来る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ボルト締め固定部側に、ボルト締め時に取付体と
当接して接続箱本体を取付位置へ案内する案内部を設け
たので、ボルト締め作業により接続箱本体が取付位置へ
案内され、取付作業性を向上することが出来る。
【0020】請求項2の発明によれば、被係合部側に、
取付体の係合部への係合時に当接してボルト締め固定部
の回動時に回動中心となると共に、接続箱本体を取付位
置へ位置決めする当接部を設けたことにより、位置決め
が容易になり、取付時間を短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の取付構造の第1実施
例の接続状態を示し、(a)はナットをボルトに締め付
ける前の状態を示す側面図、(b)はナットをボルトに
締め付けた状態を示す側面図である。
【図2】接続箱本体のボルト締め固定部側に設けた傾斜
面を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る電気接続箱の取付構造の第2実施
例の取付状態を示し、(a)はナットをボルトに締め付
ける前の状態を示す側面図、(b)はナットをボルトに
締め付けた状態を示す側面図である。
【図4】接続箱本体の被係合部側に設けた当接部を示す
斜視図である。
【図5】接続箱本体の被係合部に設けた他の形状の当接
部を示す斜視図である。
【図6】従来の電気接続箱の取付構造によりブラケット
を介して車体側に取付けられる接続箱本体を示す斜視図
である。
【図7】従来の接続箱本体に設けた係止ピンと係止孔と
の関係を示す断面図である。
【図8】従来の接続箱本体を車体の取付ける手順を示
し、(a)は被係合部を係止孔に挿入しようとする状態
を示す側面図、(b)はボルトを貫通孔に挿通しようと
する状態を示す側面図、(c)はボルトにナットを螺合
しようとする状態を示す側面図である。
【符号の説明】
3、5 ブラケット 5a 上端部 9、43 被係合部 11、33 ボルト締め固定部 31 接続箱本体 39 傾斜面 45 当接部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続箱本体の一側の被係合部を取付体の
    係合部に係合すると共に、他側のボルト締め固定部を被
    係合部を中心に回動させて取付体の取付部にボルト締め
    固定する電気接続箱の取付構造において、前記ボルト締
    め固定部側に、接続箱本体を取付位置へ案内する案内部
    を設けたことを特徴とする電気接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】 接続箱本体の一側の被係合部を取付体の
    係合部に係合すると共に、他側のボルト締め固定部を被
    係合部を中心に回動させて取付体の取付部にボルト締め
    固定する電気接続箱の取付構造において、前記被係合部
    側に、取付体の係合部への係合時に当接してボルト締め
    固定部の回動時に回動中心となると共に、接続箱本体を
    取付位置へ位置決めをする当接部を設けたことを特徴と
    する電気接続箱の取付構造。
JP5176573A 1993-07-16 1993-07-16 電気接続箱の取付構造 Pending JPH0739042A (ja)

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