JPH06161196A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06161196A
JPH06161196A JP4315034A JP31503492A JPH06161196A JP H06161196 A JPH06161196 A JP H06161196A JP 4315034 A JP4315034 A JP 4315034A JP 31503492 A JP31503492 A JP 31503492A JP H06161196 A JPH06161196 A JP H06161196A
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JP
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image
scanner unit
recording paper
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Application number
JP4315034A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Miyahara
忠義 宮原
Masakazu Oshita
政和 大下
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナ部を各種検出手段として利用して、
定着不良の発生を防止し、かつ良好な状態に機能を維持
する。 【構成】 CCDからなる読み取りヘッド25を備えたス
キャナ部26は、搬送方向でプリンタ部と定着装置9との
間に配置され、読み取りヘッド25は、原稿画像及び記録
紙3に転写されたトナー像を読み取って、読取信号をC
PU等の制御手段に出力する。制御手段は、読み取りヘ
ッド25からの記録紙3の読取信号に基づいてトナー像の
濃度を検出して、トナー像の濃度に対応させて定着装置
9の加熱ローラ9bの温度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナ部を備えた画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式によって画像形成を
行う複写装置等では、定着ユニットにおいて加熱ローラ
が一定温度になるように制御され、加熱ローラ及び加圧
ローラによって記録紙を挾持搬送することにより、トナ
ー像を記録紙に定着し、また搬送路における記録紙や原
稿の位置を検知するセンサ、あるいは感光体ユニットや
現像ユニットが装着位置にあることを確認をするための
センサ等の各種のセンサが多数配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の複写装置等で
は、加熱ローラが一定の温度に制御されているため、記
録紙に転写されたトナー像が高濃度である場合、定着ユ
ニットにおいて記録紙に印加する熱量が不足して、定着
不良が生じることがあり、また複写装置の機能を一定の
良好な状態に維持するために、多くの独立したセンサを
必要とし、構成が複雑となり、高コストの原因となって
いる。
【0004】本発明の目的は、スキャン部を各種検出手
段として利用して、定着不良の発生を防止し、かつ良好
な状態に機能を維持できるようにした画像形成装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、記録紙にトナー像を転写す
る転写部と、定着温度に昇温して前記転写部によって前
記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着部と、
原稿の画像を読み取って画像データに置き換えるスキャ
ナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬送す
る画像形成装置において、転写部から送り出された記録
紙におけるトナー像の濃度を検出可能にするため、前記
スキャナ部を転写部より搬送方向下流に設け、しかもス
キャナ部を前記定着部より搬送方向上流に設け、スキャ
ナ部からのトナー像濃度の検知信号に基づいて前記定着
温度を制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また第2の手段は、記録紙にトナー像を転
写する転写部と、定着温度に昇温して前記転写部によっ
て前記トナー像が転写された記録紙を搬送すると共に熱
印加する定着部と、原稿の画像を読み取って画像データ
に置き換えるスキャナ部とを備え、同一の搬送路で記録
紙と原稿とを搬送する画像形成装置において、前記転写
部から送り出された記録紙におけるトナー像の濃度を検
出可能にするため、前記スキャナ部を転写部より搬送方
向下流に設け、しかもスキャナ部を前記定着部より搬送
方向上流に設け、スキャナ部からのトナー像濃度の検知
信号に基づいて転写部における記録紙の搬送速度を制御
する手段を備えたことを特徴とする。
【0007】また第3の手段は、原稿の画像を読み取っ
て画像データに置き換えるスキャナ部と、記録紙を紙幅
方向に移動させて排紙位置を調整するオフセット機構と
を備え、同一の搬送路で原稿と記録紙とを搬送する画像
形成装置において、前記スキャナ部を前記オフセット機
構より搬送方向上流に設け、しかもスキャナ部によって
前記紙幅方向における記録紙の位置を検知させ、スキャ
ナ部からの記録紙の位置検知信号に基づいて前記オフセ
ット機構による記録紙の移動量を制御する手段を備えた
ことを特徴とする。
【0008】また第4の手段は、トナー像が転写された
記録紙を加圧かつ加熱して前記トナー像を定着する定着
部と、原稿の画像を読み取って画像データに置き換える
スキャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを
搬送する画像形成装置において、前記スキャナ部を前記
定着部より搬送方向下流に設け、しかも定着部で原稿を
加熱及び加圧することを特徴とする。
【0009】また第5の手段は、記録紙に画像を形成す
るプリンタ部と、このプリンタ部に記録紙を給紙する給
紙部と、原稿の画像を読み取って画像データに置き換え
るスキャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿と
を搬送する画像形成装置において、前記スキャナ部を搬
送方向で前記プリンタ部と前記給紙部との中間に設け、
しかもスキャナ部によって記録紙の投影形状を検知さ
せ、かつスキャナ部からの前記投影形状の検知信号に基
づいてプリンタ部に給紙される記録紙,記録紙の記録紙
サイズ及び記録紙における耳折れの発生を検出する手段
を備えたことを特徴とする。
【0010】また第6の手段は、装置本体に対して着脱
可能に装着されて、静電潜像が形成される感光体及びこ
の感光体における前記静電潜像を可視像化する現像部
と、原稿の画像を読み取って画像データに置き換えるス
キャナ部とを備えた画像形成装置において、前記スキャ
ナ部によって装着位置における前記感光体及び前記現像
部を光学的に検知させるように構成したことを特徴とす
る。
【0011】また第7の手段は、原稿の画像を読み取っ
て画像データに置き換えるスキャナ部を備え、同一の搬
送路で記録紙と原稿とを搬送する画像形成装置におい
て、前記スキャナ部によって前記搬送路における記録紙
又は原稿を検知するように構成し、スキャナ部からの検
知信号に基づいて搬送路における記録紙詰まり又は原稿
詰まりの発生を検出する手段を備えたことを特徴とす
る。
【0012】また第8の手段は、記録紙に画像を形成す
るプリンタ部と、原稿の画像を読み取って画像データに
置き換えるスキャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙
と原稿とを搬送する画像形成装置において、前記スキャ
ナ部を前記プリンタ部より搬送方向上流に設け、しかも
スキャナ部によって記録紙の先端を検知させ、かつスキ
ャナ部からの記録紙先端の検知信号に基づいて記録紙に
対してプリンタ部の作動を同期させる手段を備えたこと
を特徴とする。
【0013】また第9の手段は、原稿の画像を読み取っ
て画像データに置き換えるスキャナ部を備えた画像形成
装置において、装置内の温度に対応する温度データを表
示する温度センサを前記スキャナ部の対向位置に設け、
原稿画像の非読取時にスキャナ部によって前記温度セン
サから前記温度データを読み取らせ、かつスキャナ部か
らの温度データの読取信号に基づいて装置内の温度を検
出する手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記の第1の手段によれば、スキャナ部によっ
て記録紙におけるトナー像の濃度が検知され、スキャナ
部からの検知信号に基づいて、定着部の定着温度が制御
されるので、トナー像の濃度に対応して記録紙に対する
印加熱量が制御される。
【0015】また第2の手段によれば、スキャナ部によ
って記録紙におけるトナー像の濃度が検知され、スキャ
ナ部からの検知信号に基づいて、定着部による搬送速度
が制御されるので、トナー像の濃度に対応して記録紙に
対する印加熱量が制御される。
【0016】また第3の手段によれば、スキャナ部によ
って紙幅方向における位置が検知され、スキャナ部から
の位置検知信号に基づいて、オフセット機構による紙幅
方向における記録紙の移動量が制御される。
【0017】また第4の手段によれば、原稿にしわがあ
る場合、定着部で加熱及び加圧してしわを伸ばすことが
できるので、スキャナ部によって読み取られる原稿が良
好な状態となる。
【0018】また第5の手段によれば、スキャナ部によ
って記録紙の投影形状が検知され、スキャナ部からの投
影形状の検知信号によって、プリンタ部に給紙される記
録紙,記録紙サイズ及び記録紙における耳折れの発生が
検出される。
【0019】また第6の手段によれば、スキャナ部によ
って装着位置に装着された感光体及び現像部が光学的に
検知される。
【0020】また第7の手段によれば、スキャナ部によ
って記録紙又は原稿が検知されて、スキャナ部からの検
知信号に基づいて搬送路における記録紙又は原稿の詰ま
りが検出される。
【0021】また第8の手段によれば、スキャナ部によ
ってプリンタ部に搬送される記録紙の先端が検知され、
スキャナ部からの検知信号に基づいてプリンタ部が同期
して作動するように制御される。
【0022】また第9の手段によれば、スキャナ部によ
って温度センサから装置内の温度に対応する温度データ
が読み取られ、かつスキャナ部からの温度データの読取
信号に基づいて装置内の温度が検出される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】図1は本発明の第1実施例であるプリンタ
部とスキャナ部とを備えたレーザプリンタの概略構成図
であり、電子写真方式のプリンタ装置の記録プロセスは
公知のものであって、プリンタ部において、給紙カセッ
トCから給紙ローラ1の回転によりレジストローラ対2
方向に給紙された記録紙3は、レジストローラ対2によ
ってタイミングをとられてドラム状の感光体4へ搬送さ
れる。感光体4は、反時計方向に回転駆動され、その
際、帯電チャージャ5によって表面を帯電され、レーザ
光学系6からのレーザ光が照射されて、表面に静電潜像
が形成される。
【0025】前記潜像は、現像装置7を通るとき現像ロ
ーラ7aの作用を受けてトナーによって可視像化され、
この可視像は感光体4へ搬送された記録紙3に転写チャ
ージャ8により転写され、転写された記録紙3上の可視
像は加圧ローラ9a及び加熱ローラ9bを有する定着装置
9により定着される。
【0026】一方、可視像転写後の感光体4は、クリー
ニング装置12によって残留トナーを除去され、しかも除
電ランプPで電荷が除去される。感光体4から除去され
たトナーは、トナー回収タンク13に収容され、回収され
る。
【0027】定着装置9から排出された記録紙3は、回
転可能な両面入口ガイド17により両面搬送ローラ対18へ
導かれる。両面搬送ローラ対18により記録紙3は時計方
向に回転している反転ローラ対19に搬送され、反転セン
サ20を通過する。記録紙3が反転センサ20を通過して所
定時間経過後、反転ローラ対19は反時計方向に回転方向
を変え、回転可能な反転ガイド17′により記録紙3がレ
ジストローラ対2方向に搬送される。
【0028】再びレジストローラ対2に給送された記録
紙3は、レジストローラ対2によって、タイミングがと
られて感光体4へ搬送され、上記と同様の手順を経てト
ナー像が記録紙3に定着される。この時、給紙ローラ1
から給送された場合と反対面が感光体4と接するので、
記録紙3に両面記録がなされる。両面記録がなされた記
録紙3は定着装置9を通過後、両面入口ガイド17により
案内されて、排紙ローラ対21によって排紙部11に排出さ
れ、収納される。
【0029】前記プリンタ部より記録紙搬送方向下流に
CCD(電荷結合素子)からなる画像情報読取用の読取手
段である読み取りヘッド25を備えたスキャナ部26が設置
されている。読み取りヘッド25に搬送される原稿は、記
録紙と同一の搬送路27へ前記給紙カセットCから給紙ロ
ーラ1の回転により送り出される。
【0030】尚、図中の14は各種制御信号を出力するコ
ントローラ、15は上記の構成のレーザプリンタの各部を
コントロールするプリンタ制御部、16はレジストセンサ
である。
【0031】図2は本発明の第1実施例乃至第3実施例
に係るレーザプリンタの制御系の一例を示すブロック図
であり、14は外部機器30に接続され、プリンタ装置に対
し、画像情報を送出する上述したコントローラ、31は、
プリンタ装置を制御するマイクロコンピュータ形態のC
PUであって、後述する処理を実行すべく各処理手段に
対応したROM32に接続され、作業用のRAM等を有す
る。33は、前記記録紙3の搬送を行うメインモータ34を
駆動するメインモータ駆動回路である。
【0032】39はレーザ光学系6のポリゴンモータ40を
駆動するポリゴンモータ駆動回路であり、ポリゴンモー
タ40の回転数を検知するためのFG信号の検知回路を有
する。35は記録紙3の給送を行う給紙ローラを駆動する
給紙クラッチ36の給紙クラッチ駆動回路、37はレジスト
ローラ対2を駆動するレジストクラッチ38のレジストク
ラッチ駆動回路、42はコントローラ14からの画像信号W
DATAから生成される画像信号VIDEOによってレ
ーザ装置41を駆動するレーザ駆動回路、44はポリゴンモ
ータ40の回転に応じて同期検出器43により得られた同期
検知信号DETPから主走査同期信号LSYNC,主走
査書込有効域信号LGATE,副走査書込有効域信号F
GATEを得てコントローラ14へ送出する光書込信号制
御回路である。
【0033】また、レーザ装置41は、レーザ駆動回路42
の駆動に応じてレーザビームを出力する半導体レーザ部
と、その光量調整を行うために設けられた受光素子(図
示せず)とを有する。
【0034】CPU31とコントローラ14は受信データ信
号PERXD,送信データ信号PETXD,受信レディ
信号PEDTR,送信レディ信号PECTSからなる双
方向シリアルインタフェースで接続され、CPU31が判
断したプリンタ装置の状態をコントローラ14に送出した
り、コントローラ14がプリンタ装置を制御する命令を送
ったりする。
【0035】上記の構成において、CPU31は、プリン
タ装置が記録動作可能状態であることをコントローラ14
に知らせる。コントローラ14は、記録動作可能状態であ
ることを確認し、記録動作開始命令をCPU31に送る。
CPU31は、記録動作開始信号を受け取ると、直ちに記
録動作を開始すべくポリゴンモータ駆動信号PMSTを
オンにし、ポリゴンモータ40を回転させる。ポリゴンモ
ータ40はその回転数に応じた周波数のFGパルスを出力
し、このパルスがFG信号検出回路で検知され、ポリゴ
ンモータ駆動回路39に送られ、ポリゴンモータ基準クロ
ックPMCKと同一周波数になるように、ポリゴンモー
タ回転数が制御される。同時に、メインモータ駆動信号
MMSTをオンにし、メインモータ34を回転させる。
【0036】コントローラ14は、画像内容によって外部
機器や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録密
度情報を、記録動作に関わり無く受け付けて、CPU31
に記録密度指定命令を送信する。CPU31は、これを受
けて、ポリゴンモータ駆動回路39に対して回転数制御信
号PMCONを送出する。回転数制御信号PMCONは
ポリゴンモータ基準クロックPMCKを決定する信号で
あり、基準クロックそのものであったり、又は、ポリゴ
ンモータ駆動回路39に備わっている複数のクロックの中
からひとつを基準クロックとして選択する信号である。
【0037】ポリゴンモータ駆動回路39はFGパルスの
周期が一定レベルになるようにポリゴンモータ40への電
流を制御することにより、ポリゴンモータ40の回転を安
定させることができる。従って、CPU31は記録密度指
定命令を受信した後、回転数制御信号PMCONを切り
換えることにより、ポリゴンモータ40の回転数を指定さ
れた記録密度に応じて切り換えることができる。
【0038】また、ポリゴンモータ駆動回路39は、ポリ
ゴンモータ40が記録密度に応じた定常回転数に達する
と、ポリゴンモータロック信号PMLKをオンにし、C
PU31に送出する。CPU31は、記録動作を開始する
と、給紙クラッチ駆動信号FDCLをオンにし、前記給
紙ローラ1を駆動し、カセットCに収納された記録紙3
をレジストローラ対2の位置まで搬送させる。そして、
ポリゴンモータロック信号PMLKがオンになるのを確
認した後、コントローラ14に対して副走査書込有効域信
号FGATEを送出する。コントローラ14は、FGAT
Eがオンになるのに同期させて、所定時間後に画像信号
WDATAを送出する。CPU31は、FGATEを送出
し、所定時間後にレジストクラッチ駆動信号RGCLを
オンにし、記録紙3を感光体4による記録位置に向けて
搬送させ、記録紙の所定位置に画像を形成させる。
【0039】CPU31はFGATE信号がオフの時、レ
ーザ光量の調整を行う。レーザ装置41の受光素子からフ
ィードバックされた光量信号は、レーザ駆動回路42内の
コンパレータで所定レベルと比較され、2値化されたL
DCT信号としてCPU31に入力される。CPU31はデ
ジタル−アナログ変換を用いてレーザ駆動信号を変化さ
せ、レーザ光量が所定値になりLDCT信号が変化する
ところでレーザ光量を保持し、レーザ光量の調整を行
う。また、レーザ光を、回転するポリゴンモータ40上の
ミラーに照射することにより、同期検出器43は、ポリゴ
ンモータ40の回転に応じて、一定周期の同期信号を検出
する。
【0040】光書込信号制御回路44は、同期検知信号D
ETPを入力して、DETP信号に同期した画像書込ク
ロックWCLKを発生させる。同時に、WCLK信号を
カウントし、所定カウント数に達すると主走査同期信号
LSYNC及び主走査書込有効域信号LGATEを発生
する。またCPU31からの副走査書込有効域内部信号F
SYNCを入力し、LSYNC信号に同期させて副走査
書込有効域信号FGATEを発生する。LGATE信号
とFGATE信号がオンしている画像書き込み時におい
ては、コントローラ14からの画像信号WDATAをWC
LK信号に同期させて取り込み、レーザ装置41を駆動す
るVIDEO信号に変換してレーザ駆動回路42に送信す
る。
【0041】スキャナ部26は、読み取りヘッド25から原
稿の画像等を読み取り、CPU31を介してコントローラ
14へデータを送り、データ処理,記憶を行う。
【0042】定着温度制御回路46は、定着装置における
加熱ローラ9bの温度をサーミスタ(図示省略)からの検
知信号によって監視しながら、CPU31からの信号によ
ってハロゲンヒータ(図示省略)を0N,OFFさせて、
加熱ローラ9bを定着温度に保つ。また定着ローラ回転
速度制御回路48は、ステッピングモータ駆動の定着装置
9のローラ回転速度をCPU31からの信号によってU
P,DOWNさせる。
【0043】ジョブオフセット機構51は、排紙ローラ対
21を紙幅方向で移動させるもので、排紙部11に排出され
る記録紙3を紙幅方向で所望の位置にずらすことができ
る。表示装置50は、レーザプリンタの状態を文字,音,
絵,光にてユーザやサービスマンに知らせるものであ
る。現像バイアス制御回路49は、現像装置7に対する現
像バイアス電圧をCPU31の信号によってON,OFF
又はUP,DOWNするものである。また温度検知部材
45は、例えば、温度変化に対応して色濃度が変化する感
熱シールによって構成され、読み取りヘッド25の対向位
置に貼着されている。
【0044】図3は第1実施例の定着装置における定着
温度の制御を示すフローチャートである。
【0045】記録紙3には、転写チャージャ8によって
感光体4からトナー像が転写され(S3-1)、読み取りヘ
ッド25は、記録紙3に転写されたトナー像を読み取っ
て、画像濃度値に対応する電気信号CPU31に出力する
(S3-2)。CPU31は、画像濃度に対応する設定温度を
定着温度制御回路46に出力し(S3-3)、定着温度制御回
路46は、ハロゲンヒータをON又はOFFさせて加熱ロ
ーラ9bを設定温度に保持する(S3-4)。このことによ
り、トナー像が画像濃度に応じた適切な定着温度で記録
紙3に定着される。
【0046】図4は第1実施例の定着装置におけるロー
ラ回転速度の制御を示すフローチャートである。
【0047】図4においてステップ(S4-1)〜(S4-2)
は、上記のステップ(S3-1)〜(S3-2)と同一のフローで
あり、図4のフローでは、CPU31によって画像濃度に
対応する設定ローラ回転速度がローラ回転速度制御回路
48に出力され(S4-3)、ローラ回転速度制御回路48は、
加圧ローラ9a及び加熱ローラ9bからなるローラ対が設
定ローラ回転速度となるようにステップモータ(図示省
略)を駆動制御する(S4-4)。記録紙3に対する印加熱量
は、定着温度が一定であるならば加熱時間に比例するた
め、定着装置9におけるローラ回転速度を増減すること
により、設定することが可能である。上記のフローによ
り、記録紙3には、トナー像の画像濃度に応じた適切な
熱量が印加される。
【0048】第1実施例においてユーザは、図3に基づ
いて説明したフローの動作、あるいは図4に基づいて説
明したフローの動作の一方を実行させるように選択で
き、一方のフローの動作を実行させることにより、記録
紙3における定着不良を防止できる。
【0049】第1実施例のレーザプリンタにおいて、感
光体4及び現像装置7は、それぞれの装着位置に対して
着脱可能のユニットとして構成されており、感光体4又
は現像装置7が装着されていない状態で、あるいは不完
全に装着された状態で画像形成を実行した場合、画像形
成はむろん実行できず、さらに重大なトラブルが発生す
ることがある。
【0050】感光体4及び現像装置7は、装着動作に連
動して読み取りヘッド25の対向位置に移動する識別部材
(図示省略)をそれぞれ備えており、読み取りヘッド25
は、感光体4又は現像装置7が装着位置にあるとき、識
別部材から識別印を読み取って対応する読取信号をCP
U31に出力する。
【0051】図5は第1実施例における感光体の装着状
態によるインタロック制御を示すフローチャートであ
る。
【0052】CPU31は、記録動作開始命令を受けると
(S5-1)、読み取りヘッド25によって感光体4の識別部
材に対する読み取りを実行させ(S5-2)、読み取りヘッ
ド25からの読取信号が入力する(S5-3)。CPU31は、
読取信号が感光体4の識別印に対応しているかを判断し
(S5-4)、読取信号が感光体4の識別印に対応している
場合(S5-4においてYESの場合)、記録動作を開始さ
せ(S5-5)、読取信号が感光体4の識別印に対応してい
ない場合(S5-4においてNOの場合)、感光体4が正常
に装着されていないと判断して、記録動作の実行を中止
させ(S5-6)、さらに‘感光体なし’を表示装置50に表
示させる(S5-7)。
【0053】図6は第1実施例における現像装置の装着
状態によるインタロック制御を示すフローチャートであ
る。
【0054】図6のステップ(S6-1)〜(S6-3)において
CPU31は、図5に示したフローのステップ(S5-1)〜
(S5-3)と同様な制御を実行し、読取信号が現像装置7
の識別印に対応しているかを判断し(S6-4)、対応して
いる場合(S6-4においてYESの場合)、記録動作を開
始させ(S6-5)、対応していない場合(S6-4においてN
Oの場合)、現像装置7が正常に装着されていないと判
断して、記録動作の実行を中止させ(S6-6)、さらに
‘現像装置なし’を表示装置50に表示させる。
【0055】図7は第1実施例における装置内温度によ
るインタロック制御及び現像装置に対する制御を示すフ
ローチャートである。
【0056】前述したように読み取りヘッド25の対向位
置には、温度に対応して色濃度が変化する温度検知部材
45が配置されている。CPU31は、温度検知部材45を読
み取りヘッド25によって読み取らせ、温度検知部材45か
らの読取信号によって濃度を判断して、装置内の雰囲気
温度を検出する。
【0057】CPU31は、記録動作開始命令を受けると
(S7-1)、読み取りヘッド25によって温度検知部材45に
対する読み取りを実行させ(S7-2)、CPU31には読み
取りヘッド25からの読取信号が入力する(S7-3)。CP
U31は、読取信号から装置内の温度を検出して、装置内
温度を予め設定されている異常温度と比較する(S7-
4)。ここで異常温度は、装置が正常に作動できる雰囲気
温度の上限値である。CPU31は、装置内温度が異常温
度より高い場合(S7-4においてYESの場合)、記録動
作を中止させ(S7-5)、さらに‘温度異常’を表示装置5
0に表示させる。また装置内温度が異常温度より低い場
合(S7-4においてNOの場合)、現像バイアス制御回路
49に装置内温度に対応する適切なバイアス電圧値を設定
し、現像装置7に印加するバイアス電圧を設定値に制御
させる(S7-7)。
【0058】装置内の温度を温度検知部材45に対する読
み取りヘッド25の読取信号によって検出することによ
り、サーミスタ等の比較的高価な素子を用いる必要がな
く、さらにCPU31に対するインタフェイスや配線を設
ける必要もなくなるため、簡略な構成で温度検出が可能
となる。
【0059】図8は本発明の第2実施例の要部を示す構
成図であり、図1に基づいて説明した部材に対応する部
材については、同一符号を付して説明を省略又は簡略化
する。
【0060】スキャナ部26は、搬送方向において給紙ロ
ーラ1とレジストローラ対2との中間に配置され、読み
取りヘッド25は、搬送路27内の記録紙3に対して読み取
りを実行する。
【0061】図9は第2実施例における記録紙の検出時
の制御を示すフローチャートである。
【0062】CPU31は、給紙カセットCの記録紙3に
対する給紙動作を開始し(S9-1)、読み取りヘッド25に
よって記録紙3の投影形状を読み取らせ、読み取りヘッ
ド25からの読取信号に基づいて記録紙3の先端を検出す
る(S9-2)。CPU31は、所定時間内で記録紙3の先端
が検出された場合(S9-2においてYESの場合)、正常
に記録紙3が給紙されたと判断して、次の動作を継続し
て実行させ、また所定時間内に記録紙3の先端が検出さ
れなかった場合(S9-2においてNOの場合)、給紙が失
敗したか、給紙カセットCの記録紙3が空であると判断
して、装置動作を停止させ、さらに‘紙なし’を表示装
置50に表示させる。
【0063】図10は第2実施例における記録紙とトナー
像との同期制御を示すフローチャートである。
【0064】CPU31は、図9のフローにおいて記録紙
3の先端を検出したならば(S10-1)、検出位置から記録
紙3を所定距離だけ搬送させて、レジストローラ対2に
よって先端を位置決めする(S10-2)。CPU31は、位置
決めした記録紙3を感光体4に形成されたトナー像に同
期させて、レジストローラ対2によって搬送を開始させ
(S10-3)、記録紙3に対して記録動作を実行する(S10-
4)。
【0065】図11は第2実施例における記録紙サイズの
検出時の制御を示すフローチャートである。
【0066】図9のフローにおいて記録紙3の先端を検
出したCPU31は、読み取りヘッド25によって記録紙3
の投影形状を読み取らせ(S11-1)、読み取りヘッド25か
らの読取信号が入力すると(S11-2)、記録紙3の両側端
間の距離を判断して、記録紙サイズを検出する(S11-
3)。さらに、CPU31は、検出した記録紙サイズを表示
装置50によって表示させる(S11-4)。
【0067】図12は第2実施例における記録紙の耳折れ
の検出時の制御を示すフローチャートである。
【0068】CPU31は、記録動作開始命令が入力する
と(S12-1)、読み取りヘッド25によって記録紙3の投影
形状を読み取らせ(S12-2)、読み取りヘッド25からの読
取信号によって記録紙3において前端と側端と、さらに
後端と側端とがそれぞれ直交しているかを検出し(S12-
4)、前後端と側端とが全て直交している場合(S12-4に
おいてYESの場合)、耳折れが発生していないと判断
して、記録紙3に対する記録動作を実行させ(S12-5)、
また前後端と側端とが一箇所以上において直交していな
い場合(S12-4においてNOの場合)、耳折れが発生して
いると判断して、記録動作を中止させ(S12-6)、さらに
‘耳折れ’を表示装置50によって表示させる(S12-7)。
【0069】図9乃至図12に基づいて説明した記録紙に
対する検出動作及び検出動作に基づく制御動作は、それ
ぞれ同時期に実行することが可能であり、読み取りヘッ
ド25の読取信号に基づいて検出を行うことにより、記録
紙3に対するセンサを少なくとも1つ以上省略すること
ができる。
【0070】図13は本発明の第3実施例におけるジョブ
オフセット機構の制御を示すフローチャートである。
【0071】説明を簡略化するため第3実施例を図1に
基づいて説明する。第3実施例のレーザプリンタは、図
1においてスキャナ部26を定着装置9と排紙ローラ対21
との間に移動配置したものである。
【0072】前述したようにジョブオフセット機構51
は、排紙ローラ対21を紙幅方向で移動させるものであ
り、例えば記録紙3の搬送時のずれを修正するため、排
紙ローラ対21を移動させる。
【0073】CPU31は、定着装置9から搬送されてく
る記録紙3の投影形状を読み取りヘッド25によって読み
取らせ(S13-1)、読み取りヘッド25からの読取信号が入
力すると(S13-2)、記録紙3の両側端の位置を判断し
て、紙幅方向における記録紙3のずれ量を算出し(S13-
3)、算出したずれ量に基づいて、排紙部11に排紙される
記録紙3のずれを修正するように、ジョブオフセット機
構51によって排紙ローラ対21を紙幅方向で移動させる
(S13-4)。
【0074】読み取りヘッド25によって記録紙3の投影
形状を読み取らせることにより、ジョブオフセット機構
51を制御するためのセンサを省略できる。
【0075】図14は第3実施例における原稿の読取時の
制御を示すフローチャートである。
【0076】CPU31は、原稿に対する読取開始時に定
着温度制御回路46に所定の温度を設定して、加熱ローラ
9bを定着時より低温となるように制御させる(S14-
1)。次にCPU31は、原稿の搬送を開始させ(S14-2)、
定着装置9において加圧及び低温で加熱された原稿の画
像を読み取りヘッド25によって読み取らせる(S14-3)。
【0077】原稿が定着装置9を通過することにより、
原稿にしわがある場合にしわを伸ばして、原稿画像を正
常に読み取らせることができる。
【0078】図15は本発明の第1実施例乃至第3実施例
における紙詰まり検出時の制御を示すフローチャートで
ある。
【0079】CPU31は、給紙命令が入力すると(S15-
1)、記録紙3又は原稿の給紙及び搬送を開始させると共
に、記録紙3又は原稿の投影形状を読み取らせるため読
み取りヘッド25の作動を開始させる(S15-2)。次にCP
U31は、給紙が開始されてから搬送距離に対応する設定
時間A以内に、読取信号に基づいて記録紙3又は原稿の
先端を検出したかを判断する(S15-3)。CPU31は、設
定時間A以内に先端を検出をした場合(S15-3において
YESの場合)、先端が検出されてから搬送方向におけ
る記録紙3又は原稿の長さに対応する設定時間B以内
に、記録紙3又は原稿の後端を検出したかを判断し(S1
5-4)、設定時間B以内に後端を検出した場合(S15-4に
おいてYESの場合)、搬送等の装置動作を継続させ、
また設定時間A以内に先端を検出しなった場合(S15-3
においてNOの場合)、あるいは設定時間B以内に後端
を検出しなかった場合(S15-4においてNOの場合)、搬
送路27において紙詰まりが発生したと判断して、搬送動
作を停止させ(S15-5)、さらに‘紙詰まり’を表示装置
50に表示させる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段又は第2の手段によれば、トナー像の濃度に対応して
記録紙に対する印加熱量が制御されるので、例えばトナ
ー像の濃度が高くなって記録紙上のトナー量が増加した
場合に印加熱量を増加させることができ、トナー像の濃
度に影響を受けることなく、記録紙におけるトナー像の
定着不良を確実に防止でき、また第3の手段,第5の手
段,第7の手段又は第8の手段によれば、スキャナ部を
記録紙又は原稿に対するセンサとして作動させることに
より、記録紙又は原稿を検知するための専用のセンサの
個数を減少させることができるため、装置構成を簡略化
でき、かつコストを低減でき、また第4の手段によれ
ば、原稿にしわがある場合、定着部で加熱及び加圧して
しわを伸ばすことができるので、スキャナ部によって読
み取られる原稿が良好な状態となって、原稿の画像を正
確に読み取らせることができ、また第6の手段によれ
ば、スキャナ部によって装着位置に装着された感光体及
び現像部を検知することができるため、感光体及び現像
部の着脱状態を検知するための専用のセンサを省略で
き、また第9の手段によれば、スキャナ部によって温度
センサから温度データが読み取られ、かつスキャナ部か
らの温度データの読取信号に基づいて装置内の温度が検
出されるので、例えばサーミスタ等の電気的な検知信号
を出力する温度センサを設けた場合と比較して、専用の
配線のインタフェイス等を省略でき、簡単な構成で装置
内の温度を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるプリンタ部とスキャ
ナ部とを備えたレーザプリンタの概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例乃至第3施例に係るレーザ
プリンタの制御系の一例を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の定着装置における定着温度の制御
を示すフローチャートである。
【図4】第1実施例の定着装置におけるローラ回転速度
の制御を示すフローチャートである。
【図5】第1実施例における感光体の装着状態によるイ
ンタロック制御を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例における現像装置の装着状態による
インタロック制御を示すフローチャートである。
【図7】第1実施例における装置内温度によるインタロ
ック制御及び現像装置に対する制御を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の第2実施例の要部を示す構成図であ
る。
【図9】第2実施例における記録紙の検出時の制御を示
すフローチャートである。
【図10】第2実施例における記録紙のトナー像との同
期制御を示すフローチャートである。
【図11】第2実施例における記録紙サイズの検出時の
制御を示すフローチャートである。
【図12】第2実施例における記録紙の耳折れの検出時
の制御を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3実施例におけるジョブオフセッ
ト機構の制御を示すフローチャートである。
【図14】第3実施例における原稿の読取時の制御を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の第1実施例乃至第3実施例における
紙詰まり検出時の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…給紙ローラ、 3…記録紙、 4…感光体、 7…
現像装置、 9…定着装置、 25…読み取りヘッド、
26…スキャナ部、 27…搬送路、 31…CPU、45…温
度検知部材、 50…表示装置、 51…ジョブオフセット
機構、 C…給紙カセット。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙にトナー像を転写する転写部と、
    定着温度に昇温して前記転写部によって前記トナー像が
    転写された記録紙に熱印加する定着部と、原稿の画像を
    読み取って画像データに置き換えるスキャナ部とを備
    え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬送する画像形成
    装置において、転写部から送り出された記録紙における
    トナー像の濃度を検出可能にするため、前記スキャナ部
    を転写部より搬送方向下流に設け、しかもスキャナ部を
    前記定着部より搬送方向上流に設け、スキャナ部からの
    トナー像濃度の検知信号に基づいて前記定着温度を制御
    する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録紙にトナー像を転写する転写部と、
    定着温度に昇温して前記転写部によって前記トナー像が
    転写された記録紙を搬送すると共に熱印加する定着部
    と、原稿の画像を読み取って画像データに置き換えるス
    キャナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬
    送する画像形成装置において、前記転写部から送り出さ
    れた記録紙におけるトナー像の濃度を検出可能にするた
    め、前記スキャナ部を転写部より搬送方向下流に設け、
    しかもスキャナ部を前記定着部より搬送方向上流に設
    け、スキャナ部からのトナー像濃度の検知信号に基づい
    て転写部における記録紙の搬送速度を制御する手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取って画像データに置
    き換えるスキャナ部と、記録紙を紙幅方向に移動させて
    排紙位置を調整するオフセット機構とを備え、同一の搬
    送路で原稿と記録紙とを搬送する画像形成装置におい
    て、前記スキャナ部を前記オフセット機構より搬送方向
    上流に設け、しかもスキャナ部によって前記紙幅方向に
    おける記録紙の位置を検知させ、スキャナ部からの記録
    紙の位置検知信号に基づいて前記オフセット機構による
    記録紙の移動量を制御する手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 トナー像が転写された記録紙を加圧かつ
    加熱して前記トナー像を定着する定着部と、原稿の画像
    を読み取って画像データに置き換えるスキャナ部とを備
    え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬送する画像形成
    装置において、前記スキャナ部を前記定着部より搬送方
    向下流に設け、しかも定着部で原稿を加熱及び加圧する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録紙に画像を形成するプリンタ部と、
    このプリンタ部に記録紙を給紙する給紙部と、原稿の画
    像を読み取って画像データに置き換えるスキャナ部とを
    備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬送する画像形
    成装置において、前記スキャナ部を搬送方向で前記プリ
    ンタ部と前記給紙部との中間に設け、しかもスキャナ部
    によって記録紙の投影形状を検知させ、かつスキャナ部
    からの前記投影形状の検知信号に基づいてプリンタ部に
    給紙される記録紙,記録紙の記録紙サイズ及び記録紙に
    おける耳折れの発生を検出する手段を備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 装置本体に対して着脱可能に装着され
    て、静電潜像が形成される感光体及びこの感光体におけ
    る前記静電潜像を可視像化する現像部と、原稿の画像を
    読み取って画像データに置き換えるスキャナ部とを備え
    た画像形成装置において、前記スキャナ部によって装着
    位置における前記感光体及び前記現像部を光学的に検知
    させるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読み取って画像データに置
    き換えるスキャナ部を備え、同一の搬送路で記録紙と原
    稿とを搬送する画像形成装置において、前記スキャナ部
    によって前記搬送路における記録紙又は原稿を検知する
    ように構成し、スキャナ部からの検知信号に基づいて搬
    送路における記録紙詰まり又は原稿詰まりの発生を検出
    する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 記録紙に画像を形成するプリンタ部と、
    原稿の画像を読み取って画像データに置き換えるスキャ
    ナ部とを備え、同一の搬送路で記録紙と原稿とを搬送す
    る画像形成装置において、前記スキャナ部を前記プリン
    タ部より搬送方向上流に設け、しかもスキャナ部によっ
    て記録紙の先端を検知させ、かつスキャナ部からの記録
    紙先端の検知信号に基づいて記録紙に対してプリンタ部
    の作動を同期させる手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読み取って画像データに置
    き換えるスキャナ部を備えた画像形成装置において、装
    置内の温度に対応する温度データを表示する温度センサ
    を前記スキャナ部の対向位置に設け、原稿画像の非読取
    時にスキャナ部によって前記温度センサから前記温度デ
    ータを読み取らせ、かつスキャナ部からの温度データの
    読取信号に基づいて装置内の温度を検出する手段を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007140031A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Ricoh Co Ltd 定着装置、定着方法、および画像形成装置
US9235170B2 (en) 2010-11-04 2016-01-12 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus capable of obtaining good fixed condition regardless of type of gradation sequence processing
JP2016029408A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2020082393A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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