JPH0735390A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0735390A
JPH0735390A JP5203686A JP20368693A JPH0735390A JP H0735390 A JPH0735390 A JP H0735390A JP 5203686 A JP5203686 A JP 5203686A JP 20368693 A JP20368693 A JP 20368693A JP H0735390 A JPH0735390 A JP H0735390A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
indoor
main
indoor heat
capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP5203686A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Matsuda
光雄 松田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外機の余剰能力が発生した場合に、その余
剰能力を十分に有効に活用する。 【構成】 室外機1と、上記室外機1に接続され、複数
の部屋に設定された複数の室内機A,B,C,Dと、複
数の上記室内機A,B,C,Dを、主要の室内機A,
B,Cと補助の室内機Dに分けて、上記室外機1の能力
を上記主要の室内機A,B,Cの運転に優先して適用
し、上記主要の室内機A,B,Cの負荷が少なくなると
上記主要の室内機A,B,Cの能力の余剰分を、上記補
助の室内機Dの運転に適用するための制御装置40と、
を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の空気を調和する
空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の室内の空気を冷房(もしくは暖
房)して調和する空気調和装置は、室外機と、各部屋の
室内に設置された複数の室内機を備えている。
【0003】この種の空気調和装置により室内の空気を
冷房(もしくは暖房)して調和する際に、全室の室内機
を同時に最大周波数で運転する場合以外では、各室内機
の負荷が少ないので、各室内機に余剰能力が発生する。
【0004】また、たとえ全室の室内機を同時に運転す
る場合でも、各室の室内機の負荷状況によっては、各室
内機に余剰能力が発生する。
【0005】特に、高い冷房能力を必要とする夏期や、
高い暖房能力を必要とする冬期以外の中間期では、各室
内機の余剰能力が大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、各室の室内機
に余剰能力が発生した場合、言い換えれば室外機の余剰
能力が発生した場合に、その余剰能力を他の室の室内機
を運転するのに十分に有効に活用することが望まれてい
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、主要な室内機の余剰能力が発生した場合
に、その余剰能力を補助の室内機に十分に有効に活用す
るこができる、空気調和装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室外機と、上記室外機に接続され、複数
の部屋に設定された複数の室内機と、複数の上記室内機
を、主要の室内機と補助の室内機に分けて、上記室外機
の能力を上記主要の室内機の運転に優先して適用し、上
記主要の室内機の負荷が少なくなると上記主要の室内機
の能力の余剰分を、上記補助の室内機の運転に適用する
ための制御装置と、を備えることを特徴とする空気調和
装置である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、室外機の能力を主要の室内
機の動作に適用し、主要な室内機の負荷が少なくなると
その主要の室外機の能力の余剰分を、補助の室内機に適
用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0011】図1において、この空気調和装置は、1つ
の室外機100と、室内熱交換器A,B,C,Dをそれ
ぞれ内蔵する4つの室内機200と、1つのコントロー
ルボックス40とを備えている。
【0012】室外機100における室外熱交換器1は、
四方弁2の一方のライン5を介して圧縮機3に接続され
ている。この圧縮機3にはアキュムレータ4が接続さ
れ、このアキュムレータ4は、四方弁2の他方のライン
6に接続されている。
【0013】ライン6は、4つのライン7,8,9,1
0に分岐していて、各ライン7,8,9,10にはそれ
ぞれ室内熱交換器A,B,C,Dが接続されている。ま
た、これらの室内熱交換器A,B,C,Dの各ライン1
1,12,13,14には、サブの電動膨張弁15,1
6,17,18が接続されている。
【0014】これらの電動膨張弁15,16,17,1
8には、それぞれモータ20,21,22,23が設け
られている。メインの電動膨張弁30は、これらの電動
膨張弁15,16,17,18と室外熱交換器1の間に
接続されている。このメインの電動膨張弁30にもモー
タ32が設けられている。
【0015】コントロールボックス40は、メインの電
動膨張弁30のモータ32と、サブの電動膨張弁15,
16,17,18のモータ20,21,22,23の動
作を制御するためのものである。
【0016】この実施例では、コントロールボックス4
0は、たとえば室内熱交換器A,B,Cを主要な室内熱
交換器もしくはメインの室内熱交換器と認識しており、
室内熱交換器Cを補助の室内熱交換器もしくはサブの室
内熱交換器と認識している。
【0017】主要な室内熱交換器もしくはメインの室内
熱交換器は、たとえば居室、特にダイニングルーム、リ
ビングルーム、台所、寝室、子供部屋、書斎等の主要な
部屋に設定される。
【0018】これに対して、補助の室内熱交換器もしく
はサブの室内熱交換器とは、トイレ、洗面所、廊下等に
設定される。
【0019】次に、上記構成の空気調和装置における動
作を説明する。
【0020】コントロールボックス40は、室内熱交換
器A,B,Cを主要な室内熱交換器もしくはメインの室
内熱交換器と認識し、室内熱交換器Dを補助の室内熱交
換器もしくはサブの室内熱交換器と認識する。
【0021】一例として、室内熱交換器A,B,Cを、
台所、リビングルーム、そして寝室に用いるものとす
る。また、室内熱交換器Dは、トイレ、廊下、洗面所に
用いるものとする。
【0022】コントロールボックス40は、各室の室温
に対する設定温度を検知もしくは読み取り、その信号を
メインの電動膨張弁30のモータ32と、補助の電動膨
張弁15,16,17,18のモータ20,21,2
2,23に送って、各モータの動作を制御する。このコ
ントロールボックス40の制御により、各電動膨張弁の
開閉度合いを設定する。
【0023】図1において、実線の矢印は、暖房時の冷
媒の流れる向きを示しているとともに、破線の矢印は、
冷房時の冷媒の流れる向きを示している。
【0024】まず、暖房運転について説明する。暖房時
には、室内熱交換器A,B,C,Dが凝縮器であり、室
外熱交換器1が蒸発器である。この場合には、四方弁2
は実線で示す回路に切り換えられる。
【0025】図1において、圧縮機3で圧縮された冷媒
は、高温高圧のガスになり、四方弁2を通って、各室内
熱交換器A,B,C,Dに入る。これにより、各室内熱
交換器A,B,C,Dを通る高温高圧のガスは、各室内
熱交換器A,B,C,Dに入ってくる吸い込み空気によ
って冷却され、吸い込み空気が温風となって各室の暖房
が行われる。
【0026】そして、各室内熱交換器A,B,C,Dか
らの中温の高圧の液体は、補助の電動膨張弁15,1
6,17,18とメインの電動膨張弁30を通って、低
温の低圧の液体として室外熱交換器1に入る。
【0027】この室外熱交換器1において、低温の低圧
の液体が外気と接触して、外気から熱をもらい、低温の
低圧ガスとなって上述した圧縮機3に導かれる。このよ
うにして、各室の暖房運転が行われる。
【0028】次に、冷房運転について説明する。冷房時
には、室内熱交換器A,B,C,Dが蒸発器であり、室
外熱交換器1が凝縮器である。この場合には、四方弁2
は破線で示す回路に切り換えられる。
【0029】図1において、圧縮機3で圧縮された冷媒
は、高温高圧のガスになり、四方弁2を通って、室外熱
交換器1に入る。これにより、室外熱交換器1を通る高
温高圧のガスは、外気と熱交換して熱が外気に奪われて
冷却される。
【0030】そして、室外熱交換器1からの中温高圧の
液体は、メインの電動膨張弁30と補助の電動膨張弁1
5,16,17,18を通って、低温の低圧の液体とし
て各室内熱交換器A,B,C,Dに入る。各室内熱交換
器A,B,C,Dに通る低温の低圧の液体は、吸い込ま
れた空気と接触して冷却して、各室内に冷風を吹き出
す。このようにして、各室の冷房運転が行われる。
【0031】このような暖房運転と冷房運転を行う場合
において、本発明の実施例では、各メインの室内熱交換
器A,B,Cの余剰能力に着目して、次のような暖房運
転もしくは冷房運転を行うことに特色がある。
【0032】すなわち、各メインの室内熱交換器A,
B,Cの余剰能力に着目して、コントロールボックス4
0が各室の室温に対する設定温度を読み取り、その設定
温度に関する信号を、各補助の電動膨張弁15,16,
17,18とメインの電動膨張弁30に送って制御す
る。
【0033】そして、コントロールボックス40は、メ
インの室内熱交換器A,B,Cの負荷が小さくて余剰能
力が有る場合には、メインの室内熱交換器A,B,C側
を優先させながらサブの室内熱交換器Dを運転する。
【0034】これに対して、もしコントロールボックス
40が、メインの室内熱交換器A,B,Cの冷房負荷も
しくは暖房負荷が増大して余剰能力が減ったと検出する
と、コントロールボックス40は、先にサブの室内熱交
換器Dの冷房能力もしくは暖房能力を減少し、そしてサ
ブの室内熱交換器Dを停止する。
【0035】ここで、図2を参照する。図2は、メイン
の室内熱交換器(室内機)A,B,Cとサブの室内熱交
換器(室内機)Dの冷房時の能力関係を示している。
【0036】この例における室外熱交換器1の全冷房能
力は、たとえば6.8KWである。したがって、メイン
の室内熱交換器A,B,Cとサブの室内熱交換器Dの合
計の冷房能力は、6.8KW以下である。
【0037】図2の例では、メインの室内熱交換器A,
Bの能力がそれぞれ3.2KWで、メインの室内熱交換
器Cの能力が4.0KWである。
【0038】また、サブの室内熱交換器Dとしては、3
つ用意されていて、それぞれの能力は、2.2,2.
8,3.2KWである。
【0039】図2のX欄で例示し、しかも図3に示すよ
うに、たとえばメインの室内熱交換器A,B,Cともに
運転されるか、3つの内の2つが運転されて、運転され
ているメインの室内熱交換器の能力の合計が、室外熱交
換器1の能力に達していて余剰能力が無い場合には、ゼ
ロで示すようにサブの室内熱交換器Dは全く運転されな
い。
【0040】一方、図2のY欄で例示し、しかも図3に
示すように、メインの室内熱交換器A,B,Cの内の1
つが運転されない場合に余剰能力が発生すると、1つ、
もしくは複数のサブの室内熱交換器Dを運転することが
できる。
【0041】さらに、図2のZ欄で例示するように、メ
インの室内熱交換器A,B,Cを運転しない場合には、
サブの室内熱交換器Dをフル運転することができる。い
ずれにしても、メインの室内熱交換器A,B,Cに余剰
能力が発生すると、室外熱交換器1の能力の範囲内で、
サブの室内熱交換器Dの冷房能力を増大することができ
る。
【0042】このように、本発明の実施例によれば、室
外熱交換器と複数の室内熱交換器との接続に関して、主
要(メイン)な室内熱交換器側と、補助(サブ)の室内
熱交換器側に分けて、通常は主要な室内熱交換器側に優
先して、室外熱交換器の能力を与えて、主要な室内熱交
換器側の負荷が少なくなった時には、室外熱交換器の能
力の内の余剰分を補助の室内熱交換器側に回すようにな
っている。
【0043】これにより、冷房(暖房)運転において、
室外熱交換器の余剰能力に着目して室外熱交換器の能力
を十分に有効に使用することができる。このために、必
要以上の能力をもった室外熱交換器を設定する必要がな
い。
【0044】ところで、本発明は上記実施例に限定され
ない。
【0045】たとえば、本発明では、メインの室内熱交
換器(室内機)の数は3つに限らず、サブの室内熱交換
器(室内機)の数も1つに限らない。また、本発明で
は、室外機の数も1つに限らず、複数あってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、主
要な室内機に余剰能力が発生した場合、言い換えれば室
外機に余剰能力が発生した場合に、その余剰能力を補助
の室内機を運転するために十分に有効に活用することが
できる。このために、室外機の能力の範囲内で、主要の
室内機の運転状態に応じて、常時効率良く主要の室内機
と補助の室内機を運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の好ましい実施例の構成
を示す冷媒回路の図。
【図2】図1の実施例の冷房時における主要(メイン)
な室内熱交換器側と、補助(サブ)の室内熱交換器側で
の能力関係の例を示す図。
【図3】メインの室内熱交換器の運転状況に対して、補
助の室内熱交換器を運転出来るかどうかを示すフロー
図。
【符号の説明】
1 室外熱交換器(室外機) 2 四方弁 3 圧縮機 4 アキュムレータ A,B,C,D 室内熱交換器(室内機) 15,16 電動膨張弁 17,18 電動膨張弁 32 電動膨張弁 40 コントロールボックス(制御装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機と、上記室外機に接続され、複数
    の部屋に設定された複数の室内機と、 複数の上記室内機を、主要の室内機と補助の室内機に分
    けて、上記室外機の能力を上記主要の室内機の運転に優
    先して適用し、上記主要の室内機の負荷が少なくなると
    上記主要の室内機の能力の余剰分を、上記補助の室内機
    の運転に適用するための制御装置と、 を備えることを特徴とする空気調和装置。
JP5203686A 1993-07-26 1993-07-26 空気調和装置 Pending JPH0735390A (ja)

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JP5203686A JPH0735390A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 空気調和装置

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JP5203686A JPH0735390A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 空気調和装置

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JP (1) JPH0735390A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09145130A (ja) * 1995-11-28 1997-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多室形空気調和システム
CN102200363A (zh) * 2010-03-23 2011-09-28 三菱电机株式会社 多室型空调机
WO2019082372A1 (ja) * 2017-10-27 2019-05-02 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

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US11486617B2 (en) 2017-10-27 2022-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus

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