JP2779540B2 - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP2779540B2 JP8068790A JP8068790A JP2779540B2 JP 2779540 B2 JP2779540 B2 JP 2779540B2 JP 8068790 A JP8068790 A JP 8068790A JP 8068790 A JP8068790 A JP 8068790A JP 2779540 B2 JP2779540 B2 JP 2779540B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
この発明は、情報処理装置の外部記憶装置として使用
される磁気テープ装置に関する、
【従来の技術】
この種の磁気テープ装置の1つとして、データをブロ
ック単位に区切るとともに、予め定められた所定数の複
数ブロックで1フレームのデータを構成し、順次磁気テ
ープに記憶するものがある。 この磁気テープ装置において、磁気テープから磁気ヘ
ッドでデータを再生してデータの読取りを行なう場合、
エラーが検出されたブロックが有った場合、磁気テープ
を戻して再度同じブロックのデータを再生して読取りの
やり直しをするエラーリトライを行なうようにしてい
る。 ところで、1フレームのデータにエラー訂正符号を付
加して、読取り時にエラーが検出されたときに、エラー
リトライをせずに、エラー訂正の手法を適用することが
有効である。しかし、エラー訂正符号には、訂正能力の
限界があり、1フレーム分のデータに、もはや訂正でき
ない程度のエラーが発生した場合には、磁気テープを戻
してその1フレーム分の複数ブロック分を、再度再生す
る処理すなわちエラーリトライすることが必要になる。 ところで、エラーリトライをする場合には、一般に、
エラーリトライする前に読み込んだデータはすべて捨て
て、エラーリトライした時の新たなデータについて再び
エラー検出を行ない、新たにバッファメモリに読み込む
ようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、磁気テープ装置においてエラーの発生の原
因としてはゴミの付着等が考えられるが、磁気テープ上
のゴミの位置は常に同じ位置にならないことが多い。こ
のため、エラーリトライしたとき、前回エラーが無いと
して読み取ることの出来たブロックのデータが再度エラ
ーが無いとして読み取ることができる保障はない。 このため、エラーリトライする前に読み取ったフレー
ムのデータを捨てて、エラーリトライする方法では、エ
ラーが無くなるまで、あるいはエラー訂正可能な程度に
エラーブロック数が減るまでにエラーリトライを多数行
なう必要があり、時間効率が悪い。また、データをすべ
て捨ててしまうため、エラーリトライ時に、再度すべて
のデータをバッファメモリに書き込む必要があり、その
ためにも時間がかかる。
【課題を解決するための手段】
この発明は、所定数の複数ブロックにより1フレーム
が構成されるデータを、磁気テープから再生して前記フ
レームごとに区切ってメモリに記憶すると共に、再生し
たデータにエラーがあるとき必要に応じて磁気テープ上
の同じフレームのデータを再度再生するようにするエラ
ーリトライ機能を備える磁気テープ装置において、 各ブロックにエラーがあるか否かを検出するエラー検
出手段を設けると共に、 前記エラーリトライ時は、このエラーリトライ前にエ
ラーがあるとして検出され、かつ、このエラーリトライ
時にエラーが無いとして検出されたブロックのみを、前
記メモリに記憶する手段を設けたことを特徴とする。
【作用】
エラーリトライ時は、前回、エラーであって読み込み
ができなかったブロックのみに注目して、そのブロック
に今回エラーがなければ、そのブロックをメモリに取り
込む。
【実施例】
以下、この発明による磁気テープ装置の一実施例を図
を参照しながら説明する。 この例の場合、1ブロックは第2図に示すように1ブ
ロック分のデータの後に、例えばブロックの種類等を示
すブロックタイプ、トラックナンバー、ブロックナンバ
ー等からなるブロック識別情報IDと、エラー検出用符
号、例えばCRCコードが付加されて構成されている。 そして、16個のブロックによって1フレームが形成さ
れる。この場合、ブロック0〜ブロック13まではデータ
ブロックであるが、ブロック14及び15はエラー訂正符号
のECCブロックである。このエラー訂正符号としては、
例えば、リダンダンシ・2・リード・ソロモン符号を用
いることができる。この例のエラー訂正符号を用いれ
ば、1フレームのうち2個のブロックのエラーまでを訂
正することができる。 そして、この例では、例えば1/4インチの幅の磁気テ
ープに、データがシリアルデータとして記録されてお
り、ブロックごとの間にギャップは存在しない。 第1図は、この発明よる磁気テープ装置のデータ読取
り部の一実施例のブロック図である。 1は磁気ヘッドで、この磁気ヘッド1でテープから再
生されたデータは、エラー検出回路2に供給され、CRC
コードによってブロックごとのエラー検出がなされる。
このエラー検出回路2からは、エラー検出の結果を示す
フラグFLがマイクロプロセッサで構成する制御回路10に
供給されるとともに、データがブロックバッファメモリ
3に供給される。 このブロックバッファメモリ3は、例えば3ブロック
分のメモリ容量を有し、順次、再生されてくるブロック
データのバッファリング動作をする。そして、制御回路
10では、このブロックバッファメモリ3に蓄えられたブ
ロックの識別情報IDから、ブロックナンバー検出手段12
において、ブロックナンバーが検出される。 また、制御回路10には、エラーフラグメモリ11が設け
られ、エラー検出回路2からのエラーフラグが、このエ
ラーフラグメモリ11にブロックナンバー検出手段12から
のブロックナンバーに対応付けられて、記憶される。し
たがって、エラーリトライ時には、このエラーフラグメ
モリ11には、前回読み込みが行われたときの1フレーム
のエラーフラグの情報が記憶されていることになる。 制御回路10では、このエラーフラグメモリ11からのエ
ラーフラグの情報及びエラー検出回路2からの今回のエ
ラーフラグの情報がフレームメモリアドレス及び制御信
号発生手段13に供給されると共に、ブロックナンバー検
出手段12からのブロックナンバーの情報がこのフレーム
メモリアドレス及び制御信号発生手段13に供給される。 このフレームメモリアドレス及び制御信号発生手段13
は、アドレス情報及び書き込み制御信号をフレームバッ
ファメモリ4に供給し、ブロックバッファメモリ3から
のブロックのデータの書き込みを制御する。 フレームバッファメモリ4は2フレーム分以上、この
例では3フレーム分のデータを記憶できる容量を有す
る。 このフレームバッファメモリ4に対しては、エラー訂
正回路5が接続されている。 制御回路10のフレームメモリアドレス及び制御信号発
生手段13は、このエラー訂正回路5の動作も制御する。 また、この例の場合には、1フレーム中に3ブロック
以上のエラーブロックが有ると訂正不能になるので、そ
の場合にはエラーリトライを行うようにする。そのため
フレームメモリアドレス及び制御信号発生手段13は、こ
のエラーリトライ等のために、エラーリトライ制御部14
を起動し、エラーリトライ制御部14はテープ走行系6を
制御する。 第3図は、この制御回路10でのデータ読み込み時の動
作のフローチャートである。 すなわち、先ず、1ブロックのデータの読み込みがな
される(ステップ101)。次に、エラー検出回路2から
のエラーフラグを参照して、そのブロックにエラーがあ
るか否か判断する(ステップ102)。エラーがあれば、
そのブロックデータは捨てて、ステップ101に戻って次
の1ブロックを読み込む。 一方、エラーがなければ、このブロックのブロックナ
ンバーをブロックナンバー検出手段12からの情報により
確認し(ステップ103)、そのブロックナンバーのブロ
ックデータが、必要か否か判断する(ステップ104)。
この場合、このステップ104では、データ読み込みが、
そのフレームについて始めてであればエラーが無いデー
タは、すべて必要と判別する。一方、データ読み込みが
エラーリトライ時であれば、エラーフラグメモリ11から
の当該フレームについて前回の読み込み時の各ブロック
のエラーフラグを参照し、前回読み込み時にエラーが無
いと判別されたブロックについては、今回は不要として
無視し、前回エラーがあったブロックについてはデータ
を必要と判断する。そして、必要であると判別したとき
は「ブロック有効のフラグ」をセットし、そのブロック
のデータをフレームバッファメモリ4のブロックナンバ
ーに対応するアドレスに書き込む(ステップ105)。デ
ータが不要とされたときは、データを捨ててしまう。つ
まり、フレームバッファメモリ4に書き込まない。 そして、次に、1フレーム分のブロックがすべて読み
込まれたか否か判別される(ステップ106)。1フレー
ム分が完了していなければ、ステップ101に戻り、以上
のステップを繰り返す。また、1フレーム分が完了して
いれば、ブロック有効フラグが14以上あるか否か判断す
る(ステップ107)。 その判別の結果、ブロック有効のフラグが14未満であ
れば、エラー訂正ができないので、エラーリトライをす
る。 また、ブロック有効のフラグが14以上であれば、ステ
ップ108に進み、エラー訂正が必要であるか否か判別す
る。そして、データブロック0〜13についてブロック有
効のフラグがセットされていれば、データはすべて正し
く読み取られているのでエラー訂正不要と判別され、ス
テップ101に戻って、次のフレームの読取りに移る。一
方、ブロック有効フラグが14以上あっても、エラーがあ
るデータブロックが存在してフレームバッファメモリ4
に、そのデータブロックが書き込まれていないときは、
エラー訂正必要と判別し、ステップ109に進み、制御回
路10はエラー訂正回路5にエラー訂正スタート指令を送
出する。そして、ステップ101に戻り、次のフレームの
データの読み取りに移る。 スタート指令を受けたエラー訂正回路5はエラー訂正
処理を開始するが、このとき、制御回路10のフレームメ
モリアドレス及び制御信号発生手段13は、エラー訂正処
理のために、フレームバッファメモリ4をアクセスす
る。すなわち、フレームバッファメモリ4から、エラー
訂正符号系列にしたがった順序でブロックデータが読み
出されて、エラー訂正回路5でECCシンドロームが生成
され、これによりエラーブロックが復元される。この復
元されたブロックは、フレームバッファメモリ4の対応
するブロックナンバーのアドレスに書き込まれる。この
エラー訂正動作と次のフレームの読取りは同時に行われ
る。 以上の動作を第4図を参照して、さらに説明する。 今、例えば、1フレーム分の16個のブロックデータの
最初の読み込み時のエラー検出が、第4図Aのような状
態であったとする。ここで、OKはエラー無しのブロッ
ク、NGはエラー有のブロックを示す。 この場合には、エラー検出によりエラー有とされたブ
ロック1,6,7,10,14のデータは、フレームバッファメモ
リ4には書き込まれず、捨てられ、残りのエラー無しブ
ロック0,2,3,4,5,8,9,11,12,13,15のデータは、それぞ
れに対しブロック有効のフラグがセットされるととも
に、フレームバッファメモリ4のそのブロックナンバー
に対応したアドレスに書き込まれる。 このとき、エラーのあるブロック数は5個であってエ
ラー訂正ができないので、制御回路10は、テープ走行系
6を制御してエラーリトライの動作に入る。 このエラーリトライ時は、前回、エラーが無いとさ
れ、ブロック有効のフラグがセットされたブロックナン
バーのブロックについては、エラーが無いと判別されて
も無視し、そのデータは捨てる。そして、前回、エラー
有とされた「NG」のブロックについてのみ、エラーの有
無によりフレームバッファメモリ4へ書き込み制御が行
われる。例えば、前回エラーのあったブロックについ
て、エラーリトライ時のエラー検出結果が、第4図Bに
示すようになったとすれば、今回エラー無しとなったブ
ロック1,6,10,14がフレームバッファメモリ4の対応す
るアドレスに書き込まれ、エラー有のブロック7は捨て
られる。 この結果、エラーのブロックは1つとなったので、エ
ラー訂正回路5が働き、ブロック7はエラー訂正処理に
より再現される。 そして、フレームバッファメモリ4にエラーの無いデ
ータブロック0〜13が書き込まれると、これらのデータ
ブロックは、例えばホスト装置に転送される。 以上の例では、ブロックナンバーがブロックデータに
付加された場合について説明したが、1ブロック分のデ
ータの長さ(データ数)が、不変であれば、1フレーム
のどのブロックであるかを識別することも可能であるの
で、ブロックナンバーが付与されていないデータの読取
りについても、この発明は適用可能である。 また、以上の例は、1フレームについてエラー訂正符
号ブロックが付加され、1フレーム単位でエラー訂正が
可能な場合であるが、エラー訂正符号が付与されていな
い場合にもこの発明は適用できるものである。 また、ブロックごとにギャップを設けて磁気テープに
記録し、そのギャップによってブロックを判別する磁気
テープ装置にも、この発明は適用可能である。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、エラーリト
ライの時には、直前の読取りの際に、エラーが有ったブ
ロックのみに対して読取り処理を行なうようにしたの
で、一度、正しく読み取られたブロックが、後のエラー
リトライでの読取り処理時に、エラーとなっても、それ
に置き換わることない。したがって、エラーリトライの
回数を削減できる。 また、エラーリトライでは直前の読み取り処理の際
に、エラーでなかったブロックは無視してエラーであっ
たブロックのみについて、フレームバッファメモリに対
する転送及び書き込みが行われることになるので、メモ
リ書き込み処理のための時間も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による磁気テープ装置の一実施例のブ
ロック図、第2図はデータ構成を説明するための図、第
3図はこの発明の要部の動作の説明のためのフローチャ
ート、第4図はエラーリトライ時の読取り処理の説明の
ための図である。 1;磁気ヘッド 2;エラー検出回路 4;フレームバッファメモリ 10;制御回路 11;エラーフラグメモリ 12;ブロックナンバー検出手段 13;フレームメモリアドレス及び制御信号発生手段 14;エラーリトライ制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定数の複数ブロックにより1フレームが
    構成されるデータを、磁気テープから再生して前記フレ
    ームごとに区切ってメモリに記憶すると共に、再生した
    データにエラーがあるとき必要に応じて磁気テープ上の
    同じフレームのデータを再度再生するようにするエラー
    リトライ機能を備える磁気テープ装置において、 各ブロックにエラーがあるか否かを検出するエラー検出
    手段を設けると共に、 前記エラーリトライ時は、このエラーリトライ前にエラ
    ーがあるとして検出され、かつ、このエラーリトライ時
    にエラーがないとして検出されたブロックのみを、前記
    メモリに記憶する手段を設けたことを特徴とする磁気テ
    ープ装置。
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