JPH0738826Y2 - タンク車の積載荷重検出装置 - Google Patents
タンク車の積載荷重検出装置Info
- Publication number
- JPH0738826Y2 JPH0738826Y2 JP1989017849U JP1784989U JPH0738826Y2 JP H0738826 Y2 JPH0738826 Y2 JP H0738826Y2 JP 1989017849 U JP1989017849 U JP 1989017849U JP 1784989 U JP1784989 U JP 1784989U JP H0738826 Y2 JPH0738826 Y2 JP H0738826Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- load
- inclinometer
- measurement
- shiyashi
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は液体輸送用タンク車の積載荷重検出装置に関
する。
する。
従来は液体輸送用タンク車の積載荷重を検出するに当つ
て大略次のような方法が、行なわれている。すなわち
台秤、検尺棒、タンク鏡の液面計、ロードセル
（三点又は四点）計測。
て大略次のような方法が、行なわれている。すなわち
台秤、検尺棒、タンク鏡の液面計、ロードセル
（三点又は四点）計測。
上記従来の方法にはそれぞれ次のような不都合が存在す
る。すなわち、 台秤による方法。任意の場所で測れない上、車両の空
重量を知る必要がある。
る。すなわち、 台秤による方法。任意の場所で測れない上、車両の空
重量を知る必要がある。
検尺棒による方法。操作が煩雑であり、また積載物が
毒物等の場合には不可。
毒物等の場合には不可。
タンク鏡の液面計による方法。傾斜による誤差大。
ロードセル計測による方法。コストが高くつく。
ここにおいてこの考案は、液体輸送用タンク車におい
て、タンクを三点で支え、これら三つの支点の内一個所
に荷重検出器を備えると共に、タンクの対地角を計測す
る傾斜計を備え、前記荷重検出器及び傾斜計の信号を受
けてあらかじめ記憶している換算式あるいは換算表によ
り積載荷重を計算する演算手段と、結果を表示する表示
手段とからなる制御装置を有し、かつ前記一個所の支点
を突き上げ装置に載せると共に、タンクとシヤシとの間
にタンクサブフレームを備え、非計測時はサブフレーム
を介してタンク荷重をシヤシに伝え、計測時には前記突
き上げ装置によりタンクを突き上げて三点支持とするも
のである。
て、タンクを三点で支え、これら三つの支点の内一個所
に荷重検出器を備えると共に、タンクの対地角を計測す
る傾斜計を備え、前記荷重検出器及び傾斜計の信号を受
けてあらかじめ記憶している換算式あるいは換算表によ
り積載荷重を計算する演算手段と、結果を表示する表示
手段とからなる制御装置を有し、かつ前記一個所の支点
を突き上げ装置に載せると共に、タンクとシヤシとの間
にタンクサブフレームを備え、非計測時はサブフレーム
を介してタンク荷重をシヤシに伝え、計測時には前記突
き上げ装置によりタンクを突き上げて三点支持とするも
のである。
上記装置において、タンクを前方一点、後方二点の三つ
の支点でシヤシに固定し、前方一点にロードセルを組み
込み、このロードセル荷重と、タンクに取り付けた対地
角計測用の傾斜計出力（タンク対地角）とから積載荷重
を計算する換算グラフをあらかじめ記憶しておき、ロー
ドセル出力（荷重）と傾斜計出力とからマイクロコンピ
ユータで積載荷重を計算し、その結果をデジタル表示器
に表示するものとし、かつタンク下面に設けたサブフレ
ームを介してシヤシに荷重を伝達するようになつてお
り、タンクに前方一点、後方二点の支点を設け、後方二
点は車体中心に対称に配置し、シヤシにピン結合し、更
にシヤシに第四の支点を設け、これと前記前方の支点と
の間を油圧シリンダで結合し、これによりタンクを持ち
上げて三点支持とするものである。
の支点でシヤシに固定し、前方一点にロードセルを組み
込み、このロードセル荷重と、タンクに取り付けた対地
角計測用の傾斜計出力（タンク対地角）とから積載荷重
を計算する換算グラフをあらかじめ記憶しておき、ロー
ドセル出力（荷重）と傾斜計出力とからマイクロコンピ
ユータで積載荷重を計算し、その結果をデジタル表示器
に表示するものとし、かつタンク下面に設けたサブフレ
ームを介してシヤシに荷重を伝達するようになつてお
り、タンクに前方一点、後方二点の支点を設け、後方二
点は車体中心に対称に配置し、シヤシにピン結合し、更
にシヤシに第四の支点を設け、これと前記前方の支点と
の間を油圧シリンダで結合し、これによりタンクを持ち
上げて三点支持とするものである。
次に添付図面にしたがつてこの考案を詳細に説明する。
第１図ないし第４図によつてこの考案の実施例を説明す
る。
る。
タンク車15のタンク16の下面にサブフレーム17を設け、
非計測時例えばタンク車の走行時には、このサブフレー
ム17を介してシヤシ18に荷重を伝達する。前記タンク16
には前方一点、後方二点の支点を設け、これら支点19,2
0,21のうち、後方の支点20,21はタンク車15の車体中心
に対して対称に配置され、シヤシ18にピン結合される。
このシヤシ18に第四の支点22を設け、前記前方の支点19
との間を油圧シリンダ23で結合し、これによりタンク16
を持ち上げて三点支持とすることができるように構成
し、支点19にはロードセル24を組み込み支点荷重を計測
する。
非計測時例えばタンク車の走行時には、このサブフレー
ム17を介してシヤシ18に荷重を伝達する。前記タンク16
には前方一点、後方二点の支点を設け、これら支点19,2
0,21のうち、後方の支点20,21はタンク車15の車体中心
に対して対称に配置され、シヤシ18にピン結合される。
このシヤシ18に第四の支点22を設け、前記前方の支点19
との間を油圧シリンダ23で結合し、これによりタンク16
を持ち上げて三点支持とすることができるように構成
し、支点19にはロードセル24を組み込み支点荷重を計測
する。
前記タンク16には対地角計測用の傾斜計25を取り付ける
と共に、車体適所に制御装置26を取り付ける。この制御
装置26には、演算手段としてのマイクロコンピユータ2
7、入力インターフエース28及び出力インターフエース2
9、表示手段としてのデジタル表示器30、電源スイツチ3
1が含まれる（第４図参照）。前記ロードセル24と傾斜
計25を入力インターフエース28に電気的に接続し、車体
の適所に前記油圧シリンダ23を伸縮させる油圧ユニツト
32を設置し、この油圧ユニツト32を操作スイツチ33と電
気的に接続し、かつこの油圧ユニツト32は油圧配管34に
よつて前記油圧シリンダ23と接続する。
と共に、車体適所に制御装置26を取り付ける。この制御
装置26には、演算手段としてのマイクロコンピユータ2
7、入力インターフエース28及び出力インターフエース2
9、表示手段としてのデジタル表示器30、電源スイツチ3
1が含まれる（第４図参照）。前記ロードセル24と傾斜
計25を入力インターフエース28に電気的に接続し、車体
の適所に前記油圧シリンダ23を伸縮させる油圧ユニツト
32を設置し、この油圧ユニツト32を操作スイツチ33と電
気的に接続し、かつこの油圧ユニツト32は油圧配管34に
よつて前記油圧シリンダ23と接続する。
上記構成において、第２図に示す非計測状態から計測状
態にするには、前記操作スイツチ33で油圧ユニツト32を
起動し、油圧シリンダ23を伸長作動させ、支点19を突き
上げ、タンク16を第３図に示すような三点支持状態とし
てから、油圧ユニツト32を停止する。次いで電源スイツ
チ31をいれ、ロードセル出力と傾斜計出力とからマイク
ロコンピユータ27が積載荷重（Ｗ）を計算し、その結果
をデジタル表示器30に表示する。測定が終了したならば
電源スイツチ31を切り、前記操作スイツチ33によつて、
油圧ユニツト32を起動し、油圧シリンダ23を短縮作動さ
せることによつて、支点19を下降させ、タンク16をサブ
フレーム17に載せて、シヤシ18に荷重を伝え、油圧ユニ
ツト32を停止する。
態にするには、前記操作スイツチ33で油圧ユニツト32を
起動し、油圧シリンダ23を伸長作動させ、支点19を突き
上げ、タンク16を第３図に示すような三点支持状態とし
てから、油圧ユニツト32を停止する。次いで電源スイツ
チ31をいれ、ロードセル出力と傾斜計出力とからマイク
ロコンピユータ27が積載荷重（Ｗ）を計算し、その結果
をデジタル表示器30に表示する。測定が終了したならば
電源スイツチ31を切り、前記操作スイツチ33によつて、
油圧ユニツト32を起動し、油圧シリンダ23を短縮作動さ
せることによつて、支点19を下降させ、タンク16をサブ
フレーム17に載せて、シヤシ18に荷重を伝え、油圧ユニ
ツト32を停止する。
なお上述の実施例のほかにこの考案の精神の範囲内にお
いて次のような方法も可能である。すなわち、 （１）支点配置が異なるもの。
いて次のような方法も可能である。すなわち、 （１）支点配置が異なるもの。
例えば、前方二点後方一点。左方二点、右方一点。右方
二点左方一点等。
二点左方一点等。
（２）荷重検出装置を備えた支点が異なるもの。
（３）タンク左右方向に傾斜がある場合に、前出の傾斜
計による対地角（Q1）のほかに、左右対地角（Q2）を検
出する傾斜計を備え、Q1とQ2の二つをパラメータとする
換算グラフを用意するもの。
計による対地角（Q1）のほかに、左右対地角（Q2）を検
出する傾斜計を備え、Q1とQ2の二つをパラメータとする
換算グラフを用意するもの。
この考案の上述の構造の装置によれば次のような実用的
効果を奏するものである。すなわち、 自動計測が可能である。
効果を奏するものである。すなわち、 自動計測が可能である。
角度の補正を行なうため傾斜地での測定においても精
度が大である。
度が大である。
荷重検出装置（ロードセル）を一個用いるだけである
ため安価である。
ため安価である。
タンク内部には一切無関係であるから、積載液の性状
にかかわらず安全に適用可能である。
にかかわらず安全に適用可能である。
走行時に荷重検出部が保護され、更に支点突き上げに
よるタンク傾斜を利用して積載液の排出促進に役立つ。
よるタンク傾斜を利用して積載液の排出促進に役立つ。
第１図はこの考案の実施例の平面図、第２図は非計測時
の状態を示す側面図、第３図は計測時の状態を示す側面
図で、第４図は制御装置のブロツク図を示す。第５図は
この考案の第二実施例の平面図、第６図は非計測時の状
態を示す側面図、第７図は計測時の状態を示す側面図
で、第８図は制御装置のブロツク図を示す。 なお図において、 18……シヤシ 19,20,21……支点 16……タンク 24……ロードセル（荷重検出器） 26……制御装置 25……傾斜計 17……サブフレーム 23……油圧シリンダ（突き上げ装置） である。
の状態を示す側面図、第３図は計測時の状態を示す側面
図で、第４図は制御装置のブロツク図を示す。第５図は
この考案の第二実施例の平面図、第６図は非計測時の状
態を示す側面図、第７図は計測時の状態を示す側面図
で、第８図は制御装置のブロツク図を示す。 なお図において、 18……シヤシ 19,20,21……支点 16……タンク 24……ロードセル（荷重検出器） 26……制御装置 25……傾斜計 17……サブフレーム 23……油圧シリンダ（突き上げ装置） である。
Claims (1)
- 【請求項１】液体輸送用タンク車において、タンクを三
点で支え、これら三つの支点の内一個所に荷重検出器を
備えると共に、タンクの対地角を計測する傾斜計を備
え、前記荷重検出器及び傾斜計の信号を受けてあらかじ
め記憶している換算式あるいは換算表により積載荷重を
計算する演算手段と、結果を表示する表示手段とからな
る制御装置を有し、前記一個所の支点を突き上げ装置に
載せると共に、タンクとシヤシとの間にタンクサブフレ
ームを備え、非計測時はサブフレームを介してタンク荷
重をシヤシに伝え、計測時には前記突き上げ装置により
タンクを突き上げて三点支持とするタンク車の積載荷重
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989017849U JPH0738826Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | タンク車の積載荷重検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989017849U JPH0738826Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | タンク車の積載荷重検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02109222U JPH02109222U (ja) | 1990-08-31 |
| JPH0738826Y2 true JPH0738826Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31231988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989017849U Expired - Fee Related JPH0738826Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | タンク車の積載荷重検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738826Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4822252B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-11-24 | 日本航空株式会社 | 秤付きフォークアーム |
| JP4614855B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2011-01-19 | 株式会社クボタ | 車載計量装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5261360U (ja) * | 1975-10-31 | 1977-05-06 | ||
| JPS537362A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-23 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Machine for measuring weight of vehicle |
| JPS6176919A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-19 | Seirei Ind Co Ltd | 積載検出センサ−を有する運搬車 |
| CA1249611A (en) * | 1984-10-05 | 1989-01-31 | Franz Balduin | Weighing device |
| JPS63187123A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | Komatsu Ltd | ダンプトラツクの積荷重表示装置 |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1989017849U patent/JPH0738826Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02109222U (ja) | 1990-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |