JPH07336370A - 通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置及び通信制御方法

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JPH07336370A
JPH07336370A JP7087937A JP8793795A JPH07336370A JP H07336370 A JPH07336370 A JP H07336370A JP 7087937 A JP7087937 A JP 7087937A JP 8793795 A JP8793795 A JP 8793795A JP H07336370 A JPH07336370 A JP H07336370A
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誠 中村
Yosuke Tajika
陽介 多鹿
Masako Sato
雅子 佐藤
Akihiko Sugikawa
明彦 杉川
Teruhiko Ukita
輝彦 浮田
Kazuaki Iwamura
和昭 岩村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の場所で情報機器を持ち寄るだけで、複
数の情報機器の間で通信できる通信制御装置を提供す
る。 【構成】 通信端末識別情報を発生する通信端末識別情
報発生部11と、他の通信端末からの通信端末識別情報
を受信し通信可能な通信端末を識別する通信可能端末識
別部14と、この通信可能端末識別部により識別された
通信可能な通信端末を同一のグループとして設定するグ
ループ設定部13と、設定された同一グループ内にある
他の通信端末のみと通信するようにした宛先ヘッダ部1
2とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報通信機器の通信制
御装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機能を有する多数の端末間の相互通
信を実現する方法としては、接続制御を行うための交換
制御局を設置するのが一般的である。
【0003】例えば、携帯電話では一定のエリアをカバ
ーする基地局が多数設置されており、加入者はこの基地
局を介して通信を行っている。ユーザからの通信接続要
求に応じて通信接続を行うには、該基地局が接続する相
手の通信端末が何であるかを予め知っておく必要があ
る。
【0004】つまり端末の予備登録が必要となり、不特
定多数の相手と接続することはできない。また、一定エ
リア毎に基地局を設置する必要があるため、その適用は
自動車電話等の課金を行う大規模通信サービスに限定さ
れる。
【0005】また、課金を伴わずに、多数の端末間の相
互通信を比較的簡易に実現できる方式として、TCP/
IPプロトコルを用いた無線LANがある。
【0006】この無線LANは、数100kHz−10
MHzの帯域幅を持ち、通信を行いたいときには、無線
波が存在しないことを確認した後パケット信号をバース
ト的に送信する。電波が届く範囲にある通信端末は、受
信信号から自局宛の識別番号が付与されている場合にそ
の信号を取込む。
【0007】つまり、この方式においては、送信を行う
通信端末が、受信相手の通信端末の識別番号を予め知っ
ておく必要がある。また、無線LANも簡易基地局を用
いているものが多く、通信端末が自由に移動できるのは
基地局からの電波が届く範囲に限定され、任意の場所で
不特定多数の相手と通信接続することはできない。
【0008】さらに、CPU(中央演算処理装置)を内
蔵した情報機器は、パソコンや個人携帯情報機器のよう
に、パーソナル化と小型化が進展している。
【0009】そして、これら携帯情報機器やパソコンで
作成されたテキストの内容を他の人に伝達する際には、
紙に印刷して手渡すのが普通である。
【0010】しかしながら、一旦紙に印刷されて伝達さ
れた場合には、受領者がその内容を自己の情報機器で再
利用するには、その全文を人手によりキーボードから再
入力する必要があり、簡易に再利用をすることができな
かった。
【0011】特に、紙で伝達された内容が複雑な絵のよ
うな場合には、実質上再利用は不可能であった。
【0012】従って、これまで携帯情報機器は個人作業
を補助するものとして主に利用されてきた。
【0013】また、上述したような個人用携帯情報機器
のパーソナル化が進展した結果、これらの機器を単独で
使うだけでなく、他の情報機器からのデータを受信でき
るようにするために、通信機能を付与したものが考案さ
れるようになった。これらは、会社などに施設された有
線LANに接続されるホスト計算機と携帯情報機器との
間でデータ転送を可能ならしめることを主たる目的とし
ている。
【0014】すなわち、個人情報端末を携帯電話につな
ぐことにより、公衆電話回線を経由してホスト計算機に
接続し、自分宛の電子メールを外出先の任意の場所で読
めるようにしている。この場合には携帯情報機器の使用
場所は限定されないが、接続できる相手は自分のホスト
計算機等、公衆網から接続できる既知の相手に限定され
ている。
【0015】一方、多くの人が携帯情報機器を保有して
いる状況では、これらの間で、電子的に作成された情報
を転送できる機能が求められる。
【0016】また、これらの携帯情報機器の間での通信
接続の手順は、限りなく無手順に近い簡易さが求められ
るばかりか、不特定多数の相手とも通信接続できること
が望ましい。
【0017】例えば、セールスマンが販売情報を記憶し
た携帯情報機器を持って、顧客に販売促進の説明を行う
場合、顧客の名前すら不明であることが多い。ましてや
顧客が保有する携帯情報機器の機器識別番号を前もって
知るすべはない場合がほとんどである。
【0018】このような、不特定多数の相手が保有する
携帯情報機器との間でも、簡易に通信設定ができる技術
が望まれている。また、そこで扱う情報はテキストに限
らず、ビットマップ対応の画面情報や、帯域圧縮された
動画像など、種々のマルチメディア情報が扱えることが
望ましい。さらに、同時に情報を交換する相手は、一人
に限られるものではなく、同時に複数の人との間で情報
を交換できることが望まれる。
【0019】携帯情報機器に通信機能を持たせたものと
して、赤外線を用いて相互に通信できる方法が知られて
いるが、この方法では2個の携帯情報機器の間でしか行
えず、かつ、一方の携帯情報機器の送信部と他方の携帯
情報機器の受信部が対向するように設置する必要があ
る。また、少し離れた携帯情報機器の間に遮蔽物がある
と通信できなくなる等、極めて使い難いものとなってい
た。さらに、その伝送できる情報伝送速度も低く、実用
上、送信できる情報はテキスト文書等限られたものとな
っていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の携
帯情報機器の間で通信を行うには、通信相手の機器識別
番号を予め登録しておく必要があるため接続できる相手
が限定されこと、使用場所が限定されること、接続の手
順が比較的複雑であること、情報伝送速度が低く多種の
メディアを扱えないこと、複数の人の間で同時に情報の
交換ができないこと等の問題があった。
【0021】本発明は、この点に鑑みなされたもので、
その目的は、任意の場所で携帯情報機器を持ち寄るだけ
で複数の携帯情報機器の間で通信を可能ならしめる通信
制御装置と通信制御方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御装置
は、自己の通信端末を識別するための通信端末識別情報
を送信する通信端末識別情報送信手段と、他の通信端末
からの通信端末識別情報を受信する通信端末識別情報受
信手段と、この通信端末識別情報受信手段が受信した通
信端末識別情報に基づいて通信可能な通信端末を識別す
る通信可能端末識別手段と、この通信可能端末識別手段
により識別された通信可能な通信端末のうちの一個また
は複数個の通信端末を同一のグループとして設定するグ
ループ設定手段と、このグループ設定手段により設定さ
れた同一グループ内の通信端末に情報を送信する情報送
信手段とを有したものである。
【0023】
【作 用】上記構成の通信制御装置について説明する。
【0024】通信端末識別情報送信手段が、自己の通信
端末を識別するための通信端末識別情報を送信する。す
なわち、自己の通信端末に固有の識別情報を、例えば定
期的に送信している。
【0025】通信端末識別情報受信手段が、他の通信端
末からの通信端末識別情報を受信する。
【0026】通信可能端末識別手段が、この通信端末識
別情報受信手段が受信した通信端末識別情報に基づいて
通信可能な通信端末を識別する。例えば、情報機器が相
互に離れた位置にあるときには、上記の通信端末識別情
報が受信されず、近づいた場合に受信され通信可能と判
別される。
【0027】グループ設定手段が、この通信可能端末識
別手段により識別された通信可能な通信端末のうちの一
個または複数個の通信端末を同一のグループとして設定
する。これにより、使用者の意思に反して、近くにある
が通信を希望しない相手と通信接続がなされるのを防ぐ
ことができる。また、近くに二組以上のグループがいる
場合にも、相互に独立した形態で通信が行える。なお、
同一グループにあるか否かは、通信可能と判別された
後、通信端末の識別情報あるいはそれに付随される任意
の情報、例えば情報機器の使用者名等を自己の情報機器
に表示し、表示された通信端末情報の中から使用者が選
択する等により設定することができる。
【0028】情報送信手段が、前記グループ設定手段に
より設定された同一グループ内の通信端末に情報を送信
する。
【0029】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の第1の実施例の通信制
御装置100を図面に基づいて説明する。なお、この通
信制御装置100は、携帯情報機器に使用することを目
的とする。
【0030】図1は、通信制御装置100のブロック図
である。通信制御装置100は、ユーザ情報処理部10
1と通信制御部102と無線送受信部103とにより構
成されている。
【0031】ユーザ情報処理部101は、いわゆるアプ
リケーションを実行する部分であり、通信制御部102
は、通信制御を行う部分であり、無線送受信部103
は、通信制御部102から発生される各種の制御情報
と、ユーザ情報処理部101から発生される送信情報を
無線を通じて送受信するための各種処理を行う部分であ
る。
【0032】通信制御装置100の送受信の状態を下記
に説明する。
【0033】通信端末識別情報発生部11からは、定期
的に自己の通信端末識別信号が発生される。この通信端
末識別信号は、制御チャネル変調部21に送られる。
【0034】送信ユーザ情報は、ユーザ情報処理部10
1から宛先ヘッダ生成部12に入力される。その送信ユ
ーザ情報を送信するグループを指定するグループ指定情
報が、同時にユーザ情報処理部101からグループ設定
部13に入力される。
【0035】グループ設定部13は受入したグループ指
定情報に基づいて、そのグループに属する相手通信端末
の識別情報を宛先ヘッダ生成部12に出力する。
【0036】宛先ヘッダ生成部12は、送信ユーザ情報
に相手通信端末の識別情報を宛先ヘッダとして付与し、
情報チャネル変調部22に出力する。
【0037】情報信号を送信する情報チャネルと、制御
信号を送信する制御チャネルは、例えば、周波数分割等
によりチャネル分離されている。そして、情報チャネル
変調部22及び制御チャネル変調部21は、各々のチャ
ネルに応じた変調を行う。
【0038】情報チャネル変調部22及び制御チャネル
変調部21から出力された信号は、多重化回路23によ
り多重された後、逓倍部24で高周波に周波数変換さ
れ、電力増幅器25により適当な電力に増幅された後、
分波器30を介してアンテナ31から同報的に送信され
る。
【0039】一方、アンテナ31で受信された他局から
の各種の情報信号は、分波器30を介して逓減部26で
高周波からベースバンド帯域に変換された後、分離回路
27により分離されて、制御チャネル復調部28と情報
チャネル復調部29に導かれ、受信制御情報と受信ユー
ザ情報とにそれぞれ復調される。
【0040】情報チャネル復調部29から出力される受
信ユーザ情報信号は、宛先ヘッダ識別部17でユーザ情
報に付与されている宛先ヘッダが検査され、該受信ユー
ザ情報が自局宛の情報か否かが識別される。自局宛の場
合には受信した受信ユーザ情報をユーザ情報処理部10
1に出力し、自局宛でない場合は廃棄する。
【0041】以上により、自局の通信端末識別番号の送
信と、グループ設定がなされた通信端末間でのユーザ情
報の送受信が行われる。
【0042】グループ設定は以下のようにしてなされ
る。
【0043】前述したように通信端末識別情報発生部1
1から発生される通信端末識別信号は、定期的に無線送
受信部103を介してアンテナ31から送信されてい
る。
【0044】一方、他の通信端末から送信されてきた通
信端末識別情報は、アンテナ31、分波器30、逓減部
26を介してベースバンド信号に変換される。その後、
分離回路27により制御チャネルの信号が分離され、制
御チャネル復調部28に導かれる。
【0045】制御チャネル復調部28からは、所定の復
調を行って得られた通信端末識別情報が通信可能端末識
別部14に出力される。
【0046】通信可能端末識別部14は、受入した制御
情報の中に通信端末識別情報があり、かつ、この信号が
ある一定時間内に繰り返し受信されると、この通信端末
との通信が可能であると判別し、通信端末識別情報を比
較回路16と通信可能端末記憶部15に出力する。
【0047】比較回路16は、通信可能端末識別部14
から入力される信号と通信可能端末記憶部15に記憶さ
れている通信端末識別情報とを比較し、その比較結果に
応じて制御信号を通信可能端末記憶部15に出力する。
比較結果が一致しているときは、通信可能端末記憶部1
5の内容を書き換える必要はないので、比較回路16か
ら通信可能端末記憶部15へは制御信号は出力されな
い。一方、比較結果が不一致のときには、通信可能端末
記憶部15の内容を更新するように制御信号を出力す
る。
【0048】このように、通信制御装置100を具備す
る携帯情報機器が近くに来て、互いに送信している無線
電波が一定以上の電界強度で受信されるようになると、
定期的に送信している通信端末識別情報が受信され、通
信可能端末記憶部15にその通信端末識別情報が新たに
書き加えられる。
【0049】通信可能端末記憶部15の内容は、ユーザ
情報処理部101とグループ設定部13にも導かれてい
る。
【0050】ユーザ情報処理部101は、通信可能端末
記憶部15によって示される通信可能端末の中から、通
信を希望する一つまたは複数個の相手を選びだし、グル
ープ設定部13に設定命令信号を出力する。
【0051】グループ設定部13は、この設定命令信号
に従って、通信可能端末記憶部15から示される通信端
末識別情報と設定するグループとの対応表を作成し保持
する。
【0052】このようにして、グループに属する通信端
末間での論理的通信リンクが設定される。なお、ここ
で、論理的通信リンクとは、相互に通信可能な通信端末
であって、かつ、通信を希望する通信端末を、一のグル
ープに設定して、このグループ内の通信端末を、ユーザ
が特別な操作や処理をしないで、通信可能な状態に接続
することをいう。
【0053】なお、グループの数は複数設定しても良
く、また、ある通信可能な端末を複数のグループに重複
登録しても良い。
【0054】例えば、通信可能端末記憶部15にA1,
A2,A3,A4,A5からなる5つの通信端末の識別
情報が記憶されているとき、ユーザ情報処理部101
は、グループB1としてA1,A2,A3を、グループ
B2としてA1,A4を登録できる。ユーザ情報処理部
101がデータを送信するときは、前述したように、送
信ユーザ情報を宛先ヘッダ生成部12に出力するととも
に、その送信相手を示すグループB1またはB2をグル
ープ設定部13に出力し、そのグループに属する携帯情
報機器にだけ同報的にユーザ情報が送られる。なお、こ
の同報的に送信する方法については、後述する。
【0055】通信制御装置100を具備する携帯情報機
器が近くに来て、通信可能端末記憶部15にその通信端
末識別情報が記憶された後、再度、遠ざかる等して相互
に受信できる無線電波が一定以下の電界強度になると、
定期的に受信されていた通信端末識別情報が受信されな
くなる。この場合の制御動作について説明する。
【0056】通信可能端末識別部14は、受入した制御
情報の中から通信端末識別情報を識別する機能に加え
て、通信可能端末記憶部15に記憶されている通信端末
識別情報が一定の頻度で係属して受信されているか否か
も判別する。
【0057】例えば、ある通信端末識別情報が一定時間
の間全く受信されなくなれば、その携帯情報機器は通信
可能でないと判別し、その通信端末識別情報を通信可能
端末記憶部15に出力して、その通信端末識別情報を通
信可能端末記憶部15から取り除く。
【0058】なお、ユーザ情報処理部101は、通信可
能端末記憶部15に記憶されている通信端末識別情報を
受入しているので、通信ができなくなったことを検知で
きる。
【0059】以上のようにして、通信制御装置100を
具備する携帯情報機器は、下記の効果がある。
【0060】携帯情報機器同士が、近づくだけで通信可
能となり、どこででも、所望の相手と論理的通信リンク
を設定することができる。また、設定された通信リンク
は、携帯情報機器が遠ざかり通信不可能になると自動的
に消滅する。
【0061】携帯情報機器同士が、近づくだけで、所望
の相手と通信リンクを設定できることから、相手のアド
レス番号等を予め設定する必要はなく、初対面の相手と
でも容易に通信リンクを設定できる。
【0062】複数の通信端末と同報通信ができるので、
複数の端末との同時接続サービスができる。
【0063】無線の電界強度はアンテナ近傍で距離の6
乗で減衰し、少し離れたところでも距離の3乗で減衰す
るが、本発明に係る通信制御装置100は、近づいた時
にだけ動作すれば良いので、高速のデータ伝送が可能と
なる。
【0064】例えば、現在の無線LANは半径200m
程度のエリアをカバーするが、本発明では半径10〜2
0mで十分目的を達成できる。同一の電力で送信する場
合、半径が20mで比較すると本発明では(200/2
0)**3=1000倍の伝送速度で送信しても、ほぼ
同一のビット誤り率で受信できる。逆に同一の伝送速度
で送信する場合には、送信電力を30dB低減できるの
で、電池が小型にできる。
【0065】他のシステムとの電波干渉も著しく減らす
ことができる。
【0066】このように、本発明によれば、種々格別の
効果が得られる通信サービスが提供できる。
【0067】なお、本発明の実施にあたっては、さらに
種々の機能を付加することができる。
【0068】通信制御装置100では、無線電波の届く
範囲にある通信端末は通信可能な端末として識別され
る。電波の届く範囲が大きくなると、他のグループとの
間でも無線通信メディアを共用するために、伝送スルー
プットが低下する。
【0069】図3は、この通信制御装置100を具備す
る携帯情報機器の使用例を示している。
【0070】グループD1には通信端末C1,C2,C
3が属し、グループD2には通信端末C4,C5が属し
ている。グループD1とグループD2は全く別の通信リ
ンクが設定されているが、グループD1とD2が互いに
電波が届く範囲にある場合には、同一の無線通信メディ
アを5台が共有することになる。一方、グループD1と
D2が互いに電波の届く範囲外にあれば、各々のグルー
プで無線通信メディアを専用できる。
【0071】次に、データが同報的に伝送される手順を
さらに詳述する。
【0072】有線通信では、例え同じ内容を伝送する場
合であっても、複数の相手に伝送するためには、複数回
の伝送を必要とする。例えばファクシミリ装置には同報
機能を持つものがあるが、この場合であっても、伝送路
上では同報的にデータを送信している訳ではなく、複数
の相手に対して順次送信しているに過ぎない。つまり、
N箇所に送信するためには、N回の送信が必要となる。
無線通信では、電波が同報的に届くため、その送信信号
に付与する宛先ヘッダを工夫することにより、送信回数
を減じることができる。
【0073】図3において、グループD1には端末C
1,C2,C3が属している。このとき、端末C1のグ
ループ設定部13では、C2とC3をグループとする設
定がなされている。
【0074】同様に、端末C2のグループ設定部13で
は、C1とC3をグループとする設定が、また、端末C
3のグループ設定部13では、C1とC2をグループと
する設定がなされている。
【0075】このようなC1,C2,C3の端末間での
データ伝送は、次のようにしてなされる。図4は、送信
データフォーマットを示す。
【0076】パケットの先頭には、パケットの始まりを
示すパケットヘッダが付与されている。パケットヘッダ
を識別する方法は種々あるが、特殊なビットパターンを
パケットヘッダに割当て、パケットヘッダ以外の部分に
これと同じパターンが現れたときには、余分のダミービ
ットを挿入するCCITT勧告のHDLC手順の方法が
公知である。
【0077】パケットヘッダの次には、コントロール信
号部と情報ビット部が続き、最後に誤り検出のためのC
RCビットが付与されている。
【0078】コントロール信号部は、さらに、パケット
長指示部と宛先ヘッダ長指示部と単数または複数の宛先
ヘッダに分けられる。パケット長指示部はこのパケット
全体の長さを示している。宛先ヘッダ長指示部はこのパ
ケットを同報的に送信する相手の数を示しており、この
信号により受信端末が宛先ヘッダと情報ビット部の境界
を認知できる。宛先ヘッダ部には、送信相手の通信端末
識別情報が書き込まれる。
【0079】図3のグループD1において、端末C1が
送信する場合には、グループ設定部13からの指示に従
い、宛先ヘッダ生成部12において、パケットヘッダ、
コントロール信号部及びCRCが付加される。宛先ヘッ
ダ生成部12においては、二つの局に同報的に送信する
ので、宛先ヘッダ長指示部には2と書き込まれ、端末C
2と端末C3の通信端末識別情報が各々宛先ヘッダに書
き込まれる。
【0080】次に、端末C2あるいはC3の宛先ヘッダ
識別部17の動作を詳述する。宛先ヘッダ識別部17
は、受信した信号からパケットヘッダを検出すると、そ
れに引き続くパケット長指示部の信号と宛先ヘッダ長指
示部の信号を読み取る。
【0081】次いで、宛先ヘッダ長指示部により識別さ
れた宛先ヘッダ部の信号と自局端末識別番号を比較し、
宛先ヘッダ部に自局の端末識別番号が含まれている場合
には、パケット長指示部で示された長さの受信信号を取
出す。次に、CRCによる受信誤り検査を行い、この判
定結果とともに受信信号をユーザ情報処理部に出力す
る。
【0082】なお、CRCは受信信号に含まれる誤りの
有無を判別するものであり、誤りが検出されるとそのデ
ータの再送を要求する等により高い信頼度でデータの送
受信ができるが、高信頼度を要求しない場合には省いて
もよい。
【0083】かくして、端末C1から一つのパケットを
送出するだけで、C2及びC3なる複数の端末に対して
同報的にデータ送信がなされる。
【0084】なお、上述した例では、同報的にデータを
送信する際の宛先ヘッダ信号として、各端末の端末識別
情報を用いたが、グループD1が設定された後、端末C
1,C2,C3の間で、グループ番号を適宜設定し共有
して、宛先ヘッダ生成部12では、宛先ヘッダにこのグ
ループ番号を書き込むようにしてもよい。この場合に
は、図4の宛先ヘッダ長指示部は省略できる。また、こ
の場合には、宛先ヘッダ識別部17では、グループ番号
を識別検出することになる。
【0085】いずれにせよ、宛先ヘッダとして複数の相
手の端末識別番号もしくはグループ識別番号を送信デー
タに付与することにより、一回の送信で複数の相手に同
報的に信号を送信でき、無線回線の有効利用が図れ、こ
の結果、データ送信がスムーズに行われて、使い勝手の
よいサービスを提供できる。この効果は、送信するデー
タが画像信号のような大容量の信号であるとき、特に顕
著となる。
【0086】ところで、一旦グループが設定され、論理
的通信リンクが設定された後は、グループに属する通信
端末との通信が可能な範囲で、できるだけ送信電力を小
さくすることが望ましい。
【0087】また、通話中にある通信端末が少し移動
し、電波が届き難くなったとき、送信電力を少し増加さ
せることにより、通信遮断を防ぐことができる。
【0088】(第2の実施例)図2は、これらの機能を
付加した第2の実施例の通信制御装置200のブロック
図である。
【0089】この実施例では、図1の実施例の電力増幅
器25が可変増幅器41に置き換えられるとともに、回
線品質監視部42が付加されている。
【0090】図1の実施例と同様にして、通信可能端末
識別部14が一定時間内に同一の通信端末識別信号を検
出して新たな通信可能端末と識別すると、その識別情報
は通信可能端末記憶部15と比較回路16に入力され、
その結果、通信可能端末記憶部15の内容が更新され
る。
【0091】このとき、比較回路16から可変増幅器4
1に電力制御信号が出力され、送信電力を低減する。回
線品質監視部42は、通信可能端末識別部14から通信
端末識別情報を受信する毎に、その情報に含まれる誤り
ビットの数を計算する等して、その回線品質を評価する
とともに、得られた回線品質情報を制御チャネル変調部
21を介して当該通信端末に返送する。
【0092】一方、相手端末からは、自局から相手端末
への回線に関する回線品質情報が返送されてくる。
【0093】制御チャネル復調部28と通信可能端末識
別部14を介して回線品質監視部42に受入される自局
宛の回線品質情報は、自局から相手局への回線品質を表
しているので、その回線品質が一定以下の品質になって
いる場合には、可変増幅器41に制御信号を出力し送信
電力を少し増加せしめ、自局から相手局への回線品質の
向上を図る。
【0094】このようにして、新たに通信可能な端末が
検出されたとき、漸次送信電力が相互に逓減されるとと
もに、この回線品質が相互に監視され、その結果を送信
局にフィードバックすることにより、一定の回線品質が
保持される。
【0095】すなわち、回線品質が一定値以下とならな
い範囲で送信電力が低減される。また、通話中に回線品
質が劣化した場合にも、回線品質が監視されているの
で、送信電力が増加され回線品質の回復が図られる。
【0096】この回線品質は次のようにして検査でき
る。
【0097】制御情報は一般に高い信頼度が要求される
ことから、誤り訂正符号化を行った後、誤り検出のため
のCRCビットを付加して送信する。
【0098】受信した生のデータは誤り訂正が実行され
た後、CRCチェックにて誤りの有無が検査される。こ
こで、回線品質が少し劣化すると、伝送路上で生じるビ
ット誤りが増加する。
【0099】しかし、誤り訂正後のCRCチェックで誤
りが検出されない場合には、伝送路で生じた誤りは全て
訂正されている。
【0100】この場合に、受信した生の信号と誤り訂正
後の信号とを比較することにより、伝送路上で生じた誤
りが検出され、この誤り数を観測することにより回線品
質情報を得ることができる。
【0101】尚、図1及び図2の実施例において、通信
可能な相手を識別するための通信端末識別情報は定期的
に送信されていたが、本発明はこれに限定されるもので
ない。
【0102】例えば、通信端末識別情報の送信を要求す
る信号に応じて、該通信端末識別情報を送信するように
設定してもよい。
【0103】この場合には、まず通信接続を希望する通
信端末が、通信端末識別情報の送信要求信号を発信し、
この信号を受信した全ての通信端末が、自分の通信端末
識別情報を送信する。このように、通信端末識別情報の
送信手順あるいは送信時期は特に限定されるものでな
く、通信可能な相手を相互に認識するために、各通信端
末は自局の通信端末識別情報を何らかの時期に送信すれ
ば良い。
【0104】グループ設定はユーザ情報処理部101か
らの信号により行われる。簡易なグループ設定を可能に
するには、例えば、通信可能な状態にある端末の一覧表
がディスプレイに表示され、その中から、ユーザが選択
できるのが望ましい。
【0105】ところで、一般に通信端末識別情報は互い
に異なる固有の二進数字であり、ユーザにとってはその
意味を容易に識別できない。
【0106】そこで、通信端末識別子にユーザ情報処理
部から随時書換えが可能な付加情報を付与しておくと便
利である。付加情報としては、テキスト情報、画像情報
など種々の形態の情報が可能である。
【0107】すなわち、通信端末識別情報発生部11か
ら発生される通信端末識別情報及び、通信可能端末記憶
部15からユーザ情報処理部101に送信される受信可能
端末の識別情報に該付加情報を付与し、ユーザー情報処
理部101はこの付与された付加情報を、その情報の形
態に従ってディスプレイに表示する。
【0108】このようにすれば、ユーザはディスプレイ
に表示されるユーザネームや、ユーザの顔写真やトレー
ドマークなどを選択することにより、所望の相手と論理
的通信リンクを設定できるので、所望の相手とのグルー
プ設定がやりやすいものとなる。
【0109】本実施例において、無線送受信部103の
制御チャネルと情報チャネルは周波数分離されているも
のとして説明したが、無線送受信部103は特にこの方
式に限定されるものではない。例えば、無線送受信部1
03を無線LANで広く用いられているCSMA/CA
方式にして、複数の通信端末の間で無線通信メディアを
共用してもよい。
【0110】また、無線送受信部103は有線で置き換
えることも可能である。この場合には、本発明に係る通
信制御装置100を具備する携帯情報機器は、有線で接
続されることにより通信可能な端末となる。無線送受信
部103を備える場合に比べて、使い勝手が悪くなる
が、基本的な通信機能は無線の場合と同様に保証され
る。
【0111】(第3の実施例)本発明の第3の実施例で
は通信端末は、図5に示す形式のメッセージを交換す
る。メッセージには、宛先アドレスと送信元アドレス、
データ長が付与されている。宛先アドレスは、1つ以上
の端末アドレスの並び、もしくは、複数の端末に割当て
られてグループの識別子である。
【0112】各通信端末は、他の端末からメッセージを
受信すると、その送信元アドレスを読みだし、通信可能
端末識別部に受信時刻とともに記憶する。再び同じ送信
元アドレスを有するメッセージを受信すると受信時刻を
更新する。
【0113】通信可能端末識別部に記憶された受信時刻
から一定時間経過すると、その通信端末のアドレスは通
信可能端末識別部から削除される。
【0114】しかし、送信すべきデータが存在しない時
には、通信を行なうことは可能であっても、通信端末識
別部から削除されてしまうことになってしまうので、通
信可能端末識別部においてアドレスを削除する時間間隔
より短く設定した時間間隔の間にデータを含まず、デー
タ長を0にしたメッセージをブロードキャストする。
【0115】データ長が0に設定されたメッセージを受
信した通信端末は、送信元アドレスだけを読み出して、
通信可能端末識別部の受信時刻を更新し、メッセージを
破棄する。
【0116】図6の本実施例の通信端末300の構成図
を示す。
【0117】宛先ヘッダ処理部302では、ユーザー情
報処理部304からのユーザーデータを受けとり、グル
ープ設定部306に設定されている情報に従って宛先ヘ
ッダを生成し、ユーザーデータに付加して送信メッセー
ジを生成する。送信メッセージを生成すると同時にタイ
マ308をセットする。タイマ308は、一定時間以内
に再びタイマ308をセットされないと、宛先ヘッダ処
理部302にタイムアウトを通知する。
【0118】宛先ヘッダ処理部302では、タイマ30
8からタイムアウトを通知されると、データ長が0のブ
ロードキャスト用の送信メッセージを生成する。
【0119】宛先ヘッダ処理部302によって生成され
た送信メッセージは、変調部310によって変調された
後に逓倍部312によって送信周波数に逓倍され、電力
増幅器316に増幅された後にアンテナ314から送信
される。
【0120】一方、アンテナ314から受信された受信
メッセージは、分波器318を経て逓減部320によっ
てベースバンド信号に逓減され、復調部322によって
復調された後に宛先ヘッダ識別部324に入力される。
【0121】宛先ヘッダ識別部324では、受信メッセ
ージから送信元アドレスを抽出し、現在通信可能な端末
を識別する。
【0122】宛先ヘッダ処理部302によって識別され
た通信可能端末に関する情報は、比較回路326に入力
され、通信可能端末識別部328に記憶されている通信
可能端末と比較される。
【0123】比較回路326において不一致が検出され
ると、通信可能端末識別部328では、宛先ヘッダ識別
部324における識別結果によって、記憶している通信
可能端末の情報を更新し、ユーザー情報処理部304に
変化を通知する。
【0124】宛先ヘッダ識別部324では、受信メッセ
ージの宛先に自端末が含まれるか否かを調べ、自端末に
あてられたメッセージの場合には、受信メッセージから
ユーザーデータを取り出し、ユーザー情報処理部304
に出力する。この時、受信メッセージがブロードキャス
トされたものであっても、データ長が0の場合には、ユ
ーザー情報処理部304には出力されず、メッセージ自
体はそのまま破棄される。
【0125】本実施例では、電波を用いて通信を行なっ
ているが、LEDなどの発光素子とフォトダイオードな
どの受光素子を用いて、赤外線など光通信手段を用いて
構成することも可能である。その場合にも、端末の識別
手段などは全く同一の構成で実現することが可能であ
る。これは、本発明の他の実施例においても同様であ
る。
【0126】上記実施例においては、タイマからタイム
アウトを通知された時に宛先ヘッダ処理部302が生成
するメッセージは、ブロードキャストされるが、いずれ
の端末ないしはグループにも割り当てられない専用のア
ドレスを用いても同様の機能を実現することができるの
は明らかである。
【0127】本実施例においては、第1の実施例と異な
りユーザーデータを送信するためのメッセージを用いて
通信可能端末を識別しているが、一つのメッセージに複
数の役割を担わせているだけであり、実質的には同一の
構成であり、等しい効果を有する。
【0128】(第4の実施例)本発明の第4の実施例に
ついて述べる。
【0129】通信端末は、図7に示されるように周波数
分割されたN個の制御チャネルと1個のデータチャネル
を用いて通信を行う。制御チャネルには1からNの番号
が割り当てられている。
【0130】通信端末は、制御チャネルを用いて自己の
存在を他の端末に知らしめるとともに、データチャネル
を用いて相互にデータを交換する。
【0131】通信端末は、電源をオンにされるかリセッ
トされると使用されていない制御チャネルを選択し、選
択した制御チャネルに信号を送出し続ける。
【0132】他の通信端末はそれまで使用されていなか
った制御チャネルに信号が送出されるようになったこと
を検出すると、新たな通信端末が通信可能になったと判
断する。逆にそれまで使用されていた制御チャネルの信
号が検出されなくなると、その制御チャネルに信号を送
出していた通信端末とは通信が不可能になったと判定す
る。
【0133】通信端末400の構成例を図8に示す。
【0134】通信端末400は、制御チャネルとデータ
チャネルのそれぞれに対して制御チャネル変復調部40
2とデータチャネル変復調部404を有し、アンテナ4
06によって受信された信号は分配部408によってチ
ャネルごとに分離され、それぞれの変復調部に送られ
る。
【0135】制御チャネル変復調部402では、制御チ
ャネルを監視する。各制御チャネルの信号は、判定部4
10に入力される。
【0136】いずれかの端末が制御チャネルを使用して
いると、その制御チャネルには予め定められた周期の信
号が送出されるので、判定部410では各チャネルから
受信される信号から使用されていない制御チャネルを選
択する。選択した制御チャネルに信号を送出する。送出
する信号は、一定時間周期の信号系列であり、端末ごと
に異なるものである。また、受信した信号系列は、制御
チャネルごとにメモリ412に記憶される。
【0137】判定部410では、メモリ412に記憶さ
れている信号系列と受信した信号系列とを常に比較して
おり、それまでと同じ端末が制御チャネルを使用してい
るかいなかを判定する。
【0138】ユーザー情報処理部414は、ユーザープ
ログラムを実行する。他の端末と通信する場合には、グ
ループ設定部416にグループの設定を要求する。グル
ープが作成されると、グループを指定して送信データを
フレーム生成部418に渡す。
【0139】フレーム生成部418では、グループ設定
部416に記憶されているグループ情報を参照して、指
定されたグループにデータを送信するためのデータフレ
ームを作成する。データフレームには、宛先のグループ
識別子、送信元端末識別子などがユーザー情報処理部4
14から渡されたデータに付与されている。生成された
データフレームはデータチャネル変復調部404におい
て変調された後に、アンテナ406から送出される。
【0140】通信端末400は初期化時に空き制御チャ
ネルを探す。
【0141】もし、使用されていない制御チャネルが存
在しない場合には、通信を開始することができない。
【0142】使用されていない制御チャネルが複数存在
する場合には、最も小さなチャネル番号を有する制御チ
ャネルを使用する、ランダムに選択するなど種々の選択
基準が適用可能である。
【0143】制御チャネルiを使用することを決定する
と、制御チャネルiに信号系列を送信する。
【0144】信号系列は、予め決められたクロックで周
期Xの0と1の並びとして定義され、同一の系列がX時
間ごとに繰り返される。一つの周期には、Y個の1とX
- Y個の0が含まれるように定める。この信号系列は、
判定部410によって制御チャネルごとにその制御チャ
ネルを使用している端末が途中で変わったかどうかを検
出するために用いられるので、端末ごとに異なるか、同
じ値をとる確率が十分小さくなるようにする必要があ
る。それゆえ、予め一意な値を割り当てておく、十分大
きな数のなかからランダムに選択する、既に使用されて
いる信号系列と異なる値を選択するなどの方法を用いて
決める必要がある。
【0145】複数の端末がほぼ同時に初期化される場合
には、同一の制御チャネルを使用しようとする可能性が
あるので、自身が使用する制御チャネルをモニタして他
の端末も同じ制御チャネルを使用していることを検出し
た場合には、信号系列の送出を停止し、定められた確率
分布、例えば指数分布に従って確率的に決定された時間
だけ待った後、再び空き制御チャネルを選択する。ま
た、通信端末400の位置関係によっては他の端末の信
号を受信することができないことがある。
【0146】例えば、図9に示すように通信端末Aは通
信端末B、Cと通信することが可能であるが、通信端末
Bと通信端末Cとの間は,電波の到達距離よりも離れて
いる場合には、通信端末Bと通信端末Cとが同じ制御チ
ャネルを使用しようとすると、相互には他方の通信端末
がその制御チャネルを使用していることを知ることがで
きないが、通信端末Aにとってはいずれの通信端末が送
出した電波も受信することができるため、問題が生じ
る。
【0147】もし、通信端末Aが存在せず、通信端末B
と通信端末Cだけが存在する場合には当然問題は生じな
い。
【0148】そこで、通信端末Aは、ビットパターンを
調べて周期Xに含まれる1の数がY個と異なる場合に
は、複数の端末がこの制御チャネルを使用していること
を知ることができる。
【0149】このように、ある制御チャネルiにおい
て、複数の通信端末がその制御チャネルを使用している
ことを検出すると、検出した通信端末は、少なくとも周
期Xの間1を出し続ける。
【0150】図9の場合を例に説明すると、通信端末B
と通信端末Cとが同一の制御チャネルiを使用しようと
すると、通信端末Aが制御チャネルiにおいて衝突が生
じていることを検出し、1を送出するため通信端末Bと
通信端末Cは制御チャネルiにおいて衝突が生じている
ことを検出することができる。
【0151】衝突が生じていることを検出すると、他の
空き制御チャネルを探索し、ランダム時間待った後に再
度制御チャネルの使用を開始する。
【0152】このような機構を用いることによって、通
信可能な通信端末が周囲に存在する場合には、制御チャ
ネルと通信可能な通信端末とが1対1に対応づけられる
ことになる。また、各制御チャネルに送出される信号系
列のパターンをメモリ412に記憶しておくことによ
り、何らかの理由によりある制御チャネルを使用する通
信端末が途中で変わってしまった場合に置いても、その
変化を検出することが可能となる。
【0153】本実施例では、通信端末は自己の識別記号
を直接送出するかわりに制御チャネルと端末を1対1に
対応させ、制御チャネルよって識別記号を代用している
ものであり、その対応が通信端末が初期化されるたびに
変化することを除いて同様の効果を有する。
【0154】
【発明の効果】本発明の通信制御装置であれば、通信端
末同士が近づくだけで通信可能となり、どこででも、所
望の相手と論理的通信リンクを設定することができる。
【0155】また、その通信リンクの設定も極めて簡易
であり、相手のアドレス番号等を予め設定する必要はな
く、初対面の相手とでも容易に通信リンクを設定できる
利点がある。
【0156】また、複数の通信端末と同報的にデータの
送受信ができるので、通信機能を持つ情報機器の協同作
業(CSCW)が可能となる。
【0157】さらに、通信端末同士が近づくだけで通信
リンクの設定ができるので、無線を用いた場合にその電
波伝達距離を小さくして電波干渉を少なくしたり、マル
チメディア情報も送信可能な高速データ伝送を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の通信制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例の通信制御装置のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の使用状況を示す概観図である。
【図4】同報的に送信する場合の通信データフォーマッ
トである。
【図5】本発明の第3の実施例のメッセージの図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施例の通信端末の周波数分割
図である。
【図7】本発明の第4の実施例の通信端末のブロック図
である。
【図8】同報的に送信する場合の通信データフォーマッ
トである。
【図9】3個の通信端末を示す概観図である。
【符号の説明】
101 ユーザ情報処理部 102 通信制御部 103 無線送受信部 11 通信端末識別番号発生部 12 宛先ヘッダ生成部 13 グループ設定部 14 通信可能端末識別部 15 通信可能端末記憶部 16 比較回路 17 宛先ヘッダ識別部 21 制御チャネル変調部 22 情報チャネル変調部 23 多重化回路 24 逓倍回路 25 電力増幅器 26 逓減部 27 分離回路 28 制御チャネル復調部 29 情報チャネル復調部 30 分波器 31 アンテナ 41 可変増幅器 42 回線品質監視部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 雅子 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番30号 梅田スカイビル タワーウエスト 株式会 社東芝関西支社内 (72)発明者 杉川 明彦 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番30号 梅田スカイビル タワーウエスト 株式会 社東芝関西支社内 (72)発明者 浮田 輝彦 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番30号 梅田スカイビル タワーウエスト 株式会 社東芝関西支社内 (72)発明者 岩村 和昭 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番30号 梅田スカイビル タワーウエスト 株式会 社東芝関西支社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己の通信端末を識別するための通信端末
    識別情報を送信する通信端末識別情報送信手段と、 他の通信端末からの通信端末識別情報を受信する通信端
    末識別情報受信手段と、 この通信端末識別情報受信手段が受信した通信端末識別
    情報に基づいて通信可能な通信端末を識別する通信可能
    端末識別手段と、 この通信可能端末識別手段により識別された通信可能な
    通信端末のうちの一個または複数個の通信端末を同一の
    グループとして設定するグループ設定手段と、 このグループ設定手段により設定された同一グループ内
    の通信端末に情報を送信する情報送信手段とを有したこ
    とを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】前記情報送信手段は、 前記グループ設定手段により設定された同一グループ内
    にある通信端末の少なくとも一部の通信端末にのみ同一
    の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の通信
    制御装置。
  3. 【請求項3】通信可能な通信端末の通信端末識別情報を
    記憶する通信可能端末記憶手段と、 この通信可能端末記憶手段に記憶された通信可能な通信
    端末の通信端末識別情報と、前記通信可能端末識別手段
    により識別された通信可能な通信端末の通信端末識別情
    報とを比較する比較手段と、 この比較手段により比較された2つの通信端末識別情報
    が一致しないときに、通信可能端末記憶手段に記憶する
    通信端末識別情報を、前記通信可能端末識別手段により
    識別された通信可能な通信端末の通信端末識別情報へ更
    新させる更新指示手段とを有したことを特徴とする請求
    項1記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】前記情報送信手段は、 前記同一グループ内の他の通信端末へ同報的に情報を送
    信することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】前記通信端末識別情報送信手段は、 自己の通信端末識別情報に付加情報を付加して送信し、 前記通信端末識別情報受信手段は、 他の通信端末からの通信端末識別情報と共に付加された
    付加情報を受信し、この受信した付加情報を表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】前記通信端末識別情報送信手段と前記情報
    送信手段の送信を、無線通信で行う無線通信手段、もし
    くは、光通信で行う光通信手段とを有したことを特徴と
    する請求項3記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】前記無線通信手段、もしくは、前記光通信
    手段の送信電力の強さを可変する送信電力可変手段と、 この送信電力可変手段による送信電力変更後に通信可能
    端末識別手段により識別される通信可能な通信端末が、
    送信電力変更前に前記通信可能端末記憶手段に記憶され
    ている通信端末より少なくならない範囲、または、同一
    グループとして設定している通信端末が送信電力変更後
    に前記通信可能端末識別手段により通信可能な端末とし
    て引続き識別される範囲内で該送信電力の強さを減少さ
    せるように前記送信電力可変手段を制御する送信電力減
    少手段とよりなることを特徴とする請求項6記載の通信
    制御装置。
  8. 【請求項8】前記無線通信手段、もしくは、前記光通信
    手段の送信電力の強さを可変する送信電力可変手段と、 前記通信可能端末識別手段により識別される通信可能な
    通信端末が、通信可能端末記憶手段に記憶されている通
    信端末より少なくなったとき、または、同一グループと
    して設定している少なくとも1個の通信端末が通信可能
    端末識別手段により識別されなくなったときに、該送信
    電力の強さを増加させるように前記送信電力可変手段を
    制御する送信電力増加手段を有したことを特徴とする請
    求項6記載の通信制御装置。
  9. 【請求項9】自己の通信端末を識別するための通信端末
    識別情報を送信し、 他の通信端末からの通信端末識別情報を受信し、 この受信した通信端末識別情報に基づいて通信可能な通
    信端末を識別し、 この識別された通信可能な通信端末のうちの一個または
    複数個の通信端末を同一のグループとして設定し、 設定された同一グループ内の通信端末に情報を送信する
    ことを特徴とする通信制御方法。
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