JPH073503B2 - バツクフオ−カスの長い広角レンズ - Google Patents

バツクフオ−カスの長い広角レンズ

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JPH073503B2
JPH073503B2 JP4933386A JP4933386A JPH073503B2 JP H073503 B2 JPH073503 B2 JP H073503B2 JP 4933386 A JP4933386 A JP 4933386A JP 4933386 A JP4933386 A JP 4933386A JP H073503 B2 JPH073503 B2 JP H073503B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバツクフオーカスの長い広角レンズに関し、特
に電子写真カメラに好適な撮影画角が84度程度の広画角
でしかも良好なる光学性能を有したバツクフオーカスの
長い広角レンズに関するものである。
(従来の技術) 近年ビデオカメラの発達と共に電子写真カメラ、所謂ス
チルビデオカメラ(SVカメラ)が種々研究開発されてい
る。このSVカメラはその有効画面が35mmフイルムの写真
用の一眼レフカメラの有効画面に比べて小さく、大体対
角線長で11mm程度である。又SVカメラは写真用の一眼レ
フカメラと同様にフアインダー系へ撮影光束の一部を導
光させる為の反射鏡を例えば感光材の前方に配置してお
く必要がある。又SVカメラでは感光材の前方にローパス
フイルター、色フイルター等の各種のガラス材を配置す
る場合が多い。この為SVカメラは有効画面が比較的小さ
いにもかかわらずバツクフオーカスを写真用の一眼レフ
カメラ等に比べてかなり長くしておく必要がある。例え
ば35mmフイルムの写真用の一眼レフカメラでは有効画面
の対角線長をLとするとバツクフオーカスは0.8L程度で
あるのに対し、SVカメラでは有効画面の対角線長をlと
するとバツクフオーカスは2.2l程度必要となる。
このようにSVカメラではバツクフオーカスを長くするこ
とができ、しかも良好なる光学性能を有する従来の写真
用の一眼レフカメラやレンズシヤツターカメラ等で用い
られている撮影レンズとは異つた新し構成の撮影レンズ
が必要となつている。
撮影画角が84度程度のバツクフオーカスの比較的長い撮
影レンズとしては例えば特開昭55−81315号公報で提案
されているがこの撮影レンズは焦点距離に比べバツクフ
オーカスが1.6倍程度でありSVカメラ用としては短かす
ぎる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は撮影画角84度と広画角でFナンバー1.6程度のS
Vカメラに好適な良好に収差補正を行つたバツクフオー
カスの長い広角レンズの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の主たる特徴は、物体側より順に物体側へ凸面を
向けた負の屈折力のメニスカス状の第1レンズ、同じく
物体側へ凸面を向けた負の屈折力のメニスカス状の第2
レンズ、負の屈折力の第3レンズと正の屈折力の第4レ
ンズとを貼り合わせ全体として正の屈折力の第1貼り合
わせレンズ、正の屈折力の第5レンズと両レンズ面が凹
面の第6レンズとを貼り合わせ全体として負の屈折力の
第2貼り合わせレンズ、正の屈折力の第7レンズそして
少なくとも1つの正の屈折力のレンズを有する第8レン
ズ群とを有し、全系の焦点距離をf、前記第1レンズか
ら第2レンズまでの合成の焦点距離をfA、前記第5レン
ズから前記第8レンズ群までの合成の焦点距離をfC、前
記第1レンズと前記第6レンズの像面側のレンズ面の曲
率半径を各々R2,R11、前記第8レンズ群の最終レンズ面
の曲率半径をRL、前記第3、第4レンズのレンズ厚を各
々D5,D6、前記第3、第4レンズのガラスのアツペ数を
各々ν3としたとき 1.8≦|fA/f|≦2.5 ……(1) 1.2≦|fC/fA|≦1.6 ……(2) 2≦|R2/f|≦2.4 ……(3) 1.8≦|(D5+D6)/f|≦6.2 ……(4) 1≦|R11/RL|≦1.6 ……(5) 15≦|ν−ν4|≦45 ……(6) なる条件を満足することである。
(実施例) 第1図は本発明の数値実施例1のレンズ断面図である。
一般に撮影画角が84度程度あり、しかもバツクフオーカ
スが焦点距離の3.5倍以上あるレトロフオーカス型のレ
ンズ系においては軸外収差、特にペツツバール和の減少
を図り、像面湾曲を少なくし、負の歪曲収差を少なくす
ることが困難となつてくる。又レンズ系が明るくなるに
つれて球面収差を良好に補正するのが困難となつてく
る。
本実施例においては第1レンズと第2レンズとから成る
レンズ群で負の屈折力の前方レンズ群を構成し、第5レ
ンズから第8レンズ群に至るレンズで正の屈折力の後方
レンズ群を構成している。
そして前方レンズ群と後方レンズ群との間に負と正の屈
折力の2つのレンズを貼り合わせた全体として正の屈折
力の比較的レンズ厚の長い中間レンズ群を設けている。
これにより前方レンズ群と後方レンズ群との主点間隔を
拡大している。そして第1レンズと第2レンズを共に負
の屈折力の物体側へ凸面を向けたメニスカス形状とし、
バックフオーカスの拡大を図ると共に、軸外収差特に非
点収差と歪曲収差を良好に補正している。
後方レンズ群のうちの正の屈折力のレンズから生じるコ
マ収差を同じ後方レンズ群の負の屈折力の第6レンズの
像面側のレンズ面の曲率半径を適切に設定することによ
り補正している。又このときの第6レンズの像面側のレ
ンズ面より生じる正の球面収差を最終レンズの像面側の
レンズ面の曲率半径を適切に設定することにより補正し
ている。
第1貼り合わせレンズの2つのレンズのガラスの分散を
適切に設定し、画面周辺にかけての倍率色収差を良好に
補正している。
そして正の屈折力の第7レンズに比較的高い屈折率のガ
ラスを用いることにより像面側のレンズ面の曲率を緩く
し、球面収差及び高次のコマ収差の発生を少なくしてい
る。
次に前述の各条件式の技術的意味について述べる。
条件式(1)は前方レンズ群である第1レンズから第2
レンズまでの合成屈折力と全系の屈折力の比に関し、バ
ックフオーカスを全系の焦点距離の3.5倍以上とし、し
かも軸外収差の発生を少なくする為のものである。
条件式(2)は後方レンズ群である第5レンズから第8
レンズ群までの合成屈折力と前方レンズ群との屈折力の
比に関し条件式(1)と共にバックフオーカスの拡大を
図りつつ全系の屈折力配置を適切に行い画面全体の収差
を良好に補正する為のものである。
条件式(1)の上限値、条件式(2)の下限値を越える
と前方レンズ群の屈折力が弱くなりすぎバックフオーカ
スを充分長くすることが難しくなり、又条件式(1)の
下限値、条件式(2)の上限値を越えるとバックフオー
カスは充分長くなるが前方レンズ群の屈折力が強くなり
すぎ軸外収差、特に非点収差の補正が困難になると共に
ペツツバール和が負の方向へ増大し像面湾曲を良好に補
正するのが難しくなる。
条件式(3)は第1レンズの像面側のレンズ面の屈折力
に関し、主に軸外収差を良好に補正する為のものであ
る。条件式(3)の下限値を越えて屈折力が強くなりす
ぎると歪曲収差が増大し、又上限値を越えると像面湾曲
が増大してくる。
条件式(4)は第3レンズと第4レンズとから成る第1
貼り合わせレンズのレンズ厚に関し、前方レンズ群と後
方レンズ群との間の主点間距離を適切に設定し、バツク
フオーカスを充分長くとると共に軸外収差を良好に補正
するためのものである。下限値を越えてレンズ厚が短く
なるとバツクフオーカスを十分長くするのが難しくなる
と共に非点収差とコマ収差が増大してくる。又上限値を
越えてレンズ厚が長くなりすぎるとバツクフオーカスは
十分長くなりしかも軸外収差を比較的良好に補正するこ
とが容易となるが、画面周辺での光束のケラレが多くな
り周辺光量が低下してくるので好ましくない。
条件式(5)は第6レンズの像面側のレンズ面と最終レ
ンズの像面側のレンズ面の屈折力比に関し、Fナンバー
1.8近傍に伴う球面収差の補正を良好に行う為のもので
ある。下限値を越えると球面収差は補正過剰となり又上
限値を越えると補正不足となる。
条件式(6)は第1貼り合わせレンズの両レンズのガラ
スの分散に関し、主に倍率色収差の補正を良好に行う為
であり、下限値を越えると正、上限値を越えると負の方
向へ倍率色収差が増大してくるので好ましくない。
本実施例は以上の各構成要件を満足させることにより本
発明の目的を達成することができるが更に画面全体の光
学性能を良好にする為には第1レンズ面の物体側のレン
ズ面を次の形状を有する非球面とするのが好ましい。
いま光軸方向にx軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行
方向を正とし、レンズ面の頂点とx軸との交点を原点に
とりを基準球面半径とし、A,B,C,D,Eを各々非球面係
数とし、第1レンズの媒質の屈折率をnとしたとき とし、ここで φ=(n−1)b1 Ω=(n−1)c1 としたとき 3×10-5<φ<1.2×10-4 ……(7) 7×10-7<|Ω|<3×10-6 ……(8) の如く非球面形状を特定することである。
条件式(7),(8)は非球面形状を適切に設定し、主
に広画角化に伴う歪曲収差の補正を良好に行う為のもの
である。条件式(7),(8)の下限値を越えると負の
歪曲収差が増大し、逆に上限値を越えると正の歪曲収差
が大きくなり又非点収差が負の方向へ増大すると共に像
面湾曲も大きくなつてくるので好ましくない。
尚本実施例においてフオーカシングはレンズ系全体を移
動させても若しくは第1、第2レンズの一方を若しくは
双方を一体化して移動させても若しくは後方レンズ群を
一体化して移動させて行つても良い。
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例において、
Riは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Di
は物体側より順に第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Ni
とνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラス
の屈折率とアツペ数である。但し最後の2つのレンズ面
は必要に応じて挿入される色フイルター、フエースプレ
ート等のガラス材である。
又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係
を表−1に示す。
(本発明の効果) 本発明によればSVカメラに好適な撮影画角84度と広画角
でFナンバー1.8程度と明るくしかもバツクフオーカス
が焦点距離の3.5倍以上を有する良好に収差補正を行つ
たバツクフオーカスの長い広角レンズを達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1、第2、第3図は各々本発明の数値実施例1,2,3の
レンズ断面図、第4、第5、第6図は各々本発明の数値
実施例1,2,3の諸収差図である。図中dはd線、gはg
線、Sはサジタル像面、Mはメリデイオナル像面であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に物体側へ凸面を向けた負の
    屈折力のメニスカス状の第1レンズ、同じく物体側へ凸
    面を向けた負の屈折力のメニスカス状の第2レンズ、負
    の屈折力の第3レンズと正の屈折力の第4レンズとを貼
    り合わせ全体として正の屈折力の第1貼り合わせレン
    ズ、正の屈折力の第5レンズと両レンズ面が凹面の第6
    レンズとを貼り合わせ全体として負の屈折力の第2貼り
    合わせレンズ、正の屈折力の第7レンズそして少なくと
    も1つの正の屈折力のレンズを有する第8レンズ群とを
    有し、全系の焦点距離をf、前記第1レンズから第2レ
    ンズまでの合成の焦点距離をfA、前記第5レンズから前
    記第8レンズ群までの合成の焦点距離をfC、前記第1レ
    ンズと前記第6レンズの像面側のレンズ面の曲率半径を
    各々R2,R11、前記第8レンズ群の最終レンズ面の曲率半
    径をRL、前記第3、第4レンズのレンズ厚を各々D5,
    D6、前記第3、第4レンズのガラスのアツベ数を各々ν
    3としたとき 1.8≦|fA/f|≦2.5 1.2≦|fC/fA|≦1.6 2≦|R2/f|≦2.4 1.8≦|(D5+D6)/f|≦6.2 1≦|R11/RL|≦1.6 15≦|ν−ν4|≦45 なる条件を満足することを特徴とするバツクフオーカス
    の長い広角レンズ。
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