JPH07334045A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07334045A
JPH07334045A JP6124906A JP12490694A JPH07334045A JP H07334045 A JPH07334045 A JP H07334045A JP 6124906 A JP6124906 A JP 6124906A JP 12490694 A JP12490694 A JP 12490694A JP H07334045 A JPH07334045 A JP H07334045A
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JP
Japan
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toner
developer
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density
signal
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JP6124906A
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English (en)
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Takahiro Ide
陵宏 井出
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像形成装置の画像読み取り装置であるスキ
ャナ部で、トナーに接した部分の温度に対応して表示情
報が変化する温度検知部材をの情報を読み取ることによ
り、現像装置内部のトナー量を測定する。 【構成】 読取ヘッド25によって、現像装置内部に配
置された温度検知部材の当該濃度の部分を認識し、CP
U31に予め記憶した情報と比較することで、トナー残
量が適正か否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ部スキャナ部
とを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ
等の画像形成装置では、記録画像をトナー等の現像剤に
より顕像化する工程を有しており、当該工程はトナー等
の現像剤が配置されている現像装置によって行われる。
現像装置に配置されるトナー等の現像剤は顕像化により
消耗されるので、適正な現像を行うためには特定の量を
保持しておく必要がある。このため、現像装置内部に
は、現像剤の減少による現像の不具合を防止する為に、
現像剤の量を検出するトナー量検知専用のセンサーを設
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
画像形成装置では、現像装置内部にトナー量検知専用の
センサーを独立に設けるため、独立の検知手段を必要と
し、構成が複雑となり、高コストの原因になっている。
また、当該検知手段故障の際で、トナー量検知専用のセ
ンサーを交換する必要がある場合、現像装置に配置内部
に配置されているため、交換作業上非常に不便であっ
た。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであっ
て、画像形成装置の画像読み取り装置であるスキャナ部
で、現像装置内部のトナー容器内に、トナーと接して設
けられた、トナー温度によりトナーの存在する部分に対
応して表示情報変化する温度検知部材の情報を読み取る
ことにより、トナー量を測定することが可能な、トナー
量検知機能を合わせ持った画像読み取り装置を有する画
像形成装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の第1の発明は、記録紙に画像を形成させる
プリンタ部と、原稿の画像を読み取って画像データに置
き換えるスキャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と
原稿とを搬送する画像形成装置において、前記プリンタ
部は現像剤を収納する現像剤容器を有する現像装置を備
え、前記現像剤容器に現像剤に接して設けられた現像剤
の温度によって濃度が変化する温度検知部材と、前記温
度検知部材の濃度を前記スキャナ部で読み取り、前記現
像容器内部の現像剤量を検出する現像剤量検出手段とを
備えた事を特徴とする画像形成装置である。第2の発明
は、第1の発明においてのものであり、前記温度検知部
材は、前記スキャーナ部近傍に設けられた、現像装置の
現像剤容器に配置されたことを特徴とする画像形成装置
である。第3の発明は、第1の発明においてのものであ
り、電源投入から一定時間経過後でトナー温度が設定温
度以上に上昇した後に、前記現像剤量検出手段による現
像剤量を検出することを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0005】
【作用】第1の発明では、原稿読み取り用のスキャナ部
で、現像装置の現像剤容器にトナー(現像剤)に接触す
るように配置され、トナー温度によって濃度が変化する
温度検知部材の濃度情報を読み取り、該濃度情報により
トナーの量を検知できるので、スキャナ部は原稿読み取
りとトナー量検知を兼ねることが可能となり、従来のよ
うに、現像装置内部にトナー量検知専用のセンサーを独
立に設けることが不要となり、装置構成が簡素になる。
第2の発明では、トナー温度によって濃度が変化する温
度検知部材をスキャーナ部近傍に配置することにより、
直接スキャーナに濃度情報によりトナーの量をより正確
に検知できるようになる。第3の発明では、電源投入か
ら一定時間経過後でトナー温度が設定温度以上に上昇し
た後に、前記現像剤量検出手段による現像剤量を検出す
るように制御するので、トナー温度が安定し、周辺部材
からの温度の影響を排除できるので、より正確なトナー
温度に基づくトナー量検知を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の詳細について説明する。図1
は本発明の一実施例であるプリンタ部とスキャナ部とを
備えたレーザプリンタの概略構成図である。プリンタ部
において採用される電子写真方式の記録プロセスは公知
のものであるが、当該記録プロセスに基ずく両面記録に
ついて説明する。プリンタ部において、給紙カセットC
から給紙ローラ1の回転によりレジストローラ対2方向
に給紙された記録紙3は、レジストローラ対2によって
タイミングをとられてドラム状の感光体4へ搬送され
る。感光体4は、反時計方向に回転駆動され、その際、
帯電チャージャ5によって表面を帯電され、レーザ光学
系6からのレーザ光が照射されて、表面に静電潜像が形
成される。
【0007】前記潜像は、現像部7を通るとき現像ロー
ラ7aの作用を受けてトナーによって可視像化され、こ
の可視像は感光体4へ搬送された記録紙3に転写チャー
ジャ8により転写され、転写された記録紙3上の可視像
は定着ローラ対9aを有する定着装置9により定着され
る。
【0008】一方、可視像転写後の感光体4は、クリー
ニング装置12によって残留トナーを除去され、しかも
除電ランプPで電荷が除去される。感光体4から除去さ
れたトナーは、トナー回収タンク13に収容され、回収
される。
【0009】定着装置9から排出された記録紙3は、回
転可能な両面入口ガイド17により両面搬送ローラ対1
8へ導かれる。両面搬送ローラ対18により記録紙3は
時計方向に回転している反転ローラ対19に搬送され、
反転センサ20を通過する。記録紙3が反転センサ20
を通過して所定時間経過後、反転ローラ対19は反時計
方向に回転方向を変え、回転可能な反転ガイド17’に
より記録紙3がレジストローラ対2方向に搬送される。
【0010】再びレジストローラ対2に給送された記録
紙3は、レジストローラ対2によって、タイミングがと
られて感光体4へ搬送され、上記と同様の手順を経てト
ナーが記録紙3に定着される。この時、給紙ローラ1か
ら給送された場合と反対面が感光体4と接するので、記
録紙3に両面記録がなされる。両面記録がなされた記録
紙3は定着装置9を通過後、両面入口ガイド17により
案内されて、排紙部11に排出され、収納される。
【0011】前記プリンタ部より記録紙送方向下流にC
CD(電荷結合素子)からなる画像情報読取用の読取手
段である読み取りヘッド25を備えたスキャナ部26が
設置されている。読み取りヘッド25に搬送される原稿
は、記録紙と同一の搬送路27へ前記給紙カセットCか
ら給紙ローラ1の回転により送りだされる。また、スキ
ャナ部26の配置は図1に示すのものに限らず、本発明
の実施例としては、現像部7の近傍に配置するこのが好
ましい。
【0012】図2は、図1のレーザプリンタの制御系の
一例を示すブロック図である。コントローラ14は、外
部機器30に接続され、プリンタ装置に対し画像情報を
送出する。CPU31は、プリンタ装置を制御するマイ
クロコンピュータであって、後述する処理を実行すべく
各処理手段に対応したROM32に接続され、作業用の
RAM等を有する。メインモータ駆動回路33は、前記
記録紙3の搬送や定着装置9、現像部7の駆動を行な
う、メインモータ34を駆動する。
【0013】ポリゴンモータ駆動回路39は、レーザ光
学系6のポリゴンモータ40を駆動す回路であり、ポリゴ
ンモータ40の回転数を検知するためのFG信号の検知
回路を有する。給紙クラッチ駆動回路35は、記録紙3
の給送を行なう給紙ローラを駆動する給紙クラッチ36
を駆動する。レジストクラッチ駆動回路37は、レジス
トローラ対2を駆動するレジストクラッチ38を駆動す
る。レーザ駆動回路42は、コントローラ14からの画
像信号WDATAから生成される画像信号VIDEOに
よってレーザ装置41を駆動する。光書込信号制御回路
44は、ポリゴンモータ40の回転に応じて同期検出機
43により得られた同期検知信号DETPから主走査同
期信号LSYNC,主走査書込有効域信号LGATE,
副走査書込有効域信号FGATEを得て、これら信号を
コントローラ14へ送出する。
【0014】また、レーザ装置41は、レーザ駆動回路
42の駆動に応じてレーザビームを出力する半導体レー
ザ部と、その光量調整を行なうために設けられた受光素
子(図示せず)とを有する。
【0015】CPU31とコントローラ14は、受信デ
ータ信号PERXD,送信データ信号PERXD,受信
レディ信号PEDTR,送信レディ信号PECTSから
なる双方向シリアルインターフェースで接続され、CP
U31が判断したプリンタ装置の状態をコントローラ1
4に送出したり、コントローラ14がプリンタ装置を制
御する命令を送ったりする。
【0016】上記の構成において、CPU31は、プリ
ンタ装置が記録動作可能状態であることをコントローラ
14に知らせる。コントローラ14は、記録動作可能状
態であることを確認し、記録動作開始命令をCPU31
に送る。CPU31は、記録動作開始信号を受け取る
と、直ちに記録動作を開始すべくポリゴンモータ駆動信
号PMSTをオンにし、ポリゴンモータ40を回転させ
る。ポリゴンモータ40はその回転数に応じた周波数の
FGパルスを出力し、このパルスがFG信号検出回路
(図示せず)で検知され、ポリゴンモータ駆動回路39
に送られ、ポリゴンモータ基準クロックPMCKと同一
周波数になるように、ポリゴンモータの回転数が制御さ
れる。同時に、メインモータ駆動信号MMSTをオンに
し、メインモータ34を回転させる。
【0017】コントローラ14は、画像内容によって外
部機器や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録
密度情報を、記録動作に関わりなく受け付けて、CPU
31に記録密度指定命令を送信する。CPU31は、こ
れを受けて、ポリゴンモータ駆動回路39に対して回転
数制御信号PMCONを送出する。回転数制御信号PM
CONはポリゴンモータ基準クロックPMCKを決定す
る信号であり、基準クロックそのものであったり、又
は、ポリゴンモータ駆動回路39に備わっている複数の
クロックの中からひとつを基準クロックとして選択する
信号である。
【0018】ポリゴンモータ駆動回路39はFGパルス
の周期が一定レベルになるようにポリゴンモータ40へ
の電流を制御することにより、ポリゴンモータ40の回
転を安定させることができる。従って、CPU31は記
録密度指定命令を受信した後、回転数制御信号PMCO
Nを切り換えることにより、ポリゴンモータ40の回転
数を指定された記録密度に応じて切り換えることができ
る。
【0019】また、ポリゴンモータ駆動回路39は、ポ
リゴンモータ40が記録密度に応じた定常回転数に達す
ると、ポリゴンモータロック信号PMLKをオンにし、
CPU31に送出する。CPU31は、記録動作を開始
すると、給紙クラッチ駆動信号FDCLをオンにし、前
記給紙ローラ1を駆動し、カセットCに収納された記録
紙3をレジストローラ対2の位置まで搬送させる。そし
て、ポリゴンモータロック信号PMLKがオンになるの
を確認した後、コントローラ14に対して幅走査書込有
効域信号FGATEを送出する。コントローラ14は、
FGATEがオンになるのに同期させて、所定時間後に
画像信号WDATAを送出する。CPU31は、FGA
TEを送出し、所定時間後にレジストクラッチ駆動信号
RGCLをオンにし、記録紙3を感光体4による記録位
置に向けて搬送させ、記録紙の所定位置に画像を形成さ
せる。
【0020】CPU31はFGATE信号がオフの時、
レーザ光量の調整を行う。レーザ装置41の受光素子か
らフィードバックされた光量信号は、レーザ駆動回路4
2内のコンパレータで所定レベルと比較され、2値化さ
れたLDCT信号としてCPU31に入力される。CP
U31はデジタル−アナログ変換を用いてレーザ駆動信
号を変化させ、レーザ光量が所定値になりLDCT信号
が変化するところでレーザ光量を保持し、レーザ光量の
調整を行なう。また、レーザ光を、回転するポリゴンモ
ータ40上のミラーに照射することにより、同期検出器
43は、ポリゴンモータ40の回転に応じて、一定周期
の同期信号を検出する。
【0021】光書込信号制御回路44は、同期検知信号
DETPを入力して、DETP信号に同期した画像書込
クロックWCLKを発生させる。同時に、WCLK信号
をカウントし、所定カウント数に達すると主走査同期信
号LSYNC及び主走査書込有効域信号LGATEを発
生する。またCPU31からの副走査書込有効域内部信
号FSYNCを入力し、LSYNC信号に同期させて副
走査書込有効域信号FGATEを発生する。LGATE
信号とFGATE信号がオンしている画像書き込み時に
おいては、コントローラ14からの画像信号WDATA
をWCLK信号に同期させて取り込み、レーザ装置41
を駆動するVIDEO信号に変換してレーザ駆動回路4
2に送信する。
【0022】排気(冷却)ファンモータ駆動回路47は、
排気(冷却)ファンモータ48を駆動すし、装置電源がオ
ンされると、直ちに排気(冷却)ファンモータ駆動信号F
MSTがオンし、排気(冷却)ファンモータ48が回転す
る。また、排気(冷却)ファンモータ48の回転数は、F
MCON信号により回転数制御される。
【0023】スキャナ部26は、読取ヘッド25から原
稿を読み取り、CPU31を介してコントローラ14へ
データを送り、データ処理、記憶をおこなう。この時の
原稿の搬送経路は、プリント動作時と同じである。温度
検知部材28は、温度によって濃度が変化するものであ
り、シール部材であるためスキャナーの読み取り可能範
囲内であれば、どこにでも配置可能である。
【0024】表示装置49は、プリンタ装置の状態を文
字、音、絵、光にしてユーザもしくはサービスマンに知
らせるものである。
【0025】3図のフローチャトを参照して、本実施例
におけるスキャナーを搭載した読取ヘッドを用いたトナ
ー量検知及びトナー量に基づく制御について説明する。 プリント(画像形成)開始命令により、記録紙3がプリ
ンタ部の転写チャージャ8を通ってプリント(画像形
成)が開始される。(S3−1) プリント(画像形成)が開始されると、スキャナ部26
は読取ヘッド25によって、現像部7(現像装置)内の
トナー(現像剤)容器に(図示せず)トナーに接して設
けられた、トナー温度によって濃度が変化する温度検知
部材28の濃度を読み取り、当該濃度(階調度)を電気
信号に変換する。(S3−2) ここで、温度検知部材28のトナーと接する部分の濃度
とトナーと接しない部分の濃度とは、トナー温度の影響
の有無により、異なるものとなっている。従って、CP
U31に予じめ、温度検知部材28のトナーと接する部
分の濃度、及び、温度検知部材28で当該濃度となる部
分の許容範囲(トナーエンドレベル)を記憶しておく。
そして、読取ヘッド25によって当該濃度の部分を認識
し、上記CPU31に予じめ記憶した情報と比較するこ
とで、トナー容器内のトナー残量が適正か否かを判断す
ることが可能となる。
【0026】前記電気信号は、CPU31に送られ、設
定されたトナーと接したときの濃度となる部分の許容範
囲(トナーエンドレベル)に対応する基準電気信号と比
較される。(S3−3) CPU31に送られた電気信号が前記基準電気信号と比
較された結果、トナー容器内のトナー残量がトナーエン
ドレベル以下の場合(S3−3yes)、CPU31に
より、表示装置41にトナーエンドを表示する。(S3
−4) そして、通常の記録を行った後にプリント動作を終了す
る。(S3−5) ここで、CPU31の制御プログラムを各種設定するこ
とにより、通常の記録を行わないでプリント動作を終了
するように制御することも可能である。
【0027】一方、CPU31に送られた電気信号が前
記基準電気信号と比較された結果、トナー容器内のトナ
ー残量がトナーエンドレベル以上の場合(S3−3n
o)、通常の記録を行った後にプリント動作を終了す
る。(S3−5)
【0028】図4は、画像形成装置の電源投入時にトナ
ー量を検知する場合の制御制御フローである。まず、画
像形成装置の電源がOFFされる直前のプリント動作の
際に、読み取った温度検知部材28の濃度情報を、予め
メモリに記憶しておく。 画像形成装置の電源をONすると、CPU31が前記メ
モリに記憶した温度検知部材の濃度情報(検知情報)を
チェックする。(S4−1) チェックの結果、トナー量がトナーエンドレベルか否か
をCPU31により判断する。(S4−2) この判断方法は図1の(S3−3)と同様の制御で行わ
れる。
【0029】CPU31に送られた電気信号が前記基準
電気信号と比較された結果、トナー容器内のトナー残量
がトナーエンドレベル以下の場合(S4−2yes)、
CPU31により、表示装置41にトナーエンドを表示
する。(S4−3) また、トナー容器内のトナー残量がトナーエンドレベル
以上の場合(S4−2no)の場合は、次のステップヘ
進む。
【0030】そして、電源投入から一定時間経過したか
否かを判定し(S4−4)、一定時間経過し(S4−4
yes)トナー温度が上昇した後に、前述の図3で説明
したスキャナーを搭載した読取ヘッドを用いたトナー量
検知を行う。(S4−5) 一定時間経過していない場合(S4−4no)、トナー
量の情報としてメモリに記憶させた検知情報を維持する
ため、(S4−1)にもどる。
【0031】図5は、現像装置内のトナー温度を検知す
るフローである。 プリント動作が開始され、現像装置内に配置された温度
によって濃度が変化する温度検知部材の濃度情報を、ス
キャナで読み取りる。(S5−1) CPU31は、温度検知部材の濃度と温度の対応情報に
基づき、スキャナで読み取った濃度情報から対応するト
ナー温度を計算し、当該トナー温度が所定の温度(許容
温度)以上か否かを判断する。(S5−2) 上記の結果、トナー温度が一定値以上(許容温度外)の
場合(S5−2yes)、CPU31により、表示装置
41にメンテナンス表示を表示させ(S5−3)、プリ
ント動作を終了させる。(S5−4) 上記の結果、トナー温度が一定値以下(許容温度内)の
場合(S5−2no)、通常の記録を行った後にプリン
ト動作を終了する。(S5−4)
【0032】図5の実施例では、スキャナ部26は読取
ヘッド25によって、現像部7内に配置された温度検知
部材28の濃度情報を読み取ることにより、トナー温度
を検知するトナー温度検知手段を兼ねることにより、装
置が簡素になり、トナー温度を許容範囲内に管理するこ
とにより、トナーの固着等の問題を回避することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
原稿読み取り用のスキャナ部で、現像装置の現像剤容器
にトナー(現像剤)に接触するように配置され、トナー
温度によって濃度が変化する温度検知部材の濃度情報を
読み取り、該濃度情報によりトナーの量を検知できるの
で、スキャナ部は原稿読み取りとトナー量検知を兼ねる
ことが可能となり、従来のように、現像装置内部にトナ
ー量検知専用のセンサーを独立に設けることが不要とな
り、装置構成が簡素になる。第2の発明では、トナー温
度によって濃度が変化する温度検知部材をスキャーナ部
近傍に配置することにより、直接スキャーナに濃度情報
によりトナーの量をより正確に検知できるようになる。
第3の発明では、電源投入から一定時間経過後でトナー
温度が設定温度以上に上昇した後に、前記現像剤量検出
手段による現像剤量を検出するように制御するので、ト
ナー温度が安定し、周辺部材からの温度の影響を排除で
きるので、より正確なトナー温度に基づくトナー量検知
を行うことができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ部とスキャナ部とを備えたレ
ーザプリンタの概略図である。
【図2】図1に示すレーザプリンタの制御ブロック図で
ある。
【図3】本発明のトナー量検知及びトナー量に基づく制
御フロー図である。
【図4】本発明の電源投入時にトナー量を検知する場合
の制御フロー図である。
【図5】本発明の現像装置内のトナー温度を検知する制
御フロー図である。
【符号の説明】
4.感光体 5.帯電チャージャ 7.現像部 7a.現像ローラ 8.転写チャージャ 14.コントローラ 25.読み取りヘッド 26.スキャナ部 28.温度検知部材 31.CPU 47.排気(冷却)ファンモータ駆動回路 48.排気(冷却)ファンモータ 49.表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に画像を形成させるプリンタ部
    と、原稿の画像を読み取って画像データに置き換えるス
    キャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬
    送する画像形成装置において、前記プリンタ部は現像剤
    を収納する現像剤容器を有する現像装置を備え、前記現
    像剤容器に現像剤に接して設けられた現像剤の温度によ
    って濃度が変化する温度検知部材と、前記温度検知部材
    の濃度を前記スキャナ部で読み取り、前記現像容器内部
    の現像剤量を検出する現像剤量検出手段とを備えた事を
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャーナ部は、前記現像装置の近
    傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の読取
    り装置。
  3. 【請求項3】 電源投入から一定時間経過後でトナー温
    度が設定温度以上に上昇した後に、前記現像剤量検出手
    段による現像剤量を検出することを特徴とする請求項1
    に記載の読取り装置。
JP6124906A 1994-06-07 1994-06-07 画像形成装置 Pending JPH07334045A (ja)

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