JPH0739019B2 - ストローク制御装置 - Google Patents

ストローク制御装置

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JPH0739019B2
JPH0739019B2 JP1146325A JP14632589A JPH0739019B2 JP H0739019 B2 JPH0739019 B2 JP H0739019B2 JP 1146325 A JP1146325 A JP 1146325A JP 14632589 A JP14632589 A JP 14632589A JP H0739019 B2 JPH0739019 B2 JP H0739019B2
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智貴 吉川
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吉川鐵工株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばリベッティングマシンにおける鋲頭
成型工具の位置決めを行うストローク制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
周知のリベッティングマシンの中には、第4図に示した
ように、モータ1と鋲頭成型工具2との間の動力伝達用
回転軸3を油圧シリンダ4のピストン軸5内に回転可能
に設け、このピストン軸5の降下ストローク(即ち油圧
シリンダストローク)を位置決め装置6で調整するよう
にしたものがある。
この位置決め装置6は、油圧シリンダ4の上端部に定位
置回転可能に保持した操作回転筒6aと、この操作回転筒
6aの内径ねじ部に螺合させて、前記ピストン軸5を外嵌
する環状ナット板6bと、ピストン軸5の上端部に固定し
て、操作回転筒6a内に上下動可能に進入させた係止ブロ
ック6cと、一端を前記ナット板6bに固定して他端を係止
ブロック6cの長孔に挿入するピストン6dとから成り、係
止ブロック6cがナット板6bに当接することによりピスト
ン軸5の降下ストロークの位置決めを行うようにしてあ
る。
この装置は、前記操作回転筒6aを回転させると、ピン6d
に回り止めされたナット板6bが上下動するので、ナット
板6bの位置で降下ストロークを調整することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したような位置決め装置6では、人力で操作回転筒
6aを回転させるので、一回の操作で確実に所要の降下ス
トロークに位置決めをすることは難しく、段取り換えに
時間がかかるうえに、位置決め精度にも問題があった。
そこで、この発明の課題は、数値入力により簡単にかつ
高精度の位置決めを行うことができ、しかも大きな加圧
力が得られるストローク制御装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この発明に係るストローク
制御装置は、ピストン41に加圧ロッド42を設けた油圧シ
リンダ40と、前記ピストン41を油圧シリンダ40の筒軸方
向に移動させるボールねじ機構30と、このボールねじ機
構30を駆動するサーボモータ20と、前記油圧シリンダ40
を駆動する液圧回路と、数値入力された前記ピストン41
の移動量および移動速度の駆動信号pを前記サーボモー
タ20に出力し、一方でサーボモータ20から負荷トルクに
対応する電気信号bを受け、この電気信号bに基づいて
前記負荷トルクが0になるように前記液圧回路中の圧力
制御弁53に制御信号cを出力するNC制御ユニット10とか
ら成る構成にしたのである。
〔作用〕
このように構成するこの発明のストローク制御装置は、
NC制御ユニット10に数値入力されたピストン41の移動量
および移動速度の情報に応じてサーボモータ20が回転
し、ボールねじ機構30を介して油圧シリンダ40のピスト
ン41を移動させるとともに、液圧回路により油圧シリン
ダ40を駆動させる。このとき、サーボモータ20に負荷ト
ルクが発生すれば、NC制御ユニット10はこの負荷トルク
が0(零)になるように、圧力調整弁52を作動させて油
圧シリンダ40内の液圧を制御しながら常時サーボモータ
20の回転に見合う分だけ油圧シリンダ40のピストンを移
動させる。
ピストン41がNC制御ユニット10で設定された所要のスト
ローク移動すると、サーボモータ20が停止すると同時
に、NC制御ユニット10からの復帰信号により、液圧回路
が閉鎖するとともに油圧シリンダ40内が開放されて、油
を抜きながら、サーボモータ23の逆回転によりピストン
41が初期状態に戻る。
このようにして、サーボモータ20の回転力に影響をおよ
ぼすことなく、かつ、サーボモータ20の回転に追従して
油圧シリンダ40のピストン41が移動するので、入力され
た移動量および移動速度が高精度で達成される。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図、第2図は、この発明に係るストローク制御装置
の概略を示す線図である。図示のように、制御機構はNC
コントローラ11、サーボアンプ12、コンバータ13から成
るNC制御ユニット10であり、このNC制御ユニット10に数
値入力された後述の油圧シリンダ40のピストン41の移動
量および移動速度の駆動信号pは、NCコントローラ11か
らサーボアンプ12を介してサーボモータ20に出力され
る。サーボモータ20は定位置に固定され、ボールねじ機
構30を介して油圧シリンダ40の加圧ロッド42を有するピ
ストン41に連結されており、サーボモータ20によるボー
ルねじ機構30の駆動により、ピストン41が油圧シリンダ
40内をその筒軸方向に移動する。
一方、油圧シリンダ40の駆動源としての液圧回路は油圧
ポンプ51の吐出圧を電磁リリーフ弁(圧力制御弁)53を
介してタンク52に逃がすことにより油圧シリンダ40内の
油圧を調整する。その電磁リリーフ弁53の設定圧力は、
サーボモータ20から負荷トルクに対応する電気信号bを
受け、この電気信号bに基づいて負荷トルクが0になる
ように制御信号cを出力する前記NC制御ユニット10によ
り制御される。制御信号cは、サーボモータ20の負荷ト
ルクが電気信号bとしてサーボアンプ12に伝わり、その
信号bに基づき、サーボアンプ12がコンバータ13を介し
て出力する。
このように構成されたストローク制御装置は、例えば、
第3図に示すように、リベッティングマシンの回転ヘッ
ドaに加圧ロッド42を連結し、その駆動機構として利用
することができる。
この場合は、まず、回転ヘッドaの移動量および移動速
度をNC制御ユニット10に数値入力する。次に、装置を始
動させると、数値入力された情報が電気信号pとしてNC
コントローラ11からサーボアンプ12を介してサーボモー
タ20に出力され、サーボモータ20がその信号pに基づい
て回転し始め、ボールねじ機構30を介してピストン41を
下方に押し下げようとする。
このとき、油圧ポンプユニット50も起動しており、装置
始動前は、第2図に示すように電磁弁54が閉じて油をタ
ンク52内に戻しているが、第1図に示すように、サーボ
モータ20の回転と同時に電磁弁54が開き、油圧シリンダ
40内に油圧が供給される状態になる。このため、上記ピ
ストン41の下降とともに、シリンダ40内に油が送り込ま
れる。
そして、加圧ロッド42に取付けたリベッティング治具が
リベットの頭に至ると、今までの油圧では十分にカシメ
ることができず、ピストン41の下降速度が鈍り、すなわ
ち、ボールねじ機構30によるピストン41の下降量より、
実際のピストン41の下降量が少なくなり、このため、サ
ーボモータ20に負荷トルクが発生する。すると、NC制御
ユニット10はサーボモータ20からの負荷トルクに対応す
る電気信号bに基づいて、その負荷トルクが0になるよ
うに前記電磁リリーフ弁53に制御信号cを出力する。
電磁リリーフ弁53は、この制御信号cに基づいて設定圧
力を変化させながら油圧シリンダ40内を昇圧し、ピスト
ン41が押し下げられる。このため、負荷トルクを00にな
る。サーボモータ20は、連続して回転し、ピストン41を
押し下げようとしているため、負荷トルクも連続的に発
生し、同様の動作が連続的に繰り返えされて、リベッテ
ングが行われる。
このようにして、負荷トルクが常に0になるようにフィ
ードバック制御を行なうことにより、ピストン41の駆動
力はもとより、リベッティングに必要な加圧力まで含め
た状態で、ピストン41が高精度のサーボモータ20の動き
に追従し、サーボモータ20の停止時には、そのサーボモ
ータ20で決定されたストロークの最適状態でリベッティ
ング作業が終了している。
サーボモータ20の停止後、NC制御ユニット10からの復帰
指令により、第2図に示すように、電磁弁54が閉じて液
圧回路を閉鎖し、逆に電磁弁55が開いて油圧シリンダ40
内をタンク52に開放する。さらに、サーボモータ20が逆
回転してピストン41を引き上げると、油圧シリンダ40内
の油がタンク52内に戻され、ピストン41が初期状態まで
引き上げられた時点で電磁弁55が閉じて油圧シリンダ40
内を閉鎖する。
〔効果〕
以上のように、この発明に係るストローク制御装置は、
数値入力が行えるNC制御ユニット10で出力精度の高いサ
ーボモータ20を駆動すると同時に、液圧回路の圧力制御
弁53の設定圧力を変えることにより、前記サーボモータ
20の負荷トルクをフィードバック制御し、大出力を得ら
れる油圧シリンダ40をサーボモータ20に追従させる構成
としたため、加圧力を必要とするストローク制御を高精
度で行うことができる。
また、リベッティングマシン等の駆動手段として利用し
た場合、工具を取り替えたり、リベット等の被加工物を
取り替えた場合に、入力数値を変更すれば新しい工具や
新しい被加工物に最適なストロークと加圧力に簡単に変
更出来るので簡単に段取り換えが行える。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明に係る一実施例におけるNC制
御ユニットと液圧回路の作用を示す線図、第3図はリベ
ッティングマシンに実施例を取り付けた場合の取り付け
状態を示す部分側面図、第4図は従来例を示す断面図で
ある。 10……NC制御ユニット、11……NCコントローラ、 12……サーボアンプ、13……コンバータ、 20……サーボモータ、30……ボールねじ機構、 40……油圧シリンダ、41……ピストン、 42……加圧ロッド、50……油圧ポンプユニット、 51……油圧ポンプ、52……タンク、 53……圧力制御弁(電磁リリーフ弁)、54、55……電磁
弁、 p……サーボモータ駆動信号、b……負荷トルクに対応
する電気信号、 c……制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧ロッド42を有するピストン41を嵌装し
    た油圧シリンダ40と、前記ピストン41を該油圧シリンダ
    40の軸方向に移動させるボールねじ機構30と、このボー
    ルねじ機構30を駆動するサーボモータ20と、前記油圧シ
    リンダ40内のピストン41を駆動する液圧回路と、数値入
    力された前記ピストン41の移動量および移動速度の駆動
    信号pを前記サーボモータ20に出力し、一方で該サーボ
    モータ20から負荷トルクに対応する電気信号bを受け、
    この電気信号bに基づいて前記負荷トルクが0になるよ
    うに、前記液圧回路中の圧力制御弁53に制御信号cを出
    力して、前記シリンダ41への送油量を制御するNC制御ユ
    ニット10とから成るストローク制御装置。
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