JPH07329398A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07329398A
JPH07329398A JP6150302A JP15030294A JPH07329398A JP H07329398 A JPH07329398 A JP H07329398A JP 6150302 A JP6150302 A JP 6150302A JP 15030294 A JP15030294 A JP 15030294A JP H07329398 A JPH07329398 A JP H07329398A
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Taku Nakada
卓 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの本体カバーの内側に設けられた開
閉可能な紙ガイドが完全に閉じていないときには、本体
カバーを閉じることができないようにすること。 【構成】 本体カバー2の内側面にリブ2a,2bを形
成し、紙ガイド6にこれらのリブが挿貫可能な孔部3
a,3bを形成すると共に、孔部3a,3bそれぞれを
遮蔽若しくは露出するように移動するシャッタ部材が設
けられている。紙ガイド6が完全に閉じているときに
は、シャッタ部材が移動して孔部3a,3bを露出す
る。その結果、本体カバー2を閉じるときには、リブ2
a,2bが対応する孔部3a,3bに挿貫する。一方、
紙ガイド6が不完全閉状態のときには、シャッタ部材が
孔部3a,3bを遮蔽するので、本体カバー2を閉める
ことができない。 【効果】 紙ガイド6が完全に閉まっていない限りプリ
ンタは印字可能にならず、従って用紙の搬送も行われな
いので、紙ガイド6が完全に閉まっていないために生ず
る用紙ジャム等のトラブルを未然に防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に画像形成装置に取り付けられているカバー部材とカバ
ー部材の内側に設けられたカバー部材を備え、内側のカ
バー部材が閉状態になったときに外側のカバー部材も閉
じることができるようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、複写機等に代
表される画像形成装置には、通常、消耗品の補給あるい
は装置本体内に装着されているプロセスユニット等を交
換する場合等に開閉する本体カバーが取り付けられ、本
体カバーの内側にもさらにカバー部材が開閉可能に設け
られている。内側のカバー部材、例えば紙ガイドは装置
本体において、用紙搬送経路の一部を構成しているが、
紙詰まりが発生した場合に原因となった紙を除去するた
めにこの紙ガイドは開閉可能となっている。
【0003】このように本体カバーとその内側のカバー
部材、例えば紙ガイドを備えた画像形成装置において
は、紙詰まり等が発生した場合には本体カバーと紙ガイ
ドを順次開き、紙を除去した後は紙ガイドと本体カバー
を順次閉じる。紙ガイドが完全に開いた状態にあるとき
は本体カバーは閉まることができず、外見からも紙ガイ
ドが開いていることがわかる。本体カバーが開いた状態
では、本体カバーの開閉に連動して作動するインターロ
ックスイッチがオフとなり、電源と装置駆動部の接続が
遮断される。紙ガイドを完全に閉じ、次いで本体カバー
を閉じると、インターロックスイッチはオンとなり、装
置駆動部に電力が供給されて装置本体が動作可能な状態
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、紙ガイドが半開きの状態でも
本体カバーを閉じることができ、また、本体カバーを閉
じた状態では紙ガイドが閉じているかどうかを視認する
ことができないため、次のような問題を生じていた。即
ち、紙ガイドが半開きの状態で本体カバーを閉じてしま
うと、インターロックスイッチがオンとなり、給紙ロー
ラが回転して用紙を搬送するが、紙ガイドが機能してい
ないので再び紙詰まりを生ずる。また、このようなトラ
ブルが発生しても、外見からは原因を伺い知ることがで
きないので、トラブルに対する対処も遅くなる。
【0005】そこで、本発明は、内側のカバーが完全に
閉じていないときには、本体カバーを閉じることができ
ないようにし、また紙ガイドが完全に閉じていない状態
では、インターロックスイッチをオンとならないように
すると共に、外見からもトラブルの発生原因が紙ガイド
若しくは本体カバーにあることがわかるようにした画像
形成装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、画像形成装置本体を収容するハウジングに
開閉自在に取り付けられた第1のカバー部材と、第1の
カバー部材の内側に開閉可能に取り付けられた第2のカ
バー部材とを備えた画像形成装置において、第1のカバ
ー部材の内側面に突起部を形成し、第2のカバー部材に
突起部が係合可能な開口部を形成すると共に、開口部を
択一的に遮蔽若しくは露出するシャッタ部材を設けて、
第2のカバー部材を閉状態としたときにシャッタ部材が
開口部を露出して、第1のカバー部材の内側面に形成さ
れた突起部が第2のカバー部材に形成された開口部に係
合するようにした画像形成装置を提供する。
【0007】本発明の画像形成装置は、電力供給源と画
像形成装置本体の間に接続されたスイッチ手段を更に有
するのが好ましく、第1のカバー部材の内側面に形成さ
れた突起部が第2のカバー部材に形成された開口部に係
合したときに、第1のカバー部材がスイッチ手段をオン
として画像形成装置本体に対して給電するように構成さ
れている。
【0008】更に、本発明の画像形成装置は、第2のカ
バー部材を閉じたときに、第2のカバー部材を閉状態に
維持するロックレバーを有するのが好ましく、第2のカ
バー部材が不完全閉状態のときに、シャッタ部材がロッ
クレバーに連動して開口部を遮蔽し、第1のカバー部材
の内側面に形成された突起部が第2のカバー部材に形成
された開口部へ係合するのを阻止するように構成されて
いる。なお、第2のカバー部材は用紙通路の一部を形成
するものである。
【0009】
【作用】上記構成を有する本発明の画像形成装置におい
て、第2のカバー部材を閉状態としたときにシャッタ部
材が開口部を露出して、第1のカバー部材の内側面に形
成された突起部が第2のカバー部材に形成された開口部
に係合し、第1のカバー部材を閉めることができる。
【0010】第2のカバー部材が一見閉じられているよ
うに見えるが、実際には閉じられていない状態、即ち、
不完全閉状態にあるときには、シャッタ部材が第2のカ
バー部材に形成された開口部を遮蔽する。したがって、
この状態で第1のカバー部材を閉めようとしても、第1
のカバー部材の内側面に形成された突起部がシャッタ部
材に当接して、第1のカバー部材を閉めることはできな
い。
【0011】また上記のように、第1のカバー部材の内
側面に形成された突起部が第2のカバー部材に形成され
た開口部に係合して第1のカバー部材が完全に閉まる
と、スイッチ手段がオンとなり画像形成装置本体は動作
可能となる。第2のカバー部材が不完全閉状態にあっ
て、第1のカバー部材を閉めることができないときには
スイッチ手段はオンとはならず、画像形成装置は動作を
開始することができない。
【0012】さらに、シャッタ部材は第2のカバー部材
のロックレバーと連動し、第2のカバー部材がロックレ
バーによって閉状態に維持されたときのみ、第1のカバ
ー部材を閉めることができる。
【0013】さらに、第2のカバー部材は、用紙通路の
一部を構成する紙ガイドであり、紙詰まりが発生した場
合には、第1のカバー部材と第2のカバー部材を順次開
けて紙詰まりの原因となっている用紙を除去する。その
後、第2のカバー部材と第1のカバー部材を順次閉め
る。第2のカバー部材が完全に閉じていると、上記のよ
うに第1のカバー部材を閉めることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明をレーザプ
リンタに適用した実施例について説明する。
【0015】最初に、図1乃至図4を参照しながらレー
ザプリンタの全体構成を説明する。図1に示すように、
プリンタ1は、ハウジング3の端部で枢支された本体カ
バー2を有しており、本体カバー2はハウジング3に対
して開閉自在となっている。本体カバー2の裏側には、
3つのリブ2a、2b,2cが突設されており、これら
のリブに対応してプリンタ本体側に3つの孔部3a,3
b,3cが形成されている。後述するように、シャッタ
部材5a、5bがそれぞれ対応する孔部3a、3bを遮
蔽可能に取り付けられている。本体カバー2を完全に閉
じると、リブ2a、2b,2cがそれぞれ対応する孔部
3a,3b,3cに挿通する。リブ2cが挿通する孔部
3cはサイドフレーム30に形成されており、リブ2
a,2bが挿貫する孔部3a、3bは開閉可能に設けら
れた紙ガイド6に形成されている。
【0016】紙ガイド6は用紙通路の一部を構成し、図
2に示すように、本体側フレームに設けられている突起
部1a,1bが挿嵌される受け部6a,6bを有してい
る。突起部1a,1bにそれぞれ紙ガイド6の受け部6
a,6bを挿嵌した状態で、紙ガイド6は突起部1a,
1bの回りに回動可能となっている。紙ガイド6は、ロ
ックレバー60a,60bを有する。ロックレバー60
a,60bは紙ガイド6を完全に閉じたときにこれをロ
ックするものである。
【0017】紙ガイド6は、本体カバー2を第1のカバ
ー部材とすると、第1のカバー部材の内側に設けられた
第2のカバー部材であり、紙詰まり等のトラブルが発生
した場合には本体カバー2と紙ガイド6を順次開き必要
な処理を行う。また、トナーカートリッジ等の消耗部品
の交換、あるいはプロセスカートリッジの交換をする作
業は、後述する給紙装置4を取り外し、本体カバー2開
いて行う。
【0018】図1に示すように、ハウジング3は1つの
開口部3eを有しており、本体カバー2がその開口部3
eの前半部分を覆っている。本体カバー2は開口部3e
の後半部分に対向する開口2eを有し、その開口2eを
通して給紙装置4が開口部3eの後半部に装着される。
相互に隣接する本体カバー2と給紙装置4は共働して開
口部3eを覆っている。
【0019】図3に示すように、給紙装置4は、載置板
41に乗せた積層用紙40を給紙ローラ42で繰り出
し、摩擦パッド等の分離部材43で、用紙を1枚ずつに
分離して、後述する像形成部に供給するものである。載
置板41は軸41aのまわりに回動可能に取り付けら
れ、用紙40を給紙ローラ42に向けて押圧する方向に
バネ44で付勢されている。載置板41の上方には、給
紙カバー45が軸41cのまわりに開閉可能に設けられ
ている。載置板41上に用紙を補給するため、給紙カバ
ー45を開放したとき、載置板41を給紙ローラ42か
ら離すように連動する手段が設けられている。つまり、
給紙カバー45には軸41cのまわりに一体に回動する
アーム46が設けられ載置板41の側縁部にはアーム4
6が当接可能な傾斜形状のカム部41bが設けられてお
り、給紙カバー4を開放すると、2点鎖線で示すよう
に、アーム46がカム部41bを押して載置板41を軸
41aのまわりに回動させ、バネ44の作用に抗して給
紙ローラ42から離すことができる。給紙ローラ42と
分離部材43で分離された用紙は、搬送ローラ対7a,
7bによりプリンタ本体内部の像形成手段に搬送され
る。搬送ローラ対7a、7bの一方は紙ガイド6に支持
され、紙ガイド6の開放により、ローラとともに搬送通
路を開くことができる。
【0020】図4に示すように、プリンタ本体には、像
形成手段が設けられ、その像形成手段には、帯電器8に
より予め一様に帯電した感光ドラム9の表面に画像デー
タに応じた露光を行う露光部が設けられている。露光部
は、レーザダイオード10、レンズ11、反射鏡12か
ら構成される。感光ドラム9の一方の側には、感光ドラ
ム9に対して帯電トナーを供給する現像部13が配置さ
れており、他方の側には、加熱ローラ15と押圧ローラ
14とからなる定着部が配置されている。これにより、
感光ドラム9上に形成されたトナー像を用紙表面に転写
するとともに、定着部で、転写されたトナー像を用紙上
に定着させる。また、感光ドラム9の周辺部には、感光
ドラム9上の残余トナーを除去するためのクリーニング
部16が設けられている。プリンタ1内には、定着部か
らの発熱を外部に放出するために、ファン17(図10
参照)と感光ドラム9、給紙ローラ42、搬送ローラ7
a、加熱ローラ15等を回転するためのモータ18(図
10参照)とが設けられている。更に、露光部の下方に
は、制御基板19、20及び電源ユニット21が配置さ
れている。制御基板19若しくは20には制御部を構成
する中央演算装置(CPU)19aが接続配置されてい
る。電源ユニット21には、100ボルトの交流電圧を
低電圧直流電圧に変換する低電圧源21a(図10参
照)が含まれる。ハウジング3を構成するカバー体3d
には複数の操作ボタンの他表示用LED22(図10参
照)が設けられている。
【0021】次に、紙ガイド6に設けられたロックレバ
ー等の構成について図5乃至図9を参照しながら詳細に
説明する。以下に説明するロックレバー、シャッタ部材
等は紙ガイド6に左右対称に設けられており、左右両側
に設けられている対応する部材の形状、構成等は同一で
あるので、以下右側部分のみを説明する。
【0022】図5は紙ガイド6に設けられている右側の
ロックレバー60aの縦断面図を示したものであり、図
5の(a)は紙ガイド6の不完全閉状態、即ち、本体カ
バー2を開いた状態で紙ガイド6を見ると、一見して閉
じているように見えるが、実際は、完全には閉じられて
いない状態を示したものであり、図5の(b)は紙ガイ
ド6が完全に閉じた状態を示したものである。図6及び
図7はいずれも紙ガイド6が閉じた状態の図であり、図
6はロックレバー60aに連動するシャッタ部材5aに
より孔部3aが露出されている状態を示した平面図であ
り、図7はその縦断面図である。図8と図9はいずれも
紙ガイド6が不完全閉状態の図であり、図8はロックレ
バー60aに連動するシャッタ部材5aにより孔部3a
が遮蔽されている状態を示した平面図であり、図9はそ
の縦断面図である。
【0023】図5及び図7に示したように、ロックレバ
ー60aは紙ガイド6の上側表面から上部に突出したレ
バー部61を有すると共に、サイドフレーム30の内側
面上を摺動する傾斜部62を先端に備えるロック部62
aを有している。ロックレバー60aはバネ24により
サイドフレーム30の方向に付勢されている。紙ガイド
6を閉じようとすると、図5の(a)に示されているよ
うに、ロックレバー60aの傾斜部62はサイドフレー
ム30の内側面を下方向に向かって摺動し、紙ガイド6
が完全に閉じた状態となると、図5の(b)に示すよう
に、ロックレバー60aのロック部62aはサイドフレ
ーム30に形成された孔部31に係合して、紙ガイド6
はロック状態となる。紙ガイド6を開けるには、本体カ
バー2が開いている状態で、ロックレバー60aのレバ
ー部61を内側に押し込み、ロックレバー60aのロッ
ク部62aと孔部31の係合をはずす。
【0024】ロックレバー60aは断面コの字状のガイ
ドレール63内に摺動可能に収容されている。ガイドレ
ール63はサイドフレーム30に対してほぼ直角な方向
で、かつ、サイドフレーム30近傍に配列されている。
図6に示すように、ロックレバー60aの傾斜部62が
設けられている側とは反対側にはシャッタ部材5aの先
端部が連結されている。即ち、ロックレバー60aの端
部には軸部64が立設されており、この軸部64にシャ
ッタ部材5aに形成されている長孔50が係合してい
る。シャッタ部材5aの長孔50に近い側の先端部はバ
ネ52により紙ガイド6に連結されており、シャッタ部
材5aの中央部はピン51により紙ガイド6に回動可能
に係止されている。従って、シャッタ部材5aはロック
レバー60aの左右方向の移動に伴いピン51を中心に
揺動する。
【0025】図5の(b)に示したように、紙ガイド6
が閉状態にあるときには、ロックレバー60aは右方向
に移動し、これに伴いシャッタ部材5aは図6に示した
ように時計方向に揺動する。その結果、孔部3aは露出
し、この状態で本体カバー2を閉じると本体カバー2の
裏側に突設されたリブ2aが紙ガイド6の孔部3aに挿
嵌する。
【0026】一方、図5の(a)に示したように、紙ガ
イド6が不完全閉状態にあるときには、ロックレバー6
0aの先端の傾斜部62はサイドフレーム30の内側面
に当接しており、図9に示したように、ロックレバー6
0aはバネ24の付勢力に抗して右方向に押圧された状
態にある。このため、図8に示したように、シャッタ部
材5aは孔部3aを遮蔽する位置にあり、この状態で本
体カバー2を閉じようとしても、本体カバー2の裏側に
突設されたリブ2aがシャッタ部材5aに当接し、紙ガ
イド6の孔部3aに挿嵌することはない。
【0027】本体カバー2が開いており、紙ガイド6も
十分に開いている状態では、紙ガイド6の位置はサイド
フレーム30の上端部よりも上方に位置するため、ロッ
クレバー60aの傾斜部62はサイドフレーム30に当
接しない。そのため、ロックレバー60aはバネ24の
付勢力により右方向に移動した状態を維持し、シャッタ
部材5aは時計方向に揺動して、図6に示したように、
紙ガイド6に形成された孔部3aは露出した状態とな
る。しかし、このように紙ガイド6を十分に開いた状態
では、本体カバー2を閉めることはないので、孔部3a
が露出していても問題はない。
【0028】図10は、本発明による電気系統の接続関
係を示したものである。低圧電源21aは交流電圧を直
流電圧に変換するものであり、プリンタ電源をオンにす
ると立ち上がる。低圧電源21aは中央制御装置(CP
U)19aに対して常に5Vの直流電圧を印加してい
る。ファン17に対しては、常に24Vの直流電圧を印
加しており、プリンタ1の稼働中に定着部から発生する
熱をプリンタ外部に放出している。レーザダイオード2
0には5Vの、モータ22は24Vの直流電圧が印加さ
れる。露光部の光源であるレーザダイオード10と感光
ドラム等を回転するための駆動源であるモータ18には
インターロックスイッチ23を介して低圧電源21aか
ら電力が供給される。インターロックスイッチ23は本
体カバー2の裏側に形成されたリブ2cが挿貫する孔部
3cの奥部に配置されており、本体カバー2が完全に閉
まると、孔部3cに挿貫したリブ2cがインターロック
スイッチに接触してこれをオンにする。
【0029】次に、本実施例の動作を説明する。本体カ
バー2が開いていると、本体カバー2の裏側に突設され
ているリブ2cとインターロックスイッチ23は離間し
た状態にあるので、インターロックスイッチ23はオフ
の状態を維持する。従って、レーザダイオード10及び
モータ18には低圧電源21aから電力が供給されず、
印字動作をすることはできない。
【0030】紙ガイド6が完全に閉まっている状態で
は、紙ガイド6に形成されている孔部3a、3bはシャ
ッタ部材5a,5bにより遮蔽されておらず露出状態に
あるので、本体カバー2の裏側に突設されているリブ2
a,2bは孔部3a,3bに挿貫する。同時に、リブ2
cも孔部3cに挿貫してインターロックスイッチ23を
オンとする。よって、レーザダイオード10及びモータ
18に電力が供給され、印字動作が可能となる。
【0031】本体カバー2を閉じようとしたときに、紙
ガイド6が不完全閉状態であると、紙ガイド6に形成さ
れている孔部3a、3bはシャッタ部材5a,5bによ
り遮蔽されているので、本体カバー2の裏側に突設され
ているリブ2a,2bはシャッタ部材5a,5bに当接
して孔部3a,3bへの挿貫が阻止される。このため、
リブ2cも孔部3cに挿貫することができず、インター
ロックスイッチ23がオンとなることはない。
【0032】なお、本体カバー2を開くと、インターロ
ックスイッチ23はオフとなり、レーザダイオード10
とモータ18に対する電力供給が遮断されると共に、C
PU19aがカバーオープンを検出し、CPU19aは
表示用LED22にエラー表示をする。
【0033】以上、本発明をレーザプリンタに適用した
実施例を説明したが、本発明は、プリンタ以外のファク
シミリ、複写機等の画像形成装置一般に対しても、2つ
のカバー部材を有する構成のものであれば、同様に適用
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙ガイド4が完全に閉まりロックされた状態にあるとき
にのみ、本体カバー2を閉めることができる。紙ガイド
4が完全に閉まっていなければ、本体カバー2を閉めよ
うとしても閉めることはできず、たとえ本体カバー2を
閉めたつもりでも、印字を行うことはできない。従っ
て、紙ガイド4が不完全閉状態にある状態で、印字のた
めに用紙の搬送が行われることはなく、不要な用紙ジャ
ム等のトラブルの発生を未然に防止することができる。
また、本体カバー2が完全に閉まっていない状態では、
エラー表示が消えないので、操作者は本体カバー2が完
全に閉まっていないことを容易に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるプリンタの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例によるプリンタの紙ガイドとプ
リンタ本体の一部を示した分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例によるプリンタに装着する給紙
装置の断面図である。
【図4】本発明の実施例によるプリンタの縦断面図であ
る。
【図5】紙ガイドの不完全閉状態及び閉状態を示した紙
ガイドの右側部分の断面図である。
【図6】紙ガイドが完全に閉じた状態を示した紙ガイド
の右側部分の平面図である。
【図7】紙ガイドが完全に閉じた状態を示した紙ガイド
の右側部分の縦断面図である。
【図8】紙ガイドが不完全閉状態にあるときの紙ガイド
の右側部分の平面図である。
【図9】紙ガイドが不完全閉状態にあるときの紙ガイド
の右側部分の縦断面図である。
【図10】プリンタの電気系統の接続関係を説明するブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 本体カバー 4 給紙装置 5a、5b シャッタ部材 6 紙ガイド 23 インターロックスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体を収容するハウジング
    に開閉自在に取り付けられた第1のカバー部材と、前記
    第1のカバー部材の内側に開閉可能に取り付けられた第
    2のカバー部材とを備えた画像形成装置において、 前記第1のカバー部材の内側面に突起部を形成し、前記
    第2のカバー部材に該突起部が係合可能な開口部を形成
    すると共に、該開口部を択一的に遮蔽若しくは露出する
    シャッタ部材を設けて、前記第2のカバー部材を閉状態
    としたときに該シャッタ部材が該開口部を露出して、前
    記第1のカバー部材の内側面に形成された突起部が前記
    第2のカバー部材に形成された開口部に係合するように
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電力供給源と前記画像形成装置本体の間
    に接続されたスイッチ手段を更に有し、前記第1のカバ
    ー部材の内側面に形成された前記突起部が前記第2のカ
    バー部材に形成された前記開口部に係合したときに、前
    記第1のカバー部材が該スイッチ手段をオンとして前記
    画像形成装置本体に対して給電するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のカバー部材を閉じたときに、
    該第2のカバー部材を閉状態に維持するロックレバーを
    更に有し、前記第2のカバー部材が不完全閉状態のとき
    に、前記シャッタ部材が該ロックレバーに連動して前記
    開口部を遮蔽し、前記第1のカバー部材の内側面に形成
    された前記突起部が前記第2のカバー部材に形成された
    前記開口部へ係合するのを阻止するようにしたことを特
    徴とする請求項1若しくは2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のカバー部材は用紙通路の一部
    を形成するものであることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の画像形成装置。
JP15030294A 1994-06-08 1994-06-08 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3342184B2 (ja)

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