JPH07330261A - エレベータ乗場扉の開度制限治具 - Google Patents

エレベータ乗場扉の開度制限治具

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JPH07330261A
JPH07330261A JP13017194A JP13017194A JPH07330261A JP H07330261 A JPH07330261 A JP H07330261A JP 13017194 A JP13017194 A JP 13017194A JP 13017194 A JP13017194 A JP 13017194A JP H07330261 A JPH07330261 A JP H07330261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
landing door
hall door
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP13017194A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ueno
亮 上野
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP13017194A priority Critical patent/JPH07330261A/ja
Publication of JPH07330261A publication Critical patent/JPH07330261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータ乗場扉を手動操作で開く際に、当
該扉の開度を制限する治具を提供する。 【構成】 開度制限治具32は、乗場扉の外側の面に当
てられる当て板34と、乗場扉の隙間より挿入される略
T字形状の挿入子41とを含む。この挿入子41は当て
板34に摺動可能および回動可能に支持された挿入軸3
8と、この挿入軸38の先端に直交方向に固定され、そ
の両端に乗場扉24の内側のフレーム24aに係合する
係合爪40aを有する開度制限腕40を有している。手
動操作の際には、乗場扉24の内側にその隙間から開度
制限腕40を挿入し、挿入後ほぼ90度回転させる。乗
場扉24が開く際にフレーム24aに係合爪40aが当
接することにより乗場扉24の開度が制限される。 【効果】 昇降路内に物品等が落下することが防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの故障点検・
操作訓練に用いられる治具に関し、特に乗場扉の開扉操
作時に乗場扉の開度を制限する治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、エレベータの全体構成を示す概
略図である。エレベータの乗場かご10は昇降路12内
を上下に移動する。この乗場かご10は、滑車14,1
6に巻き掛けられたロープ18の一端が締結されてお
り、このロープ18の他端には平衡おもり20が締結さ
れている。滑車14には、これを回転させる駆動モータ
が設けられており、このモータの駆動によって、乗場か
ご10が上下する。そして、所定の階の乗場床22と乗
場かご10の床が同一高さとなる位置に停止し、該当す
る乗場扉24が開き乗員の乗降が行われる。なお、昇降
路12の最下部のピット26には、乗場かご10および
平衡おもり20を受け止める緩衝器28,30が設けら
れている。
【0003】上述のエレベータの乗場扉24は、通常時
には乗場かご10の扉と同期して、自動的に開閉する。
しかし、故障時や点検時などに手動で開閉可能とするた
めに、解錠機構を有している。すなわち、手動操作で乗
場扉24を開ける場合、解錠用の鍵を解錠孔に差し込
み、乗場扉24が解錠され、手動操作にての開閉が可能
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のエ
レベータにおいては、乗場かご10の不在階の乗場扉2
4が手動操作で開かれた場合に、昇降路12内に作業用
の工具などが落下しやすくなるという問題があった。ま
た、柵もなにもない状態となるので、操作者にも不安感
を与えることがあるという問題があった。
【0005】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、該当階に乗場かご10が不在の場合
に、手動操作で乗場扉24が開かれても、昇降路に物品
が落下するのを防止することが可能で、操作者が安心し
て作業ができる装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかるエレベータの乗場扉を手動操作で
開く際に当該扉の開度を制限する治具であって、前記乗
場扉の外側に当てられる当て板と、前記乗場扉の隙間よ
り挿入される略T字形状の挿入子とを含んでいる。そし
て、前記挿入子は、前記当て板に摺動および回動可能に
支持された挿入軸と、前記挿入軸先端にほぼ直交方向に
固定され、その両端に乗場扉の内側のフレームに係合す
る係合爪を有する開度制限腕を有している。
【0007】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、エレ
ベータの乗場扉を手動操作により開ける場合に開度制限
腕を乗場扉の隙間方向に合わせて当該乗場扉内側に挿入
し、挿入後ほぼ90度回転させる。そして、乗場扉を開
く際に乗場扉のフレームに係合爪が当接することによっ
て、当該乗場扉の開度が制限される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面にしたが
って説明する。
【0009】図1および図2には、本発明にかかる乗場
扉の開度制限治具の実施例が示されている。開度制限治
具32は、乗場扉24の外側面に当てられる当て板34
と、この当て板34のほぼ中央部に設けられた貫通孔3
6を貫通し、当て板34に対し摺動可能で、また貫通孔
36内で回転可能に支持された挿入軸38と、この挿入
軸38の先端に固定され、棒状部材を略コの字形状に折
り曲げて両端にそれぞれ係合爪40aが形成された開度
制限腕40とを有している。この挿入軸38と開度制限
腕40により略T字形状の挿入子が形成される。さら
に、開度制限腕40を当て板34に向かって付勢するば
ね42を有している。
【0010】挿入軸38の、開度制限腕40が設けられ
た端の反対側の端には、取手44が設けられている。操
作者はこの取手44を掴んで前後方向に摺動させること
によって、挿入軸38およびこれに固定されている開度
制限腕40を摺動移動させることができる。また、この
取手40をひねることによって、貫通孔36内で挿入軸
38を回動させ、さらに開度制限腕40も回動させるこ
とができる。また、当て板34の貫通孔36の周囲には
ばね受け部46が設けられ、これと挿入軸38に設けら
れたばね受け部48との間に、ばね42を挟持してい
る。このばね42は前記ふたつのばね受け部46,48
に対し、これらを遠ざける方向に付勢力を与えている。
そして、この付勢力によって当て板34と開度制限腕4
0は互いに近接する方向に付勢されている。
【0011】図3ないし図7は、本実施例の開度制限治
具32の使用方法の説明図である。操作者が手動で乗場
扉24を開ける場合、まず開度制限腕40を、図3およ
び図4に示すように当て板34に対してほぼ直交する方
向に向ける。これは、当て板34を保持して、取手44
をひねることにより容易に行える。そして、当て板34
を乗場扉24のエレベータホール側の面に当接させ、こ
れと同時に乗場扉24の隙間に開度制限腕40を挿入す
る。前述のように開度制限腕40の方向(当て板34に
対して直交する方向)を調整しておくことにより、当て
板34を乗場扉24に当接させる際に開度制限腕40を
挿入しやすくしている。
【0012】そして、取手44をばね42の付勢力に抗
して押し込み、取手44をおよそ90度回転させて、係
合爪40aが乗場扉24の内側のフレーム24aの外側
に位置させる。このときの状態が図5に示されている。
【0013】図5に示された状態から、取手44を押し
込んでいる力を開放すると、図6に示すように、ばね4
2の付勢力によって開度制限腕40が乗場扉の開口端部
のフレーム24aに当接し、開度制限腕40と当て板3
4により乗場扉24を挟持する。これによって、操作者
が取手44を放しても、当該開度制限治具32は落下せ
ずにこの位置に保持される。
【0014】この状態で解錠用の鍵を回して、手動操作
によって乗場扉24を開く。乗場扉24が図7に示す位
置まで開かれると、乗場扉24の開口端部のフレーム2
4aが開度制限腕40の係合爪24aに係止され、これ
以上乗場扉24が開くことが制限される。したがって、
開度制限腕40の長さは、乗場扉24が操作に必要な開
度に合わせて設定されることが望ましい。
【0015】また、開度制限治具32を取り外す際は、
乗場扉24を停止させた後、取手44を押し込み、係合
爪40aと乗場扉のフレーム24aの係合状態を開放す
る。そして、取手44をひねって乗場扉24の隙間より
開度制限腕40を抜き出して取り出す。その後、手動操
作によって乗場扉24を閉じる。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば、エレベータの乗
場扉を手動操作により開ける場合に、開度制限腕によっ
て乗場扉の開度が制限される。すなわち、乗場扉の隙間
から挿入された開度制限腕の両端の係合爪と乗場扉のフ
レームとが係合し、当該開度制限腕の長さに乗場扉の開
度が制限される。
【0017】この開度制限によって、物品などがエレベ
ータの昇降路内に落下することを防止する。また、柵な
どがない状態で昇降路に対し大きな開口が開いて、操作
者が不安を感じることを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる好適な実施例の平面図である。
【図2】図1に示す実施例の正面図である。
【図3】本実施例の治具の使用方法の説明図であり、特
に乗場扉の隙間の方向に開度制限腕の方向を合わせ、当
て板を乗場扉に当接した状態を示している。
【図4】図3に示す状態の正面図である。
【図5】本実施例の治具の使用方法の説明図であり、特
に略T字形状の挿入子を押し込み、その先端に設けられ
た開度制限腕の方向を図3に示す状態から、ほぼ90度
ひねった状態を示している。
【図6】本実施例の治具の使用方法の説明図であり、特
に図5に示す状態から略T字形状の挿入子を押し込む力
を開放し、開度制限腕を乗場扉に当接させた状態を示し
ている。
【図7】本実施例の治具の使用方法の説明図であり、特
に図6に示す状態から乗場扉を開いて乗場扉のフレーム
が開度制限腕の係合爪に当接した状態を示す図である。
【図8】エレベータの全体構成を示す図である。
【符号の説明】
32 開度制限治具 34 当て板 38 挿入軸 40 開度制限腕 40a 係合爪 41 挿入子 42 ばね 44 取手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗場扉を手動操作で開く際
    に当該扉の開度を制限する治具であって、 前記乗場扉の外側に当てられる当て板と、 前記乗場扉の隙間より挿入される略T字形状の挿入子
    と、 を含み、 前記挿入子は、前記当て板に摺動および回動可能に支持
    された挿入軸と、前記挿入軸先端にほぼ直交方向に固定
    され、その両端に乗場扉の内側のフレームに係合する係
    合爪を有する開度制限腕を有し、 前記開度制限腕を前記乗場扉の隙間方向に合わせて当該
    乗場扉内側に挿入し、挿入後ほぼ90度回転させ、前記
    乗場扉を開く際に前記乗場扉のフレームに前記係合爪が
    当接することによって、当該乗場扉の開度が制限される
    ことを特徴とするエレベータ乗場扉の開度制限治具。
JP13017194A 1994-06-13 1994-06-13 エレベータ乗場扉の開度制限治具 Pending JPH07330261A (ja)

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JP13017194A JPH07330261A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 エレベータ乗場扉の開度制限治具

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JP13017194A JPH07330261A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 エレベータ乗場扉の開度制限治具

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ID=15027731

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JP13017194A Pending JPH07330261A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 エレベータ乗場扉の開度制限治具

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112554A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Mitsubishi Electric Corp エレベータのスクリーン案内溝の点検装置
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