JPH0736295Y2 - 過電流検出センサ - Google Patents

過電流検出センサ

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JPH0736295Y2
JPH0736295Y2 JP1988141572U JP14157288U JPH0736295Y2 JP H0736295 Y2 JPH0736295 Y2 JP H0736295Y2 JP 1988141572 U JP1988141572 U JP 1988141572U JP 14157288 U JP14157288 U JP 14157288U JP H0736295 Y2 JPH0736295 Y2 JP H0736295Y2
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JP
Japan
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magnetic
detection sensor
overcurrent detection
conductor wire
overcurrent
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JP1988141572U
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JPH0260887U (ja
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衛 都
保 堀場
幸雄 岩崎
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電気回路に過電流が流れたときにこれを検出す
る過電流検出センサに関する。
(従来の技術) 従来より、過電流を検出するものとしては例えばリード
スイッチがある。このリードスイッチは、ガラス製の容
器内に一対の磁性材製のリード片を接離可能に設けた構
成である。而して、このリードスイッチを検出する電気
回路に接続したコイル内に挿入配置し、コイルに過電流
が流れると、その電流によって発生した磁界の大きさが
大きくなってリードスイッチ内の一対の磁性片が接触
し、これにより電気回路の過電流を検出するようになっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成のものでは、リードスイッ
チにおける磁性片とこれに磁界を作用させるコイルとの
間の距離が大きくなるため、検出感度が鈍いという欠点
がある。
そこで、本考案の目的は、検出感度の向上を図り得る過
電流検出センサを提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の過電流検出センサは、基体内に一対の磁性片を
枠状に配置すると共にこれらを接離可能に設け、前記基
体に前記一対の磁性片によって囲まれた部位に位置させ
て、電気回路に接続される導体線を挿通する貫通孔を形
成してなるものである。
(作用) 上記した過電流検出センサは、検出する電気回路に接続
される導体線を基体に形成した貫通孔に挿通して使用さ
れ、導体線に過電流が流れると、その電流によって発生
する磁界の大きさが大きくなって一対の磁性片が接触
し、これにより過電流を検出する。このものによれば、
磁性片に磁界を作用させる導体線が基体にあって一対の
磁性片によって囲まれた部位を貫通しており、磁性片と
導体線とを極力近接させることができるので、検出感度
が良い。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
1は基体で、これは、例えばSi基板からなる矩形状をな
す第1及び第2の基板2及び3を矩形枠状をなすスペー
サ4を介して対向配置して構成されている。このうち、
第1の基板2における第2の基板3と対向する面の一端
部には、導電膜からなる信号取出し用の2個の接続部5,
5が設けられ、又、この接続部5,5の近傍部位に磁性材製
の薄膜からなる第1の磁性片6が設けられている。この
第1の磁性片6は全体としてコ字形をなし、基端部の中
央部に形成された隙間7により夫々L字形をなす一方部
6aと他方部6bとに分断されており、これら一方部6a及び
他方部6bは前記接続部5,5に夫々電気的に接続されてい
る。又、第1の基板2には、第1の磁性片6における一
方部6a及び他方部6bの先端部の裏側部分に凹部8,8が形
成され、中央部に貫通孔9が形成されている。これに対
して、第2の基板3における第1の基板2と対向する面
には、前記第1の磁性片6と対をなす第2の磁性片10が
設けられている。この第2の磁性片10は、磁性材製の薄
膜によりコ字形に形成されていて、両側の先端部が第1
の磁性片6における一方部6a及び他方部6bの先端部と所
定の隙間を存して対向している。又、第2の基板3に
は、第2の磁性片10における両側の先端部の裏側部分に
凹部11,11が形成され、中央部に前記貫通孔9と対応す
る貫通孔12が形成されている。従って、第1の磁性片6
と第2の磁性片10とは基体1内に枠状に配置され、又、
貫通孔9,12は、基体1にあって第1及び第2の磁性片6,
10によって囲まれた部位に形成されている。このように
構成された過電流検出センサAは、この場合第2図にお
いて、長さ寸法a及び幅寸法bが共に4.0mm、厚さ寸法
cが0.7mmの大きさを有している。
第4図には上記過電流検出センサAの使用例を示してい
る。この第4図において、13は図示しない電気回路及び
信号取出し用回路が配設されたプリント基板である。14
は信号取出し用回路に接続してプリント基板13上に設け
たコネクタで、これに設けられた2本の端子15,15に過
電流検出センサAにおける接続部5,5を夫々電気的に接
続している。この場合、過電流検出センサAは端子15,1
5により支持されている。16は過電流検出センサAにお
ける貫通孔9及び12に挿通した導体線で、これの両端部
を検出する電気回路に接続している。
而して、上記した構成において、電気回路に接続した導
体線16に過電流が流れた場合、導体線16に流れる電流に
よって発生する磁界の大きさが大きくなり、この磁界に
よって第1及び第2の磁性片6,10が磁化されることによ
り、第1の磁性片6における一方部6a及び他方部6bの夫
々の先端部と第2の磁性片10における両側の先端部とが
互いに引寄せられて接触する。これにより、接続部5,5
間が第1及び第2の磁性片6,10を介して導通状態にな
り、これが検出信号として信号取出し用回路を介して出
力され、以て、電気回路の過電流を検出される。
上記した実施例によれば、検出する電気回路に接続した
導体線16を基体1にあって第1及び第2の磁性片6,10に
よって囲まれた部位に形成した貫通孔9,12に挿通してい
て、基体1内の第1及び第2の磁性片6,10とこれら第1
及び第2の磁性片6,10に磁界を作用させる導体線16とを
極力近接させることができるので、検出感度の向上を図
ることができる。又、本実施例によれば、基体1におけ
る第1及び第2の基板2,3を夫々Si基板により構成し、
しかも第1及び第2の磁性片6,10を夫々磁性材製の薄膜
により構成しているので、過電流検出センサAは前述し
たように非常に小形にでき、配設する回路基板における
スペースを小さくなし得る。更には、基体1をSi基板に
より構成しているので、生産性にも優れている。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように、本考案の過電流検出セ
ンサは、基体内に一対の磁性片を枠状に配置すると共に
これらを接離可能に設け、その基体に前記一対の磁性片
によって囲まれた部位に位置させて、電気回路に接続さ
れる導体線を挿通する貫通孔を形成した構成としたの
で、磁性片とこれに磁界を作用させる導体線とを極力近
接させることができ、検出感度の向上を図り得、又、全
体の小形化も図り得る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解斜視図、
第2図は組立て状態の斜視図、第3図は拡大縦断面図、
第4図は使用状態を示す斜視図である。 図面中、1は基体、6及び10は第1及び第2の磁性片、
9及び12は夫々貫通孔、16は導体線、Aは過電流検出セ
ンサを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−39076(JP,A) 特開 昭50−70849(JP,A) 実開 昭54−35338(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体内に一対の磁性片を枠状に配置すると
    共にこれらを接離可能に設け、前記基体に前記一対の磁
    性片によって囲まれた部位に位置させて、電気回路に接
    続される導体線を挿通する貫通孔を形成してなる過電流
    検出センサ。
JP1988141572U 1988-10-28 1988-10-28 過電流検出センサ Expired - Lifetime JPH0736295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988141572U JPH0736295Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 過電流検出センサ

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Publication Number Publication Date
JPH0260887U JPH0260887U (ja) 1990-05-07
JPH0736295Y2 true JPH0736295Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31406755

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69311277T2 (de) * 1992-12-15 1998-01-15 Asulab Sa Schutzrohrschalter und Herstellungsverfahren für aufgehängte dreidimensionale metallische Mikrostrukturen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139076A (ja) * 1974-09-27 1976-04-01 Nippon Soken Denryukenshutsusochi

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JPH0260887U (ja) 1990-05-07

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