JPH039080Y2 - - Google Patents

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JPH039080Y2
JPH039080Y2 JP19512683U JP19512683U JPH039080Y2 JP H039080 Y2 JPH039080 Y2 JP H039080Y2 JP 19512683 U JP19512683 U JP 19512683U JP 19512683 U JP19512683 U JP 19512683U JP H039080 Y2 JPH039080 Y2 JP H039080Y2
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JP
Japan
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card
board
memory card
wiring board
flexible wiring
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JP19512683U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、メモリ等の集積回路チツプが封入さ
れ、マイクロコンピユータ等の電子機器に挿入す
ることにより所望の動作を行なわせることができ
るメモリカードに関する。
背景技術とその問題点 従来のメモリカードの1例を第1図の分解斜視
図に示す。このメモリカード1は、上面に電極7
を有する塩化ビニルよりなる円盤状回路基板2の
凹所10内にメモリ等の集積回路チツプ3を配置
した後、この回路基板2を例えば塩化ビニル製の
カード基板4の凹部5に収納し、上下両面に印刷
による樹脂フイルム6を形成することにより構成
されている。なお、上側の樹脂フイルム6には、
回路基板2の電極7が臨む孔部9が設けられてい
る。また、集積回路チツプ3の端子と電極7には
ワイヤボンド等によつて電気的に接続されてい
る。
このようなメモリカード1は、図示せざるもマ
イクロコンピユータ等の電子機器匣体に挿入され
て用いられる。そして匣体内にはカード挿入時の
電極7に対応する位置に電極7に接触する接触子
が設けられ、この接触子が信号処理回路に接続さ
れる。
ところで、このような従来のメモリカード1に
おいては、集積回路チツプ3と電極7とが同一平
面に設けられた回路基板2を使用しているため、
メモリカード1の厚さが厚くなるという欠点があ
つた。
考案の目的 本考案は、上述の点に鑑みて、カードの厚さを
より薄くすることができるメモリカードを提供す
るものである。
考案の概要 本考案は、集積回路チツプと電極を設けたフレ
キシブル配線基板をカード基板と一体化し、その
カード基板には透孔又は凹部を有して該透孔又は
凹部間の部分を突部として構成し、カード基板の
突部にフレキシブル配線基板の電極を支持するよ
うにして成るメモリカードである。
本メモリカードによれば、従来のメモリカード
と比較して、より薄型化が可能になる。また、メ
モリカードを電子機器匣体に挿入したとき、カー
ドの電極と匣体内の接触子との電気的接触が確実
になる。
実施例 本考案においては、第3図に示すように、従来
の回路基板2の代わりにフレキシブル配線基板1
2を使用し、この配線基板12の電極13部分が
配されるカード基板14の部分を残して、配線基
板12の他の部分(集積回路チツプ15が配置さ
れる部分も含む)が配されるカード基板14に透
孔16を形成し、その透孔16間の部分を電極1
3を支持する突部17として構成する。そして、
上述したようにフレキシブル配線基板12が配さ
れたカード基板14と、カード基板14の上にス
ペーサ18を介して設けたシール板19と、カー
ド基板14の下に設けたシール板20、そして上
下両面に形成した樹脂フイルム21により本メモ
リカード11を構成する。なお、上側の樹脂フイ
ルム21には、電極13が臨む孔部22を設け
る。第7図にこのメモリカード11の分解斜視図
を示す。カード基板14、スペーサ18、シール
板19,20は、例えばステンレスにより作るこ
とができる。23は、集積回路チツプ15が配置
される孔部である。なお、本例においては、突部
17をカード基板14と一体に形成したが、この
突部17部分だけを別体の例えば弾性材により形
成し、これを突部17として設けるようにしても
よい。このように突部17の部材として弾性体を
使用することにより、電極13の接触性が高ま
る。
かかる構成のメモリカード11によれば、回路
基板としてフレキシブル配線基板12を用いるこ
とによつてメモリカード全体を薄型化することが
できる。しかも、このフレキシブル配線基板12
の電極13の部分はカード基板14側の突部17
にて支持されるので、このメモリカード11をマ
イクロコンピユータ等の電子機器匣体内に挿入し
て使用する場合において、そのカード側の電極1
3と匣体側の接触子との接触が確実に行える。ま
た、カード基板14に配されるフレキシブル配線
基板12の形状は第7図に示すように断面〓状で
あるので、突部17を両側より挟みつけることに
なり、フレキシブル配線基板12をカード基板1
4に対して安定した状態で配置できる。
なお、第7図の構成において、集積回路チツプ
15を取付けたフレキシブル配線基板12をカー
ド基板14の透孔16内に配したのち、集積回路
チツプ15が配されている透孔16内を含めて樹
脂モールドし、次で印刷による樹脂フイルム21
を被着することもでき、このときにはスペーサ1
8、シール板19,20等が省略でき、さらに薄
型化が可能になる。
次に、本考案の第2の実施例を第4図に示す。
このカード基板14においては、上記実施例の透
孔16の代わりに凹部24を形成し、この両凹部
24により突部17が形成されるようにする。こ
の場合の突部17の上部は、カード基板14の上
面よりフレキシブル配線基板12の厚み分だけ低
く形成される。このカード基板14を使用した場
合には、上記実施例におけるスペーサ18、下の
シール板20を省くことができ、上面にシール板
19を設けた後、上下両面に樹脂フイルム21を
形成することにより本メモリカード11を構成す
る。このカード基板14の製法の1例を第6図に
示す。先ず、ステンレス板25の凹部24を形成
すべき部分以外の部分にホトレジスト26を被着
した後(第6図A)、例えば塩化第2鉄水溶液を
使用してエツチングを施す(第6図B)。次に、
突部17となる部分のホトレジスト26のみを除
去した後(第6図C)、更にエツチングを施し、
所要の突部17及び凹部24を形成する(第6図
D)。次に、ホトレジスト26を除去することに
より、本実施例に係るカード基板14を得る(第
6図E)。
この第3図の構成のメモリカード11によれ
ば、第7図におけるカード基板14、スペーサ1
8及びシール板19が一体化された構成であるの
で、さらにメモリカードの薄型化が可能となる。
特に構造及び製造工程が簡略化され、メモリカー
ドの信頼性、歩留りが向上する。
次に、本考案の第3の実施例を第5図に示す。
このメモリカード11においては、裏面に集積回
路チツプ15が設けられたフレキシブル配線基板
12を使用し、集積回路チツプ15が配置される
部分に凹部24を形成し、この両凹部24により
配線基板12の電極13が支持される突部17が
形成されたカード基板14を使用する。集積回路
チツプ15と電極13間の接続は例えばスルホー
ルにより行なう。このカード基板14を使用した
場合には、上記第2の実施例と同様に、上面にシ
ール基板19を設けた後、上下両面に樹脂フイル
ム21を印刷で形成することにより本メモリカー
ド11を構成することができる。
考案の効果 本メモリカードによれば、フレキシブル配線基
板を使用したことにより、従来のメモリカードと
比較してより薄型化を実現することができる。ま
た、カード基板に配線基板の電極を支持する突部
を形成したことにより、メモリカードをマイクロ
コンピユータ等の電子機器匣体に挿入したときに
メモリカードの電極と匣体側の接触子との電気的
接触が確実となる。従つて、薄型且つ信頼性の高
いメモリカードが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリカードの分解斜視図、第
2図は従来のメモリカードの斜視図、第3図〜第
5図は本考案の各実施例の断面図、第6図A〜E
はカード基板の製法の1例を示す工程図、第7図
は1実施例の分解斜視図である。 11はメモリカード、12はフレキシブル配線
基板、13は電極、14はカード基板、15は集
積回路チツプ、17は突部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 集積回路チツプと電極を設けたフレキシブル配
    線基板がカード基板と一体化され、 前記カード基板は透孔又は凹部を有して該透孔
    又は凹部間の部分が突部として構成され、 前記カード基板の突部に前記フレキシブル配線
    基板の電極が支持されて成るメモリカード。
JP19512683U 1983-12-19 1983-12-19 メモリカ−ド Granted JPS60104960U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19512683U JPS60104960U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 メモリカ−ド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19512683U JPS60104960U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 メモリカ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104960U JPS60104960U (ja) 1985-07-17
JPH039080Y2 true JPH039080Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=30752625

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19512683U Granted JPS60104960U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 メモリカ−ド

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JP (1) JPS60104960U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524554Y2 (ja) * 1986-07-21 1993-06-22

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Publication number Publication date
JPS60104960U (ja) 1985-07-17

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