JPH0737738A - フライバックトランス装置 - Google Patents

フライバックトランス装置

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Publication number
JPH0737738A
JPH0737738A JP5177968A JP17796893A JPH0737738A JP H0737738 A JPH0737738 A JP H0737738A JP 5177968 A JP5177968 A JP 5177968A JP 17796893 A JP17796893 A JP 17796893A JP H0737738 A JPH0737738 A JP H0737738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
voltage lead
conductive rubber
metal terminal
open end
Prior art date
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Pending
Application number
JP5177968A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Okuno
浩和 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5177968A priority Critical patent/JPH0737738A/ja
Publication of JPH0737738A publication Critical patent/JPH0737738A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライバックトランス装置における高圧リー
ド線の強固な保持構造を提供することを目的とする。 【構成】 筒状部2の一方の開放端に導電ゴム5を設
け、先端に金属ターミナル3を取り付けた高圧リード線
4を筒状部2の他方の開放端より挿入し、金属ターミナ
ル3の差込部16を導電ゴム5に突き刺すと共にかえり
部8と筒状部2の内部に形成された段部9とを掛止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
モニターディスプレイ装置等に使用される高圧発生のた
めのフライバックトランス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフライバックトランス装置の構造
を図4に示す。同図に示すように、高圧リード線12の
芯線13(撚り線の場合は先端を半田にて固める)を導
電ゴム14に突き刺すことにより、高圧リード線12の
接続が行われる。そしてこのままでは容易に引き抜くこ
とができるため、シリコンゴム等から成るリードホルダ
ー10を使用し、リードホルダー10と高圧リード線1
2の摩擦力及びリードホルダー10と絶縁ケース15の
筒状部との摩擦力にて保持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記した構
成では高圧リード12を摩擦力で保持しているだけなの
で、充分な保持力は得られない。このため、リードホル
ダー10と高圧リード線12との接触している部分の長
さ及びリードホルダー10と絶縁ケース15の筒状部と
の接触している部分の長さを長くして摩擦力を大きくす
ることが考えられるが、リードホルダー10の全長が長
くなり、コストアップにつながるという問題がある。ま
た、接着剤などを用いてリードホルダー10と高圧リー
ド線12及びリードホルダー10と絶縁ケース15の筒
状部とを接着することも考えられるが、やはりコストア
ップや作業工数が増加するといった問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、絶縁ケース1と、該絶縁ケース1と一体
に形成された両端開放の筒状部2と、該筒状部2の一方
の開放端に設けられる導電ゴム5と、該導電ゴム5と内
部回路とを接続するリード線7と、前記筒状部2の他方
の開放端より挿入される高圧リード線4と、該高圧リー
ド線4の一端に取り付けられて高圧リード線4と電気的
に接続されると共に前記筒状部の内部に形成された段部
9と掛止するかえり部8及び前記導電ゴム5と電気的に
接続される差込部16とを有する金属ターミナル3とを
備えたフライバックトランス装置を提供せんとするもの
である。
【0005】
【作用】上記の如く構成したので、金属ターミナル3の
差込部16と導電ゴム5とが電気的に接続され、以って
高圧リード線4と内部回路との電気的接続が成されると
共に、金属ターミナル3のかえり部8と筒状部2の内部
に形成された段部9とが掛止して高圧リード線4の抜け
が防止される。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
つき詳述する。先ず、図1は本発明のフライバックトラ
ンス装置の要部側断面図である。同図において、1は絶
縁ケース、2は前記絶縁ケースと1と一体に成形された
筒状部、3は高圧リード線4の内部の芯線19(図2参
照)に電気的に接続されると共に高圧リード線4の先端
に取り付けられた金属ターミナル、5は前記筒状部2の
一方の開放端に挿入された導電ゴム、6は前記筒状部2
の他方の開放端に被せられたリードホルダー、7は一端
が前記導電ゴムに接続されると共に他端が内部回路(図
示せず)に接続されたリード線である。
【0007】次に図2は前記筒状部2の要部を拡大した
側断面図である。同図に示すように前記導電ゴム5が筒
状部2の開放端より挿入して取り付けられている。そし
て前記高圧リード線4の先端に取り付けられた金属ター
ミナル3において、切り起こして形成されたかえり部8
が設けられ、筒状部2の内部に形成された段部9によっ
て掛止されている。これにより高圧リード線12の抜け
が防止されている。また、金属ターミナル3の先端には
差込部16が形成され、該差込部16を前記導電ゴム5
に突き刺すことで電気的接続が成される。
【0008】さらに図3は前記金属ターミナル3の外観
を示している。同図に示すように、金属ターミナル3は
高圧リード線4をその被覆の上から挟持することで高圧
リード線4への固定が成される保持部17と、高圧リー
ド線4の内部の芯線19を挟持することで高圧リード線
4の芯線19との電気的接続が成される接続部18と、
前述した如く前記絶縁ケース1の筒状部2の内部に形成
された段部と掛止するかえり部8と、さらには前記導電
ゴムに突き刺すことで内部回路(図示せず)との接続が
成される差込部16とを有している。
【0009】尚、前記保持部17及び接続部18は所謂
圧着端子等と同様にかしめによって高圧リード線及び芯
線19を挟持している。
【0010】本発明のフライバックトランス装置を組み
立てるには、先ず、導電ゴム5を絶縁ケース1の筒状部
2の一方の開放端より挿入すると共にリード線7を接続
した後、絶縁ケース1内を樹脂モールドする。これによ
って導電ゴム5は筒状部2の一方の開放端より脱落する
ことは無くなる。次に、筒状部2の他方の開放端にリー
ドホルダー6を被せると共に、先端に金属ターミナル3
を取り付けた高圧リード線4を挿入する。そして金属タ
ーミナル3の差込部16を導電ゴム5に突き刺し、さら
にかえり部8を筒状部2の内部に形成された段部9に掛
止するようにする。これにより高圧リード線4と内部回
路との電気的接続が成されると共に、金属ターミナル3
のかえり部8が筒状部2の内部に形成された段部9に掛
止しているので高圧リード線4が抜けることは無い。
【0011】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、絶
縁ケース1と、該絶縁ケース1と一体に形成された両端
開放の筒状部2と、該筒状部2の一方の開放端に設けら
れる導電ゴム5と、該導電ゴム5と内部回路とを接続す
るリード線7と、前記筒状部2の他方の開放端より挿入
される高圧リード線4と、該高圧リード線4の一端に取
り付けられて高圧リード線4と電気的に接続されると共
に前記筒状部の内部に形成された段部9と掛止するかえ
り部8及び前記導電ゴム5と電気的に接続される差込部
16とを有する金属ターミナル3とを備えたので、かえ
り部8と筒状部の内部に形成された段部9との掛止によ
って高圧リード線4が抜け落ちること無く強固に保持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフライバックトランス装置の構成を示
す要部側断面図。
【図2】高圧リード線と導電ゴムとの接続状態を示す要
部拡大側断面図。
【図3】金属ターミナルの形状を示す側面図。
【図4】従来のフライバックトランス装置の構成を示す
要部側断面図。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 2 筒状部 3 金属ターミナル 4 高圧リード線 5 導電ゴム 6 リードホルダー 7 リード線 8 かえり部 9 段部 16 差込部 17 保持部 18 接続部 19 芯線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケース1と、該絶縁ケース1と一体
    に形成された両端開放の筒状部2と、該筒状部2の一方
    の開放端に設けられる導電ゴム5と、該導電ゴム5と内
    部回路とを接続するリード線7と、前記筒状部2の他方
    の開放端より挿入される高圧リード線4と、該高圧リー
    ド線4の一端に取り付けられて高圧リード線4と電気的
    に接続されると共に前記筒状部の内部に形成された段部
    9と掛止するかえり部8及び前記導電ゴム5と電気的に
    接続される差込部16とを有する金属ターミナル3とを
    備えたことを特徴とするフライバックトランス装置。
JP5177968A 1993-07-19 1993-07-19 フライバックトランス装置 Pending JPH0737738A (ja)

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JP5177968A JPH0737738A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 フライバックトランス装置

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JP5177968A JPH0737738A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 フライバックトランス装置

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JPH0737738A true JPH0737738A (ja) 1995-02-07

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ID=16040232

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JP5177968A Pending JPH0737738A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 フライバックトランス装置

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JP (1) JPH0737738A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2298318A (en) * 1995-02-27 1996-08-28 Murata Manufacturing Co Flyback transformer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2298318A (en) * 1995-02-27 1996-08-28 Murata Manufacturing Co Flyback transformer
US5742218A (en) * 1995-02-27 1998-04-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Flyback transformer
GB2298318B (en) * 1995-02-27 1999-09-08 Murata Manufacturing Co A lead wire connection and flyback transformer including a lead wire connection

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