JPH07320418A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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Publication number
JPH07320418A
JPH07320418A JP6107277A JP10727794A JPH07320418A JP H07320418 A JPH07320418 A JP H07320418A JP 6107277 A JP6107277 A JP 6107277A JP 10727794 A JP10727794 A JP 10727794A JP H07320418 A JPH07320418 A JP H07320418A
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JP
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JP6107277A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Kodama
安正 児玉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エンコード/デコード回路12は、記録ディ
スク11の出力データをデコードすると共に、記録のた
めに該記録ディスク11にエンコードした入力データを
供給する。誤り訂正検出回路13は、エンコード/デコ
ード回路12のデコードデータの符号誤りを訂正すると
共に、訂正不能であった誤りの存在を知らせる誤り情報
を上記デコードデータと同時に出力する。 【効果】 連続性が要求される信号を再生する場合で
も、データが転送されるホストコンピュータ側に該誤り
情報を用いたリアルタイムの誤り訂正を行わせることが
でき、かつシステム構築の際に、小型化、低価格化を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
ドライブ、光磁気ディスクドライブのように記録媒体か
らデコードしたデータに誤り訂正を施して再生するデー
タ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、データ記録再生装置の従来例につ
いて図6を参照しながら説明する。このデータ記録再生
装置としては、例えばハードディスクドライブ(以下、
HDD)が用いられる。
【0003】図6に示すように、このデータ記録再生装
置50は、記録ディスク51と、この記録ディスク51
の出力データをデコードすると共に、記録のために該記
録ディスク51にエンコードした入力データを供給する
エンコード/デコード回路52と、このエンコード/デ
コード回路52のデコードデータの符号誤りを訂正する
と共に、訂正不能であった誤りの存在を明らかにする誤
り情報を出力する誤り訂正検出回路53と、この誤り訂
正検出回路53でデコードデータに対し誤り訂正処理を
施す場合にデータの並べ替え等で必要とされる誤り訂正
メモリ54と、この誤り訂正検出回路53を介したデコ
ードデータと、上記誤り情報をホストコンピュータ60
に送信するためのインターフェース回路55と、記録デ
ィスク51のスピンドルモータサーボや磁気ヘッドのト
ラッキングサーボ等を行うサーボ回路56と、このサー
ボ回路56、エンコード/デコード回路52、誤り訂正
検出回路53及びインターフェース回路55の各処理動
作を制御する制御回路57とを有している。
【0004】ここで、データ記録再生装置50は、ホス
トコンピュータ60の図示しないCPUが該データ記録
再生装置50をセレクトしてからリードコマンドを生成
し出力した後に、例えば1セクタ分のデータを出力し、
その後、訂正不能の誤りがデコードデータに有ったか否
かのステータス情報をホストコンピュータ60に出力し
ていた。
【0005】例えば、データ記録再生装置50からホス
トコンピュータ60に、誤り情報が転送されない場合、
すなわちデータ記録再生装置50での誤り訂正処理にお
いて訂正不能の誤りが無かった場合を図6と図7の
(A)を参照しながら以下に説明する。
【0006】ホストコンピュータ60は、データ記録再
生装置50に対して、“セレクト”コマンドを出力す
る。該データ記録再生装置50が使用可能であれば、ホ
ストコンピュータ60には、“BUSY”が返される。その
後、ホストコンピュータ60が“読み出し(READ)コマ
ンド”を出力すると、データ記録再生装置50は、例え
ばセクタ単位の再生データ“DATA#0”、“DATA#1”
・・・“DATA#n”をホストコンピュータ60へ転送す
る。ここで、記録ディスク51から読み出された読み出
しデータはエンコード/デコード回路52でデコードさ
れてデコードデータとされた後、誤り訂正検出回路53
に供給される。誤り訂正検出回路53は、上記デコード
データに対し、誤り訂正メモリ54を用いて誤り訂正処
理を施す。上記デコードデータに上記誤り訂正処理の訂
正能力を越えるような誤りが発生していない場合、誤り
訂正検出回路53は訂正不能の誤りの存在を示す上記誤
り情報を出力しない。このため誤り訂正回路53は、イ
ンターフェース回路55を介してホストコンピュータ6
0に上記図7の(A)に示すような再生データを転送す
る。そして、データ記録再生装置50は、ステータス情
報“GOOD”をホストコンピュータ60に転送し、最後に
“コマンド終了”のメッセージを転送する。
【0007】また、例えば、データ記録再生装置50か
らホストコンピュータ60に、誤り情報が転送された場
合、すなわちデータ記録再生装置50での誤り訂正処理
において訂正不能の誤りが有った場合を図6と図7の
(B)を参照しながら以下に説明する。
【0008】ホストコンピュータ60が使用したいデー
タ記録再生装置50をセレクションし、データ記録再生
装置50が“BUSY”を返し、その後ホストコンピュータ
60からの“READコマンド”がデータ記録再生装置50
に供給され、該データ記録再生装置50が例えばセクタ
単位の再生データ“DATA#0”、“DATA#1”・・・
“DATA#n”をホストコンピュータ60に転送する動作
は上述した説明と同様である。ここで、デコードデータ
に誤り訂正検出回路53での誤り訂正処理の能力を越え
るような誤りが発生している場合、該誤り訂正検出回路
53は訂正不能の誤りの存在を示す上記誤り情報を出力
する。この誤り情報は、再生データの転送の後に、イン
ターフェース回路55を介してホストコンピュータにス
テータス情報“Check Condition”として転送される。
そして、最後に“コマンド終了”のメッセージが転送さ
れる。
【0009】ところで、このようなデータ記録再生装置
を用いてビデオ信号のような連続性が要求される信号を
再生する場合、図8に示すようにエラーが出力されるの
を許容してしまうか、あるいは図9に示すように、リト
ライする時間を予め見込んで高速にデータを読む必要が
あった。
【0010】先ず、エラー出力を許容する場合に、図8
の(A)に示すように、データ記録再生装置50が出力
した再生ビデオデータは、インターフェース回路58を
介すだけでそのままホストコンピュータ60に転送され
る。例えば、図8の(B)に示すように、データ記録再
生装置50の再生ビデオデータの第2セクタS2に図中
×で示すようなエラーデータが発生し、ステータスメッ
セージである“CheckCondition”が第2セクタS2の後
に出力されても、インターフェース回路58は、図8の
(C)に示すように、エラーデータの含まれた第2セク
タS2の再生ビデオデータを許容し第1セクタS1の再
生ビデオデータの後に連続して出力していた。このた
め、データ記録再生装置50での誤り訂正処理の能力を
越えたエラーデータを含んだ再生ビデオデータを例えば
モニタ装置に供給してしまい、劣化した映像を視聴者に
提供してしまうことがあった。
【0011】また、あえてリトライを行う場合には、図
9の(A)に示すように、データ記録再生装置50に予
めリトライする時間を見込ませて高速にデータを読ま
せ、その後、該読み込みビデオデータをインターフェー
ス回路58を介してファーストインファーストアウト
(First-in First-out、以下FIFOという。)59に
供給していた。例えば、図9の(B)に示すように、デ
ータ記録再生装置50は、高速にデータを読むことで1
セクタ分のデータ読み込みの後に、リトライする時間に
相当する空き時間を設けている。ここで、第2セクタS
2に図中矢印×で示すエラーデータが含まれていると
き、データ記録再生装置50は上記空き時間を使ってリ
トライを行い、エラーデータのない再生データを得るよ
うにする。すると、FIFO59は、図9の(C)に示
すように、第1セクタS1の再生ビデオデータの後に、
エラーデータのない第2セクタS2の再生ビデオデータ
を出力する。しかし、上述したように高速にデータを読
まなければならないデータ記録再生装置50を用いるの
は、高コストの原因となってしまう。
【0012】このため、上述したような連続性のあるビ
デオデータを記録再生するようなデータ記録再生装置で
は、ホストコンピュータ側でエラー訂正を行うことが考
えられている。例えば、上述したようなデータ記録再生
装置を複数用いてRAID(Redundant Arrays of Inex
pensive Disks)を形成し、データ誤りをホストコンピ
ュータ側で訂正する図10に示すようなビデオデータ送
受システムが考えられている。
【0013】図10に示すビデオデータ送受システム
は、ドライブ側に、ビデオデータを記録再生する例えば
HDDであるデータ記録再生装置501、502及び50
3と、パリティ用のデータ記録再生装置504を備え、ホ
ストコンピュータ側には、ビデオデータ用のインターフ
ェース回路581、582及び583と、パリティデータ
用のインターフェース回路584と、上記各インターフ
ェース回路を介して得られた再生ビデオデータに誤り訂
正処理を施す場合、先行するビデオデータのために用い
られるバッファメモリ611、612、613及び61
4と、上記誤り訂正処理を行う誤り訂正回路62と、誤
り訂正回路62で誤り訂正された再生ビデオデータをC
PU65の制御を基に例えばモニタ装置に供給するため
のバスインターフェース回路63及び内部バス64を備
えている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図10
に示したビデオデータ送受システムでは、ステータス情
報となるデータ誤り情報がリードコマンドの終了直前で
しか分からないので先行する再生ビデオデータのための
バッファメモリ611、612、613及び614が後述す
る理由で必要であった。
【0015】各データ記録再生装置501、502及び5
3がビデオデータを再生するとき、例えば図11の
(A)に示すように、データ記録再生装置503の第2
セクタS2のデータに図中×で示すようにエラーデータ
が発生したとする。この第2セクタS2のデータにエラ
ーが発生しているというステータス情報は、第2セクタ
S2のデータの後に転送されるので、図11の(B)に
示すようなデータ記録再生装置501又は502のビデオ
データとパリティ用データ記録再生装置504のパリテ
ィデータを基に、正しいビデオデータを復元したとして
も、先行するビデオデータのために上述したバッファメ
モリ611、612、613及び614を用いなければ、図
11の(C)に示すような誤り訂正回路62の出力を得
ることができない。ここで、バッファメモリ611、6
2、613及び614を用いることは、ホストコンピュ
ータ側の小型化及び低価格化を妨げることになる。
【0016】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、連続性が要求される信号を再生する場合でも、
再生データに同期して誤り情報を出力するので、データ
が転送されるホストコンピュータ側では該誤り情報を用
いてリアルタイムの誤り訂正を行うことができ、かつシ
ステム構築の際に、小型化、低価格化を図ることができ
るデータ再生装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ再生
装置は、記録媒体に記録された信号に応じたデコード処
理を施すデコード手段と、上記デコード手段からの出力
データの誤り情報を該出力データと同時に出力する誤り
情報出力手段とを有することにより上記課題を解決す
る。
【0018】この場合、上記誤り情報出力手段は、ワー
ド単位のデータ毎の誤り情報を各データワードと同時に
出力する。すなわち、上記誤り情報出力手段は、上記デ
ータワードに誤り訂正処理を施しながらも、訂正しきれ
なかった誤りが発生した場合に、上記各データワードと
同時に上記誤り情報を出力する。
【0019】また、上記誤り情報出力手段は、セクタ単
位のデータ毎の誤り情報を各セクタデータと同時に出力
してもよい。
【0020】また、上記デコード手段は、ディスク状記
録媒体に記録された信号に応じたデコード処理を施すと
共に、誤り情報を検出する。
【0021】またさらに、上記データ再生装置を複数個
用いて構成したシステムの内の少なくとも一つを誤り訂
正符号用のデータ再生装置とすれば、データが転送され
てくるホストコンピュータ側では、上記データと同時に
転送されてきた上記誤り情報と上記誤り訂正符号によ
り、リアルタイムで上記データの誤り訂正を行うことが
できる。
【0022】
【作用】誤り情報出力手段は、デコード手段の出力デー
タと同時に当該出力データの誤り情報も出力するので、
連続性が要求される信号を再生する場合でも、リアルタ
イムの誤り訂正処理が可能となり、かつシステム構築の
際に、小型化、低価格化を図ることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るデータ再生装置の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0024】すなわち、本発明の一実施例としてのデー
タ再生装置は、連続性が要求されるビデオ信号を記録再
生するビデオデータ記録再生装置であり、このビデオデ
ータ記録再生装置を複数用いてRAID(Redundant Ar
rays of Inexpensive Disks)を形成し、データ誤りを
ホストコンピュータ側で訂正するビデオデータ送受シス
テムを構成している。
【0025】このビデオデータ送受システムは、図1に
示すように、ドライブ側とホストコンピュータ側とから
なっている。ドライブ側は、ビデオデータを記録再生す
るビデオデータ記録再生装置101、102及び10
3と、パリティ用のデータ記録再生装置104とを備えて
いる。また、ホストコンピュータ側は、ビデオデータ記
録再生装置101との間のインターフェース回路21
1と、ビデオデータ記録再生装置102との間のインター
フェース回路212と、ビデオデータ記録再生装置103
との間のインターフェース回路213と、パリティ用デ
ータ記録再生装置10 4との間のインターフェース回路
214と、これらの各インターフェース回路を介して得
られた再生ビデオデータと誤り情報とパリティデータを
基に誤り訂正を行う誤り訂正回路22と、誤り訂正回路
22で誤り訂正されたビデオデータをCPU25の制御
を基に例えばモニタ装置に供給するためのバスインター
フェース回路23及び内部バス24を備えている。
【0026】例えば、ビデオデータ記録再生装置101
は、例えばハードディスクドライブ(以下、HDD)で
あり、図2に示すように、記録ディスク11と、この記
録ディスク11の出力データをデコードすると共に、記
録のために該記録ディスク11にエンコードした入力デ
ータを供給するエンコード/デコード回路12と、この
エンコード/デコード回路12のデコードデータの符号
誤りを訂正すると共に、訂正不能であった誤りの存在を
知らせる誤り情報を上記デコードデータと同時に出力す
る誤り情報出力手段である誤り訂正検出回路13と、こ
の誤り訂正検出回路13でデコードデータに対し誤り訂
正処理を施す場合にデータ並べ替え等で必要とされる誤
り訂正メモリ14と、この誤り訂正検出回路13を介し
たデコードデータと、上記誤り情報をホストコンピュー
タ20に送信するためのインターフェース回路15と、
記録ディスク11のスピンドルモータサーボや磁気ヘッ
ドのトラッキングサーボ等を行うサーボ回路17と、こ
のサーボ回路16、エンコード/デコード回路12、誤
り訂正検出回路13及びインターフェース回路15の各
処理動作を制御する制御回路17とを有している。な
お、他のビデオデータ記録再生装置102及び103も同
様に図2に示すような構成である。
【0027】以下、図2に示した各部のうちの主要部分
を説明する。誤り訂正検出回路13は、例えばリードソ
ロモン訂正コードやCRCC(Cyclic Redundancy Chec
k Code=巡回符号)の生成及びエラーの検出、データの
訂正を行う。また、誤り訂正メモリ14は、例えばリー
ドソロモン方式でデータの訂正をする場合に、データの
並べ替え等をする為のメモリである。誤り情報は、例え
ばリードソロモン訂正方式では1バイト単位で出力可能
であり、CRCC方式では1セクタ単位で出力可能であ
る。また、インターフェース回路15は、ホストコンピ
ュータ側とのインターフェース回路であり、スモールコ
ンピュータシリアルインターフェース(Small Computer
Serial Interface:以下、SCSIという。)やID
E等がある。
【0028】ビデオデータ記録再生装置101、102
及び103は、ビデオデータ再生時に、再生データの転
送に同期させて該再生データの誤り情報も転送する。す
なわち、インターフェース回路15の例えばSCSI端
子であるデータ入出力端子に誤り情報用の出力端子を設
け、誤り訂正検出回路13から再生データをインターフ
ェース回路15を介してホストコンピュータに転送する
際に、上記誤り情報を上記再生データに同期させて上記
誤り情報用出力端子からホストコンピュータ20側に転
送する。
【0029】例えば、ビデオデータ記録再生装置101
からホストコンピュータ20に、誤り情報が転送されな
い場合、すなわちビデオデータ記録再生装置101での
誤り訂正処理において訂正不能の誤りが無かった場合を
図2及び図3を参照しながら以下に説明する。
【0030】先ず、全体的な動作を説明しておく。ホス
トコンピュータ20は、ビデオデータ記録再生装置10
1に対して、“セレクト”コマンドを出力する。該ビデ
オデータ記録再生装置101が使用可能であれば、ホス
トコンピュータ20には、“BUSY”が返される。その
後、ホストコンピュータ20が“読み出し(READ)コマ
ンド”を出力すると、ビデオデータ記録再生装置101
は、例えばセクタ単位の再生データ“DATA#0”、“DA
TA#1”・・・“DATA#n”をホストコンピュータ20
へ転送する。
【0031】ここで、記録ディスク11から読み出され
た読み出しデータはエンコード/デコード回路12でデ
コードデータとされた後、誤り訂正検出回路13に供給
される。誤り訂正検出回路13は、上記デコードデータ
に対し、誤り訂正メモリ14を用いて誤り訂正処理を施
す。上記デコードデータに上記誤り訂正処理の訂正能力
を越えるような誤りが発生していない場合、誤り訂正検
出回路13は訂正不能の誤りの存在を示す上記誤り情報
である誤り信号を出力しない。このため誤り訂正回路1
3は、インターフェース回路15を介してホストコンピ
ュータ20に図3に示すような再生データを転送する。
そして、ビデオデータ記録再生装置10 1は、ステータ
ス情報“GOOD”をホストコンピュータ20に転送し、最
後に“コマンド終了”のメッセージを転送する。
【0032】また、例えば、ビデオデータ記録再生装置
101からホストコンピュータ20に、誤り情報が転送
された場合、すなわちビデオデータ記録再生装置101
での誤り訂正処理において訂正不能の誤りが有った場合
を図2及び図4を参照しながら以下に説明する。
【0033】ホストコンピュータ20が使用したいビデ
オデータ記録再生装置101をセレクションし、ビデオ
データ記録再生装置101が“BUSY”を返し、その後ホ
ストコンピュータ20からの“READコマンド”がビデオ
データ記録再生装置101に供給され、該ビデオデータ
記録再生装置101が例えばセクタ単位の再生データ“D
ATA#0”、“DATA#1”・・・“DATA#n”をホスト
コンピュータ20に転送する全体的な動作は上述した誤
りがあった場合と同様である。
【0034】ここで、デコードデータに誤り訂正検出回
路13での誤り訂正処理の能力を越えるような誤りが発
生している場合、該誤り訂正検出回路13は訂正不能の
誤りの存在を示す上記誤り情報を、例えば誤りのあるワ
ード単位の再生データの転送に同期させて出力する。例
えば“DATA#1”に誤りがある場合、該“DATA#1”に
同期してアクティブ(“H”)である誤り信号がインタ
ーフェース回路15を介して誤り情報用出力端子からホ
ストコンピュータに転送される。すなわち、エラーデー
タを含んだワード単位のデータと同時に誤り情報である
誤り信号が転送される。そして、再生データ“DATA#
n”が転送された後に、ステータス情報“Check Condit
ion”が転送され、最後に“コマンド終了”のメッセー
ジが転送される。
【0035】次に、このビデオデータ送受システムの動
作の詳細を表1、表2を参照しながら以下に説明する。
なお、本来このビデオデータ送受システムは、ワード単
位のデータの中での誤りを前提にしているのであるが、
ここでは原理動作を説明するため、簡略化してビット単
位のデータの誤りを示している。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】先ず、データ記録時、このビデオデータ送
受システムは、ビデオデータ記録再生装置101、102
及び103の各ビデオデータ列に対して、表1に示すよ
うな偶数パリティを発生し、パリティ用データ記録再生
装置104に記録する。
【0039】次に、データ再生時、例えばビデオデータ
記録再生装置103に誤り訂正検出回路13の訂正能力
を越えたエラーデータが表2及び図5の(A)に示すよ
うに発生したとすると、該エラーのあるデータに同期し
てアクティブ(“H”)の誤り信号がホストコンピュー
タ側のインターフェース回路213を介して該ホストコ
ンピュータ側の誤り訂正回路22に転送される。この誤
り訂正回路22は、上記誤り信号を受け取った時点で、
誤りが発生したビデオデータ記録再生装置10 3からの
ビデオデータを用いずに、図5の(B)に示すようなビ
デオデータ記録再生装置101又は102のビデオデータ
とパリティ用ビデオデータ記録再生装置104のパリテ
ィデータを基に、エラービデオデータを復元し、図5の
(C)に示すような訂正されたビデオデータを出力す
る。この訂正されたビデオデータは、バスインターフェ
ース回路23及び内部バス24を介して例えばモニタ装
置に供給される。
【0040】以上、このビデオデータ送受システムは、
誤り情報である誤り信号をワード単位のデータと同時に
ドライブ側からホストコンピュータ側に転送しているの
で、ホストコンピュータ側では、上記誤り信号を基にリ
アルタイムでビデオデータの訂正(修復)を行うことが
できる。したがって、このビデオデータ送受システム
は、バッファメモリを複数用いることがなく、ホストコ
ンピュータ側の小型化及び低価格化を図ることができ
る。
【0041】なお、本発明に係るデータ転送装置は、上
記実施例に限定されるものではなく、例えば、光磁気デ
ィスクドライブをビデオデータ記録再生装置として用い
ても良い。また、誤り訂正検出手段は、セクタ単位のデ
ータ毎の誤り情報を出力してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るデータ再生装置は、記録媒
体に記録された信号に応じたデコード処理を施すデコー
ド手段と、上記デコード手段からの出力データの誤り情
報を該出力データと同時に出力する誤り情報出力手段と
を有するので、連続性が要求される信号を再生する場合
でも、データが転送されるホストコンピュータ側に該誤
り情報を用いたリアルタイムの誤り訂正を行わせること
ができ、かつシステム構築の際に、小型化、低価格化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のビデオデータ送受システ
ムのブロック回路図である。
【図2】図1に示したビデオデータ送受システムに用い
られるビデオデータ記録再生装置のブロック回路図であ
る。
【図3】図2に示したビデオデータ記録再生装置で誤り
情報を出力しない場合の動作を説明するための図であ
る。
【図4】図2に示したビデオデータ記録再生装置で誤り
情報を出力する場合の動作を説明するための図である。
【図5】図1に示したビデオデータ送受システムの動作
を説明するための図である。
【図6】従来のデータ記録再生装置のブロック回路図で
ある。
【図7】図6に示した従来のデータ記録再生装置の動作
を説明するための図である。
【図8】従来のビデオデータ記録再生装置の動作を説明
するための図である。
【図9】従来のビデオデータ記録再生装置の動作を説明
するための図である。
【図10】従来のビデオデータ記録再生装置を用いたビ
デオデータ送受システムの概略構成を示すブロック回路
図である。
【図11】図10に示したビデオデータ送受システムの
動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ビデオデータ記録再生装置 11 記録ディスク 12 エンコード/デコード回路 13 誤り訂正検出回路 14 誤り訂正メモリ 15 インターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/06 305 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された信号に応じたデコ
    ード処理を施すデコード手段と、 上記デコード手段からの出力データの誤り情報を該出力
    データと同時に出力する誤り情報出力手段とを有するこ
    とを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 上記誤り情報出力手段は、ワード単位の
    データ毎の誤り情報を各データワードと同時に出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 上記デコード手段は、ディスク状記録媒
    体に記録された信号に応じたデコード処理を施すと共
    に、誤り情報を検出することを特徴とする請求項1記載
    のデータ再生装置。
JP6107277A 1994-05-20 1994-05-20 データ再生装置 Withdrawn JPH07320418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107277A JPH07320418A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 データ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6107277A JPH07320418A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 データ再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1158518A1 (en) * 2000-05-22 2001-11-28 Hitachi, Ltd. Management method for reproduction errors and disk drive making use of the method
EP1164590A3 (en) * 2000-06-14 2004-05-19 Sony Corporation Information playback apparatus, information processing method and information recording medium

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