JPH0732766A - 自動改頁機構 - Google Patents

自動改頁機構

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JPH0732766A
JPH0732766A JP17647893A JP17647893A JPH0732766A JP H0732766 A JPH0732766 A JP H0732766A JP 17647893 A JP17647893 A JP 17647893A JP 17647893 A JP17647893 A JP 17647893A JP H0732766 A JPH0732766 A JP H0732766A
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JP
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booklet
roller
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JP17647893A
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English (en)
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Buichi Kasahara
武一 笠原
Hiroshi Yamamoto
博史 山本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表紙と中紙の両方を捲り可能とし、通帳の位
置ずれによる改頁エラーの発生を減少するとともに改頁
時間の短縮を図った優れた自動改頁機構を提供する。 【構成】 通帳1の改頁位置に回動可能な可動ガイド板
48を設け、通帳1の表紙14を捲るときは開き、通帳
1の中紙を捲るときは閉じた状態にする。これにより表
紙14と中紙の両方を捲れるようにする。表紙14を捲
るときに通帳1を突き当てる突き当て13に鉤部13a
を設け、この鉤部13aで通帳1の浮き上がりを防止す
る。またフィードローラ3の通帳1への押圧力を可変に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等で使用され
る通帳証書発行機等における通帳等の冊子状媒体の表紙
および中紙を捲る自動改頁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば通帳証書発行機において
は、自動改頁機構を使用して通帳の改頁を行っている。
図9は従来の自動改頁機構を示す説明図であり、通帳の
中紙を捲る場合を示す。以下図面にしたがって説明す
る。
【0003】図9において、通帳1は見開きの状態でフ
ィードローラ2a、2b、3により頁捲り位置まで搬送
される。通帳1の捲るべき中紙4の上方には、可動ガイ
ド板5が回動可能に配設され、その左方には改頁ローラ
6がフィードローラ3に対向して回転可能に配置されて
いる。フィードローラ3は図示せぬ駆動手段により通帳
1に対して接近、離隔方向に移動する。中紙4の上方に
は、この中紙4の捲り上げを検出する検出センサ7が配
置されている。検出センサ7は、発光素子7aおよび受
光素子7bから成っている。またフィードローラ2aの
近くにはガイド板8が配設されている。
【0004】次に上記従来機構の改頁動作を図9乃至図
12にしたがって説明する。図10乃至図12は従来の
中紙捲り動作を示す説明図である。改頁開始時において
通帳1は見開き状態になっており、その綴じ部1aはガ
イド板8の端部8aより若干奥に入り込んでいる。まず
図示しない駆動源により可動ガイド板5を矢印方向に開
いて、通帳1の中紙4の上方を空ける。次に改頁ローラ
6を、矢印A方向に回転する。これにより中紙4は図9
に示すように徐々に持ち上がる。
【0005】持ち上げられた中紙4が検出センサ7で検
出されると(図9)、フィードローラ3を下降させ、通
帳1から離す。これにより、複数枚同時に捲れ上がった
中紙の分離を促す。次に改頁ローラ6を矢印B方向に回
転し、中紙4を一定量戻す(図10)。これによりさら
に中紙の分離を促す。一定量戻したところで、改頁ロー
ラ6を矢印A方向に回転し、中紙4を上方へ跳ね上げる
(図11)。これにより中紙4は図12に示すように、
改頁ローラ6の上に乗る。この状態で、フィードローラ
2a、2b、3により、通帳1を図12に示す矢印C方
向に移動させ、改頁を行う。
【0006】なおガイド板8の端部8aより通帳1の綴
じ部1a奥に入れているのは、持ち上げられた中紙4を
押さえ付ける作用をすることにより、中紙4と改頁ロー
ラ6との接触性を良好にするためと、中紙4の腰を強く
して多重めくりの発生を防ぐためである。
【0007】図13は従来の他の自動改頁機構を示す説
明図である。この従来例は通帳の表紙を捲る場合を示
す。
【0008】図13において、通帳1は改頁位置におい
て改頁ローラ6およびフィードローラ3に挟持されてい
る。通帳1の上方には可動ガイド10が回動可能に配設
されている。また検出センサ7が配置され、通帳1の表
紙の捲りを検出するようになっている。通帳1の下方に
は、シャッタガイド11、背押し12および突き当て1
3が通帳走行面に突出可能に配設されている。
【0009】次に表紙捲り動作を図13乃至図16にし
たがって説明する。図14乃至図16は従来の表紙捲り
動作を示す説明図である。
【0010】まず突き当て13を走行面に突出させて、
通帳1を改頁位置に位置付けた後、可動ガイド10を矢
印方向に開く。つぎにシャッタガイド11および背押し
12を上方に突出させる。シャッタガイド11は通帳1
の位置ずれを防ぎ、背押し12は通帳1を上方に突き上
げる。そしてフィードローラ3を通帳1に圧接する。こ
の時通帳1への押圧力は強く設定されている。ここで改
頁ローラ6を矢印A方向に回転し、表紙14を捲り上げ
る。
【0011】検出センサ7により、表紙14の捲り上が
りが検出されると、改頁ローラ6の回転を停止し、フィ
ードローラ3および背押し12を下降させる(図1
4)。これにより、表紙14とともに持ち上がった中紙
の表紙14からの分離を促す。次に改頁ローラ6を矢印
A方向および矢印B方向にそれぞれ一定量交互に回転さ
せる(図15)。これにより、さらに中紙の表紙からの
分離を促す。そして、分離した中紙を完全に落とすため
に、図16に示すように、フィードローラ3を上下動さ
せて通帳1に振動を与え、その後改頁ローラ6をA方向
に回転し、表紙14を捲り上げる。それ以後の動作は、
前述した中紙捲りの場合と同様である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の改頁機構においては、以下に述べる問題があった。ま
ず図9に示す機構は、ガイド部材8が通帳の改頁すべき
中紙の上に突出しているので、中紙よりも腰の強い表紙
に対する抵抗が大きくなるので、この改頁機構では、表
紙を捲ることはできなかった。
【0013】また図13に示す改頁機構においては、改
頁ローラで表紙を捲る際に、背押し12を突出させて通
帳を突き上げるが、その際図17に示すように、通帳の
綴じ部が浮き上がり、通帳が突き当て13を乗り越えて
移動してしまうという問題があった。通帳が移動してし
まうと、改頁ができず、改頁エラーとなる。また、表紙
を捲る際、表紙と一緒に捲り上がった中紙を分離するた
めに、改頁ローラを往復回転させたり、フィードローラ
で通帳に振動を起こしたりしているが、それでも分離が
完全には行えなかった。分離ができないと、表紙と一緒
に中紙も捲り上げてしまうので、その後中紙を捲り返さ
なければならず、改頁に時間がかかるという問題もあっ
た。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、表紙と中紙の両方を捲り可能とし、通
帳の位置ずれによる改頁エラーの発生を減少するととも
に改頁時間の短縮を図った優れた自動改頁機構を提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、冊子状媒体に改頁ローラを圧接し、この改
頁ローラを回転することにより冊子状媒体の表紙および
中紙を捲って改頁を行う自動改頁機構において、冊子状
媒体の綴じ部に対向して退避可能に配設され、表紙を捲
るときは退避し、中紙を捲るときはガイド状態となるガ
イド部材と、表紙捲り時に閉じた状態の冊子状媒体の綴
じ部が当接する位置に配置され鉤部を有する突き当て部
材とを設けたものである。
【0016】また冊子状媒体を改頁ローラおよび押圧部
材で圧接挟持し、改頁ローラを回転することにより冊子
状媒体の表紙を捲る自動改頁機構においては、前記突き
当て部材を設けるとともに、押圧部材による冊子状媒体
に対する押圧力を可変にした。
【0017】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、冊子状媒体
の表紙を捲る場合は、ガイド部材を退避させることによ
り、腰の強い表紙を捲る時の抵抗が小さくなり、表紙捲
りが可能になる。また腰の弱い中紙を捲るときは、ガイ
ド部材をガイド状態にすることにより、中紙を捲り上げ
たときに中紙に対する抵抗を大きくし、中紙の捲りをし
やすくする。
【0018】また鉤部を有する突き当て部材を設けたこ
とにより、表紙を捲る際綴じ部を突き当て部材に突き当
て、冊子状媒体の下方から押し上げるようにしても、綴
じ部は鉤部に係止されるので、浮き上がることはなく、
したがって冊子状媒体は位置ずれしない。
【0019】さらに冊子状媒体を改頁ローラに対して押
圧部材で押し付ける機構において、押圧部材による押圧
力を可変にしたので、表紙の捲り上がり状態および中紙
の重なり状態に応じて押圧力を切り替えられ、表紙と中
紙の分離を良好に行うことができる。
【0020】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
詳細に説明する。なお各図面に共通する要素には同一の
符号を付す。図1は本発明に係る実施例の自動改頁機構
を示す説明図、図2は実施例の自動改頁機構の制御系を
示すブロック図である。
【0021】図2において、主制御部21は装置全体の
動作制御を司る。主制御部21に接続された改頁動作制
御回路22は改頁動作に係わる制御を司る。改頁ローラ
駆動用モータ駆動回路23は、改頁ローラ駆動用モータ
24を駆動する。通帳搬送モータ駆動回路25は、通帳
を搬送する搬送モータ26を駆動する。ソレノイド駆動
回路27は、フィードローラ3を移動させるソレノイド
28、29を駆動する。通帳位置検出回路31は、通帳
位置検出センサ32の出力に基づいて通帳の位置を検出
する。中紙検出回路33は、検出センサ12の出力に基
づいて通帳の捲り上がりを検出する。
【0022】図3は本実施例のフィードローラ駆動機構
を示す正面図、図4は本実施例のフィードローラ駆動機
構を示す側面図である。両図において、フィードローラ
3はブラケット41に回転自在に取付けられており、ブ
ラケット41は支点42を中心に回動可能になってい
る。ブラケット41はアーム43が固定され、アーム4
3はソレノイド28に吸引されることによりブラケット
41とともに反時計方向へ回動し、これによりフィード
ローラ3は改頁ローラ6方向へ移動する。
【0023】フィードローラ3の下方にはシャフト45
が配置され、シャフト45はブラケット46に固定され
ている。ブラケット46には取付部46a、46bが設
けられ、シャフト45は下方の取付部46bに固定さ
れ、上方の取付部46aはガイドの機能を有する。シャ
フト45には両取付部46a、46bの間で圧縮スプリ
ング47が設けられている。
【0024】ソレノイド29にはリンク49が結合さ
れ、リンク49はソレノイド29の動作により図4にお
ける左右方向に移動する。リンク49にはリンク部材5
0aおよび50bが回転可能に取付けられ、それぞれの
リンク部材50a、50bはリンク部材51a、51b
とともにポスト52a、52bに回転可能に取付けられ
ている。ポスト52a、52bは図示せぬフレームに固
定されている。リンク部材51a、51bには切り欠き
53a、53bが形成され、ブラケット46に形成され
たポスト54a、54bがそれぞれこの切り欠き53
a、53bに嵌合している。ブラケット46の両側には
ガイド55a、55bが設けられ、ブラケット46が真
直ぐ上下方向に移動できるようになっている。リンク4
9に設けられたポスト56とポスト52bとの間には、
リンク49を右方向へ付勢するスプリング57が張設さ
れている。
【0025】図5は実施例の改頁動作を説明するための
説明図であり、中紙を捲る場合を示す。図5において、
フィードローラ2a、2b,3は、通帳搬送モータ26
により駆動され、改頁ローラ6は改頁ローラ駆動用モー
タ24により駆動される。また、通帳1が改頁位置にあ
る場合に通帳1の上方に位置する可動ガイド板は、ガイ
ド板44とガイド板48の二つに分割され、それぞれ別
個に図示せぬモータにより駆動される。ガイド板48の
端部48aの位置は、通帳1が改頁位置にあるとき通帳
1の綴じ部1aから水平方向に距離Lだけ離れている。
この距離Lは中紙4を捲る場合に中紙4に適切な抵抗を
与える位置に設定されている。
【0026】次に本実施例の中紙捲り動作を図5にした
がって説明する。なお以下に説明する動作は、図2に示
す主制御部21および改頁動作制御回路22により制御
される。
【0027】改頁動作に先立って、通帳1は改頁される
べき中紙4を見開き状態にして、改頁位置で改頁ローラ
6とフィードローラ3、およびフィードローラ2aと2
bとにより挟持されている。この状態で改頁動作が開始
される。
【0028】まず図示しないモータにより可動ガイド板
44のみを図5に示す矢印方向に開く。可動ガイド板4
8は、捲ろうとする中紙4側にLだけ覆い被さる状態に
あり、中紙4の腰を強くして多重捲りの発生を防ぐ働き
をする。次に、改頁ローラ駆動用モータ24により改頁
ローラ6を正回転、すなわち矢印A方向に回転させる。
これにより中紙4は徐々に持ち上げられる。検出センサ
7により中紙4が検出されると、図3に示すソレノイド
28をオフして、フィードローラ3を通帳1から離す。
フィードローラ3を離すことにより、複数枚同時に捲り
上げられた中紙4の分離を促す。
【0029】次に改頁ローラ6を矢印B方向に回転し、
中紙4を一定量戻す。これによりさらに中紙の分離を促
す。一定量戻したところで、改頁ローラ6を矢印A方向
に回転し、中紙4を上方へ跳ね上げる。これにより中紙
4は、改頁ローラ6の上に乗る。この状態で、フィード
ローラ2a、2b、3により、通帳1を矢印C方向に移
動させ、改頁を行う。
【0030】次に表紙を捲る動作をさらに図1、図3、
図4および図6乃至図8にしたがって説明する。図6は
実施例の表紙捲り動作を示すフローチャート、図7、図
8は実施例の表紙捲り動作を示す説明図である。
【0031】図1において、まず突き当て13を走行面
に突出させて、通帳1を閉じた状態で綴じ部を先頭に搬
送して、改頁位置に位置付ける。突き当て13の先端部
には鉤部13aが形成されており、通帳1の綴じ部1a
がこの鉤部13aに入り込むことにより、通帳1は下方
から突き上げられても浮き上がることはない。
【0032】次に可動ガイド板44および可動ガイド板
48をともに矢印方向に開く(ステップ1)。つぎにシ
ャッタガイド11および背押し12を上方に突出させ
る。シャッタガイド11は通帳1の位置ずれを防ぎ、背
押し12は通帳1を上方に突き上げる。そして図3に示
すソレノイド28をオンして、フィードローラ3を通帳
1に圧接する(ステップ2)。ここで改頁ローラ6を矢
印A方向に回転し(ステッップ3)、表紙14を捲り上
げる。
【0033】検出センサ7により、表紙14が捲り上げ
られたかどうかが検出される(ステップ4)。表紙14
が所定高さまで捲り上げられていないと、図3に示すソ
レノイド29をオンし(ステップ5)、再度改頁ローラ
6をA方向に回転し、リトライを行う(ステップ6)。
【0034】図3および図4において、ソレノイド29
をオンすると、リンク49が図4の左方向へ移動する。
これによりリンク部材50a、51aおよびリンク部材
50b、51bは反時計方向へ回動し、ポスト54a、
54bは上方へ移動する。ポスト54a、54bはブラ
ケット46に固定されているので、ブラケット46が上
方に移動し、これによりシャフト45が上方に移動す
る。するとシャフト45の頂部が、フィードローラ3を
支持するブラケット41に突き当たり、このブラケット
41を突き上げる。これにより、フィードローラ3の通
帳1への押圧力が強くなり、この状態で前記リトライを
行う訳である。
【0035】すなわち、本実施例では、初回の表紙捲り
動作ではフィードローラ3の通帳1への押圧力を弱くし
て行い、この動作で表紙14が所定高さまで捲り上げら
れない場合に通帳1への押圧力をさらに強くしてリトラ
イ動作を行う。このようにすることにより、表紙14の
捲り上げを確実にできる。
【0036】検出センサ7により表紙14の捲り上げが
検知されると(ステップ4)、改頁ローラ6の回転を停
止し(ステップ7)、図7に示すようにソレノイド2
8、29をオフしてフィードローラ3を下降させるとと
もに、背押し12を下降させる(ステップ8、9)。こ
れにより、表紙14とともに持ち上がった中紙の表紙1
4からの分離を促す。次に図8に示すように、改頁ロー
ラ6を矢印B方向および矢印A方向にそれぞれ一定量交
互に回転させる(ステップ10、11)。これにより、
さらに中紙の表紙からの分離を促す。ここで、矢印B方
向から先に回転を開始するので、表紙14は検出センサ
7より高く持ち上げられることはなく、したがって中紙
を表紙14から分離しやすくなる。その後改頁ローラ6
をA方向に回転し、表紙14を捲り上げ、改頁を行う。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、冊子状媒体の綴じ部に対向して退避可能に配設さ
れ、表紙を捲るときは退避し、中紙を捲るときはガイド
状態となるガイド部材を設けたので、表紙捲りと中紙捲
りの両方を行うことができる。
【0038】また、表紙捲り時に閉じた状態の冊子状媒
体の綴じ部が当接する位置に配置され鉤部を有する突き
当て部材とを設けたことにより、下方から背当てで突き
上げられても、冊子状媒体は改頁位置から浮き上がら
ず、媒体の位置ずれによる改頁エラーの発生が減少す
る。
【0039】また冊子状媒体を改頁ローラおよび押圧部
材で圧接挟持し、改頁ローラを回転することにより冊子
状媒体の表紙を捲る自動改頁機構においては、前記突き
当て部材を設けるとともに、押圧部材による冊子状媒体
に対する押圧力を可変にしたことにより、異なる押圧力
でリトライ捲りを行うことができ、表紙捲りをさらに確
実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の自動改頁機構を示す説明
図である。
【図2】実施例の自動改頁機構の制御系を示すブロック
図である。
【図3】実施例のフィードローラ駆動機構を示す正面図
である。
【図4】実施例のフィードローラ駆動機構を示す側面図
である。
【図5】実施例の改頁機構を示す説明図である。
【図6】実施例の表紙捲り動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】実施例の表紙捲り動作を示す説明図である。
【図8】実施例の表紙捲り動作を示す説明図である。
【図9】従来の自動改頁機構を示す説明図である。
【図10】従来の中紙捲り動作を示す説明図である。
【図11】従来の中紙捲り動作を示す説明図である。
【図12】従来の中紙捲り動作を示す説明図である。
【図13】従来の他の自動改頁機構を示す説明図であ
る。
【図14】従来の表紙捲り動作を示す説明図である。
【図15】従来の表紙捲り動作を示す説明図である。
【図16】従来の表紙捲り動作を示す説明図である。
【図17】通帳の浮き上がりを示す説明図である。
【符号の説明】
1 通帳 3 フィードローラ 4 中紙 6 改頁ローラ 7 検出センサ 13 突き当て 13a 鉤部 14 表紙 48 可動ガイド板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冊子状媒体に改頁ローラを圧接し、この
    改頁ローラを回転することにより冊子状媒体の表紙およ
    び中紙を捲って改頁を行う自動改頁機構において、 冊子状媒体の綴じ部に対向して退避可能に配設され、表
    紙を捲るときは退避し、中紙を捲るときはガイド状態と
    なるガイド部材と、 表紙捲り時に閉じた状態の冊子状媒体の綴じ部が当接す
    る位置に配置され鉤部を有する突き当て部材とを設けた
    ことを特徴とする自動改頁機構。
  2. 【請求項2】 冊子状媒体の表紙に改頁ローラを圧接
    し、この改頁ローラを回転することにより表紙を捲る自
    動改頁機構において、 表紙捲り時に閉じた状態の冊子状媒体の綴じ部が当接す
    る位置に配置され鉤部を有する突き当て部材を設けたこ
    とを特徴とする自動改頁機構。
  3. 【請求項3】 冊子状媒体を改頁ローラおよび押圧部材
    で圧接挟持し、改頁ローラを回転することにより冊子状
    媒体の表紙を捲る自動改頁機構において、 表紙捲り時に閉じた状態の冊子状媒体の綴じ部が当接す
    る位置に配置され鉤部を有する突き当て部材を設け、 押圧部材による冊子状媒体に対する押圧力を可変にした
    ことを特徴とする自動改頁機構。
JP17647893A 1993-07-16 1993-07-16 自動改頁機構 Pending JPH0732766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039855A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Toshiba Tec Corp 表紙捲り装置及び冊子プリンタ
JP2012171133A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Corp 冊子の頁捲り装置

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