JPH07319608A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

Info

Publication number
JPH07319608A
JPH07319608A JP11678994A JP11678994A JPH07319608A JP H07319608 A JPH07319608 A JP H07319608A JP 11678994 A JP11678994 A JP 11678994A JP 11678994 A JP11678994 A JP 11678994A JP H07319608 A JPH07319608 A JP H07319608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
detecting
coordinate
input device
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11678994A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kanekawa
誠 金川
Takashi Baba
隆 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP11678994A priority Critical patent/JPH07319608A/ja
Publication of JPH07319608A publication Critical patent/JPH07319608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感圧式タブレットで、問題となっている手つ
き等による複数接触を、検知し、警告することにより正
しく座標入力できるようにする。 【構成】 感圧式タブレットが、複数点で接点を持った
場合、複数接点による電流の漏れをX方向電極間あるい
は、Y方向電極間の電気的検出量の差として検出し、複
数接点を検出する機構と警告音あるいは警告表示を行う
機構を有し、感圧式タブレットに同時に複数の接点があ
る場合、その無効を警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感圧式タブレットを備
える座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感圧式タブレットは、従来から良く知ら
れ、周知である。例えば、特公昭57-4950号公報(G06K11
/06),特公昭61-61132号公報(G06F3/03),特公平4-73171
号公報(G06F3/03),特開平4-337820号公報(G06F3/03),特
開平5-150890号公報(G06F3/03)等にも、示されている。
【0003】図1〜図5を参照しつつ、この従来例を説
明する。図1は、座標入力装置の回路図である。図2
は、感圧式タブレットの断面図である。図3はP1点で
の接触時を表す図である。図4と図5は検出動作を表す
フローチャートである。図1〜図3において、(10)は、
周知の感圧式のタブレットである。
【0004】この感圧式タブレット(10)は、周知の如
く、2枚の抵抗膜シート(SX,SY)とスペース部(SS)とを
備える。(SX)は、第1抵抗シート(SX)である。相対する
辺に一対の電極(X1,X2)が設けられている。(SY)は、第
2抵抗シートである。第2抵抗シート(SY)は、第1抵抗
シート(SX)の一対の電極(X1,X2)に電圧を印加した場合
に、この第1抵抗シート(SX)に発生する等電位線分布
と、交差するような等電位線分布を生ずるように電圧印
加用の2つの電極(Y1,Y2)を設けている。尚、この等電
位線分布の交差は、通常、直行するように、2つの抵抗
シート(SX,SY)は配置される。
【0005】(SS)は、スペ−ス部である。スペース部(S
S)は、非押圧時に、第1抵抗シート(SX)と第2抵抗シー
ト(SY)とを電気的に非接触とするとともに、押圧時には
この押圧された部分の第1抵抗シート(SX)と第2抵抗シ
ート(SY)とを電気的に接触するように設けられており、
その材料・構造は、前述の公報に示される如く種々提案
されている。
【0006】(12)は、電源印加端子である。(A)(B)は、
切替回路である。(14)は、A/D変換部である。(16)は、
デジタル処理部である。図2の(10B)は、保護フィルム
であり、(10G)は、ガラス基板である。
【0007】なお、2枚のシート(SX,SY)は、抵抗膜に
より、形成されている。この抵抗膜(SX,SY)の抵抗値を
それぞれ(RX)(RY)とする。この従来例での、図3の押圧
点(P1)のX方向の座標の検出について、図4のフロ−図
を参照しつつ説明する。図4の如く、切替回路(A)(B)を
切替制御する。
【0008】つまり、ステップ(S1)で、切替回路(A)を
電極(X1)側に接続し、切替回路(B)を電極(X2)側に接続
する。第1抵抗シート(SX)の2つの電極(X1,X2)間に電
圧を印加する。第2抵抗シート(SY)の電極(Y2)はハイイ
ンピ−ダンス状態となる。この時、電極(X1,X2,Y1)の電
圧をそれぞれ(VX1,VX2,VY1)とするとX座標は、(VY1-VX
2)/(VX1-VX2)の式を基に求められる。
【0009】ここで、電極(X2)の電圧はアースされてい
るので、X座標は、(VY1)/(VX1)の式により、求められ
る。そこで、ステップ(S2)で、電極(X1)への電気的出力
をAD変換部(14)により、デジタルデータ(VX1)に変換す
る。そして、このデジタルデータ(VX1)により、デジタ
ル処理部(16)は、印加電圧を(VX1)を検出する。
【0010】次に、ステップ(S3)で、電極(Y1)の電気的
出力をAD変換部(14)により、デジタルデータ(VY1)に変
換する。そして、ステップ(S4)で、2つのデジタルデー
タ(VX1)(VY1)により、デジタル処理部(16)は、押圧点の
X方向の座標(VY1/VX1)を検出する。尚、この従来例で
は、電極(Y1)の電位データ(VY1)を検出した。しかし、
電源として定電圧電源が印加され、この定電値が安定で
その値が判れば、この値が電位データ(VY1)であるの
で、電極(Y1)の電位データ(VY1)を検出する必要はな
い。
【0011】次に、押圧点のY方向の座標の検出につい
て、図5を参照しつつ説明する。図5の如く、切替回路
(A)(B)を切替制御する。ステップ(S6)で、切替回路(A)
を電極(Y1)側に接続し、切替回路(B)を電極(Y2)側に接
続する。第2抵抗シート(SY)の2つの電極(Y1,Y2)間に
電圧を印加する。第1抵抗シート(SX)の電極(X2)はハイ
インピ−ダンス状態となる。
【0012】そして、ステップ(S7)で、電極(Y1)への電
気的出力をAD変換部(14)により、デジタルデータ(VY1)
に変換する。次に、ステップ(S8)で、電極(X1)の電気的
出力をAD変換部(14)により、デジタルデータ(VX1)に変
換する。そして、ステップ(S9)で、2つのデジタルデー
タ(VY1)(VX1)により、デジタル処理部(16)は、押圧点の
Y方向の座標(VX1/VY1)を検出する。
【0013】尚、上記従来例では、定電圧電源が印加さ
れるが、これは、定電流電源であってもよい。電源とし
て、定電流電源を用い、この時の定電流の値(IC)が、判
明していれば、次の様にして、座標を検出してもよい。
この場合は、回路構成は図1と同様であるが、動作が図
6、図7に示すようになる。
【0014】押圧点のX方向の座標の検出について、図
6を参照しつつ説明する。尚、(RX)は、電極(X1)と電極
(X2)間の抵抗値である。(RY)は、電極(Y1)と電極(Y2)間
の抵抗値である。つまり、ステップ(S10)で、切替回路
(A)を電極(X1)側に接続し、切替回路(B)を電極(Y2)側に
接続し、ステップ(S11)(S12)で、AD変換部(14)により電
極(X1)と(X2)の電圧値を検出する。
【0015】ステップ(S13)で、両電極(X1)(X2)間の電
圧差(ΔX)を検出する。電圧差(ΔX)、定電流値(IC)、抵
抗値(RX)により、X座標を検出する。X座標は、(ΔVX/
IC)/RXにより求める。押圧点のY方向の座標の検出につ
いて、図7を参照しつつ説明する。つまり、ステップ(S
15)で、切替回路(A)を電極(Y1)側に接続し、切替回路
(B)を電極(X2)側に接続し、ステップ(S16)(S17)で、AD
変換部(14)により電極(Y1)と(Y2)の電圧値を検出する。
ステップ(S18)で、両電極(Y1)(Y2)間の電圧差(ΔY)を検
出する。電圧差(ΔY)、定電流値(IC)、抵抗値(RY)によ
り、Y座標を検出する。
【0016】しかし、この2つの検出方法で前提となっ
ているのは、押圧により、2枚のシート(SX、SY)が接触
する接点は、面積を持たない一つの点(P1)であることで
ある。感圧式タブレット(10)は、特殊なポインティング
装置を必要としないが、逆に2枚の抵抗膜(SX、SY)が押
圧点以外で、何らか要因で接触すれば、誤入力と成る。
つまり、感圧式タブレット(10)上の手つきや、意図しな
い位置での押圧は、不正確な座標入力を引き起こす。
【0017】前述の特開平4-337820号公報には、手つき
の恐れの在る領域には、強度を高くしたスペーサを挿入
し、接触を回避する方法が提案されている。つまり、従
来においては、面接触等の複数点接触による不都合が生
じている。この複数点接触により、検出座標位置が不正
確になり、座標位置に誤りが生じる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解決するものであって、感圧式タブレットにおいて、
複数点接触の発生を検出するものである。つまり、複数
点接触により生じる抵抗膜の電気特性の変化を検出する
ことにより、1点接触以外の状態を検出するための装置
を提供するものである。
【0019】また、本発明は、感圧式タブレットにおい
て、複数点接触の発生時に、座標位置を補正するもので
ある。また、本発明は、感圧式タブレットにおいて、複
数点接触の発生時に、座標位置入力を禁止するものであ
る。また、複数点接触の発生時を、操作者に報知するも
のである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、感圧式タブレ
ット(10)の座標を検出する座標入力装置において、タブ
レットX方向用の2電極(X1,X2)とY方向用の2電極(Y
1,Y2)とからそれぞれ電気特性値である電位を検出する
検出回路(14)と、抵抗膜(SY,SX)の複数接点により生ず
る抵抗値の変化をX方向用の2電極(X1,X2)間の電気特
性値の差として検出する複数接触検出部(18)とを備える
ことを特徴とする。
【0021】又、本発明は、感圧式タブレット(10)の座
標を検出する座標入力装置において、タブレットX方向
用の2電極(X1,X2)とY方向用の2電極(Y1,Y2)とからそ
れぞれ電気特性値である電位を検出する検出回路(14)
と、抵抗膜の複数接点により生ずる抵抗値の変化をY方
向用の2電極(Y1,Y2)間の電気特性値の差として検出す
る複数接触検出部(18)とを備えることを特徴とする。
【0022】又、本発明は、座標入力装置において、感
圧式タブレット(10)に同時に複数の接点があることを検
出する複数接触検出部(18)と、この複数接触検出部(18)
からの検知信号により、これを報知する報知手段(20)と
を備えることを特徴とする。又、本発明は、感圧式タブ
レット(10)の4つの電極(X1,X2,Y1,Y2)中の2つの電極
(Y1,Y2)(X1,X2)(X1,Y2)(Y1,X2)間に電圧を印加すると共
に、残りの2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)を
高インピ−ダンス状態とし、この残りの2つの電極(X1,
X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の少なくとも一方の電気的特
性を検出することにより、接点座標を検出する座標入力
装置において、前記高インピ−ダンス状態時に、前記残
りの2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の両方か
らの電気的特性を検出する検出手段(14)を備えることを
特徴とする。
【0023】又、本発明は、相対する辺に一対の電極(X
1,X2)を設けた第1抵抗シート(SX)と、この一対の電極
(X1,X2)に電圧を印加した場合に、この第1抵抗シート
(SX)に発生する等電位線分布と交差するような等電位線
分布を生ずるように電圧印加用の2つの電極(Y1,Y2)を
設けた第2抵抗シート(SY)と、非押圧時に前記第1抵抗
シート(SX)と前記第2抵抗シート(SY)とを電気的に非接
触にするとともに、押圧時にはこの押圧された部分の前
記第1抵抗シート(SX)と前記第2抵抗シート(SY)とを電
気的に接触するように設けられたスペ−ス部(SS)とから
成る感圧式タブレット(10)を備え、この感圧式タブレッ
ト(10)の4つの電極(X1,X2,Y1,Y2)中の2つの電極(Y1,Y
2)(X1,X2)(X1,Y2)(Y1,X2)間に電圧を印加すると共に、
残りの2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)を高イ
ンピ−ダンス状態とし、この残りの2つの電極(X1,X2)
(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の少なくとも一方の電気的特性
を検出することにより、接点座標を検出する座標入力装
置において、前記高インピ−ダンス状態時に、前記残り
の2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の両方から
の電気的特性を検出する検出手段(14)を備えることを特
徴とする。
【0024】又、本発明は、前記検出手段(14)により、
前記残りの2つの電極の電位差を検出し、この電位差が
所定値より大きい場合に、座標検出手段(16)での座標検
出を禁止する複数接触検出手段(18)を備えることを特徴
とする。又、本発明は、前記検出手段(14)により、前記
残りの2つの電極の電位差を検出し、この電位差が所定
値より大きい場合に、これを報知手段(20)で報知する複
数接触検出手段(18)を備えることを特徴とする。
【0025】又、本発明は、前記検出手段(14)により、
前記残りの2つの電極の電位により、座標補正を行う座
標検出手段(16)を備えることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明では、複数接触検出部(18)が、X方向用
の2電極(X1,X2)間の電気特性値の差により、複数接触
を検出する。又、本発明では、複数接触検出部(18)が、
Y方向用の2電極(Y1,Y2)間の電気特性値の差により、
複数接触を検出する。
【0027】又、本発明では、複数接触状態であること
を、報知手段(20)が使用者に知らせる。又、本発明で
は、検出手段(14)により、高インピ−ダンス状態時に、
残りの2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の両方
からの電気的特性を検出する。又、本発明では、上記検
出手段(14)により、前記残りの2つの電極の電位差を検
出し、複数接触検出手段(18)により、この電位差が所定
値より大きい場合に、座標検出手段(16)での座標検出を
禁止する。
【0028】又、本発明では、前記検出手段(14)によ
り、前記残りの2つの電極の電位差を検出し、複数接触
検出手段(18)により、この電位差が所定値より大きい場
合に、これを報知手段(20)で報知する。又、本発明は、
前記検出手段(14)により、前記残りの2つの電極の電位
により、座標補正を行う座標検出手段(16)を備えること
を特徴とする。
【0029】
【実施例】図8〜図10を参照しつつ、本発明の第1実
施例を説明する。尚、従来例と同一部分には同一符号を
付した。図8は、感圧式タブレット(10)を備える座標入
力装置の回路ブロックである。(A),(B)は、それぞれ独
立に制御できる切替回路である。この切替回路(A)を通
じて、電源(12)が,接続される。切替回路(B)を通じて、
グランドが接続される。
【0030】(X1,X2,Y1,Y2)は、電極である。これらの
電極の電位は、AD変換部(14)に送られる。(16)は、デ
ジタル処理部である。デジタル処理部(16)は、AD変換
後のデジタルデータを座標値に換算する。(18)は、本実
施例の特徴を表す複数接触検出部である。この複数接触
検出部(18)は、抵抗膜間で複数接触あるいは面接触があ
った場合、電極間の合成抵抗の変化を検出すること、あ
るいは他方抵抗膜への漏れ電流を検出することにより、
複数接触が生じていることを検知する。
【0031】(20)は、本実施例の特徴を表す報知部であ
る。この報知部(20)は、この抵抗膜間で複数接触あるい
は面接触があった場合、これを使用者に対して警告等の
報知を行う表示手段により構成される。本発明の原理に
ついて、図9を参照しつつ、説明する。つまり、図9の
如く、接点(P1,P2)が、複数存在する場合、電極(Y1)と
電極(Y2)の電位に差が生じる。本願は、このような差を
検出することにより、複数接触の発生を検出するもので
ある。なお、この図9では、電極(Y1)と電極(Y2)間の電
位差を検出したが、本願はこれに限定されるものではな
い。
【0032】この実施例での、座標入力時について、図
10を参照しつつ説明する。まず押圧点のX方向のX座
標入力時について、図10のステップ(S20〜S23)を参照
しつつ説明する。図10の如く、切替回路(A)(B)を切替
制御する。ステップ(S20)において、切替回路Aが電極
(X1)側に、切替回路(B)が電極(X2)側に選択される。
【0033】抵抗膜間の接触が、複数の場合、電極(X1)
(X2)間の抵抗値は、図9の様に、Yの抵抗膜の一部との
合成となる。よって、電極(X1)(X2)間の抵抗値は小さく
なり、これを検出すれば、1点接触でないことがわか
る。また、Yの抵抗膜にも電流(IL)が流れるため、電極
(Y1)と(Y2)との間に電位差が生じる。当然、1点接触の
場合には、この電位差は生じない。
【0034】この電位差を検出することによっても、1
点接触でないことが検知できる。つまり、この実施例で
は、ステップ(S21)で、A/D変換部(14)により、電極
(Y1,Y2)の電位を検出する。そして、複数接触検出部(1
8)は、電極(Y2)と電極(Y1)との電位差(ΔY)を検出し、
これが所定値以上の場合は、ステップ(S22)により、複
数接触の発生ありと判断する。
【0035】そして、複数接触の発生ありと判断すと、
複数接触検出部(20)は、この時のデジタル処理部(16)で
の座標検出を行わずに、ステップ(S28)により、複数接
触の発生中であり且つ座標入力禁止状態であることを報
知部(20)により、使用者に警告する。そして、複数接触
の発生が無いと判断すと、従来と同様に、ステップ(S2
3)でX座標の検出入力を行う。
【0036】このことは、当然、Y座標入力時において
も同様に成り立つ。ステップ(S24)において、切替回路
(A)が電極(Y1)側に、切替回路(B)が電極(Y2)側に選択さ
れる。ステップ(S25)で、A/D変換部(14)により、電
極(X1,X2)の電位を検出する。そして、複数接触検出部
(18)は、電極(X1)と電極(X2)との電位差(ΔX)を検出
し、これが所定値以上の場合は、ステップ(S26)によ
り、複数接触の発生ありと判断 する。
【0037】そして、複数接触の発生ありと判断すと、
複数接触検出部(20)は、この時のデジタル処理部(16)で
の座標検出を行わずに、ステップ(S28)により、複数接
触の発生中であり且つ座標入力禁止状態であることを報
知部(20)により、使用者に警告する。そして、複数接触
の発生が無いと判断すと、従来と同様に、ステップ(S2
7)でY座標の検出入力を行う。
【0038】尚、この実施例では、報知部(20)は表示装
置であるが、これは音で報知するようにしてもよい。こ
の第1実施例では、感圧式タブレット(10)の第1抵抗シ
ート(SX)の2つの電極(X1,X2)間に電圧を印加すると共
に、第2抵抗シート(SY)の2つの電極(Y1,Y2)を高イン
ピ−ダンスとし、この2つの電極(Y1,Y2)の一方からの
電気的出力を検出することにより、X方向の座標を検出
し、前記第2抵抗シート(SY)の前記2つの電極(Y1,Y2)
間に電圧を印加すると共に、前記第1抵抗シート(SX)の
前記2つの電極(X1,X2)を高インピ−ダンス状態とし、
この2つの電極(X1,X2)の一方からの電気的出力を検出
することにより、Y方向の座標を検出する座標検出手段
(16)とを備える座標入力装置において、前記第1抵抗シ
ート(SX)の前記2つの電極(X1,X2)間に電圧を印加する
と共に、前記第2抵抗シート(SY)の前記2つの電極(Y1,
Y2)を高インピ−ダンス状態とし、この2つの電極(Y1,Y
2)の両方からの電気的出力を検出する検出手段(14)を備
えることを特徴としている。
【0039】また、この第1実施例では、感圧式タブレ
ット(10)の第1抵抗シート(SX)の2つの電極(X1,X2)間
に電圧を印加すると共に、第2抵抗シート(SY)の2つの
電極(Y1,Y2)を高インピ−ダンス状態とし、この2つの
電極(Y1,Y2)の一方からの電気的出力を検出することに
より、X方向の座標を検出し、前記第2抵抗シート(SY)
の前記2つの電極(Y1,Y2)間に電圧を印加すると共に、
前記第1抵抗シート(SX)の前記2つの電極(X1,X2)を高
インピ−ダンス状態とし、この2つの電極(X1,X2)の一
方からの電気的出力を検出することにより、Y方向の座
標を検出する座標検出手段(16)とを備える座標入力装置
において、前記第2抵抗シート(SY)の前記2つの電極(Y
1,Y2)に電圧を印加すると共に、前記第1抵抗シート(S
X)の前記2つの電極(X1,X2)を高インピ−ダンス状態と
し、この2つの電極(X1,X2)の両方からの電気的出力を
検出する検出手段(14)を備えることを特徴とする。
【0040】尚、この第1実施例では、ステップ(S26)
により、電位差(ΔX)が、所定値未満の場合は、複数接
触の発生なしと判断した。しかし、本願はこれに限定さ
れるものではなく、以下のようにしてもよい。つまり、
電位差(ΔX)が、ゼロの場合に、複数接触の発生なしと
判断する。この時、デジタル処理部(16)は、押圧点のX
方向の座標を(VY1/VX1)から演算出力する。そして、電
位差(ΔX)が、所定値以上の場合は、補正不可能な複数
接触の発生時と判断し、座標検出を禁止する。又、電位
差(ΔX)がゼロより大きく、且つ、所定値未満の場合
は、補正可能な複数接触の発生時と判断し、座標検出を
行う。この時、デジタル処理部(16)は、押圧点のX方向
の座標を(VY1+VY2)/(2)/(VX1)から演算出力する。
【0041】図11、図12を参照しつつ、本発明の第
2実施例を説明する。尚、従来例および第1実施例と同
一部分には同一符号を付した。この第2実施例は、電源
に一定電流(IC)を供給する定電流電源を用いた時の例で
ある。図11にも示されるように、回路後世は第1実施
例と同様である。
【0042】X座標を検出するためには、ステップ(S2
9)により、切替回路(A)を電極(X1)側、切替回路(B)を電
極(Y2)側に選択する。ステップ(S30)により、A/D変換部
(14)からの電極(X2)と電極(Y1)との電圧差を求める。ス
テップ(S31)により、複数接触検出部(18)は、この差
が、所定値以上の場合は、複数接触の発生ありと判断す
る。
【0043】そして、複数接触の発生ありと判断する
と、複数接触検出部(20)は、この時のデジタル処理部(1
6)での座標検出を行わずに、ステップ(S37)により、複
数接触の発生中であり且つ座標入力禁止状態であること
を報知部(20)により、使用者に警告する。そして、複数
接触の発生が無いと判断すと、従来と同様に、ステップ
(S32)でX座標の検出を、(ΔVX/IC)/RXにより求める。
【0044】Y座標検出も同様に動作する。Y座標を検
出するためには、ステップ(S33)により、切替回路(A)を
電極(Y1)側、切替回路(B)を電極(X2)側に選択する。ス
テップ(S34)により、A/D変換部(14)からの電極(Y2)と電
極(X1)との電圧差を求める。ステップ(S34)により、複
数接触検出部(18)は、この差が、所定値以上の場合は、
複数接触の発生ありと判断する。
【0045】そして、複数接触の発生ありと判断する
と、複数接触検出部(20)は、この時のデジタル処理部(1
6)での座標検出を行わずに、ステップ(S37)により、複
数接触の発生中であり且つ座標入力禁止状態であること
を報知部(20)により、使用者に警告する。そして、複数
接触の発生が無いと判断すと、従来と同様に、ステップ
(S36)でY座標の検出を、(ΔVY/IC)/RYにより求める。
【0046】尚、抵抗膜の複数接触あるいは面接触を検
知した後、それを操作する人に報知する報知手段として
は、ブザーによる警告音、スピーカからの音声合成によ
るガイダンス音声の警告、あるいは、表示ランプの点
灯、液晶に警告を表示するといった方法でも良い。つま
り、この第2実施例では、感圧式タブレット(10)の第1
抵抗シート(SX)の1つの電極(X1)と第2抵抗シート(SY)
の1つの電極(Y2)との間に定電流電源による電圧を印加
すると共に、第1抵抗シート(SX)の1つの電極(X2)と第
2抵抗シート(SY)の1つの電極(Y1)とを高インピ−ダン
スとし、この2つの電極(X2,Y1)の一方からの電気的出
力(電位)を検出することにより、一方向の座標を検出
し、感圧式タブレット(10)の第2抵抗シート(SY)の1つ
の電極(Y1)と第1抵抗シート(SX)の1つの電極(X2)との
間に定電流電源による電圧を印加すると共に、第2抵抗
シート(SY)の1つの電極(Y2)と第1抵抗シート(SX)の1
つの電極(X1)とを高インピ−ダンスとし、この2つの電
極(Y2,X1)の一方からの電気的出力を検出することによ
り、残り方向の座標を検出(算出)する座標検出手段(16)
とを備える座標入力装置において、前記2つの電極(X2,
Y1)の一方のみでなく、両方の電極(X2,Y1)の電気的出力
(電位)を検出することを特徴としている。
【0047】また、同じ座標入力装置において、前記2
つの電極(Y2,X1)の一方のみでなく、両方の電極(Y2,X1)
の電気的出力(電位)を検出することを特徴としている。
また、実施例では、電気特性値として、電位のみを検出
した本願はこれに限定されるものではなく、電流値等の
他の電気特性値を検出するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、感圧式タブレット(10)
において、発生した手つき等による複数接触状態を検知
できる。また、本発明によれば、従来の回路に大きな変
更を加えることなく、感圧式タブレットの複数接触状態
を検知できる。
【0049】また、本発明の報知手段(20)より、使用者
は複数接触状態であることを知ることが出来る。また、
本発明では、複数接触検出部(18)が、X方向用の2電極
(X1,X2)間の電気特性値の差により、複数接触を検出す
るので、本発明によれば、複数接触状態を検知できる。
【0050】また、本発明では、複数接触検出部(18)
が、Y方向用の2電極(Y1,Y2)間の電気特性値の差によ
り、複数接触を検出するので、本発明によれば、複数接
触状態を検知できる。又、本発明によれば、報知手段(2
0)により、使用者に複数接触状態であることを知らせる
ことができる。
【0051】又、本発明では、検出手段(14)により、高
インピ−ダンス状態時に、残りの2つの電極(X1,X2)(Y
1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の両方からの電気的特性を検出し
て、この検出した値より、複数接触状態の発生の有無、
座標補正の必要の有無、座標補正のためのデータ値を検
出することができる。又、本発明では、複数接触状態時
に、座標検出手段(16)での座標検出を禁止して、誤った
座標の値が入力されるのを防止している。
【0052】又、本発明では、複数接触状態時に、これ
を報知手段(20)で報知する。又、本発明は、複数接触状
態時に、座標補正を行って誤った座標の値が入力される
のを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の感圧式タブレットによる座標入力装置を
示す図である。
【図2】感圧式タブレットの断面図である。
【図3】感圧式タブレットの押圧接触時の抵抗の接触状
態を説明するための図である。
【図4】従来の座標入力装置の動作を説明するための図
である。
【図5】従来の座標入力装置の動作を説明するための図
である。
【図6】従来の他の座標入力装置の動作を説明するため
の図である。
【図7】従来の他の座標入力装置の動作を説明するため
の図である。
【図8】本発明の座標入力装置の第1実施例を説明する
ための構成図である。
【図9】感圧式タブレットの複数接触時の抵抗の接触状
態を説明するための図である。
【図10】この第1実施例の座標入力装置の動作を説明
するための図である。
【図11】本発明の座標入力装置の第2実施例を説明す
るための構成図である。
【図12】この第2実施例の座標入力装置の動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
(10)・・タブレット、 (12)・・電源、 (14)・・A/D変換部(検出回路)、 (16)・・デジタル処理部、 (18)・・複数接触検出部 (20)・・警告部、 (A)・・切替回路、 (B)・・切替回路、 (X1)・・電極、 (X2)・・電極、 (Y1)・・電極、 (Y2)・・電極、 (IC)・・定電流、 (SX)・・X抵抗膜、 (SY)・・Y抵抗膜、 (IL)・・電流、 (SS)・・スペース部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感圧式タブレット(10)の座標を検出する
    座標入力装置において、 タブレットX方向用の2電極(X1,X2)とY方向用の2電
    極(Y1,Y2)とからそれぞれ電気特性値を検出する検出回
    路(14)と、 抵抗膜の複数接点により生ずる抵抗値の変化をX方向用
    の2電極(X1,X2)間の電気特性値の差として検出する複
    数接触検出部(18)と、 を備えることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 感圧式タブレット(10)の座標を検出する
    座標入力装置において、 タブレットX方向用の2電極(X1,X2)とY方向用の2電
    極(Y1,Y2)とからそれぞれ電気特性値を検出する検出回
    路(14)と、 抵抗膜の複数接点により生ずる抵抗値の変化をY方向用
    の2電極(Y1,Y2)間の電気特性値の差として検出する複
    数接触検出部(18)と、 を備えることを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】 座標入力装置において、 感圧式タブレット(10)に同時に複数の接点があることを
    検出する複数接触検出部(18)と、 この複数接触検出部(18)からの検知信号により、これを
    報知する報知手段(20)とを備えることを特徴とする座標
    入力装置。
  4. 【請求項4】 感圧式タブレット(10)の4つの電極(X1,
    X2,Y1,Y2)中の2つの電極(Y1,Y2)(X1,X2)(X1,Y2)(Y1,X
    2)間に電圧を印加すると共に、残りの2つの電極(X1,X
    2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)を高インピ−ダンス状態と
    し、この残りの2つの電極(X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X
    1)の少なくとも一方の電気的特性を検出することによ
    り、接点座標を検出する座標入力装置において、 前記高インピ−ダンス状態時に、前記残りの2つの電極
    (X1,X2)(Y1,Y2)(X2,Y1)(Y2,X1)の両方からの電気的特性
    を検出する検出手段(14)を備えることを特徴とする座標
    入力装置。
  5. 【請求項5】 前記感圧タブレット(10)は、 相対する辺に一対の電極(X1,X2)を設けた第1抵抗シー
    ト(SX)と、 この一対の電極(X1,X2)に電圧を印加した場合に、この
    第1抵抗シート(SX)に発生する等電位線分布と交差する
    ような等電位線分布を生ずるように電圧印加用の2つの
    電極(Y1,Y2)を設けた第2抵抗シート(SY)と、 非押圧時に前記第1抵抗シート(SX)と前記第2抵抗シー
    ト(SY)とを電気的に非接触にするとともに、押圧時には
    この押圧された部分の前記第1抵抗シート(SX)と前記第
    2抵抗シート(SY)とを電気的に接触するように設けられ
    たスペ−ス部(SS)と、 を備えることを特徴とする請求項4の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段(14)により、前記残りの2
    つの電極の電位差を検出し、この電位差が所定値より大
    きい場合に、座標検出手段(16)での座標検出を禁止する
    複数接触検出手段(18)を備えることを特徴とする請求項
    4又は請求項5の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段(14)により、前記残りの2
    つの電極の電位差を検出し、この電位差が所定値より大
    きい場合に、これを報知手段(20)で報知する複数接触検
    出手段(18)を備えることを特徴とする請求項4〜6のい
    ずれか1項に記載の座標入力装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段(14)により、前記残りの2
    つの電極の電位により、座標補正を行う座標検出手段(1
    6)を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5の座
    標入力装置。
JP11678994A 1994-05-30 1994-05-30 座標入力装置 Pending JPH07319608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11678994A JPH07319608A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11678994A JPH07319608A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 座標入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07319608A true JPH07319608A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14695741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11678994A Pending JPH07319608A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07319608A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282586A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Vimicro Corp タッチスクリーン上の接触点を検出するシステム及び方法
JP2010128769A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nec Corp タッチパネル保護装置、タッチパネル保護方法およびタッチパネル保護プログラム
JP2011002891A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Jvc Kenwood Holdings Inc 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム
JP2012201303A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Honda Access Corp 自動車における車載機器の操作装置
JP2015041189A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ソニー株式会社 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282586A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Vimicro Corp タッチスクリーン上の接触点を検出するシステム及び方法
JP2010128769A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nec Corp タッチパネル保護装置、タッチパネル保護方法およびタッチパネル保護プログラム
JP2011002891A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Jvc Kenwood Holdings Inc 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム
JP2012201303A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Honda Access Corp 自動車における車載機器の操作装置
JP2015041189A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ソニー株式会社 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8487906B2 (en) Method for detecting a touched position on a touch device
KR100921813B1 (ko) 터치 패널 장치 및 이의 접촉위치 검출방법
CA1286747C (en) Pressure sensitive input apparatus
US20120200530A1 (en) Input device, and method for detecting the contact position of the device
JP3202483B2 (ja) 座標検出装置
JP2009009291A (ja) 画面入力型画像表示装置
KR101746231B1 (ko) 터치 패널의 제어 회로, 제어 방법 및 이들을 이용한 터치 패널 입력 장치, 전자 기기
JP2011076484A (ja) 入力装置、入力処理プログラム、および入力制御方法
JP2013171351A (ja) タッチパネル及びタッチパネル付表示装置
JP5336341B2 (ja) タッチパネル装置
JPH07319608A (ja) 座標入力装置
JP2006202006A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
JP2994155B2 (ja) 抵抗膜方式タブレット
KR20110039849A (ko) 터치 스크린을 구비한 디지털 기기와, 이를 위한 터치 좌표 보정 방법
JP2004078606A (ja) 抵抗膜接触型タッチパネル制御装置
JP3063626B2 (ja) ポインティング入力装置
WO2015173867A1 (ja) アナログタッチパネル装置
JPH0744305A (ja) 座標入力装置
JPH0854977A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
WO2020124439A1 (zh) 触摸面板、触摸装置及触摸检测方法
EP1411420B1 (en) Method for detecting touch-point coordinate for use in a resistive touch panel
JPH0695791A (ja) 座標検出装置
KR20050021080A (ko) 터치 패널의 불량 검출 방법
JPS59125479A (ja) 座標入力装置
JPH04182720A (ja) 感圧式タブレット