JPH0737114A - 画像情報管理システム - Google Patents

画像情報管理システム

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JPH0737114A
JPH0737114A JP5157405A JP15740593A JPH0737114A JP H0737114 A JPH0737114 A JP H0737114A JP 5157405 A JP5157405 A JP 5157405A JP 15740593 A JP15740593 A JP 15740593A JP H0737114 A JPH0737114 A JP H0737114A
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JP
Japan
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Application number
JP5157405A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Hayakawa
光春 早川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み込んだ組立図面から一部分の形状だけを
抽出し、複数の部品図を作成し、部品構成を内部に維持
し、複数の部品図面に書かれた形状を重ね合わせて部品
構成ととし、一枚の組立図面にする等を可能とする。 【構成】 画像切り出し処理部63は、画像入力装置1
からの入力画像から、多角形内外多重指定法、画像デー
タ探査法、線分・円弧探査法を利用して複数の切り出
し、画像情報関連づけ処理部64は、切り出した複数の
画像間で、グルーピング、シーケンシング、インデッシ
ング処理を行い、画像情報出力処理68は、切り出した
複数の画像間で透過/非透過属性を与え、クリッピング
表示処理、重合表示処理を行う。 【効果】 構造化画像情報を検索すれば部品表を自動的
に出力でき、組立図中の部品について、その部品番号の
形状だけを削除し、移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報管理システム
に係り、特に、製造業で使用される図面、技術文書等を
画像データとして入力し、保管するために使用して好適
な画像情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来技術による画像情報管理シ
ステムは、図面、技術文書等をスキャナにより読み取り
入力して保管、管理するために使用される場合、入力さ
れた用紙単位に検索のためのインデックス、分類コード
等の検索項目を同時に登録して記憶しておくというもの
である。そして、この従来技術は、スキャナによる図面
等の読み取りに際して、用紙上の記憶する範囲を矩形で
指定し、あるいは、単純な多角形で指定する等の簡単な
選択機能を備えている。
【0003】また、前記従来技術は、記憶した画像情報
を検索する場合、その方法として、複数の検索キーワー
ドに様々な検索条件を付加した論理検索、フリーワード
検索、あいまい検索等の検索方法を使用するものであ
り、登録されている画像情報そのものを検索条件に合わ
せて自動的に組み合わせ、あるいは、配置を変えて検索
する点についての配慮がなされていないものである。
【0004】なお、この種の画像情報管理システムに関
する従来技術として、例えば、「Hitfile650
EシリーズマニュアルSP−126−30」等に記載さ
れた技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
読み込んだ図面内の各図形要素の階層構造を管理するこ
とについて配慮されておらず、例えば、部品の階層構成
とそれぞれの部品、部品組立品に対応した図形を対応さ
せる機能を備えておらず、それぞれの部品、あるいは、
部分組立品毎の別々の図面を作成するものであり、ある
組立品の使用部品を変更すると、組立図、部分組立図、
単品部品図等のその組立品の部品表の全てを変更しなけ
ればならないという問題点を有している。
【0006】また、前述した従来技術は、入力した画像
データに表現されている情報間の関連を作成する機能を
備えておらず、また、別々の時点で入力された複数の入
力データ間の関連を作成することができないという問題
点を有している。
【0007】すなわち、前述の従来技術は、入力された
画像データから部分画像を切り出し、これに管理構造を
付加して記憶させ、検索時に切り出した部分画像を検索
条件に合わせて自動的に組み合わせ、あるいは、配置を
変える等の機能を備えておらず、このため、新たな画像
情報を生み出すことができないという問題点を有してい
る。
【0008】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、図面、技術文書等の入力された画像データ
間の関連を入力時に作成するだけでなく、検索し、構造
化することにより、登録した画像データの検索を簡単に
行うことができるようにし、訂正、変更を効率的に行う
ことができるようにして、登録情報を有効に活用できる
ようにする画像情報管理システムを提供することにあ
る。
【0009】また、本発明の目的は、図面、技術文書に
記載されている情報の中から部分画像を切り出し、これ
らを取捨選択し、要素に分解構造化して保管し、要素単
位に削除、複合、組立、検索を可能とする画像情報管理
システムを提供することにある。すなわち、具体的に
は、組立図をスキャナから入力し、部品単品の形状に分
解し、部品図単位の画像情報として保管するだけでな
く、これらの部品を組み合わせた部分組立図と部品表と
に階層構造化して入力された組立図を記憶させ、これに
より、一枚の組立図から任意の階層の部分組立図、部品
図を出力することができるようにした画像情報管理シス
テムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、表示装置、コマンド入力装置、座標入力装置、記憶
装置、外部記憶装置、処理装置、画像情報入力装置、画
像情報出力装置よりなる画像処理装置を備えて構成され
る画像情報管理システムにおいて、画像情報入力装置か
ら入力された全画像情報から一部分の画像情報を切り出
し、これに名称を付加して切り出し画像情報を作成する
手段と、切り出し画像情報の全画像情報内での位置、切
り出し画像情報相互間の関連を管理する手段と、構造化
された画像情報(構造化画像情報)を外部記憶装置に書
き出して記憶し、外部記憶装置に書き出された構造化画
像情報を読み込み記憶装置に復元するとともに画像情報
出力装置に出力する手段とを備えることにより達成され
る。
【0011】
【作用】切り出し画像情報を作成する手段は、画像情報
入力装置から入力された画像情報を切り出し、その画像
情報に切り出し画像情報名を付加する。画像情報の切り
出しは、次のような方法を使いわけて行うことができ
る。
【0012】(a)座標入力装置から任意の多角形座標
点群を得て、この多角形座標範囲の内外の画像情報を切
り出す。
【0013】(b)画像情報の一部を含む座標を座標入
力装置から得て、これを出発点とし、画像データ中の線
分、円弧を認識するため、画像データの中の線分、円弧
のドット列を辿りながらその認識結果を操作者に示し、
操作者が分岐点で線分、円弧の方向を選択することによ
り、線分、円弧等の特定の画像情報を切り出す。
【0014】(c)線分、円弧等の画像情報の一部を含
む座標を座標入力装置から得て、画像データ中に線分、
円弧等をローカルエコーとして計算し表示して操作者に
示し、操作者が画像情報とこのローカルエコーとして計
算表示された図形を操作し、一致した変数値(中心、半
径、端点等)を得ることにより、線分、円弧等の特定の
画像情報を切り出す。
【0015】切り出し画像情報相互間の関連を管理する
手段は、前述の方法により切り出された「切り出し画像
情報」を関連付けて次のような切り出し画像情報関連管
理を行う。
【0016】(a)複数の「切り出し画像情報名」に対
して、「切り出し画像情報」相互間の配置位置と新たな
集合名「集合切り出し画像情報名」とを付加し、さら
に、複数の「集合切り出し画像情報名」に対して「集合
切り出し画像情報」相互間の配置位置と新たな集合名と
を付加する等の操作を繰返して行い、これにより階層構
造の「構造化画像情報」を作成する。
【0017】(b)複数の「切り出し画像情報名」に対
して、分類情報を示すインデックスを付加し、階層構造
検索を可能とし、また、この分類情報として一貫番号、
作成日等の分類コードでソートした「構造化画像情報」
を作成する。
【0018】(c)前述した(a)と(b)とを組み合
わせて構造化画像情報を作成する。
【0019】画像情報出力装置に出力する手段は、画像
情報多重出力/表示機能を備え、出力する「切り出し画
像情報」が重なり合う場合、「切り出し画像情報」毎に
その情報に透過/非透過の表示属性を付加することがで
き、表示情報に透過/非透過の情報が混じり合うとき、
透過指定の切り出し画像情報が上位になるようソートし
て出力し、画像情報出力装置、表示装置に重ねあわせて
出力/表示することができる。
【0020】本発明は、前述した各機能を用いて、外部
記憶装置から切り出し画像情報名、構造化画像情報中の
任意の階層構造、関連構造の画像情報から切り出し画像
情報を自由に検索することができ、また、新たな用紙の
任意の場所に切り出し画像情報を配置し、別の切り出し
画像情報と混在させ、新たな構造化画像情報として登録
することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明による画像情報管理システムの
一実施例を図面により詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例による画像情報管
理システムの構成とデータの流れとを説明する図、図2
は画像の切り出し方法を説明する図、図3は画像データ
探査法による画像の切り出しを説明する図、図4は線分
・円弧探査法による画像の切り出しを説明する図、図5
〜図8は構造化画像情報管理の方法を説明する図、図9
は集合切り出し画像の表示方法を説明する図である。図
1において、1は画像入力装置、2は表示装置、3はコ
マンド入力装置、4は座標入力装置、5は画像出力装
置、6は処理装置、7は画像記憶装置、8は外部記憶装
置、61はコマンド制御部、62は画像読み取りプログ
ラム、63は画像切り出し処理部、64は画像情報関連
付け処理部、65は画像情報入出力処理プログラム、6
6は画像検索プログラム、67は画像取り込みプログラ
ム、68は画像情報出力処理部である。
【0023】本発明の一実施例による画像情報管理シス
テムは、図1に示すように、画像入力装置1、表示装置
2、コマンド入力装置3、座標入力装置4、画像出力装
置5、処理装置6、画像記憶装置7、及び、外部記憶装
置8を備えて構成されている。そして、処理装置6は、
本発明による画像情報の管理を行うための各種プログラ
ム、処理部及びコマンド制御部とを備えて構成されてい
る。
【0024】まず、図1を参照して、システム全体の処
理の流れを簡単に説明する。
【0025】(1)図示画像情報管理システムの使用者
は、保管しようとする図面等を画像入力装置1にセット
し、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像読
み込みコマンド」を選択して、コマンド入力装置3から
コマンドを処理装置6に入力する。
【0026】「画像読み込みコマンド」を受け取った処
理装置6内のコマンド制御部61は、これにより、画像
読み込みプログラム62を動作させる。画像読み込みプ
ログラム62は、画像入力装置1から図面情報を読み取
り、その図面情報を画像情報として画像記憶装置7に一
次保管するとと共に、読み込んだ画像情報を表示装置2
に表示する。
【0027】(2)操作者は、表示装置2に表示された
コマンド名の中の「画像切りだしコマンド」を選択し
て、コマンド入力装置3からコマンドの入力を行う。コ
マンド制御部61は、第1手段である画像切り出し処理
部63を起動し、画像の切り出し処理を行う。
【0028】画像の切り出しは、後述する(a)多角形
内外指定画像切り出し法、(b)画像データ探査法、
(c)線分・円弧探査法等の方法を用いて行われる。
【0029】(3)次に、操作者は、前述した(1)の
方法により、別に切り出してある「切り出し画像」(例
えば、「切り出し画像情報名:x」)と、今、前述の方
法により切り出した「切り出し画像」(「切り出し画像
情報名:a」)との関連付け(例えば、切り出し画像情
報名xとaとを合わせたものを、新しく「集合画像情報
名:A1」という名称で扱えるようにする等)を行う場
合、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像関
連付けコマンド」を指示して、コマンド入力装置3から
入力する。
【0030】これにより、コマンド制御部61は、第2
手段である画像情報関連付け処理部64を起動する。こ
の画像情報関連付け処理部64は、次の処理を実行す
る。
【0031】グルーピング:「切り出し画像」と「切
り出し画像」とを集合させ、これに新しい「集合画像情
報名」を付与する。また、「集合画像情報名」と「集合
画像情報名」および「切り出し画像情報名」とを集合さ
せ、これに新しい「集合画像情報名」を付与する。
【0032】シーケンシング:複数の「切り出し画
像」に順序付けのための番号を付与してその順に並べ
る。
【0033】インデックシング:「切り出し画像」に
検索のための索引キーを付加する。
【0034】画像情報関連付け処理部64は、前述の
〜の処理を行って構造化画像情報を作成し、画像記憶
装置7に蓄えると共に、画像情報入出力処理プログラム
65を起動して、外部記憶装置8に作成した構造化画像
情報を記録する処理を行う。
【0035】一つの「切り出し画像」の処理が終了し、
画像読み込み機能で入力した画像情報からさらに新たな
「切り出し画像」を切り出す必要のある場合、操作者
は、前述した画像切り出しの操作を繰返し行い、新たな
「切り出し画像」がない場合、「処理終了コマンド」を
選択して処理を終了する。
【0036】(4)操作者は、任意の時点で、表示装置
2に表示されたコマンド名の中の「画像検索コマンド」
を選択し、コマンド入力装置3からコマンドを入力する
ことができる。コマンド制御部61は、画像検索コマン
ドが入力されると、画像検索プログラム66を起動す
る。画像検索プログラム66は、「切り出し画像情報
名」を得てこれに対応した「切り出し画像」を、また、
「集合画像情報名称」を得てこれに対応した構造化画像
情報を記憶装置7に読み出すと共に表示装置に表示する
ことができる。
【0037】(5)操作者は、任意の時点で、表示装置
2に表示されたコマンド名の中の「画像取り込みコマン
ド」を選択し、コマンド入力装置3からコマンドを入力
する。ンド制御部61は、画像取り込みプログラム67
を起動する。画像取り込みプログラム67は、「画像検
索コマンド」の実行によって得られた「切り出し画像情
報名」に対応する「切り出し画像」、「集合画像情報
名」に対応する構造化画像情報を現在処理している「切
り出し画像」、「構造化画像情報」と混合させ、あるい
は、新しい用紙に切り貼りする処理を行う。
【0038】(6)第3手段としての画像情報出力処理
部68は、表示装置に「切り出し画像」を表示する場
合、「切り出し画像」に付加されている表示属性が透過
属性であるものを非透過属性のものより優先させて表示
する処理を行う。透過属性を持つ「切り出し画像」が重
なる場合、「切り出し画像」を重ね合わせて表示する重
合表示処理を行う。また、非透過属性を持つ「切り出し
画像」が重なる場合、「切り出し画像」間でクリッピン
グ表示処理処理等の透過属性優先表示、重合表示、クリ
ッピング表示処理を行う。
【0039】図1に示す本発明の一実施例は、操作者か
らの指示により、前述したような処理を行うことによ
り、画像情報の管理を行っているが、次に、前述した各
機能部の詳細を説明する。
【0040】第1手段である画像切り出し処理部63 この画像切り出し処理部63は、画像切り出しコマンド
を受けると、次の手順で画像切り出しの処理を行う。
【0041】表示装置2に表示されている画像情報に
特定の名称を付与することを操作者に要求し、操作者か
ら画像名称(例えば「画像情報名:a」)を得る。
【0042】表示装置2に表示されている画像情報か
らどのような方法で画像情報名に対応する画像情報を選
択するかを画像情報切り出し方法メニューを表示装置2
に表示して、操作者から画像切り出し方法を指定しても
らう。
【0043】切り出した画像情報の表示属性として透
過/非透過を指定することを操作者に要求し、操作者か
ら表示属性を得る。
【0044】操作者が指定した画像切り出し方法によ
り画像を切り出し画像情報を得る。
【0045】この画像情報を「切り出し画像」とし
て、「切り出し画像情報名:a」に対応させて記憶装置
7に蓄える。
【0046】画像切り出し方法としては、(a)多角形
内外多重指定法、(b)画像データ探査法、(c)線分
・円弧探査法を使用することができ、以下、これらの方
法を図2、図3を参照して説明する。
【0047】(a)多角形内外多重指定法 多角形内外多重指定法は、図2(a)に示すように、読
み込み画像情報を矩形の「入力画像情報座標系」で管理
し、切り出し範囲をこの矩形の左下を原点とした複数の
座標点列(p1、p2、……、pn)を結ぶ多角形の内
側(または、外側)を条件1とし、同様に複数の座標点
列(q1、q2、……、qn)を結ぶ多角形の内側(ま
たは、外側)を条件2とし、条件1と条件2とに含まれ
る画像情報を切り出し画像とする方法である。
【0048】図示例は、上面図と側面図とを有する入力
画像情報の上面図から、前述した2つの座標点列による
多角形の間に挟まれた図形を切り出し画像として切り出
した例である。
【0049】(b)画像データ探査法 画像データ探査法は、図2(b)に示すように、読み込
み画像情報が矩形の「入力画像情報座標系」で管理され
るものとし、画像情報の一部を含む座標を座標入力装置
から得て、これを出発点とし、画像データ中の線分、円
弧を認識するため、画像データの中の線分、円弧のドッ
ト列を辿りながらその認識結果を操作者に示し、操作者
が分岐点で線分、円弧の方向を選択することにより、線
分、円弧等の特定の画像情報を切り出す方法である。
【0050】この方法により、画像データを探査してそ
のドット座標列を切り出し、画像座標系に対応した「ド
ット点列座標画像データ」を切り出す手順を図3を参照
して詳細に説明する。
【0051】ステップ1:この入力画像情報座標系の二
つの点座標(P1、P2)で示される範囲に含まれる画
像から指定された色(2値画像の場合、黒)の任意のド
ット座標を得て、このドット座標を出発点座標Stとす
る〔図3(a)〕。
【0052】ステップ2:指定された色(2値画像の場
合、黒)のドット座標を探査し、8方向のドット座標か
ら一方向のドット座標Qm(m=1〜n)を得て、出発
点座標スタックに登録する。出発点座標スタックから一
方向のドット座標Qkを得る〔図3(b)〕。
【0053】ステップ3:得られた入力画像情報座標系
のドット座標Qkに対応した切り出し画像座標系のドッ
トDkを指定された色(2値画像の場合、黒)にする
〔図3(c)〕。
【0054】ステップ4:得られたドット座標Qkに対
応した表示装置上のドットを認識を示すために指定され
た色(例えば、オレンジ色)にする〔図3(d)〕。
【0055】ステップ5:もし、ドット座標Qkの次の
指定された色(2値画像の場合、黒)のドット座標が8
方向の一つだけの方向であれば、出発点座標St=ドッ
ト座標Qkをとし、前述したステップ3、4の処理を繰
り返し行う〔図3(e)〕。
【0056】ステップ6:方向探査パスと呼ぶパスで探
査を行う。表示装置上の8方向の全てのドット座標R1
(最大でR7まで)につながるパスをについて、ステッ
プ2〜4と同様の探査処理を行い、複数の方向のドット
探査点Ftが得られるまで行い、それぞれの方向の探査
パスを多方向選択色(例えば、黄色)にすると共に、ド
ット探査点Ftを方向探査パス終了点座標スタックに登
録する〔図3(f)〕。
【0057】ステップ7:その後、操作者に対して「ど
の方向の探査パスを選択するか」を促すメッセージを表
示装置に表示する。
【0058】ステップ8:操作者は、座標入力装置から
切り出し画像としたい方向探査パスの終点の近傍の座標
値を与えてパスの選択を行う。
【0059】ステップ9:選択された方向探査パスに対
応する切り出し画像座標系の点列座標のドット列を指定
された色(2値画像の場合、黒)にし、このドット列を
切り出し画像とする〔図3(g)〕。
【0060】ステップ10:切り出し画像として選択さ
れた方向探査パスに対応したドット探査点座標をQkと
し、方向探査パス終了点座標スタックのす全てを削除す
る。その後、ステップ5からの処理を繰返し、操作者が
必要とする切り出し画像が得られるまで処理を続ける。
【0061】(c)線分・円弧探査法 線分・円弧探査法は、図2(c)に示すように、矩形の
「入力画像情報座標系」で管理されるものとし、線分、
円弧等の画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から
得て、画像データ中に線分、円弧等をローカルエコーと
して計算し表示して操作者に示し、操作者が画像情報と
このローカルエコーとして計算表示された図形を操作
し、一致した変数値(中心、半径、端点等)を得ること
により、線分、円弧等の特定の画像情報を、切り出し画
像座標系に対応した「ドット点列座標画像データ」とし
て切り出す方法である。
【0062】この方法により、画像データを探査してそ
のドット座標列を切り出し、画像座標系に対応した「ド
ット点列座標画像データ」を切り出す手順を図4を参照
して詳細に説明する。
【0063】ステップ1:操作者は、矩形の「入力画像
情報座標系」に書かれた画像データから切り出したい画
像(例えば、線分等)に着目し、その画像に近い図形名
称を「線分・円弧探査法」メニュー(線分、円、円弧な
どの図形要素メニューとカット等の図形操作メニューと
により構成される)から選択し、切り出したい画像の特
異点を座標入力装置でデジタイズ(線分であれば、端点
Pを指定)する〔図4(a)〕。
【0064】ステップ2:次に、選択した図形要素メニ
ューが要求する指定点(線分であれば、もう1つの端点
Q等)をデジタイズする。
【0065】ステップ3:前述した指定点を入力する
と、表示装置上の画像情報に、いま指定した形状が上書
きされる。もし、入力した指定点等の位置が正しくなけ
れば、操作者は、ドラッキングで移動することにより、
上書きされた情報を正しいものとする。
【0066】ステップ4:操作者は、正しく上書きが行
われた後、「画像取り込み」を指示する。この指示によ
り、「入力画像情報座標系」に対応した切り出し画像座
標系に同じ図形処理を行って「ドット点列座標画像デー
タ」を作成する。
【0067】第2手段である画像情報関連付け処理部6
4 第2手段である画像情報関連付け処理部64は、複数の
「切り出し画像名」と複数の「切り出し画像」につい
て、以下に説明するような(a)グルーピング、(b)
シーケンシング、(c)インデックシングなどの処理を
行って構造化画像情報を作成する処理を行うものであ
り、以下、これらの処理を図5〜図8を参照して説明す
る。
【0068】(a)グルーピング グルーピングは、図5(a)に示すように、複数の「切
り出し画像」を集合したものに新しい「集合切り出し画
像名」を付与し、1つの「集合切り出し画像名」で複数
の「切り出し画像」を扱えるようにする処理、図5
(b)に示すように、複数の「集合切り出し画像名」に
対して新たに階層的な「集合切り出し画像名」を付与
し、1つの「集合切り出し画像名」で複数の「集合切り
出し画像名」を扱えるようにするする処理、また、図5
(c)に示すように、複数の「切り出し画像」と複数の
「集合切り出し画像名」とに対して新たに階層的な「集
合切り出し画像名」を付与し、1つの「集合切り出し画
像名」で複数の「切り出し画像」と複数の「集合切り出
し画像名」とを扱えるようにする処理である。
【0069】そして、複数の「切り出し画像」間の配置
の管理は、図6に示すように、それぞれの「切り出し画
像」の原点位置座標と、この原点を中心とする回転角に
より行うことができる。
【0070】(b)シーケンシング シーケンシングは、図7に示すように、複数の「切り出
し画像」間にその順序を指定する項目を用意し、この項
目の値の大小順に並べることができるようにする処理で
ある。例えば、切り出し画像がそれぞれ組立製品の部品
である場合、その組立の順番に「切り出し画像」を切り
出して一貫番号を付与し、これを順序指定項目としてお
き、この項目の順番で「切り出し画像」を検索すれば組
立順に画像を表示することができ、また、更新した日付
けを順序指定項目としておけば、一番最後に、常に最新
の「切り出し画像」があり、簡単にその切り出し画像を
検索することができる。
【0071】(c)インデックシング インデックシングは、図8に示すように、「切り出し画
像」に対して、検索のためのインデックスを作成する処
理である。「切り出し画像」に部品名称、分類コードを
インデックスとして付加しておくことにより、部品名
称、分類コード等により「切り出し画像」を検索するこ
とができる。
【0072】また、複数の切り出し画像情報名に対し
て、前記分類情報として一貫番号、作成日等の分類情報
を付与し、これらの情報によりソートした構造化画像情
報を作成することもできる。
【0073】第3手段である画像情報出力処理部68 第3手段である画像情報出力処理部68は、表示装置に
「切り出し画像」を表示する場合、「切り出し画像」に
付与された表示属性が透過属性であるものを非透過属性
のものより優先させて表示を行う処理である。
【0074】複数の透過属性/非透過属性の「切り出し
画像」が混在する場合、表示装置への表示は、図9
(a)に示すように、透過属性の切り出し画像が上に、
非透過属性の切り出し画像がその下に表示されるように
行われる。また、非透過属性である「切り出し画像」が
重なるような場合、図9(b)に示すように、「切り出
し画像」間でクリッピング処理表示が行われ、下になる
画像が上の画像により隠されていることが判るように表
示が行われる。さらに、透過属性である「切り出し画
像」同士が重なるような場合、図9(c)に示すよう
に、「切り出し画像」を重ね合わせて表示する重合表示
処理を行って表示が行われる。
【0075】前述した本発明の一実施例によれば、組立
図面をスキャナ等から読み込み、部品番号を付加し、画
像情報を切り出して部品毎の形状とし、これらを集合さ
せた集合切り出し画像として保管することができるの
で、部品相互間の位置情報をも自動的に管理することが
でき、次のようなことを効率的に行うことができる。
【0076】(a)構造化画像情報を検索することによ
り部品表を自動的に出力することができる。
【0077】(b)組立図中の任意の部品を「部品番号
等を指定」することにより、その部品番号の形状だけを
削除し、移動し、あるいは、他の部品と置き換える等の
処理を自由に行うことができる。
【0078】(c)任意の階層の部品番号を指示すれこ
とにより、その部品を構成する部品だけの組立図を自動
的に得ることができる。
【0079】前述した本発明の一実施例によれば、建物
内のガス、上下水道、空調機等の配管図、電気、通信の
配線図等の個々の図面をスキャナから読み込み、インデ
ックスを付与してそれぞれを区別して画像情報として保
管しておき、これらを読み出して重ね合わせ配置するこ
とにより、これらの全てが混在した図面を出力すること
ができ、あるいは、相互の干渉を確認することができ
る。
【0080】また、本発明の一実施例によれば、図面を
スキャナ等から読み込み、画像データとしと取り込むと
き、読み込んだ画像データが不正確(円が真円でない、
線分が水平、垂直な線分でなく読み取られている等)な
場合、線分・円弧探査法を用いることにより、該当する
画像部分だけを正確な画像情報に編集・修正することが
できる。
【0081】さらに、本発明の一実施例によれば、図面
をスキャナ等から読み込み、画像データとして取り込む
とき、読み込んだ画像データから目的の画像データのみ
を操作者が選択して取り込むことができるので、事前に
何枚もの図面を用意する必要をなくすことができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、図
面、技術文書等の中から部分画像を切り出し、これらを
取捨選択し、要素に分解構造化して保管し、要素単位に
削除、複合、組立、検索を行うことができるので、図
面、技術文書等の情報を、部品単品の形状に分解し、部
品図単位の画像情報として保管し、これらの部品を組み
合わせた部分組立図と部品表とに階層構造化して記憶さ
せることができ、これにより、一枚の組立図から任意の
階層の部分組立図、部品図を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像情報管理システム
の構成とデータの流れとを説明する図である。
【図2】画像の切り出し方法を説明する図である。
【図3】画像データ探査法による画像の切り出しを説明
する図である。
【図4】線分・円弧探査法による画像の切り出しを説明
する図である。
【図5】構造化画像情報管理の方法であるグルーピング
管理法を説明する図である。
【図6】構造化画像情報管理の方法である切り出し画像
配置管理法を説明する図である。
【図7】構造化画像情報管理の方法であるシーケンシン
グ法を説明する図である。
【図8】構造化画像情報管理の方法であるインデックシ
ング法を説明する図である。
【図9】集合切り出し画像の表示方法を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 表示装置 3 コマンド入力装置 4 座標入力装置 5 画像出力装置 6 処理装置 7 画像記憶装置 8 外部記憶装置 61 コマンド制御部 62 画像読み取りプログラム 63 画像切り出し処理部 64 画像情報関連付け処理部 65 画像情報入出力処理プログラム 66 画像検索プログラム 67 画像取り込みプログラム 68 画像情報出力処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報入力装置から入力される画像情
    報を保存、管理する画像情報管理システムにおいて、画
    像情報入力装置から入力された全画像情報から一部分の
    画像情報を切り出し、これに切り出し画像情報名を付与
    して切り出し画像情報を作成する手段と、切り出し画像
    情報の全画像情報内での位置、切り出し画像情報相互間
    の関連を管理する手段とを備え、読み込み込まれた画像
    情報を編集し、保管管理することを特徴とする画像情報
    管理システム。
  2. 【請求項2】 前記切り出し画像情報を作成する手段
    は、座標入力装置から任意の多角形座標点群を得て、こ
    の多角形座標範囲の内外の画像情報を切り出す処理、画
    像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、これ
    を出発点とし、画像データ中の線分、円弧を認識するた
    め線分、円弧のドット列を辿りながら認識結果を操作者
    に示し、操作者が分岐点で線分、円弧の方向を選択する
    ことにより特定の画像情報のみを切り出す処理、画像情
    報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、画像デー
    タ中に線分、円弧等をローカルエコーとして計算表示し
    て操作者に示し、操作者が画像情報とこのローカルエコ
    ーとして計算表示された図形とを操作し、画像情報に一
    致した計算表示された図形の変数値を得ることにより特
    定の画像情報のみを切り出す処理の少なくとも1つの処
    理により画像情報を切り出すことを特徴とする請求項1
    記載の画像情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管
    理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、切
    り出し画像情報相互間の配置位置と新たな集合名である
    集合切り出し画像情報名とを付与し、さらに、複数の集
    合切り出し画像情報名に対して、集合切り出し画像情報
    相互間の配置位置と新たな集合名とを付与する処理を繰
    返して、階層構造の構造化画像情報を作成することを特
    徴とする請求項1または2記載の画像情報管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管
    理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、分
    類情報を示すインデックスを付与し、階層構造による検
    索を可能とることを特徴とする請求項1、2または3記
    載の画像情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管
    理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、前
    記分類情報として一貫番号、作成日等の分類情報を付与
    し、これらの情報によりソートした構造化画像情報を作
    成することを特徴とする請求項4記載の画像情報管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記切り出し画像情報に、切り出し画像
    情報毎に透過、非透過の表示属性を付与する手段をさら
    に備え、透過、非透過の属性を有する切り出し画像情報
    が混じり合う場合、透過指定の切り出し画像情報が上位
    になるようソートし、画像情報出力装置、表示装置にこ
    れらの切り出し画像情報を重ね合わせて出力、表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のうち1記載の画像
    情報管理方式。
JP5157405A 1993-06-28 1993-06-28 画像情報管理システム Pending JPH0737114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056866A (en) * 1995-08-17 2000-05-02 Kaigen Co., Ltd. Sterilizing apparatus and method for medical instruments

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056866A (en) * 1995-08-17 2000-05-02 Kaigen Co., Ltd. Sterilizing apparatus and method for medical instruments

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