JPH07329132A - インストルメントパネル成形時の変形防止方法 - Google Patents

インストルメントパネル成形時の変形防止方法

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JPH07329132A
JPH07329132A JP6128643A JP12864394A JPH07329132A JP H07329132 A JPH07329132 A JP H07329132A JP 6128643 A JP6128643 A JP 6128643A JP 12864394 A JP12864394 A JP 12864394A JP H07329132 A JPH07329132 A JP H07329132A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形される自動車のインストルメントパ
ネルの成形収縮による部分的な変形を防止する成形方
法。 【構成】 上下壁面に外部部品支持用取付孔2が貫通形
成された空気吹出口部1aを端部に有するアンダーカッ
ト構造の樹脂製インストルメントパネル1を射出成形す
る工程での製法。空気吹出口部1aの内面を形成する吹
出口型3は、上下一対の押出型4とこれを上下方向に接
近離反動させる押出型ガイド5を備える。押出型4に、
取付孔2を形成する突起4aと、その近傍のパネル成形
収縮方向に凸部4bを一体に突設する。射出成形された
インストルメントパネル1を押出型4で押し出して脱型
する際のインストルメントパネル1の成形収縮力Fを、
突起4aと取付孔2の係合と、凸部4bと凹部7の係合
とで分散させて受けるようにして、取付孔2の変形を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネルを金型で射出成形した後のパネル脱型時にお
けるインストルメントパネルの成形収縮に伴う変形防止
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルの一例
を図9に基づき説明する。このインストルメントパネル
1はアンダーカット構造の横長の樹脂成形品で、横方向
の両端部に角筒状の空気吹出口部1aを有する。空気吹
出口部1aには、風向き変更部品であるレジスター8を
回転自在に収容するため、図10のように空気吹出口部
1aの上下壁面の対向箇所に貫通した円形の取付孔2を
有する。図10の鎖線で示すように空気吹出口部1aに
収容されたレジスター8は、その上下面から突設された
枢軸(図示せず)を取付孔2に挿通して、空気吹出口部
1a内に取付孔2を中心に回転可能に装着される。
【0003】インストルメントパネル1は、金型で射出
成形された後、空気吹出口部1aを成形した可動型の傾
斜押出型で脱型処理される。その具体例を図11乃至図
14を参照して説明する。図11はインストルメントパ
ネル1を射出成形した後の脱型処理前の金型断面で、同
図の金型にはインストルメントパネル1の空気吹出口部
1aの周辺部を成形する可動型6と、空気吹出口部1a
を成形する吹出口型3が示される。可動型6には空気吹
出口部1aに対応した矩形の口孔10が形成され、口孔
10に吹出口型3が出没可能に設置される。口孔10で
空気吹出口部1aの外周面が形成され、吹出口型3で空
気吹出口部1aの内周面と取付孔2が形成される。
【0004】吹出口型3は、上下一対の押出型4と、上
下一対の押出型4の間に在って上下の押出型4を上下に
開閉させる押出型ガイド5を備える。押出型ガイド5の
上下面は、棒先端に向けて幅狭となるテーパ面となって
おり、このテーパ面に対応して上下の押出型4の内面も
テーパ面となっている。押出型ガイド5は可動型6に固
定的に連結され、脱型処理時において押出型ガイド5に
対して上下の押出型4が突出動作をすると、相互のテー
パ面により上下の押出型4が接近する閉動作をし、この
反対に押出型ガイド5に対して上下の押出型4が退入動
作をすると、相互のテーパ面により上下の押出型4が離
反する開動作をする。
【0005】また、図12の断面図に示すように、上下
の押出型4は、テーパ内面と反対の外面に円形の突起4
aを一体に有する。突起4aの先端は可動型6の口孔1
0の内面に接して、突起4aで空気吹出口部1aの上下
壁面に取付孔2が形成される。
【0006】射出成形されたインストルメントパネル1
の脱型は、図13に示すように行われる。図11の状態
から吹出口型3の上下一対の押出型4が押出型ガイド5
に対して突出動作をする。空気吹出口部1aの取付孔2
と押出型4の突起4aの係合で、押出型4の突出動作で
インストルメントパネル1が可動型6から押し出され
る。上下の押出型4は、突出するにつれて互いに接近す
る閉動作をし、所定量突出すると図13に示すように、
上下の押出型4の突起4aが取付孔2から離脱する。こ
の段階でインストルメントパネル1の脱型が完了し、イ
ンストルメントパネル1が外部に取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】射出成形されたインス
トルメントパネル1は、成形後の冷却で成形収縮を起こ
す。この成形収縮は図9の矢印方向で示すように、イン
ストルメントパネル1の中央部に向って発生し、インス
トルメントパネル1は横長のため左右両端部での収縮引
張力ないし収縮移動量が特に大きい。この収縮移動は、
インストルメントパネル1を押出型4で押し出すときに
発生する。そのため、図14(a)〜(c)に示す過程
で空気吹出口部1aの取付孔2が変形することが多々あ
った。
【0008】即ち、インストルメントパネル押し出し前
においては、図14(a)に示すように、空気吹出口部
1aの取付孔2の全体に押出型4の突起4aが嵌挿した
状態にある。この状態で図14の矢印方向にインストル
メントパネル1が成形収縮をしようとするが、このとき
空気吹出口部1aはまだ吹出口型3の中にあり、また成
形収縮力Fを受ける突起4aと取付孔2の係合面積が大
きいため、取付孔2が変形することは無い。押出型4を
突出動作させてインストルメントパネル1を可動型6か
ら押し出すと、一対の押出型4の閉動作で突起4aが取
付孔2から抜ける方向に動く。
【0009】図14(b)は突起4aが取付孔2の半分
程度まで抜けた状態が示され、図14(c)は突起4a
が取付孔2から抜ける直前の状態が示される。図14
(b)から(c)の状態になる段階でインストルメント
パネル1の成形収縮力Fを受ける突起4aと取付孔2の
係合面積が少なくなり、取付孔2の強度が成形収縮力F
に耐えられ無くなって、図14(c)に示すように、突
起4aの先端部で取付孔2のエッジ部分2’が押し潰さ
れることがあった。
【0010】図14(c)に示すように、インストルメ
ントパネル1の空気吹出口部1aの取付孔2が変形する
と、インストルメントパネル1の見栄えが悪くなると共
に、図10鎖線で示すように空気吹出口部1aに装着さ
れるレジスター8の枢軸が取付孔2内でガタ付き、レジ
スター8の装着性、操作性が悪くなって、インストルメ
ントパネル1の商品的価値が低下する問題があった。
【0011】本発明の目的とするところは、射出成形後
のインストルメントパネルの成形収縮によるインストル
メントパネルの取付孔での変形を防止する成形方法を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下壁面に外
部部品支持用取付孔が形成された空気吹出口部を端部に
有するアンダーカット構造の樹脂製インストルメントパ
ネルの空気吹出口部の内面を、取付孔を形成する突起を
一体に突設した上下一対の押出型及び上下一対の押出型
の間に在って押出型との前後の相対移動で上下の押出型
を上下方向に接近離反動させる押拡げ棒から成る吹出口
型で形成し、空気吹出口部の外面とその周辺部を可動型
で形成した後、吹出口型の上下の押出型でインストルメ
ントパネルを可動型から押し出すと共に、上下の押出型
の突起を空気吹出口部の取付孔から離脱させるようにし
たインストルメントパネルの射出成形工程におけるイン
ストルメントパネルの取付孔の変形防止方法であって、
押出型の突起の近傍で、射出成形されたインストルメン
トパネルの成形収縮方向において押出型の突起と隣り合
う押出型の表面に凸部を一体に突設し、この凸部でイン
ストルメントパネルの空気吹出口部の取付孔近傍に凹部
を形成して、射出成形されたインストルメントパネルを
押出型で脱型する際のインストルメントパネルの成形収
縮力を突起と取付孔の係合部分と、凸部と凹部の係合部
分とで受けるようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】押出型の突起でインストルメントパネルの空気
吹出口部の取付孔を形成し、突起に隣り合って設けた凸
部で空気吹出口部の取付孔近傍に凹部を形成することに
より、射出成形されたインストルメントパネルを押出型
で脱型する際のインストルメントパネルの成形収縮力が
突起と取付孔の係合部分と、凸部と凹部の係合部分とに
分散されて加わり、突起と取付孔に加わる成形収縮力が
小さくなって、取付孔の変形が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明方法を図1乃至図7の具体的実
施装置例を参照して説明すると、同図の実施装置例は図
9のインストルメントパネル1を射出成形するもので、
図10乃至図14と同一、又は、相当部分には同一符号
が付してある。
【0015】本発明においては、図1乃至図3に示すよ
うに、吹出口型3の上下一対の押出型4に突起4aとそ
の近傍に凸部4bを一体に突設する。この構造は上下の
押出型4でまったく同様である。凸部4bは、射出成形
されたインストルメントパネル1の成形収縮方向、すな
わちインストルメントパネル1の左右方向における突起
4aの両側に例えば一対で形成される。凸部4bの高さ
は突起4aと同じでもよいが、図3に示すように、突起
4aより少し低く設定される。凸部4bの形状は任意で
よいが、図2では円形の突起4aの直径より少し長い長
方形で、長辺の側面が突起4aに対向する形状が示され
る。
【0016】また、突起4aの先端エッジの一部を面取
りしてテーパ面mを形成し、突起4aの根元部分の一部
にテーパ面mに対応する傾斜膨出部4cを形成すること
が、後述する理由で望ましい。突起4aのテーパ面m
は、インストルメントパネル1の成形収縮方向と反対方
向の突起先端エッジ部分に形成され、傾斜膨出部4cは
テーパ面mの真下の位置に形成される。
【0017】吹出口型3と可動型6で従来同様にしてイ
ンストルメントパネル1を射出成形すると、図4及び図
5に示すように、インストルメントパネル1の空気吹出
口部1aに押出型4の突起4aで取付孔2が、凸部4b
で凹部7が形成される。この場合、突起4aの高さと空
気吹出口部1aの板厚が同一で、空気吹出口部1aに取
付孔2が貫通孔として形成され、凹部7が閉塞孔として
形成される。この取付孔2は貫通孔である必然性はな
く、レジスター8の枢軸9を回転自在に嵌合できれば閉
塞孔であってもよい。凹部7を塞ぐ閉塞端部1bの厚さ
は、突起4aと凸部4bの高さの差で決まる。取付孔2
の外側開口エッジ部分には、突起4aのテーパ面mに対
応した張出部1cが形成され、取付孔2の内側開口エッ
ジ部分には、突起4aの傾斜膨出部4cに対応した面取
り部nが形成される。
【0018】射出成形されたインストルメントパネル1
は、図6に示すように、従来同様にして吹出口型3の押
出型4の突出動作で可動型6から押し出され、上下一対
の押出型4が閉動作をして、図7(a)及び(b)に示
す過程で凸部4bが凹部7から抜け、突起4aが取付孔
2から抜ける。
【0019】図7(a)の抜け途中の状態のとき、図7
の矢印方向に発生するインストルメントパネル1の成形
収縮力Fは、突起4aと取付孔2の係合部分と凸部4b
と凹部7の係合部分に分散されて加わる。図7(a)の
状態においては、突起4aと取付孔2の係合面積が十分
大きく、かつ、取付孔2から突起4aに加わる成形収縮
力が、取付孔2が変形しない程度に分散されて小さくな
っている。
【0020】図7(a)から上下の押出型4が更に閉動
作をすると、図7(b)に示すように、取付孔2に突起
4aが残ったまま先に凸部4bが凹部7から抜ける。こ
の時点でインストルメントパネル1の成形収縮力Fが分
散されずに突起4aと取付孔2の係合部分に加わるが、
突起4aのテーパ面mが取付孔2の面取り部nに逃げる
から、成形収縮力が取付孔2の縁部に直接的に作用して
変形させるのが回避される。最後に突起4aが取付孔2
から離脱してインストルメントパネル1の脱型が完了す
る。
【0021】以上のように成形されたインストルメント
パネル1の空気吹出口部1aには、図8に示すようにレ
ジスター8がその枢軸9を取付孔2に嵌挿して装着され
る。取付孔2の外側開口に張出部1bが形成されている
が、枢軸9は取付孔2の途中までしか嵌挿されないた
め、張出部1bは枢軸9の邪魔にならない。従って、取
付孔2に枢軸9は常に安定した状態で嵌挿され、レジス
ター8の装着性、操作性が良くなる。
【0022】また、インストルメントパネル1の空気吹
出口部1aの取付孔2の近傍に形成される凹部7を閉塞
孔としたのは、凹部7での風流れを防止するという空調
的な理由からで、場合によっては凹部7を貫通孔として
もよい。この場合は、押出型4の突起4aと凸部4bを
同一高さにすればよい。また、凹部7を貫通孔とした場
合、突起4aと凸部4bが取付孔2と凹部7から同時に
抜ける結果、突起4aの先端エッジを部分的に面取りし
なくても、インストルメントパネル成形収縮力の分散作
用により取付孔2の変形が防止される。
【0023】また、押出型4の突起4aの両側に一対の
凸部4bを形成して、インストルメントパネル1の成形
収縮力Fを突起4aと一対の凸部4bの計3つに分散さ
せるようにしたが、凸部4bは突起4aの成形収縮方向
の片側1箇所、或いは、片側または両側の計3箇所以上
に形成してもよい。
【0024】また本発明はインストルメントパネル1の
左または右の一方にのみ配設された空気吹出口部1aに
も適用可能であることはもちろんである。
【0025】本発明は請求項1以外に次のような構成態
様も可能である。
【0026】押出型の突起の近傍に突設される凸部の高
さを突起の高さより低くしたことを特徴とする請求項1
記載のインストルメントパネル成形時の変形防止方法。
【0027】前記押出型の突起の先端のインストルメン
トパネル成形収縮方向と反対方向のエッジ部分を面取り
したことを特徴とする請求項1記載のインストルメント
パネル成形時の変形防止方法。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、射出成形されたインス
トルメントパネルを押出型で脱型する際のインストルメ
ントパネルの成形収縮力が、押出型の突起とインストル
メントパネル空気吹出口部の取付孔との係合部分と、押
出型の凸部とこの凸部で形成されたインストルメントパ
ネル空気吹出口部の凹部との係合部分に分散されて加わ
るために、突起と取付孔に加わる成形収縮力が小さくな
り、取付孔の変形が回避されて、形状の安定した製品価
値の高い自動車のインストルメントパネルが成形でき
る。
【0029】また、押出型の突起より凸部の高さを低く
することで、インストルメントパネル空気吹出口部の取
付孔近傍の凹部が閉塞孔構造となって、空気吹出口部の
空調設計が容易なインストルメントパネルが提供でき
る。
【0030】また、押出型の突起より凸部を低くし、突
起の先端エッジを部分的に面取りしておくと、インスト
ルメントパネルの空気吹出口部の取付孔から突起が抜け
る前に空気吹出口部の凹部から押出型の凸部が抜けて、
インストルメントパネルの成形収縮力が突起だけに加わ
っても、この成形収縮力は突起の面取り先端エッジ部分
が取付孔から逃げることで吸収されて、取付孔の変形が
確実に防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するためのインストルメント
パネル成形用金型の部分断面図。
【図2】図1の金型における吹出口型の平面図。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図4】図1の金型で成形されたインストルメントパネ
ルと金型の断面図。
【図5】図4のB−B線に沿う拡大断面図。
【図6】図1の金型で成形されたインストルメントパネ
ルの脱型時の断面図。
【図7】(a)、(b)は図6のC−C線での各動作時
での拡大断面図。
【図8】本発明方法で成形されたインストルメントパネ
ルの空気吹出口部に外部部品を装着したときの部分断面
図。
【図9】自動車のインストルメントパネルの斜視図。
【図10】図9のD−D線部分の拡大断面図。
【図11】従来製法によるインストルメントパネル成形
時の金型の断面図。
【図12】図11のE−E線に沿う拡大断面図。
【図13】図11の金型で成形されたインストルメント
パネルの脱型時の断面図。
【図14】(a)、(b)、(c)は図13のG−G線
での各動作時での拡大断面図。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1a 空気吹出口部 2 取付孔 3 吹出口型 4 押出型 4a 突起 4b 凸部 5 押出型ガイド 6 可動型 7 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下壁面に外部部品支持用取付孔が形成
    された両端開口筒状の空気吹出口部を端部に有するアン
    ダーカット構造の樹脂製インストルメントパネルの空気
    吹出口部の内面を、前記取付孔を形成する突起を一体に
    突設した上下一対の押出型、及び、上下一対の押出型の
    間に在って押出型との前後の相対移動で上下の押出型を
    上下方向に接近離反動させる押拡げ棒から成る吹出口型
    で形成し、前記空気吹出口部の外面とその周辺部を可動
    型で形成した後、吹出口型の上下の押出型でインストル
    メントパネルを可動型から押し出すと共に、上下の押出
    型を接近動させて押出型の突起を空気吹出口部の取付孔
    から離脱させるようにしたインストルメントパネルの射
    出成形工程において、 射出成形されたインストルメントパネルの成形収縮方向
    において前記押出型の突起と隣り合う押出型の表面に凸
    部を一体に突設し、この凸部でインストルメントパネル
    の空気吹出口部の取付孔近傍に凹部を形成して、射出成
    形されたインストルメントパネルを押出型で脱型する際
    のインストルメントパネルの成形収縮力を突起と取付孔
    の係合部分と、凸部と凹部の係合部分とで受けるように
    して、取付孔の変形を防止するようにしたことを特徴と
    するインストルメントパネル成形時の変形防止方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA012380B1 (ru) * 2006-10-03 2009-10-30 Джино Кьяри Способ формирования соединительных средств на пластиковых контейнерах, получаемых посредством экструзии и формирования дутьем, а также используемая для этого форма
US9221209B2 (en) 2011-01-14 2015-12-29 The Procter & Gamble Company Process for the manufacture of a container
US9346200B2 (en) 2011-01-14 2016-05-24 The Procter & Gamble Company Closure for a container
US9994368B2 (en) 2012-10-30 2018-06-12 The Procter & Gamble Company Closure for a container

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