JPH0732419B2 - 音声認識電話機 - Google Patents

音声認識電話機

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JPH0732419B2
JPH0732419B2 JP61105455A JP10545586A JPH0732419B2 JP H0732419 B2 JPH0732419 B2 JP H0732419B2 JP 61105455 A JP61105455 A JP 61105455A JP 10545586 A JP10545586 A JP 10545586A JP H0732419 B2 JPH0732419 B2 JP H0732419B2
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JP
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正典 宮武
真一 鶴藤
正幸 飯田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、音声認識を用いて電話番号を発信することの
できる音声認識電話機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来より、相手先の電話番号をボタンあるいは短縮番号
に対応付けて記憶させておき、ボタンを押したり短縮番
号を入力することにより、相手先の電話番号を発信して
相手先を呼び出すことのできるオートダイヤル機能ある
いは短縮ダイヤル機能といわれる機能を付加した電話機
がある。このオートダイヤル機能においては、複数のオ
ートダイヤル用ボタンの横に相手先の名称を記入してお
けば、ボタンのひとつを押すことにより相手先を呼び出
すことが可能であるが、相手先の数だけボタンが必要と
なるため登録できる電話番号の局数は20〜30程度までで
ある。一方、短縮ダイヤル機能の場合には、所望の相手
先に対する短縮番号を記憶するか短縮番号表を見るしか
なくてはならない。
そこで相手先の名称を音声で登録しておき、各登録音声
に対応付けて電話番号を記憶させることにより、音声認
識機能を用いて相手先の名称を発声するだけで自動的に
所望の電話番号を発信することができる音声認識電話機
が出現した。これを用いれば、オートダイヤル機能にお
けるオートダイヤル用ボタンが短縮ダイヤル機能におけ
る短縮番号表等は不要となるので、例えば100局以上で
もそのうちの所望のひとつの電話番号を簡単に発信する
ことが可能となる。
(ニ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、人の名前を発声するときには発声者の周
囲に聞こえる上に、心理的にも「○○さん」とか「○○
くん」などのように敬称を付加して発声しがちであるか
ら、従来は敬称を付加した音声を標準音声パタンとして
登録していた。
従つて、この場合に複数の標準音声パタンに敬称である
「さん」や「くん」に相当する部分が存在することによ
り、標準音声パタン間の距離が近くなり識別しにくくな
つて、誤動作の原因ともなつていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、音声入力手段と、入力された音声から入力音
声パタンを作成する音声パタン作成部と、敬称だけの音
声に対する標準音声パタンを格納する第1の標準音声パ
タンメモリと、敬称だけの音声に対する標準音声パタン
を用いて入力音声パタンから敬称に対する部分を削除す
る敬称削除手段と、敬称が付加されていない音声に対す
る標準音声パタンを格納する第2の標準音声パタンメモ
リと、第2の標準音声パタンメモリ内の標準音声パタン
と敬称削除手段により敬称を削除された入力音声パタン
とを比較する識別部と、予め電話番号を登録しておく電
話番号登録部と、識別部からの出力に応じて電話番号登
録部から所定の電話番号を出力する電話番号出力部と、
から構成される。
(ホ) 作用 第1の標準音声パタンメモリに敬称だけの音声に対する
標準音声パタンを格納し、敬称削除部でこの標準音声パ
タンを用いて入力音声パタンから敬称に対する部分を削
除するので、識別において敬称のない入力音声パタンと
標準音声パタンとを比較することができる。
(ヘ) 実 施 例 以下本発明を図に従つて説明する。図は本発明の一実施
例を示すブロツク図である。(1)はマイクロホンで発
声された音声を電気信号に変換する。(2)は帯域通過
フイルタ群で、例えば200HZ〜6000HZの音声帯域を8つ
に分割してそれぞれの成分を出力する。(3)はアナロ
グ.デジタル変換器で、例えば10ミリ秒間に帯域通過フ
イルタ群(2)からの8つの出力を時分割でサンプリン
グし量子化する。(4)は音声パタン作成部で、アナロ
グ・デジタル変換器(3)の出力を用い、データの正規
化、圧縮等を行つて入力音声パタンを作成する。
(5)は標準敬称音声パタンメモリで、「さん」、「く
ん」等の敬称に対する音声の標準敬称音声パタンを格納
する。(6)は敬称削除部で、標準敬称音声パタンメモ
リ(5)内の標準敬称音声パタンを用いてパタン作成部
(4)で作成された入力音声パタンに含まれる「さ
ん」、「くん」等の敬称に対する部分を削除し、敬称削
除音声パタンを作成する。(7)は標準音声パタンメモ
リで、敬称を含まない音声の標準音声パタンを格納す
る。(8)は識別部で、標準音声パタンメモリ(7)内
の標準音声パタンと、敬称削除部(6)で作成された敬
称削除音声パタンとを比較し、その識別結果を出力す
る。(9)は電話番号登録部で、予め電話番号が登録さ
れている。(10)は電話番号出力部で、識別部(8)に
おける識別結果に応じて電話番号登録部(9)に登録さ
れている所定の電話番号を選択してトーン信号あるいは
パルス信号を出力する。
(11)は回線インタフエース回路で、電話番号出力部
(10)からのトーン信号あるいはパルス信号を外部回線
に出力するとともに、その後の通話を可能とする。(1
2)は第1のスイツチで、マイクロホン(1)の出力を
帯域通過フイルタ群(2)あるいは回線インタフエース
回路(11)のいずれへ転送するかを選択する。(13)は
第2のスイツチで、パタン作成部(4)にて作成された
入力音声パタンを標準敬称音声パタンメモリ(5)ある
いは敬称削除部(6)のいずれへ転送するかを選択す
る。(14)は第3のスイツチで、敬称削除部(6)で作
成された敬称削除音声パタンを標準音声パタンメモリ
(7)あるいは識別部(8)のいずれへ転送するかを選
択する。(15)は表示部で、使用者に対して発声すべき
音声を指示する等の表示を行う。(16)は制御部で、表
示部(15)の表示を制御するとともに、第1〜第3のス
イツチ(12)〜(14)を制御する。(17)はスピーカで
ある。
以下にその動作を説明する。まず、標準敬称音声パタン
を登録する。制御部(16)は表示部(15)にその旨を表
示し、例えば「さん」という音声の入力を促すととも
に、第1のスイツチ(12)を帯域通過フイルタ群(2)
側へ、また第2のスイツチ(13)を標準敬称音声パタン
メモリ(5)側へ切り換える。音声「さん」が発声され
てマイクロホン(1)に入力されると、帯域通過フイル
タ群(2)、アナログ・デジタル変換器(3)、音声パ
タン作成部(4)を経て音声「さん」に対する入力音声
パタンが作成され、標準敬称音声パタンとして標準敬称
音声パタンメモリ(5)に格納される。同様にして、音
声「くん」に対する標準敬称音声パタンも標準敬称音声
パタンメモリ(5)に格納される。
次に標準音声パタンを登録する。制御部(16)は表示部
(15)にその旨を表示するとともに、第2のスイツチ
(13)を敬称削除部(6)側へ、また第3のスイツチ
(14)を標準音声パタンメモリ側へ切り換える。音声
「○○さん」が発声されると、前述と同様にパタン作成
部(4)において音声「○○さん」に対する入力音声パ
タンが作成され、敬称削除部(6)に入力される。敬称
削除部(6)においては、「○○さん」に対する入力音
声パタンと標準敬称音声パタンメモリ(5)内の標準敬
称音声パタンとを比較する。比較に際しては両音声パタ
ンの終端を一致させ、終端より始端の方向に始端フリー
のDPマツチングを行えばよい。これにより、「○○さ
ん」に対する入力音声パタンの敬称部分である「さん」
に対する部分と、標準敬称音声パタンメモリ(5)内の
「さん」に対する標準敬称音声パタンとが一致し、この
一致した部分が削除された敬称削除音声パタンが作成さ
れ、標準音声パタンとして標準信号パタンメモリ(7)
に格納される。同様に、例えば「△△くん」という発声
に対しても、敬称「くん」に対する部分が削除されて標
準音声パタンとして標準音声パタンメモリ(7)に格納
される。
次に音声認識を行う。制御部(16)は表示部(15)にそ
の旨を表示するとともに、第3のスイツチ(14)を識別
部(8)側へ切り換える。音声「○○さん」が発声され
ると、前述と同様に敬称削除部(6)において敬称「さ
ん」に対する部分が削除された敬称削除音声パタンが作
成され、識別部(8)に入力され、識別部(8)におい
て標準音声パタンメモリ(7)内の標準音声パタンと比
較される。比較には通常のDPマツチングを用いればよ
い。その識別結果に応じて、電話番号出力部(10)は電
話番号登録部(9)の所定の電話番号を選択し、回線イ
ンタフエース回路(11)を通して外部回線に出力する。
電話番号が出力されると、制御部(16)は第1のスイツ
チ(12)を回線インタフエース回路(11)側へ切り換
え、通常の通話が可能となる。
なお以上の例では、標準敬称音声パタンとして「さん」
と「くん」を用いたが、必要に応じて「さま」、「先
生」、「ちやん」などを用いることもできる。また、標
準音声パタン登録の際に敬称削除部(6)で敬称に対応
する入力音声パタンを削除しているが、敬称を付加せず
に発声しパタン作成部(4)にて作成される入力音声パ
タンをそのまま標準音声パタンとして標準音声パタンメ
モリ(7)に格納することも可能である。
さらに本実施例では、まず敬称削除部(6)にて入力音
声パタンの敬称に相当する部分を削除した後に、標準音
声パタンと比較しているが、前半は標準音声パタン、後
半は標準敬称音声パタンに限定して2段DPマツチングと
言われる手法を用いることにより、同時に処理すること
も可能である。なお、本実施例では使用者に対しての指
示を表示部(15)により行つているが、音声合成等によ
り行うことも可能である。
(ト) 発明の効果 以上の説明で明らかなように本発明によれば、音声認識
を用いて電話で所望の相手先を呼び出すときに、「さ
ん」等の敬称を付加しても音声認識性能を劣化させるこ
とがない。また、「さん」等の敬称を付加することがで
きるので、周囲の人に発声が聞こえても心理的負担を感
じることがない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すブロツク図である。 (1)はマイクロホン、(2)は帯域通過フイルタ群、
(3)はアナログ、デジタル変換器、(4)は音声パタ
ン作成部、(5)は標準敬称音声パタンメモリ、(6)
は敬称削除部、(7)は標準音声パタンメモリ、(8)
は識別部、(9)は電話番号登録部、(10)は電話番号
出力部、(11)は回線インタフエース回路、(12)〜
(14)はスイツチ、(15)は表示部、(16)は制御部、
(17)はスピーカである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力手段と、入力された音声から入力
    音声パタンを作成する音声パタン作成部と、「さん」、
    「くん」等の敬称だけの音声に対する標準音声パタンを
    格納する第1の標準音声パタンメモリと、該敬称だけの
    音声に対する標準音声パタンを用いて前記入力音声パタ
    ンから敬称に対する部分を削除する敬称削除手段と、敬
    称が付加されていない音声に対する標準音声パタンを格
    納する第2の標準音声パタンメモリと、該第2の標準音
    声パタンメモリ内の標準音声パタンと前記敬称削除手段
    により敬称が削除された入力音声パタンとを比較する識
    別部と、予め電話番号を登録しておく電話番号登録部
    と、前記識別部からの出力に応じて該電話番号登録部か
    ら所定の電話番号を出力する電話番号出力部と、から成
    ることを特徴とする音声認識電話機。
JP61105455A 1986-05-08 1986-05-08 音声認識電話機 Expired - Fee Related JPH0732419B2 (ja)

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JPS62261264A JPS62261264A (ja) 1987-11-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143798A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 日本電信電話株式会社 音声ダイヤル装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61143798A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 日本電信電話株式会社 音声ダイヤル装置

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