JPH07323908A - ベルト保持装置 - Google Patents

ベルト保持装置

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JPH07323908A
JPH07323908A JP12126394A JP12126394A JPH07323908A JP H07323908 A JPH07323908 A JP H07323908A JP 12126394 A JP12126394 A JP 12126394A JP 12126394 A JP12126394 A JP 12126394A JP H07323908 A JPH07323908 A JP H07323908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
rotating body
holding device
conveyor belt
revolving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP12126394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoomi Tanaka
清臣 田中
Kazuya Okubo
和也 大窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07323908A publication Critical patent/JPH07323908A/ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送用ベルトを回転駆動するに際しての抵抗
力を小さく抑えることができるベルト保持装置を提供す
ること。 【構成】 ループ状の搬送用ベルト2の外周縁に形成し
たビード20を回転体により挟み込む態様で保持し、こ
れにより搬送用ベルト2の内周方向への移動を阻止する
ようにした、カーブコンベアに使用されるベルト保持装
置であって、前記回転体が、ループ状の搬送用ベルト2
の往・復路部相互間に配置された中央回転体30と、搬
送用ベルト2の往路部上面側に配置された上回転体31
aと、搬送用ベルト2の復路部下面側に配置された下回
転体31bとから成り、上回転体31aと中央回転体3
0とにより搬送用ベルト2の往路部を、下回転体31b
と中央回転体30により搬送用ベルト2の復路部を、そ
れぞれ挟み込むようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカーブコンベア、特
に、搬送用ベルトの内方への移動を阻止するためのベル
ト保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーブコンベアは、使用状態において搬
送用ベルトに内側方向への移動力が作用することからこ
れを阻止すべく、図5に示すように、搬送用ベルト2の
外面側外周縁に断面半円状のビード20を設けると共に
前記ビード20を保持するベルト保持装置9を具備させ
てある。
【0003】ベルト保持装置9は、図5に示すように、
搬送用ベルト2の外周側に位置する固定部Fに取り付け
てあり、内側から外側に向かってベルト面側に傾斜する
態様で設けられた回転体90と、垂直に設けられた回転
体91と、これら回転体90,91を回転自在に取り付
けてあるフレーム92とから構成されている。ここで、
前記回転体90の外周面は上記ビード20に、回転体9
1は搬送用ベルト2におけるビード20が位置する反対
側面に、それぞれ当接させてあり、搬送用ベルト2はそ
の外周縁近傍部分が回転体90,91により挟み込まれ
る態様で保持されるようになっている。
【0004】しかしながら、上記従来のベルト保持装置
9では搬送用ベルト2を回転駆動するに際して抵抗力が
大きいことから、モータ等の回転駆動源を必要以上に容
量の大きいものとしなければならないという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、搬送用ベルトを回転駆動するに際しての抵抗力を小
さく抑えることができるベルト保持装置を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】この発明は、ループ状の搬
送用ベルト2の外周縁に形成したビード20を回転体に
より挟み込む態様で保持し、これにより搬送用ベルト2
の内周方向への移動を阻止するようにした、カーブコン
ベアに使用されるベルト保持装置であって、前記回転体
が、ループ状の搬送用ベルト2の往・復路部相互間に配
置された中央回転体30と、搬送用ベルト2の往路部上
面側に配置された上回転体31aと、搬送用ベルト2の
復路部下面側に配置された下回転体31bとから成り、
上回転体31aと中央回転体30とにより搬送用ベルト
2の往路部を、下回転体31bと中央回転体30により
搬送用ベルト2の復路部を、それぞれ挟み込むようにし
てある。
【0007】
【作用】この発明は次のように作用する。
【0008】このベルト保持装置では、中央回転体30
の上側と下側とで逆方向に力が作用することからこれら
二つの力関係は偶力となり、このため前記力のほとんど
は回転力として作用する。また、上記状態において、搬
送ベルト2から中央回転体30に作用する直径方向の力
(上回転体31aからの力と下回転体31bからの力)
はほぼ相殺されている。
【0009】したがって、搬送用ベルト2を回転駆動す
るに際しての抵抗力は、上記従来の技術の欄に記載した
保持装置と比較して小さいものとなる。
【0010】
【実施例】この発明の構成を実施例として示した図面に
従って説明する。
【0011】この実施例のカーブコンベアは、図1や図
2に示すように、基本的には、円弧状に形成されたフレ
ーム7と、前記フレーム7の端部にそれぞれ回転自在に
支持されたテーパローラ1と、前記テーパローラ1,1
間にフレーム4に沿って円弧状に張設されたループ状の
搬送用ベルト2と、前記搬送用ベルト2の内側への移動
を阻止すべく搬送用ベルト2の外側縁を挟持する形式の
ベルト保持装置3(図3参照)と、フレーム4を所定の
姿勢に支持する架台5とを有するもので、前記テーパロ
ーラ1の一方をモータMにより回転せしめるようにして
搬送用ベルト2を回転駆動するようにしている。
【0012】フレーム4は、図3に示すように、左右の
支持部材40,41と、この支持部材40,41間に架
設されたベルト載置板42とを具備しており、前記ベル
ト載置板42の上面位置はテーパローラ1,1の上面位
置に対応させて設定してある。そして、このフレームの
始端部及び終端部には、一対のベアリングユニット(図
示せず)をそれぞれ配設してあり、このベアリングユニ
ットによりテーパローラ1,1を回転自在に支持するよ
うにしている。
【0013】ベルト保持装置3は、図3に示すように、
搬送用ベルト2の内周側から外周側に向かって下方に傾
斜させてある上回転体31aと、搬送用ベルト2の内周
側から外周側に向かって上方に傾斜させてある下回転体
31bと、搬送用ベルト2に対して垂直に設けてある中
央回転体30と、これら回転体をそれぞれ回転可能に取
り付けているフレーム32とから構成されており、フレ
ーム32を支持部材40にボルト止めするようにして取
り付けている。そして、中央回転体30を搬送用ベルト
2の往・復路部21,22相互間に、上回転体31aを
搬送用ベルト2の往路部上面側に、下回転体31bを搬
送用ベルト2の復路部下面側に、それぞれ配置し、上回
転体31aと中央回転体30とにより搬送用ベルト2の
往路部21を、下回転体31bと中央回転体30により
搬送用ベルト2の復路部22を、それぞれビード20部
分を挟み込むようにしてある。尚、この実施例では回転
体,30,31a,31bをベアリングにより構成して
あり、ベアリングのインナーレースを支持固定させ、ア
ウターレースを回転部分としている(図4にベアリング
のみを示す)。
【0014】このカーブコンベアでは、ベルト保持装置
3を上記構成としてあるから図4に示すように、中央回
転体30の上側と下側とで逆方向に力F1,F2が作用
することからこれら二つの力F1,F2の関係は偶力と
なり、このため前記力のほとんどは回転力として作用す
る。また、上記状態において、搬送ベルト2から中央回
転体30に作用する直径方向の力F3,F4(上回転体
31aからの力F3と下回転体31bからの力F4であ
り、F3≒F4)はほぼ相殺されている。
【0015】したがって、搬送用ベルト2を回転駆動す
るに際しての抵抗力は、上記従来の技術の欄に記載した
保持装置と比較して小さいものとなる。
【0016】また、中央回転体30を大径としてあるか
ら、中央回転体30を構成するベアリングの回転数が低
下し、ベアリングの寿命が長くなる。更に、中央回転体
30を大径としてあるから、接触により局部的にビード
20に発生する応力が低下して転がり接触に起因する回
転抵抗が低下し、これにより搬送用ベルト2を回転駆動
するに際しての抵抗力は小さいものとなっている。
【0017】
【発明の効果】上記した作用の欄に記載した内容から、
搬送用ベルトを回転駆動するに際しての抵抗力を小さく
抑えることができるベルト保持装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のベルト保持装置を利用した
カーブコンベアを示す平面図。
【図2】前記カーブコンベアのテーパローラとそれを回
転せしめるモータ等を示す図。
【図3】前記カーブコンベアの断面図。
【図4】前記ベルト保持装置の中央回転体に作用する力
を示した図。
【図5】従来のベルト保持装置を有したカーブコンベア
の断面図。
【符号の説明】
2 搬送用ベルト 3 ベルト保持装置 20 ビード 30 中央回転体 31a 上回転体 31b 下回転体 32 フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状の搬送用ベルト(2)の外周縁
    に形成したビード(20)を回転体により挟み込む態様
    で保持し、これにより搬送用ベルト(2)の内周方向へ
    の移動を阻止するようにした、カーブコンベアに使用さ
    れるベルト保持装置であって、前記回転体が、ループ状
    の搬送用ベルト(2)の往・復路部相互間に配置された
    中央回転体(30)と、搬送用ベルト(2)の往路部上
    面側に配置された上回転体(31a)と、搬送用ベルト
    (2)の復路部下面側に配置された下回転体(31b)
    とから成り、上回転体(31a)と中央回転体(30)
    とにより搬送用ベルト(2)の往路部を、下回転体(3
    1b)と中央回転体(30)により搬送用ベルト(2)
    の復路部を、それぞれ挟み込むようにしてあることを特
    徴とするベルト保持装置。
  2. 【請求項2】 上回転体(31a)が、搬送用ベルト
    (2)の内周側から外周側に向かって下方に傾斜させて
    あり、下回転体(31b)が、搬送用ベルト(2)の内
    周側から外周側に向かって上方に傾斜させてあり、中央
    回転体(30)が 搬送用ベルト(2)に対して垂直に
    設けてあることを特徴とする請求項1記載のベルト保持
    装置。
  3. 【請求項3】 回転体(30)(31a)(31b)
    が、ベアリングにより構成してあることを特徴とする請
    求項1又は2記載のベルト保持装置。
JP12126394A 1994-06-02 1994-06-02 ベルト保持装置 Pending JPH07323908A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12126394A JPH07323908A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ベルト保持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12126394A JPH07323908A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ベルト保持装置

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Publication Number Publication Date
JPH07323908A true JPH07323908A (ja) 1995-12-12

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ID=14806929

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JP12126394A Pending JPH07323908A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ベルト保持装置

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JP (1) JPH07323908A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1004699C2 (nl) * 1996-12-05 1998-06-08 Vanderlande Ind Nederland Transportinrichting.
KR100572221B1 (ko) * 1998-04-20 2006-10-24 마루야스 키카이 카부시키가이샤 커브벨트컨베어

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1004699C2 (nl) * 1996-12-05 1998-06-08 Vanderlande Ind Nederland Transportinrichting.
EP0846637A1 (en) * 1996-12-05 1998-06-10 Vanderlande Industries Nederland B.V. Conveyor
KR100572221B1 (ko) * 1998-04-20 2006-10-24 마루야스 키카이 카부시키가이샤 커브벨트컨베어

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