JPH11233478A - 洗浄処理方法 - Google Patents

洗浄処理方法

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JPH11233478A
JPH11233478A JP5154498A JP5154498A JPH11233478A JP H11233478 A JPH11233478 A JP H11233478A JP 5154498 A JP5154498 A JP 5154498A JP 5154498 A JP5154498 A JP 5154498A JP H11233478 A JPH11233478 A JP H11233478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液中に混入するパーティクル等の汚染微
粒子を正確に測定し、そのデータに基づいて洗浄処理を
行うことにより、洗浄性能の向上及び歩留まりの向上を
図れるようにすること。 【解決手段】 半導体ウエハWを浸漬処理する洗浄液L
を貯留する洗浄槽20内の洗浄液Lをオーバーフローさ
せると共に、循環供給させ、かつ循環供給の際に濾過し
て、ウエハWを洗浄する洗浄処理方法において、循環供
給部とは別の箇所から洗浄槽20内の洗浄液Lを電動式
ベローズポンプ30によって定量取り出して、洗浄液L
中に混入するパーティクルをパーティクルカウンタ50
にて検出する。検出されたパーティクル数に基づいて洗
浄処理、洗浄液の交換あるいは異常状態のアラーム表示
等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体ウ
エハやLCD用ガラス基板等の被処理体の洗浄処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造装置の製造工程にお
いては、半導体ウエハやLCD用ガラス等の被処理体
(以下にウエハという)を薬液やリンス液等の洗浄液が
貯留された洗浄槽に順次搬送して洗浄等の処理を行う洗
浄処理装置が広く採用されている。
【0003】上記のような洗浄処理を行う洗浄処理装置
として、図11に示すような洗浄処理装置が知られてい
る。この洗浄処理装置は、ウエハWを浸漬処理する洗浄
液Lを貯留する内槽aと、この内槽aの上端部を包囲す
る外槽bとからなる洗浄槽cを具備してなり、内槽aの
下部に配設される洗浄液供給ノズルdと外槽bの底部に
設けられた排出口eとを接続する循環管路fに、例えば
エアーベローズ式の循環ポンプg、ダンパh及びフィル
タiが介設されている。この洗浄処理装置によれば、内
槽aに貯留された洗浄液L中に、ウエハボートjによっ
て保持されたウエハWを浸漬すると共に、図示しない洗
浄供給源から内槽a内に供給される洗浄液Lを外槽bに
オーバーフローさせ、かつ循環濾過させつつウエハWを
洗浄することができる。
【0004】ところで、繰り返し洗浄を行うと、洗浄さ
れるウエハWに付着するパーティクル等の汚染微粒子が
洗浄液中に混入する。洗浄液中に所定量以上のパーティ
クル等が混入すると、次に洗浄処理されるウエハWが汚
染されて歩留まりの低下をきたすと共に、洗浄性能が低
下するという問題がある。
【0005】そこで、従来では図11に示すように、循
環管路fにおける循環ポンプgの吐出側に検査用の分岐
管路kを分岐させ、この分岐管路kに検出手段例えばパ
ーティクルカウンタmを接続すると共に、パーティクル
カウンタmの吐出側を外槽bに接続している。このよう
にして、内槽a内の洗浄液Lの一部を循環管路f及び分
岐管路kを介して取り出し、取り出された洗浄液中のパ
ーティクルの数を検出して、所定量の洗浄液L中のパー
ティクル数を監視している。なお、図11において、符
号nは循環管路fに介設された開閉弁、pは内槽aの底
部に設けられた排出口qに接続するドレン管、rはドレ
ン管qに介設されるドレン弁である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、循環ポ
ンプgはエアーベローズ式であるため、脈動が生じて検
出される洗浄液の流量が不安定となる。そのため、パー
ティクルの正確な測定ができないという問題があり、検
出されたデータに基づく洗浄処理を十分に行うことがで
きなかったこの発明は上記事情に鑑みなされたもので、
洗浄液中に混入するパーティクル等の汚染微粒子を正確
に測定して、その検出データに基づいて洗浄処理を行う
ことにより、洗浄性能の向上及び歩留まりの向上を図れ
るようにした洗浄処理方法を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明は、被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留する洗浄槽
内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循環供給さ
せ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理体を洗浄
する洗浄処理方法において、 少なくとも洗浄処理前又
は洗浄処理中に、上記循環供給部とは別の箇所から上記
洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗浄
液中に混入する汚染微粒子の量を検出し、検出された汚
染微粒子の量によって所定量内又は所定量以上の検知信
号を発するようにした、ことを特徴とする。この場合、
検出された汚染微粒子の量が所定量のとき、洗浄液交換
の検知信号を発することができ(請求項2)、また、上
記洗浄処理前の洗浄液中に混入する汚染微粒子の量と、
洗浄処理中の洗浄液中に混入する汚染微粒子の量の差
が、所定量以上に達したとき、検知信号を発することが
できる(請求項3)。また、上記洗浄処理中に、洗浄液
中に混入する汚染微粒子の量が所定量以上に達したとき
発せられる検知信号により、洗浄処理中の被処理体が異
常被処理体として認識できるようにすることも可能であ
る(請求項4)。
【0008】請求項1記載の発明によれば、洗浄処理前
又は洗浄処理中に、循環供給部とは別の箇所から洗浄槽
内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗浄液中に
混入する汚染微粒子の量を検出するので、洗浄液中に混
入する汚染微粒子を正確に測定することができ、検出さ
れた汚染微粒子の量によって所定量内又は所定量以上の
検知信号を発することで、オペレータに洗浄不適切状態
を知らせることができる。また、汚染微粒子の量が所定
量以下に収まっていることで、洗浄処理が正常に行われ
ていることを知らせることができる。
【0009】(2)請求項5記載の発明は、被処理体を
浸漬処理する洗浄液を貯留する洗浄槽内の洗浄液をオー
バーフローさせると共に、循環供給させ、かつ循環供給
の際に濾過して、上記被処理体を洗浄する洗浄処理方法
において、 洗浄処理に当って、上記循環供給部とは別
の箇所から上記洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと
共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出
し、検出された汚染微粒子の量が、洗浄に適した所定量
以下に達した後、上記被処理体の洗浄を行うようにし
た、ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明によれば、洗浄処理に
当って、上記請求項1記載の発明と同様に、循環供給部
とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出す
と共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出
するので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定
することができ、検出された汚染微粒子の量が、洗浄に
適した所定量以下に達した後、被処理体の洗浄を行うこ
とで、洗浄処理の性能の向上及び歩留まりの向上を図る
ことができる。
【0011】(3)請求項6記載の発明は、被処理体を
浸漬処理する洗浄液を貯留する洗浄をオーバーフローさ
せると共に、循環供給させ、かつ循環供給の際に濾過し
て、上記被処理体を洗浄する洗浄処理方法において、
洗浄処理に当って、上記循環供給部とは別の箇所から上
記洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗
浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出し、検出された
汚染微粒子の量が、所定時間内に、所定量以下に達しな
いとき、上記洗浄液の交換を行うようにした、ことを特
徴とする。
【0012】請求項6記載の発明によれば、洗浄処理に
当って、上記請求項1記載の発明と同様に、循環供給部
とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出す
と共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出
するので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定
することができ、検出された汚染微粒子の量が、所定時
間内に、所定量以下に達しないとき、上記洗浄液の交換
を行うことで、洗浄処理の性能の向上及び歩留まりの向
上を図ることができる。
【0013】(4)請求項7記載の発明は、被処理体を
浸漬処理する洗浄液を貯留する洗浄槽内の洗浄液をオー
バーフローさせると共に、循環供給させ、かつ循環供給
の際に濾過して、上記被処理体を洗浄する洗浄処理方法
において、 上記循環供給部とは別の箇所から上記洗浄
槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗浄液中
に混入する汚染微粒子の量を検出する工程と、 検出さ
れたデータに基づいて上記被処理体を所定時間洗浄する
工程と、を有し、 1回目の洗浄処理前の上記洗浄液中
の汚染微粒子の量と、上記被処理体の洗浄処理後の洗浄
液中の汚染微粒子の量の差が所定量以上に達したとき、
上記洗浄液の交換を行うようにした、ことを特徴とす
る。
【0014】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
1及び2に記載の発明と同様に、循環供給部とは別の箇
所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、そ
の洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出するので、
洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定することが
でき、また、1回目の洗浄処理前の洗浄液中の汚染微粒
子の量と、被処理体の洗浄処理後の洗浄液中の汚染微粒
子の量の差が所定量以上に達したとき、洗浄液の交換を
行うことで、洗浄液の洗浄能力を向上させると共に、歩
留まりの向上を図ることができる。
【0015】(5)請求項8記載の発明は、被処理体を
浸漬処理する洗浄液を貯留する洗浄槽内の洗浄液をオー
バーフローさせると共に、循環供給させ、かつ循環供給
の際に濾過して、上記被処理体を洗浄する洗浄処理方法
において、 上記循環供給部とは別の箇所から上記洗浄
槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗浄液中
に混入する汚染微粒子の量を検出する工程と、 検出さ
れたデータに基づいて上記被処理体を所定時間洗浄する
工程と、を有し、 同一の上記被処理体の洗浄処理前の
上記洗浄液中の汚染微粒子の量と、洗浄処理後の洗浄液
中の汚染微粒子の下限値の差が、所定量以上に達したと
き、上記洗浄液の交換を行うようにした、ことを特徴と
する。
【0016】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
1、2及び7に記載の発明と同様に、循環供給部とは別
の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共
に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出する
ので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定する
ことができ、また、同一の被処理体の洗浄処理前の洗浄
液中の汚染微粒子の量と、洗浄処理後の洗浄液中の汚染
微粒子の下限値の差が、所定量以上に達したとき、洗浄
液の交換を行うことで、洗浄液の洗浄能力を向上させる
と共に、歩留まりの向上を図ることができる。
【0017】(6)請求項9記載の発明は、請求項7又
は8記載の洗浄処理方法において、上記洗浄液の交換
を、設定処理回数による交換時期又は設定時間による交
換時期と併せて行うようにした、ことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明によれば、洗浄液の交
換を、検出による測定値と、実験値に基づく所定処理回
数又は所定時間とを併せて行うことにより、洗浄液の交
換を適正に行うことができ、更に、洗浄液の洗浄能力を
向上させると共に、歩留まりの向上を図ることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では半導
体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説
明する。
【0020】図1はこの発明に係る洗浄処理装置を適用
した洗浄処理システムの一例を示す概略平面である。
【0021】上記洗浄処理システムは、被処理用の基板
である半導体ウエハW(以下にウエハという)を水平状
態に収納する容器例えばキャリア1を搬入、搬出するた
めの搬入・搬出部2と、ウエハWを薬液、洗浄液等の液
処理すると共に乾燥処理する処理部3と、搬入・搬出部
2と処理部3との間に位置してウエハWの受渡し、位置
調整及び姿勢変換等を行うインターフェース部4とで主
に構成されている。
【0022】上記搬入・搬出部2は、洗浄処理システム
の一側端部にはキャリア搬入部5aとキャリア搬出部5
bが併設されると共に、ウエハの受渡し部6が設けられ
ている。この場合、キャリア搬入部5aとウエハ受渡し
部6との間には図示しない搬送機構が配設されており、
この搬送機構によってキャリア1がキャリア搬入部5a
からウエハ受渡し部6へ搬送されるように構成されてい
る。
【0023】また、キャリア搬出部5bとウエハ受渡し
部6には、それぞれキャリアリフタ(図示せず)が配設
され、このキャリアリフタによって空のキャリア1を搬
入・搬出部2上方に設けられたキャリア待機部(図示せ
ず)への受け渡し及びキャリア待機部からの受け取りを
行うことができるように構成されている。この場合、キ
ャリア待機部には、水平方向(X,Y方向)及び垂直方
向(Z方向)に移動可能なキャリア搬送ロボット(図示
せず)が配設されており、このキャリア搬送ロボットに
よってウエハ受渡し部6から搬送された空のキャリア1
を整列すると共に、キャリア搬出部5bへ搬出し得るよ
うになっている。また、キャリア待機部には、空キャリ
アだけでなく、ウエハWが収納された状態のキャリア1
を待機させておくことも可能である。
【0024】上記ウエハ受渡し部6は、上記インターフ
ェース部4に開口しており、その開口部には蓋開閉装置
8が配設されている。この蓋開閉装置8によってキャリ
ア1の蓋体(図示せず)が開放あるいは閉塞されるよう
になっている。したがって、ウエハ受渡し部6に搬送さ
れた未処理のウエハWを収納するキャリア1の蓋体を蓋
開閉装置8によって取り外してキャリア1内のウエハW
を搬出可能にし、全てのウエハWが搬出された後、再び
蓋開閉装置8によって蓋体を閉塞することができる。ま
た、キャリア待機部からウエハ受渡し部6に搬送された
空のキャリア1の蓋体を蓋開閉装置8によって取り外し
てキャリア1内へのウエハWを搬入可能にし、全てのウ
エハWが搬入された後、再び蓋開閉装置8によって蓋体
1を閉塞することができる。なお、ウエハ受渡し部6の
開口部近傍には、キャリア1内に収納されたウエハWの
枚数を検出するマッピングセンサ9が配設されている。
【0025】上記インターフェース部4には、複数枚例
えば25枚のウエハWを水平状態に保持すると共に、ウ
エハ受渡し部6のキャリア1との間でウエハWを受け渡
す水平搬送手段例えばウエハ搬送アーム10と、複数枚
例えば50枚のウエハWを所定間隔をおいて垂直状態に
保持する図示しないピッチチェンジャと、ウエハ搬送ア
ーム10とピッチチェンジャとの間に位置して、複数枚
例えば25枚のウエハWを水平状態と垂直状態とに変換
する姿勢変換手段例えば姿勢変換装置11と、垂直状態
に姿勢変換されたウエハWに設けられたノッチ(図示せ
ず)を検出する位置検出手段例えばノッチアライナ(図
示せず)が配設されている。また、インターフェース部
4には、処理部3と連なる搬送路12が設けられてお
り、この搬送路1にウエハ搬送手段例えばウエハ搬送チ
ャック13が移動自在に配設されている。
【0026】一方、上記処理部3には、ウエハWに付着
するパーティクルや有機物汚染を除去する第1の処理ユ
ニット14と、ウエハWに付着する金属汚染を除去する
第2の処理ユニット15と、ウエハWに付着する化学酸
化膜を除去すると共に乾燥処理する洗浄・乾燥処理ユニ
ット16及びチャック洗浄ユニット17が直線状に配列
されており、第1、第2の処理ユニット14,15及び
洗浄・乾燥処理ユニット17にこの発明の洗浄処理装置
が用いられている。なお、各ユニット14〜17と対向
する位置に設けられた搬送路12に、X,Y方向(水平
方向)、Z方向(垂直方向)及び回転(θ)可能な上記
ウエハ搬送チャック13が配設されている。
【0027】次に、この発明に係る洗浄処理装置につい
て詳細に説明する。上記洗浄処理装置は、図2に示すよ
うに、洗浄液L{例えば、フッ化水素酸(HF)の希釈
液(DHF)やリンス液(純水)等}を貯留する内槽2
1と、この内槽21の上部開口部を包囲し、内槽21か
らオーバーフローした洗浄液Lを受け止める外槽22と
からなる洗浄槽20と、内槽21の下部に配設される洗
浄液供給ノズル23と、この洗浄液供給ノズル23と外
槽22の底部に設けられた排出口22aとを接続する循
環管路24に、排出口側から順に介設される開閉弁2
5,エアーベローズ式の循環ポンプ26,ダンパ27及
びフィルタ28とを具備してなる。なお、洗浄槽20の
内槽21内には複数枚例えば50枚のウエハWを保持す
るウエハボート29が配設されている。また、内槽21
の底部に設けられた排出口21aには、ドレン弁21b
を介設したドレン管21cが接続されている。
【0028】また、上記循環管路24に介設される循環
ポンプ26とは別に、定量圧送手段例えば電動式ベロー
ズポンプ30(以下に定量ポンプという)が配設されて
おり、この定量ポンプ30の吸入ポート31と内槽21
が吸入管路51を介して接続され、定量ポンプ30の吐
出ポート32と外槽22が吐出管路52を介して接続さ
れている。また、吸入管路51には、定量ポンプ30に
よって内槽21内から吸引された洗浄液L中に混入する
パーティクル等の汚染微粒子を検出する検出手段例えば
パーティクルカウンタ50が介設されている。このパー
ティクルカウンタ50は、定量ポンプ30と同期動作す
べく制御手段例えば中央演算処理装置60(CPU)に
よって定量ポンプ30の吸引駆動時に作動し得るように
構成されている。すなわち、CPU60によって定量ポ
ンプ30の吸引駆動を検知し、その検知信号に基づいて
駆動信号をパーティクルカウンタ50に伝達して、内槽
21うちの洗浄液Lの一部を吸引する過程において洗浄
液Lに混入されるパーティクルの量(個/ミリリット
ル)を検出可能に構成されている。なお、パーティクル
カウンタ50で所定量以上のパーティクル数が検出され
た場合には、検知信号例えばアラームが表示されるよう
になっている。
【0029】この場合、上記定量ポンプ30は、図3に
示すように、吸入ポート31と吐出ポート32とを有す
る固定端部材33と、この固定端部材33に対峙する可
動端部材34との間に耐食性及び耐薬品性を有する合成
ゴム製のベローズ35を具備すると共に、可動端部材3
4を固定端部材33に対して進退移動するボールねじ機
構36を具備してなる。すなわち、正逆回転可能なモー
タ例えばステッピングモータ37によて回転されるねじ
軸38に図示しない多数の鋼球を介してナット39を螺
合し、このナット39と可動端部材34とを連結部材4
0を介して連結することによって、ステッピングモータ
37の駆動に伴ってベローズ35が伸縮して、内槽21
内の洗浄液Lを定量例えば0〜40ミリリットル吸引
し、その吸引した洗浄液Lを外槽22に吐出し得るよう
に構成されている。なお、吸入管路51の吸入ポート側
と吐出管路52の吐出ポート側には、それぞれ逆止弁4
1,42が介設されている。
【0030】上記パーティクルカウンタ50は、図3に
示すように、吸入管路51の途中に接続される全体ある
いは一部が透明性の検出管53と、この検出管53の側
方に配設されるレーザー発光体54と、検出管53に関
してレーザー発光体54と反対側に配設される受光体5
5とで構成されている。
【0031】上記のように構成される定量ポンプ30を
駆動して、内槽21内の洗浄液Lの一部を吸引すると同
時に、パーティクルカウンタ50を動作、すなわちレー
ザー発光体54から検出管53内を流れる洗浄液Lに向
かってレーザー光を照射させると、検出管53内を定量
例えば40ミリリットル(最大)で流れる洗浄液Lにレ
ーザー光が照射され、洗浄液L中に混入するパーティク
ル等の汚染微粒子でレーザー光が屈曲あるいは遮断され
るのを受光体55で検出することによって、所定量中の
パーティクル数(個/ミリリットル)を検出することが
できる。この場合、ステッピングモータ37の正逆方向
に同速度で回転すると、図4(a)に示すように、吸引
ストロークと吐出ストロークが同一となり、吐出時にパ
ーティクルカウンタ50の作動が停止するが、吸引スト
ロークと吐出ストロークは数秒程度であるので、パーテ
ィクル数の検出への影響は少ない。なお、パーティクル
カウンタ50の作動時間を長くし、停止時間を短くする
には、図4(b)に示すように、ステッピングモータ3
7の吸引時の回転速度を遅くし、吐出時の回転速度を速
くすればよい。
【0032】上記実施形態では、定量ポンプ30の吸引
側にパーティクルカウンタ50を配設した場合について
説明したが、必ずしもパーティクルカウンタ50は定量
ポンプ30の吸引側の吸入管路51に介設する必要はな
く、図5に示すように、定量ポンプ30の吐出側の吐出
管路52に介設してもよい。このように、定量ポンプ3
0の吐出側にパーティクルカウンタ50を配設すること
により、定量ポンプ30の背圧側にパーティクルカウン
タ50を配設するので、内槽21から取り出された洗浄
液L中に気泡が発生するのを防止することができる。
【0033】なお、図5において、パーティクルカウン
タ50を定量ポンプ30の吐出側に配設する以外は、図
3に示す場合と同じであるので、同一部分には、同一符
号を付して説明は省略する。
【0034】上記のように構成される洗浄処理装置によ
れば、洗浄槽20の内槽21内に貯留された洗浄液L中
にウエハWを浸漬させ、図示しない洗浄液供給源から洗
浄液Lを供給すると共に、内槽21から外槽22にオー
バーフローされた洗浄液Lを濾過しつつ循環して、ウエ
ハWを洗浄処理することができる。そして、洗浄処理
中、あるいは、洗浄処理前に定量ポンプ30を駆動させ
ると共に、パーティクルカウンタ50を作動させて、循
環系等とは別に内槽21から定量の洗浄液Lを取り出し
て、洗浄液L中のパーティクル数を検出することができ
る。なお、パーティクルカウンタ50を通過して定量ポ
ンプ30の吐出ポート32から吐出された洗浄液L、あ
るいは、定量ポンプ30の吐出ポート32からパーティ
クルカウンタ50を通過した洗浄液Lは、再び洗浄槽2
0の外槽22に供給されて洗浄処理に供される。したが
って、洗浄液の有効利用を図ることができる。なお、検
出された洗浄液を外槽22に供給させずに排出してもよ
い。
【0035】次に、この発明の洗浄処理方法について、
図6ないし図10を参照して説明する。まず、洗浄処理
前、あるいは、洗浄処理中に、上述したように、定量ポ
ンプ30を駆動して、内槽21内の洗浄液Lを循環供給
部とは別の箇所から定量取り出すと共に、パーティクル
カウンタ50を作動させて、洗浄液L中に混入するパー
ティクル数を検出する(ステップA)。検出されたパー
ティクル数が上限値例えば20個/ミリリットル以上の
ときには検知信号例えばアラームを表示して、オペレー
タに洗浄不適切状態を知らせる(ステップB,C;図6
参照)。このアラーム表示により、洗浄槽20内の洗浄
液Lを排出すると共に、新規な洗浄液Lを洗浄槽20内
に供給して、次の洗浄処理に備える。また、洗浄処理に
当って、検出されたパーティクル数が所定量以下に達し
ないときにも、洗浄液Lの交換を行って、次の洗浄処理
に備える。
【0036】検出されたパーティクル数が所定量、例え
ば上限値以下で、洗浄適正値の範囲内であれば、洗浄槽
20(具体的には内槽21)内にウエハWを投入して、
図示しない洗浄液供給源から洗浄液Lを供給してオーバ
ーフローしつつ循環供給し、かつ、濾過して、所定時間
例えば10分間ウエハWの洗浄処理を行う(ステップ
D,E;図6参照)。所定時間洗浄処理されたウエハW
は、洗浄槽20から搬出される。ウエハWが搬出された
洗浄槽20内の洗浄液Lは、循環濾過されて洗浄液L中
に混入するパーティクルが除去され、再び洗浄液L中に
混入するパーティクル数が適正値以下に達したとき、次
の複数枚例えば50枚のウエハWが洗浄槽20内に投入
されて、洗浄処理される(図7参照)。この洗浄処理中
にも、内槽21内の洗浄液Lの一部が取り出されてパー
ティクルカウンタ50によってパーティクル数が検出さ
れており、洗浄処理中において、パーティクル数が適正
値を遙かに超えた異常値を示したときには、アラーム表
示によってオペレータに知らせると共に、洗浄処理を中
止する(図8参照)。このアラーム表示により、例えば
1回目の洗浄処理前の洗浄液L中のパーティクル数と、
ウエハWの洗浄処理後の洗浄液L中のパーティクル数の
差が、所定量以上に達したことを知ることができ、洗浄
液Lの交換を行うことができる。また、アラーム表示に
よって、洗浄処理中のウエハWが異常ウエハであること
を認識することができ、異常ウエハと認識されたウエハ
を異常ウエハとして取り扱うことで、正常に処理された
ウエハWと分けることができる。
【0037】上記のようにして、ウエハWを1ロット毎
複数回繰り返して洗浄処理するのであるが、この間にお
いても同様に、パーティクルカウンタ50によって洗浄
液L中に混入するパーティクル数が検出され、検出され
たデータに基づいて前の洗浄工程のパーティクル数と次
の洗浄工程のパーティクル数の差(S1,S2,S3)を
監視(比較)し、その差が所定量以上(例えばS3)の
ときには、洗浄液Lの交換を行う(ステップF,G;図
9参照)。また、同一ロット例えばn(整数)回目の洗
浄処理開始前とn回目の洗浄処理後のパーティクル数の
最小値(下限値)の差が所定量以上のとき、洗浄液Lの
交換を行う。また、洗浄液Lの交換のタイミングを、予
め実験等によって判明している所定処理回数による交換
又は設定時間による交換と併せて見る(監視する)こと
により、洗浄液Lの交換を最適な時期に行うことができ
る。
【0038】なお、上記実施形態では、洗浄液LがDH
Fである場合について説明したが、その他の洗浄液例え
ばアンモニア/過酸化水素混合液(APM)、あるいは
硫酸/過酸化水素混合液(SPM)等であっても同様に
洗浄液中に混入するパーティクル等の汚染微粒子を検出
し、監視することができる。
【0039】また、上記実施形態では、この発明の洗浄
処理方法を半導体ウエハの洗浄処理システムに適用した
場合について説明したが、半導体ウエハ以外のLCD用
ガラス基板等にも適用できることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の洗浄
処理方法によれば、以下のような優れた効果が得られ
る。
【0041】(1)請求項1〜4記載の発明によれば、
洗浄処理前又は洗浄処理中に、循環供給部とは別の箇所
から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その
洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出するので、洗
浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定することがで
き、検出された汚染微粒子の量によって所定量内又は所
定量以上の検知信号を発することで、オペレータに洗浄
不適切状態を知らせることができる。したがって、洗浄
液を洗浄適正状態に管理することができるので、洗浄性
能の向上及び歩留まりの向上を図ることができる。ま
た、汚染微粒子の量が所定量以下に収まっていること
で、洗浄処理が正常に行われていることを知らせること
ができる。
【0042】(2)請求項5記載の発明によれば、洗浄
処理に当って、上記請求項1記載の発明と同様に、循環
供給部とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取
り出すと共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量
を検出するので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確
に測定することができ、検出された汚染微粒子の量が、
洗浄に適した所定量以下に達した後、被処理体の洗浄を
行うことで、洗浄性能の向上及び歩留まりの向上を図る
ことができる。
【0043】(3)請求項6記載の発明によれば、洗浄
処理に当って、上記請求項1記載の発明と同様に、循環
供給部とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取
り出すと共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量
を検出するので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確
に測定することができ、検出された汚染微粒子の量が、
所定時間内に、所定量以下に達しないとき、上記洗浄液
の交換を行うことで、洗浄処理の性能の向上及び歩留ま
りの向上を図ることができる。
【0044】(4)請求項7記載の発明によれば、上記
請求項1及び2に記載の発明と同様に、循環供給部とは
別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共
に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出する
ので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定する
ことができ、また、1回目の洗浄処理前の洗浄液中の汚
染微粒子の量と、被処理体の洗浄処理後の洗浄液中の汚
染微粒子の量の差が所定量以上に達したとき、洗浄液の
交換を行うことで、洗浄液の洗浄能力を向上させると共
に、歩留まりの向上を図ることができる。
【0045】(5)請求項8記載の発明によれば、上記
請求項1、2及び7に記載の発明と同様に、循環供給部
とは別の箇所から洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出す
と共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出
するので、洗浄液中に混入する汚染微粒子を正確に測定
することができ、また、同一の被処理体の洗浄処理前の
洗浄液中の汚染微粒子の量と、洗浄処理後の洗浄液中の
汚染微粒子の下限値の差が、所定量以上に達したとき、
洗浄液の交換を行うことで、洗浄液の洗浄能力を向上さ
せると共に、歩留まりの向上を図ることができる。
【0046】(6)請求項9記載の発明によれば、洗浄
液の交換を、検出による測定値と、実験値に基づく所定
処理回数又は所定時間とを併せて行うことにより、洗浄
液の交換を適正に行うことができ、更に、洗浄液の洗浄
能力を向上させると共に、歩留まりの向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る洗浄処理装置を適用した洗浄処
理システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】この発明に係る洗浄処理装置の一実施形態を示
す概略断面図である。
【図3】この発明における定量ポンプとパーティクルカ
ウンタを示す概略断面図である。
【図4】上記定量ポンプの吸入ストロークと吐出ストロ
ークの別の形態を示す説明図である。
【図5】この発明に係る洗浄処理装置の別の実施形態を
示す概略断面図である。
【図6】パーティクル数と時間の関係を示すグラフであ
る。
【図7】洗浄処理のタイミングを示すグラフである。
【図8】洗浄処理中の異常状態を示すグラフである。
【図9】洗浄工程の濾過後のパーティクル数の差の変化
を示すグラフである。
【図10】洗浄処理工程を示すフローチャートである。
【図11】従来の洗浄処理装置を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】 W 半導体ウエハ(被処理体) L 洗浄液 20 洗浄槽 21 内槽 22 外槽 23 洗浄液供給ノズル 24 循環管路 26 循環ポンプ 28 フィルタ 30 定量ポンプ(電動式ベローズポンプ;定量圧送手
段) 31 吸入ポート 32 吐出ポート 35 ベローズ 50 パーティクルカウンタ(検出手段) 60 CPU(制御手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留す
    る洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循
    環供給させ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理
    体を洗浄する洗浄処理方法において、 少なくとも洗浄処理前又は洗浄処理中に、上記循環供給
    部とは別の箇所から上記洗浄槽内の洗浄液の所定量を取
    り出すと共に、その洗浄液中に混入する汚染微粒子の量
    を検出し、検出された汚染微粒子の量によって所定量内
    又は所定量以上の検知信号を発するようにした、ことを
    特徴とする洗浄処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗浄処理方法において、 上記検出された汚染微粒子の量が所定量以上のとき、洗
    浄液交換の信号を発するようにした、ことを特徴とする
    洗浄処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の洗浄処理方法において、 上記洗浄処理前の洗浄液中に混入する汚染微粒子の量
    と、洗浄処理中の洗浄液中に混入する汚染微粒子の量の
    差が、所定量以上に達したとき、検知信号を発するよう
    にした、ことを特徴とする洗浄処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の洗浄処理方法において、 上記洗浄処理中に、洗浄液中に混入する汚染微粒子の量
    が所定量以上に達したとき発せられる検知信号により、
    洗浄処理中の被処理体が異常被処理体として認識できる
    ようにした、ことを特徴とする洗浄処理方法。
  5. 【請求項5】 被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留す
    る洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循
    環供給させ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理
    体を洗浄する洗浄処理方法において、 洗浄処理に当って、上記循環供給部とは別の箇所から上
    記洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗
    浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出し、検出された
    汚染微粒子の量が、洗浄に適した所定量以下に達した
    後、上記被処理体の洗浄を行うようにした、ことを特徴
    とする洗浄処理方法。
  6. 【請求項6】 被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留す
    る洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循
    環供給させ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理
    体を洗浄する洗浄処理方法において、 洗浄処理に当って、上記循環供給部とは別の箇所から上
    記洗浄槽内の洗浄液の所定量を取り出すと共に、その洗
    浄液中に混入する汚染微粒子の量を検出し、検出された
    汚染微粒子の量が、所定時間内に、所定量以下に達しな
    いとき、上記洗浄液の交換を行うようにした、ことを特
    徴とする洗浄処理方法。
  7. 【請求項7】 被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留す
    る洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循
    環供給させ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理
    体を洗浄する洗浄処理方法において、 上記循環供給部とは別の箇所から上記洗浄槽内の洗浄液
    の所定量を取り出すと共に、その洗浄液中に混入する汚
    染微粒子の量を検出する工程と、 検出されたデータに基づいて上記被処理体を所定時間洗
    浄する工程と、を有し、 1回目の洗浄処理前の上記洗浄液中の汚染微粒子の量
    と、上記被処理体の洗浄処理後の洗浄液中の汚染微粒子
    の量の差が所定量以上に達したとき、上記洗浄液の交換
    を行うようにした、ことを特徴とする洗浄処理方法。
  8. 【請求項8】 被処理体を浸漬処理する洗浄液を貯留す
    る洗浄槽内の洗浄液をオーバーフローさせると共に、循
    環供給させ、かつ循環供給の際に濾過して、上記被処理
    体を洗浄する洗浄処理方法において、 上記循環供給部とは別の箇所から上記洗浄槽内の洗浄液
    の所定量を取り出すと共に、その洗浄液中に混入する汚
    染微粒子の量を検出する工程と、 検出されたデータに基づいて上記被処理体を所定時間洗
    浄する工程と、を有し、 同一の上記被処理体の洗浄処理前の上記洗浄液中の汚染
    微粒子の量と、洗浄処理後の洗浄液中の汚染微粒子の下
    限値の差が、所定量以上に達したとき、上記洗浄液の交
    換を行うようにした、ことを特徴とする洗浄処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の洗浄処理方法にお
    いて、 上記洗浄液の交換を、設定処理回数による交換時期又は
    設定時間による交換時期と併せて行うようにした、こと
    を特徴とする洗浄処理方法。
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