JPH0737801Y2 - 軸数可変ナットランナ装置 - Google Patents

軸数可変ナットランナ装置

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JPH0737801Y2
JPH0737801Y2 JP8709990U JP8709990U JPH0737801Y2 JP H0737801 Y2 JPH0737801 Y2 JP H0737801Y2 JP 8709990 U JP8709990 U JP 8709990U JP 8709990 U JP8709990 U JP 8709990U JP H0737801 Y2 JPH0737801 Y2 JP H0737801Y2
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nut
plate
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nut runners
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正彦 大平
信二 小高
貴之 小野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はタイヤの締付け等に用いる軸数可変ナットラン
ナ装置に関する。
(従来の技術) 自動車のタイヤをボルトによって車体ハブに締付けるに
は従来からナットランナ装置を用いている。このナット
ランナ装置は締付けるボルト(ナット)の本数だけナッ
トランナを備えてたものが一般的であるが、自動車の種
類によってはボルトの本数が4本,5本或いは6本のもの
があり、このようにボルトの本数が変っても同一のナッ
トランナ装置で対応できるようにした先行技術として、
特開昭58-132428号及び実開昭59-136235号に開示される
ものがある。
特開昭58-132428号に開示される装置は、5本のナット
ランナのうち1本を支持板(正面板)に対し進退自在と
し、他の4本を支持板と平行に移動可能として本数の切
替を行なうようにしており、実開昭59-136235号に開示
される装置は6本のナットランナのうち2本を支持板と
平行な面において左右に逃げるようにし、残りの4本の
ナットランナを支持板と平行な面で回動できるようにし
て本数の切替を行なう構造となっている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の本数切替が可能なナットランナ装置は、
いずれも全てのナットランナを移動させて本数の切替を
行なうようにしているため、基準となるナットランナを
定めることができず、ハブボルトの位置決めが面倒にな
り、また前後の工程との連続がスムーズに行なえない。
更に、全てのナットランナを移動させるため、他の部材
と干渉しやすくなり、構造も複雑化する。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、支持板にホイールナッ
ト等を締め付ける複数本のナットランナを設け、且つこ
れら複数のナットランナの本数を切替可能としたナット
ランナ装置において、前記複数本のナットランナのうち
少なくとも1本を支持板に対して固定し、他のナットラ
ンナについてはモータの回転をジョイントを介してソケ
ットに伝達するとともに支持板と平行な面に対して移動
可能とし、更にこの移動可能とされたナットランナのう
ち少なくとも2本のナットランナは支持板と平行な面に
対して一体的に移動し、且つ一体的に移動するナットラ
ンナのうち少なくとも1本のナットランナを支持板と直
交する方向に進退可能とした。
(作用) 例えば5本から4本に切換える場合には、1本のナット
ランナについては位置を固定し、この固定されたナット
ランナの両脇のナットランナについては支持板と平行に
所定位置まで移動し、残りの2本のナットランナについ
ては支持板とし平行に所定位置まで一体的に移動し、次
いでこのうちの1本のナットランナは支持板に対して垂
直方向に逃げる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
先ず、本考案に係る軸数可変ナットランナ装置を用いた
締付けステーションの概略を第1図(正面図)及び第2
図(側面図)に基づいて説明すると、締付けステーショ
ンには製造ラインと平行にレール1を架設し、このレー
ル1にローラ2を介して移動体3を係合し、モータ3aの
駆動で移動体3がレール1に沿って走行するようにして
いる。そして、移動体3には前後方向に伸びるレール4
を取付け、このレール4にローラ5を介して吊下げフレ
ーム6を係合し、この吊下げフレーム6の下端にシリン
ダユニットにより昇降する昇降体7を支持し、この昇降
体7にガイドローラ8…を設け、このガイドローラ8に
て半円形の支持ロッド9を保持し、この半円形の支持ロ
ッド9に本考案に係る軸数可変ナットランナ装置10を取
付け、支持ロッド9の一端に設けたハンドル9aを操作す
ることでナットランナ装置10が垂直面内で回動するよう
にしている。
次に、ナットランナ装置10について第3図乃至第9図に
基づいて説明する。ここで、第3図は軸数可変ナットラ
ンナ装置の正面図、第4図は第3図のA方向矢視図、第
5図は第4図のB方向矢視図、第6図は第3図のC方向
矢視図、第7図は第3図のD方向矢視図、第8図は第7
図のE方向矢視図、第9図はナットランナの本数を4本
に切替えた場合の第3図と同様の正面図である。
ナットランナ装置10は5本のナットランナ11,12,13,14,
15を備え、ナットランナ11,12,13は中間板16に設けたモ
ータ17にて回転するソケット11−1,12−1,13−1を備
え、ナットランナ14,15は後述する固定板に設けたモー
タ17で回転するソケット14−1,15−1を備え、特にナッ
トランナ12の回転軸12−2を回転自在に支承する軸受け
12−3については支持板としての正面板18に固着され、
他のナットランナ11,13,14,15の軸受け11−3,13−3,14
−3,15−3は後述する移動機構等を介して正面板18に支
持されている。
そして、ナットランナ11,13,14についてはモータ17…の
回転をユニバーサルジョイント19を介してソケット11−
1,13−1,14−1に伝達する構成になっている。ユニバー
サルジョイント19は第4図に示すようにモータ17の回転
軸20にオス部材21を連結し、このオス部材のロッド22に
メス部材23を嵌合し、メス部材23に回転軸13−2を連結
し、この回転軸13−2にてソケットを回転せしめる。ま
た回転軸13−2は軸受け13−3内に回転自在に保持さ
れ、オス部材21とメス部材23間にはスプリング26を介設
している。このスプリング26は締め付け時にソケット先
端がボルト等に当接した際の衝撃を吸収するためのもの
である。
また、ナットランナ11、13は移動機構30にて正面板18と
平行な面で移動することで5軸での使用位置と4軸での
使用位置とが切換わるようになっている。
即ち、移動機構30は第4図に示すように、正面板18の内
側面にレール31を取付け、このレール31に前記筒体25を
支持するプレート32に設けたスライダ33を係合し、シリ
ンダユニット34の駆動でプレート32がレール31に沿って
ストッパ35に当接する位置まで移動することで4軸での
使用位置となり、シリンダユニット34が最も縮んで5軸
での使用位置となるようにしている。
次にナットランナ14、15は移動機構40にて一体的に正面
板18と平行な面で移動することで5軸での使用位置と4
軸での使用位置とが切換わるようになっている。
即ち、移動機構40は第6図に示すように、正面板18の内
側面にレール41を取付け、このレール41にプレート42に
設けたスライダ43を係合し、更にプレート42のスライダ
43を設けた側と反対側面に前後方向(第6図では上下方
向)に伸びる別のプレート44を取付け、このプレート44
の一面側に前後方向に伸びるブラケット45を形成し、こ
のブラケット45に正面板18に固設したシリンダユニット
46のロッド46aを連結し、プレート44の他面側には固定
板48を介してナットランナ14を取付け、更にプレート44
の他面側にはレール49を設け、このレール49に昇降機構
50を介してナットランナ15を取付けている。
昇降機構50はレール49にプレート51をスライダ52を介し
て係合し、プレート51から突出したブラケット51aに前
記プレート42上に固設したシリンダユニット53のロッド
53aを連結し、またプレート51の両端には固定板54,55を
設け、固定板54にはモータ17及びナットランナ15の回転
軸15−2を支承する軸受け15−4を取付け、固定板55に
は軸受け15−3を取付けている。
而して、シリンダユニット46を縮めてプレート42をスト
ッパ47に当接せしめることで、ナットランナ14,15は5
軸での使用位置となり、シリンダユニット46を伸張せし
めることでナットランナ14は第9図に示すように4軸で
の使用位置となるとともにナットランナ15は退避位置と
なる。
そして、ナットランナ15が退避位置までくると、昇降機
構50のシリンダユニット53が伸びプレート51を第7図中
上方に移動させ、ナットランナ15を後退させる。
尚、図示例にあっては5軸と4軸の切替について示した
が軸の数には特に制限はない。
(効果) 以上に説明したように本考案によれば、支持板にホイー
ルナット等を締め付ける複数本のナットランナを本数切
替可能に設けたナットランナ装置の、前記複数本のナッ
トランナのうち少なくとも1本を支持板に対して固定し
たので、常に基準となるナットランナが存在することと
なり、ハブボルトの位置決め等が簡単に行なえ、前後の
工程との連結もスムーズに行なえる。
また固定されたナットランナ以外の他のナットランナに
ついてはソケットが支持板と平行な面に対して移動可能
とし、更にソケットが移動可能とされたナットランナの
うち少なくとも2本のナットランナは支持板と平行な面
に対して一体的に移動し、且つ一体的に移動するナット
ランナのうち少なくとも1本のナットランナを支持板と
直交する方向に進退可能としたので、構造が簡単になり
他部材との干渉が起こりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る軸数可変ナットランナ装置を用い
た締付けステーションの正面図、第2図は同締付けステ
ーションの側面図、第3図は本考案に係る軸数可変ナッ
トランナ装置の正面図、第4図は第3図のA方向矢視
図、第5図は第4図のB方向矢視図、第6図は第3図の
C方向矢視図、第7図は第3図のD方向矢視図、第8図
は第7図のE方向矢視図、第9図はナットランナの本数
を4本に切替えた場合の第3図と同様の正面図である。 尚、図面中10はナットランナ装置、11,12,13,14,15はナ
ットランナ、16は中間板、18は正面板、19はユニバーサ
ルジョイント、30,40は移動機構、34,53はシリンダユニ
ット、50は昇降機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のナットランナを支持板に設けたナ
    ットランナ装置において、前記複数本のナットランナの
    うち少なくとも1本は支持板に対して固定され、他のナ
    ットランナについてはモータの回転をジョイントを介し
    てソケットに伝達するとともに支持板と平行な面に対し
    て移動可能とされ、更に移動可能とされたナットランナ
    のうち少なくとも2本のナットランナは支持板と平行な
    面に対して一体的に移動し、且つ一体的に移動するナッ
    トランナのうち少なくとも1本のナットランナは支持板
    と直交する方向に進退可能になっていることを特徴とす
    る軸数可変ナットランナ装置。
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