JPH0734206U - ネジ接合部 - Google Patents

ネジ接合部

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Publication number
JPH0734206U
JPH0734206U JP6354093U JP6354093U JPH0734206U JP H0734206 U JPH0734206 U JP H0734206U JP 6354093 U JP6354093 U JP 6354093U JP 6354093 U JP6354093 U JP 6354093U JP H0734206 U JPH0734206 U JP H0734206U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
hole
boss
protrusion
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP6354093U
Other languages
English (en)
Inventor
滋 本間
秀樹 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP6354093U priority Critical patent/JPH0734206U/ja
Publication of JPH0734206U publication Critical patent/JPH0734206U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、従来のネジ結合の締結力を
維持して、簡便法を用いて容易にネジ接合を解除できる
ネジ接合部を得ることである。 【構成】 ネジボス2に設けられたネジ穴5の径をネジ
8の径より大きくし、前記ネジ穴5及びネジボス2の外
周部7にネジ挿入方向に向うにつれて狭くなるテーパー
を付け、前記ネジボス2を半径方向に分割するスリット
6を設け、前記ネジボス2と前記外周部7とを嵌合させ
たときに、該外周部7を押圧して、該外周部7及び前記
ネジ穴5のテーパーを強制的になくす突起9を、前記ネ
ジボス嵌合部4の内周に突設したネジ接合部。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネジ接合部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近頃は、省資源、省エネルギー、資源の再利用など地球保護に関心が寄せられ ている。電動工具の分野にも資源再利用の観点から製品寿命が終了した工具を廃 棄する際に分別回収を容易にするため、工具の分解し易さが要求されている。
【0003】 従来の電動工具等の手持工具では、2つ割りの樹脂製外枠にそれぞれ突設した ネジ嵌合部に、一方の外枠から他方の外枠に向かってセルフタッピングスクリュ ーを締め付け、一組の外枠を締結していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電動工具は苛酷な条件で使用されるので、簡単に外枠が分解しないように、ネ ジ接合により連結し、さらにネジの締結力を増すために、ネジの長さが必然的に 長くなっていた。これらの電動工具を分解する場合は、長いネジを完全に締めな くてはならなく、分解するために時間がかかっていた。
【0005】 本考案の目的は、前記ネジの締結力を維持して、簡便法を用いて容易に工具の 分解ができるネジ接合部を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、メネジとして使用される穴を有する突起に前記穴の深さ方向にス リットを設けることにより達成される。
【0007】
【作用】
上記のように構成されたネジ接合部を組立てる場合、メネジとして使用される 穴を有する突起と該突起の外周に嵌合する様に形成された突起が嵌合した際に、 前記メネジとして使用される穴を有する突起に設けたスリットが圧接して、前記 メネジとして使用される穴が螺合可能に形成されるので、前記穴にネジを締め付 け、組立が完了する。
【0008】 次に上記のように組立てられたネジ接合部を分解する場合、ネジを緩めていく と、前記メネジとして使用される穴を有する突起と該突起の外周に嵌合する様に 形成された突起の嵌合状態がはずれて、ネジ接合が解除される。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図6を用いて説明する。図1は本考案になる電動工 具の外枠の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図 4乃至図6は図2と図3の嵌合状態を示す状態図である。
【0010】 図1に示すように、電動工具の外枠1から突出し内部にネジ穴5を備えている ネジボス2と外枠3から突出しているネジボス嵌合部4が設けられている。前記 ネジ穴5はネジ8の径より大きく設けられ、前記ネジ穴5及びネジボス2の外周 部7に前記ネジボス2の先端から根元に向けて狭くなるテーパーが付いていて、 前記ネジボス2を半径方向に分割するスリット6が設けられている。前記ネジボ ス2と前記ネジボス嵌合部4とを嵌合させたときに、前記外周部7を押圧して該 外周部7及び前記ネジ穴8のテーパーを強制的におさえる突起9を前記ネジボス 嵌合部4の内周に突設している。まず外枠1に外枠3を嵌合させてネジ接合によ り組立てる場合を、図4及び図5を用いて説明する。ネジボス嵌合部4の突起9 がネジボス2の突起スライド面10を押圧しながらスライドし、外周部7のテー パーがそれに伴ない強制的におさえられていき、さらに前記突起9をネジボス突 き当て面11がボス先端12に突き当たる(図4の位置)まで押圧すると前記ネ ジ穴6及び前記ネジボス外周部7のテーパーがおさえられ前記ネジ穴6はネジ径 より小さくなるので図5に示すようにネジ8によりネジ接合することができ、組 立が完了する。
【0011】 次に上記のように組立てられた電動工具を分解する場合、前記ネジ8を緩めて いくと前記突起9が前記突起スライド面10をスライドし、それに伴ない前記外 周部7が基のテーパーにもどろうとし、それに伴ない前記ネジ穴6のテーパーも 大きくなり、さらに前記突起9がボス先端12に達する(図6の位置)まで前記 ネジ8を緩めると前記外周部7及び前記ネジ穴6のテーパーは基にもどり前記ネ ジ穴6がネジ径より大きくなり、ネジ結合が解除されるので前記ネジ8を最後ま で緩めなくても、分解することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、ネジボスに設けられたネジ穴の径をネジの径より大きくし、 前記ネジ穴及びネジボスの外周部に前記ネジボスの先端から根元に向けて狭くな るテーパーを付け、前記ネジボスを半径方向に分割するスリットを設け、前記ネ ジボスと前記外周部とを嵌合させたときに、該外周部を押圧して、該外周部及び 前記ネジ穴のテーパーを強制的におさえる突起を、前記ネジボス嵌合部の内周に 突設したので、ネジ接合により組立てられたネジ接合部を分解する場合、ネジを 緩めていくと前記外周部及び前記ネジ穴のテーパーが基に戻って、前記ネジ穴の 径がネジの径より大きくなるので、最後までネジを緩めなくてもネジ接合が解除 され、分解が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になる電動工具の外枠の正面図であ
る。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 図2及び図3の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図5】 図2及び図3の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図6】 図2及び図3の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2はネジボス、4はネジボス嵌合部、5はネジ穴、6は
スリット、7は外周部、8はネジ、9は突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの部材にそれぞれ設けたネジ接合部
    の一方はメネジとして使用される穴を設けた突起であ
    り、もう一方は前記突起の外周に嵌合する様に形成され
    ると共に前記メネジとして使用される穴に螺合するオネ
    ジが貫通する穴を有している突起であるネジ接合部にお
    いて、前記メネジとして使用される穴を有する突起に該
    穴の深さ方向にスリットを設けたことを特徴とするネジ
    接合部。
JP6354093U 1993-11-26 1993-11-26 ネジ接合部 Pending JPH0734206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6354093U JPH0734206U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 ネジ接合部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6354093U JPH0734206U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 ネジ接合部

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Publication Number Publication Date
JPH0734206U true JPH0734206U (ja) 1995-06-23

Family

ID=13232160

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6354093U Pending JPH0734206U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 ネジ接合部

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JP (1) JPH0734206U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011252513A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Kyocera Mita Corp 部材締結構造及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000808