JPH0738123B2 - メモリ多重化型プログラマブルコントローラ - Google Patents

メモリ多重化型プログラマブルコントローラ

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JPH0738123B2
JPH0738123B2 JP60038772A JP3877285A JPH0738123B2 JP H0738123 B2 JPH0738123 B2 JP H0738123B2 JP 60038772 A JP60038772 A JP 60038772A JP 3877285 A JP3877285 A JP 3877285A JP H0738123 B2 JPH0738123 B2 JP H0738123B2
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memory
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programmable controller
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正 岡本
昇 梓沢
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、プログラマブルコントローラに係り、特にメ
モリ装置をビルデイングブロツク方式で多重化し、高信
頼の制御システムを構築するに好適な、メモリ多重化型
プログラマブルコントローラに関する。
〔発明の背景〕
LSI技術の進歩により、メモリ素子の高集積大容量化が
進み、安価で容易に入手できる様になつた一方、エラー
が集中する問題がクローズアツプされつつあり、特に制
御を行うプログラマブルコントローラ等の小形機種にお
いて問題になつてきている。従来のプロコン等の大形機
種においては、コンピユータそのものの多重化及び、こ
れらコンピユータ間の共有メモリの多重化等において、
特開昭52−123137号公報、特開昭55−6623号公報に見ら
れるメモリ多重化方式が提案されているが、これらは、
全て、コンピユータの多重化が目的であり、小形機種の
経済性を考慮したメモリ装置部分の簡単な多重化方式は
考慮されていなかつた。
また、特開昭58−22409号公報には、同一プログラムを
格納するROMと不揮発生RAMとを備えて、動作中ROMに異
常が生じた場合にROMからRAMに切換えて、メモリの信頼
性を向上させる2重化したシーケンス制御装置が提案さ
れている。しかし、このシーケンス制御装置は、ROMの
異常を検出すると、マイクロプロセツサがメモリをアク
セスしていない時に一括して切替えるものであり、シー
ケンス制御装中にメモリの異常が発生した場合、誤つた
制御を行なうおそれがあつた。更に、一括切替のため、
ROM内のどれか1つのデータ(アドレスを問わない)で
発生したエラーについてエラー回避ができないという問
題もあり、これはメモリの高集積化に対し信頼性の点で
不利である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、プログラマブルコントローラ等小形の
デイジタル制御装置の経済性を損うことなく、メモリ装
置の多重化を容易に実現し、高頼信制御システムを提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、基本演算装置とメモリ装置及びプロセス入出
力装置がバスを介して接続され、これらの装置間で信号
の伝播を行なうプログラマブルコントローラにおいて、
前記メモリ装置を複数個設け、これら複数のメモリ装置
間をカスケード接続し、前記各メモリ装置内に、メモリ
読み出し時のエラーチェックを行なうエラーチェック器
と、少なくとも、前記エラーチェック器からのエラーチ
ェック信号及び前段のメモリ装置から送出される当該前
段のメモリに異常が発生したことを示す多重化制御信号
とに基づいて、次段のメモリ装置へ多重化制御信号を出
力するか又は自メモリ装置に記憶されたデータを出力す
るかを制御する多重化制御回路を設けたことに特徴があ
る。
〔発明の実施例〕
本発明は、メモリの多重化に関するものであるが、近年
メモリ素子は高集積化,大容量化が進むと共に安価で入
手できるようになり、従来の基本演算装置(プロセツ
サ)の多重化以上にメモリ装置の多重化に重点が移行し
てきている。なぜならば、従来の装置単位の切替えでバ
ツクアツプを行うよりも、アドレス単位でバツクアツプ
を行なつた方が、IC RAMを用いている場合などはソフト
エラーの問題であるために再書き込みにより復旧できる
可能性を十分に有しており信頼性が向上するという利点
がある。このため、演算用に使用しているエリア等で
は、書き込み動作を許して復旧できる様にすることが重
要であり、装置単位の切替えではなく、アドレス単位の
バツクアツプという点から本発明を案出したものであ
る。
第1図に、本発明の実施例に関するプログラマブルコン
トローラ全体の構成を示す。
プログラマブルコントローラ1は、基本演算装置(BP
U)2とメモリのn重化を行うn個のメモリ装置4−1
〜4−n及びプロセス7との入出力を行うプロセス入出
力装置(PI/O)5と、これら装置間を接続しデータの伝
播を行うバス3、メモリの多重化を制御するための多重
化制御信号6−1〜6−(n−1)から構成されてお
り、BPU2は、メモリ装置4−1〜4−nにあらかじめ記
憶されているプグラム内容を読み出し、そのプログラム
内容に従つた演算動作を行う。演算動作としては、プロ
セス7の情報をPI/O5経由でBPU2に取込み、制御用の演
算を行つた後、その結果を再びPI/O5経由で、プロセス
7に出力し制御を行うものである。この時に、演算の途
中結果等は、メモリ装置4−1〜4−nに一時的に格納
する。このプログラマブルコントローラ1においては、
メモリ装置4−1〜4−nでn重化を図つており、記憶
内容は全て同一である。
次に、メモリ装置4−1〜4−nの内部構造について、
一実施例を第2図で説明する。この図では、i番目のメ
モリ装置という意味でメモリ装置4−iとして示してい
るが、何番目のメモリ装置であつても内部構造は同じで
ある。
まず、バス3の信号の内容は、アドレスバス3−1、デ
ータバス3−2、書き込み制御信号WSTB3−3、読み出
し制御信号RSTB3−4、BPU2に対する応答信号ACK3−5
から成つている。これらの信号は、メモリ装置4−iに
入出力される。
次に、メモリ装置4−iは、メモリアクセスであるかど
うかの選択を行うアドレス設定器8とアドレス一致検出
回路9、メモリにデータを書き込む時にそのデータに対
応したエラーチェックコードを生成するためのエラーチ
ェックコード生成器10、データバス3−2のデータを書
き込み記憶するためのデータメモリ12、エラーチェック
コード16を書き込み記憶するためのエラーチェックコー
ドメモリ11、これら一度記憶した内容を読み出す場合に
エラーチェックを行うエラーチェック器13、実際にデー
タメモリ12の読み出しデータをデータバス3−2に出力
するか否かのスイツチの働きをするゲート15、メモリの
多重化制御を行うためのメモリ多重化制御回路14から成
つている。
更にメモリ多重化制御回路14は、第3図により説明す
る。
メモリ多重化制御回路14は、データの読み出し時のみ動
作するものであり、全体は、RSTB3−4の信号前縁を遅
らせ、エラーチェック正常信号25が確立した後有効にす
るための遅延器17、ANDゲート18、上位のメモリ装置つ
まりメモリ装置4−1〜4−(i−1)にエラーが発生
したことを示す多重化制御信号6−(i−1)とアドレ
ス一致信号23、デイレイRSTB26、エラーチェック器13の
出力であるエラーチェック正常信号25これらがいずれも
有効のときのみ、本メモリ装置4−iを有効とするため
のANDゲート19、この時に、メモリから読み出したデー
タの出力を行うための出力ゲート信号24を出力するため
のNOTゲート20(ただし、出力ゲート信号24は、ネガテ
イブ(信号ロウレベル)にて有効である。)、デイレイ
RSTB26と出力ゲート信号24を入力し、メモリ装置4−1
〜4−iがエラー検出した時のみエラー発生したことを
次段のメモリ装置4−(i+1)に連絡するためにAND
ゲート21から構成されている。
次に第4図により、データ読み出し時の動作を説明す
る。
BPU2から出力されたアドレス3−1、RSTB3−4に対
し、メモリ装置4−1〜4−(i−1)がエラー発生
し、メモリ装置4−iが正常にデータを送出する場合を
想定して動作説明する。
まず、メモリ装置4−iがアドレス3−1を受け取り、
あらかじめ設定されているアドレス設定8とアドレス一
致検出回路9で比較照合し、一致した場合、以下の動作
を行う。次にRSTB3−4を受取ると該当するアドレスの
記憶データ及びエラーチェックコードをデータメモリ12
及びエラーチェックコードメモリ11から読み出す。読み
出した記憶内容は、エラーチェック器13に入り、その結
果は、エラーチェック正常信号25として出力される。こ
こで、エラーを検出した場合には、点線の様になる。デ
イレイRSTB26が有効になると、前段の多重化制御信号6
−(i−1)、エラーチェック信号25、アドレス一致23
の全てが有効の時のみ、データ出力ゲート24が有効にな
り、次段への多重化制御信号6−iが無効になる。以上
の動作はメモリ装置4−1〜4−nまで全く同様に動作
する。ところが、初段であるメモリ装置4−1の多重化
制御信号6−0は、開放(オープン)されており、プル
アツプ抵抗器22により有効(Highレベル)になつてい
る。ところが、エラーチェックの結果異常である場合を
想定しているので、この為、結局、メモリ装置4−1は
データ出力を行なわず、次段への多重化制御信号6−1
は、Highとなり、次段メモリ装置4−2のエラーチェッ
クの結果を同様に評価し、再びエラーなので、更に次段
に動作が移り、この様にして結局、多重化信号6−(i
−1)が本図の様にHighとなる。この状態で問題にして
いるメモリ装置4−iのエラーチェックの結果エラーチ
ェック正常25により、出力ゲート24が有効になり、デー
タ出力を行う。また、逆に次段への多重化制御信号6−
iはLowレベルとなり、次段以降のデータ出力を禁止す
る。この様にしてメモリの多重化動作を行う。
次にデータ書き込み時の動作を説明する。タイミングを
第5図に示す。この場合には、BPU2からは、アドレス3
−1、データ3−2、WSTB3−3が送出され、これに対
し、メモリ装置4−1〜4−nは、それぞれがエラーチ
ェックコード16を生成し、データメモリ12、エラーチェ
ックコードメモリ11にデータとエラーチェックコードを
書き込む。以上のデータ書き込みでは、メモリ装置4−
1〜4−nは全く同様に動作する。
以上は、書き込み可能なメモリについての実施例である
が、書き込まないROM(リード オンリー メモリ)に
ついては、以上の書き込み動が無いケースであり、同様
に多重化が可能である。
本実施例によれば、システムの用途,信頼性に応じて、
メモリの数を決め多重化することができ、かつ多重化に
あたつてビルデイングブロツク形式で実現できるため、
システムの信頼性を容易に向上させることができる。
また、本発明は、プログラマブルコントローラに限ら
ず、他のデイジタル制御装置,汎用計算機等のメモリ多
重化にも応用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多重化制御回路を有するメモリを多重
化構成としているため、メモリ読み出し時、どのメモリ
から読み出すべきかハード的に選択されるので、高速メ
モリ切り替えが可能となると共に、その構成も単純化さ
れ、容易に、高信頼なメモリ多重化型プログラマブルコ
ントローラの実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプログラマブルコントローラの全
体構成図、第2図は本発明の一実施例を説明するメモリ
装置の構成図、第3図はメモリ多重化制御回路の構成
図、第4図,第5図は本発明の一実施例を説明するタイ
ムチヤートである。 1……プログラマブルコントローラ、2……基本演算装
置(BPU)、3……バス、4−1〜4−n……メモリ装
置、6−1〜6−(n−1)……多重化制御信号、10…
…エラーチェックコード生成器、11……エラーチェック
コードメモリ、12……データメモリ、13……エラーチェ
ック器、14……メモリ多重化制御回路、15……ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本演算装置とメモリ装置及びプロセス入
    出力装置がバスを介して接続され、これらの装置間で信
    号の伝播を行なうプログラマブルコントローラにおい
    て、 前記メモリ装置を複数個設け、これら複数のメモリ装置
    間をカスケード接続し、 前記各メモリ装置内に、 メモリ読み出し時のエラーチェックを行なうエラーチェ
    ック器と、 少なくとも、前記エラーチェック器からのエラーチェッ
    ク信号及び前段のメモリ装置から送出される当該前段の
    メモリに異常が発生したことを示す多重化制御信号とに
    基づいて、次段のメモリ装置へ多重化制御信号を出力す
    るか又は自メモリ装置に記憶されたデータを出力するか
    を制御する多重化制御回路を設けたことを特徴とするメ
    モリ多重化型プログラマブルコントローラ。
JP60038772A 1985-03-01 1985-03-01 メモリ多重化型プログラマブルコントローラ Expired - Lifetime JPH0738123B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5866102A (ja) * 1981-10-15 1983-04-20 Toshiba Corp シ−ケンス制御装置
JPS61101804A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Toshiba Corp シ−ケンス演算制御装置

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