JPH07325758A - メモリコントローラ - Google Patents

メモリコントローラ

Info

Publication number
JPH07325758A
JPH07325758A JP6119936A JP11993694A JPH07325758A JP H07325758 A JPH07325758 A JP H07325758A JP 6119936 A JP6119936 A JP 6119936A JP 11993694 A JP11993694 A JP 11993694A JP H07325758 A JPH07325758 A JP H07325758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
data
buffer
read buffer
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6119936A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Shirato
全人 白▲土▼
Yasuhide Shibata
泰秀 柴田
Toshio Sakurai
利男 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6119936A priority Critical patent/JPH07325758A/ja
Publication of JPH07325758A publication Critical patent/JPH07325758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードバッファを備えたメモリコントローラ
に関し、リードバッファにヒットする確率が低くなるこ
とを抑止する。 【構成】 リードバッファを備えたメモリコントローラ
において、リード要求を出したバスマスタに対応して、
リードバッファにリードデータをバッファリングするか
否かを制御をする。又、リードバッファを複数個設け
て、リード要求を出したマスタによって、リードバッフ
ァを切り換える。又、バスマスタからのリード要求のデ
ータがプログラム領域のデータのとき、バッファリング
し、データ領域のデータのときにはバッファリングしな
いように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のマスタから、
個々に、リード要求された以上のデータをメモリから読
み込み、メモリコントローラ内部のリードバッファにバ
ッファリングし、次にリード要求されたデータが、上記
リードバッファにバッファリングされているデータであ
るとき、上記リードバッファからデータを出力するメモ
リコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】図4, 図5は、従来のリードバッファ付
きメモリコントローラを説明する図であって、図4は、
データ処理システムの全体構成の例を示し、図5は、従
来のリードバッファ付きメモリコントローラの構成例を
示している。
【0003】データ処理システムは、図4に示されてい
るように、例えば、複数個のバスマスタ{バスマスタ
(1),(2),〜、以下、単に、バスマスタと省略して言う}
2と、メモリコントローラ 1と、メモリ 3とから構成さ
れており、各バスマスタ 2からリード要求があると、該
リード要求を指示する命令が指示するデータサイズのデ
ータをメモリ 3から読み込む。
【0004】このとき、バス幅以上のリード要求がある
と、メモリコントローラ内部のリードバッファ 7にバッ
ファリングし、次のリード要求が、上記リードバッファ
7にバッファリングされているデータであるとき、上記
リードバッファ 7からデータを出力する。
【0005】上記の動作を、図5により、具体的に説明
する。先ず、図4のバスマスタ 2からリード要求がくる
と、図5のメモリコントローラ 1は、要求アドレス(k
本) 9の内の上位(k-m) 本と、リードバッファアドレス
レジスタ 4の出力アドレスとを比較回路 5で比較し、一
致信号 (ヒット信号) 12が得られないと、ミスヒットと
言うことで、メモリ制御回路 6は、上記バスマスタ 2か
らのメモリアドレスの内の上位のk−m本を、上記リー
ドバッファアドレスレジスタ 4にラッチし、同時に、メ
モリ 3よりメモリデータバス 10 を介して、データをリ
ードし、マルチプレクサ 8を通して、上記バスマスタ 2
に出力する。
【0006】このとき、上記バスマスタ 2が発行した命
令が指示するデータサイズが上記メモリ 3からのメモリ
データバス幅以上であると、上記アドレスバス 9からの
アドレスに続くデータをリードバッファ 7へバッファリ
ングする。
【0007】今、上記バスマスタ 2からの要求アドレス
(k本) がバイトアドレスであり、上記リードバッファア
ドレスレジスタ 4にラッチされるアドレスが、要求アド
レス(k本) の内のk−m本であると、下位のm本のアド
レスに対応する2m 個のバイトデータが、リードバッフ
ァ 7にバッファリングされ、上記命令が指示したデータ
サイズのデータが、要求元のバスマスタ 2に対して、マ
ルチプレクサ 8を通して送出されることになるが、上記
メモリデータバスのバス幅が、nバイト幅であると、一
度にnバイトのデータがメモリ3 から送られてくるの
で、リードバッファ 7としては、2m / n個のリードバ
ッファが設けられる。例えば、m=4 であり、データバス
幅が4バイト幅であると、一つの命令で最大 16 バイト
のデータがメモリ 3から読み出され、24/4=4個のリード
バッファ 7に、上記 16 バイトのデータがバッファリン
グされると共に、該命令が指示するサイズのデータが、
リード要求元のバスマスタ 2に送出される。
【0008】勿論、上記要求アドレス(k本) が語アドレ
スであり、データバス幅が一語のバイト幅と同一である
と、上記リードバッファの数は2m 個となる。上記の比
較処理で、一致信号 (ヒット信号) 12が得られたとき、
メモリ制御回路 6は動作せず、リードバッファ制御回路
16 が、上記要求アドレス(k本) の下位m本をデコード
して、データセレクト信号 13 を生成し、リードバッフ
ァ 7から、上記命令が指示するデータサイズのデータを
読み出し、バスマスタ 2に送出することで、メモリ 3か
らリードするよりも、高速に、要求元のバスマスタ 2に
データを出力していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、複数個のバス
マスタ 2が接続されている場合、それぞれのバスマスタ
2が要求するデータのアドレスが離れている場合が殆ど
である為、上記のように、リードバッファ 7にバッファ
リングしても、別のバスマスタ 2からのリード要求がく
ると、ミスヒットとなり、上記リードバッファ 7にバッ
ファリングされているデータは、全て、入れ換えられて
しまい、リードバッファ 7にヒットする確率が低くなる
という問題があった。
【0010】又、バスマスタ 2からのリード要求が、プ
ログラム領域であるとき、プログラム領域のリードは、
連続したアドレスが続くことが殆どであるので、リード
バッファ 7が有効に機能するが、データ領域のリード要
求が、その間に入ると、プログラム領域とデータ領域の
アドレスは、お互いに独立している為、リード要求のア
ドレスの連続性が保証されず、ミスヒットが多くなり、
リードバッファ 7のデータ (プログラムデータ) は全て
入れ換えられてしまう為、リードバッファ 7にヒットと
する確率が低くなるという問題があった。
【0011】本発明は上記従来の欠点に鑑み、リードバ
ッファを備えたメモリコントローラにおいて、リードバ
ッファにヒットする確率が低くなることを抑止すること
ができるメモリコントローラを提供することを目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1〜図3は、本発明の
一実施例を示した図である。上記の問題点は下記の如く
に構成したメモリコントローラによって解決される。
【0013】(1) 複数個のマスタ 2から、個々に、リー
ド要求された以上のデータをメモリ3から読み込み、メ
モリコントローラ 1内部のリードバッファ 7にバッファ
リングし、次にリード要求されたデータが、上記リード
バッファ 7にバッファリングされているデータであると
き、上記リードバッファ 7からデータを出力するメモリ
コントローラ 1であって、リード要求を出したマスタ 2
の識別信号によって、上記メモリ 3から読み込むだデ
ータを、上記リードバッファ 7にバッファリングするか
否かを制御する手段 18aを設けるように構成する。
【0014】(2) 複数個のマスタ 2から、個々に、リー
ド要求された以上のデータをメモリ3から読み込み、メ
モリコントローラ 1内部のリードバッファ 7にバッファ
リングし、次にリード要求されたデータが、上記リード
バッファ 7にバッファリングされているデータであると
き、上記リードバッファ 7からデータを出力するメモリ
コントローラ 1であって、リードバッファ 7を複数個設
け、リード要求を出したマスタ 2の識別信号によっ
て、上記リードバッファ 7を切り換える手段 18bを設け
るように構成する。
【0015】(3) 複数個のマスタ 2から、個々に、リー
ド要求された以上のデータをメモリ3から読み込み、メ
モリコントローラ 1内部のリードバッファ 7にバッファ
リングし、次にリード要求されたデータが、上記リード
バッファ 7にバッファリングされているデータであると
き、上記リードバッファ 7からデータを出力するメモリ
コントローラ 1であって、上記マスタ 2からのリード要
求のデータが、上記メモリ 3のプログラム領域のデータ
のとき、上記リードバッファ 7にバッファリングし、デ
ータ領域のデータのときには、上記リードバッファ 7に
バッファリングしないように制御する手段18c を設ける
ように構成する。
【0016】
【作用】即ち、本発明においては、図1に示したよう
に、バッファリングしないバスマスタ 2を識別する信号
を、各バスマスタ 2から受信し、該受信したバスマス
タ識別信号を、リードバッファデイセーブル信号生成
回路 18aに入力し、該リードバッファデイセーブル信号
生成回路 18aで生成されたリードバッファデイセーブル
信号aによって、メモリ制御回路 6では、比較回路 5
からのヒット信号の有無に係わらず、リードバッファ 7
に対するミスヒットに見せて、メモリ 3をアクセスする
ように動作すると共に、リードバッファ制御回路 16 で
は、リードバッファ 7に対してデイセーブル制御を行う
ようにする。
【0017】このように制御することにより、バスマス
タ 2から、バッファリングしない特定のバスマスタであ
ることを示すバスマスタ識別信号を受信したとき、メ
モリ制御回路 6では、ヒット信号の有無 (真偽) に係わ
らず、メモリ 3より要求データバイトをリードする制御
を行い、リードバッファ制御回路 16 は、リードバッフ
ァ 7の状態を更新することなく、上記メモリ 3からのリ
ードデータを、要求元のバスマスタ 2に出力することが
でき、バッファリングする他の特定のバスマスタ 2から
のリード要求の時のみ、リードバッファ 7を動作させる
ことができ、リードバッファ 7に対するヒット率を向上
させることができる。
【0018】又、図2に示したように、バスマスタ 2毎
に、リードバッファ 71,72, 〜と、リードバッファアド
レスレジスタ 41,42, 〜とを設け、バスマスタ 2からの
バスマスタ識別信号を受信して、リードバッファ選択
信号生成回路 18bに入力し、該リードバッファ選択信号
生成回路 18bで生成されたリードバッファ選択信号b
をセレクタ 4a と、メモリ制御回路 6と、リードバッフ
ァ制御回路 16 に入力するように構成する。
【0019】セレクタ 4a では、上記リードバッファ選
択信号bが指示するリードバッファアドレスレジスタ
41,42, 〜を選択し、リードバッファ制御回路 16 で
は、上記リードバッファ選択信号bが指示するリード
バッファ 71,72,,〜を選択することで、異なるバスマス
タ 2からの連続しないアドレスのリード要求がきても、
他のバスマスタ 2のリードバッファ 71,72, 〜を更新す
ることなく、該当のリードバッファ 71,72, 〜に、リー
ドデータをバッファリングすることができる。
【0020】又、図3に示したように、バスマスタ 2か
らのリード要求に基づいて、プログラム領域のデータを
リードしているとき、該バスマスタ 2から送出されるデ
ータ領域識別信号を、リードバッファデイセーブル信
号生成回路 18cに入力し、該リードバッファデイセーブ
ル信号生成回路 18cで生成されたリードバッファデイセ
ーブル信号cによって、メモリ制御回路 6では、比較
回路 5からのヒット信号の有無に係わらず、リードバッ
ファ 7に対するミスヒットに見せて、メモリ 3をアクセ
スするように動作すると共に、リードバッファ制御回路
16 では、リードバッファ 7に対してデイセーブル制御
を行うようにする。
【0021】このように制御することにより、リードバ
ッファ制御回路 16 は、現在、リードバッファ 7に格納
されているプログラム領域のデータを更新することな
く、メモリ 3からのデータ領域のデータを、リード要求
元のバスマスタ 2に出力することができ、プログラム領
域のリード要求のみ、リードバッファ 7が機能するの
で、該プログラム領域のリード要求時でのヒット率が低
下するのを防ぐことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1〜図3が、本発明の一実施例を示した図
である。
【0023】本発明においては、複数個のマスタ 2か
ら、個々に、リード要求された以上のデータをメモリ 3
から読み込み、メモリコントローラ 1内部のリードバッ
ファ 7にバッファリングし、次にリード要求されたデー
タが、上記リードバッファ 7にバッファリングされてい
るデータであるとき、上記リードバッファ 7からデータ
を出力するメモリコントローラ 1であって、リード要求
を出したバスマスタ 2の識別信号によって、上記メモ
リ 3から読み込んだデータを、上記リードバッファ 7に
バッファリングするか否かを変更する手段 18a, リード
バッファ 7を複数個設け、リード要求を出したバスマス
タ 2の識別信号によって、上記リードバッファ 7を切
り換える手段 18b, 上記バスマスタ 2からのリード要求
のデータが、上記メモリ 3のプログラム領域のデータの
とき、上記リードバッファ 7にバッファリングし、デー
タ領域のデータのときには、上記リードバッファ 7にバ
ッファリングしないように制御する手段 18cが、本発明
を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同
じ符号は同じ対象物を示している。
【0024】以下、図1〜図3によって、本発明のメモ
リコントローラの構成と動作を説明する。前述のよう
に、複数個のバスマスタ 2があった場合、それぞれのバ
スマスタ 2が要求するデータのアドレスは、離れている
場合が殆どである。従って、図4で説明したように、一
つのバスマスタ 2からのリード要求に基づいて、メモリ
3からリードしたリードデータを、リードバッファ 7に
バッファリングしても、別のバスマスタ 2からのリード
要求がくると、上記リードバッファ 7にバッファリング
されているデータは全て入れ換えられてしまうため、該
バスマスタ 2からのリード要求があったとき、該リード
バッファ 7にヒットする確率が低下する。
【0025】そこで、本発明では、図1に示したよう
に、特定のバッファリングしないバスマスタ 2からのバ
スマスタ識別信号を、リードバッファディセーブル信
号生成回路 18aに入力し、リードバッファディセーブル
信号aを生成する。
【0026】具体的には、特定のバスマスタ 2からの上
記バスマスタ識別信号を論理和し、該論理和出力が論
理“1”であるとき、上記リードバッファディセーブル
信号aを出力するように構成する。
【0027】このようにして生成されたリードバッファ
ディセーブル信号aをメモリ制御回路 6と、リードバ
ッファ制御回路 16 に伝える。メモリ制御回路 6では、
比較回路 5からのヒット信号の真偽に係わらず、ミスヒ
ット処理として、メモリ 3より要求されたバイト数のデ
ータをリードし、且つ、リードバッファ制御回路 16で
は、リードバッファ 7の現在の状態を更新することな
く、該メモリ 3からのリードデータを、マルチプレクサ
8を介して、要求元のバスマスタ 2に出力する。
【0028】この制御手段では、リードバッファを備え
ているバスマスタ 2、例えば、マイクロプロセッサ(MP
U) からのリード要求に対しては、それほど、有効では
ないが、リードバッファを備えていないバスマスタ 2、
例えば、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)
からのリード要求に対しては、上記メモリコントローラ
のリードバッファ 7が有効に働くといった場合に有効な
手段となる。{請求項1に対応する実施例}次に、図2
の実施例について説明する。図1の実施例は、特定のバ
スマスタ 2に対して、メモリコントローラ上のリードバ
ッファ 7を有効にするか否かを、バスマスタ識別信号
で制御するようにしたものであるが、図2に示した実施
例は、各バスマスタ 2に対して、リードバッファ 71,7
2, 〜と、リードバッファアドレスレジスタ 41,42, 〜
を設けて、各バスマスタ 2を識別するバスマスタ識別信
号を、リードバッファ選択信号生成回路 18bに入力
し、リードバッファ選択信号bを生成する。具体的に
は、各バスマスタ 2からのバスマスタ識別信号を、上
記リードバッファ 71,72, 〜, 及び、リードバッファア
ドレスレジスタ 41,42, 〜を選択する為のリードバッフ
ァ選択信号bとして、セレクタ 4a,及び、リードバッ
ファ制御回路 16 に送出する。
【0029】セレクタ 4a では、リード要求をしたバス
マスタ 2からのバスマスタ識別信号に基づいて生成さ
れたリードバッファ選択信号bに基づいて、対応する
リードバッファアドレスレジスタ 41,42, 〜を選択し、
比較回路 5でヒットの有無を調べ、リードバッファ制御
回路 16 では、対応するリードバッファ 71,72, 〜を選
択する。従って、異なるバスマスタ 2から、連続しない
アドレスのリード要求がきても、他のバスマスタ 2のリ
ードバッファ 7は更新されないので、上記リード要求を
したバスマスタ 2からのリード要求があったときの、該
リードバッファ7に対してヒットする確率が下がるのを
防ぐことができる。尚、メモリ制御回路6では、上記バ
ス選択信号bが、図1のリードバッファディセーブル
信号と同様に作用する。{請求項2に対応する実施例} 図3は、他の実施例を示したものである。あるバスマス
タ 2からのリード要求で、メモリ 3のプログラム領域を
リードする場合には、前述のように、連続したアドレス
が続くことが殆どであるので、リードバッファ 7が有効
に機能するが、該バスマスタ 2からのリード要求中に、
該プログラム領域とは異なるデータ領域に対するリード
要求が、その間に入る場合は、プログラム領域とデータ
領域とは、別領域であるので、アドレスが連続していな
い為、リードバッファ 7のプログラ領域のデータは全て
入れ換えられて、ミスヒットすることが多くなる。
【0030】そこで、本発明においては、図3に示され
ているように、上記プログラム領域に対してリード要求
を出しているバスマスタ 2からのリード要求が、データ
領域になったことを示すデータ領域識別信号を、リー
ドバッファディセーブル信号生成回路 18cに入力し、リ
ードバッファディセーブル信号cを生成する。具体的
には、各バスマスタ 2からのデータ領域識別信号を論
理和し、論理和出力を、リードバッファディセーブル信
号cとする。
【0031】このようにして生成されたリードバッファ
ディセーブル信号cを、メモリ制御回路 6と、リード
バッファ制御回路 16 に送出する。メモリ制御回路 6で
は、ヒット信号の真偽に係わらず、メモリ 3よりリード
要求されたデータ領域のデータをリードし、リードバッ
ファ制御回路 16 では、上記リードバッファディセーブ
ル信号cに基づいて、リードバッファ 7の状態を更新
することなく、マルチプレクサ 8を介して、対応するバ
スマスタ 2に、該リードデータを出力する。
【0032】このように制御することで、プログラム領
域のリード要求のときのみ、リードバッファ 7が機能す
るので、該プログラム領域のリード要求時でのヒット率
が下がるのを防ぐことができる。{請求項3に対応する
実施例}このように、本発明のメモリコントローラで
は、リード要求を出したバスマスタの種別により、リー
ドバッファにリードデータをバッファリングするか否か
を変更制御する。又、リードバッファを複数個設けて、
リード要求を出したバスマスタによって、リードバッフ
ァを切り換える。又、バスマスタからのリード要求のデ
ータがプログラム領域のデータのとき、バッファリング
し、データ領域のデータのときにはバッファリングしな
いように制御するようにしたところに特徴がある。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
メモリコントローラによれば、複数個のマスタ 2から、
個々に、リード要求された以上のデータをメモリ 3から
読み込み、メモリコントローラ 1内部のリードバッファ
7にバッファリングし、次のリード要求が、上記リード
バッファ 7にバッファリングされているデータであると
き、上記リードバッファ 7からデータを出力するメモリ
コントローラ 1においては、バスマスタ 2からのバスマ
スタ識別信号, , 或いは、データ領域識別信号に
よって、選択的に、リードバッファ 7に対するバッファ
リングの制御を行っているので、該リードバッファ 7に
対するリード要求があって、そのアドレスが異なったと
きのリードバッファ 7の状態を更新することが少なくな
り、該リードバッファ 7に対するヒット率が下がるのを
防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図2】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図4】従来のリードバッファ付きメモリコントローラ
を説明する図(その1)
【図5】従来のリードバッファ付きメモリコントローラ
を説明する図(その2)
【符号の説明】
1 メモリコントローラ 2,21,22 バスマスタ 3 メモリ 4 リードバッファアドレスレジスタ 4a セレクタ 5 比較回路 6 メモリ制
御回路 7 リードバッファ 8 マルチプ
レクサ , バスマスタ識別信号 データ領域識別信号 a,c リードバッファディセーブル信号 b リードバッファ選択信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のマスタ(2) から、個々に、リード
    要求された以上のデータをメモリ(3) から読み込み、メ
    モリコントローラ(1) 内部のリードバッファ(7) にバッ
    ファリングし、次にリード要求されたデータが、上記リ
    ードバッファ(7) にバッファリングされているデータで
    あるとき、上記リードバッファ(7) からデータを出力す
    るメモリコントローラ(1) であって、 リード要求を出したマスタ(2) の識別信号 () によっ
    て、上記メモリ(3) から読み込んだデータを、上記リー
    ドバッファ(7) にバッファリングするか否かを制御する
    手段 (18a)を設けたことを特徴とするメモリコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】複数個のマスタ(2) から、個々に、リード
    要求された以上のデータをメモリ(3) から読み込み、メ
    モリコントローラ(1) 内部のリードバッファ(7) にバッ
    ファリングし、次にリード要求されたデータが、上記リ
    ードバッファ(7) にバッファリングされているデータで
    あるとき、上記リードバッファ(7) からデータを出力す
    るメモリコントローラ(1) であって、 リードバッファ(7) を複数個設け、リード要求を出した
    マスタ(2) の識別信号() によって、上記リードバッ
    ファ(7) を切り換える手段 (18b)を設けたことを特徴と
    するメモリコントローラ。
  3. 【請求項3】複数個のマスタ(2) から、個々に、リード
    要求された以上のデータをメモリ(3) から読み込み、メ
    モリコントローラ(1) 内部のリードバッファ(7) にバッ
    ファリングし、次にリード要求されたデータが、上記リ
    ードバッファ(7) にバッファリングされているデータで
    あるとき、上記リードバッファ(7) からデータを出力す
    るメモリコントローラ(1) であって、 上記マスタ(2) からのリード要求のデータが、上記メモ
    リ(3) のプログラム領域のデータのとき、上記リードバ
    ッファ(7) にバッファリングし、データ領域のデータの
    ときには、上記リードバッファ(7) にバッファリングし
    ないように制御する手段 (18c)を設けたことを特徴とす
    るメモリコントローラ。
JP6119936A 1994-06-01 1994-06-01 メモリコントローラ Pending JPH07325758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6119936A JPH07325758A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 メモリコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6119936A JPH07325758A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 メモリコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07325758A true JPH07325758A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14773839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6119936A Pending JPH07325758A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 メモリコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07325758A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175534A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Sanyo Electric Co Ltd メモリ制御回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175534A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Sanyo Electric Co Ltd メモリ制御回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5765187A (en) Control system for a ring buffer which prevents overrunning and underrunning
JPH04242848A (ja) 走行モード別キャッシュメモリ制御方式
JPH1196072A (ja) メモリアクセス制御回路
JPH07325758A (ja) メモリコントローラ
US5724548A (en) System including processor and cache memory and method of controlling the cache memory
US6694408B1 (en) Scalable replacement method and system in a cache memory
JPS6022376B2 (ja) キャッシュメモリ制御装置
JP2003280987A (ja) 適応置換制御機能を有するセット・アソシアティブ方式のキャッシュシステム及びキャッシュ制御方法
JP2001331363A (ja) リクエスト順序制御装置
JPH09146839A (ja) キャッシュメモリ制御装置
JPS62145445A (ja) キヤツシユメモリシステム
JPS6389951A (ja) キヤツシユメモリ装置
JPH05225058A (ja) 記憶制御装置
JPH02307123A (ja) 計算機
JPH0148571B2 (ja)
JPH09198300A (ja) メモリアクセス制御方法
JP2004046643A (ja) キャッシュ装置および記憶手段選択方法
JPH04288647A (ja) キャッシュメモリにおける置き換え制御装置
JPS61221845A (ja) バツフアメモリ無効化アドレス生成方式
JP2003015957A (ja) キャッシュメモリ制御システム
JPH0721111A (ja) 優先順位決定システム
JPH07262150A (ja) 並列計算機
JPH03263143A (ja) 緩衝記憶装置
JPH103426A (ja) キャッシュメモリ装置
JPH04312128A (ja) 命令実行順序制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031202