JPH0736842B2 - ボクサー人形および該人形を備えたボクシングゲーム器 - Google Patents
ボクサー人形および該人形を備えたボクシングゲーム器Info
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- JPH0736842B2 JPH0736842B2 JP1128364A JP12836489A JPH0736842B2 JP H0736842 B2 JPH0736842 B2 JP H0736842B2 JP 1128364 A JP1128364 A JP 1128364A JP 12836489 A JP12836489 A JP 12836489A JP H0736842 B2 JPH0736842 B2 JP H0736842B2
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- Japan
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- air supply
- supply pipe
- support shaft
- hole
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63F—CARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A63F9/00—Games not otherwise provided for
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63F—CARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A63F9/00—Games not otherwise provided for
- A63F9/0079—Games using compressed air, e.g. with air blowers, balloons, vacuum
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H13/00—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole
- A63H13/02—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole imitating natural actions, e.g. catching a mouse by a cat, the kicking of an animal
- A63H13/04—Mechanical figures imitating the movement of players or workers
- A63H13/06—Mechanical figures imitating the movement of players or workers imitating boxing or fighting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は遊戯者がグローブを把持してボクシングの動作
を行なうと、グロープと送気管で連結した回動腕がパン
チを繰り出す動作をするボクサー人形と該ボクサー人形
を対峙させてボクシングを行ない、相手側のボクサー人
形を「ノックダウン」させることができるポクシングゲ
ーム器に関する。
を行なうと、グロープと送気管で連結した回動腕がパン
チを繰り出す動作をするボクサー人形と該ボクサー人形
を対峙させてボクシングを行ない、相手側のボクサー人
形を「ノックダウン」させることができるポクシングゲ
ーム器に関する。
［従来の技術］ 従来、ボクサー人形および、ボクシングゲーム器は数多
く知られているが、いずれもボクサー人形の回動腕の作
動は押釦等を操作することによってなされていたもので
あった。
く知られているが、いずれもボクサー人形の回動腕の作
動は押釦等を操作することによってなされていたもので
あった。
［発明が解決しようとする課題］ 上記従来の技術におけるボクサー人形およびボクシング
ゲームは押釦等を指先で操作するものであって、遊戯者
自身がボクシングをしているという臨場感に乏しいもの
であった。
ゲームは押釦等を指先で操作するものであって、遊戯者
自身がボクシングをしているという臨場感に乏しいもの
であった。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記従来の技術における問題点を解消せんと
してなされたものであり、遊戯者が把持するグローブ内
にポンプ機構を内蔵し、遊戯者がグロープを把持してボ
クシングの動作をすると、ポンプ機構とを連通して胴部
内に設けた伸縮体が伸延し、この駆動力で回動腕を作動
させるようにしたボクサー人形である。また、前記人形
体を基台に対峙して配設し、人形の頭部を前後方向に回
動自在に枢支すると共に、該頭部を取付けた回動部材と
人形体の台座に設けた係止機構をリンク機構で連結し、
対峙していたボクサー人形の回動腕が頭部に当って頭部
が後方に回動すると、リンク機構で連結した係止機構が
作動し、基台と台座の係止が解除し、人形体が後方に倒
れるようにしたものである。
してなされたものであり、遊戯者が把持するグローブ内
にポンプ機構を内蔵し、遊戯者がグロープを把持してボ
クシングの動作をすると、ポンプ機構とを連通して胴部
内に設けた伸縮体が伸延し、この駆動力で回動腕を作動
させるようにしたボクサー人形である。また、前記人形
体を基台に対峙して配設し、人形の頭部を前後方向に回
動自在に枢支すると共に、該頭部を取付けた回動部材と
人形体の台座に設けた係止機構をリンク機構で連結し、
対峙していたボクサー人形の回動腕が頭部に当って頭部
が後方に回動すると、リンク機構で連結した係止機構が
作動し、基台と台座の係止が解除し、人形体が後方に倒
れるようにしたものである。
［作用］ グロープを把持してボクシング動作を行なうと、グロー
ブ内のポンプ機構が作動して送気管と連通する胴部内の
伸縮体内に送気し、該伸縮体が伸延しこの駆動力で回動
腕が作動されるものである。また、基台に上記ボクサー
人形を対峙させて配設し、互いにグローブを把持して操
作し、ボクサー人形の回動腕を作動させ、回動腕を相手
側ボクサー人形の頭部に当てると、人形体を立設した台
座と基台の係止が解除して人形体が後方に倒れる「ノッ
クダウン」の動作が行なわれるものである。
ブ内のポンプ機構が作動して送気管と連通する胴部内の
伸縮体内に送気し、該伸縮体が伸延しこの駆動力で回動
腕が作動されるものである。また、基台に上記ボクサー
人形を対峙させて配設し、互いにグローブを把持して操
作し、ボクサー人形の回動腕を作動させ、回動腕を相手
側ボクサー人形の頭部に当てると、人形体を立設した台
座と基台の係止が解除して人形体が後方に倒れる「ノッ
クダウン」の動作が行なわれるものである。
［実施例］ 本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
第１図はボクシングゲーム器の外観斜視図であり、矩形
に形成した基台１の上面両端部に設けた凹陥部2,2には
人形の台座20,20が配設されている。台座20の上面には
脚部41、胴部44、頭部55から形成されているボクサー人
形が立設されている。そして、胴部44の肩に相当する位
置には上腕部65と前腕部70によって形成される回動腕が
回動自在に枢支されている。基台２の両端部には連結具
3,3が嵌着されており、該連結具3,3には送気管７…の端
部が嵌着されている。この送気管７…の外端部にはグロ
ーブ10…が夫々連結されている。また、基台１の上面両
側部には複数の通孔４…が穿設されており、該通孔４…
には旗５が着脱自在である。これは相手側のボクサー人
形の「ノックダウン」の回数を表示しておくものであ
る。
に形成した基台１の上面両端部に設けた凹陥部2,2には
人形の台座20,20が配設されている。台座20の上面には
脚部41、胴部44、頭部55から形成されているボクサー人
形が立設されている。そして、胴部44の肩に相当する位
置には上腕部65と前腕部70によって形成される回動腕が
回動自在に枢支されている。基台２の両端部には連結具
3,3が嵌着されており、該連結具3,3には送気管７…の端
部が嵌着されている。この送気管７…の外端部にはグロ
ーブ10…が夫々連結されている。また、基台１の上面両
側部には複数の通孔４…が穿設されており、該通孔４…
には旗５が着脱自在である。これは相手側のボクサー人
形の「ノックダウン」の回数を表示しておくものであ
る。
グローブ10は第７図、第８図に示すようにボクシンググ
ローブの形状を有して半球状に形成されており、上部に
はカバー12が螺着されている。第８図はカバー12を外し
て内部構造を示したものであり、筒状ガイド部材13内に
は伸縮部材14が収納されている。伸縮部材14は弾性を有
する合成樹脂で中空成型されたものであり、周胴部は蛇
腹状に形成されており、一方の端部は送気管７の外端部
と連結している。そして、伸縮部材14の他方の端部には
支持部材で支持された重錘15が取付けてある。この重錘
15の端面と筒体13の奥端との間には押しバネ16が弾装さ
れている。そして伸縮部材14は蛇腹のヒダを伸延した状
態で成型してあり、押しバネと同様の弾発力を有してい
る。そして、筒体13とグローブ10の外殻体の間には棒状
の把手11が形成されている。４個のグローブ10…は全て
上記した伸縮部材14と重錘15からなるポンプ機構を備え
ており、遊戯者は両手にグロープ10を把持してボクシン
グを行なうことができる。そして、適度な速度でグロー
ブ10…を振り出すと、筒体13内の重錘15が伸縮部材14を
押圧して移動し、伸縮部材14内の空気が圧縮されて送気
管７に送気される。グローブ10…を引き戻すと重錘15は
伸縮部材14の弾発力と自身の慣性によって第８図示の右
行方向に移動することになる。このとき、押しバネ16は
緩衝部材として機能し、重錘15が筒体13の奥部に衝突す
るのを防止している。
ローブの形状を有して半球状に形成されており、上部に
はカバー12が螺着されている。第８図はカバー12を外し
て内部構造を示したものであり、筒状ガイド部材13内に
は伸縮部材14が収納されている。伸縮部材14は弾性を有
する合成樹脂で中空成型されたものであり、周胴部は蛇
腹状に形成されており、一方の端部は送気管７の外端部
と連結している。そして、伸縮部材14の他方の端部には
支持部材で支持された重錘15が取付けてある。この重錘
15の端面と筒体13の奥端との間には押しバネ16が弾装さ
れている。そして伸縮部材14は蛇腹のヒダを伸延した状
態で成型してあり、押しバネと同様の弾発力を有してい
る。そして、筒体13とグローブ10の外殻体の間には棒状
の把手11が形成されている。４個のグローブ10…は全て
上記した伸縮部材14と重錘15からなるポンプ機構を備え
ており、遊戯者は両手にグロープ10を把持してボクシン
グを行なうことができる。そして、適度な速度でグロー
ブ10…を振り出すと、筒体13内の重錘15が伸縮部材14を
押圧して移動し、伸縮部材14内の空気が圧縮されて送気
管７に送気される。グローブ10…を引き戻すと重錘15は
伸縮部材14の弾発力と自身の慣性によって第８図示の右
行方向に移動することになる。このとき、押しバネ16は
緩衝部材として機能し、重錘15が筒体13の奥部に衝突す
るのを防止している。
ボクサー人形の構造は第２図、第３図および第５図に示
してあり、台座20の上面には脚部41が立設されている。
そして、脚部41の上端部である腰部の相当する位置の内
側には人形体の前後方向に一対の支軸42,42が突設され
ている。この支軸42,42は胴部44の下部前後位置に穿設
した軸受孔45,45に嵌合し、胴部44は支軸42,42を支点と
して左右方向に揺動自在に支持されている。そして、胴
部44の上方にあって肩部に相当する位置には支軸47が架
設されており、該支軸47の両端部は前腕部70,70と上腕
部65,65で形成される一対の回動腕の軸孔67,67に嵌着し
ている。また、支軸47の中間部には回動片48,48が回動
自在に遊嵌して軸承されており、回動片48,48には突片4
9,49が突設されている。そして、突片49,49の先端には
ピン50,50が突設されており、該ピン50,50には伸縮部材
46,46の上端部が嵌着されている。この伸縮部材46,46は
弾性を有する合成樹脂で中空成型されており、周胴部は
蛇腹状に形成されている（第５図参照）。そして、伸縮
部材46,46の下端には前記送気管７…と連通する送気管7
a,7aが連結されている。そして、回動片48,48に突設し
た突片49,49の対称位置には突片56,56が突設されてお
り、該突片56,56には係止片51,51が形成されており、該
係止片51,51と胴部44の内壁面の間には引きバネ52,52が
張設されている。従って、常態において、伸縮部材46,4
6は第３図に示すように下端を胴部44に形成した仕切板5
7に当接し、上部は引きバネ52,52の張引力によって第５
図示の反時計方向に付勢された突片49,49によって折畳
まれた状態となっている。このとき、前腕部70は上腕部
65に対して折畳まれた状態となっている。
してあり、台座20の上面には脚部41が立設されている。
そして、脚部41の上端部である腰部の相当する位置の内
側には人形体の前後方向に一対の支軸42,42が突設され
ている。この支軸42,42は胴部44の下部前後位置に穿設
した軸受孔45,45に嵌合し、胴部44は支軸42,42を支点と
して左右方向に揺動自在に支持されている。そして、胴
部44の上方にあって肩部に相当する位置には支軸47が架
設されており、該支軸47の両端部は前腕部70,70と上腕
部65,65で形成される一対の回動腕の軸孔67,67に嵌着し
ている。また、支軸47の中間部には回動片48,48が回動
自在に遊嵌して軸承されており、回動片48,48には突片4
9,49が突設されている。そして、突片49,49の先端には
ピン50,50が突設されており、該ピン50,50には伸縮部材
46,46の上端部が嵌着されている。この伸縮部材46,46は
弾性を有する合成樹脂で中空成型されており、周胴部は
蛇腹状に形成されている（第５図参照）。そして、伸縮
部材46,46の下端には前記送気管７…と連通する送気管7
a,7aが連結されている。そして、回動片48,48に突設し
た突片49,49の対称位置には突片56,56が突設されてお
り、該突片56,56には係止片51,51が形成されており、該
係止片51,51と胴部44の内壁面の間には引きバネ52,52が
張設されている。従って、常態において、伸縮部材46,4
6は第３図に示すように下端を胴部44に形成した仕切板5
7に当接し、上部は引きバネ52,52の張引力によって第５
図示の反時計方向に付勢された突片49,49によって折畳
まれた状態となっている。このとき、前腕部70は上腕部
65に対して折畳まれた状態となっている。
回動腕は上腕部65と前腕部70によって構成されており、
前腕部70の基端は上腕部65側板65aの先端に穿設した軸
孔69に回動自在に枢着されている。そして、前腕部70の
基端枢支部より偏心した位置にピン71が立設されてお
り、該ピン71は棒状のリンク部材72の通孔73に遊嵌して
いる。そして、上腕部65の側板65aに固設した扇形の支
持板66には上腕部65の枢支部に軸孔67が穿設されてお
り、該軸孔67から偏心した位置に穿設した通孔68には前
記突片49に穿設したピン50が嵌着している。そして、支
軸47の下方には支軸53が架設されており、支軸53の両端
部は胴部44の両側部に突出して前記リンク部材72の通孔
74,74に遊嵌している。従って、上記の基本的構成を備
えたボクサー人形は遊戯者が前記グローブ10…を両手に
持ちボクシングのパンチを打つ動作をすると、グローブ
10…内のポンプ機構が作動し、圧縮された空気は送気管
7,7a…を通って伸縮部材46,46内に送気されることにな
る。送気された伸縮部材46,46は引きバネ52,52の張引力
に抗して回動片48,48を第５図示の時計方向に回動させ
ることになり、ピン50,50を嵌着した支持板66は上腕部6
5,65の下端である胴部が第５図示の時計方向に回動し、
上腕部65,65とリンク部材72,72に連結した前腕部70,70
は上腕部65,65と略直線をなすように伸びて前方に突出
することになり、パンチを繰り出すような動作を行なう
ことができるものである。そして、このボクサー人形の
パンチを繰り出す動作はグローブ10の操作の強弱に対応
してなされるものであり、繰り出すパンチの速度や強さ
を調節してディフェンスとオフェンスができるものであ
る。
前腕部70の基端は上腕部65側板65aの先端に穿設した軸
孔69に回動自在に枢着されている。そして、前腕部70の
基端枢支部より偏心した位置にピン71が立設されてお
り、該ピン71は棒状のリンク部材72の通孔73に遊嵌して
いる。そして、上腕部65の側板65aに固設した扇形の支
持板66には上腕部65の枢支部に軸孔67が穿設されてお
り、該軸孔67から偏心した位置に穿設した通孔68には前
記突片49に穿設したピン50が嵌着している。そして、支
軸47の下方には支軸53が架設されており、支軸53の両端
部は胴部44の両側部に突出して前記リンク部材72の通孔
74,74に遊嵌している。従って、上記の基本的構成を備
えたボクサー人形は遊戯者が前記グローブ10…を両手に
持ちボクシングのパンチを打つ動作をすると、グローブ
10…内のポンプ機構が作動し、圧縮された空気は送気管
7,7a…を通って伸縮部材46,46内に送気されることにな
る。送気された伸縮部材46,46は引きバネ52,52の張引力
に抗して回動片48,48を第５図示の時計方向に回動させ
ることになり、ピン50,50を嵌着した支持板66は上腕部6
5,65の下端である胴部が第５図示の時計方向に回動し、
上腕部65,65とリンク部材72,72に連結した前腕部70,70
は上腕部65,65と略直線をなすように伸びて前方に突出
することになり、パンチを繰り出すような動作を行なう
ことができるものである。そして、このボクサー人形の
パンチを繰り出す動作はグローブ10の操作の強弱に対応
してなされるものであり、繰り出すパンチの速度や強さ
を調節してディフェンスとオフェンスができるものであ
る。
前記支軸53の中間部には回動部材54が回動自在に軸承さ
れており、該回動部材54の上端には頭部55が枢支部55a
を支点として左右方向に揺動自在に軸承されている（第
３図、第５図参照）。即ち、頭部55は胴部44の上部の開
口44aから胴部44の上方に突出しており、胴部44の前後
および左右方向に回動自在に支持されている。そして、
回動部材54の下端54aには係止片が形成されており、該
係止片にはケーブルもしくはロッド等で形成されるリン
ク機構40の上端が係止されている。また、スライド板5
8,58は上端係合部60,60を回動片48,48の突片56,56の下
面に当接し、下端を胴部44内に立設した係合板43の上面
に係合して配設されている。そして、スライド板58,58
の中間部に穿設した長孔59,59には支軸53が嵌挿してあ
り、スライド板58,58の上下方向への摺動を許容してい
る。このスライド板58,58はボクサー人形のパンチが繰
り出されたとき、そのパンチ動作に連動して胴部44を左
右方向に傾動させるものであり、第３図に示すように右
のパンチが繰り出されると右側のスライド板58が右側の
突片56に押圧されて下動し、支軸42,42を支点として胴
部44を左方向に傾けることになり、左のパンチが繰り出
されたときは左側のスライド板58が作動し胴部44が右に
傾くことになる。
れており、該回動部材54の上端には頭部55が枢支部55a
を支点として左右方向に揺動自在に軸承されている（第
３図、第５図参照）。即ち、頭部55は胴部44の上部の開
口44aから胴部44の上方に突出しており、胴部44の前後
および左右方向に回動自在に支持されている。そして、
回動部材54の下端54aには係止片が形成されており、該
係止片にはケーブルもしくはロッド等で形成されるリン
ク機構40の上端が係止されている。また、スライド板5
8,58は上端係合部60,60を回動片48,48の突片56,56の下
面に当接し、下端を胴部44内に立設した係合板43の上面
に係合して配設されている。そして、スライド板58,58
の中間部に穿設した長孔59,59には支軸53が嵌挿してあ
り、スライド板58,58の上下方向への摺動を許容してい
る。このスライド板58,58はボクサー人形のパンチが繰
り出されたとき、そのパンチ動作に連動して胴部44を左
右方向に傾動させるものであり、第３図に示すように右
のパンチが繰り出されると右側のスライド板58が右側の
突片56に押圧されて下動し、支軸42,42を支点として胴
部44を左方向に傾けることになり、左のパンチが繰り出
されたときは左側のスライド板58が作動し胴部44が右に
傾くことになる。
ボクサー人形の脚部41,41を立設した台座20,20は第２図
に示すように基台１の凹陥部2,2に嵌合して配設されて
いる。そして、台座20,20の後部には上下方向に長く形
成した長孔22…が穿設されており、該長孔22…には基台
１に両端に軸支した支軸23,23が嵌挿している。そして
機枠20の前部には突片26と係止爪25を軸着した支軸24が
回転自在に軸承されており、突片26の先端には前記リン
ク機構40の下端が連結されている。そして、係止爪25は
台座20の底部に開設した通孔34から前方に突設してお
り、該係止爪25は基台１に設けた係止孔６と係脱可能に
設けてある。そして、突片26の先端には係止片27が形成
されており、該係止片27には引きバネ28の端部が係止さ
れ、引きバネ28の他方の端部は揺動レバー29の先端に係
止されている。揺動レバー29は基端を基台１に枢支して
揺動自在であり、上面に複数の係止歯30を刻設してい
る。そして、この係止歯30と噛合する爪片32を設けたス
ライドレバー31は台座20の底部に穿設した溝孔に嵌合し
て摺動自在であり、スライドレバー31の下端は台座20の
底部に突設して外部から操作可能に設けてある。上記機
構はリンク機構のテンションを調節するものであり、ス
ライドレバー31を揺動レバー29の基端方向に摺動させる
と揺動レバー29の先端が下動することになり、引きバネ
28は引き伸ばされてリンク機構40のテンションが強ま
る。従って、係止爪25は係止孔６とより強力に係止する
ことになる。
に示すように基台１の凹陥部2,2に嵌合して配設されて
いる。そして、台座20,20の後部には上下方向に長く形
成した長孔22…が穿設されており、該長孔22…には基台
１に両端に軸支した支軸23,23が嵌挿している。そして
機枠20の前部には突片26と係止爪25を軸着した支軸24が
回転自在に軸承されており、突片26の先端には前記リン
ク機構40の下端が連結されている。そして、係止爪25は
台座20の底部に開設した通孔34から前方に突設してお
り、該係止爪25は基台１に設けた係止孔６と係脱可能に
設けてある。そして、突片26の先端には係止片27が形成
されており、該係止片27には引きバネ28の端部が係止さ
れ、引きバネ28の他方の端部は揺動レバー29の先端に係
止されている。揺動レバー29は基端を基台１に枢支して
揺動自在であり、上面に複数の係止歯30を刻設してい
る。そして、この係止歯30と噛合する爪片32を設けたス
ライドレバー31は台座20の底部に穿設した溝孔に嵌合し
て摺動自在であり、スライドレバー31の下端は台座20の
底部に突設して外部から操作可能に設けてある。上記機
構はリンク機構のテンションを調節するものであり、ス
ライドレバー31を揺動レバー29の基端方向に摺動させる
と揺動レバー29の先端が下動することになり、引きバネ
28は引き伸ばされてリンク機構40のテンションが強ま
る。従って、係止爪25は係止孔６とより強力に係止する
ことになる。
台座20の下方の基台１には支軸36を支点として回動自在
な弾性部材36が配設されている。弾性部材36の先端と基
台１間には引きバネ39が張設されており、弾性部材36の
上面には突起38が突設されている。この突起38の上端は
台座20の底部の中央部に当接しており、引きバネ39の張
引力により台座20の前端部を上動する方向に強い力で付
勢している。また、台座20の後端部には突起21が突設さ
れており、該突起21はボクサー人形が後方に倒れたと
き、弾性部材37に係合して緩衝部材の機能を果たすもの
である。
な弾性部材36が配設されている。弾性部材36の先端と基
台１間には引きバネ39が張設されており、弾性部材36の
上面には突起38が突設されている。この突起38の上端は
台座20の底部の中央部に当接しており、引きバネ39の張
引力により台座20の前端部を上動する方向に強い力で付
勢している。また、台座20の後端部には突起21が突設さ
れており、該突起21はボクサー人形が後方に倒れたと
き、弾性部材37に係合して緩衝部材の機能を果たすもの
である。
上記基台１に配設した一対のボクサー人形と台座２と台
座２に設けた機構および台座２の機構と関連する基台１
に設けた機構は全く同一のものが備えてある。そして、
台座２は底部中央部を突起38で点支持されているため常
態において左右いずれかの方向に傾いているものであ
る。そして、ボクサー人形のパンチが頭部55にヒット
し、頭部55が後方に回動するとリンク機構40と連結した
係止爪25が回動し、係止爪25が係止孔との係止を解除す
るとボクサー人形を立設した台座20は弾性部材37の弾発
力によって前端部が上方に回動し、ボクサー人形は後方
に倒れて「ノックダウン」されることになる。そして、
上記の構造を有するボクサー人形はパンチを左右交互に
繰り出すことにより胴部44も左右に傾動することにな
り、相手側のパンチが容易にヒットしないように形成さ
れているものである。
座２に設けた機構および台座２の機構と関連する基台１
に設けた機構は全く同一のものが備えてある。そして、
台座２は底部中央部を突起38で点支持されているため常
態において左右いずれかの方向に傾いているものであ
る。そして、ボクサー人形のパンチが頭部55にヒット
し、頭部55が後方に回動するとリンク機構40と連結した
係止爪25が回動し、係止爪25が係止孔との係止を解除す
るとボクサー人形を立設した台座20は弾性部材37の弾発
力によって前端部が上方に回動し、ボクサー人形は後方
に倒れて「ノックダウン」されることになる。そして、
上記の構造を有するボクサー人形はパンチを左右交互に
繰り出すことにより胴部44も左右に傾動することにな
り、相手側のパンチが容易にヒットしないように形成さ
れているものである。
［発明の効果］ 本発明は上記のように構成したものであり、遊戯者がポ
ンプ機構を内蔵したグロープを把持し、ボクシングのパ
ンチを繰り出す動作を行なうと、ポンプ機構と連結した
ボクサー人形の回動腕が対応してパンチを繰り出す動作
を行なうものであり、従来のものに見られない臨場感の
あるボクサー人形を提供できる。
ンプ機構を内蔵したグロープを把持し、ボクシングのパ
ンチを繰り出す動作を行なうと、ポンプ機構と連結した
ボクサー人形の回動腕が対応してパンチを繰り出す動作
を行なうものであり、従来のものに見られない臨場感の
あるボクサー人形を提供できる。
そして、上記ボクサー人形を対峙させ、遊戯者が互いに
グローブを持ち、ボクシングの動作を行なって、ボクサ
ー人形にボクシングを行なわせ、パンチがヒットすると
相手側のボクシング人形が「ノックダウン」するもので
あり、スリリングなボクシングの醍醐味を楽しむことが
できると共に、適度の運動効果も得られる等、従来のボ
クシングゲームには見られなかった優れた効果を奏する
ボクシングゲーム器を提供できるものである。
グローブを持ち、ボクシングの動作を行なって、ボクサ
ー人形にボクシングを行なわせ、パンチがヒットすると
相手側のボクシング人形が「ノックダウン」するもので
あり、スリリングなボクシングの醍醐味を楽しむことが
できると共に、適度の運動効果も得られる等、従来のボ
クシングゲームには見られなかった優れた効果を奏する
ボクシングゲーム器を提供できるものである。
図面は本発明の実施例を示すものであり、第１図はボク
シングゲーム器の外観斜視図、第２図は同縦断面図、第
３図はボクサー人形の内部構造を示す一部破断図、第４
図は基台と台座の関連を示す斜視図、第５図はボクサー
人形の内部構造を示す分解斜視図、第６図は回動腕の側
面図、第７図はグローブの斜視図、第８図は同一部破断
図である。 １……基台,7……送気管， 10……グローブ,14……伸縮部材， 15……重錘,20……台座， 25……係止爪,37……弾性部材， 40……リンク機構,41……脚部， 44……胴部,46……伸縮部材， 47……支軸,53……支軸， 55……頭部,65……上腕部， 70……前腕部。
シングゲーム器の外観斜視図、第２図は同縦断面図、第
３図はボクサー人形の内部構造を示す一部破断図、第４
図は基台と台座の関連を示す斜視図、第５図はボクサー
人形の内部構造を示す分解斜視図、第６図は回動腕の側
面図、第７図はグローブの斜視図、第８図は同一部破断
図である。 １……基台,7……送気管， 10……グローブ,14……伸縮部材， 15……重錘,20……台座， 25……係止爪,37……弾性部材， 40……リンク機構,41……脚部， 44……胴部,46……伸縮部材， 47……支軸,53……支軸， 55……頭部,65……上腕部， 70……前腕部。
Claims (2)
- 【請求項１】人形の胴部には、肩部に設けた支軸に一対
の回転腕を回動自在に枢支し、該回動腕の該支軸部に固
設された支持板には、該支軸部位置に軸孔と、該軸孔に
対し偏心した位置に通孔が穿設され、該通孔には伸縮部
材46の上端を遊嵌するピンが嵌着されていることから、
該伸縮部材46が伸縮することで該回動腕を該支軸を中心
に回動させることが可能であり、さらに該伸縮部材46は
該人形体内に配設した送気管の内端部と連結し、該送気
管は該人形体の外部に延設すると共に、該送気管の外端
部は遊戯者が把持して操作するグロープ内に備わった筒
状ガイド部材に連結されており、該筒状ガイド部材は、
伸縮部材14、重錘を内蔵し、該伸縮部材14の一端を該送
気管の外端部と連結し、他端には該重錘を固着させ、振
動動作を加えると該重錘が該伸縮部材14を押圧しながら
該筒状ガイド部材内を摺動することでポンプ機構になる
ことを特徴とするボクサー人形。 - 【請求項２】基台にはボクサー人形を立設した一対の台
座を該ボクサー人形が対峙するように配設し、前記一対
の台座は前端部に前記基台と係止する係止機構を設け、
後部を基台に枢支し、前記基台には前記台座の底部に係
合し該台座の前部を上動する方向に付勢する弾発機構を
設け、前記ボクサー人形は、肩部に設けた支軸に一対の
回動腕を回動自在に枢支し、該回動腕の該支軸部に固設
された支持板には、該支軸部位置に軸孔と、該軸孔に対
し偏心した位置に通孔が穿設され、該通孔には伸縮部材
46の上端を遊嵌するピンが嵌着されていることから、該
伸縮部材46が伸縮することで該回動腕を該支軸を中心に
回動させることが可能であり、さらに該伸縮部材46は該
人形体内に配設した送気管の内端部と連結し、該送気管
は該人形体の外部に延設すると共に、該送気管の外端部
は遊戯者が把持して操作するグローブ内に備わった筒状
ガイド部材に連結されており、該筒状ガイド部材は、伸
縮部材14、重錘を内蔵し、該伸縮部材14の一端を該送気
管の外端部と連結し、他端には該重錘を固着させ、振動
動作を加えると該重錘が該伸縮部材14を押圧しながら該
筒状ガイド部材内に摺動することでポンプ機構を形成
し、前記人形体の胴部に枢支した回動部材の頂部には、
頭部を取付け、該回動部材は前記台座の係止機構とリン
ク機構によって連結され、該頂部が前記人形体の後方に
回動すると前記基台と台座の係止機構が解除し、前記人
形体が後方に倒れるように構成したことを特徴とするボ
クシングゲーム器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128364A JPH0736842B2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | ボクサー人形および該人形を備えたボクシングゲーム器 |
| KR1019890019304A KR0121291B1 (ko) | 1989-05-22 | 1989-12-22 | 복서인형 및 그 인형을 갖춘 복싱게임기 |
| US07/516,706 US5042807A (en) | 1989-05-22 | 1990-04-30 | Boxer doll and boxing game apparatus employing same |
| GB9010762A GB2231811B (en) | 1989-05-22 | 1990-05-14 | Boxer doll and boxing game apparatus employing same |
| ES9001403A ES2024796A6 (es) | 1989-05-22 | 1990-05-21 | Disposicion de juego de boxeo. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128364A JPH0736842B2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | ボクサー人形および該人形を備えたボクシングゲーム器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307487A JPH02307487A (ja) | 1990-12-20 |
| JPH0736842B2 true JPH0736842B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14982996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1128364A Expired - Fee Related JPH0736842B2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | ボクサー人形および該人形を備えたボクシングゲーム器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5042807A (ja) |
| JP (1) | JPH0736842B2 (ja) |
| KR (1) | KR0121291B1 (ja) |
| ES (1) | ES2024796A6 (ja) |
| GB (1) | GB2231811B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020137550A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 株式会社タカラトミー | 格闘ゲーム装置 |
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| JPH0595597U (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-27 | 株式会社ヨネザワ | 格闘ゲーム玩具に於ける作動体 |
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| WO2013099299A1 (ja) | 2012-01-31 | 2013-07-04 | 株式会社タカラトミー | ロボット玩具 |
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| FR614344A (fr) * | 1926-04-10 | 1926-12-11 | Jouet réalisant un combat de boxe | |
| FR765875A (fr) * | 1933-12-21 | 1934-06-18 | Dispositif de jeu de bonshommes boxeurs | |
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| US2131496A (en) * | 1937-11-08 | 1938-09-27 | Auger Charles Warrington | Toy or game apparatus |
| FR857511A (fr) * | 1939-07-08 | 1940-09-17 | Jeu de foot-ball association de salon | |
| FR1134041A (fr) * | 1954-07-05 | 1957-04-04 | Jeu de combat de boxe | |
| FR1130472A (fr) * | 1955-03-30 | 1957-02-06 | Perfectionnements apportés aux jeux de tables ou analogues | |
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1989
- 1989-05-22 JP JP1128364A patent/JPH0736842B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-22 KR KR1019890019304A patent/KR0121291B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-04-30 US US07/516,706 patent/US5042807A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-14 GB GB9010762A patent/GB2231811B/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-21 ES ES9001403A patent/ES2024796A6/es not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2020137550A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 株式会社タカラトミー | 格闘ゲーム装置 |
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| US5042807A (en) | 1991-08-27 |
| JPH02307487A (ja) | 1990-12-20 |
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