JPH01205273A - 図面管理方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水道、ガスの配管系統や電気、電話の配線系統
などの施設図面をディジタル情報化して管理する図面管
理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、水道、ガス、電気、電話などの配管、配線系統な
どの施設の状況管理を紙やポリエステルフィルムに描い
た図面を用いて行っている。この際、施設に変更が生じ
ると図面を修正することを必要とする。図面の修正作業
は総て人手により行なわなければならず、多くの労力お
よび時間を要すると共に誤記の生ずる割合が高いという
問題点を持っている。この問題点を解決するため、例え
ば特公昭６１−９６６７号公報に記載されているように
施設図面をディジタル情報化して管理することが提案さ
れている。施設図面をディジタル情報化して管理するに
はファイル装置に記憶されている多数の施設図面（地形
図、系統図、シンボル図など）をディスプレイ装置にモ
ニタ表示して行っている。

また９図面の修正作業もディスプレイ装置に表示して行
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように施設図面をディジタル情報で管理する場合、
専任オペレータでない人が装置を自由に操作して目的の
施設図面の検索、修正２編集、出力等を行なうことは難
かしく、何らかの操作ガイダンスを表示することが望ま
しい。オペレータの操作はマウス、キーボードなどの操
作入力装置を用いる。これらの操作入力装置で操作指示
をする場合、どのアイコンをどの順番に操作すれば良い
か、あるいはどのキーをどの順番に操作すれば良いかが
わからず、操作に慣れるまでの問題点である。

本発明は上記点に対処して成されたもので、その目的と
するところは操作順序を色替え表示し、処理手順がわか
る操作ガイダンスを同時表示できる図面管理装置を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は施設図面の検索、修正２編集、出力等の操作の
際に、その操作順序を同一画面上に同時表示し、かつ該
当操作順を色替え表示するようにする。

〔作用〕

施設図面の検索、修正２編集、出力等の操作手順を示す
操作ガイダンスは、操作開始のコマンドをマウスで選択
すると、同一画面上に同時表示しその操作手順の流れの
該当処理内容の部分が色替え表示する。これによって、
操作順序は画面上のガイダンスを見ることによってわか
り、目的の操作が容易にできる。したがって、専任オペ
レータ以外の操作に不慣れな人が操作しても、誤りなく
目的の操作を行うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例である図面管理装置の基本構
成図である。

第２図においてファイル装置２０３には施設図面データ
が格納されている。施設図面データは地形図や管路図な
どの図形データと図形に関係する町名２個人名、管理口
径、管種などの１文字・数値で表現される属性データと
がある。格納されている図形データは紙に書いた図面を
一定間隔でスキャンして読取りデータの濃淡に応じて濃
淡階調化し、ディジタル画像を得てコード化したデータ
を得る図面入力装置２０４から入力する。施設図面は第
３図（ａ）に示すように複数図面から成り、各々分割し
て図形データファイルを作る６図形データは第３図（ｂ
）のように直交座標系で示され。

図面サイズでそのＸ、Ｙ軸方向の長さＸｏ、Ｙｏが決ま
る。これらの図形にデータは第４図（ｂ）〜（ｄ）のよ
うに道路、基枠、管路と階層分離したデータ記憶構造と
なっている。これらのデータを必要に応じて各階層を重
ね合わせ第４図（ａ）のような図形データにする。一方
、属性データはキーボード２０６またはフロッピーディ
スクなど一括してデータを入力できるデータ入力装置２
０８を用いてファイル装置２０３へ入力する。オペレー
タがマウス２０７を操作してディスプレイ装置（ＣＲＴ
）２０５上に図面を表示するには、まずオペレータがマ
ウス２０７を操作してＣＲＴ画面上に表示しである機能
選択用のアイコンへカーソルＣＵを移動して指定する。

「図面読出し」のアイコンを指定すると、中央処理装置
（ＣＰＵ）２０１はファイル装置２０３から該当の図面
データ（図形データとその属性データ）を検索しメイン
メモリ２０２に一時格納する。メインメモリ２０２は画
面データの検索や編集などの処理を実行するためのプロ
グラムや処理中のデータを記憶する働きをする。メイン
メモリ２０２に一時記憶している図面データはＣＲＴ２
０５の表示領域である有効表示座標に合わせて、ＣＰＵ
２０１でデータ編集された後にＣＲＴ２０５に表示され
る。

オペレータはこの表示画面により目的の図面内容を知る
ことができる。なお、細かな部分を把握するには部分拡
大して表示する。このためには例えばマウス２０７によ
りカーソルＣＵを移動させてＣＲＴ表示領域から矩形の
任意領域を対角線上の両端で指定して任意倍率に拡大あ
るいは縮小させる。具体的にはメインメモリ２０２に記
憶されている該当図面データの一部をＣＰＵ２０１を介
して拡大・縮小編集しＣＲＴ２０５に表示する。

次に目的の図面をファイル装置２０３から検索し、図面
データを編集後ＣＲＴ２０５に表示したり、表示内容を
修正したりする操作方法のガイダンスを行う操作ガイダ
ンスについて第１図により説明する６ 第１図は本発明の実施例の要部を示すもので、ＣＰＵ２
０１の操作ガイダンス処理部の一例を示した図である。

第１図においてディスプレイ表示面１０１は目的の図面
を検索修正するための機能選択をするマウス操作用アイ
コン領域１０２、マウス操作により検索された図面を表
示する図面表示領域１０３、オペレータの要求に応じて
操作ガイダンスを表示する操作ガイド表示領域１０４と
から構成されている。操作ガイド表示領域１０４の表示
操作は次のような手順により処理する。

第２図に示すマウス２０７を用いてディスプレイ表示面
１０１上のアイコン領域１０２にマウス２０７の操作と
一対一に対応して動くカーソルＣＵを移動し、目的とす
る操作ガイドの操作項目を表示しているアイコンを選択
指令する。この選択指令がＣＰＵ２０１の操作入力部１
０５に入力されると、操作ガイド表示要否判定部１０９
でその選択指令が操作ガイド表示要否に対応しているか
どうかを判定する。その判定結果で、操作ガイド表示が
必要な場合は、操作ガイド編集部１１１で操作ガイド内
容を編集する。一方、操作ガイド表示が不要な場合は、
操作ガイド表示は行わない。

処理項目別操作順序記憶テーブル１０７はオペレータが
操作しようとする目的の処理項目に対して、その操作順
序をどのようにするかを記憶したものであり、操作順序
作成処理部１０６によってあらかじめ処理項目単位に作
成する。どの順序でマウスを操作したかを示す操作履歴
は操作履歴トレース部１１０に記憶しておき、処理項目
別操作順序記憶テーブル１０７をもとに、今、どの段階
の操作中であるかを示す。操作ガイド編集部１１１は、
処理コマンド群記憶テーブル１０８から現在どの処理項
目が操作中であるかを操作履歴トレース部１１０で抽出
し、該当処理項目の操作順序を処理コマンド群上に色替
え処理し、その編集結果を表示編集部１１２に送り目的
の操作ガイドを操作ガイド表示領域１０４に表示する。

第５図はアイコン領域１０２の操作項目レベル別アイコ
ンの表示内容例を示したものである。アイコンは操作項
目レベル単位に複数個の機能のなかからカーソル移動し
て選択するようになっている。例えば、操作項目レベル
１で「図面読出」アイコンを選択すると、次のレベル２
ではそのアイコンに対応した操作項目が次のアイコン領
域１０２に切替表示される。このとき、本発明ではこの
操作項目レベル別アイコンの操作関連を処理コマンド群
として処理コマンド群記憶テーブル１０８に記憶してお
く。目的の処理を実行するには、上記操作項目レベル別
アイコンを順次、あらかじめ定められた操作順序に従っ
てマウスでカーソル移動して指示することにより達成で
きる。ところが操作順序は目的の処理項目内容によって
種々異なるため、操作を習得するまでは操作マニュアル
等により順序を確認しながら操作することが多い。この
ため１本発明ではあらかじめ処理項目別操作順序を記憶
しておき、操作順序がわからなくなった場合、その操作
順序ガイドが表示できるようにしている。

次に操作順序作成処理部１０６の処理について第６図を
用いて説明する。第６図は処理項目毎に操作順序をどの
ようにするかをあらかじめ定義する処理項目別操作順序
記憶テーブル１０７の構成例である。操作順序作成処理
部１０６は、この処理項目別操作順序記憶テーブル１０
７を定義するため、処理項目テーブルの各処理項目に対
応して第５図に示す操作項目別のアイコン項目を操作順
序に従って順次操作順序テーブルに記憶する。

次に操作ガイド編集部１１１の処理について第７図を用
いて説明する。第７図は第１図の操作ガイド表示領域１
０４への操作ガイド表示例を示したものである。操作ガ
イド表示は第５図の操作項目レベル別に選択アイコン内
容を表示し、そのなかで該当処理項目に対応した操作ア
イコンを色替し、次に操作すべきアイコン選択が容易に
わかるようにしたものである。操作ガイド編集部１１１
は処理コマンド群記憶テーブル１０８と処理項目別操作
順序記憶テーブル１０７とから、現在の処理要求に対応
した操作順序を抽出し、操作履歴トレース部１１０から
与えられる操作箇所を判断し、操作ガイドを編集する。

操作ガイド表示領域１０４は同時表示量に制限があるた
め、操作順序が一画面で納まらないときには操作の進行
に従って操作項目が繰り上る方式をとる。

このようにして操作順序がわからない場合に、処理項目
に対応した操作順序の操作ガイド表示を行うことにより
、簡単に目的の操作ができる。また操作順序の記憶内容
が追加変更できるため、ベテランオペレータがあらかじ
め操作順序を組み込んでおくことにより、新人オペレー
タでもベテランオペレータの操作通りに誤りなく迅速に
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、施設図面の表示や修正を
行う操作入力選択のガイダンスが操作ガイドとして画面
に表示されるので、操作に慣れなくとも誤りなく、かつ
迅速に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す構成図、第２図
は本発明の一実施例を示す全体構成図、第３図はファイ
ル装置に格納されている図面構成と図形座標位置の関係
を示す図、第４図は図形データの階層構成図、第５図は
アイコン表示構成の一例を示す図、第６図は処理項目別
操作順序記憶テーブルの構成を示す図、第７図は操作ガ
イド表示の一例を示す図である。 １０１・・・ディスプレイ表示面、１０２・・・アイコ
ン領域、１０３・・・図面表示領域、１０４・・・操作
ガイド表示領域、１０５・・・操作入力部、１０６・・
・操作順序作成処理部、１０７・・・処理項目別操作順
序記憶テーブル、１０８・・・処理コマンド群記憶テー
ブル、１０９・・・操作ガイド表示要否判定部、１１０
・・・操作履歴トレース部、１１１・・・操作ガイド編
集部、１１２・・・表示編集部、２０１・・・ＣＰＵ、
２０２・・・メインメモリ、２０３・・・ファイル装置
、２０４・・・図面入力装置、２０５・・・ＣＲＴ、２
０６・・・キーボード、２０７・・・マウス、２０８・
・・データ入力装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、施設全体の施設図面を管理領域単位毎に複数に分割
   しディジタル情報として格納すると共に図形毎の属性情
   報を格納する第１記憶手段と、該第１記憶手段に格納す
   べき分割施設図面情報を入力する図面入力装置と、前記
   第１記憶手段に格納すべき属性情報を入力するデータ入
   力装置と、前記第１記憶手段に格納されている必要とす
   る分割施設図面情報と属性情報または前記図面入力装置
   から与えられる分割施設図面情報を一時記憶する第２記
   憶手段と、該第２記憶手段に記憶された分割施設図面情
   報の一部あるいは全部さらには分割施設図面情報と属性
   情報をモニタ表示するディスプレイ装置と、前記第１記
   憶手段から前記第２記憶手段に一時記憶させる分割施設
   図面の位置座標と前記第２記憶手段から前記ディスプレ
   イ装置にモニタ表示させる分割施設図面の位置座標およ
   び前記ディスプレイ装置に表示された分割施設図面を修
   正するための図面修正情報を入力する操作入力手段と、
   これら各手段ならびに装置の制御を司るディジタル処理
   装置とを具備し、該ディジタル処理装置は前記ディスプ
   レイ装置に分割施設図面を表示し、その図面修正や編集
   操作を行う際、あるいはディスプレイ装置で対話操作指
   示をする際に、処理を指示するコマンド群の選択順が操
   作毎に色替えする操作ガイダンスを同一画面上に同時表
   示する機能を有していることを特徴とする図面管理装置
   。