JPH0736718Y2 - 色彩記憶玩具用品セット - Google Patents
色彩記憶玩具用品セットInfo
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- JPH0736718Y2 JPH0736718Y2 JP1989014436U JP1443689U JPH0736718Y2 JP H0736718 Y2 JPH0736718 Y2 JP H0736718Y2 JP 1989014436 U JP1989014436 U JP 1989014436U JP 1443689 U JP1443689 U JP 1443689U JP H0736718 Y2 JPH0736718 Y2 JP H0736718Y2
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- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/28—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating
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- B41M5/284—Organic thermochromic compounds
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H33/00—Other toys
- A63H33/22—Optical, colour, or shadow toys
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A63F—CARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- A63F2250/10—Miscellaneous game characteristics with measuring devices
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は色彩記憶玩具用品セットに関する。更に詳細に
は、色彩記憶玩具と熱ペン及び冷熱ペンを組み合わせて
なり、使用者が前記ペンを用いて前記玩具の準可逆感温
変色層上に任意の像を筆記して、筆跡像を現出させた
り、其の筆跡像を簡便に消去できる色彩記憶玩具用品セ
ットに関する。
は、色彩記憶玩具と熱ペン及び冷熱ペンを組み合わせて
なり、使用者が前記ペンを用いて前記玩具の準可逆感温
変色層上に任意の像を筆記して、筆跡像を現出させた
り、其の筆跡像を簡便に消去できる色彩記憶玩具用品セ
ットに関する。
従来の技術 従来より、可逆感温変色性色素を含む感温変色材料は、
多様な分野に利用されているが、前記材料は変色点を境
としてその前後で色変化する材料であり、変化前後の両
状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在しえな
い。即ち、もう一方の状態ではその状態が現出するのに
要する熱叉は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状
態に戻ってしまうタイプのものであり、これに対し準可
逆感温変色性材料、即ち、温度変化によりヒステリシス
特性を示して着色状態と無色状態または有色〔I〕と有
色〔II〕間の互変性を呈し、表面の彩色が温度変化によ
り変化するだけでなく、変化前後の両様相のいずれか自
由に選択して常温で其の様相を維持させることができる
二面性を示す材料〔本出願人が先に提案した、特開昭62
−264285号「可逆熱変色性組成物」に開示されている準
可逆感温色素を利用〕が開発され、それを利用した色彩
記憶玩具を先に提案(実願昭63−19593号)している。
多様な分野に利用されているが、前記材料は変色点を境
としてその前後で色変化する材料であり、変化前後の両
状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在しえな
い。即ち、もう一方の状態ではその状態が現出するのに
要する熱叉は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状
態に戻ってしまうタイプのものであり、これに対し準可
逆感温変色性材料、即ち、温度変化によりヒステリシス
特性を示して着色状態と無色状態または有色〔I〕と有
色〔II〕間の互変性を呈し、表面の彩色が温度変化によ
り変化するだけでなく、変化前後の両様相のいずれか自
由に選択して常温で其の様相を維持させることができる
二面性を示す材料〔本出願人が先に提案した、特開昭62
−264285号「可逆熱変色性組成物」に開示されている準
可逆感温色素を利用〕が開発され、それを利用した色彩
記憶玩具を先に提案(実願昭63−19593号)している。
考案が解決しようとする問題点 本考案は使用者が前記した色彩記憶玩具を部分的に変色
させ、更に前記変色個所を元の状態に復色させる、換言
すれば、任意の筆跡像を現出させたり、其の筆跡を簡便
に消去できる、加熱或いは冷熱手段を備えた色彩記憶玩
具用品セットを提供し、この種色彩記憶玩具の特性を更
に有効に発現させ、玩具性、変化の多様性を高めようと
するものである。
させ、更に前記変色個所を元の状態に復色させる、換言
すれば、任意の筆跡像を現出させたり、其の筆跡を簡便
に消去できる、加熱或いは冷熱手段を備えた色彩記憶玩
具用品セットを提供し、この種色彩記憶玩具の特性を更
に有効に発現させ、玩具性、変化の多様性を高めようと
するものである。
問題点を解決するための手段 本考案を図面について説明する(第1図〜第5図参
照)。
照)。
本考案色彩記憶玩具用品セットは、色彩記憶玩具1(自
体一つの様相を有する玩具の表面が更に,温度変化によ
りヒステリシス特性を示して着色状態と無色状態間の互
変性叉は有色〔I〕と有色〔II〕間の互変性を呈し、着
色状態と無色状態の両相叉は有色〔I〕と有色〔II〕間
の両相が共存できる二相保持温度域が10℃乃至35℃にあ
る準可逆感温色素を含む色材で彩色された準可逆感温変
色層を有する)と、前記玩具の準可逆感温変色層11上に
筆記して其の筆跡部分を変色させて筆跡像を現出させる
と共に前記筆跡像を消去させる熱ペン2及び冷熱ペン3
からなり、前記熱ペンの熱媒体が温水であり、冷熱ペン
の冷熱媒体が氷片叉は冷水である構成を要件とするもの
である。
体一つの様相を有する玩具の表面が更に,温度変化によ
りヒステリシス特性を示して着色状態と無色状態間の互
変性叉は有色〔I〕と有色〔II〕間の互変性を呈し、着
色状態と無色状態の両相叉は有色〔I〕と有色〔II〕間
の両相が共存できる二相保持温度域が10℃乃至35℃にあ
る準可逆感温色素を含む色材で彩色された準可逆感温変
色層を有する)と、前記玩具の準可逆感温変色層11上に
筆記して其の筆跡部分を変色させて筆跡像を現出させる
と共に前記筆跡像を消去させる熱ペン2及び冷熱ペン3
からなり、前記熱ペンの熱媒体が温水であり、冷熱ペン
の冷熱媒体が氷片叉は冷水である構成を要件とするもの
である。
前記準可逆感温色素としては、本出願人が先に提案(特
願昭59−121267号、特開昭60−264285号)した可逆感熱
記録組成物が好適に用いられる。
願昭59−121267号、特開昭60−264285号)した可逆感熱
記録組成物が好適に用いられる。
前記ヒステリシス特性とは温度変化による着色濃度の変
化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より
低温側から高温へと変化させる場合と逆に高温側から低
温側へ変化させる場合とで異なり、両曲線を合体すると
ループ状となる。該ループの両端における両曲線の合致
点のうち、低温側の合致点の温度をA、高温側の合致点
をBとすれば、本考案に用いられる準可逆感温色素はA
が氷や冷水から得られる温度、即ち0℃乃至15℃程度の
温度であり、Bは体温、風呂の湯温叉はヘアドライヤー
等身辺なものから得られる温度、即ち凡そ27℃乃至90℃
の温度を示すものであり、そして着色状態と無色状態の
両相叉は有色〔I〕と有色〔II〕の両相が共存できる温
度域(2色保持温度域)が常温域にあるのが用いられ、
特に約10℃乃至35℃の範囲の常温域にあるものが好適に
選択される(第5図参照)。
化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より
低温側から高温へと変化させる場合と逆に高温側から低
温側へ変化させる場合とで異なり、両曲線を合体すると
ループ状となる。該ループの両端における両曲線の合致
点のうち、低温側の合致点の温度をA、高温側の合致点
をBとすれば、本考案に用いられる準可逆感温色素はA
が氷や冷水から得られる温度、即ち0℃乃至15℃程度の
温度であり、Bは体温、風呂の湯温叉はヘアドライヤー
等身辺なものから得られる温度、即ち凡そ27℃乃至90℃
の温度を示すものであり、そして着色状態と無色状態の
両相叉は有色〔I〕と有色〔II〕の両相が共存できる温
度域(2色保持温度域)が常温域にあるのが用いられ、
特に約10℃乃至35℃の範囲の常温域にあるものが好適に
選択される(第5図参照)。
更に、準可逆感温色素について、色の異なるもの、前記
2色保持温度域が共に常温域であるが互いに異なるも
の、前記の特殊な例として一方の準可逆感温色素の2色
保持温度域が他方の準可逆感温色素のそれより広く且つ
それを包含している関係にある組合せや、その他異種の
ヒステリシス特性の準可逆感温色素の組合せが同一表面
部分に適用されたり、異なる表面部分にそれぞれ適用さ
れることにより多種多用の模様、デザインの様相間の互
変性を付与した系が有効である。
2色保持温度域が共に常温域であるが互いに異なるも
の、前記の特殊な例として一方の準可逆感温色素の2色
保持温度域が他方の準可逆感温色素のそれより広く且つ
それを包含している関係にある組合せや、その他異種の
ヒステリシス特性の準可逆感温色素の組合せが同一表面
部分に適用されたり、異なる表面部分にそれぞれ適用さ
れることにより多種多用の模様、デザインの様相間の互
変性を付与した系が有効である。
前記準可逆感温変色性色素は、適宜のビヒクル中に分散
されてインキ、絵具叉は塗料などの形態の色材として形
象玩具の表面の所望個所を彩色する。勿論、玩具に組み
込まれる前の部材の表面に前記処理が行われてもよい
し、基材が熱可塑性プラスチックの系では、該プラスチ
ック材に前記色材を含む熱変色材料を練合させて形成さ
せることもできる。
されてインキ、絵具叉は塗料などの形態の色材として形
象玩具の表面の所望個所を彩色する。勿論、玩具に組み
込まれる前の部材の表面に前記処理が行われてもよい
し、基材が熱可塑性プラスチックの系では、該プラスチ
ック材に前記色材を含む熱変色材料を練合させて形成さ
せることもできる。
熱ペン2及び冷熱ペン3は、前記色彩記憶玩具1の準可
逆感温変色層11に筆記して筆跡部分の表面温度を常態以
上の温度(約30℃以上90℃以下温度)に上げ、或いは常
態以下の温度(約15℃以下)に下げて変色させて、筆跡
像を現出或いは消去させるためのものであり、別体に限
らず同軸の一端部を熱ペンに他端部を冷熱ペンに構成し
たものでもよい。
逆感温変色層11に筆記して筆跡部分の表面温度を常態以
上の温度(約30℃以上90℃以下温度)に上げ、或いは常
態以下の温度(約15℃以下)に下げて変色させて、筆跡
像を現出或いは消去させるためのものであり、別体に限
らず同軸の一端部を熱ペンに他端部を冷熱ペンに構成し
たものでもよい。
前記熱ペン2及び冷熱ペン3の筆記先端部は、先細形状
のものは勿論、フラット面をもつもの、前記フラット面
が文字、図柄等の像に造形されたもの等であってもよ
く、後者の系では筆記に加えてスタンプ機能を備えるこ
とができる。
のものは勿論、フラット面をもつもの、前記フラット面
が文字、図柄等の像に造形されたもの等であってもよ
く、後者の系では筆記に加えてスタンプ機能を備えるこ
とができる。
熱ペン2及び冷熱ペン3は、前記温度条件を満たす筆記
体であれば総て有効である。例えば、軸線方向にインキ
通路を貫設したペン体、連続気孔を有するプラスチック
ポーラス体、繊維加工体等の多孔質ペン体を保持体に保
持し、軸胴内の貯液部に貯留させた温水或いは冷水を前
記ペン体より導出させて筆記する構造のもの、或いは直
接的に前記温水或いは冷水を浸透させて筆記する構成で
あっても有効に機能させることができる。叉、筒体の先
端部を縮径状となし、先端を閉口させて筆記先端部とな
し、後部大径部に熱或いは冷熱媒体等を満たした系であ
っても有効である。比較的長時間、機能を持続させ且つ
簡便な熱ペン及び冷熱ペンの構成の具体例を以下に開示
する。
体であれば総て有効である。例えば、軸線方向にインキ
通路を貫設したペン体、連続気孔を有するプラスチック
ポーラス体、繊維加工体等の多孔質ペン体を保持体に保
持し、軸胴内の貯液部に貯留させた温水或いは冷水を前
記ペン体より導出させて筆記する構造のもの、或いは直
接的に前記温水或いは冷水を浸透させて筆記する構成で
あっても有効に機能させることができる。叉、筒体の先
端部を縮径状となし、先端を閉口させて筆記先端部とな
し、後部大径部に熱或いは冷熱媒体等を満たした系であ
っても有効である。比較的長時間、機能を持続させ且つ
簡便な熱ペン及び冷熱ペンの構成の具体例を以下に開示
する。
熱ペン2に少なくとも筆記先端部が金属であるペン体21
が軸胴22の一端に保持されていると共に、前記ペン体21
には熱を伝達する熱媒体23が接触されてなる構成を挙げ
ることができる。
が軸胴22の一端に保持されていると共に、前記ペン体21
には熱を伝達する熱媒体23が接触されてなる構成を挙げ
ることができる。
前記において、熱媒体23は軸胴22に直接的に充填して使
用できるが、軸胴22内にペン体21と接続する内筒24を配
置し、この中に充填させて使用することにより、軸胴22
を握持する際の熱による危険や放熱防止、保冷性等の面
で有効に機能させることができる。前記における熱媒体
23としては、温水が手軽に用意でき、実用性を満たす。
尚、前記において内筒24は、ペン体21の後部に一体的に
延設されたものでもよい。
用できるが、軸胴22内にペン体21と接続する内筒24を配
置し、この中に充填させて使用することにより、軸胴22
を握持する際の熱による危険や放熱防止、保冷性等の面
で有効に機能させることができる。前記における熱媒体
23としては、温水が手軽に用意でき、実用性を満たす。
尚、前記において内筒24は、ペン体21の後部に一体的に
延設されたものでもよい。
冷熱ペン3は、前記熱媒体23に代えて、氷、冷水等の冷
熱媒体を充填させて構成できるが、冷熱の機能を更に持
続させるための具体例として、冷熱ペン3は、少なくと
も筆記先端部が氷片311であるペン体31が保持部材32に
保持されてなる構成を挙げることができる。
熱媒体を充填させて構成できるが、冷熱の機能を更に持
続させるための具体例として、冷熱ペン3は、少なくと
も筆記先端部が氷片311であるペン体31が保持部材32に
保持されてなる構成を挙げることができる。
前記において、氷片311はそれ自体筆記部を形成する棒
状、塊状のものは勿論、筆記先端の一部を形成する細片
状のもの、連続気孔のプラスチック成形体や繊維加工体
等の多孔質体の空隙に保持される微小片を含む。
状、塊状のものは勿論、筆記先端の一部を形成する細片
状のもの、連続気孔のプラスチック成形体や繊維加工体
等の多孔質体の空隙に保持される微小片を含む。
保持部材32は、前記氷片311を保持して直接的に氷片311
が手触されることを回避して氷解を防ぐと共にペン軸の
役目を果たすものであり、前記役目を果たすものであれ
ば、筒状、棒状に限らず、その他の多様な形状のものが
有効である。尚、氷片311自体は、使用時の環境温度に
より徐々に氷解して容積を減少させて、保持部材32より
脱落したり、筆記部のガタつき等を起こさせがちであ
り、これらのトラブルの発生を抑制して可使時間を延長
させるために、筆記先端部を可撓性の合成樹脂皮膜、ネ
ット状部材等で覆うことができる。叉、凹凸状或いは樹
枝状の芯材を製氷過程で内在させた氷片や、内壁に係止
突起等の係止手段を設けた筒状保持部材を適用して、水
を該保持部材32に注入した後、冷却して氷片311が係止
された冷熱ペン3を構成することができる また、高気孔率のプラスチックポーラス体の芯材に水を
含ませた常態で氷結させ、氷片311がポーラス体に保持
された一体のペン体31を得ることができる。叉、ペン体
を先細テーパー状に縮径された氷片311により形成し、
略同形状に縮径された筒状保持部材32の先端部に内挿
し、前記氷片311の後部に弾発部材(例えば、バネ体、
多孔性プラスチック部材等)を配置し、これによりペン
体31を前方向に付勢し、表面の氷解による縮径に応じ、
筆記先端部を突出させることができる。尚、前記熱ペン
2又は冷熱ペン3の軸胴、或いは筆記先端部には、温度
を表示する可逆熱変色層を設けて適正温度範囲に設定さ
れているか否かを視覚させることができる。
が手触されることを回避して氷解を防ぐと共にペン軸の
役目を果たすものであり、前記役目を果たすものであれ
ば、筒状、棒状に限らず、その他の多様な形状のものが
有効である。尚、氷片311自体は、使用時の環境温度に
より徐々に氷解して容積を減少させて、保持部材32より
脱落したり、筆記部のガタつき等を起こさせがちであ
り、これらのトラブルの発生を抑制して可使時間を延長
させるために、筆記先端部を可撓性の合成樹脂皮膜、ネ
ット状部材等で覆うことができる。叉、凹凸状或いは樹
枝状の芯材を製氷過程で内在させた氷片や、内壁に係止
突起等の係止手段を設けた筒状保持部材を適用して、水
を該保持部材32に注入した後、冷却して氷片311が係止
された冷熱ペン3を構成することができる また、高気孔率のプラスチックポーラス体の芯材に水を
含ませた常態で氷結させ、氷片311がポーラス体に保持
された一体のペン体31を得ることができる。叉、ペン体
を先細テーパー状に縮径された氷片311により形成し、
略同形状に縮径された筒状保持部材32の先端部に内挿
し、前記氷片311の後部に弾発部材(例えば、バネ体、
多孔性プラスチック部材等)を配置し、これによりペン
体31を前方向に付勢し、表面の氷解による縮径に応じ、
筆記先端部を突出させることができる。尚、前記熱ペン
2又は冷熱ペン3の軸胴、或いは筆記先端部には、温度
を表示する可逆熱変色層を設けて適正温度範囲に設定さ
れているか否かを視覚させることができる。
作用 準可逆感温変色層11に熱ペン2又は冷熱ペン3で筆記す
ると筆跡部分のみを加熱又は冷却して常温域で呈してい
る様相と異なる常態に変色(着色常態と無色状態又は有
色〔I〕と有色〔II〕の状態変化)させ、その状態を維
持して筆跡像を視覚させる。前記状態変化は、対ペン、
即ち熱ペン2或いは冷熱ペン3で対象の筆跡像に重ね書
きすれば、互変性を呈して原状態(筆記前の状態)に変
色し、筆跡像が消去(不可視状態)される。
ると筆跡部分のみを加熱又は冷却して常温域で呈してい
る様相と異なる常態に変色(着色常態と無色状態又は有
色〔I〕と有色〔II〕の状態変化)させ、その状態を維
持して筆跡像を視覚させる。前記状態変化は、対ペン、
即ち熱ペン2或いは冷熱ペン3で対象の筆跡像に重ね書
きすれば、互変性を呈して原状態(筆記前の状態)に変
色し、筆跡像が消去(不可視状態)される。
上記様相の変化は繰り返し、再現される。
熱ペン及び冷熱ペンの具体的作成例を以下に記載する。
熱ペンA(第2図、第3図参照) 11mmφアルミニウム製内筒24(肉厚0.3mm、全長10cm)
の一端部が階段状に縮径され、砲弾形状のペン体21が一
体的に形成されている部材をポリプロピレン樹脂製軸胴
22(肉厚0.3mm、外径15mmφ)に挿入して尾栓25(内壁
にビード251が、3箇所設けられていて、内筒24の後部
を保持できるよう構成されている)を嵌めることによ
り、熱ペン2が構成される。筆記先端には可逆熱変色層
26(35℃以上で赤色、20℃以下では濃緑色を呈する)が
設けられている。尚、前記内筒24には、約60℃の温水が
使用直前に充填される。
の一端部が階段状に縮径され、砲弾形状のペン体21が一
体的に形成されている部材をポリプロピレン樹脂製軸胴
22(肉厚0.3mm、外径15mmφ)に挿入して尾栓25(内壁
にビード251が、3箇所設けられていて、内筒24の後部
を保持できるよう構成されている)を嵌めることによ
り、熱ペン2が構成される。筆記先端には可逆熱変色層
26(35℃以上で赤色、20℃以下では濃緑色を呈する)が
設けられている。尚、前記内筒24には、約60℃の温水が
使用直前に充填される。
冷熱ペンA(第4図参照) 砲弾形状の氷片311と略同形同大の凹部を配設したプラ
スチック製の製氷器を用意し、前記凹部に注水して冷凍
庫に所定時間、入れて氷結させ、取り出して氷片311と
して供した。
スチック製の製氷器を用意し、前記凹部に注水して冷凍
庫に所定時間、入れて氷結させ、取り出して氷片311と
して供した。
これとは別に、氷片311の先端部を覆うナイロン製ネッ
ト部材33、前記部材を固定する固定部材34が用意されて
おり、保持部材32に図示例の如く装着して冷熱ペン3を
構成した。
ト部材33、前記部材を固定する固定部材34が用意されて
おり、保持部材32に図示例の如く装着して冷熱ペン3を
構成した。
冷熱ペンB 前記熱ペンAにおいて、熱媒体23に換えて、冷熱媒体
(氷又は冷水)が充填されている状態となして冷熱ペン
3を作成した。
(氷又は冷水)が充填されている状態となして冷熱ペン
3を作成した。
実施例1 濃緑色赤色(A点10℃、B点32℃)及び褐色赤色
(A点10℃、B点32℃)に変化する準可逆感温色素を含
む塗料を作成し、前者の塗料をヘルメット、上下制服
に、後者の塗料を手袋、ブーツにスプレー塗装し、乾燥
して、兵士の色彩記憶人形1が得られた。該人形は常温
域では濃緑色、褐色の色彩に保持されている。
(A点10℃、B点32℃)に変化する準可逆感温色素を含
む塗料を作成し、前者の塗料をヘルメット、上下制服
に、後者の塗料を手袋、ブーツにスプレー塗装し、乾燥
して、兵士の色彩記憶人形1が得られた。該人形は常温
域では濃緑色、褐色の色彩に保持されている。
熱ペンAを用いて前記人形の肩、腕、足の部分に傷模様
の像を筆記して、前記筆跡像4を赤色に変色させ、負傷
した姿の兵士に変化させて遊ぶことができた。
の像を筆記して、前記筆跡像4を赤色に変色させ、負傷
した姿の兵士に変化させて遊ぶことができた。
次いで、冷熱ペンAを用いて前記負傷個所(筆跡像4)
をなぞると赤色が消え、濃緑色、褐色に復色し、元の健
康な状態に戻った。
をなぞると赤色が消え、濃緑色、褐色に復色し、元の健
康な状態に戻った。
再度、熱ペンAで背中へ傷模様を描いたところ、其の部
分が赤色に変化し、背中が負傷した姿に変化した。
分が赤色に変化し、背中が負傷した姿に変化した。
実施例2 人形の着衣を非変色性インキ(一般顔料インキ)により
ビジネススーツの模様に印刷した後、濃緑色無色(A
点15℃、B点25℃)の準可逆感温色素を含む塗料によ
り、戦闘服の模様を前記印刷像に重ね刷りして色彩記憶
人形を構成した。
ビジネススーツの模様に印刷した後、濃緑色無色(A
点15℃、B点25℃)の準可逆感温色素を含む塗料によ
り、戦闘服の模様を前記印刷像に重ね刷りして色彩記憶
人形を構成した。
前記人形は常温域では濃緑色の戦闘服の模様が視覚され
るよう設定されている。
るよう設定されている。
前記戦闘服の模様を熱ペンAで筆記すると筆跡部分の下
地模様を現出させ、全面を筆記するとビジネススーツの
模様を視覚させた。次いで冷熱ペンAで前記模様上を筆
記すると濃緑色の筆記像を視覚させ、全面を塗布すると
戦闘服の模様に変身した。
地模様を現出させ、全面を筆記するとビジネススーツの
模様を視覚させた。次いで冷熱ペンAで前記模様上を筆
記すると濃緑色の筆記像を視覚させ、全面を塗布すると
戦闘服の模様に変身した。
実施例3 ミニチュアカー〔メタル製ミニチュアカー表面に、赤色
黄色(A点18℃、B点32℃)に変化する準可逆感温色
素を含む塗料をスプレー塗装して形成したボディーが二
面性を示すミニチュアカーであり、常温域で赤色のボデ
ィに保持されている〕のボディに熱ペンAを用いて上半
部を塗りつぶして黄色に変色させ、赤色、黄色のツート
ンカラーを常温域で呈するミニチュアカー1に変化させ
た。
黄色(A点18℃、B点32℃)に変化する準可逆感温色
素を含む塗料をスプレー塗装して形成したボディーが二
面性を示すミニチュアカーであり、常温域で赤色のボデ
ィに保持されている〕のボディに熱ペンAを用いて上半
部を塗りつぶして黄色に変色させ、赤色、黄色のツート
ンカラーを常温域で呈するミニチュアカー1に変化させ
た。
次いで前記黄色のボディ表面を冷熱ペン3で塗りつぶし
て、黄色を赤色に変色させ、元の様相のボディに復元さ
せた。
て、黄色を赤色に変色させ、元の様相のボディに復元さ
せた。
前記様相の変化は繰り返しの操作によっても再現され、
何回も繰り返し遊ぶことができた。
何回も繰り返し遊ぶことができた。
実施例4 白色のミニチュアカー表面に、黒色無色(A点15℃、
B点35℃)の準可逆感温色素を含むタンポインキにて、
ボディの側面に点状の線、屋根の部分に文字を印刷し
た。前記ミニチュアカーは、約40℃の温湯に入れて取り
出され、常温域では何れの印刷像も消色していて不可視
の状態に設定されている。
B点35℃)の準可逆感温色素を含むタンポインキにて、
ボディの側面に点状の線、屋根の部分に文字を印刷し
た。前記ミニチュアカーは、約40℃の温湯に入れて取り
出され、常温域では何れの印刷像も消色していて不可視
の状態に設定されている。
冷熱ペンAにより前記印刷像の部分を筆記すると黒色の
点状の線、文字を現出させた。前記像を、熱ペンAでな
ぞると消色し、白色のミニチュアカーに変身した。
点状の線、文字を現出させた。前記像を、熱ペンAでな
ぞると消色し、白色のミニチュアカーに変身した。
実施例5 白色のミニチュアカー表面に、青色無色(A点13℃、
B点30℃)、桃色無色(A点20℃、B点36℃)の準可
逆感温色素、及び黄色の非変色性顔料を混合してなるス
プレーインキを吹きつけ塗装して色彩記憶ミニチュアカ
ーを構成し、室温(22〜33℃)では黄色のボディを視覚
させるよう設定される。
B点30℃)、桃色無色(A点20℃、B点36℃)の準可
逆感温色素、及び黄色の非変色性顔料を混合してなるス
プレーインキを吹きつけ塗装して色彩記憶ミニチュアカ
ーを構成し、室温(22〜33℃)では黄色のボディを視覚
させるよう設定される。
冷熱ペンAにより下半部を塗りつぶして茶色に変色させ
た〔この様相は室温(15〜27℃)で保持させた)。次い
でミニチュアカーを手で暖めると前記下半部の色は桃色
に変化し、この状態は室温15〜33℃で保持された。次に
熱ペンAで下半部に文字(A−1)を筆記すると白色の
前記筆跡像を現出させた。次に、冷熱ペンで筆記して上
半部を塗りつぶすと該部分は茶色の様相に変化し、室温
(15〜27℃)で保持された。前記ミニチュアカーを再び
40℃の温湯に入れると白色のミニチュアカーに復元し
た。尚、氷水或いは冷熱ペンでミニチュアカー全体を冷
やして、全体を茶色の状態に設定して同様の操作を繰り
返しても同様の変色状態を呈し、繰り返し遊ぶことがで
きた。
た〔この様相は室温(15〜27℃)で保持させた)。次い
でミニチュアカーを手で暖めると前記下半部の色は桃色
に変化し、この状態は室温15〜33℃で保持された。次に
熱ペンAで下半部に文字(A−1)を筆記すると白色の
前記筆跡像を現出させた。次に、冷熱ペンで筆記して上
半部を塗りつぶすと該部分は茶色の様相に変化し、室温
(15〜27℃)で保持された。前記ミニチュアカーを再び
40℃の温湯に入れると白色のミニチュアカーに復元し
た。尚、氷水或いは冷熱ペンでミニチュアカー全体を冷
やして、全体を茶色の状態に設定して同様の操作を繰り
返しても同様の変色状態を呈し、繰り返し遊ぶことがで
きた。
実施例6 淡青色無地のポリエステル布地に非変色性インキの黄
色、淡緑色により花柄模様が印刷され、前記模様を含む
全面を赤色無色(A点15℃、B点32℃)に変化する準
可逆感温色素を含む印刷インキを用いてスクリーン印刷
し、この生地を衣装に仕立てて、ポリ塩化ビニル樹脂製
の人形〔毛髪部分はナイロンフィラメントを植設して形
成されており、茶色銀色(A点15℃、B点35℃)に変
化する準可逆感温変色材料が各フィラメント内部にブレ
ンドされている〕に着せて色彩記憶人形1が得られる。
前記人形1の着衣は、常温域では淡青色の地に花柄模様
が視覚される状態に保持されており、毛髪部分は銀色の
様相に保持されている。
色、淡緑色により花柄模様が印刷され、前記模様を含む
全面を赤色無色(A点15℃、B点32℃)に変化する準
可逆感温色素を含む印刷インキを用いてスクリーン印刷
し、この生地を衣装に仕立てて、ポリ塩化ビニル樹脂製
の人形〔毛髪部分はナイロンフィラメントを植設して形
成されており、茶色銀色(A点15℃、B点35℃)に変
化する準可逆感温変色材料が各フィラメント内部にブレ
ンドされている〕に着せて色彩記憶人形1が得られる。
前記人形1の着衣は、常温域では淡青色の地に花柄模様
が視覚される状態に保持されており、毛髪部分は銀色の
様相に保持されている。
前記人形の着衣表面を冷熱ペンAで文字、図柄等の像を
筆記すると、筆跡像の部分が直ちに赤色に変色し、その
像を視覚させることができた。また、花柄模様の印刷個
所を前記冷熱ペンAで筆記(塗りつぶす)すると、赤色
に変色して花柄模様が隠蔽され不可視状態になった。毛
髪部分を冷熱ペンAで筆記すると、筆記した部分のフィ
ラメントが茶色に変色した。前記様相は常温域で保持さ
れた。前記着衣の変色個所及び毛髪の変色個所を熱ペン
Aでなぞると元の様相に復元できた。
筆記すると、筆跡像の部分が直ちに赤色に変色し、その
像を視覚させることができた。また、花柄模様の印刷個
所を前記冷熱ペンAで筆記(塗りつぶす)すると、赤色
に変色して花柄模様が隠蔽され不可視状態になった。毛
髪部分を冷熱ペンAで筆記すると、筆記した部分のフィ
ラメントが茶色に変色した。前記様相は常温域で保持さ
れた。前記着衣の変色個所及び毛髪の変色個所を熱ペン
Aでなぞると元の様相に復元できた。
前記様相の変化は繰り返しの操作によっても再現され、
使用者が適宜の個所に筆記して筆記像を現出させ、或い
はこれらを消去して遊ぶことができた。
使用者が適宜の個所に筆記して筆記像を現出させ、或い
はこれらを消去して遊ぶことができた。
実施例7 白色の非変色性塗料(一般顔料インキ)が塗布された白
色ベースのプラスチック製の人形の家、椅子及びテーブ
ルに準可逆感温色素を含む塗料を塗布して色彩記憶性玩
具1が形成される。詳細には、濃緑色赤色(A点13
℃、B点32℃)の塗料で屋根の部分、黄色無色(A点
13℃、B点32℃)の塗料で壁の部分、茶色薄茶色(A
点13℃、B点32℃)の塗料で床部分、茶色無色(A点
13℃、B点32℃)の塗料で椅子、テーブルの表面に塗布
して準可逆感温変色層11を形成した。前記玩具におい
て、常温では屋根は赤色を、壁の部分は白色を、床部分
は薄茶色を、椅子、テーブルは白色を、それぞれ呈して
いる。
色ベースのプラスチック製の人形の家、椅子及びテーブ
ルに準可逆感温色素を含む塗料を塗布して色彩記憶性玩
具1が形成される。詳細には、濃緑色赤色(A点13
℃、B点32℃)の塗料で屋根の部分、黄色無色(A点
13℃、B点32℃)の塗料で壁の部分、茶色薄茶色(A
点13℃、B点32℃)の塗料で床部分、茶色無色(A点
13℃、B点32℃)の塗料で椅子、テーブルの表面に塗布
して準可逆感温変色層11を形成した。前記玩具におい
て、常温では屋根は赤色を、壁の部分は白色を、床部分
は薄茶色を、椅子、テーブルは白色を、それぞれ呈して
いる。
前記各部分に冷熱ペンAを用いて、筆記して文字、図柄
等の筆跡像を現出させたり、全面を塗布して濃緑色の屋
根、黄色の壁、茶色の床、椅子、テーブルに変色させて
視覚させることができた。
等の筆跡像を現出させたり、全面を塗布して濃緑色の屋
根、黄色の壁、茶色の床、椅子、テーブルに変色させて
視覚させることができた。
前記筆跡像及び表面の様相は、熱ペンAにより前記個所
をなぞることにより、筆跡像を消去でき、表面の様相も
元の様相に復帰させることができ。
をなぞることにより、筆跡像を消去でき、表面の様相も
元の様相に復帰させることができ。
考案の効果 前記した実施例に記載した如く、使用者が熱ペン或いは
冷熱ペンで色彩記憶玩具の表面に自由に所望の像を筆記
或いはマークして、其の像を現出させて視覚させること
ができると共に前記ペンを用いて前記像を簡便に消去し
て元の様相に復元させることができ、1個の玩具で幾通
りかの様相を呈する玩具として使用者に種々の遊び方を
提供し、色彩記憶玩具の特性と相まってこの種玩具に高
い付加価値を付与し商品性を高めることができる。叉、
両ペンによる筆跡像の発現及び消去が、何れも着色成分
を介在させることなく行われるので、筆記面は勿論、着
衣等を汚染させる危険もなく幼児、学童等が安心して使
用することができる。
冷熱ペンで色彩記憶玩具の表面に自由に所望の像を筆記
或いはマークして、其の像を現出させて視覚させること
ができると共に前記ペンを用いて前記像を簡便に消去し
て元の様相に復元させることができ、1個の玩具で幾通
りかの様相を呈する玩具として使用者に種々の遊び方を
提供し、色彩記憶玩具の特性と相まってこの種玩具に高
い付加価値を付与し商品性を高めることができる。叉、
両ペンによる筆跡像の発現及び消去が、何れも着色成分
を介在させることなく行われるので、筆記面は勿論、着
衣等を汚染させる危険もなく幼児、学童等が安心して使
用することができる。
叉、氷片をペン先として冷熱ペンを組み立てたり、温水
等を充填して熱ペンを構成でき、簡便性、創作性を満た
すことができる。
等を充填して熱ペンを構成でき、簡便性、創作性を満た
すことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は色彩記憶性人形(兵士)に予め熱ペンで筆記し
て負傷した様相の像を現出させておき、前記負傷個所を
冷熱ペンで筆記して変色させて負傷像を消去させる状態
図、第2図は熱ペンの一実施例の縦断面図、第3図は第
2図のA−A線の断面図、第4図は冷熱ペンの一実施例
の縦断面図、第5図は準可逆感温色素が温度変化により
ヒステリシス特性を示して変色する状態の説明図であ
る。 1……色彩記憶玩具、251……ビード 11……準可逆感温変色層、26……可逆熱変色層 2……熱ペン、3……冷熱ペン 21……ペン体、31……ペン体 22……軸胴、311……氷片 23……熱媒体、32……保持部材 24……内筒、33……ネット部材 25……尾栓、34……固定部材
て負傷した様相の像を現出させておき、前記負傷個所を
冷熱ペンで筆記して変色させて負傷像を消去させる状態
図、第2図は熱ペンの一実施例の縦断面図、第3図は第
2図のA−A線の断面図、第4図は冷熱ペンの一実施例
の縦断面図、第5図は準可逆感温色素が温度変化により
ヒステリシス特性を示して変色する状態の説明図であ
る。 1……色彩記憶玩具、251……ビード 11……準可逆感温変色層、26……可逆熱変色層 2……熱ペン、3……冷熱ペン 21……ペン体、31……ペン体 22……軸胴、311……氷片 23……熱媒体、32……保持部材 24……内筒、33……ネット部材 25……尾栓、34……固定部材
Claims (3)
- 【請求項1】自体一つの様相を有する玩具の少なくとも
一部の表面が更に、温度変化によりヒステリシス特性を
示して着色状態と無色状態間の互変性叉は有色〔I〕と
有色〔II〕間の互変性を呈し、着色状態と無色状態の両
相又は有色〔I〕と有色〔II〕間の両相が共存できる二
相保持温度域が10℃乃至35℃にある準可逆感温色素を含
む色材で彩色された準可逆感温変色層を有する色彩記憶
玩具と、前記準可逆感温変色層に筆記して其の筆跡部分
を変色させて筆跡像を現出させると共に前記筆跡像を消
去させる熱ペン及び冷熱ペンからなり、前記熱ペンの熱
媒体が温水であり、冷熱ペンの冷熱媒体が氷片又は冷水
である色彩記憶玩具用品セット。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の色彩
記憶玩具用品セットにおいて、熱ペンは少なくとも筆記
先端部が金属であるペン体が軸筒の一端に保持されてい
ると共に、前記ペン体には、熱を伝達する熱媒体が接触
されてなる。 - 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項記載の色彩
記憶玩具用品セットにおいて、冷熱ペンは少なくとも筆
記先端部が氷片であるペン体が保持部材に保持されてな
る。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014436U JPH0736718Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 色彩記憶玩具用品セット |
CA002009625A CA2009625C (en) | 1989-02-09 | 1990-02-08 | Color memory toy set |
US07/476,941 US5011445A (en) | 1989-02-09 | 1990-02-08 | Color memory toy set |
DE69008559T DE69008559T2 (de) | 1989-02-09 | 1990-02-09 | Farbspeicherspielzeug. |
EP90102580A EP0382241B1 (en) | 1989-02-09 | 1990-02-09 | Color memory toy set |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014436U JPH0736718Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 色彩記憶玩具用品セット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106299U JPH02106299U (ja) | 1990-08-23 |
JPH0736718Y2 true JPH0736718Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=11860967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989014436U Expired - Lifetime JPH0736718Y2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 色彩記憶玩具用品セット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5011445A (ja) |
EP (1) | EP0382241B1 (ja) |
JP (1) | JPH0736718Y2 (ja) |
CA (1) | CA2009625C (ja) |
DE (1) | DE69008559T2 (ja) |
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