JPH07317403A - 車両扉のワンモーション開扉とセルフキャンセル装置 - Google Patents

車両扉のワンモーション開扉とセルフキャンセル装置

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JPH07317403A
JPH07317403A JP13102394A JP13102394A JPH07317403A JP H07317403 A JPH07317403 A JP H07317403A JP 13102394 A JP13102394 A JP 13102394A JP 13102394 A JP13102394 A JP 13102394A JP H07317403 A JPH07317403 A JP H07317403A
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JP
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lever
open lever
latch
ratchet
lock
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JP13102394A
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Masakatsu Yoshikuwa
正勝 吉桑
Tsugio Hoshikawa
次夫 星川
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作の軽い、コスト安価なワンモーション開
扉機構とセルフキャンセル装置を得る。 【構成】 第2オープンレバー18は前記ラチェット7
に直に接続して前記第2オープンレバー18により前記
ラチェット7を回転させてロック状態でも開扉できるワ
ンモーションにする。またロック状態で閉扉するとラチ
ェット7をラッチ5の外周に形成した凸部5aにより押
出して第2オープンレバー18を直に回動させて第2オ
ープンレバー18によりロックレバー13をアンロック
状態に切替えてセルフキャンセルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両扉のワンモーショ
ン開扉とセルフキャンセル装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車体側に固定されているストライカ
ーと係合して回転するラッチと該ラッチに係合して該ラ
ッチの逆転を防止するラチェットと、アンロック位置と
ロック位置の間切替回動自在のロックレバーと、アウタ
ーハンドルにより回転させられる第1オープンレバー
と、インナーハンドルにより回転させられる第2オープ
ンレバーと、前記ロックレバーに接続され前記ロックレ
バーがアンロック位置のときは前記第1オープンレバー
を回転させると前記第2オープンレバーは回転するがロ
ック位置のときは前記第1オープンレバーを回転させて
も前記第2オープンレバーは回転しなくなるリンク杆と
からなり、前記第2オープンレバーは前記ラチェットに
レバーを介して接続して前記第2オープンレバーをイン
ナーハンドルの開扉操作により回転させると前記ラチェ
ットをレバーを介して回転させてロック状態でもワンモ
ーションで開扉できるように構成し、またロック状態で
閉扉すると前記ラッチが前記ストライカーと係合して回
転することにより前記ラッチの外周面に弾着している前
記ラチェットを前記ラッチの外周に形成した凸部により
押出して前記第2オープンレバーをレバーを介して回動
させて前記リンク杆を前記第2オープンレバーにより移
動させて前記ロックレバーをアンロック状態に切替えて
セルフキャンセルするように構成した車両扉のワンモー
ション開扉とセルフキャンセル装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、構
造が複雑であるという課題と、操作が重いという課題を
有している。即ち、第2オープンレバーと前記ラチェッ
トは、その間にレバーを介して接続されているから、第
2オープンレバーでラチェットを離脱回動させるとき
は、その間のレバーを介して回転させるので重くなる。
また、レバーを介在させるから、構造が複雑になる。セ
ルフキャンセル機構も、ラチェットの動きをレバーを介
して第2オープンレバーに伝達させるので重くなる。
【0004】
【発明の目的】オープンレバーとラチェットの間にレバ
ーのないワンモーション開扉とセルフキャンセル装置を
得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
側に固定されているストライカー8と係合して回転する
ラッチ5と該ラッチ5に係合して該ラッチ5の逆転を防
止するラチェット7と、アンロック位置とロック位置の
間切替回動自在のロックレバー13と、アウターハンド
ルにより回転させられる第1オープンレバー15と、イ
ンナーハンドルにより回転させられる第2オープンレバ
ー18と、前記ロックレバー13に接続され前記ロック
レバー13がアンロック位置のときは前記第1オープン
レバー15を回転させると前記第2オープンレバー18
は回転するがロック位置のときは前記第1オープンレバ
ー15を回転させても前記第2オープンレバー18は回
転しなくなるリンク杆14とからなり、前記第2オープ
ンレバー18は前記ラチェット7に直に接続して前記第
2オープンレバー18をインナーハンドルの開扉操作に
より回転させると前記ラチェット7を回転させてロック
状態でも開扉できるように構成し、またロック状態で閉
扉すると前記ラッチ5が前記ストライカー8と係合して
回転することにより前記ラッチ5の外周面に弾着してい
る前記ラチェット7を前記ラッチ5の外周に形成した凸
部5aにより押出して前記第2オープンレバー18を直
に回動させて前記リンク杆14を前記第2オープンレバ
ー18により移動させて前記ロックレバー13をアンロ
ック状態に切替えるように構成した車両扉のワンモーシ
ョン開扉とセルフキャンセル装置としたものである。ま
た、本発明は、前記において、前記第1オープンレバー
15及び前記第2オープンレバー18は、ラチェット7
の軸6に軸着した車両扉のワンモーション開扉とセルフ
キャンセル装置としたものである。また、本発明は、前
記において、前記リンク杆14は、上下する構成にした
車両扉のワンモーション開扉とセルフキャンセル装置と
したものである。また、本発明は、扉側に取付けられる
ロック装置本体1の表側には凹部室3を形成し、該凹部
室3内の上部には軸4によりラッチ5を下部には軸6に
より常時前記ラッチ5に弾着するラチェット7を夫々軸
着し、前記ラッチ5の外周縁には閉扉時車体側に固定さ
れているストライカー8と係合して前記ラッチ5を回転
させる係合溝9及び前記ラチェット7が係合して前記ラ
ッチ5の逆転を防止するハーフラッチ係合段部10とフ
ルラッチ係合段部11及び前記ラチェット7を外方に押
し出す凸部5aを夫々設け、前記ロック装置本体1の裏
側に前記軸4を突出させてロック位置とアンロック位置
の間切替自在のロックレバー13を軸装し、該ロックレ
バー13の一端側13aには上下動リンク杆14の上端
を軸止し、該上下動リンク杆14の下部に凸部14cを
形成し、オープンレバーは2個に分割形成して前記ラチ
ェット7の前記軸6に軸着し、アウターハンドルに連結
するロッド17を係合させた第1オープンレバー15に
は前記軸6より放射方向に長い長孔16を下方に向けて
形成し、該長孔16に前記上下動リンク杆14の下部に
形成した突起14dを上下摺動自在に係合させ、前記軸
6に第2オープンレバー18の左右方向の中間位置を軸
着し、その一端側19の下面にはインナーハンドルの回
動で回転する回転レバー20を臨ませるとともに、前記
第2オープンレバー18には、アンロック位置にある前
記突起14dと相対峙する当接面18aと、ロック位置
にある前記突起14dと相対峙する空振溝18bと、他
端側21が下動したとき前記凸部14cを押下げてロッ
クレバー13をアンロック位置にする係合面18cとを
夫々設け、前記ロック装置本体1の前記軸6の側部には
前記軸6を中心とする上下方向の円弧孔22を設け、前
記第2オープンレバー18と前記ラチェット7とを前記
円弧孔22を通る連結棒24で連結した車両扉のワンモ
ーション開扉とセルフキャンセル装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉側に取付けられるロック装置本体で、ロック装置
本体1の表側には金属カバープレート2により包囲され
た凹部室3が形成され、凹部室3内の上部には軸4によ
り軸着されるラッチ5が、凹部室3内の下部には軸6に
より軸着され常時前記ラッチ5にバネの弾力で弾着する
ラチェット7が夫々設けられる。前記ラッチ5の外周縁
には、閉扉したとき車体側に固定されているストライカ
ー8と係合する係合溝9及び、前記ラチェット7の爪が
係合して前記ラッチ5の逆転を防止するハーフラッチ係
合段部10とフルラッチ係合段部11が夫々設けられ
る。また、前記ラッチ5の外周面には閉扉するといった
ん前記ラチェット7を外方に押してから前記ハーフラッ
チ係合段部10またはフルラッチ係合段部11に係合す
るようになる凸部5aが設けられる。前記ラッチ5と前
記ラチェット7は、実施例ではラッチ5は上部位置にラ
チェット7は下部位置に設けられるが、上下反対でも実
施できる。12は閉扉したとき前記ストライカー8が通
るストライカー進入溝である。
【0007】前記ロック装置本体1の裏側には、前記ラ
ッチ5の軸4を突出させ、軸4にロックレバー13を軸
装する。該ロックレバー13は死点越えのバネ(図省
略)が取付けてあって、アンロック位置とロック位置の
間節動自在である。前記ロックレバー13の一端側13
aは通常キーシリンダーに直接又は間接的に連結され、
前記ロックレバー13の他端側13bは通常シルノブに
直接又は間接的に連結され、キー又はシルノブの操作に
よりロック・アンロック位置に切替わる。
【0008】前記ロックレバー13の一端側13aには
上下動リンク杆14の上端が軸止される。該上下動リン
ク杆14は通常合成樹脂のような材料で形成され、全体
は略L形に形成されて垂直部14aと水平部14bとを
有する。前記垂直部14aの下端の前記水平部14bと
接合する部分は肉厚にした凸部14cを形成する。
【0009】オープンレバーは2つに分割形成されてい
て、15は第1オープンレバーであり、ラチェット7の
軸6に軸着されている。ラチェット7の軸6に軸着しな
くても実施できるがラチェット7の軸6に軸着した方が
簡単である。第1オープンレバー15には、軸6より放
射方向の下方に向けた長い長孔16を形成し、該長孔1
6に前記上下動リンク杆14の下部先端に形成した突起
14dを係合させる。該突起14dは、前記ロックレバ
ー13をアンロック位置にすると長孔16の下端に移動
し、前記ロックレバー13をロック位置にすると長孔1
6の上端に移動する。
【0010】前記第1オープンレバー15の回動端15
aには、アウターハンドルに連結するロッド17の先端
を係合させ、アウターハンドルを開扉操作するとロッド
17介して軸6を中心に左回転aするが、前記第1オー
プンレバー15はインナーハンドルとは全く無関係であ
って、インナーハンドルを開扉操作しても第1オープン
レバー15は回転しない。
【0011】前記軸6には、インナーハンドルの開扉操
作で回動する第2オープンレバー18も軸着される。第
2オープンレバー18は左右方向に長くその左右中間位
置が軸6に軸着され、一端側19の下面にはインナーハ
ンドルの回動でb方向に移動する回転レバー20が臨ん
でおり、回転レバー20が上動すると第2オープンレバ
ー18は左回転する。前記のようにロックレバー13を
アンロック位置にすると、上下動リンク杆14の突起1
4dは長孔16の下端に移動し、ロックレバー13をロ
ック位置にすると長孔16の上端に移動するが、第2オ
ープンレバー18にはアンロック位置にしたとき前記突
起14dと相対峙する当接面18aと、ロック位置にし
たとき前記突起14dに相対峙する空振溝18bとを設
けてある。また、第2オープンレバー18の他端側21
には、ロック位置で前記凸部14cに当接し、他端側2
1が下動すると、前記凸部14cを押下げてロックレバ
ー13をアンロック位置にする係合面18cと前記凸部
14cが嵌合する嵌合溝18dを設ける。
【0012】22は前記ロック装置本体1に形成した軸
6を中心とする上下方向の円弧孔であり、前記第2オー
プンレバー18より突出する筒部23が円弧孔22に臨
み、前記筒部23にはラチェット7より突出する連結棒
24が係合している。それゆえ、インナーハンドルを開
扉操作して回転レバー20を矢印bのように回転させる
と、該回転レバー20によって第2オープンレバー18
の一端側19を上動させるから、第2オープンレバー1
8は軸6を中心に左回転し、第2オープンレバー18よ
り突出す筒部23を円弧孔22に添って下動させて、連
結棒24を介してラチェット7をラッチ5より離脱させ
て開扉する。また、ロック状態で閉扉すると前記ラッチ
5が前記ストライカー8と係合して回転することにより
前記ラッチ5の外周面に弾着している前記ラチェット7
を前記ラッチ5の外周に形成した凸部5aにより押出し
て前記第2オープンレバー18を直に回動させて前記リ
ンク杆14を前記第2オープンレバー18により移動さ
せて前記ロックレバー13をアンロック状態に切替えて
セルフキャンセルする。
【0013】なお、図14は上記にスイッチ等を取付け
た例で、図14で25はアクチュエーター、26はモー
ター、27はフルラッチでランプが消える半ドア検出用
スイッチ(図15参照)、28はキー操作によりロック
・アンロックにしたときこれを検出するキー作動スイッ
チで、他のドアをロック・アンロックさせる。29はア
ウタハンドルの開扉操作するとキーシリンダーのランプ
がつくキー穴照明用スイッチ、図16で30はアクチュ
エーター25のケース、31は出力軸、32は出力歯
車、33はセクターギヤ、34はロック・アンロック検
出スイッチ、35はロック・アンロック検出スイッチに
固定した摺動端子、36は固定端子、37はキーレバー
である。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。キー又はシルノブ操作によ
り、ロックレバー13を図3のようにアンロック位置に
すると、上下動リンク杆14の突起14dは長孔16の
下端に移動し、第2オープンレバー18の当接面18a
と相対峙する。この状態で、アウターハンドルを開扉操
作してロッド17を介して第1オープンレバー15を左
回転aさせると、第1オープンレバー15の長孔16で
突起14dを横移動させるから当接面18aを押圧し、
第2オープンレバー18は軸6を中心に左回転し、第2
オープンレバー18より突出す筒部23に係合している
連結棒24を円弧孔22に添って下動させてラチェット
7をラッチ5より離脱させて開扉させ得る。
【0015】キー又はシルノブ操作により、図4のよう
にロックレバー13をロック位置にすると、上下動リン
ク杆14の突起14dは長孔16の上端に移動し、突起
14dは第2オープンレバー18の空振溝18bと相対
峙する。この状態で、アウターハンドルを開扉操作して
第1オープンレバー15を左回転させても、突起14d
は空振溝18bに係合するだけで第2オープンレバー1
8は回転せず、したがって、ラチェット7をラッチ5よ
り離脱させることはできないから、開扉できない。
【0016】しかし、図4のようにロックレバー13が
ロック位置であっても、インナーハンドルを開扉操作し
て回転レバー20を矢印bのように上動させると、回転
レバー20によって第2オープンレバー18の一端側1
9を上動させるから、第2オープンレバー18は軸6を
中心に左回転し、第2オープンレバー18より突出する
筒部23に係合している連結棒24は円弧孔22に添っ
て直に下動し、ラチェット7はラッチ5より離脱して開
扉させ得る。この作用が、ワンモーション機構である。
本発明の、ワンモーションは公知例とは異なり、第2オ
ープンレバー18とラチェット7との間にレバーは介在
されてなく、第2オープンレバー18とラチェット7は
直に結合されているから、軽く動く。
【0017】また、図4のようにロックレバー13をロ
ック位置にしておいて閉扉すると、閉扉時前記ラッチ5
はストライカー8と係合して回転するから、前記ラッチ
5の回転により、ラチェット7をラッチ5の外周に形成
した凸部5aにより外方に押し出すようになる(凸部5
aは2箇所あるから2度外方に押し出される)。そのた
め、閉扉時前記第2オープンレバー18は回動して前記
第2オープンレバー18の他端側21の係合面18cに
より上下動リンク杆14の前記凸部14cを押下げて、
上下動リンク杆14を下動させ、この運動で、ロックレ
バー13をアンロック位置に切替える。同時に、上下動
リンク杆14の突起14dは長孔16内を下端に移動
し、第2オープンレバー18の当接面18aに相対峙す
るようになり、これが、セルフキャンセル機構となる。
このセルフキャンセル機構も、公知例と相違し、ラチェ
ット7と第2オープンレバー18との間にレバーは介在
されてなく、直に結合されているから、軽く動く。
【0018】なお、図4のように、ロックレバー13を
ロック位置にして閉扉するとき、アウターハンドルを開
扉操作しながら閉扉すると、セルフキャンセルはされず
に閉扉できる。図7がその状態であり、アウターハンド
ルを開扉操作すると第1オープンレバー15は図4より
少しばかり左回転し、長孔16により突起14dを右に
移動させるから上下動リンク杆14は全体に右に移動し
て、その凸部14cも右に移動し、嵌合溝18dの下部
に臨むようになる。この状態で閉扉すると、ラッチ5は
ストライカー8と係合して回転し、ラッチ5の凸部5a
によりラチェット7を外方に押し出して第2オープンレ
バー18を左回転させても、第2オープンレバー18の
係合面18cで上下動リンク杆14を押下げることはで
きず、ロックのまま閉扉できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、車体側に固定されているスト
ライカー8と係合して回転するラッチ5と該ラッチ5に
係合して該ラッチ5の逆転を防止するラチェット7と、
アンロック位置とロック位置の間切替回動自在のロック
レバー13と、アウターハンドルにより回転させられる
第1オープンレバー15と、インナーハンドルにより回
転させられる第2オープンレバー18と、前記ロックレ
バー13に接続され前記ロックレバー13がアンロック
位置のときは前記第1オープンレバー15を回転させる
と前記第2オープンレバー18は回転するがロック位置
のときは前記第1オープンレバー15を回転させても前
記第2オープンレバー18は回転しなくなるリンク杆1
4とからなり、前記第2オープンレバー18は前記ラチ
ェット7に直に接続して前記第2オープンレバー18を
インナーハンドルの開扉操作により回転させると前記ラ
チェット7を回転させてロック状態でも開扉できるよう
に構成し、またロック状態で閉扉すると前記ラッチ5が
前記ストライカー8と係合して回転することにより前記
ラッチ5の外周面に弾着している前記ラチェット7を前
記ラッチ5の外周に形成した凸部5aにより押出して前
記第2オープンレバー18を直に回動させて前記リンク
杆14を前記第2オープンレバー18により移動させて
前記ロックレバー13をアンロック状態に切替えるよう
に構成した車両扉のワンモーション開扉とセルフキャン
セル装置としたから、第2オープンレバー18とラチェ
ット7はその間に他のレバー等を介在させず、直に接続
したので軽くワンモーション開扉及びセルフキャンセル
ができるばかりでなく、構造簡単になる。また、前記第
1オープンレバー15及び前記第2オープンレバー18
は、ラチェット7の軸6に軸着したので、第1オープン
レバー15の回転を第2オープンレバー18に伝達させ
る構成と、第2オープンレバー18とラチェット7の回
転伝達構成が容易にできる。また、前記リンク杆14
は、上下する構成にしたので、ロック、アンロックの切
替が容易にできる。また、扉側に取付けられるロック装
置本体1の表側には凹部室3を形成し、該凹部室3内の
上部には軸4によりラッチ5を下部には軸6により常時
前記ラッチ5に弾着するラチェット7を夫々軸着し、前
記ラッチ5の外周縁には閉扉時車体側に固定されている
ストライカー8と係合して前記ラッチ5を回転させる係
合溝9及び前記ラチェット7が係合して前記ラッチ5の
逆転を防止するハーフラッチ係合段部10とフルラッチ
係合段部11及び前記ラチェット7を外方に押し出す凸
部5aを夫々設け、前記ロック装置本体1の裏側に前記
軸4を突出させてロック位置とアンロック位置の間切替
自在のロックレバー13を軸装し、該ロックレバー13
の一端側13aには上下動リンク杆14の上端を軸止
し、該上下動リンク杆14の下部に凸部14cを形成
し、オープンレバーは2個に分割形成して前記ラチェッ
ト7の前記軸6に軸着し、アウターハンドルに連結する
ロッド17を係合させた第1オープンレバー15には前
記軸6より放射方向に長い長孔16を下方に向けて形成
し、該長孔16に前記上下動リンク杆14の下部に形成
した突起14dを上下摺動自在に係合させ、前記軸6に
第2オープンレバー18の左右方向の中間位置を軸着
し、その一端側19の下面にはインナーハンドルの回動
で回転する回転レバー20を臨ませるとともに、前記第
2オープンレバー18には、アンロック位置にある前記
突起14dと相対峙する当接面18aと、ロック位置に
ある前記突起14dと相対峙する空振溝18bと、他端
側21が下動したとき前記凸部14cを押下げてロック
レバー13をアンロック位置にする係合面18cとを夫
々設け、前記ロック装置本体1の前記軸6の側部には前
記軸6を中心とする上下方向の円弧孔22を設け、前記
第2オープンレバー18と前記ラチェット7とを前記円
弧孔22を通る連結棒24で連結した車両扉のワンモー
ション開扉とセルフキャンセル装置としたから、前記し
た効果はそのまま期待できる外、全体を合理的に形成で
き、製作面においても困難なところは存在しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック装置本体の正面図。
【図2】ロック装置本体の要部断面図。
【図3】アンロック状態背面図。
【図4】ロック状態背面図。
【図5】ワンモーション開扉状態及びセルフキャンセル
状態背面図。
【図6】アンロック状態でアウターハンドル開扉操作し
たときの背面図。
【図7】ロック状態でアウターハンドル開扉操作したま
ま閉扉したときの背面図。
【図8】上下動リンク杆背面図。
【図9】A−A断面図。
【図10】第1オープンレバー背面図。
【図11】B−B断面図。
【図12】第2オープンレバー背面図。
【図13】C−C断面図。
【図14】本願発明に各種スイッチを取付た背面図。
【図15】フルラッチ検出スイッチを設けたロック装置
本体の正面図。
【図16】アクチュエーターの内部とロックレバーの結
合部の背面図。
【符号の説明】
1…ロック装置本体、2…金属カバープレート、3…凹
部室、4…ラッチ軸、5…ラッチ、5a…凸部、6…ラ
チェット軸、7…ラチェット、8…ストライカー、9…
係合溝、10…ハーフラッチ係合段部、11…フルラッ
チ係合段部、12…ストライカー進入溝、13…ロック
レバー、13a…一端側、13b…他端側、14…上下
動リンク杆、14a…垂直部、14b…水平部、14c
…凸部、14d…突起、15…第1オープンレバー、1
5a…回動端、16…長孔、17…ロッド、18…第2
オープンレバー、18a…当接面、18b…空振溝、1
8c…係合面、18d…嵌合溝、19…一端、20…回
転レバー、21…他端、22…円弧孔、23…筒部、2
4…連結棒、25…アクチュエーター、26…モータ
ー、27…半ドア検出用スイッチ、28…キー作動スイ
ッチ、29…キー穴照明用スイッチ、30…ケース、3
1…出力軸、32…出力歯車、33…セクターギヤ、3
4…ロック・アンロック検出スイッチ、35…摺動端
子、36…固定端子、37…キーレバー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】しかし、図4のようにロックレバー13が
ロック位置であっても、インナーハンドルを開扉操作し
て回転レバー20を矢印bのように上動させると、回転
レバー20によって第2オープンレバー18の一端側1
9を上動させるから、第2オープンレバー18は軸6を
中心に左回転し、第2オープンレバー18より突出する
筒部23に係合している連結棒24は円弧孔22に添っ
て直に下動し、ラチェット7はラッチ5より離脱して開
扉させ得る。同時に第2オープンレバー18の左回転に
よりその係合面18cで上下動リンク杆14の突起14
dを押して、ロックレバー13をアンロック位置に切替
える。この作用が、ワンモーション機構である。本発明
の、ワンモーションは公知例とは異なり、第2オープン
レバー18とラチェット7との間にレバーは介在されて
なく、第2オープンレバー18とラチェット7は直に結
合されているから、軽く動く。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されているストライカー8
    と係合して回転するラッチ5と該ラッチ5に係合して該
    ラッチ5の逆転を防止するラチェット7と、アンロック
    位置とロック位置の間切替回動自在のロックレバー13
    と、アウターハンドルにより回転させられる第1オープ
    ンレバー15と、インナーハンドルにより回転させられ
    る第2オープンレバー18と、前記ロックレバー13に
    接続され前記ロックレバー13がアンロック位置のとき
    は前記第1オープンレバー15を回転させると前記第2
    オープンレバー18は回転するがロック位置のときは前
    記第1オープンレバー15を回転させても前記第2オー
    プンレバー18は回転しなくなるリンク杆14とからな
    り、前記第2オープンレバー18は前記ラチェット7に
    直に接続して前記第2オープンレバー18をインナーハ
    ンドルの開扉操作により回転させると前記ラチェット7
    を回転させてロック状態でも開扉できるように構成し、
    またロック状態で閉扉すると前記ラッチ5が前記ストラ
    イカー8と係合して回転することにより前記ラッチ5の
    外周面に弾着している前記ラチェット7を前記ラッチ5
    の外周に形成した凸部5aにより押出して前記第2オー
    プンレバー18を直に回動させて前記リンク杆14を前
    記第2オープンレバー18により移動させて前記ロック
    レバー13をアンロック状態に切替えるように構成した
    車両扉のワンモーション開扉とセルフキャンセル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1オープンレ
    バー15及び前記第2オープンレバー18は、ラチェッ
    ト7の軸6に軸着した車両扉のワンモーション開扉とセ
    ルフキャンセル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記リンク杆14
    は、上下する構成にした車両扉のワンモーション開扉と
    セルフキャンセル装置。
  4. 【請求項4】 扉側に取付けられるロック装置本体1の
    表側には凹部室3を形成し、該凹部室3内の上部には軸
    4によりラッチ5を下部には軸6により常時前記ラッチ
    5に弾着するラチェット7を夫々軸着し、前記ラッチ5
    の外周縁には閉扉時車体側に固定されているストライカ
    ー8と係合して前記ラッチ5を回転させる係合溝9及び
    前記ラチェット7が係合して前記ラッチ5の逆転を防止
    するハーフラッチ係合段部10とフルラッチ係合段部1
    1及び前記ラチェット7を外方に押し出す凸部5aを夫
    々設け、前記ロック装置本体1の裏側に前記軸4を突出
    させてロック位置とアンロック位置の間切替自在のロッ
    クレバー13を軸装し、該ロックレバー13の一端側1
    3aには上下動リンク杆14の上端を軸止し、該上下動
    リンク杆14の下部に凸部14cを形成し、オープンレ
    バーは2個に分割形成して前記ラチェット7の前記軸6
    に軸着し、アウターハンドルに連結するロッド17を係
    合させた第1オープンレバー15には前記軸6より放射
    方向に長い長孔16を下方に向けて形成し、該長孔16
    に前記上下動リンク杆14の下部に形成した突起14d
    を上下摺動自在に係合させ、前記軸6に第2オープンレ
    バー18の左右方向の中間位置を軸着し、その一端側1
    9の下面にはインナーハンドルの回動で回転する回転レ
    バー20を臨ませるとともに、前記第2オープンレバー
    18には、アンロック位置にある前記突起14dと相対
    峙する当接面18aと、ロック位置にある前記突起14
    dと相対峙する空振溝18bと、他端側21が下動した
    とき前記凸部14cを押下げてロックレバー13をアン
    ロック位置にする係合面18cとを夫々設け、前記ロッ
    ク装置本体1の前記軸6の側部には前記軸6を中心とす
    る上下方向の円弧孔22を設け、前記第2オープンレバ
    ー18と前記ラチェット7とを前記円弧孔22を通る連
    結棒24で連結した車両扉のワンモーション開扉とセル
    フキャンセル装置。
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