JPH0737857A - 処理液監視装置 - Google Patents

処理液監視装置

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JPH0737857A
JPH0737857A JP18114693A JP18114693A JPH0737857A JP H0737857 A JPH0737857 A JP H0737857A JP 18114693 A JP18114693 A JP 18114693A JP 18114693 A JP18114693 A JP 18114693A JP H0737857 A JPH0737857 A JP H0737857A
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JP
Japan
Prior art keywords
concentration
liquid
processing
processing liquid
etching
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18114693A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Muramatsu
俊昭 村松
Yoshio Miyama
吉生 深山
Tokuo Naito
徳雄 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチング処理液等の処理雨期の濃度等の管
理を自動化し、半導体集積回路の製造作業能率を向上す
ること。 【構成】 処理槽3には半導体ウエハを処理するエッチ
ング液2が収容されており、このエッチング液2の濃度
は濃度測定器11により検出され、エッチング液2内の
異物の数は異物数測定器12により検出される。それぞ
れの検出結果は、濃度表示部と異物数表示部に表示され
る。それぞれの測定器11,12の検出結果に基づい
て、処理槽3内には純水や薬液が供給され、エッチング
液2は常に所定の濃度範囲に維持される。また、異物の
数や濃度が異常状態となった場合には、それぞれアラー
ムが作動して、異常状態が作業者に知らされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路を製造す
る際に使用されるエッチング液等の処理液が適正状態と
なっているか否かを監視する処理液監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造プロセスにあって
は、半導体ウエハの表面に汚染物が残らないように、酸
化、気相成長、イオン注入等の工程前に汚染物の除去が
なされている。有機汚染物と無機汚染物とを除去するた
めに、通常、半導体ウエハの表面は酸洗浄処理がなされ
ている。
【0003】酸洗浄の処理液としては、硫酸、硝酸、フ
ッ酸、塩酸等があり、フッ酸は酸化Si 膜の除去に用い
られている。また、この酸洗浄によって汚染物が除去さ
れるが、その際に半導体ウエハの表面に形成された酸化
Si 膜を除去するために、表面処理としてのエッチング
処理がなされている。この際のエッチング処理液として
は、フッ酸、フッ化アンモニウム水溶液等が用いられ
る。
【0004】このような工程を経て、半導体ウエハはそ
の表面に回路パターンを形成するためにホトレジスト膜
の塗布、これに対するパターン形成、そしてエッチング
処理がなされる。
【0005】表面処理として使用されるエッチング処理
に際しては、所定の処理時間に対して所定のエッチレー
トが得られるようにHF(フッ酸)溶液の濃度を所定値
に維持するとともに、HF溶液の中に異物が含まれない
ように処理液の管理を行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、製品化され
る半導体ウエハ以外にサンプル用の半導体ウエハを処理
液つまりHF溶液内に浸漬してこれらを同時に処理し、
サンプル用の半導体ウエハについてエッチング処理前後
の膜厚差を測定することにより、処理液が所定の濃度と
なっているか否かのエッチレートを測定しており、さら
にサンプル用の半導体ウエハに付着した異物の数を測定
するようにしている。
【0007】このような処理液監視方式では、処理液を
オフラインで作業者がモニタしており、処理液の濃度が
所定の規定値を外れているか否かを判別するとともに、
半導体ウエハとともに持ち込まれた粒子等の異物が処理
液の単位容積当たり所定の数を超えた場合にはフィルタ
の交換を行うようにしている。このように、従来ではオ
フラインで処理液の状態をモニタしているので、作業能
率が良好とならないだけでなく、生産能率が低下する要
因となっている。また、エッチレートが規格値から外れ
た場合には、そのエッチング液を排液して、再度調合し
なけばならなかった。
【0008】本発明の目的は、エッチング処理液等の処
理液の濃度等の管理を自動化し、半導体集積回路の製造
作業能率を向上することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、処理液が収容された処理槽には
処理液の濃度を検出する濃度測定手段が設けられてお
り、この濃度測定手段により検出された濃度の値は濃度
表示部に表示される。処理液内に含有する異物の数は異
物数測定手段により検出され、この異物数測定手段によ
り検出された異物の数は異物数表示部に表示される。ま
た、処理液の濃度が所定の規格値を外れた場合には、純
水供給管からの純水と薬液供給手段からの薬液とにより
適正の濃度に自動的に調整される。
【0012】
【作用】上記した本発明の処理液監視装置にあっては、
エッチング処理液等の処理液の濃度は自動的に調整され
ることになり、処理液内の異物の数を作業者は常に監視
することができる。したがって、頻繁にサンプリングし
て処理液の濃度を測定する必要がなくなるとともに、異
物を除去するためのフィルタの交換を適切な時期に行う
ことができ、半導体集積回路の製造作業の作業能率が大
幅に向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は半導体ウエハに回路パターンを形成
する前の表面処理としてのエッチングを行うためのエッ
チング処理に本発明を適用した場合を示す図であり、図
2はその一部を示す拡大正面図である。
【0015】エッチング装置本体1には、内部に処理液
としてのエッチング液2が収容された処理槽3が設けら
れており、この処理槽3内には図示しない半導体ウエハ
が搬入されて浸漬されるようになっている。この処理槽
3に隣接して、エッチング装置本体1には水洗槽4が配
置されており、エッチング処理がなされた後の半導体ウ
エハは、この水洗槽4内で水洗いされる。
【0016】図2に示すように、処理槽3内には純水供
給管5を介して純水供給ポンプ6の作動により純水が供
給されるとともに、薬液供給管7を介して薬液供給ポン
プ8の作動によりフッ酸等の薬液が供給されるようにな
っている。
【0017】エッチング装置本体1には、処理槽3内の
エッチング液2の濃度を検出するために濃度測定器11
が配置されており、この測定器11にはパイプ11aに
より処理槽3内のエッチング液2が供給される。さらに
エッチング液2内の異物の数を検出するために異物数測
定器12がエッチング装置本体1に配置されており、こ
の異物数測定器12にはパイプ12aにより処理槽3内
のエッチング液2が供給される。
【0018】濃度測定器11により検出された濃度値
は、図3に示す濃度表示部13に点灯表示され、異物数
測定器12により検出された異物の数は、異物数表示部
14に点灯表示されるようになっている。これらの表示
部13,14は、図1に示すエッチング処理装置本体1
の所定の部分に配置されている。
【0019】図4は制御回路を示すブロック図であり、
濃度測定器11および異物数測定器12はそれぞれCP
U等からなる制御部15に接続されており、それぞれの
測定器11、12からの検出信号は制御部15に送られ
るようになっており、それぞれの検出値は制御部15を
介して表示部13,14に点灯表示される。したがっ
て、作業者は常にエッチング液2の濃度とその中の異物
の数を目視してエッチング液2の状態を監視することが
できる。
【0020】さらに、制御部15からの信号により前述
した純水供給ポンプ6と薬液供給ポンプ8にそれぞれ作
動信号が送られるようになっている。制御部15に内蔵
あるいは外付けされたメモリ内には、適正濃度値のデー
タが格納されており、そのデータを読み出して、処理槽
3内の処理液の濃度が適正濃度を外れたときには、純水
供給ポンプ6、薬液供給ポンプ8が作動するようになっ
ている。
【0021】したがって、予め設定された適正な濃度と
なるように自動的に処理液の濃度が制御されるので、従
来のようにオフラインでのサンプリングデータに基づく
濃度検査や異物数の検査が不要となり、作業性が大幅に
向上して生産効率が向上するとともに製造コストの低減
が可能となる。また、作業者がサンプリングデータを採
取する必要がなくなるので、作業の安全性が向上する。
【0022】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0023】たとえば、図4に示すように、濃度アラー
ム16を設けることにより、濃度測定器11からの検出
信号に基づいてエッチング液2の濃度が規格値を外れた
ときに異常状態を作業者に知らせるようにしても良い。
同様に、異物アラーム17を設けることにより、異物数
測定器12からの検出信号に基づいて、エッチング液2
内の異物の数が所定値よりも増加したときに異常状態を
作業者に知らせるようにしても良い。
【0024】それぞれのアラーム16,17としては、
警報ランプあるいは警報ブザーを用いることができ、こ
れらの一方あるいは両方を作動させることにより、作業
者に異常状態を知らせることができる。このように、ア
ラーム16,17を用いる場合には、処理液2の濃度を
自動的に制御するための薬液供給管7や純水供給管5を
用いなくても良い。
【0025】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野であるエッチング装置に適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば、ウエットエッチング用のエッチン
グ装置、洗浄装置等のように薬液を用いて半導体ウエハ
を処理する場合であれば、本発明を適用できる。
【0026】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0027】(1).エッチング液等の処理液の濃度が自動
的に設定されるので、作業者による処理液の濃度を測定
する作業が不要となり、半導体集積回路の製造作業能率
および生産能率が大幅に向上する。
【0028】(2).処理液内に含まれる異物の数が自動的
に測定されるので、作業者による異物の数の測定作業が
不要となり、半導体集積回路の製造作業能率および生産
能率が大幅に向上する。
【0029】(3).また、自動的に処理液の濃度が設定さ
れるので、作業の安全性が向上する。
【0030】(4).さらに、半導体集積回路の製造コスト
を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である処理液監視装置を示す
概略正面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大正面図である。
【図3】表示部を示す正面図である。
【図4】制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 エッチング装置本体 2 エッチング液 3 処理槽 4 水洗槽 5 純水供給管 6 純水供給ポンプ 7 薬液供給管 8 薬液供給ポンプ 11 濃度測定器 11a パイプ 12 異物数測定器 12a パイプ 13 濃度表示部 14 異物数表示部 15 制御部(濃度制御手段) 16 濃度アラーム 17 異物アラーム
フロントページの続き (72)発明者 内藤 徳雄 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを処理する処理液が収容さ
    れた処理槽と、前記処理液の濃度を検出する濃度測定手
    段と、当該濃度測定手段により検出された値を表示する
    濃度表示部とを有する処理液監視装置。
  2. 【請求項2】 前記処理液内の異物の数を検出する異物
    数測定手段と、当該異物数測定手段により検出された異
    物の数を表示する異物数表示部とを有する請求項1記載
    の処理液監視装置。
  3. 【請求項3】 前記処理槽内に純水を供給する純水供給
    手段と、前記処理槽内にエッチング液等の薬液を供給す
    る薬液供給手段と、前記濃度測定手段により検出された
    前記処理液の濃度が規格値を外れたときに前記純水供給
    手段と前記薬液供給手段を制御する濃度制御手段とを有
    する請求項1記載の処理液監視装置。
  4. 【請求項4】 前記濃度測定手段により検出された前記
    処理液の濃度が規格値を外れたときに異常状態を作業者
    に知らせる濃度アラームを有する請求項1記載の処理液
    監視装置。
  5. 【請求項5】 前記異物数測定手段により検出された前
    記処理液内の異物の数が所定値よりも増加したときに異
    常状態を作業者に知らせる異物アラームを有する請求項
    2記載の処理液監視装置。
JP18114693A 1993-07-22 1993-07-22 処理液監視装置 Withdrawn JPH0737857A (ja)

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JP18114693A JPH0737857A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 処理液監視装置

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JPH0737857A true JPH0737857A (ja) 1995-02-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650409B1 (en) 1991-04-02 2003-11-18 Hitachi, Ltd. Semiconductor device producing method, system for carrying out the same and semiconductor work processing apparatus included in the same system
WO2008038366A1 (fr) 2006-09-28 2008-04-03 Mitsubishi Electric Corporation expanseur à spirale
CN110364452A (zh) * 2018-03-26 2019-10-22 株式会社斯库林集团 基板处理方法以及基板处理装置

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CN110364452B (zh) * 2018-03-26 2023-04-07 株式会社斯库林集团 基板处理方法以及基板处理装置

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