JPH07322181A - ガンマ補正回路 - Google Patents
ガンマ補正回路Info
- Publication number
- JPH07322181A JPH07322181A JP10722294A JP10722294A JPH07322181A JP H07322181 A JPH07322181 A JP H07322181A JP 10722294 A JP10722294 A JP 10722294A JP 10722294 A JP10722294 A JP 10722294A JP H07322181 A JPH07322181 A JP H07322181A
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- gamma correction
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- signal
- display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単一映像又は異なる複数の映像を映出するマ
ルチ画面表示装置において、各ディスプレイの表示映像
について適切なガンマ補正を行う。 【構成】 個々のディスプレイごとの映像信号にそれぞ
れ所要のガンマ補正を行う個別ガンマ補正部１と、映像
信号の全体について一律に所要のガンマ補正を行う全体
ガンマ補正部２と、単一映像又は複数の異なる映像等、
画面全体の構成に対応した識別信号を出力するマルチプ
ロセッサ処理部３と、前記マルチプロセッサ処理部より
の識別信号に基づき、個々のディスプレイに映出する映
像信号がいかなる信号源のものかを判別する判別部４
と、映像信号源ごとに対応して適性ガンマ補正データを
記憶しているメモリ部５と、前記判別部による判別結果
に基づき、前記個別ガンマ補正部と全体ガンマ補正部と
に対し、それぞれ所要のガンマ補正を行わしめる制御を
なす制御部６とで構成する。
ルチ画面表示装置において、各ディスプレイの表示映像
について適切なガンマ補正を行う。 【構成】 個々のディスプレイごとの映像信号にそれぞ
れ所要のガンマ補正を行う個別ガンマ補正部１と、映像
信号の全体について一律に所要のガンマ補正を行う全体
ガンマ補正部２と、単一映像又は複数の異なる映像等、
画面全体の構成に対応した識別信号を出力するマルチプ
ロセッサ処理部３と、前記マルチプロセッサ処理部より
の識別信号に基づき、個々のディスプレイに映出する映
像信号がいかなる信号源のものかを判別する判別部４
と、映像信号源ごとに対応して適性ガンマ補正データを
記憶しているメモリ部５と、前記判別部による判別結果
に基づき、前記個別ガンマ補正部と全体ガンマ補正部と
に対し、それぞれ所要のガンマ補正を行わしめる制御を
なす制御部６とで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガンマ補正回路に係
り、より詳細には、ＰＤＰ（プラズマディスプレイパネ
ル）等のディスプレイ素子を複数設け、単一映像又は異
なる複数の映像を映出するようにしてなるマルチ画面表
示装置において、各ディスプレイの表示映像について適
切なガンマ補正を行うようにしたガンマ補正回路に関す
る。
り、より詳細には、ＰＤＰ（プラズマディスプレイパネ
ル）等のディスプレイ素子を複数設け、単一映像又は異
なる複数の映像を映出するようにしてなるマルチ画面表
示装置において、各ディスプレイの表示映像について適
切なガンマ補正を行うようにしたガンマ補正回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】例えばＰＤＰ等、独立したディスプレイ
素子を複数設けて１つの大型画面を構成し、この画面で
単一映像を映出したり、又は個々のディスプレイごとに
異なる信号源の映像を映出するようにしたマルチ画面表
示装置において、従来、表示映像に対するガンマ補正は
その画面構成が単一映像か複数映像かに関係なく各画面
共通のガンマ補正を行っていた。従って、例えば、パソ
コンを信号源とする映像信号と、テレビチューナを信号
源とする映像信号とをマルチ表示する場合、各映像信号
に必要なガンマ補正は相違し、これらに対し共通のガン
マ補正をした場合、少なくとも一方の映像は適性なガン
マ補正とはならない。そのため、本来の映像が正しく映
出されないこととなる。従来のマルチ画面表示において
はこのような欠点を有していた。
素子を複数設けて１つの大型画面を構成し、この画面で
単一映像を映出したり、又は個々のディスプレイごとに
異なる信号源の映像を映出するようにしたマルチ画面表
示装置において、従来、表示映像に対するガンマ補正は
その画面構成が単一映像か複数映像かに関係なく各画面
共通のガンマ補正を行っていた。従って、例えば、パソ
コンを信号源とする映像信号と、テレビチューナを信号
源とする映像信号とをマルチ表示する場合、各映像信号
に必要なガンマ補正は相違し、これらに対し共通のガン
マ補正をした場合、少なくとも一方の映像は適性なガン
マ補正とはならない。そのため、本来の映像が正しく映
出されないこととなる。従来のマルチ画面表示において
はこのような欠点を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のマル
チ画面表示における前記欠点の改善を図ったものであ
り、マルチ画面のそれぞれの映像について適切なガンマ
補正を行うようにしたガンマ補正回路を提供することを
目的とする。
チ画面表示における前記欠点の改善を図ったものであ
り、マルチ画面のそれぞれの映像について適切なガンマ
補正を行うようにしたガンマ補正回路を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、各々独立した
ディスプレイ複数により構成し、単一映像又は複数の異
なる映像を映出するマルチ画面表示装置において、個々
のディスプレイごとの映像信号にそれぞれ所要のガンマ
補正を行う個別ガンマ補正部と、映像信号の全体につい
て一律に所要のガンマ補正を行う全体ガンマ補正部と、
単一映像又は複数の異なる映像等、画面全体の構成に対
応した識別信号を出力するマルチプロセッサ処理部と、
前記マルチプロセッサ処理部よりの識別信号に基づき、
個々のディスプレイに映出する映像信号がいかなる信号
源のものかを判別する判別部と、映像信号源ごとに対応
して適性ガンマ補正データを記憶しているメモリ部と、
前記判別部による判別結果に基づき、前記個別ガンマ補
正部と全体ガンマ補正部とに対し、それぞれ所要のガン
マ補正を行わしめる制御をなす制御部とで構成したガン
マ補正回路を提供するものである。
ディスプレイ複数により構成し、単一映像又は複数の異
なる映像を映出するマルチ画面表示装置において、個々
のディスプレイごとの映像信号にそれぞれ所要のガンマ
補正を行う個別ガンマ補正部と、映像信号の全体につい
て一律に所要のガンマ補正を行う全体ガンマ補正部と、
単一映像又は複数の異なる映像等、画面全体の構成に対
応した識別信号を出力するマルチプロセッサ処理部と、
前記マルチプロセッサ処理部よりの識別信号に基づき、
個々のディスプレイに映出する映像信号がいかなる信号
源のものかを判別する判別部と、映像信号源ごとに対応
して適性ガンマ補正データを記憶しているメモリ部と、
前記判別部による判別結果に基づき、前記個別ガンマ補
正部と全体ガンマ補正部とに対し、それぞれ所要のガン
マ補正を行わしめる制御をなす制御部とで構成したガン
マ補正回路を提供するものである。
【０００５】
【作用】マルチプロセッサ処理部より、画面が単一映像
の画面か、又はマルチ画面か、さらに、マルチ画面であ
る場合にはそれぞれの信号源を識別するに供する識別信
号が出力される。判別部は制御部を介し、前記識別信号
から画面の構成が単一映像の画面か、又はマルチ画面か
をその映像信号源含めて判別する。一方、メモリ部には
入力される映像の信号源（パソコン、テレビチューナ、
又はレーザディスク等）ごとの適性ガンマ補正データが
記憶されている。制御部は前記判別部による判別結果、
及びメモリ部から読み出した、映出する映像信号源ごと
のガンマ補正データとに基づき、個別ガンマ補正部及び
全体ガンマ補正部とを制御して個々のディスプレイごと
の映像信号に対し所要のガンマ補正を行わせる。
の画面か、又はマルチ画面か、さらに、マルチ画面であ
る場合にはそれぞれの信号源を識別するに供する識別信
号が出力される。判別部は制御部を介し、前記識別信号
から画面の構成が単一映像の画面か、又はマルチ画面か
をその映像信号源含めて判別する。一方、メモリ部には
入力される映像の信号源（パソコン、テレビチューナ、
又はレーザディスク等）ごとの適性ガンマ補正データが
記憶されている。制御部は前記判別部による判別結果、
及びメモリ部から読み出した、映出する映像信号源ごと
のガンマ補正データとに基づき、個別ガンマ補正部及び
全体ガンマ補正部とを制御して個々のディスプレイごと
の映像信号に対し所要のガンマ補正を行わせる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるガンマ補
正回路を説明する。図１は本発明によるガンマ補正回路
の一実施例を示す要部ブロック図、図２は９個のディス
プレイで構成した画面の映出状態例を示した図であり、
（Ａ）は単一映像を拡大表示する例であり、（Ｂ）は６
種類の映像からなるマルチ画面表示例である。図１にお
いて、S1は単一映像、又は異なる複数の映像からなる入
力映像信号、１は各ディスプレイごとの映像信号に対
し、個別のガンマ（γ）補正を行う個別ガンマ補正部、
２は映像信号全体に一律のガンマ補正を行う全体ガンマ
補正部、３は画面の構成が単一映像の画面、又は複数の
異なる映像の画面、さらに、同複数の異なる映像の場合
にはそれぞれの信号源を識別するに供する識別信号を出
力するマルチプロセッサ処理部、４はマルチプロセッサ
処理部よりの識別信号から、画面の構成が単一映像の画
面か、又はマルチ画面かをその映像信号源含めて判別す
る判別部、５は映像信号源ごとに適性ガンマ補正データ
を記憶しているメモリ部、６は前記判別部４による判別
結果、及びメモリ部から読み出した、映出する映像信号
源ごとのガンマ補正データとに基づき、個別ガンマ補正
部及び全体ガンマ補正部とを制御して個々のディスプレ
イごとの映像信号に対し所要のガンマ補正を行わせる制
御部である。
正回路を説明する。図１は本発明によるガンマ補正回路
の一実施例を示す要部ブロック図、図２は９個のディス
プレイで構成した画面の映出状態例を示した図であり、
（Ａ）は単一映像を拡大表示する例であり、（Ｂ）は６
種類の映像からなるマルチ画面表示例である。図１にお
いて、S1は単一映像、又は異なる複数の映像からなる入
力映像信号、１は各ディスプレイごとの映像信号に対
し、個別のガンマ（γ）補正を行う個別ガンマ補正部、
２は映像信号全体に一律のガンマ補正を行う全体ガンマ
補正部、３は画面の構成が単一映像の画面、又は複数の
異なる映像の画面、さらに、同複数の異なる映像の場合
にはそれぞれの信号源を識別するに供する識別信号を出
力するマルチプロセッサ処理部、４はマルチプロセッサ
処理部よりの識別信号から、画面の構成が単一映像の画
面か、又はマルチ画面かをその映像信号源含めて判別す
る判別部、５は映像信号源ごとに適性ガンマ補正データ
を記憶しているメモリ部、６は前記判別部４による判別
結果、及びメモリ部から読み出した、映出する映像信号
源ごとのガンマ補正データとに基づき、個別ガンマ補正
部及び全体ガンマ補正部とを制御して個々のディスプレ
イごとの映像信号に対し所要のガンマ補正を行わせる制
御部である。
【０００７】マルチ画面表示装置を、幾つの独立ディス
プレイ素子（ＰＤＰ等）で構成するかは任意であるが、
本実施例では図２に示すように９個のディスプレイ素子
で構成するものとし、それぞれ独立のディスプレイを図
示のようにD1〜D9で表す。以下、図２の構成を前提に本
発明の動作について説明する。図２に示す９個のディス
プレイがどのように使用される（表示態様）かはマルチ
プロセッサ処理部３より出力される識別信号に対応付け
られる。同図（Ａ）は９個のディスプレイで単一映像を
映出する場合であり、拡大画面となり、同（Ｂ）はD1、
D2、D4、及びD5で一つの映像を拡大表示し、その他（D
3、D6〜D9）はそれぞれ別個の映像を表示するマルチ画
面表示の場合である。勿論、この表示態様は上記の他多
種ある。
プレイ素子（ＰＤＰ等）で構成するかは任意であるが、
本実施例では図２に示すように９個のディスプレイ素子
で構成するものとし、それぞれ独立のディスプレイを図
示のようにD1〜D9で表す。以下、図２の構成を前提に本
発明の動作について説明する。図２に示す９個のディス
プレイがどのように使用される（表示態様）かはマルチ
プロセッサ処理部３より出力される識別信号に対応付け
られる。同図（Ａ）は９個のディスプレイで単一映像を
映出する場合であり、拡大画面となり、同（Ｂ）はD1、
D2、D4、及びD5で一つの映像を拡大表示し、その他（D
3、D6〜D9）はそれぞれ別個の映像を表示するマルチ画
面表示の場合である。勿論、この表示態様は上記の他多
種ある。
【０００８】ここで、映像信号S1の信号源としては、NT
SC方式の一般映像（テレビ放送、ＶＴＲ、レーザディス
ク等）の他、パソコンがある。前者の一般映像の信号は
信号自体に所定のガンマ補正がかけられているが、パソ
コン映像については一般にガンマ補正はなされていな
い。本発明はこのように相違する信号につき、受信装置
側で本来的に必要なガンマ補正を行うものである。マル
チプロセッサ処理部３はD1〜D9による表示状態を示す識
別信号S2を生成し出力する。この識別信号の生成は、例
えば一つの方法として、１フィールド期間中（VD）の水
平パルス（HD）をカウントする、又は他の方法として、
信号源によりサンプリングクロックを変えるが、その変
えた時点でその情報を貰う等により信号源を識別し、そ
れに対応付けた信号を生成することで可能となる。例え
ば、図２（Ｂ）の表示態様の場合の識別信号としては、
D1、D2、D4及びD5は同一信号源からの映像信号を拡大表
示し、D3、D6〜D9はそれぞれ別個の映像を表示すること
を示す信号である。判別部４はマルチプロセッサ処理部
３よりの同識別信号S2から、その表示態様が単一映像の
拡大表示（図２Ａ）、又はマルチ画面表示（同Ｂ等）か
をその映像信号源含めて判別する。この判別によりD1か
らD9の各ディスプレイが映出する映像内容が判明する。
SC方式の一般映像（テレビ放送、ＶＴＲ、レーザディス
ク等）の他、パソコンがある。前者の一般映像の信号は
信号自体に所定のガンマ補正がかけられているが、パソ
コン映像については一般にガンマ補正はなされていな
い。本発明はこのように相違する信号につき、受信装置
側で本来的に必要なガンマ補正を行うものである。マル
チプロセッサ処理部３はD1〜D9による表示状態を示す識
別信号S2を生成し出力する。この識別信号の生成は、例
えば一つの方法として、１フィールド期間中（VD）の水
平パルス（HD）をカウントする、又は他の方法として、
信号源によりサンプリングクロックを変えるが、その変
えた時点でその情報を貰う等により信号源を識別し、そ
れに対応付けた信号を生成することで可能となる。例え
ば、図２（Ｂ）の表示態様の場合の識別信号としては、
D1、D2、D4及びD5は同一信号源からの映像信号を拡大表
示し、D3、D6〜D9はそれぞれ別個の映像を表示すること
を示す信号である。判別部４はマルチプロセッサ処理部
３よりの同識別信号S2から、その表示態様が単一映像の
拡大表示（図２Ａ）、又はマルチ画面表示（同Ｂ等）か
をその映像信号源含めて判別する。この判別によりD1か
らD9の各ディスプレイが映出する映像内容が判明する。
【０００９】一方、メモリ部５には映像信号源ごとに所
要ガンマ補正データが記憶されている。制御部６は、前
記判別部４で判別した、映出する映像信号に係るガンマ
補正データをメモリ部５から読み出し、同データを基
に、各ディスプレイごとの映像信号に対して所要のガン
マ補正をする。このガンマ補正は各ディスプレイごとに
補正を行う個別ガンマ補正部１と、表示する全映像に対
し一律に補正する全体ガンマ補正部２とにより行う。こ
の場合、表示態様及び映像内容（信号源）により各映像
に対する補正の態様は基本的に次の３種類に分けられ
る。 （１）個別ガンマ補正部１と全体ガンマ補正部２の双方
で補正を行う場合 （２）個別ガンマ補正部１のみで補正し、全体ガンマ補
正部２では補正を行わずにスルーにする場合 （３）個別ガンマ補正部１では補正を行わずにスルーに
し、全体ガンマ補正部２でのみ補正を行う場合
要ガンマ補正データが記憶されている。制御部６は、前
記判別部４で判別した、映出する映像信号に係るガンマ
補正データをメモリ部５から読み出し、同データを基
に、各ディスプレイごとの映像信号に対して所要のガン
マ補正をする。このガンマ補正は各ディスプレイごとに
補正を行う個別ガンマ補正部１と、表示する全映像に対
し一律に補正する全体ガンマ補正部２とにより行う。こ
の場合、表示態様及び映像内容（信号源）により各映像
に対する補正の態様は基本的に次の３種類に分けられ
る。 （１）個別ガンマ補正部１と全体ガンマ補正部２の双方
で補正を行う場合 （２）個別ガンマ補正部１のみで補正し、全体ガンマ補
正部２では補正を行わずにスルーにする場合 （３）個別ガンマ補正部１では補正を行わずにスルーに
し、全体ガンマ補正部２でのみ補正を行う場合
【００１０】例として、図２を用い、次の３つの表示態
様につき説明する。 （１）図２（Ａ）のように、９つのディスプレイ（D1〜
D9）で一つの映像を拡大表示する場合 この場合には、個別ガンマ補正部１では補正を行わずに
スルーにし、全体ガンマ補正部２でのみ共通の補正（γ
１）を行う。 （２）図２（Ｂ）のように、D1、D2、D4及びD5でパソコ
ン映像の拡大表示、D3でテレビ放送１ch、D6でパソコ
ン、D7でテレビ放送４ch、D8でパソコン、D9でダウンコ
ンバータよりのMUSE信号を表示する場合 この場合、D1、D2、D4及びD5は全体ガンマ補正部２によ
り共通の補正（γ１）を行い、その他については個別ガ
ンマ補正部１でそれぞれ個別のガンマ補正（γ２〜γ
６）を行い、全体ガンマ補正部２はスルーとする。
様につき説明する。 （１）図２（Ａ）のように、９つのディスプレイ（D1〜
D9）で一つの映像を拡大表示する場合 この場合には、個別ガンマ補正部１では補正を行わずに
スルーにし、全体ガンマ補正部２でのみ共通の補正（γ
１）を行う。 （２）図２（Ｂ）のように、D1、D2、D4及びD5でパソコ
ン映像の拡大表示、D3でテレビ放送１ch、D6でパソコ
ン、D7でテレビ放送４ch、D8でパソコン、D9でダウンコ
ンバータよりのMUSE信号を表示する場合 この場合、D1、D2、D4及びD5は全体ガンマ補正部２によ
り共通の補正（γ１）を行い、その他については個別ガ
ンマ補正部１でそれぞれ個別のガンマ補正（γ２〜γ
６）を行い、全体ガンマ補正部２はスルーとする。
【００１１】（３）上記（２）において、D1、D2、D4及
びD5でのパソコン映像の拡大表示中に、さらに、例えば
ハンディカメラ等からの映像を子画面（いわゆるＰＩ
Ｐ）として表示する場合 この場合には、（２）の補正の他、その子画面部分につ
いて個別ガンマ補正部１により補正を行う。各ガンマ補
正部を補正又はスルーにするかは制御部６よりの制御信
号S3、S4により切り換える。このようにしてガンマ補正
された信号が映像出力S5であり、同S5がディスプレイD1
〜D9により単一映像又はマルチ映像として映出される。
びD5でのパソコン映像の拡大表示中に、さらに、例えば
ハンディカメラ等からの映像を子画面（いわゆるＰＩ
Ｐ）として表示する場合 この場合には、（２）の補正の他、その子画面部分につ
いて個別ガンマ補正部１により補正を行う。各ガンマ補
正部を補正又はスルーにするかは制御部６よりの制御信
号S3、S4により切り換える。このようにしてガンマ補正
された信号が映像出力S5であり、同S5がディスプレイD1
〜D9により単一映像又はマルチ映像として映出される。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一映像又はマルチ映像を独立した複数のディスプレイで
映出するマルチ画面表示装置において、個々の映像につ
き適切なガンマ補正を行うことができる。従って、パソ
コンよりの映像やテレビ放送信号等の映像を同時に映出
した場合にも画質を損なうことがない。以上から、本発
明はマルチ画面表示装置の性能向上に寄与するものであ
る。
一映像又はマルチ映像を独立した複数のディスプレイで
映出するマルチ画面表示装置において、個々の映像につ
き適切なガンマ補正を行うことができる。従って、パソ
コンよりの映像やテレビ放送信号等の映像を同時に映出
した場合にも画質を損なうことがない。以上から、本発
明はマルチ画面表示装置の性能向上に寄与するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるガンマ補正回路の一実施例を示す
要部ブロック図である。
要部ブロック図である。
【図２】表示態様の説明図であり、（Ａ）は単一映像の
拡大表示例を示し、（Ｂ）はマルチ映像の表示例であ
る。
拡大表示例を示し、（Ｂ）はマルチ映像の表示例であ
る。
S1 入力映像信号 １ 個別ガンマ補正部 ２ 全体ガンマ補正部 ３ マルチプロセッサ処理部 ４ 判別部 ５ メモリ部 ６ 制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 各々独立したディスプレイ複数により構
成し、単一映像又は複数の異なる映像を映出するマルチ
画面表示装置において、個々のディスプレイごとの映像
信号にそれぞれ所要のガンマ補正を行う個別ガンマ補正
部と、映像信号の全体について一律に所要のガンマ補正
を行う全体ガンマ補正部と、単一映像又は複数の異なる
映像等、画面全体の構成に対応した識別信号を出力する
マルチプロセッサ処理部と、前記マルチプロセッサ処理
部よりの識別信号に基づき、個々のディスプレイに映出
する映像信号がいかなる信号源のものかを判別する判別
部と、映像信号源ごとに対応して適性ガンマ補正データ
を記憶しているメモリ部と、前記判別部による判別結果
に基づき、前記個別ガンマ補正部と全体ガンマ補正部と
に対し、それぞれ所要のガンマ補正を行わしめる制御を
なす制御部とで構成したことを特徴とするガンマ補正回
路。 - 【請求項２】 前記マルチプロセッサ処理部よりの識別
信号に基づき、前記個別ガンマ補正部による補正を停止
させて信号をスルーさせるように前記制御部が同個別ガ
ンマ補正部を制御するようにしたことを特徴とする請求
項１記載のガンマ補正回路。 - 【請求項３】 前記マルチプロセッサ処理部よりの識別
信号に基づき、前記全体ガンマ補正部による補正を停止
させて信号をスルーさせるように前記制御部が同全体ガ
ンマ補正部を制御するようにしたことを特徴とする請求
項１記載のガンマ補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10722294A JPH07322181A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | ガンマ補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10722294A JPH07322181A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | ガンマ補正回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322181A true JPH07322181A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14453594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10722294A Pending JPH07322181A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | ガンマ補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07322181A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000038413A1 (en) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Gateway, Inc. | Automatic gamma correction for multiple video sources |
| GB2389981A (en) * | 2002-05-22 | 2003-12-24 | Lg Electronics Inc | Modifying video signal gamma correction in dependance on signal source information and display device information |
| US7750347B2 (en) | 1997-08-19 | 2010-07-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and semiconductor display device |
| US20160054969A1 (en) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Display control apparatus controlling gradation characteristics of display apparatus, display system, and display control method |
| JP2017042656A (ja) * | 2016-12-06 | 2017-03-02 | 株式会社三共 | 遊技機 |
| KR102168654B1 (ko) * | 2020-06-04 | 2020-10-21 | 최훈권 | 스케일링 기반 고화소 영상분석을 통한 다중 모니터 출력제어 컴퓨터 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP10722294A patent/JPH07322181A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7750347B2 (en) | 1997-08-19 | 2010-07-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and semiconductor display device |
| WO2000038413A1 (en) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Gateway, Inc. | Automatic gamma correction for multiple video sources |
| GB2389981A (en) * | 2002-05-22 | 2003-12-24 | Lg Electronics Inc | Modifying video signal gamma correction in dependance on signal source information and display device information |
| GB2389981B (en) * | 2002-05-22 | 2005-06-29 | Lg Electronics Inc | Color reproduction method and system, and video display method and device using the same |
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